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Re: devel/join/nm-step3.wml



岩井です。査読ありがとうございます。

Tomohiro KUBOTA <debian@xxxxxxxxxxxxxxxxx> wrote:
Message-ID: <20030117.003902.01372283.debian@xxxxxxxxxxxxxxxxx>

> > 以下の方法はただの提案であり、
> > 必須ではありませんが、登録プロセスのこのステップを解決する方法の例です。
> 
> 「登録プロセス」というよりは、「Debian への応募プロセス」でしょうか。
> 正確には「Debian 新規メンテナプロセス」です (この用語は、
> http://www.debian.org/devel/join/newmaint の冒頭にあります)。

下の方の application process に合わせて「応募プロセス」で統一しました

> >     Debian の社会契約は Debian の目標と抱負を宣言しています。それはま
> >     た、コミュニティの他の人々に対する、私達が自ら課した責任を表現しよ
> >     うとしています。私達がこれらの様々な責任と、それらに対する同意に与
> >     えた性質を適切に理解することは、応募者全てにとって不可欠です。</P>
> 
> 「性質」ではありません。priority は「優先すべきもの」です。
> 「これらの様々な責任は何よりも優先すべきものであると私たちが考えていることを
> 適切に理解し、それに同意することは、応募者全員の必須条件です。」

 property と誤読していました _o_

> >        Debian の社会契約のなかの様々な「用語」について、応募管理者との
> >        議論の記録のうち、Debian 組織内における彼らの適切な関係に対する
> >        理解を表現しているものは、応募者のこれらの事柄への理解について
> >        の、十分な情報を提供するでしょう。
> 
> 「彼ら」ではありません。their は "terms" のことを指していると思います。
> また、"terms" は「用語」ではなく「条項」だと思います。(社会契約には
> 5つの条項がありますよね)。

条項に修正しました。

NAKANO Takeo <nakano@xxxxxxxxxxxxxxxx> wrote:
Message-ID: <030117005806.M0130061@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>

> <20030117.003902.01372283.debian@xxxxxxxxxxxxxxxxx>の記事において
> debian@xxxxxxxxxxxxxxxxxさんは書きました。
> 
> > > 手順のチェックは
> > > <A HREF="./newmaint#AppMan">応募管理者 (AM)</A> 
> > > から
> > > <A HREF="./newmaint#Applicant">応募者</A>
> > > への単なる情報伝達にとどまりません。
> > > これは私達の方針と手順の、一般的な構造の要点を述べている文書からの「ス
> > > トック」により成されるべきです。
> > > この文章の形式は応募管理者により維持、頒布され、そして応募者が
> > > 情報をどこから探すべきか、仕事を勧めるにはどうしたらよいかということ
> > > を知っていると証明するために、応募者と議論されるでしょう。
> > 
> > "stock" from 〜 ではありません。"stock" form 〜 です。
> > (o と r が逆です)。もしかして、これは原文の typo だということでしょうか?
> > 
> > それにしても、まったくもって意味がわかりません。
> 
> stock というのは「そっけない」とか「生のままの」
> というような意味です。 後、ここの procedure は
> 「手続き」と訳したい気がします。

なるほど、stock にはそういう意味があるのですね。というか辞書を引いたら
ちゃんと出てますね...「スープストック」とかそういうイメージしか思い浮
びませんでした。とりあえず、以下のようにしてみました(procedure は他の
「手順」と訳しているものと敢えて分ける理由がよくわからなかったのでその
ままです。)

<P>
手順のチェックは
<A HREF="./newmaint#AppMan">応募管理者 (AM)</A> 
から
<A HREF="./newmaint#Applicant">応募者</A>
への単なる情報伝達にとどまりません。
これは私達の方針と手順の、一般的な仕組みの要点を述べている、そっけない
文書によって行われます。
この文章の形式は応募管理者により維持、配布され、これについて議論を行うことで、
情報をどこから探せばよいか、仕事を勧めるにはどうしたらよいかを
応募者が理解しているか、ということを評価します。
</P>

Fumitoshi UKAI <ukai@debian.or.jp> wrote:
Message-ID: <87hec9klwf.wl@xxxxxxxxxxxxxxxx>

> At Fri, 17 Jan 2003 00:39:12 +0900,
> Tomohiro KUBOTA wrote:
> 
> > > ただ正確には、どのようにこの理解が完成し、意思疎通されたかというのは、応
> > > 募者と応募管理者の決定に委ねられています。
> > 
> > 「ただ正確には」は、こういう意味でいいのでしょうか? ちょっと
> > 分からないです。
> > 
> > 「どのようにこの理解が完成し、意思疎通されたかというのは」
> > →
> > 「どのようにこの理解に到達し、理解に到達したことを証明するかは」
> > かなあ。これもちょっと自信なしです。
> 
> 応募者がどのように理解していったか、また、応募者と応募管理者の間で
> どのようにやりとりをしていくかといった詳細は、応募者と応募管理者が
> 決定することです。

Just exactly を抜かしても大勢に影響ないだろうということで無視して、鵜
飼さんの訳と入れ換えました。

その他指摘された箇所を修正したものを添付します。

--
 Hidetaka Iwai
 tyuyu@xxxxxxxx

#use wml::debian::template title="Step 3: Philosophy and Procedures"
#use wml::debian::translation-check translation="1.19"

[ <A HREF="./nm-step4">次のステップ</A> | <A HREF="./nm-checklist">チェックリストに戻る</A> | <A HREF="./nm-step2">前のステップ</A> ]

<P>このページの情報は一般に公開されていますが、
主に未来の Debian 開発者を対象としています。</P>

<H2>ステップ 3: 哲学と手順</H2>

<H3>哲学</H3>
<P>
<A HREF="./newmaint#Applicant">応募者</A>は、
<A HREF="../../social_contract">Debian の社会契約</A>と
<A HREF="../../social_contract#guidelines">Debian フリーソフトウェアガイドライン</A>
として表現された Debian の哲学に同意することが要求されます。
応募者はこれらの文書を十分に読み、その考えや理想を自分の言葉で表現
できるようにする必要があります。

応募者がどのように理解していったか、また、応募者と応募管理者の間で
どのようにやりとりをしていくかといった詳細は、応募者と応募管理者が
決定することです。
。以下の方法はただの提案であり、必須ではありませんが、応募プロセスの
このステップを進める方法の例です。
応募者がこれらの分野への理解を示すために、いくつかの機会が用意されてい
ます。
</P>
<P>
注:「Debian の哲学に同意することが要求される」という条項は、応募者が
Debian のためにするつもりの作業だけに、また Debian の作業をしているとき
に立脚する理念にのみ当てはまります。これらの原理とガイドラインは、
Debian Project のためだけに打ち立てられたものです。</P>

<P>Debian は応募者がこれらの内容について何を考えるかを管理しようとはし
ませんが、このような大きく明確な形のないプロジェクトの安定にとって、全
ての参加者が同じ基本原理と信条のセットの範囲内で作業をすることは重要で
す。</P>

<P>
<A HREF="./newmaint#AppMan">応募管理者 (AM)</A>は各ステップの基準がいつ
満されたかを決定します。これらのガイドラインは便利な例を提供するだけで
す。応募管理者と<A HREF="./newmaint#Applicant">応募者</A>はここに示した
以外の仕事に決めることができます。それらの仕事は
<A HREF="./newmaint#Committee">NM 委員会</A>に所属する他のメンバーのた
めに明確に文書化されていなければなりません。</P>

<DL>
    <DT>1. <A HREF="../../social_contract">Debian の社会契約</A></DT>
    <DD><P>
    Debian の社会契約は Debian の目標と抱負を宣言しています。それはま
    た、コミュニティの他の人々に対する、私達が自ら課した責任を表現しよ
    うとしています。これらの様々な責任は何よりも優先すべきものであると
    私達が考えていることです。これらを適切に理解し、同意することは、応
    募者全員の必須条件です。</P>
    <DL>
       <DT>a. </DT>
         <DD>
       Debian の社会契約のなかの様々な「条項」について、応募管理者との
       議論の記録、特に Debian 組織内におけるそれらの適切な関係に対する
       理解を表現しているものは、応募者のこれらの事柄への理解について
       の、十分な情報を提供するでしょう。
         </DD>
       
      <DT>b. </DT>
         <DD>
       応募者のプロジェクトに対する個人的な目標と、それらがどのように
       Debian の社会契約に合致するかということについての議論の記録も、
       応募者の理解の十分な証明を提供するでしょう。
         </DD>
    </DL>
    </DD>

    <DT>2. <A HREF="../../social_contract#guidelines">Debian フリーソフトウェアガイドライン</A></DT>
    <DD>
    <P>
    弁護士になる必要はありませんが、各応募者はこれらのガイドラインで述
    べられている基本原理への理解を表現できなければいけません。これらの原理は、
    ある特定のライセンスにより与えられる自由を決定するための、ガイドライ
    ンとして作用する一方で、与えられたライセンスがその基準を満たすかど
    うかを決定するのに困る人々もいます。
    </P>
    <DL>
       <DT>a. </DT>
         <DD>
       DFSG は GPL 以外にも明確にいくつかのライセンスをフリーライセン
       スとして呼んでいます。AM と応募者の間での議論のうち、応募者がなぜこ
       れらのライセンスが「反対すべき」条項を含んでいると考えられるにも
       関らず、ガイドラインに適合していると考えるかについて、詳しく説明
       したものは、このことについての応募者の理解が十分なことを証明をするでしょう。
       3つの自由: 改変する自由、それらの改変を頒布する自由、そしてソー
       スコードにアクセスし配布する自由は、私達が全てのライセンスに、
       それがフリーであると見なされるために求める基本的なことです。
       これらの基本原則に関して、あるライセンスをフリーであると宣言する
       能力は、応募者がこれらの原則を理解したという明確な表れになりま
       す。
         </DD>
       <DT>b. </DT>
         <DD>
       上記の原則についての記述、および、私たちが望む自由を守るにあたって
       その原則が果たす重要性についての記述もまた、応募者がこれらの原則を
       理解していることを十分に示すものとなります。
         </DD>
   </DL>
   </DD>
</DL>
       
<P>
どの方法が使われた場合でも、応募者がこれらの原則にの意味と内容を理解
するだけでなく、それに同意しなければなりません。
</P>

<P>
これらの条項に同意できない場合、応募プロセスは終了するでしょう。
</P>

<H3>B. 手順</H3>

<P>
応募者がやりたいと思っている仕事によって、その応募者にとって重要となる
手順や方針は、異なります。
しかしながら、全ての
<A HREF="./newmaint#Applicant">応募者</A>
は、どこに一般的な方針が記録されていて、それがどのように決定され、
またプロジェクトの構造の中でどのように応募者各個人の責任を果たすか
を知ることが、要求されるでしょう。
</P>

<P>
<A HREF="./newmaint#Applicant">応募者</A>はまた、
<A HREF="../dmup">the Debian Machine Usage Policy (DMUP)</A>
を読み、それに従うことに同意しなければなりません。
</P>

<P>
手順のチェックは
<A HREF="./newmaint#AppMan">応募管理者 (AM)</A> 
から
<A HREF="./newmaint#Applicant">応募者</A>
への単なる情報伝達にとどまりません。
これは私達の方針と手順の、一般的な仕組みの要点を述べている、そっけない
文書によって行われます。
この文章の形式は応募管理者により維持、配布され、これについて議論を行うことで、
情報をどこから探せばよいか、仕事を勧めるにはどうしたらよいかを
応募者が理解しているか、ということを評価します。
</P>

<P>
<A HREF="./newmaint#AppMan">応募管理者 (AM)</A>
がこれらの質問が適切に答えられたと考えば、この議論の詳細の報告が
<A HREF="./newmaint#Committee">NM 委員会</A>
に提出されます。
</P>

<P>
 <A HREF="./newmaint#Committee">NM 委員会</A>
は
 <A HREF="./newmaint#Applicant">応募者</A> 
がいつこれらの条項に理解と受諾を示したかを、
<A HREF="./newmaint#AppMan">応募管理者</A>
から提出された報告の内容を調べることで決定します。
NM 委員会はこのステップが完了する前に、応募者から更なる情報を求めるか
もしれません。
</P>

<HR>
[ <A HREF="./nm-step4">次のステップ</A> | <A HREF="./nm-checklist">チェックリストに戻る</A> | <A HREF="./nm-step2">前のステップ</A> ]