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Bugs/*.wml
鍋谷です。
遠藤さん、査読ありがとうございます。
御指摘に従ったものを再送します。
Bugs/server-control.wml
Bugs/server-request.wml
Bugs/Access.wml
Bugs/Reporting.wml
* fixed typo.
--
大阪大学理学研究科物理学専攻 博士後期課程2年 大坪研究室(06-6850-5346)
鍋谷 栄展 nabetani@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
#use wml::debian::template title="Debian バグ追跡システム" NOHEADER=yes WEBMASTER=bugs
<!--original_revision: 1.3 :-->
<h1>バグコントロールメールサーバ入門</h1>
電子メールによってバグ報告記録や関連文書を取り寄せることができる
メールサーバが <code>request@bugs.debian.org</code> にありますが、
更にバグ報告をいろいろな方法で操作できるメールサーバが
<code>control@bugs.debian.org</code> で運用されています。
<p>
コントロールサーバは、いくつかの追加コマンドがある以外はリクエスト
サーバと同じ動作をします。実際に、2つのサーバは同じプログラムなのです。
アドレスを2つにした理由は、ユーザが単に情報を要求しているだけである
場合に、 誤って問題が起きるのを避けるためです。
<p>
どちらかのアドレスにメールを送る場合のメールサーバの基本操作と
利用可能な共通コマンドの詳細については WWW上の
<A href="server-request#introduction">リクエストサーバ入門</A>、
ファイル <code>bug-log-mailserver.txt</code>、または
どちらかのメールサーバに <code>help</code> を送ることで参照できます。
<p>
メールサーバの <A href="server-refcard">リファレンスカード</A>
を WWW 上やファイル <code>bug-mailserver-refcard.txt</code> で参照
できます。または、電子メールで <code>refcard</code> コマンドを送る
ことでも利用できます)。
<h1>コントロールメールサーバのみで利用可能なコマンド</h1>
<dl>
<dt><code>close</code> <var>bugnumber</var>
<dd>
バグ報告 #<var>bugnumber</var> をクローズする。
<p>
バグを報告したユーザに通知が送られる。しかし、
(<var>bugnumber</var><code>-done@bugs</code> にメールを送った場合と
違い)バグをクローズしたメールの本文はその通知に<em>添付されない</em>。
バグ報告をクローズしたメンテナーは、別にメッセージを送るなどして、
バグを報告したユーザがなぜそのバグがクローズされたか確実に分かる
ようにしなければならない。
<dt><code>reassign</code> <var>bugnumber</var> <var>package</var>
<dd>
バグ報告 #<var>bugnumber</var> が <var>package</var> のバグであること
を記録する。このコマンドは、ユーザが擬似ヘッダをつけ忘れた場合に
パッケージを設定したり、以前のパッケージ設定を変更するために利用される。
この変更による通知は(処理中の写しの通常情報以外に)誰にも送られない。
<dt><code>reopen</code> <var>bugnumber</var>
[ <var>originator-address</var> | <code>=</code> | <code>!</code> ]
<dd>
バグ報告 #<var>bugnumber</var> がクローズされている場合、再オープンする。
<p>
デフォルトで、または <code>=</code> を指定することで、元々の報告者が
そのまま再オープンされたバグ報告の報告者となる。そのため、元々の報告者は
そのバグ報告が再びクローズされる時に通知を受け取ることになる。
<p>
<var>originator-address</var> を指定した場合、バグ報告者のアドレス
を設定できる。自分が再オープンしたバグ報告の新しい報告者になる場合は、
<code>!</code> を使用するか、または自分の電子メールアドレスを指定する。
<p>
通常は、記録しようとする人がバグ報告を再オープンする報告者になる
と良いであろう。その場合、バグが再びクローズされる時に通知を受け
取ることができる。
<p>
バグがクローズされていない場合、reopen は何もせず、報告者の変更も行わない。
未解決バグ報告の報告者を変更する方法はない
(これは意図的であり、報告したバグについて誰からも何の発言も無いうちに
バグがクローズされ28日後にバグが消去されてしまうことを防ぐ)。
<dt><code>forwarded</code> <var>bugnumber</var> <var>address</var>
<dd>
バグ報告 <var>bugnumber</var> がパッケージの原作者のアドレス
<var>address</var> に転送されていることを記録する。バグ報告自体は
実際に転送されない。このコマンドは、間違った forwarded-to アドレス
を変更したり、転送済であることが記録されていないバグに対して
新しいアドレスを指定したりするのに使用できる。
<dt><code>notforwarded</code> <var>bugnumber</var>
<dd>
<var>bugnumber</var> が任意のパッケージ原作者に転送済である
という記録を抹消する。バグ報告が転送済でない場合、
このコマンドは何もしない。
<dt><code>retitle</code> <var>bugnumber</var> <var>new-title</var>
<dd>
指定したバグ報告のタイトルを変更する
(デフォルトは元々のバグ報告の <code>Subject</code> メールヘッダが
使われる)。
<p>
他の多くのバグ操作コマンドと異なり、このコマンドをマージされたバグ報告
のひとつに用いた場合、変更を要求したバグ報告のタイトルのみが変更され、
マージされている全てのバグ報告のタイトルは変更されない。
<dt><code>severity</code> <var>bugnumber</var> <var>severity</var>
<dd>
バグ報告 #<var>bugnumber</var> の severity (重要度)レベルを
<var>severity</var> に設定する。この変更はバグを報告したユーザには
通知されない。
<p>
severity には
<code>critical(致命的)</code>、<code>grave(重大)</code>、
<code>normal(通常)</code>、<code>important(重要)</code>、
<code>wishlist(要望)</code> がある。
<A href="Developer#severities">これらの意味</A>については、
バグシステムの一般開発者文書で調べること。
<dt><code>merge</code> <var>bugnumber</var> <var>bugnumber</var> ...
<dd>
2つ、またはそれ以上のバグ報告をマージする。
バグ報告がマージされると、マージされたバグ報告の任意の一つに対して
オープン、クローズ、転送済としてマーク・マーク解除したり、新しい
パッケージに再指定したりした場合に、マージされたバグ報告全てに同
じ操作がなされる。
<p>
バグ報告をマージするためには、それらが厳密に同じ状態でなければならない。
つまり、すべてのバグがオープンであるかクローズであり、すべて同じ原作者
のアドレスに転送済となっているか未転送になっていて、更に、すべて
同じパッケージ(群)に指定されていなければならない
(バグが指定されているパッケージについて完全文字列比較が行われる)。
それらのバグが同じ状態でない場合、<code>merge</code> コマンドを使用
する前に、<code>reassign</code>、<code>reopen</code> 等を使って
同じ状態にしなければならない。
<p>
<code>merge</code> コマンドで与えられた任意のバグが既に別のバグに
マージされている場合、コマンドに与えられた任意のバグにマージされ
ているすべてのバグがマージされる。「マージ」は(数学の)等号に似て
おり、再帰性、推移性、対称性を持つ。
<p>
マージされたバグ報告は、それぞれの報告のログに注意書きがなされる。
WWWページ上では、マージされている他のバグへのリンクが含められる。
<p>
マージされたバグ報告は、それぞれ個別の抹消期限がすべてのバグ
報告について満了した後、すべて同時に抹消される。
<dt><code>unmerge</code> <var>bugnumber</var>
<dd>
指定したバグ報告を、これにマージされていた他のバグ報告から分離する。
指定したバグ報告が複数のバグ報告にマージされていた場合は、指定したバグ
報告以外はすべてマージされたままとなる。
明示的に指定したバグのみが結合を取り除かれる。
<p>
ひとつにマージされた多くのバグ報告を 2 つのグループに分けたい場合は、
新しいグループに移したいバグ報告をそれぞれ個別にアンマージし、それから
新しいグループにマージしなければならない。
<p>
<code>unmerge</code> コマンド一回でバグ報告をひとつだけアンマージする
ことができる。複数のバグ報告を分離したい場合は、メール本文に複数の
<code>unmerge</code> コマンドを含めなければならない。
</dl>
<hr>
他のページ
<ul>
<li><A href="./">バグ追跡システムトップページ</A>
<li><A href="Reporting">Debian にバグを報告する方法</A>
<li><A href="Access">バグ追跡システムに記録されているバグ報告の調べ方</A>
<li><A href="Developer">バグ処理システムに関する開発者情報</A>
<li><A href="server-request">メールサーバの基本とバグ情報を取得するためのコマンド</A>
<li><A href="server-refcard">メールサーバリファレンスカード</A>
<li><A href="db/ix/full.html">未解決バグ、最近報告されたバグ一覧</A>
<li><A href="db/ix/packages.html">バグ報告を受けているパッケージ</A>
<li><A href="db/ix/maintainers.html">バグ報告を受けているパッケージメンテナー</A>
<li><A href="../">Debian GNU/Linux トップページ</A>
</ul>
<hr>
<address>
<A href="http://www.chiark.greenend.org.uk/~ijackson/">Ian Jackson</A>
/
<A href="mailto:owner@bugs.debian.org">owner@bugs.debian.org</A>.
29 Mar 1998.
<p>
Debian bug tracking system
copyright 1994-1997 Ian Jackson, copyright 1997 nCipher Corporation Ltd,
copyright 1995 Steven Brenner.
<A href="http://www.chiark.greenend.org.uk/~ian/debbugs/">Available
under the GPL.</A>
</address>
#use wml::debian::template title="Debian バグ追跡システム" NOHEADER=yes WEBMASTER=bugs
<!--original_revision: 1.3 :-->
<h1>メールサーバリファレンスカード</h1>
メールサーバについての完全な文書は WWW 上で利用できます。テキスト形式でも
<A href="server-request">bug-log-mailserver.txt</A> または
<A href="server-control">bug-maint-mailcontrol.txt</A> を
参照できます。また、本文に <code>help</code> と書いた電子メール
を各メールサーバに送ることでも利用できます。
<h2><code>request@bugs.debian.org</code> で利用できるコマンド一覧</h2>
<ul compact>
<li><code>send</code> <var>bugnumber</var>
<li><code>send-detail</code> <var>bugnumber</var>
<li><code>index</code> [<code>full</code>]
<li><code>index-summary by-package</code>
<li><code>index-summary by-number</code>
<li><code>index-maint</code>
<li><code>index maint</code> <var>maintainer-substring</var>
<li><code>index-packages</code>
<li><code>index packages</code> <var>package-substring</var>
<li><code>send-unmatched</code> [<code>this</code>|<code>0</code>]
<li><code>send-unmatched</code> <code>last</code>|<code>-1</code>
<li><code>send-unmatched</code> <code>old</code>|<code>-2</code>
<li><code>getinfo</code> <var>filename</var> <em>(下記を参照)</em>
<li><code>help</code>
<li><code>refcard</code>
<li><code>quit</code>|<code>stop</code>|<code>thank</code>...|<code>--</code>...
<li><code>#</code>... <em>(comment)</em>
<li><code>debug</code> <var>level</var>
</ul>
<h3><code>getinfo</code> で得られる情報ファイル一覧</h3>
<ul compact>
<li><code>maintainers</code>
<li><code>override.</code><var>distribution</var>
<li><code>override.</code><var>distribution</var><code>.non-free</code>
<li><code>override.</code><var>distribution</var><code>.contrib</code>
<li><code>override.experimental</code>
<li><code>pseudo-packages.description</code>
<li><code>pseudo-packages.maintainers</code>
</ul>
<h2>コントロールメールサーバで上記以外に利用できる追加コマンド一覧</h2>
<ul compact>
<li><code>close</code> <var>bugnumber</var>
<em>(you must separately tell originator why)</em>
<li><code>reassign</code> <var>bugnumber</var> <var>package</var>
<li><code>severity</code> <var>bugnumber</var> <var>severity</var>
<li><code>reopen</code> <var>bugnumber</var>
[ <var>originator-address</var> | <code>=</code> | <code>!</code> ]
<li><code>forwarded</code> <var>bugnumber</var> <var>address</var>
<li><code>notforwarded</code> <var>bugnumber</var>
<li><code>retitle</code> <var>bugnumber</var> <var>new-title</var>
<li><code>merge</code> <var>bugnumber</var> <var>bugnumber</var> ...
<li><code>unmerge</code> <var>bugnumber</var>
</ul>
<code>reopen</code> の引き数に<code>=</code>を使った場合や
originator-address を指定しない場合、元々のバグ提出者を originator
のまま残します。<code>!</code>を使うと reopen をした人が originator
に設定されます。
<p>
severity には、<code>critical(致命的)</code>、<code>grave(重大)</code>,
<code>normal(通常)</code>、<code>important(重要)</code>、
<code>wishlist(要望)</code>
があります。
<hr>
その他のページ
<ul>
<li><A href="./">バグ追跡システムトップページ</A>
<li><A href="server-request">リクエストメールサーバ使用法</A>
<li><A href="server-control">コントロールメールサーバ使用法</A>
<li><A href="Reporting">Debian にバグを報告する方法</A>
<li><A href="Access">バグ追跡システムに記録されているバグ報告の調べ方</A>
<li><A href="Developer">バグ処理システムに関する開発者情報</A>
<li><A href="db/ix/full.html">未解決バグ、最近報告されたバグ一覧</A>
<li><A href="db/ix/packages.html">バグ報告を受けているパッケージ</A>
<li><A href="db/ix/maintainers.html">バグ報告を受けているパッケージメンテナー</A>
<li><A href="../">Debian GNU/Linux トップページ</A>
</ul>
<hr>
<address>
<A href="http://www.chiark.greenend.org.uk/~ijackson/">Ian Jackson</A>
/
<A href="mailto:owner@bugs.debian.org">owner@bugs.debian.org</A>.
29 Mar 1998.
<p>
Debian bug tracking system
copyright 1994-1997 Ian Jackson, copyright 1997 nCipher Corporation Ltd,
copyright 1995 Steven Brenner.
<A href="http://www.chiark.greenend.org.uk/~ian/debbugs/">Available
under the GPL.</A>
</address>
#use wml::debian::template title="Debian バグ追跡システム" NOHEADER=yes WEBMASTER=bugs
<!--original_revision: 1.3 :-->
<A name="developers">
<h1>バグ追跡システムに記録されているバグ報告を調べる</h1>
</A>
バグ処理システムが受け取ったり送信したりした全てのメッセージはログ
がとられており、いくつかの方法で見ることができます。
<p>
ログの写しは WWW 上で閲覧できます。アドレスは
<A href="http://www.chiark.greenend.org.uk/debian/Bugs/"><code>http://www.chiark.greenend.org.uk/debian/Bugs/</code></A>、
<A href="http://www.infodrom.north.de/Debian/Bugs/"><code>http://www.infodrom.north.de/Debian/Bugs/</code></A>、
<A href="http://www.nl.debian.org/Bugs/"><code>http://www.nl.debian.org/Bugs/</code></A>、
<br>
<A href="http://www.debian.org/Bugs/"><code>http://www.debian.org/Bugs/</code></A>
<p>
要求に応じて平文でバグ報告を送付してくれる <A href="server-request">
メールサーバ</A>があります。</code>request@bugs.debian.org</code> 宛に、
本文に <code>help</code> とだけ書いた電子メールを送ると使用法が返信さ
れます(<code>Subject</code> 行は無視されます)。また、WWW 上やファイル
<code>bug-log-mailserver.txt</code> でもその使用法を参照することができ
ます。
<hr>
その他のページ
<ul>
<li><A href="./">バグ追跡システムトップページ</A>
<li><A href="Reporting">Debian にバグを報告する方法</A>
<li><A href="Developer">バグ処理システムに関する開発者情報</A>
<li><A href="db/ix/full.html">未解決バグ、最近報告されたバグ一覧</A>
<li><A href="db/ix/packages.html">バグ報告を受けているパッケージ</A>
<li><A href="db/ix/maintainers.html">バグ報告を受けているパッケージメンテナー</A>
<li><A href="../">Debian GNU/Linux トップページ</A>
</ul>
<hr>
<address>
<A href="http://www.chiark.greenend.org.uk/~ijackson/">Ian Jackson</A>
/
<A href="mailto:owner@bugs.debian.org">owner@bugs.debian.org</A>.
20 Jan 1998.
<p>
Debian bug tracking system
copyright 1994-1997 Ian Jackson, copyright 1997 nCipher Corporation Ltd,
copyright 1995 Steven Brenner.
<A href="http://www.chiark.greenend.org.uk/~ian/debbugs/">Available
under the GPL.</A>
</address>
#use wml::debian::template title="Debian バグ追跡システム" NOHEADER=yes WEBMASTER=bugs
<!--original_revision: 1.4 :-->
<h1>Debian にバグを報告する方法</h1>
以下に説明する手順に従い、
<A href="mailto:submit@bugs.debian.org"><code>submit@bugs.debian.org</code></A>
に電子メールを送ってください。
<p>
一つのバグ報告に、お互いに関係のないバグをいくつも書かないで下さい。
特に異なるパッケージのバグを一つにまとめるのは避けて下さい。また、
バグ報告を <code>submit@bugs</code> 以外のメーリングリストや受信者
宛に送付しないで下さい(正しい報告方法については
<A href="#xcc">下記</A>にて詳しく説明します)。
<p>
現在未解決のバグの一覧は、
<A href="./">WWW上</A>、または<A href="Access">それ以外</A>
から利用できます。- 詳細については他の文書を参照して下さい。
<p>
メール本文の先頭に「擬似ヘッダ」を記述してください。バグのあるパッケ
ージ名とそのバージョンを <code>Package:</code> と <code>Version:</code>
行に指定します。(擬似ヘッダは本文の先頭になければなりません。バグ追跡
システムは今のところ MIME 形式や PGP を使用したメールを処理できません。)
(パッケージ名やバージョンは dpkg --search や dpkg --list で調べること
ができます。dpkg --help を参照して下さい。)
<em><A href="#details">詳しい必要事項</A>は以下で説明します。</em>
<p>
実際に存在する Debian パッケージ以外のバグを報告する際、
<code>Package</code> 行には擬似パッケージを記述します。利用可能な
<A href="db/ix/pseudopackages.html">擬似パッケージ一覧</A>
は WWW ページで参照できます。
<h2><A name="example">報告例</A></h2>
バグ報告はメールヘッダも含めて以下のようなものになります。
<pre>
To: submit@bugs.debian.org
From: diligent@xxxxxxxxxxxxxxxxx
Subject: Hello says `goodbye'
<A name="pseudoheader">Package: hello</A>
Version: 1.3-2
When I invoke `hello' without arguments from an ordinary shell
prompt it prints `goodbye', rather than the expected `hello, world'.
Here is a transcript:
$ hello
goodbye
$ /usr/bin/hello
goodbye
$
I suggest that the output string, in hello.c, be corrected.
I am using Debian 1.1, kernel version 1.3.99.15z
and libc 5.2.18.3.2.1.3-beta.
</pre>
<h2><A name="details">バグ報告には以下の情報を記述してください。</A></h2>
<ul>
<li>画面に出力されたか、ログファイルに残されたエラーメッセージ
の<em>正確</em> で <em>完全</em> な写し。これは非常に重要です!
<li>問題を再現するための正確なキー操作や手順。
<li>不正な動作についての説明。正常時に期待される動作と、実際に起
きた振舞いを正確に。これらを示すには、実際の実行例の写しを添付す
ると良いでしょう。
<li>もしあれば、修正案またはパッチ。
<li>問題がおきたプログラムの詳細な設定。設定ファイルのすべての内容を
含めて下さい。
<li>バグのあるパッケージが依存しているすべてのパッケージのバージョン。
<li>現在使用しているカーネルのバージョン(<code>uname -a</code> で調べられます)。
<li>現在使用している共有 C ライブラリのバージョン
(<code>ls -l /lib/libc.so.6</code>で調べられます)。
<li>その他、必要と思われる御自分の Linux システムの詳細はなんでも。
例えば、Debian の Perl スクリプトに問題がある場合は、おそらく 'perl'
バイナリのバージョンも報告するでしょう(<code>perl -v</code>)。
<li>御自分のシステムで必要と思われるハードウェアの詳細。
デバイスドライバの問題を報告する場合は、システム上のすべてのハードウェア
を列挙して下さい。IRQ や I/O アドレスの衝突が原因であることがよくあり
ますから。
</ul>
その他関係ありそうな詳しい情報はなんでも書いて下さい。情報をつめ込み
すぎても長大なバグ報告になってしまう恐れはほとんどありません。問題を
再現するために使用するファイルも、小さいものでしたら一緒にバグ報告に
含めて下さい(テキスト以外のファイルは uuencode して下さい)。
<p>
もちらんどのような電子メールでも同じですが、メールヘッダの Subject
行には明解でわかりやすい説明を含めなくてはいけません。あなたがつけ
たサブジェクトはバグ追跡システムにおいてバグの最初のタイトルとして
使用されます。バグの内容がわかるなサブジェクトをつけるよう心掛けて
ください!
<h2><A name="xcc">バグ報告の写しを他のアドレスへ送る</A></h2>
バグ報告の写しを、通常の送付先である <code>debian-bugs-dist</code> や
パッケージメンテナー以外に送らなければならないこともあります。
<p>
アドレスを CC 行に記述することで、バグ報告を別のアドレスにも送付
することができますが、その写しの方には <code>Reply-To</code> 行や
<code>Subject</code> 行にバグ報告番号が付加されません。このような
メールに返事をする場合、おそらくヘッダに
<code>submit@bugs.debian.org</code> エントリが残されたままになりま
すので、そのメッセージは新しいバグ報告として記録されてしまいます。
そのため、重複したバグ報告が多数発生してしまいます。
<p>
<em>正しい</em> 方法は <code>X-Debian-CC</code> ヘッダを使用することで
す。以下のような行を(<code>Package</code> フィールドがある擬似ヘッダで
はなく)メッセージのメールヘッダに追加して下さい。
<pre>
X-Debian-CC: other-list@xxxxxxxxxx
</pre>
このように記述すると、バグ追跡システムは <code>debian-bugs-dist</code>
と同様に <code>X-Debian-CC</code> 行に書いてあるアドレスにもバグ報告を
送付します。
<p>
この機能は、<code>quiet</code> へ送付する時に組みあわせると有効である
ことが多いです。- 以下を参照して下さい。
<h2><A name="severities">重要度(Severity レベル)</A></h2>
報告するバグが特に深刻である場合や、単に将来的な要望である場合、
バグ報告を行う際にそのバグの重要度 (severity レベル) を設定するこ
とができます。しかし、これは必須ではありません。あなたが指定して
いない場合は、開発者があなたの報告に対して適切な severity レベル
を指定します。
<p>
severity レベルを指定するには、擬似ヘッダに
<code>Package</code> 行と <code>Version</code> 行の他に、
<code>Severity: <var>severity</var></code> 行を付けます。
使用可能な severity レベルは
<A href="Developer#severities">開発者用文書</A> に記載されています。
<h2>メーリングリストに転送しない場合 - 些細なバグを報告する方法</h2>
些細な(例えば、ドキュメントの誤字や原因が明らかなパッケージ構築の
問題などの)バグを報告する場合や、多くのバグ報告を一度に提出する場合
は、<code>maintonly@bugs</code> または <code>quiet@bugs</code> へ
送付して下さい。<code>maintonly</code> は ( 擬似ヘッダに
<code>Package</code> 行が正しく記載されていて、かつそのパッケージに
メンテナーがいる場合)パッケージメンテナーにバグ報告を送付します。
また、<code>quiet</code> に送られたバグ報告はその記録が残されるだけ
で、どこにも転送されません(例えば、同じようなバグ報告を多く提出して
いて、その要約だけを投稿したい場合などに利用できます)。
<p>
このようにすることで、バグ追跡システムが転送するすべてメッセージに
<code>Reply-to</code> 行が設定されますので、その返信はデフォルトで
最初のバグ報告と同様な処理がなされます。
<h3>不明なパッケージ、または <code>Package</code> 行のないバグ報告</h3>
関連するパッケージのメンテナーが不明の場合、
宛て先が <code>maintonly</code> であっても、
バグ追跡システムはそのバグ報告を <code>debian-bugs-dist</code> に
転送します。
<p>
<code>maintonly@bugs</code> または <code>nnn-maintonly@bugs</code> に
送付する際は、送付するバグ報告がパッケージを正しく指定していることを
確認して下さい。
新たにバグ報告を発行する場合は、その本文先頭に <code>Package</code>
行を正しく記載してください。既に報告されているバグ報告のパッケージ
名等が誤っている場合は、先に
<A href="server-control"><code>control@bugs</code> サービス</A>
を利用して適切なものへ(再)指定してください。
<h2><code>dpkg</code> を使ってバグ報告に載せるためパッケージ名と
バージョンを調べる</h2>
あるコマンドについてバグ報告をする場合は、<code>dpkg --search</code>
を使うと、どのパッケージからインストールしたか調べられます。
<code>dpkg --list</code> や <code>dpkg --status</code> を使うと
インストール済パッケージのバージョンがわかります。
<p>
例:
<pre>
$ which dpkg
/usr/bin/dpkg
$ type dpkg
dpkg is hashed (/usr/bin/dpkg)
$ dpkg --search /usr/bin/dpkg
dpkg: /usr/bin/dpkg
$ dpkg --search '*/dpkg'
dpkg: /usr/doc/copyright/dpkg
dpkg: /var/lib/dpkg
dpkg: /usr/bin/dpkg
dpkg: /usr/lib/dpkg
dpkg: /usr/doc/dpkg
$ dpkg --list dpkg
Desired=Unknown/Install/Remove/Purge
| Status=Not/Installed/Config-files/Unpacked/Failed-config/Half-installed
|/ Err?=(none)/Hold/Reinst-required/X=both-problems (Status,Err: uppercase=bad)
||/ Name Version Description
+++-===============-==============-============================================
ii dpkg 1.2.9elf Package maintenance system for Debian GNU/Linux
$ dpkg --status dpkg
Package: dpkg
Essential: yes
Status: install ok installed
Priority: required
Section: base
Maintainer: Ian Jackson <ian@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
Version: 1.2.9elf
Replaces: dpkgname
Pre-Depends: libc5 (>= 5.2.18-2), ncurses3.0
Conflicts: dpkgname
Description: Package maintenance system for Debian GNU/Linux
This package contains the programs which handle the installation and
removal of packages on your system.
.
The primary interface for the dpkg suite is the `dselect' program;
a more low-level and less user-friendly interface is available in
the form of the `dpkg' command.
$
</pre>
<hr>
他のページ:
<ul>
<li><A href="./">バグ追跡システムトップページ</A>
<li><A href="Developer">バグ処理システムに関する開発者情報</A>
<li><A href="Access">WWW 以外でバグ追跡システムのバグ報告ログを調べる</A>
<li><A href="db/ix/full.html">未解決バグ、最近報告されたバグ一覧</A>
<li><A href="db/ix/packages.html">バグ報告を受けているパッケージ</A>
<li><A href="db/ix/maintainers.html">バグ報告を受けているパッケージメンテナー</A>
<li><A href="../">Debian GNU/Linux トップページ</A>
</ul>
<hr>
<address>
<A href="http://www.chiark.greenend.org.uk/~ijackson/">Ian Jackson</A>
/
<A href="mailto:owner@bugs.debian.org">owner@bugs.debian.org</A>.
20 Jan 1998.
<p>
Debian bug tracking system
copyright 1994-1997 Ian Jackson, copyright 1997 nCipher Corporation Ltd,
copyright 1995 Steven Brenner.
<A href="http://www.chiark.greenend.org.uk/~ian/debbugs/">Available
under the GPL.</A>
</address>