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Debian JP master SVN www commits (rev.689)
=======================================================
Repository: /org/svn.debian.or.jp/repos
Revision: 689
Commiter: nori
Date: 2008-06-11 17:51:57 +0900 (水, 11 6月 2008)
=======================================================
Log:
Update policy.ja.sgml to version 3.7.2.1.
* src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.sgml: Update to version
3.7.2.1 by Seiji Kaneko (debian-doc@jp:04799).
* src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/*.tt2: Regenerate.
=======================================================
Changed:
U www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ap-pkg-binarypkg.tt2
U www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ap-pkg-conffiles.tt2
U www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ap-pkg-diversions.tt2
U www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ap-pkg-scope.tt2
U www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ap-pkg-sourcepkg.tt2
U www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-archive.tt2
U www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-binary.tt2
U www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-controlfields.tt2
U www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-customized-programs.tt2
U www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-docs.tt2
U www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-files.tt2
U www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-maintainerscripts.tt2
U www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-opersys.tt2
U www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-relationships.tt2
U www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-scope.tt2
U www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-sharedlibs.tt2
U www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-source.tt2
U www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/footnotes.tt2
U www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/index.tt2
U www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.sgml
Modified: www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ap-pkg-binarypkg.tt2
===================================================================
--- www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ap-pkg-binarypkg.tt2 2008-06-11 08:45:18 UTC (rev 688)
+++ www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ap-pkg-binarypkg.tt2 2008-06-11 08:51:57 UTC (rev 689)
@@ -59,12 +59,13 @@
<h3><a name="s-pkg-bincreating"></a>B.1 パッケージファイルの作成 - <code>dpkg-deb</code></h3>
<p>
-バイナリパッケージファイルの操作はすべて <code>dpkg-deb</code> で行います。この
-<code>dpkg-deb</code> はパッケージフォーマットを理解する唯一のプログラムです。
-(<code>dpkg-deb</code> は必要に応じて <code>dpkg</code>
-から呼び出されます。<code>dpkg</code> は依頼されたオプションが
-<code>dpkg-deb</code> に適切なものかどうかを見分け、同じ引数で代わりに
-<code>dpkg-deb</code> を呼び出します)。
+バイナリパッケージファイルの操作はすべて <code>dpkg-deb</code>
+で行ないます。この <code>dpkg-deb</code>
+はパッケージフォーマットを理解する唯一のプログラムです。 (<code>dpkg-deb</code>
+は必要に応じて <code>dpkg</code> から呼び出されます。<code>dpkg</code>
+は依頼されたオプションが <code>dpkg-deb</code>
+に適切なものかどうかを見分け、同じ引数で代わりに <code>dpkg-deb</code>
+を呼び出します)。
</p>
<p>
@@ -82,7 +83,7 @@
</p>
<p>
-現在のバージョンの <code>dpkg</code> では、 ユーザーとグループに用いる
+現在のバージョンの <code>dpkg</code> では、 ユーザとグループに用いる
uid/username、gid/groupname の
対応はパッケージが作られたシステムとインストールされるシステムとで同じにすべきです
</p>
@@ -164,7 +165,7 @@
<dd>
<p>
このファイルには <code>dpkg</code> が使う鍵となる情報が書かれています。
-このファイルによりパッケージ名とバージョンの指定や、パッケージに関する説明のユーザーへの提供、
+このファイルによりパッケージ名とバージョンの指定や、パッケージに関する説明のユーザへの提供、
他のパッケージとの関連の指定などを行ないます。 See <a
href="ch-controlfields.html#s-sourcecontrolfiles">ソースパッケージコントロールファイル
-- <code>debian/control</code>, Section 5.2</a> と <a
@@ -202,7 +203,7 @@
</p>
<p>
-管理スクリプトは制御端末で実行されることが保証されており、ユーザーと対話することができます。
+管理スクリプトは制御端末で実行されることが保証されており、ユーザと対話することができます。
<a
href="ch-maintainerscripts.html#s-controllingterminal">メンテナスクリプトからのターミナルの制御,
Section 6.3</a> を参照ください。
@@ -272,7 +273,7 @@
<h3><a name="sB.4"></a>B.4 タイムスタンプ</h3>
<p>
-<a href="ch-source.html#s-timestamps">タイムスタンプ, Section 4.6</a>
+<a href="ch-source.html#s-timestamps">タイムスタンプ, Section 4.7</a>
を参照ください。
</p>
Modified: www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ap-pkg-conffiles.tt2
===================================================================
--- www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ap-pkg-conffiles.tt2 2008-06-11 08:45:18 UTC (rev 688)
+++ www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ap-pkg-conffiles.tt2 2008-06-11 08:51:57 UTC (rev 689)
@@ -81,7 +81,7 @@
は、それぞれの設定ファイルについて、パッケージに含まれているものが現在のバージョン
(つまり、今アップグレードしようとしている)
のパッケージに最初に含まれていたものと同一のものであるかをチェックします。
-同時に、現在のバージョンのパッケージで最初に提供されていたものと、現在システムにインストールされているものとの比較も行います。
+同時に、現在のバージョンのパッケージで最初に提供されていたものと、現在システムにインストールされているものとの比較も行ないます。
</p>
<p>
@@ -125,7 +125,7 @@
<hr>
-<h3><a name="sE.2"></a>E.2 管理スクリプトによる設定の取扱い</h3>
+<h3><a name="sE.2"></a>E.2 管理スクリプトによる設定の取り扱い</h3>
<p>
ホスト名やネットワークの詳細など、サイト依存の情報を含むファイルは,パッケージの
@@ -156,7 +156,7 @@
このプログラム名は慣習として、<code><var>package</var>config</code>
を使うことになっており、そうすることが適切な場合、パッケージのインストール後に
postinst スクリプトから実行されます。この <code><var>package</var>config</code>
-プログラムは、ユーザに問合せることなしに既存の設定を上書きしてはいけません。
+プログラムは、ユーザに問い合わせることなしに既存の設定を上書きしてはいけません。
もし、そのプログラムが (後に再設定行う場合ではなく)
初めてセットアップする場合には、そのプログラムは設定ファイルが存在するかどうかをチェックしなければいけません。
そして上書きするためには、dpkg に <samp>--force</samp>
Modified: www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ap-pkg-diversions.tt2
===================================================================
--- www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ap-pkg-diversions.tt2 2008-06-11 08:45:18 UTC (rev 688)
+++ www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ap-pkg-diversions.tt2 2008-06-11 08:51:57 UTC (rev 689)
@@ -42,7 +42,7 @@
</p>
<p>
-この方法は、あるパッケージに含まれるファイルをローカルに入れ替える場合や、あるパッケージが別のパッケージに含まれるファイルを置き換える
+この方法は、あるパッケージに含まれるファイルをローカルに入れ替える場合や、あるパッケージが別のパッケージに含まれるファイルを置きかえる
(または、そのプログラムのラッパーを 提供する) 場合に利用できます。
</p>
@@ -87,7 +87,7 @@
</p>
<p>
-postrm の場合はちょうどこの逆を行います。
+postrm の場合はちょうどこの逆を行ないます。
</p>
<pre>
Modified: www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ap-pkg-scope.tt2
===================================================================
--- www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ap-pkg-scope.tt2 2008-06-11 08:45:18 UTC (rev 688)
+++ www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ap-pkg-scope.tt2 2008-06-11 08:51:57 UTC (rev 689)
@@ -92,7 +92,7 @@
</p>
<p>
-このマニュアルでは、パッケージ作成ツールやインストールツールのオプションや使い方についての詳しい説明は行いません。
+このマニュアルでは、パッケージ作成ツールやインストールツールのオプションや使い方についての詳しい説明は行ないません。
それらのプログラムの man ページと一緒に読んで下さい。
</p>
@@ -115,7 +115,7 @@
パッケージの作成と維持に非常に便利なツールとして <code>debmake</code>
パッケージをお勧めします。
ツールや例は有用ではありますが、読んで従うべき文書としての Policy Manual や
-Programer's Manual の代わりにはなりません。
+Programmer's Manual の代わりにはなりません。
</p>
<hr>
Modified: www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ap-pkg-sourcepkg.tt2
===================================================================
--- www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ap-pkg-sourcepkg.tt2 2008-06-11 08:45:18 UTC (rev 688)
+++ www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ap-pkg-sourcepkg.tt2 2008-06-11 08:51:57 UTC (rev 689)
@@ -100,7 +100,7 @@
これにより、<code>.dsc</code>、<code>.tar.gz</code> と、もし必要なら
<code>.diff.gz</code> がカレントディレクトリに作られます。
<code>dpkg-source</code> は最初にソースツリーに clean
-を行いません。必要な場合は別にやっておく必要があります。
+を行ないません。必要な場合は別にやっておく必要があります。
</p>
<p>
@@ -122,7 +122,7 @@
<p>
このコマンドは、通常、すでに構築されている、あるいは未構築のソースディレクトリのトップレベルで手動で実行します。
-引数なしで呼び出しても構いません。よく使う引数は次の通りです。
+引数なしで呼び出してもかまいません。よく使う引数は次の通りです。
</p>
<dl>
<dt><samp>-uc</samp>, <samp>-us</samp></dt>
@@ -255,7 +255,8 @@
"Recommendation"
のみを必要とするオプション部を生成するパッケージでは、これらの二種類の依存関係を二つの異なったフィールドとして分離します
[<a href="footnotes.html#f92"
-name="fr92">92</a>]。この場合、<code>debian/rules</code>では以下のように書きます。
+name="fr92">92</a>]。この場合、<code>debian/rules</code>
+では以下のように書きます。
</p>
<pre>
@@ -386,7 +387,7 @@
<p>
<a href="ch-source.html#s-debianrules"><code>debian/rules</code> -
-メイン構築スクリプト, Section 4.8</a> を参照ください。
+メイン構築スクリプト, Section 4.9</a> を参照ください。
</p>
<hr>
@@ -421,15 +422,15 @@
<h5><a name="sC.2.3.1"></a>C.2.3.1 changelog の別書式の定義</h5>
<p>
-使用したい書式のパーサを用意することで、標準的でない書式を使用することが可能です。
+使用したい書式のパーザを用意することで、標準的でない書式を使用することが可能です。
</p>
<p>
<samp>dpkg-parsechangelog</samp>
-にそのパーサを実行させるためには、そのファイルの最後の 40 行のある行を Perl
+にそのパーザを実行させるためには、そのファイルの最後の 40 行のある行を Perl
の正規表現でマッチさせなければいけません:
<samp>\schangelog-format:\s+([0-9a-z]+)\W</samp>
-括弧内はフォーマット名でなければいけません。 例えば、以下のようなものです。
+かっこ内はフォーマット名でなければいけません。 例えば、以下のようなものです。
</p>
<pre>
@@ -444,14 +445,14 @@
もしそのような行があった場合、<samp>dpkg-parsechangelog</samp>
は、<code>/usr/lib/dpkg/parsechangelog/<var>format-name</var></code>
か、<code>/usr/local/lib/dpkg/parsechangelog/<var>format-name</var></code>
-にパーサを探しにいきます。
+にパーザを探しにいきます。
それが見つからない場合や実行形式のプログラムでなかった場合はエラーになります。
-デフォルトのchangelog 書式は <samp>dpkg</samp> で、そのパーサは
+デフォルトのchangelog 書式は <samp>dpkg</samp> で、そのパーザは
<samp>dpkg</samp> パッケージに収録されています。
</p>
<p>
-パーサはファイルの最初に changelog が標準入力でオープンされた時に実行されます。
+パーザはファイルの最初に changelog が標準入力でオープンされた時に実行されます。
そして、必要な情報を決定するためにファイルを読みこみ
(場合によってはファイルを探しもします)、
標準的な書式で一連の制御フィールドを標準出力にパース出力します。 デフォルトでは
@@ -528,7 +529,7 @@
<p>
changelog
フォーマットが日付やパッケージ名に関する情報を含んでいないときは、これらの情報は出力から削除されなければなりません。
-パーサはそれらの情報を調合してはいけません。
+パーザはそれらの情報を調合してはいけません。
または、他のソースからそれらの情報を見つけてきてはいけません。
</p>
@@ -538,7 +539,7 @@
</p>
<p>
-changelog パーサはユーザとの対話的処理を一切行ってはなりません。
+changelog パーザはユーザとの対話的処理を一切行ってはなりません。
</p>
<hr>
@@ -547,7 +548,7 @@
<p>
<a href="ch-source.html#s-substvars">変数置換: <code>debian/substvars</code>,
-Section 4.9</a> を参照ください。
+Section 4.10</a> を参照ください。
</p>
<hr>
@@ -556,7 +557,7 @@
<p>
<a href="ch-source.html#s-debianfiles"><code>debian/files</code>, Section
-4.11</a> を参照ください。
+4.12</a> を参照ください。
</p>
<hr>
Modified: www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-archive.tt2
===================================================================
--- www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-archive.tt2 2008-06-11 08:45:18 UTC (rev 688)
+++ www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-archive.tt2 2008-06-11 08:51:57 UTC (rev 689)
@@ -51,7 +51,7 @@
フリーソフトウェアガイドライン, Section 2.1</a> をご覧下さい)
なものとなっているわけではなく、また制限なしに輸出入ができるものともなっていません。
そこで、Debian
-アーカイブは更にそのソフトウェアのライセンスや、その他の制限条件に基づいていくつかの配布エリアまたはカテゴリとして分割されています。
+アーカイブは、そのソフトウェアのライセンスやその他の制限条件に基づいて、いくつかの配布エリアまたはカテゴリとして分割されています。
</p>
<p>
@@ -104,7 +104,7 @@
<dd>
<p>
Debian を構成する個々の部分要素 (パッケージなど)
-のライセンスでは、その部分要素をいくつかの異なる出自を持つプログラムを複数含む集積されたソフトウェアの配布物の一部として販売ないし無料で配布することを、
+のライセンスでは、その部分要素を、いくつかの異なる出自を持つプログラムを複数含む集積されたソフトウェアの配布物の一部として販売ないし無料で配布することを、
いかなる個人または団体に対しても制限してはなりません。
このような販売に対してライセンスはロイヤリティーや、その他の料金を要求してはいけません。
</p>
@@ -131,7 +131,7 @@
<dt>作者のソースコードへの変更の制限と配布条件</dt>
<dd>
<p>
-プログラムをビルドする際にソースコードを変更するための
+プログラムをビルドする際に、ソースコードを変更するための
「パッチファイル」を、そのライセンスがソースコードと共に配布することを許可している場合に
<em>限り</em>、ライセンスは変更されたソースコードの配布を制限することができます。
この場合、ライセンスは変更されたソースコードからビルドされたソフトウェアの配布を明示的に許可していなければなりません。
@@ -145,7 +145,7 @@
<dt>個人ないし団体に対する排斥の禁止</dt>
<dd>
<p>
-ライセンスはいかなる個人ないし個人からなる団体に対しても差別をしてはなりません。
+ライセンスは、いかなる個人ないし個人からなる団体に対しても差別をしてはなりません。
</p>
</dd>
</dl>
@@ -154,7 +154,7 @@
<dd>
<p>
ライセンスは誰に対しても、プログラムをある特定の分野で使用することを制限してはなりません。
-例えば、ライセンスでプログラムを商用で使用すること、または遺伝子研究に使うことを制限してはなりません。
+例えば、ライセンスでプログラムを商用で使用すること、または遺伝子研究に使うことなどを制限してはなりません。
</p>
</dd>
</dl>
@@ -170,11 +170,10 @@
<dt>ライセンスは Debian においてのみ適用されるものであってはならない</dt>
<dd>
<p>
-プログラムに付属する諸権利はそのプログラムがある Debian
+プログラムに付属する諸権利は、そのプログラムがある Debian
システムの一部であるということに依存するものであってはなりません。
もしそのプログラムが Debian から取り出され、Debian
-抜きで使用ないし配布されるとしても、そのプログラムのライセンスが定める条件の範囲内で扱われる限り、そのプログラムが再配布された全ての人びとは、
-Debian
+システムなしで使用ないし配布されるとしても、そのプログラムのライセンスが定める条件の範囲内で扱われる限り、そのプログラムが再配布された全ての人びとは、Debian
システムとの関連に基づいて認められていたのと同じ諸権利を有さなければなりません。
</p>
</dd>
@@ -200,7 +199,7 @@
<hr>
-<h3><a name="s-sections"></a>2.2 セクション</h3>
+<h3><a name="s-sections"></a>2.2 カテゴリ</h3>
<hr>
@@ -365,7 +364,7 @@
<p>
多くの作者は、制限のきつい著作権 (あるいは著作権表示の欠如)
-が彼らの、意図としてはフリーなはずだったソフトウェアのユーザにもたらす数々の問題について気がついていません。
+が、作者の意図としてはフリーなはずだったソフトウェアのユーザにもたらす数々の問題について気がついていません。
そこで、そのような作者たちと連絡をとって丁重に交渉し、彼らのライセンス条項を変更してもらうよう頼むのは多くの場合やってみる価値があることです。
しかし、これは政治上難しいことの一つであり、まずは 以下記載のように
<samp>debian-legal</samp> で助言を求めるべきでしょう。
@@ -485,7 +484,7 @@
<dd>
<p>
これらのパッケージはほどよく小規模ながらも、あまり制限のきつくないキャラクタベースのシステムを提供します。
-このパッケージ群がユーザが何も他に選択しなかった場合、デフォルトでインストールされます。多くの大規模なアプリケーションは含まれません。
+ユーザが何も他に選択しなかった場合、このパッケージ群がデフォルトでインストールされます。多くの大規模なアプリケーションは含まれません。
</p>
</dd>
</dl>
Modified: www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-binary.tt2
===================================================================
--- www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-binary.tt2 2008-06-11 08:45:18 UTC (rev 688)
+++ www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-binary.tt2 2008-06-11 08:51:57 UTC (rev 689)
@@ -98,7 +98,7 @@
しかし、上流のバージョン番号が日付に基づくような場合 (例えば、開発中の
"snapshot" リリースの場合)
には、パッケージ管理システムはこのようなバージョン番号を epoch
-を使わずに扱うことはできません。 例えば、dpkg は `"96May01" を
+を使わずに扱うことはできません。 例えば、dpkg は "96May01" を
"96Dec24" よりも大きいと判断するでしょう。
</p>
@@ -111,7 +111,7 @@
<p>
日付に基づいた、このほかのバージョン番号の書式がパッケージ管理システムによって正しく解析されるなら、そのバージョン番号を変更
-<em>すべきでない</em> ことに注意して下さい。
+<em>すべきではない</em> ことに注意して下さい。
</p>
<p>
@@ -126,8 +126,8 @@
<p>
全てのパッケージには一人または一グループの Debian メンテナ
-(一人の個人であっても、共通の一つのメールアドレス (たとえばメーリングリスト)
-で連絡の取れるグループであっても構いません) を持たなければなりません。
+(一名の個人であっても、メーリングリストなどの共通の一つのメールアドレスで連絡の取れるグループであってもかまいません)
+を持たなければなりません。
この人物は、そのパッケージが適切なディストリビューションに収録されていることに対する責任を持ちます。
</p>
@@ -167,14 +167,14 @@
<p>
説明文は、そのパッケージのことを知らないユーザ (システム管理者)
-がそのパッケージ (プログラム)
-をインストールするかどうか決めるために必要な情報を伝えられるように、書かれているべきです。
+が、そのパッケージ (プログラム)
+をインストールするかどうかを判断するにあたって十分な情報を伝えるように書かれているべきです。
説明文はプログラムの説明文書をそのままコピーしただけのものとすべきではありません。
</p>
<p>
概要と、長い説明のどちらについても重要な情報を最初に書いてください。
-概要や、説明の最初の部分だけしか表示されない場合があります。
+概要や説明の最初の部分だけしか表示されない場合があるためです。
ただし、詳しい説明の全体を見る手段が用意されていることを仮定してもかまわないでしょう。
</p>
@@ -203,8 +203,7 @@
<p>
パッケージ名を要約 (Synopsis) の行に入れないでください。
入れなくても、表示ソフトウェアはパッケージ名を自動的に表示するようになっています。
-多くの場合、ユーザの目に
-ふれるのはこの要約行だけなので、なるべく分かりやすい要約にするようにしてください。
+多くの場合、ユーザの目にふれるのはこの要約行だけなので、なるべく分かりやすい要約にするようにしてください。
</p>
<hr>
@@ -213,12 +212,12 @@
<p>
上記の一行要約からそのまま引き続いて説明文に続ける形を取らないでください。
-これは説明文の全体が表示されている時にうまくいきませんし、 また要約 (一行の)
-のみが表示されているときには意味をなしません。
+これは説明文の全体が表示されている時にうまくいきませんし、
+また一行要約が表示されている場合のみでしか意味をなしません。
</p>
<p>
-詳細の解説部分はそのパッケージ自体の説明、(例えば、このパッケージが Debian
+詳細の解説部分はそのパッケージ自体の説明 (例えば、このパッケージが Debian
システム全体の中の、どの部分集合に属しているのか) について記します。
</p>
@@ -334,7 +333,7 @@
<p>
これらのパッケージは簡単には削除できません (削除するには <code>dpkg</code>
-に特別な <em>強制オプション</em> を指定しなければならない)。
+に特別な <em>強制 (force) オプション</em> を指定しなければなりません)。
このため、このフラグはどうしても必要な場合にのみ使うようにしなければなりません。
共有ライブラリのパッケージに <em>Essential</em> 指定をしてはいけません。
依存関係により誤った削除を阻止できますし、新しいものに入れ替える際には上書きできるようになっている必要があるからです。
@@ -368,16 +367,16 @@
</p>
<p>
-インストールスクリプトの実行中に起こったエラーはチェックしなければなりませんし、インストールはエラーの後実行を続けてはなりません。
+インストールスクリプトの実行中に起こったエラーはチェックしなければなりませんし、エラーの後インストールの実行を続けてはなりません。
</p>
<p>
-全体として <a href="ch-files.html#s-scripts">スクリプト, Section 10.4</a>
-の内容はパッケージのメンテナスクリプトにも適用されます。
+また、<a href="ch-files.html#s-scripts">スクリプト, Section 10.4</a>
+の内容はパッケージのメンテナスクリプトにもほぼ適用されます。
</p>
<p>
-あるパッケージのメンテナと協議せずに、そのパッケージに属するファイルを置き換えるべく
+あるパッケージのメンテナと協議せずに、そのパッケージに属するファイルを置きかえるべく
<code>dpkg-divert</code> を使うべきではありません。
</p>
@@ -399,10 +398,10 @@
<p>
パッケージメンテナスクリプトは、必要に応じてプロンプトを使ってユーザに入力を促すことができます。
-プロンプト表示は例えば Debian 設定管理仕様の第二版以降に準拠したプログラム
-(例えば <code>debconf</code>) を介して行うべきです。
-また、プロンプト表示は自分で作成することもできます[<a href="footnotes.html#f9"
-name="fr9">9</a>](ただし、これは非推奨です)。
+プロンプト表示は Debian 設定管理仕様の第二版以降に準拠したプログラム (例えば
+<code>debconf</code>) を介して行うべきです。
+また、それ以外のプロンプト表示、例えば自分で作成することなど [<a
+href="footnotes.html#f9" name="fr9">9</a>]、は既に非推奨です。
</p>
<p>
@@ -414,7 +413,7 @@
</p>
<p>
-Debian 設定管理仕様を用いるパッケージには制御アーカイブ [<a
+Debian 設定管理仕様を用いるパッケージには、制御アーカイブ [<a
href="footnotes.html#f10" name="fr10">10</a>] 中に追加で <code>config</code>
スクリプトと <samp>templates</samp> ファイルを含めることができます。
<code>config</code> は、<code>preinst</code>
@@ -441,9 +440,9 @@
</p>
<p>
-もしそのパッケージがユーザに知らせなければならない非常に重要な情報を持っているとしたら
+もしそのパッケージがユーザに知らせなければならない非常に重要な情報を持っている場合
(例えば「このままで実行しないでください。下記の設定ファイルを最初に編集しないと、
-あなたのシステムがぐちゃぐちゃなメッセージを吐き出してしまう危険があります」)
+あなたのシステムがぐちゃぐちゃなメッセージを吐き出してしまう危険があります」)、
その情報は <code>config</code> または <code>postinst</code>
スクリプトにて表示し、ユーザにリターンキーを押して承認するよう質問するべきです。
著作権表示は極めて重要なものとは見なされません (それらは
Modified: www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-controlfields.tt2
===================================================================
--- www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-controlfields.tt2 2008-06-11 08:45:18 UTC (rev 688)
+++ www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-controlfields.tt2 2008-06-11 08:51:57 UTC (rev 689)
@@ -60,7 +60,7 @@
<p>
一つ一つの段落は、フィールドと値の連続したものです。
個々のフィールドは、名前とそれに続くコロンと値によって構成されます。
-そして、行末が終りです。水平方向に連続する空白 (スペースとタブ)
+そして、(論理的な) 行末が終りです。水平方向に連続する空白 (スペースとタブ)
は値の前後に入れることもできますが、その場合は無視されます;
慣習として、コロンの後に一つの空白を入れます。
例えば、フィールドは以下のようなものです。
@@ -75,13 +75,13 @@
</p>
<p>
-いくつかのフィールドは、複数行で構成されることもあります;
+多くのフィールドが、複数行で構成されています;
この場合、継続行は、空白かタブで始まらなければ <em>なりません</em>。
フィールドの行の最後に続く空白やタブは全て無視されます。
</p>
<p>
-明記されている場合を除いて、フィールドの本体は一行のデータのみが許されており、空白は意味を持ちません。
+改行を許さないと明示的に書かれているフィールドでは、フィールドの本体には一行のデータのみが許されており、空白は意味を持ちません。
空白は、 名前 (パッケージやアーキテクチャ、ファイル、その他)
やバージョン番号、複数のキャラクタのバージョン関係の中には、絶対にあってはいけません。
</p>
@@ -218,7 +218,7 @@
<code>dpkg-gencontrol</code>、<code>dpkg-genchanges</code> 及び
<code>dpkg-source</code> によって使用されます。 詳細は、<a
href="ch-source.html#s-substvars">変数置換: <code>debian/substvars</code>,
-Section 4.9</a> をご覧ください。
+Section 4.10</a> をご覧ください。
</p>
<hr>
@@ -296,7 +296,7 @@
<h3><a name="s-debiansourcecontrolfiles"></a>5.4 Debian ソースコントロールファイル -- <samp>.dsc</samp></h3>
<p>
-このファイルはいくつかの、バイナリパッケージのフィールド同様に認識去れ、分離されるフィールドを含みます。
+このファイルは、バイナリパッケージのフィールド同様に認識され、分離される一連のフィールドを含みます。
含まれるフィールドを以下に示します。またフィールドの書式は前に <a
href="ap-pkg-controlfields.html">コントロールファイルとそのフィールド (旧
Packaging Manual より), Appendix D</a> で説明されています。
@@ -470,7 +470,7 @@
<p>
バイナリパッケージなかのコントロールファイルの中 (または、<code>Packages</code>
-ファイルの中) では、バージョン番号が括弧に入って続くことになっています [<a
+ファイルの中) では、バージョン番号がかっこに入って続くことになっています [<a
href="footnotes.html#f30" name="fr30">30</a>]。
このバージョン番号は、該当のバイナリパッケージの <samp>Version</samp>
フィールドと同一の値を持っていた場合、<code>dpkg-gencontrol</code>
@@ -494,7 +494,7 @@
に規定されている文法のミスによって、全てのフィールドが email
アドレスとして適用されなくなります;
このフィールドをアドレスとして使用するプログラムは、これをチェックして、必要であれば修正しなければいけません
-(例えば、名前を括弧のなかに入れて最後尾に移動し、 email
+(例えば、名前をかっこのなかに入れて最後尾に移動し、 email
アドレスを前の方に持ってきます)。
</p>
@@ -508,7 +508,8 @@
フィールド</a> に記載した以外のメンテナがいる場合、その人たちの名前と email
アドレスをここに記載します。
書式はメンテナタグのものと同じであり、複数のエントリはコンマ ","
-で区切ります。このフィールドはオプションです。
+で区切ります。 現時点では、このフィールドはデータ一行のみに制限されています。
+このフィールドはオプションです。
</p>
<p>
@@ -662,8 +663,8 @@
<p>
<samp>yes</samp> とセットしてあった場合、<code>dpkg</code> と
-<code>dselect</code> は、このパッケージの削除を行いません
-(更新と置き換えとは出来ます)。 <samp>no</samp>
+<code>dselect</code> は、このパッケージの削除を行ないません
+(更新と置きかえは可能です)。 <samp>no</samp>
の場合は、このフィールドを持っていない場合と同じです。
</p>
@@ -804,7 +805,7 @@
<p>
最初に、比較対象となる2つの文字列の中で、全て非数字で構成される最初の部分を決定します。
両方の文字列に対する、この数字でない部分
-(そのうちの一つは空であっても構いません) を辞書順で比較します。
+(そのうちの一つは空であってもかまいません) を辞書順で比較します。
もし違いが見つかれば、それを返します。
ここでの辞書順とは、すべての文字が非文字より先に来る様に修正した ASCII 順です。
</p>
@@ -960,7 +961,7 @@
以前のバージョンからのアップグレードがどの程度重要なのかを示します。 たいてい
<samp>low</samp>、<samp>medium</samp> と <samp>high</samp>
(大文字と小文字は区別されません) のうちの一つのキーワードから成ります。
-空白で区切られたコメント (たいてい括弧にはいっています)
+空白で区切られたコメント (たいていかっこにはいっています)
がオプションとしてつくこともあります。例えば:
</p>
@@ -1058,7 +1059,7 @@
(即ち Files:) のある行にはフィールドの内容は記述できません。
引き続く残りの部分には 1 つのファイルにつき一行の内容が記されます。
このとき各行は 1
-つの空白文字でインデントされ、フィールドの各副フィールドが空白で区切られて続きます。
+つの空白文字でインデントされ、フィールドの各サブフィールドが空白で区切られて続きます。
</p>
<p>
@@ -1110,8 +1111,8 @@
<h4><a name="s-f-Closes"></a>5.6.22 <samp>Closes</samp></h4>
<p>
-空白で区切られた、.changes
-ファイルの指定によりアップロードで閉じられるバグレポート番号のリストです。
+.changes
+ファイルでの変更/修正により、アップロードで閉じられるバグレポート番号を、空白で区切って列挙します。
</p>
<hr>
Modified: www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-customized-programs.tt2
===================================================================
--- www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-customized-programs.tt2 2008-06-11 08:45:18 UTC (rev 688)
+++ www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-customized-programs.tt2 2008-06-11 08:51:57 UTC (rev 689)
@@ -84,7 +84,7 @@
に設定例としてエントリを挿入したい場合には、対象となるエントリは最初に一つだけのコメントキャラクタ
(<samp>#</samp>) を置いてください。 そのように書かれた行は
<code>update-inetd</code> からは『ユーザによってコメントアウトされた行』
-と扱われ、変更されたりパッケージ更新時に有効化されたりすることはありません。
+として扱われ、変更されたりパッケージ更新時に有効化されたりすることはありません。
</p>
<hr>
@@ -290,8 +290,8 @@
FHS に記載の通り、メールスプールは <code>/var/mail</code>
であり、メールを送るインターフェースプログラムは
<code>/usr/sbin/sendmail</code> です。
-以前のシステムではメールスプールは物理的に <code>/var/spool/mail</code>
-に置かれているが、すべてのメールスプールのアクセスは <code>/var/mail</code>
+以前のシステムでは、メールスプールは物理的に <code>/var/spool/mail</code>
+に置き、すべてのメールスプールのアクセスを <code>/var/mail</code>
シンボリックリンクを介して行っていた場合もありました。
メールスプールは基本システム (Base System) の 一部で、MTA
パッケージの一部ではありません。
@@ -336,9 +336,8 @@
(実際には何もしないものであったとしても) <code>newaliases</code>
プログラムを同梱していなければなりませんが 古い MTA
パッケージにはこれがないものもありますので、たとえ <code>newaliases</code>
-が見つからなくてもプログラムが落ちな
-いようにしなければするべきです。また、このため全 MTA パッケージは
-<samp>mail-transport-agent</samp> 仮想パッケージに対して
+が見つからなくてもプログラムが落ちな いようにするべきです。また、このため全 MTA
+パッケージは <samp>mail-transport-agent</samp> 仮想パッケージに対して
<samp>Provides</samp>、<samp>Conflicts</samp> と <samp>Replaces</samp>
の三つの関連性の定義をコントロールフィールド中で行う必要があります。
</p>
@@ -686,11 +685,11 @@
<li>
<p>
一つまたは複数の <code>fonts.scale</code>
-ファイルを収録するフォントパッケージでは、フォントをインストールした各ディレクトリで
+ファイルを収録するフォントパッケージでは、フォントをインストールした各ディレクトリで、
+<code>update-fonts-dir</code> を <em>実行する前</em> に
<code>update-fonts-scale</code> を当該ディレクトリに対して
-<code>update-fonts-dir</code> を <em>実行する前</em>
-に実行しなければいけません。 この実行の起動は <code>postinst</code> (全引数で)
-と <code>postrm</code> (<samp>upgrade</samp> 以外の引数で)
+実行しなければいけません。 この実行の起動は <code>postinst</code> (全引数で) と
+<code>postrm</code> (<samp>upgrade</samp> 以外の引数で)
の両方で行わなければいけません。
</p>
</li>
@@ -891,7 +890,7 @@
<code>.deb</code>
ファイルをダウンロードしてきて中身を読むことができますから、読み込み不可のファイルを使っても無意味なためです。
また、読み込み不可のファイルを作らないことは set-id
-されたプログラムをたくさん作る必要がなくなることを意味しますし、引いてはセキュリティホールのリスクを減らすことにもなります。
+されたプログラムをたくさん作る必要がなくなることを意味しますし、それによりセキュリティホールのリスクを減らすことにもなります。
</p>
<p>
Modified: www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-docs.tt2
===================================================================
--- www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-docs.tt2 2008-06-11 08:45:18 UTC (rev 688)
+++ www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-docs.tt2 2008-06-11 08:51:57 UTC (rev 689)
@@ -42,7 +42,7 @@
<p>
マニュアルは <code>nroff</code> 形式で <code>/usr/share/man</code>
の適切な場所にインストールするべきです。また、セクションは 1 から 9
-までのみをつかうべきです (詳しくは FHS 参照)。 フォーマット済みの cat
+までのみを使うべきです (詳しくは FHS 参照)。 フォーマット済みの cat
形式のマニュアルをインストールしてはいけません。
</p>
@@ -78,7 +78,7 @@
ただ、上流のソースが <code>.so</code> [<a href="footnotes.html#f80"
name="fr80">80</a>]
を使っている場合、それをあえてシンボリックリンクへ変更する必要はありません。
-それが余程簡単でないかぎり行わないでください。 man
+それがよほど簡単でないかぎり行わないでください。 man
のディレクトリではハードリンクを作成すべきではありません。
また、<code>.so</code>
命令の中に絶対パスのファイル名を書くべきではありません。マニュアルの
@@ -115,7 +115,7 @@
それには <samp>--section</samp> オプションを使用してください。
どのセクションにするかは、自分のシステムの <code>/usr/share/info/dir</code>
を見て最もふさわしいものを選んでください。
-適当なものが見付からない場合は新しいセクションを作成してください。
+適当なものが見つからない場合は新しいセクションを作成してください。
<samp>--section</samp> オプションは二つの引数を取ることに注意してください。
最初の引数は存在しているセクションと一致させる正規表現
(大文字小文字は区別しません)
@@ -199,7 +199,7 @@
<p>
パッケージに各種書式に変換可能なマークアップ形式の詳細文書が付属している場合は、バイナリパッケージには可能なかぎり
HTML 形式のものを [<a href="footnotes.html#f85" name="fr85">85</a>]
-<code>/usr/share/doc/<var>package</var></code>、
+<code>/usr/share/doc/<var>appropriate-package</var></code>、
およびそのサブディレクトリにインストールしてください。
</p>
Modified: www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-files.tt2
===================================================================
--- www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-files.tt2 2008-06-11 08:45:18 UTC (rev 688)
+++ www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-files.tt2 2008-06-11 08:51:57 UTC (rev 689)
@@ -190,7 +190,7 @@
(バイナリや他のパッケージからリンクされることを想定していない)
ものは、<code>/usr/lib</code>
ディレクトリのサブディレクトリにインストールすべきです。
-このようなファイルは通常の共有ライブラリに適用される規則に沿わなくとも構いませんが、
+このようなファイルは通常の共有ライブラリに適用される規則に沿わなくともかまいませんが、
実行可能ビットを立ててインストールしてはいけないこと、及び strip
すべきこと、の二つの規則は守る必要があります [<a href="footnotes.html#f59"
name="fr59">59</a>]。
@@ -200,7 +200,7 @@
他のパッケージのバイナリとリンクしても良い共有ライブラリを含むが、
<em>やむを得ない</em> 理由でそれを <code>/usr/lib</code>
にインストールできない場合は、共有ライブラリを <code>/usr/lib</code>
-以下のサブディレクトリにインストールしても構いません。
+以下のサブディレクトリにインストールしてもかまいません。
この場合、<code>/etc/ld.so.conf</code> に当該ディレクトリをパッケージの
<code>postinst</code> で追加し、 <code>postrm</code>
で削除するようにする必要があります。
@@ -429,7 +429,7 @@
</dl>
<p>
-この二つの違いは重要で、置き換え可能な概念ではありません。 ほとんどすべての
+この二つの違いは重要で、置きかえ可能な概念ではありません。 ほとんどすべての
<samp>conffiles</samp> は設定ファイルですが、 多くの設定ファイルは
<samp>conffiles</samp> ではありません。
</p>
@@ -515,7 +515,7 @@
<p>
スクリプトはパッケージに設定しうるすべてのオプションを設定しなければならないわけではなく、
-与えられたシステムでパッケージが動作するために必要な設定だけを行えば構いません。
+与えられたシステムでパッケージが動作するために必要な設定だけを行えばかまいません。
理想的なことを言えば、システム管理者が <code>postinst</code> で (半)
自動的に行われた設定以外のことを行う必要がないのが、あるべき姿です。
</p>
@@ -734,7 +734,7 @@
<p>
システム管理者がローカルなセキュリティの方針に合わせるため、
-各バイナリのパーミッションを変えてパッケージを再設定する枠組にしても構いません。
+各バイナリのパーミッションを変えてパッケージを再設定する枠組にしてもかまいません。
その場合は、以下で記載の通り <code>dpkg-statoverride</code> [<a
href="footnotes.html#f66" name="fr66">66</a>] を使うことができます。
もう一つの方法として、例えばプログラムを利用することができるグループを作り、
@@ -751,7 +751,7 @@
</p>
<p>
-静的に割り当てられた id が必要な場合、base
+静的に割り当てられた id が必要な場合、<samp>base-passwd</samp>
システムの管理者にユーザあるいはグループ ID の割り当てを求めます。
割り当てられるまでパッケージをリリースすることはできません。
このようなユーザやグループが割り当てられたらならば、パッケージは当該 ID を
@@ -767,10 +767,11 @@
</p>
<p>
-第二の方法は、プログラムが実行時にグループ名から uid、gid を決定するもので、ID
-は動的に [<a href="footnotes.html#f67" name="fr67">67</a>]
-割り当てられます。この場合、<code>debian-devel</code> で討議を行い、また
-<code>base-passwd</code> のメンテナにその名前が一意であること、静的に ID
+第二の方法は、プログラムが実行時にグループ名から uid、gid
+を決定するようにするもので、ID は動的に [<a href="footnotes.html#f67"
+name="fr67">67</a>] 割り当てられます。この場合、<code>debian-devel</code>
+で討議を行ない、また <code>base-passwd</code>
+のメンテナにその名前が一意であること、静的に ID
を割り当てたほうが望ましいということがないか、の二点を問い合わせて、その後適切なユーザ名あるいはグループ名を選ぶべきです。
これらの確認がすんだ後パッケージの <code>preinst</code> か
<code>postinst</code> スクリプトで (繰り返しますが後者が好ましいです)
@@ -796,7 +797,7 @@
<p>
<code>dpkg-statoverride</code> は廃止になった <samp>suidmanager</samp>
-パッケージを置き換えるものです。 以前 <samp>suidmanager</samp>
+パッケージを置きかえるものです。 以前 <samp>suidmanager</samp>
を使っていたパッケージは <samp>Conflicts: suidmanager (<< 0.50)</samp>
(または <samp>(<< 0.52)</samp> の) 競合関係指定エントリを追加すべきです。
また、メンテナスクリプト中の <samp>suidregister</samp> と
Modified: www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-maintainerscripts.tt2
===================================================================
--- www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-maintainerscripts.tt2 2008-06-11 08:45:18 UTC (rev 688)
+++ www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-maintainerscripts.tt2 2008-06-11 08:51:57 UTC (rev 689)
@@ -335,12 +335,12 @@
<p>
もし、その衝突するパッケージに依存するパッケージがあり、
<samp>--auto-deconfigure</samp> が指定されているならば、
-該当の各パッケージについて、次の呼び出しを行います。
+該当の各パッケージについて、次の呼び出しを行ないます。
</p>
<pre>
<var>deconfigured's-prerm</var> deconfigure \
- in-favour <var>package-being-installed</var> <var>version</var> \
- removing <var>conflicting-package</var> <var>version</var>
+ in-favour <var>package-being-installed</var> <var>version</var> \
+ removing <var>conflicting-package</var> <var>version</var>
</pre>
<p>
@@ -348,8 +348,8 @@
</p>
<pre>
<var>deconfigured's-postinst</var> abort-deconfigure \
- in-favour <var>package-being-installed-but-failed</var> <var>version</var> \
- removing <var>conflicting-package</var> <var>version</var>
+ in-favour <var>package-being-installed-but-failed</var> <var>version</var> \
+ removing <var>conflicting-package</var> <var>version</var>
</pre>
<p>
@@ -367,7 +367,6 @@
<pre>
<var>conflictor's-prerm</var> remove \
in-favour <var>package</var> <var>new-version</var>
- <var>conflictor's-prerm</var> remove in-favour <var>package</var> <var>new-version</var>
</pre>
<p>
@@ -375,7 +374,7 @@
</p>
<pre>
<var>conflictor's-postinst</var> abort-remove \
- in-favour <var>package</var> <var>new-version</var>
+ in-favour <var>package</var> <var>new-version</var>
</pre>
<p>
@@ -396,16 +395,12 @@
<var>new-preinst</var> upgrade <var>old-version</var>
</pre>
-<pre>
- <var>new-postrm</var> abort-upgrade <var>old-version</var>
-</pre>
-
<p>
これらが失敗した場合、
</p>
<pre>
- <var>old-postinst</var> abort-upgrade <var>old-version</var>
+ <var>new-postrm</var> abort-upgrade <var>old-version</var>
</pre>
<p>
@@ -418,7 +413,7 @@
</p>
<pre>
- <var>new-postinst</var> abort-upgrade <var>new-version</var>
+ <var>old-postinst</var> abort-upgrade <var>new-version</var>
</pre>
<p>
@@ -535,7 +530,7 @@
<ol type="1" start="1" >
<li>
<p>
-もし、パッケージがアップグレードされている最中なら、次の呼び出しを行います。
+もし、パッケージがアップグレードされている最中なら、次の呼び出しを行ないます。
</p>
<pre>
<var>old-postrm</var> upgrade <var>new-version</var>
@@ -572,7 +567,7 @@
状態で残っています。 これが正常終了した場合、dpkg は次に、
</p>
<pre>
- <var>new-postinst</var> abort-upgrade <var>new-version</var>
+ <var>old-postinst</var> abort-upgrade <var>new-version</var>
</pre>
<p>
@@ -587,7 +582,7 @@
がさらに先に進むと、エラーがあった場合にもこのポイントより前には戻りません。
この場合、パッケージが非常に悪い状態で残り、
これをきれいにするためには、再インストールを成功させる必要があります。
-ですが、ここが <code>dpkg</code> は戻ることのできない作業を始める時です。
+ですが、ここは <code>dpkg</code> が戻ることのできない作業を始める時です。
</p>
</li>
</ol>
@@ -601,14 +596,14 @@
<ol type="1" start="7" >
<li>
<p>
-ファイルリストが、古いものから新しいものに置き換えられます。
+ファイルリストが、古いものから新しいものに置きかえられます。
</p>
</li>
</ol>
<ol type="1" start="8" >
<li>
<p>
-新しいメンテナスクリプトで、古いものを置き換えます。
+新しいメンテナスクリプトで、古いものを置きかえます。
</p>
</li>
</ol>
@@ -621,7 +616,7 @@
<ol type="1" start="1" >
<li>
<p>
-<code>dpkg</code> は次の呼び出しを行います。
+<code>dpkg</code> は次の呼び出しを行ないます。
</p>
<pre>
<var>disappearer's-postrm</var> disappear \
@@ -708,12 +703,9 @@
</p>
<p>
-If there is no most recently configured version <code>dpkg</code> will pass a
-null argument; older versions of dpkg may pass <samp><unknown></samp>
-(including the angle brackets) in this case. Even older ones do not pass a
-second argument at all, under any circumstances. もし最近設定されたバージョン
-(上の呼び出しの <var>most-recently-configured-version</var>) が存在しなければ、
-<code>dpkg</code> は引数にとして何も渡しません。 [<a href="footnotes.html#f42"
+もし最近設定されたバージョン (上の呼び出しの
+<var>most-recently-configured-version</var>) が存在しなければ、
+<code>dpkg</code> は引数として何も渡しません。 [<a href="footnotes.html#f42"
name="fr42">42</a>]。
</p>
@@ -727,7 +719,7 @@
</pre>
<p>
-もし、prerm が競合 (conflict) のために置き換えに失敗する場合、
+もし、prerm が競合 (conflict) のために置きかえに失敗する場合、
</p>
<pre>
@@ -765,6 +757,11 @@
<pre>
<var>postrm</var> remove
</pre>
+
+<p>
+失敗した場合にエラーを巻き戻す方法はありません。パッケージは
+"Half-Installed" 状態となっています。
+</p>
</li>
</ol>
<ol type="1" start="4" >
@@ -779,21 +776,6 @@
と完全削除 (purge) には <code>dpkg</code>
の状態以外に違いが無いので、自動的に完全削除されることに注意してください。
</p>
-
-<p>
-もし上記がうまくいかない場合、エラー回復のため以下を実行します。
-</p>
-
-<pre>
- <var>postinst</var> abort-remove
-</pre>
-
-<p>
-このエラー回復に失敗した場合、パッケージは "Half-Installed"
-になるか、"Installed" 状態のままになるかのいずれかです。
-但し、"Installed"
-状態でもすべてのファイルが削除済みである可能性があります。
-</p>
</li>
</ol>
<ol type="1" start="5" >
@@ -812,10 +794,8 @@
</pre>
<p>
-これが失敗した場合、パッケージは "Installed"
+これが失敗した場合、パッケージは "Config-Files"
状態のままになっています。
-但し、この時点ではファイルがすべて削除されていて、conffile
-も削除済みである可能性があります。
</p>
</li>
</ol>
Modified: www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-opersys.tt2
===================================================================
--- www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-opersys.tt2 2008-06-11 08:45:18 UTC (rev 688)
+++ www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-opersys.tt2 2008-06-11 08:51:57 UTC (rev 689)
@@ -206,7 +206,7 @@
<p>
<code>/usr/local</code>
ディレクトリ自身と、パッケージによって作成されたそのサブディレクトリは、標準設定のパーミッションとして
-2775 (group 書き込み許可、group id セット) を、そしてオーナーとしては
+2775 (group 書き込み許可、group id セット) を、そしてオーナとしては
<samp>root.staff</samp> を設定しておくべきです。
</p>
@@ -508,7 +508,7 @@
<dt><samp>force-reload</samp></dt>
<dd>
<p>
-サービスが設定の再読み込みに対応しているならば再読み込みを行います。
+サービスが設定の再読み込みに対応しているならば再読み込みを行ないます。
対応していないなら再起動します。
</p>
</dd>
@@ -525,7 +525,7 @@
<code>init.d</code> スクリプトは、該当するサービスが既に起動しているのに
<samp>start</samp> オプション付きで実行された場合の動作に慎重さが要求されます。
逆に起動していないのに <samp>stop</samp>
-オプション付きで実行された際には、他のユーザープロセスを落さないようにしなくてはなりません。
+オプション付きで実行された際には、他のユーザプロセスを落さないようにしなくてはなりません。
これを実現するのに通常最良の方法は <code>start-stop-daemon</code>
を用いるようにすることです。
</p>
@@ -533,7 +533,7 @@
<p>
もしサービスが設定を自動的に再読み込みするような場合 (例えば <code>cron</code>
などで)、<code>init.d</code> スクリプトに付けられた <samp>reload</samp>
-オプションは、 再読み込みに成功したかのように振舞う必要があります。
+オプションは、 再読み込みに成功したかのように振る舞う必要があります。
</p>
<p>
@@ -555,7 +555,7 @@
<code>/etc/init.d/<var>package</var></code> スクリプト自体も通常
<samp>conffile</samp> ですので、
パッケージが削除されても、上記オプションが指定されて完全削除されていない場合ではスクリプトはシステムに残ったままになっています。
-このため、次のように <samp>test</samp> 文をスクリプトの先頭におくべきです。
+このため、次のように <samp>test</samp> 文をスクリプトの先頭に置くべきです。
</p>
<pre>
test -f <var>program-executed-later-in-script</var> || exit 0
@@ -631,9 +631,8 @@
</p>
<p>
-デフォルトでは、<code>update-rc.d</code> はマルチユーザー状態の各ランレベル
-(2,3,4,5) にて各種サービスを開始させ、
-halt(0)、シングルユーザー(1)、リブート(6)
+デフォルトでは、<code>update-rc.d</code> はマルチユーザ状態の各ランレベル
+(2,3,4,5) にて各種サービスを開始させ、 halt(0)、シングルユーザ(1)、リブート(6)
の各ランレベルでは停止するようにします。
システムの管理者は、シンボリックリンクによる管理がなされている場合には
<code>/etc/rc<var>n</var>.d</code>
@@ -743,7 +742,7 @@
<code>/etc/rc.boot</code> なるディレクトリが昔は存在しましたが、 <a
href="#s-/etc/init.d">はじめに, Section 9.3.1</a>
でも記載した通り、<code>/etc/rcS.d</code> から <code>/etc/init.d</code>
-内のファイルへのリンクに置き換えることが強く推奨されています。 パッケージが
+内のファイルへのリンクに置きかえることが強く推奨されています。 パッケージが
<code>/etc/rc.boot</code> にファイルを置くことは許されていません。
</p>
@@ -1008,7 +1007,7 @@
と同じ書式で、<code>cron</code> により自動的に実行されます。
このファイルも設定ファイルとして扱わなければいけません (注記:この
<code>/etc/cron.d</code> の中のエントリは <code>anacron</code>
-では処理されないので、ここにおくジョブはシステムが停止しているときには行う必要がないものに限られます)。
+では処理されないので、ここに置くジョブはシステムが停止しているときには行う必要がないものに限られます)。
</p>
<p>
@@ -1286,7 +1285,7 @@
プログラムが通常環境変数の設定に依存する場合、環境変数が設定されていなかった場合に妥当な標準設定値を使うように修正するようにすべきです。
これがもし容易に行えないようなら (例えば non-free
プログラムでソースコードがない場合など)
-プログラムは環境変数を設定して元のプログラムを呼び出すようなラッパスクリプトに置き換えておかなければいけません。
+プログラムは環境変数を設定して元のプログラムを呼び出すようなラッパスクリプトに置きかえておかなければいけません。
</p>
<p>
Modified: www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-relationships.tt2
===================================================================
--- www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-relationships.tt2 2008-06-11 08:45:18 UTC (rev 688)
+++ www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-relationships.tt2 2008-06-11 08:51:57 UTC (rev 689)
@@ -49,7 +49,7 @@
<samp>Suggests</samp>、<samp>Pre-Depends</samp>、<samp>Build-Depends</samp>
及び <samp>Build-Depends-Indep</samp> の各コントロールファイルフィールド
(他のパッケージに依存関係がある場合に宣言するフィールド)
-内に記述するパッケージ名は、代替パッケージ名の一覧でも構いません。
+内に記述するパッケージ名は、代替パッケージ名の一覧でもかまいません。
代替パッケージ名は、 垂直バーシンボル <samp>|</samp> (パイプシンボル)
で区切って書きます。
この場合、任意の代替パッケージの一つがインストールされていればこの部分の依存関係は満たされているものと判断されます。
@@ -58,7 +58,7 @@
<p>
<samp>Provides</samp>
以外のすべてのフィールドでは、パッケージ名ごとにそのバージョンを指定することができます。
-その指定は、各パッケージ名の後に続く括弧の中で行なわれ、その括弧の中には、下記の一覧で示される
+その指定は、各パッケージ名の後に続くかっこの中で行なわれ、そのかっこの中には、下記の一覧で示される
(バージョン番号の) 関係を表す記号と、それに続いて <a
href="ch-controlfields.html#s-f-Version"><samp>Version</samp>, Section
5.6.12</a> で記載された書式に従ったバージョン番号を、記述します。
@@ -163,7 +163,7 @@
有効です。この依存関係の宣言は、依存関係を満たさないパッケージが、
未設定な状態でシステム中にインストールされることを妨げません。
すでに依存関係が満たされ、正しくインストールされているパッケージを、
-依存関係の満たされていない、または満たせ得ないような別のバージョンのパッケージで置き換えることもできます。
+依存関係の満たされていない、または満たせ得ないような別のバージョンのパッケージで置きかえることもできます。
この場合は、未設定のまま (設定しようとするとエラーが返りますので)
ですので、当然正しく動作しないでしょう。
必要に応じ、パッケージが展開されていない場合にも部分的に有効な
@@ -297,7 +297,7 @@
依存関係のレベルを選択するにあたって、そのパッケージの機能において依存パッケージの機能がどの程度重要なのかを考えるべきです。
あるパッケージが、重要度の異なるいくつかの部品から構成されているとします。
そのとき、その各部品のなかでも重要度の高いものが必要とするようなパッケージを
-<samp>Depends</samp> として並べ挙げるべきです。
+<samp>Depends</samp> として列挙すべきです。
そのほかの部分が必要とするパッケージは、その部品の相対的な重要性にしたがって
Suggests なり、Recommends として参照されることになります。
</p>
@@ -314,7 +314,7 @@
<p>
このようなパッケージをインストールするには、もう一方のパッケージをまず削除しなければいけません。
-実際の動作としては、インストールしようとしているパッケージに、システム上にあるパッケージを置き換える
+実際の動作としては、インストールしようとしているパッケージに、システム上にあるパッケージを置きかえる
(<a href="#s-replaces">ファイルの上書きとパッケージの置換 -
<samp>Replaces</samp>, Section 7.5</a> 参照)
ようにマークが付けられている場合、システムにインストールされているパッケージに選択を解除するようマークが付けられている場合、また両方のパッケージに
@@ -418,7 +418,7 @@
<h3><a name="s-replaces"></a>7.5 ファイルの上書きとパッケージの置換 - <samp>Replaces</samp></h3>
<p>
-パッケージが、他の特定のパッケージのファイルを上書きする、または他のパッケージを完全に置き換えることを宣言することができます。
+パッケージが、他の特定のパッケージのファイルを上書きする、または他のパッケージを完全に置きかえることを宣言することができます。
コントロールファイルの <samp>Replaces</samp>
フィールドは、異なった状況下で作用する二つの異なった目的を持っています。
</p>
@@ -435,12 +435,12 @@
<p>
但しここで、上書きするパッケージが上書きしようとしているファイルを
<samp>Replaces (置換)</samp> すると宣言していた場合、<code>dpkg</code>
-はその処理を実行し、古いパッケージ中のファイルを新しいファイルと置き換えます。
+はその処理を実行し、古いパッケージ中のファイルを新しいファイルと置きかえます。
そのファイルは古いパッケージの所有リストからは削除されます。
</p>
<p>
-このようにして、パッケージが完全に置き換えられてしまったときは、
+このようにして、パッケージが完全に置きかえられてしまったときは、
<code>dpkg</code> はそのパッケージが持っているファイルが無く、
『消えてしまった』と考えます。この場合、「必要とされていない」
(削除の選択がされた) および「インストールされていない」
@@ -483,7 +483,7 @@
</p>
<p>
-この場合、置換することを指定されたパッケージは仮想パッケージでも構いません。
+この場合、置換することを指定されたパッケージは仮想パッケージでもかまいません。
例えば、各メール送信エージェント (MTA)
はコントロールファイル中に下記のように記述することで
</p>
Modified: www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-scope.tt2
===================================================================
--- www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-scope.tt2 2008-06-11 08:45:18 UTC (rev 688)
+++ www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-scope.tt2 2008-06-11 08:51:57 UTC (rev 689)
@@ -48,9 +48,9 @@
</p>
<p>
-このマニュアルは Debian パッケージ作成に関連した形で Debian
+このマニュアルは Debian パッケージ作成に沿った形で Debian
ポリシーを記載していますが、これはパッケージ作成手順を記載した手引きではなく、パッケージングシステムの挙動について網羅的に記載したものでもありません。
-このマニュアルは、このような手引きというよりは、開発者が精通しておく必要のあるパッケージ管理システムとのインターフェースを規定することをねらったものです
+このマニュアルは、そのような手引きというよりは、開発者が精通しておく必要のあるパッケージ管理システムとのインターフェースを規定することをねらったものです
[<a href="footnotes.html#f1" name="fr1">1</a>]。
</p>
@@ -85,7 +85,7 @@
(<em>しなければならない</em> や <em>必要な</em> の部分に違反)、
<em>minor</em>、<em>normal</em> と <em>important</em> (<em>すべきである</em>
または <em>推奨された</em> の部分に違反)、<em>wishlist</em>
-(<em>オプションとして</em> の類)に相当しています [<a href="footnotes.html#f2"
+(<em>オプションとして</em> の類) に相当しています [<a href="footnotes.html#f2"
name="fr2">2</a>]。
</p>
@@ -110,8 +110,8 @@
<p>
この文書の最新版は Debian の Web ミラーサーバ <samp><code><a
href="http://www.debian.org/doc/debian-policy/">/doc/debian-policy/</a></code></samp>
-におかれています。
-幾つかの他のフォーマットも同じディレクトリに用意されています:
+に置かれています。
+他のフォーマットも何種類かは同じディレクトリに用意されています:
<code>policy.html.tar.gz</code> (<code><a
href="http://packages.debian.org/doc/debian-policy/policy.html.tar.gz">/doc/debian-policy/policy.html.tar.gz</a></code>),
<code>policy.pdf.gz</code> (<code><a
@@ -132,22 +132,21 @@
<h3><a name="s-authors"></a>1.3 作者とメンテナ</h3>
<p>
-最初 "Debian GNU/Linux Policy Manual" という名であったこの文書は、
-1996 年に Ian Jackson さんにより書かれました。最初の改訂は 1996-11-27 に David
-A. Morris さんによるもので、Christian Schwarz さんが 1997-03-15
+この文書は、最初は "Debian GNU/Linux Policy Manual" という名で 1996
+年に Ian Jackson さんにより書かれました。最初の改訂は 1996-11-27 に David A.
+Morris さんによるもので、Christian Schwarz さんが 1997-03-15
に新たな章を加え、1997 年の 4 月から 7 月にかけて、手を入れてまとめ直しました。
Christoph Lameter さんが "Web Standard" の部分を作成しました。 Julian
-Gilbey さんが 2001 年に大幅な整理を行いました。
+Gilbey さんが 2001 年に大幅な整理を行ないました。
</p>
<p>
1998 年 9 月以降は、この文書の内容の文責は <code><a
href="mailto:debian-policy@lists.debian.org">debian-policy
メーリングリスト</a></code> に移りました。
-提案はそこで討議され、合意が得られた後ポリシーに追加されます。 Debian 用の
-policy
-パッケージは、ポリシー自体を編纂する権限は無い数人のメンテナによって管理されています。
-現時点でのメンテナは次の通り:
+提案はそこで討議され、合意が得られた後ポリシーに追加されます。 Debian
+用のポリシーパッケージは、ポリシー自体を編纂する権限は無い数人のメンテナによって管理されています。
+現時点でのメンテナは次の通りです:
</p>
<ol type="1" start="1" >
<li>
@@ -188,8 +187,7 @@
</p>
<p>
-Policy
-の変更に関して、直接著者やポリシーマニュアルのメンテナに連絡しないでください。
+ポリシーの変更に関しては、直接著者やポリシーマニュアルのメンテナに連絡しないでください。
</p>
<p>
@@ -206,7 +204,7 @@
<p>
このポリシーマニュアル以外にも、Debian
-ポリシーと手続きを理解するのに必要になる別文書がいくつかあります。
+ポリシーと手続きを理解するためには必要な、関連文書がいくつかあります。
</p>
<p>
Modified: www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-sharedlibs.tt2
===================================================================
--- www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-sharedlibs.tt2 2008-06-11 08:45:18 UTC (rev 688)
+++ www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-sharedlibs.tt2 2008-06-11 08:51:57 UTC (rev 689)
@@ -79,9 +79,9 @@
<p>
もし、パッケージがユーザの手によって起動する必要はないが、パッケージの動作に必要なランタイムサポートプログラムを収録している場合、そのプログラムは
-それがバイナリ形式である場合、<code>/usr/lib</code>
-以下のサブディレクトリに置くべきあり、できれば
-<code>/usr/lib/</code><var>package-name</var> が良いでしょう。
+それがバイナリ形式であるならば、<code>/usr/lib</code>
+以下のサブディレクトリに置くべきであり、できれば
+<code>/usr/lib/</code><var>package-name</var> に置くのが良いでしょう。
もしそのプログラムがアーキテクチャ非依存である場合には、適切な場所は
<code>/usr/share</code> 以下であり、できれば
<code>/usr/share/</code><var>package-name</var> が良いでしょう。
@@ -139,7 +139,7 @@
<code>postinst</code> スクリプトが、最初の引数を <samp>configure</samp>
として呼ばれた場合、スクリプトで <code>ldconfig</code>
を呼ばなければいけません。 <code>postinst</code> スクリプトではそれ以外の際に
-<code>ldconfig</code> を呼んでも構いません。
+<code>ldconfig</code> を呼んでもかまいません。
</p>
</li>
<li>
@@ -161,7 +161,7 @@
<p>
パッケージに共有ライブラリを用いるランタイムサポートプログラムが含まれる場合、それを共有ライブラリパッケージに収録してはいけません。
-これを行うと、複数バージョンの共有ライブラリをファイル名衝突なしにインストールすることができなくなります。
+これを行うと、複数バージョンの共有ライブラリをファイル名の衝突なしにインストールすることができなくなります。
</p>
<p>
@@ -366,7 +366,7 @@
<p>
<code>debian/rules</code> ファイル中に <a
href="ap-pkg-sourcepkg.html#s-pkg-dpkg-shlibdeps"><code>dpkg-shlibdeps</code></a>
-への呼出し処理を置いてください。バイナリだけを含んだパッケージ
+への呼び出し処理を置いてください。バイナリだけを含んだパッケージ
(つまり、スクリプトを含まない) の場合、次のコマンドが使えます。
</p>
<pre>
@@ -384,7 +384,7 @@
ファイル中に依存関係の情報を挿入します。 この情報は後で
<code>dpkg-gencontrol</code> が使います。
これが正しく処理されるよう、<samp>Depends</samp> フィールドに
-<samp>${shlib:Depends}</samp> 変数を置かなければならないでしょう。
+<samp>${shlibs:Depends}</samp> 変数を置かなければならないでしょう。
</p>
<p>
@@ -398,7 +398,7 @@
<p>
複数のバイナリパッケージを生成する場合には、 <code>dpkg-shlibdeps</code>
-をコンパイルされたバイナリ及び共有ファイルを含む各パッケージ毎に実行する必要があります。
+をコンパイルされたバイナリ及び共有ファイルを含むパッケージ毎に実行する必要があります。
この場合、個別の <code>substvars</code> ファイルを指定するため
<samp>dpkg</samp> ユーティリティの <samp>-T</samp>
オプションを使う必要が出てくるでしょう。 このオプションについての詳細は
Modified: www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-source.tt2
===================================================================
--- www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-source.tt2 2008-06-11 08:45:18 UTC (rev 688)
+++ www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/ch-source.tt2 2008-06-11 08:51:57 UTC (rev 689)
@@ -40,7 +40,7 @@
<h3><a name="s-standardsversion"></a>4.1 基準への準拠</h3>
<p>
-ソースパッケージに、あなたのパッケージが最後の更新の際パッケージのコンパイルで準拠した最新のパッケージング基準のバージョンを指定すべきです。
+ソースパッケージには、あなたのパッケージが最後の更新の際にパッケージのコンパイルで準拠した、その時点で最新のパッケージング基準のバージョンを指定すべきです。
</p>
<p>
@@ -122,7 +122,7 @@
<samp>#define</samp> 等)
そしてデフォルトが修正前と同じになっているようなパッチをアップストリームの作者に送ります。
そうすれば簡単にあなたの <code>debian/rules</code>
-かどこか適当なところでデフォルトを置き換えることができます。
+かどこか適当なところでデフォルトを置きかえることができます。
</p>
<p>
@@ -137,9 +137,9 @@
もし、GNU の <code>configure</code> スクリプトが作る <code>Makefile</code>
を修正する必要にせまられた場合、直接 <code>Makefile</code> に手を加えずに
<code>.in</code> ファイルを変更しましょう。
-こうすることでユーザーによるパッケージの再ビルドが可能となります。 あなたが
-<code>configure</code> を行い、その後 <code>Makefile</code>
-を変更した場合、だれもそのあとであなたが加えた変更をなくさずにパッケージの再ビルドすることができなくなってしまいます。
+こうすることでユーザによるパッケージの再ビルドが可能となります。 あなたが
+<code>configure</code> を行ない、その後 <code>Makefile</code>
+を変更した場合、誰もその後であなたが加えた変更をなくさずにパッケージの再ビルドすることができなくなってしまいます。
</p>
<hr>
@@ -149,9 +149,9 @@
<p>
Debian 版のパッケージの変更は全て簡潔に Debian changelog ファイル
<code>debian/changelog</code> [<a href="footnotes.html#f15" name="fr15">15</a>]
-に記載すべきです。 これには上流の版に加えた Debian パッケージ向けの変更と [<a
+に記載すべきです。 これには上流の版に加えた Debian パッケージ向けの変更 [<a
href="footnotes.html#f16" name="fr16">16</a>]、
-それ以外のパッケージに対する修正や更新を記載します。
+およびパッケージに対するそれ以外の修正や更新を記載します。
</p>
<p>
@@ -248,13 +248,12 @@
<h4><a name="s4.4.1"></a>4.4.1 changelog の別書式の定義</h4>
<p>
-実験版 (unstable) 以外のパッケージでは、 <code>debian/changelog</code>
-には、最新版の <code>dpkg</code>
-がサポートするフォーマットを用いなければいけません。
+試験的なパッケージ以外では、 <code>debian/changelog</code> には、最新版の
+<code>dpkg</code> がサポートするフォーマットを用いなければいけません。
</p>
<p>
-使用したい書式のパーサを用意することで、標準的でない書式を使用することが可能です。
+使用したい書式のパーザを用意することで、標準的でない書式を使用することが可能です。
このパーザは <code>dpkg-genchanges</code> および <code>dpkg-gencontrol</code>
が期待しているものと API
互換である必要があり、ユーザとの対話的処理を一切行ってはなりません [<a
@@ -263,9 +262,23 @@
<hr>
-<h3><a name="s4.5"></a>4.5 makefile でのエラーを捕捉する</h3>
+<h3><a name="s-dpkgcopyright"></a>4.5 著作権表記: <code>debian/copyright</code></h3>
<p>
+各パッケージには、著作権と配布条件のライセンス文書が元のままの形式で
+<code>/usr/share/doc/<var>package</var>/copyright</code>
+に収録されていなければいけません (詳細は <a
+href="ch-docs.html#s-copyrightfile">著作権関連情報, Section 12.5</a>
+参照)。また、パッケージの著作権を取り込む際の考慮事項については <a
+href="ch-archive.html#s-pkgcopyright">著作権に関する考慮, Section 2.3</a>
+を参照ください。
+</p>
+
+<hr>
+
+<h3><a name="s4.6"></a>4.6 makefile でのエラーを捕捉する</h3>
+
+<p>
<code>make</code> が makefile (あなたのパッケージの上流が用意した makefile も
<code>debian/rules</code> も含む)
で指定されたコマンドを呼び出す際には、<code>sh</code> を使います。
@@ -289,16 +302,16 @@
<hr>
-<h3><a name="s-timestamps"></a>4.6 タイムスタンプ</h3>
+<h3><a name="s-timestamps"></a>4.7 タイムスタンプ</h3>
<p>
-メンテナは可能な限り上流のソースファイルファイルの更新時刻をパッケージ中で変更しないでおくべきです[<a
+メンテナは可能な限り上流のソースファイルの更新時刻をパッケージ中で変更しないでおくべきです[<a
href="footnotes.html#f22" name="fr22">22</a>]。
</p>
<hr>
-<h3><a name="s-restrictions"></a>4.7 ソースパッケージに含まれるものに対する制限</h3>
+<h3><a name="s-restrictions"></a>4.8 ソースパッケージに含まれるものに対する制限</h3>
<p>
ソースパッケージには、ハードリンク [<a href="footnotes.html#f23"
@@ -309,7 +322,7 @@
<hr>
-<h3><a name="s-debianrules"></a>4.8 <code>debian/rules</code> - メイン構築スクリプト</h3>
+<h3><a name="s-debianrules"></a>4.9 <code>debian/rules</code> - メイン構築スクリプト</h3>
<p>
このファイルは実行可能な makefile
@@ -324,7 +337,7 @@
<p>
対話型の <code>debian/rules</code>
-スクリプトは、そのパッケージの自動コンパイルを不可能にし、さらにメンテナー以外の人が同じバイナリパッケージを再構築するのを難しくします。
+スクリプトは、そのパッケージの自動コンパイルを不可能にし、さらにメンテナ以外の人が同じバイナリパッケージを再構築するのを難しくします。
ですから、全ての <em>必要なターゲット</em> は非対話的でなくては
<em>なりません</em>。最小限の範囲で言えば、必要なターゲットとは、
<code>dpkg-buildpackage</code> によって呼び出されるターゲット、つまり
@@ -334,7 +347,8 @@
</p>
<p>
-ターゲットは次の通りです (特に記載されていない限り、以下が必要です)。
+ターゲットは次の通りです
+(特に記載されていない限り、以下のターゲットが必要です)。
</p>
<dl>
<dt><samp>build</samp></dt>
@@ -342,7 +356,7 @@
<p>
<samp>build</samp> ターゲットはパッケージの構築 (ビルド)、
すなわち全てのパッケージの非対話的な設定とコンパイルを行ないます。
-もしパッケージに対話型のビルド前の設定ルーチンがある場合は、Debian
+もしパッケージにビルド前の対話型の設定ルーチンがある場合は、Debian
化されたソースパッケージは設定作業を行なった後でビルドするか
(これは、設定を再びせずにバイナリパッケージをビルド出来るようにするためです)、設定ルーチンを非対話型になるように変更しなければいけません。
アーキテクチャ固有の機能の検出が設定ルーチンで行われるようになっている場合は、後者の方が適切です。
@@ -363,8 +377,8 @@
</p>
<p>
-また、<samp>build</samp> ターゲットの前には、 <samp>clean</samp>
-を走らせなければならないでしょう。
+また、<samp>build</samp> ターゲットの前に、 <samp>clean</samp>
+を走らせる必要があることはかまいません。 以下を参照ください。
</p>
<p>
@@ -402,7 +416,7 @@
の一方あるいはいずれも指定されていない場合、 <code>debian/rules</code>
を存在しないターゲットを指定して起動した際にはステータスコード 2
を返すべきです。 通常、make
-はターゲットが存在しない場合自動的に上記の結果を返します。
+はターゲットが存在しない場合、自動的に上記の結果を返します。
</p>
<p>
@@ -491,7 +505,7 @@
</p>
<p>
-このターゲットは、どのディレクトリからも実行しても構いません。
+このターゲットは、どのディレクトリからも実行してもかまいません。
また残した一時ファイルを削除するよう気を遣うべきです。
</p>
@@ -508,7 +522,7 @@
<p>
公開されている、またはいないインターフェースのためや、パッケージ内部で使用するために
-<code>debian/rules</code> に他のターゲットを置くことは許されます。
+<code>debian/rules</code> に他のターゲットを置くことは許されています。
</p>
<p>
@@ -566,12 +580,12 @@
<hr>
-<h3><a name="s-substvars"></a>4.9 変数置換: <code>debian/substvars</code></h3>
+<h3><a name="s-substvars"></a>4.10 変数置換: <code>debian/substvars</code></h3>
<p>
<code>dpkg-gencontrol</code>、<code>dpkg-genchanges</code> 及び
-<code>dpkg-source</code> がコントロールファイルを生成するとき、
-出力に書きこむ前に変数置換を行います。 変数置換は
+<code>dpkg-source</code> は、コントロールファイルを生成するとき、
+出力に書きこむ前に変数置換を行ないます。 変数置換は
<samp>${<var>変数名</var>}</samp> の書式を持ちます。 オプションであるファイルの
<code>debian/substvars</code> 中に使用する変数置換定義を記載します。
また、変数置換はソースをパッケージするコマンドに <samp>-V</samp>
@@ -594,7 +608,7 @@
<hr>
-<h3><a name="s-debianwatch"></a>4.10 上流のソースの場所の設定 (オプション): <code>debian/watch</code></h3>
+<h3><a name="s-debianwatch"></a>4.11 上流のソースの場所の設定 (オプション): <code>debian/watch</code></h3>
<p>
これは、オプションではありますが推奨のコントロールファイルで、
@@ -608,7 +622,7 @@
<hr>
-<h3><a name="s-debianfiles"></a>4.11 <code>debian/files</code></h3>
+<h3><a name="s-debianfiles"></a>4.12 <code>debian/files</code></h3>
<p>
このファイルは、ソースツリーの恒常的な部分ではありません。
Modified: www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/footnotes.tt2
===================================================================
--- www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/footnotes.tt2 2008-06-11 08:45:18 UTC (rev 688)
+++ www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/footnotes.tt2 2008-06-11 08:51:57 UTC (rev 689)
@@ -15,7 +15,7 @@
<dt>標準インターフェース</dt>
<dd>
<p>
-記載された内容はパッケージングシステムのインターフェースとして使うべきものであり、
+記載された内容がパッケージングシステムのインターフェースとして使うべきものであり、
実際に多数のパッケージで使われており、従って綿密なレビューなしには変更するべきでないようなものである場合です。
そのような場合にはパッケージメンテナはインターフェースがころころ変わらないことを期待できますし、
パッケージ管理ソフトウェアの作者はそのインターフェース定義への互換性を確認するだけですみます
@@ -25,14 +25,15 @@
<dt>選ばれた取り決め</dt>
<dd>
<p>
-いくつか技術的には取りうる選択肢があり、相互互換性のためそのうちの一つを選ばなければならない場合です。
+いくつか技術的に取り得る選択肢があり、相互互換性のためそのうちの一つを選ばなければならない場合です。
バージョン番号の形式などがその例です。
</p>
</dd>
</dl>
<p>
-これらが相互に排他なものではないことに注意してください。選ばれた取り決めが標準インターフェースになることはしばしばあります。
+これらが相互に排他なものではないことに注意してください。
+選ばれた取り決めが標準インターフェースになることはしばしばあります。
</p>
<h3><a href="ch-scope.html#fr2" name="f2">2</a></h3>
@@ -82,7 +83,7 @@
<p>
Essential
-は、パッケージ群が展開されてはいるが未設定な状態でも、システム上で提供されており、使用できる最小の機能の集合として定義されています。
+は、パッケージ群が展開されてはいるが未設定な状態でも、システム上で提供され使用できなければならない最小の機能の集合として定義されています。
これは、アップグレードの際の解決できない依存関係のループを避けるために必要になります。
パッケージが不必要な依存関係をこの分類に属するパッケージに対して設定した場合、Essential
として指定されたパッケージを先に設定しなければならないという、
@@ -97,7 +98,7 @@
パッケージ集合に加えるのに慎重な注意が必要になる理由の一つでもあります)、
その機能が異なったパッケージに移されたことによって、 <em>パッケージ</em> が
Essential から削除されることはあります。
-このため、これらのパッケージに依存することは、Essential
+このため、これらのパッケージに依存することは Essential
からパッケージが外された場合一つとっても、役に立たずに害ばかりもたらすことになります。
</p>
@@ -105,7 +106,7 @@
<p>
Jargon ファイルより: 自分の手で - 2.
-広義には、あらかじめ供給されているライブラリ (<em>ここでは debconf
+広義には、あらかじめ供給されているライブラリ (<em>ここでは例えば debconf
のことです</em>) で行うべき、決まり切った低水準のなにかを自分で書くこと
</p>
@@ -175,7 +176,7 @@
<p>
changelogs の誤記は通常は古い changelog
-エントリを変更して『歴史を改ざんする』より、単に新しい changelog
+エントリを変更して『歴史を改竄する』より、単に新しい changelog
を追加して修正する方がよい方法です。
</p>
@@ -229,9 +230,9 @@
<p>
新しい書式が広く関心を引く (であろう) ものであるときには、 <code>dpkg</code>
-のメンテナに連絡をとり、その書式に対応するパーサを <code>dpkg</code>
+のメンテナに連絡をとり、その書式に対応するパーザを <code>dpkg</code>
パッケージに含めてもらうようにして下さい。
-そのパーサとマニュアルページは、<code>dpkg</code> の一部として dpkg
+そのパーザパーサとマニュアルページは、<code>dpkg</code> の一部として dpkg
の他の部分同様 GNU GPL で配付することを認める必要があります。
</p>
@@ -375,28 +376,29 @@
(例えば、1.2r1 は 1.2r2 になり、1.2r3になります)。
</p>
</dd>
-<dt><em>unstable</em></dt>
+<dt><em>unstable (不安定版)</em></dt>
<dd>
<p>
-このディストリビューションは、Debian
-の配布ツリーの中で、開発中のものであるということを示します。
-新しいパッケージおよびパッケージの最新のバージョン、バグフィックスが含まれます。
+このディストリビューションは、Debian の配布ツリーの中で、<em>開発中</em>
+のものであるということを示します。
+新しいパッケージおよびパッケージの最新のバージョン、バグフィックスは、この
+<em>unstable</em> ディレクトリに収録されます。
個人の責任においてダウンロードしてください。
</p>
</dd>
-<dt><em>testing</em></dt>
+<dt><em>testing (テスト版)</em></dt>
<dd>
<p>
このディストリビューション名は Debian のディストリビューションのうち、
-<em>テスト</em> 中の部分を示します。 このディストリビューションでは unstable
-ディストリビューションからのパッケージを、unstable
+<em>テスト (testing)</em> 中の部分を示します。 このディストリビューションでは
+unstable ディストリビューションからのパッケージを、unstable
中で大きな問題が発生しないことを確認する短い猶予期間をおいて、受け入れます。
これは unstable
よりは問題が起こる可能性は少ないでしょうが、危険性は残っています。
パッケージを直接 <em>testing</em> にアップロードすることはできません。
</p>
</dd>
-<dt><em>frozen</em></dt>
+<dt><em>frozen (フリーズ版)</em></dt>
<dd>
<p>
時々、<em>unstable</em>
@@ -406,11 +408,11 @@
この段階の詳細はリリースマネージャが決定します。
</p>
</dd>
-<dt><em>experimental</em></dt>
+<dt><em>experimental (試験版)</em></dt>
<dd>
<p>
このディストリビューションのパッケージは、メンテナから、ハイリスクであると宣言されています。
-初期のβ版や開発中のパッケージで、多くのソースコードから構成されている開発中のパッケージや、試してほしいと思っているけれども
+初期のβ版や開発中のパッケージなど、多くのソースコードから構成されている開発中のパッケージや、試してほしいと思っているけれども
Debian の他の
ディストリビューションに含まれるほどの完成度ではないものが含まれています。
これらのディストリビューションからダウンロードするときは自分で判断を行ってください。
@@ -459,13 +461,12 @@
<h3><a href="ch-maintainerscripts.html#fr42" name="f42">42</a></h3>
<p>
-歴史に関する注記:とても古い (1997 以前の) バージョンの <code>dpkg</code>
+歴史に関する注記:とても古い (1997 年以前の) バージョンの <code>dpkg</code>
では、この場合に <samp><unknown></samp> を (不等号も含めて)
渡していました。
更に古いものでは、どのような状況においても二番目の引数として何も渡しませんでした。
そこまで古い dpkg のバージョンを用いたアップグレードは、仮に postinst
スクリプト中でその場合の引数の処理が考慮されていたとしても、そのほかの理由もあって動くとは期待できません。
-<code>dpkg</code> は、
</p>
<h3><a href="ch-relationships.html#fr43" name="f43">43</a></h3>
@@ -478,7 +479,6 @@
<h3><a href="ch-relationships.html#fr44" name="f44">44</a></h3>
<p>
-If you make "build-arch" or "binary-arch", you need
"build-arch" または "binary-arch" を作成する場合には、
Build-Depends が必要です。"build-indep" または
"binary-indep" を作成する場合には、Build-Depends と
@@ -586,15 +586,15 @@
が新しいファイルがディスクに置かれたことを保証してから呼ばれます。
従って、ldconfig を無条件に postinst
中で呼ぶことは完全に安全ですし、パッケージでは引数をチェックしないで単に
-postinst 中で lsconfig を記載しても問題ありません。 postinst
+postinst 中で ldconfig を記載しても問題ありません。 postinst
はアップグレード失敗の際の復旧作業でも呼ぶことができます。
これは新しいファイルのどれかがアンパックされる前に実行されますので、 この時点で
"ldconfig" を呼ぶことは無意味です。
</p>
<p>
-削除しようとしているパッケージの場合には、prerm
-が当該パッケージのファイルがそのままの状態で呼ばれますから、
+削除しようとしているパッケージの場合には、
+当該パッケージのファイルがそのままの状態で prerm が呼ばれますから、
"ldconfig" を呼ぶことは無意味です。prerm
が呼ばれるもう一つの場合はアップグレードで、
この場合旧パッケージのファイルがディスクにある状態で呼ばれますから
@@ -998,7 +998,7 @@
ファイルの節の規定に優先するものではありません。つまり、
<code>/usr/share/<var>package</var>/changelog.Debian.gz</code>
ファイルは、対象となる <var>package (パッケージ)</var> の現在のバージョンの
-changelog を射していなければなりません。
+changelog を指していなければなりません。
実際には、この場合は上記の場合の後者の元ファイルと、シンボリックリンクの指す先は同じ
(同じソースパッケージとバージョンのため) になるでしょう。
</p>
Modified: www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/index.tt2
===================================================================
--- www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/index.tt2 2008-06-11 08:45:18 UTC (rev 688)
+++ www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.html/index.tt2 2008-06-11 08:51:57 UTC (rev 689)
@@ -73,7 +73,7 @@
<code>/usr/share/common-licenses/GPL</code> として、World Wide Web 上では GNU
Public License <code><a href="http://www.gnu.org/copyleft/gpl.html">the GNU
General Public License</a></code> として 入手可能です。また、Free Software
-Foundation, Inc., 59 Temple Place - Suite 330, Boston, MA 02111-1307, USA.
+Foundation, Inc., 51 Franklin St, Fifth Floor, Boston, MA 02110-1301, USA.
に請求しても手に入ります。
</p>
@@ -92,7 +92,7 @@
<li><a href="ch-archive.html">2 Debian アーカイブ</a>
<ul>
<li><a href="ch-archive.html#s-dfsg">2.1 Debian フリーソフトウェアガイドライン</a></li>
- <li><a href="ch-archive.html#s-sections">2.2 セクション</a>
+ <li><a href="ch-archive.html#s-sections">2.2 カテゴリ</a>
<ul>
<li><a href="ch-archive.html#s-main">2.2.1 main カテゴリ</a></li>
<li><a href="ch-archive.html#s-contrib">2.2.2 contrib カテゴリ</a></li>
@@ -133,13 +133,14 @@
<ul>
<li><a href="ch-source.html#s4.4.1">4.4.1 changelog の別書式の定義</a>
</ul></li>
- <li><a href="ch-source.html#s4.5">4.5 makefile でのエラーを捕捉する</a></li>
- <li><a href="ch-source.html#s-timestamps">4.6 タイムスタンプ</a></li>
- <li><a href="ch-source.html#s-restrictions">4.7 ソースパッケージに含まれるものに対する制限</a></li>
- <li><a href="ch-source.html#s-debianrules">4.8 <code>debian/rules</code> - メイン構築スクリプト</a></li>
- <li><a href="ch-source.html#s-substvars">4.9 変数置換: <code>debian/substvars</code></a></li>
- <li><a href="ch-source.html#s-debianwatch">4.10 上流のソースの場所の設定 (オプション): <code>debian/watch</code></a></li>
- <li><a href="ch-source.html#s-debianfiles">4.11 <code>debian/files</code></a>
+ <li><a href="ch-source.html#s-dpkgcopyright">4.5 著作権表記: <code>debian/copyright</code></a></li>
+ <li><a href="ch-source.html#s4.6">4.6 makefile でのエラーを捕捉する</a></li>
+ <li><a href="ch-source.html#s-timestamps">4.7 タイムスタンプ</a></li>
+ <li><a href="ch-source.html#s-restrictions">4.8 ソースパッケージに含まれるものに対する制限</a></li>
+ <li><a href="ch-source.html#s-debianrules">4.9 <code>debian/rules</code> - メイン構築スクリプト</a></li>
+ <li><a href="ch-source.html#s-substvars">4.10 変数置換: <code>debian/substvars</code></a></li>
+ <li><a href="ch-source.html#s-debianwatch">4.11 上流のソースの場所の設定 (オプション): <code>debian/watch</code></a></li>
+ <li><a href="ch-source.html#s-debianfiles">4.12 <code>debian/files</code></a>
</ul></li>
<li><a href="ch-controlfields.html">5 コントロールファイル (Control) とそのフィールド</a>
<ul>
@@ -354,7 +355,7 @@
<li><a href="ap-pkg-conffiles.html">E 設定ファイルの取り扱い (旧 Packaging Manual より)</a>
<ul>
<li><a href="ap-pkg-conffiles.html#sE.1">E.1 <code>dpkg</code> による設定ファイルの自動操作</a></li>
- <li><a href="ap-pkg-conffiles.html#sE.2">E.2 管理スクリプトによる設定の取扱い</a>
+ <li><a href="ap-pkg-conffiles.html#sE.2">E.2 管理スクリプトによる設定の取り扱い</a>
</ul></li>
<li><a href="ap-pkg-alternatives.html">F 代替バージョンへのインターフェース - <code>update-alternatives</code> (旧 Packaging Manual より)</a><li><a href="ap-pkg-diversions.html">G 退避バージョン - あるパッケージに含まれるファイルを上書きするには (旧 Packaging Manual より)</a></li>
</ul>
Modified: www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.sgml
===================================================================
--- www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.sgml 2008-06-11 08:45:18 UTC (rev 688)
+++ www/trunk/src/community/devel/debian-policy-ja/policy.ja.sgml 2008-06-11 08:51:57 UTC (rev 689)
@@ -13,7 +13,7 @@
<debiandoc>
<!-- JAPANESE
日本語訳は八田真行 mhatta@debian.or.jp 、かねこ skaneko@a2.mbn.or.jp、
- 森本 odin@sleipnir.dice.cache.waseda.ac.jp が行い、査読を debian-doc
+ 森本 odin@sleipnir.dice.cache.waseda.ac.jp が行ない、査読を debian-doc
メンバ debian-doc@debian.or.jp で行った。ライセンスは原文と
同一とする。日本語訳に特有の部分には文字列 JAPANESE を含むコメントを付した。
3.5.0.0 で追加された Packaging manual 由来の部分は、
@@ -91,7 +91,7 @@
<url id="http://www.gnu.org/copyleft/gpl.html"
name="the GNU General Public Licence">. You can also
obtain it by writing to the Free Software Foundation, Inc.,
- 59 Temple Place - Suite 330, Boston, MA 02111-1307, USA.
+ 51 Franklin St, Fifth Floor, Boston, MA 02110-1301, USA.
-->
GNU 一般公有使用許諾書のコピーは、Debian GNU/Linux
ディストリビューションでは <file>/usr/share/common-licenses/GPL</file>
@@ -99,7 +99,7 @@
<url id="http://www.gnu.org/copyleft/gpl.html" name=
"the GNU General Public License"> として
入手可能です。また、Free Software Foundation, Inc.,
- 59 Temple Place - Suite 330, Boston, MA 02111-1307, USA.
+ 51 Franklin St, Fifth Floor, Boston, MA 02110-1301, USA.
に請求しても手に入ります。
</p>
</copyright>
@@ -130,8 +130,8 @@
ディストリビューションのポリシー (方針)、すなわち
Debian に要求されるいくつかの必要条件について説明します。
このポリシーには、Debian
- アーカイブの構成と内容、オペレーティングシステムとしての
- Debian の設計に関するいくつかの事項に加えて、それぞれのパッケージがディストリビューションに受け入れられるために満たさなければならない技術的な必要条件も含まれます。
+ アーカイブの構成と内容、オペレーティングシステムとしての Debian
+ の設計に関するいくつかの事項に加えて、それぞれのパッケージがディストリビューションに受け入れられるために満たさなければならない技術的な必要条件も含まれます。
</p>
<p>
<!--This manual also describes Debian policy as it relates to
@@ -140,10 +140,10 @@
the behavior of the packaging system. Instead, this manual
attempts to define the interface to the package management
system that the developers have to be conversant with.-->
- このマニュアルは Debian パッケージ作成に関連した形で Debian
+ このマニュアルは Debian パッケージ作成に沿った形で Debian
ポリシーを記載していますが、これはパッケージ作成手順を記載した手引きではなく、パッケージングシステムの挙動について網羅的に記載したものでもありません。
- このマニュアルは、このような手引きというよりは、開発者が精通しておく必要のあるパッケージ管理システムとのインターフェースを規定することをねらったものです
- <footnote>
+ このマニュアルは、そのような手引きというよりは、開発者が精通しておく必要のあるパッケージ管理システムとのインターフェースを規定することをねらったものです
+ <footnote><p>
<!-- Informally, the criteria used for inclusion is that the
material meet one of the following requirements:-->
非公式には、ここに収録される内容の選択基準は、次のどちらかに属していることです。
@@ -160,7 +160,7 @@
compatibility with these interface
definitions. (Control file and changelog file
formats are examples.)-->
- 記載された内容はパッケージングシステムのインターフェースとして使うべきものであり、
+ 記載された内容がパッケージングシステムのインターフェースとして使うべきものであり、
実際に多数のパッケージで使われており、従って綿密なレビューなしには変更するべきでないようなものである場合です。
そのような場合にはパッケージメンテナはインターフェースがころころ変わらないことを期待できますし、
パッケージ管理ソフトウェアの作者はそのインターフェース定義への互換性を確認するだけですみます
@@ -172,14 +172,16 @@
that can be made, but one needs to select one of
these options for inter-operability. The version
number format is one example.-->
- いくつか技術的には取りうる選択肢があり、相互互換性のためそのうちの一つを選ばなければならない場合です。
+ いくつか技術的に取り得る選択肢があり、相互互換性のためそのうちの一つを選ばなければならない場合です。
バージョン番号の形式などがその例です。
</item>
</taglist>
<!-- Please note that these are not mutually exclusive;
selected conventions often become parts of standard
interfaces. -->
- これらが相互に排他なものではないことに注意してください。選ばれた取り決めが標準インターフェースになることはしばしばあります。
+ これらが相互に排他なものではないことに注意してください。
+ 選ばれた取り決めが標準インターフェースになることはしばしばあります。
+ </p>
</footnote>。
</p>
@@ -244,11 +246,11 @@
<em>minor</em>、<em>normal</em> と <em>important</em>
(<em>すべきである</em> または
<em>推奨された</em> の部分に違反)、<em>wishlist</em>
- (<em>オプションとして</em> の類)に相当しています
- <footnote>
+ (<em>オプションとして</em> の類) に相当しています
+ <footnote><p>
RFC 2119 参照。
但し、これらの単語は本文中で違ったやり方で使われています。
- </footnote>。
+ </p></footnote>。
</p>
<p>
@@ -302,8 +304,8 @@
この文書の最新版は Debian の Web ミラーサーバ
<tt><url name="/doc/debian-policy/"
id="http://www.debian.org/doc/debian-policy/"></tt>
- におかれています。
- 幾つかの他のフォーマットも同じディレクトリに用意されています:
+ に置かれています。
+ 他のフォーマットも何種類かは同じディレクトリに用意されています:
<file>policy.html.tar.gz</file>
(<httppath>/doc/debian-policy/policy.html.tar.gz</httppath>),
<file>policy.pdf.gz</file>
@@ -337,13 +339,13 @@
Christoph Lameter contributed the "Web Standard".
Julian Gilbey largely restructured it in 2001.
-->
- 最初 "Debian GNU/Linux Policy Manual" という名であったこの文書は、
+ この文書は、最初は "Debian GNU/Linux Policy Manual" という名で
1996 年に Ian Jackson さんにより書かれました。最初の改訂は 1996-11-27
に David A. Morris さんによるもので、Christian Schwarz さんが
1997-03-15 に新たな章を加え、1997
年の 4 月から 7 月にかけて、手を入れてまとめ直しました。
Christoph Lameter さんが "Web Standard" の部分を作成しました。
- Julian Gilbey さんが 2001 年に大幅な整理を行いました。
+ Julian Gilbey さんが 2001 年に大幅な整理を行ないました。
</p>
<p><!--
Since September 1998, the responsibility for the contents of
@@ -359,8 +361,8 @@
<!-- 原文の時点でコメント -->
<!--The actual editing is done by a group of maintainers that have
no editorial powers. These are the current maintainers:-->
- Debian 用の policy パッケージは、ポリシー自体を編纂する権限は無い数人のメンテナによって管理されています。
- 現時点でのメンテナは次の通り:
+ Debian 用のポリシーパッケージは、ポリシー自体を編纂する権限は無い数人のメンテナによって管理されています。
+ 現時点でのメンテナは次の通りです:
<enumlist>
<item>Julian Gilbey</item>
@@ -389,7 +391,7 @@
<p><!--
Please do not try to reach the individual authors or maintainers
of the Policy Manual regarding changes to the Policy.-->
- Policy の変更に関して、直接著者やポリシーマニュアルのメンテナに連絡しないでください。
+ ポリシーの変更に関しては、直接著者やポリシーマニュアルのメンテナに連絡しないでください。
</p>
<p>
日本語訳は、Debian-doc-jp メーリングリスト (八田、森本、かねこ、
@@ -407,7 +409,7 @@
that are necessary to fully understand some Debian policies and
procedures.-->
このポリシーマニュアル以外にも、Debian
- ポリシーと手続きを理解するのに必要になる別文書がいくつかあります。
+ ポリシーと手続きを理解するためには必要な、関連文書がいくつかあります。
</p>
<p><!--
@@ -484,7 +486,7 @@
Debian プロジェクトはフリーなオペレーティングシステムの構築を目指して努力を重ねていますが、私たちが利用可能にしたいと思う全てのパッケージが私たちの定義に沿った
<em>フリー</em> (詳しくは下記記載の <ref id="dfsg"> をご覧下さい)
なものとなっているわけではなく、また制限なしに輸出入ができるものともなっていません。
- そこで、Debian アーカイブは更にそのソフトウェアのライセンスや、その他の制限条件に基づいていくつかの配布エリアまたはカテゴリとして分割されています。
+ そこで、Debian アーカイブは、そのソフトウェアのライセンスやその他の制限条件に基づいて、いくつかの配布エリアまたはカテゴリとして分割されています。
</p>
<p><!--
The aims of this are:-->この目的は
@@ -567,7 +569,7 @@
other fee for such sale.
-->
Debian を構成する個々の部分要素 (パッケージなど)
- のライセンスでは、その部分要素をいくつかの異なる出自を持つプログラムを複数含む集積されたソフトウェアの配布物の一部として販売ないし無料で配布することを、
+ のライセンスでは、その部分要素を、いくつかの異なる出自を持つプログラムを複数含む集積されたソフトウェアの配布物の一部として販売ないし無料で配布することを、
いかなる個人または団体に対しても制限してはなりません。
このような販売に対してライセンスはロイヤリティーや、その他の料金を要求してはいけません。
</item>
@@ -613,7 +615,7 @@
Project encourages all authors to not restrict any
files, source or binary, from being modified.)
-->
- プログラムをビルドする際にソースコードを変更するための
+ プログラムをビルドする際に、ソースコードを変更するための
「パッチファイル」を、そのライセンスがソースコードと共に配布することを許可している場合に
<em>限り</em>、ライセンスは変更されたソースコードの配布を制限することができます。
この場合、ライセンスは変更されたソースコードからビルドされたソフトウェアの配布を明示的に許可していなければなりません。
@@ -630,7 +632,7 @@
The license must not discriminate against any person
or group of persons.
-->
- ライセンスはいかなる個人ないし個人からなる団体に対しても差別をしてはなりません。
+ ライセンスは、いかなる個人ないし個人からなる団体に対しても差別をしてはなりません。
</item>
<!--
<tag>No Discrimination Against Fields of Endeavor</tag>
@@ -645,7 +647,7 @@
research.
-->
ライセンスは誰に対しても、プログラムをある特定の分野で使用することを制限してはなりません。
- 例えば、ライセンスでプログラムを商用で使用すること、または遺伝子研究に使うことを制限してはなりません。
+ 例えば、ライセンスでプログラムを商用で使用すること、または遺伝子研究に使うことなどを制限してはなりません。
</item>
<!--
<tag>Distribution of License</tag>
@@ -676,11 +678,11 @@
rights as those that are granted in conjunction with
the Debian system.
-->
- プログラムに付属する諸権利はそのプログラムがある Debian
+ プログラムに付属する諸権利は、そのプログラムがある Debian
システムの一部であるということに依存するものであってはなりません。
もしそのプログラムが Debian から取り出され、Debian
- 抜きで使用ないし配布されるとしても、そのプログラムのライセンスが定める条件の範囲内で扱われる限り、そのプログラムが再配布された全ての人びとは、
- Debian システムとの関連に基づいて認められていたのと同じ諸権利を有さなければなりません。
+ システムなしで使用ないし配布されるとしても、そのプログラムのライセンスが定める条件の範囲内で扱われる限り、そのプログラムが再配布された全ての人びとは、Debian
+ システムとの関連に基づいて認められていたのと同じ諸権利を有さなければなりません。
</item>
<!--
<tag>License Must Not Contaminate Other Software</tag>
@@ -713,7 +715,7 @@
</p>
</sect>
<sect id="sections">
- <heading><!--Sections-->セクション</heading>
+ <heading><!--Categories-->カテゴリ</heading>
<sect1 id="main">
<!--
@@ -866,6 +868,7 @@
manual that it is possible for them to meet.-->
このマニュアルで示されている全てのポリシー要求に、可能な限り適合していなければいけません
<footnote>
+ <p>
<!--
It is possible that there are policy
requirements which the package is unable to
@@ -874,6 +877,7 @@
handled on a case-by-case basis.-->
例えばソースが用意できない、などのパッケージが満たすことのできない要求があることは許されています。
これらの状況は個々に処置する必要があります。
+ </p>
</footnote> 。
</item>
</list>
@@ -991,7 +995,7 @@
explained below.
-->
多くの作者は、制限のきつい著作権 (あるいは著作権表示の欠如)
- が彼らの、意図としてはフリーなはずだったソフトウェアのユーザにもたらす数々の問題について気がついていません。
+ が、作者の意図としてはフリーなはずだったソフトウェアのユーザにもたらす数々の問題について気がついていません。
そこで、そのような作者たちと連絡をとって丁重に交渉し、彼らのライセンス条項を変更してもらうよう頼むのは多くの場合やってみる価値があることです。
しかし、これは政治上難しいことの一つであり、まずは
以下記載のように <tt>debian-legal</tt> で助言を求めるべきでしょう。
@@ -1164,10 +1168,10 @@
経験豊富なユーザが「<prgn>foo</prgn>
は一体全体どこだ?」と悪態をつくと思われるような場合には、それは
<tt>important</tt> に含まれるべき
- <footnote>
+ <footnote><p>
私たちは何にもましてまずフリーな
Unix を創ろうとしているわけですから、これは重要な基準です。
- </footnote>
+ </p></footnote>
です。それ無しではシステムが良好に動作しなかったり、
あるいは使い物にならないといった種類のパッケージもここに含められるべきです。
このカテゴリには Emacs、X ウィンドウシステム、TeX
@@ -1184,7 +1188,7 @@
else. It doesn't include many large applications.
-->
これらのパッケージはほどよく小規模ながらも、あまり制限のきつくないキャラクタベースのシステムを提供します。
- このパッケージ群がユーザが何も他に選択しなかった場合、デフォルトでインストールされます。多くの大規模なアプリケーションは含まれません。
+ ユーザが何も他に選択しなかった場合、このパッケージ群がデフォルトでインストールされます。多くの大規模なアプリケーションは含まれません。
</item>
<tag><tt>optional</tt></tag>
<item>
@@ -1337,7 +1341,7 @@
(例えば、開発中の "snapshot" リリースの場合)
には、パッケージ管理システムはこのようなバージョン番号を epoch
を使わずに扱うことはできません。
- 例えば、dpkg は `"96May01" を "96Dec24"
+ 例えば、dpkg は "96May01" を "96Dec24"
よりも大きいと判断するでしょう。
</p>
<p><!--
@@ -1358,7 +1362,7 @@
parsed correctly by the package management system should
<em>not</em> be changed.-->
日付に基づいた、このほかのバージョン番号の書式がパッケージ管理システムによって正しく解析されるなら、そのバージョン番号を変更
- <em>すべきでない</em> ことに注意して下さい。
+ <em>すべきではない</em> ことに注意して下さい。
</p>
<p><!--
@@ -1388,8 +1392,8 @@
the package is placed in the appropriate distributions.
-->
全てのパッケージには一人または一グループの Debian メンテナ
- (一人の個人であっても、共通の一つのメールアドレス
- (たとえばメーリングリスト) で連絡の取れるグループであっても構いません) を持たなければなりません。
+ (一名の個人であっても、メーリングリストなどの共通の一つのメールアドレスで連絡の取れるグループであってもかまいません)
+ を持たなければなりません。
この人物は、そのパッケージが適切なディストリビューションに収録されていることに対する責任を持ちます。
</p>
@@ -1429,7 +1433,7 @@
がパッケージの管理を引き継ぎます
<!-- 別にプロジェクトをやめなくともメンテナは降りられるので、
この書き方は勇み足 -->
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
The detailed procedure for doing this gracefully can
be found in the Debian Developer's Reference,
@@ -1437,7 +1441,7 @@
これを丁寧に行うやり方の詳細は Debian Developer's
Reference (開発者の手引き) に書かれています。
<ref id="related"> を参照ください。
- </footnote> 。
+ </p></footnote> 。
このようなパッケージは <em>orphaned パッケージ</em>
と呼ばれます。
</p>
@@ -1468,8 +1472,8 @@
from the program's documentation.
-->
説明文は、そのパッケージのことを知らないユーザ (システム管理者)
- がそのパッケージ (プログラム)
- をインストールするかどうか決めるために必要な情報を伝えられるように、書かれているべきです。
+ が、そのパッケージ (プログラム)
+ をインストールするかどうかを判断するにあたって十分な情報を伝えるように書かれているべきです。
説明文はプログラムの説明文書をそのままコピーしただけのものとすべきではありません。 </p>
<p>
@@ -1481,7 +1485,7 @@
extended description.
-->
概要と、長い説明のどちらについても重要な情報を最初に書いてください。
- 概要や、説明の最初の部分だけしか表示されない場合があります。
+ 概要や説明の最初の部分だけしか表示されない場合があるためです。
ただし、詳しい説明の全体を見る手段が用意されていることを仮定してもかまわないでしょう。
</p>
@@ -1529,7 +1533,7 @@
informative as you can.-->
パッケージ名を要約 (Synopsis) の行に入れないでください。
入れなくても、表示ソフトウェアはパッケージ名を自動的に表示するようになっています。
- 多くの場合、ユーザの目に ふれるのはこの要約行だけなので、なるべく分かりやすい要約にするようにしてください。
+ 多くの場合、ユーザの目にふれるのはこの要約行だけなので、なるべく分かりやすい要約にするようにしてください。
</p>
<sect1 id="extendeddesc">
@@ -1544,14 +1548,14 @@
available.-->
上記の一行要約からそのまま引き続いて説明文に続ける形を取らないでください。
これは説明文の全体が表示されている時にうまくいきませんし、
- また要約 (一行の) のみが表示されているときには意味をなしません。
+ また一行要約が表示されている場合のみでしか意味をなしません。
</p>
<p> <!--
The extended description should describe what the package
does and how it relates to the rest of the system (in terms
of, for example, which subsystem it is which part of).-->
- 詳細の解説部分はそのパッケージ自体の説明、(例えば、このパッケージが
+ 詳細の解説部分はそのパッケージ自体の説明 (例えば、このパッケージが
Debian システム全体の中の、どの部分集合に属しているのか)
について記します。
</p>
@@ -1561,7 +1565,7 @@
people who have no idea about any of the things the
package deals with.-->
説明文は誰でも、例えばそのパッケージが扱っている分野のことを何も知らない人でも理解できるように
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
The blurb that comes with a program in its
announcements and/or <prgn>README</prgn> files is
@@ -1573,7 +1577,7 @@
ことはほとんどありません。通常これらの文章は
そのソフトウェアがどの場面で使われているのかすでに知っている
ユーザコミュニティ向けに書かれています。
- </footnote>
+ </p></footnote>
書かなければいけません。
</p>
</sect1>
@@ -1625,7 +1629,7 @@
that frontends will be unable to
<strong>calculate</strong> an upgrade path, even if one
exists.-->
- Essential は、パッケージ群が展開されてはいるが未設定な状態でも、システム上で提供されており、使用できる最小の機能の集合として定義されています。
+ Essential は、パッケージ群が展開されてはいるが未設定な状態でも、システム上で提供され使用できなければならない最小の機能の集合として定義されています。
これは、アップグレードの際の解決できない依存関係のループを避けるために必要になります。
パッケージが不必要な依存関係をこの分類に属するパッケージに対して設定した場合、Essential
として指定されたパッケージを先に設定しなければならないという、
@@ -1649,7 +1653,7 @@
(これは Essential パッケージ集合に加えるのに慎重な注意が必要になる理由の一つでもあります)、
その機能が異なったパッケージに移されたことによって、
<em>パッケージ</em> が Essential から削除されることはあります。
- このため、これらのパッケージに依存することは、Essential
+ このため、これらのパッケージに依存することは Essential
からパッケージが外された場合一つとっても、役に立たずに害ばかりもたらすことになります。
</p>
</footnote> 。
@@ -1807,13 +1811,12 @@
<prgn>dpkg</prgn> to do so), this flag must not be used
unless absolutely necessary. A shared library package
must not be tagged <tt>essential</tt>; dependencies will
-
prevent its premature removal, and we need to be able to
remove it when it has been superseded.
-->
これらのパッケージは簡単には削除できません (削除するには
- <prgn>dpkg</prgn> に特別な <em>強制オプション</em>
- を指定しなければならない)。
+ <prgn>dpkg</prgn> に特別な <em>強制 (force) オプション</em>
+ を指定しなければなりません)。
このため、このフラグはどうしても必要な場合にのみ使うようにしなければなりません。
共有ライブラリのパッケージに <em>Essential</em>
指定をしてはいけません。
@@ -1872,14 +1875,15 @@
script should be checked and the installation
should not continue after an error.
-->
- インストールスクリプトの実行中に起こったエラーはチェックしなければなりませんし、インストールはエラーの後実行を続けてはなりません。
+ インストールスクリプトの実行中に起こったエラーはチェックしなければなりませんし、エラーの後インストールの実行を続けてはなりません。
</p>
<p>
<!--
Note, that <ref id="scripts">, in general applies to
package maintainer scripts, too.
-->
- 全体として <ref id="scripts"> の内容はパッケージのメンテナスクリプトにも適用されます。
+ また、<ref id="scripts">
+ の内容はパッケージのメンテナスクリプトにもほぼ適用されます。
</p>
<p>
<!--
@@ -1887,7 +1891,7 @@
another package without consulting the maintainer of that
package first.
-->
- あるパッケージのメンテナと協議せずに、そのパッケージに属するファイルを置き換えるべく
+ あるパッケージのメンテナと協議せずに、そのパッケージに属するファイルを置きかえるべく
<prgn>dpkg-divert</prgn> を使うべきではありません。
</p>
<p>
@@ -1932,17 +1936,17 @@
low-level way for which a presupplied library
(<em>debconf, in this instance</em>) routine ought
to have been available.
- </footnote> (but this is deprecated), or by communicating
- through a program which conforms to the Debian Configuration
- management specification, version 2 or higher, such as
- <prgn>debconf</prgn><footnote>-->
+ </footnote>, is now deprecated.-->
パッケージメンテナスクリプトは、必要に応じてプロンプトを使ってユーザに入力を促すことができます。
- プロンプト表示は例えば Debian 設定管理仕様の第二版以降に準拠したプログラム
+ プロンプト表示は Debian 設定管理仕様の第二版以降に準拠したプログラム
(例えば <prgn>debconf</prgn>) を介して行うべきです。
- また、プロンプト表示は自分で作成することもできます<footnote>
- Jargon ファイルより: 自分の手で - 2. 広義には、あらかじめ供給されているライブラリ (<em>ここでは debconf のことです</em>)
+ また、それ以外のプロンプト表示、例えば自分で作成することなど
+ <footnote>
+ <p>
+ Jargon ファイルより: 自分の手で - 2. 広義には、あらかじめ供給されているライブラリ (<em>ここでは例えば debconf のことです</em>)
で行うべき、決まり切った低水準のなにかを自分で書くこと
- </footnote>(ただし、これは非推奨です)。
+ </p>
+ </footnote>、は既に非推奨です。
</p>
<p><!--
@@ -1974,18 +1978,18 @@
or any of its dependencies or pre-dependencies are satisfied.
Therefore it must work using only the tools present in
<em>essential</em> packages.-->
- Debian 設定管理仕様を用いるパッケージには制御アーカイブ
- <footnote>
+ Debian 設定管理仕様を用いるパッケージには、制御アーカイブ
+ <footnote><p>
.deb パッケージ中の control.tar.gz です。
<manref name="deb" section="5"> 参照。
- </footnote> 中に追加で <prgn>config</prgn> スクリプトと
+ </p></footnote> 中に追加で <prgn>config</prgn> スクリプトと
<tt>templates</tt> ファイルを含めることができます。
<prgn>config</prgn> は、<prgn>preinst</prgn>
の前、かつパッケージがアンパックされる前、かつ
依存関係 (dependency) および先行依存関係 (pre-dependency)
が満たされる前に走ることがありますので、
<em>Essential</em> パッケージに属するツールのみを
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
<package>Debconf</package> or another tool that
implements the Debian Configuration management
@@ -1996,7 +2000,7 @@
<package>Debconf</package>
や他のツールもインストールされていて、
それらからのバージョン指定の依存関係がある場合、それがあらかじめ満たされている必要があります。
- </footnote>
+ </p></footnote>
使う必要があります。
</p>
<p><!--
@@ -2049,9 +2053,9 @@
should be in on-line documentation, where all the users
can see them).
-->
- もしそのパッケージがユーザに知らせなければならない非常に重要な情報を持っているとしたら
+ もしそのパッケージがユーザに知らせなければならない非常に重要な情報を持っている場合
(例えば「このままで実行しないでください。下記の設定ファイルを最初に編集しないと、
- あなたのシステムがぐちゃぐちゃなメッセージを吐き出してしまう危険があります」)
+ あなたのシステムがぐちゃぐちゃなメッセージを吐き出してしまう危険があります」)、
その情報は <prgn>config</prgn> または <prgn>postinst</prgn>
スクリプトにて表示し、ユーザにリターンキーを押して承認するよう質問するべきです。
著作権表示は極めて重要なものとは見なされません
@@ -2102,7 +2106,7 @@
of this policy document with which your package complied
when it was last updated.
-->
- ソースパッケージに、あなたのパッケージが最後の更新の際パッケージのコンパイルで準拠した最新のパッケージング基準のバージョンを指定すべきです。
+ ソースパッケージには、あなたのパッケージが最後の更新の際にパッケージのコンパイルで準拠した、その時点で最新のパッケージング基準のバージョンを指定すべきです。
</p>
<p><!--
This information may be used to file bug reports
@@ -2140,10 +2144,10 @@
あなたが過去にパッケージしたものがあって、それが古くなってしまっているなら特に必要です。
その上で必要があればパッケージのアップデートを行って下さい。
あなたのパッケージが新しい基準
- <footnote>
+ <footnote><p>
この文書の各版の間でポリシーにどのような変更が加えられたかについては
<file>upgrading-checklist</file> ファイルを参照ください。
- </footnote>
+ </p></footnote>
に則った際には、ソースパッケージの
<TT>Standards-Version</TT> を変更してリリースするべきです。
</p>
@@ -2180,7 +2184,7 @@
<em>build-essential</em> と呼ばれ、<tt>build-essential</tt>
パッケージに収録されているファイル
<file>/usr/share/doc/build-essential/list</file>
- <footnote>
+ <footnote><p>
原則の解説:
<list compact="compact">
<item>
@@ -2212,7 +2216,7 @@
BTS を使ったポリシー管理プロセスとは分けて考える必要があります。
</item>
</list>
- </footnote> にリストアップされています。
+ </p></footnote> にリストアップされています。
</p>
<p>
@@ -2239,7 +2243,7 @@
-->
ビルド時依存のパッケージを指定する場合、目的のパッケージをビルドするのに直接必要であるもののみをリストアップするべきです。
ビルド時依存として挙げたパッケージが依存しているという理由でパッケージを列挙する必要はありません
- <footnote>
+ <footnote><p>
これは、依存関係は変化するものですし、そしてあなたは
<em>自分</em> が直接必要なもの <em>だけ</em>
を列挙するべきだからです。他のパッケージはその人達の責任です。
@@ -2250,7 +2254,7 @@
<tt>libimlib2-dev</tt> が現在 <tt>libjpeg*</tt>
に依存していても同じです。
<package>libimlib2-dev</package> パッケージをインストールすることで、実行時の依存関係が満たされることは自動的に保証されます。
- </footnote>。
+ </p></footnote>。
</p>
<p>
@@ -2311,7 +2315,7 @@
によるテストや <tt>#define</tt> 等)
そしてデフォルトが修正前と同じになっているようなパッチをアップストリームの作者に送ります。
そうすれば簡単にあなたの <file>debian/rules</file>
- かどこか適当なところでデフォルトを置き換えることができます。
+ かどこか適当なところでデフォルトを置きかえることができます。
</p>
<p>
@@ -2337,9 +2341,9 @@
<prgn>Makefile</prgn> を修正する必要にせまられた場合、直接
<prgn>Makefile</prgn> に手を加えずに <file>.in</file>
ファイルを変更しましょう。
- こうすることでユーザーによるパッケージの再ビルドが可能となります。
- あなたが <prgn>configure</prgn> を行い、その後
- <prgn>Makefile</prgn> を変更した場合、だれもそのあとであなたが加えた変更をなくさずにパッケージの再ビルドすることができなくなってしまいます。
+ こうすることでユーザによるパッケージの再ビルドが可能となります。
+ あなたが <prgn>configure</prgn> を行ない、その後
+ <prgn>Makefile</prgn> を変更した場合、誰もその後であなたが加えた変更をなくさずにパッケージの再ビルドすることができなくなってしまいます。
</p>
</sect>
@@ -2351,14 +2355,14 @@
<file>debian/changelog</file>.
-->
Debian 版のパッケージの変更は全て簡潔に Debian changelog ファイル
- <file>debian/changelog</file> <footnote>
+ <file>debian/changelog</file> <footnote><p>
<!--
Mistakes in changelogs are usually best rectified by
making a new changelog entry rather than "rewriting
history" by editing old changelog entries.
-->
- changelogs の誤記は通常は古い changelog エントリを変更して『歴史を改ざんする』より、単に新しい changelog を追加して修正する方がよい方法です。
- </footnote>
+ changelogs の誤記は通常は古い changelog エントリを変更して『歴史を改竄する』より、単に新しい changelog を追加して修正する方がよい方法です。
+ </p></footnote>
に記載すべきです。
<!--This includes modifications
made in the Debian package compared to the upstream one
@@ -2372,14 +2376,14 @@
as a non-native package.
</footnote>
-->
- これには上流の版に加えた Debian パッケージ向けの変更と
- <footnote>
+ これには上流の版に加えた Debian パッケージ向けの変更
+ <footnote><p>
作者がパッケージの保守担当者でもある場合、パッケージの全ての変更に対してこの changelog
を使うようにすることもできますが、その場合にはパッケージや元のソースの保守担当者が違う人になった時には、名前を変更しなければなりません。
但し、そのような場合にはそのパッケージを Debian
向けのパッケージとはせずに保守した方がより良いでしょう。
- </footnote>、
- それ以外のパッケージに対する修正や更新を記載します。
+ </p></footnote>、
+ およびパッケージに対するそれ以外の修正や更新を記載します。
</p>
<p>
<!--
@@ -2479,12 +2483,12 @@
の各設定を分離するために使用されています
(しかしながら、現在のところ <var>keyword</var>として有効なものは
<tt>urgency</tt>
- <footnote>
+ <footnote><p>
<tt>urgency</tt> のとりうる値は <tt>low</tt>、<tt>medium</tt>、
<tt>high</tt> と <tt>emergency</tt> です。
これはパッケージをどのぐらい急いで <tt>testing</tt>
ディストリビューションに含めないといけないかの判断基準になり、またこのアップロードで含まれている修正の重要性を示唆する効果を持ちます。
- </footnote>
+ </p></footnote>
だけです)。
</p>
@@ -2524,7 +2528,7 @@
このアップロードがバグトラッキングシステム (BTS)
で記録されたバグを修正するものならば、changelog 中に
<tt>closes: Bug#<var>nnnnn</var></tt>
- <footnote>
+ <footnote><p>
より正確には、以下の Perl 正規表現にマッチするような文字列です。
<example compact="compact">
/closes:\s*(?:bug)?\#?\s?\d+(?:,\s*(?:bug)?\#?\s?\d+)*/i
@@ -2532,7 +2536,7 @@
列挙された一つまたは複数のバグ番号はアーカイブメンテナスクリプト
(<prgn>katie</prgn>)
で閉じられるか、NMU の場合には fixed とのマークが付けられます。
- </footnote>
+ </p></footnote>
の文字列を含めることで、パッケージが Debian
アーカイブに収録された時点でバグが自動的に閉じられます。
</p>
@@ -2567,12 +2571,12 @@
optionally present as a comment in parentheses.
-->
<var>日付</var> は RFC822 フォーマット
- <footnote>
+ <footnote><p>
これは <prgn>822-date</prgn> プログラムで作成します。
- </footnote>
- <footnote>
+ </p></footnote>
+ <footnote><p>
訳注: RFC2822 参照。
- </footnote> にすべきです。
+ </p></footnote> にすべきです。
このフォーマットは、数字によって表現されたタイムゾーンを含むべきで、
オプションとしてかっこに入ったコメントの形でタイムゾーン名かその省略形を付加することができます。
</p>
@@ -2608,7 +2612,7 @@
<file>debian/changelog</file> which is supported by the most
recent released version of <prgn>dpkg</prgn>.
-->
- 実験版 (unstable) 以外のパッケージでは、
+ 試験的なパッケージ以外では、
<file>debian/changelog</file> には、最新版の <prgn>dpkg</prgn>
がサポートするフォーマットを用いなければいけません。
</p>
@@ -2630,21 +2634,39 @@
of <prgn>dpkg</prgn> is.)
</footnote>
-->
- 使用したい書式のパーサを用意することで、標準的でない書式を使用することが可能です。
+ 使用したい書式のパーザを用意することで、標準的でない書式を使用することが可能です。
このパーザは <prgn>dpkg-genchanges</prgn> および
<prgn>dpkg-gencontrol</prgn> が期待しているものと API
互換である必要があり、ユーザとの対話的処理を一切行ってはなりません
- <footnote>
+ <footnote><p>
新しい書式が広く関心を引く (であろう) ものであるときには、
- <prgn>dpkg</prgn> のメンテナに連絡をとり、その書式に対応するパーサを
+ <prgn>dpkg</prgn> のメンテナに連絡をとり、その書式に対応するパーザを
<prgn>dpkg</prgn> パッケージに含めてもらうようにして下さい。
- そのパーサとマニュアルページは、<prgn>dpkg</prgn> の一部として
+ そのパーザパーサとマニュアルページは、<prgn>dpkg</prgn> の一部として
dpkg の他の部分同様 GNU GPL で配付することを認める必要があります。
- </footnote>。
+ </p></footnote>。
</p>
</sect1>
</sect>
+ <sect id="dpkgcopyright">
+ <!--<heading>Copyright: <file>debian/copyright</file></heading>-->
+ <heading>著作権表記: <file>debian/copyright</file></heading>
+ <p><!--
+ Every package must be accompanied by a verbatim copy of
+ its copyright and distribution license in the file
+ <file>/usr/share/doc/<var>package</var>/copyright</file>
+ (see <ref id="copyrightfile"> for further details). Also see
+ <ref id="pkgcopyright"> for further considerations relayed
+ to copyrights for packages.-->
+ 各パッケージには、著作権と配布条件のライセンス文書が元のままの形式で
+ <file>/usr/share/doc/<var>package</var>/copyright</file>
+ に収録されていなければいけません (詳細は <ref id="copyrightfile">
+ 参照)。また、パッケージの著作権を取り込む際の考慮事項については
+ <ref id="pkgcopyright"> を参照ください。
+ </p>
+ </sect>
+
<sect>
<!--
<heading>Error trapping in makefiles</heading>
@@ -2710,11 +2732,11 @@
preserved.
</footnote>
-->
- メンテナは可能な限り上流のソースファイルファイルの更新時刻をパッケージ中で変更しないでおくべきです<footnote>
+ メンテナは可能な限り上流のソースファイルの更新時刻をパッケージ中で変更しないでおくべきです<footnote><p>
タイムスタンプを保持する理由付けとしては、ファイルの作成時間を知ることによって伝わる情報があるからです。
例えば、ある文書の修正時間を見ることによって、それが非常に古いものであることを知ることができる、などです。
ですから、上流のソースの修正時間を保持しておくのはとても良いことです。
- </footnote>。
+ </p></footnote>。
</p>
</sect>
@@ -2744,10 +2766,10 @@
setgid files.-->
、デバイスファイル、ソケットファイル、及び setuid や setgid
されたファイル
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--Setgid directories are allowed.-->
setgid されたディレクトリは許されます。
- </footnote>
+ </p></footnote>
が含まれていてはいけません。
</p>
</sect>
@@ -2783,7 +2805,7 @@
that any target that these targets depend on must also be
non-interactive.-->
対話型の <file>debian/rules</file>
- スクリプトは、そのパッケージの自動コンパイルを不可能にし、さらにメンテナー以外の人が同じバイナリパッケージを再構築するのを難しくします。
+ スクリプトは、そのパッケージの自動コンパイルを不可能にし、さらにメンテナ以外の人が同じバイナリパッケージを再構築するのを難しくします。
ですから、全ての <em>必要なターゲット</em> は非対話的でなくては
<em>なりません</em>。最小限の範囲で言えば、必要なターゲットとは、
<prgn>dpkg-buildpackage</prgn>
@@ -2797,7 +2819,7 @@
<!--
The targets are as follows (required unless stated otherwise):
-->
- ターゲットは次の通りです (特に記載されていない限り、以下が必要です)。
+ ターゲットは次の通りです (特に記載されていない限り、以下のターゲットが必要です)。
<taglist>
<tag><tt>build</tt></tag>
<item>
@@ -2816,7 +2838,7 @@
-->
<tt>build</tt> ターゲットはパッケージの構築 (ビルド)、
すなわち全てのパッケージの非対話的な設定とコンパイルを行ないます。
- もしパッケージに対話型のビルド前の設定ルーチンがある場合は、Debian
+ もしパッケージにビルド前の対話型の設定ルーチンがある場合は、Debian
化されたソースパッケージは設定作業を行なった後でビルドするか
(これは、設定を再びせずにバイナリパッケージをビルド出来るようにするためです)、設定ルーチンを非対話型になるように変更しなければいけません。
アーキテクチャ固有の機能の検出が設定ルーチンで行われるようになっている場合は、後者の方が適切です。
@@ -2852,8 +2874,9 @@
<p><!--
The <tt>build</tt> target may need to run
<prgn>clean</prgn> first - see below.-->
- また、<tt>build</tt> ターゲットの前には、
- <tt>clean</tt> を走らせなければならないでしょう。
+ また、<tt>build</tt> ターゲットの前に、
+ <tt>clean</tt> を走らせる必要があることはかまいません。
+ 以下を参照ください。
</p>
<p>
<!--
@@ -2885,7 +2908,7 @@
build</tt> を実行しておくのがよいでしょう。これによって、
<tt>debian/rules build</tt>
が再度実行されたときに、プログラム全体を再構築しなくてすみます
- <footnote>
+ <footnote><p>
同様のことを行う際によく使われている別法に、
<tt>build</tt> を <prgn>build-stamp</prgn>
に依存し、かつ何もしないようにしておき、
@@ -2898,7 +2921,7 @@
(具体的には、<tt>.PHONY</tt> への依存関係を定義します)
しておく必要があります。偽ターゲットの詳細については、
<prgn>make</prgn> のドキュメントを参照ください。
- </footnote>。
+ </p></footnote>。
</p>
</item>
@@ -2957,7 +2980,7 @@
を存在しないターゲットを指定して起動した際にはステータスコード
2 を返すべきです。
通常、make
- はターゲットが存在しない場合自動的に上記の結果を返します。
+ はターゲットが存在しない場合、自動的に上記の結果を返します。
</p>
<p>
@@ -3045,10 +3068,10 @@
</footnote>
-->
<tt>binary</tt> ターゲットは、ルート権限で起動されなければ
- <footnote>
+ <footnote><p>
たいていの場合、<prgn>fakeroot</prgn>
パッケージを使えばルートにならずともパッケージを正しくビルドできます。
- </footnote> いけません。
+ </p></footnote> いけません。
</p>
</item>
<tag><tt>clean</tt></tag>
@@ -3116,7 +3139,7 @@
This target may be invoked in any directory, and
should take care to clean up any temporary files it
may have left.-->
- このターゲットは、どのディレクトリからも実行しても構いません。
+ このターゲットは、どのディレクトリからも実行してもかまいません。
また残した一時ファイルを削除するよう気を遣うべきです。
</p>
@@ -3141,7 +3164,7 @@
either as published or undocumented interfaces or for the
package's internal use.-->
公開されている、またはいないインターフェースのためや、パッケージ内部で使用するために
- <file>debian/rules</file> に他のターゲットを置くことは許されます。
+ <file>debian/rules</file> に他のターゲットを置くことは許されています。
</p>
<p><!--
The architectures we build on and build for are determined
@@ -3224,8 +3247,8 @@
source packaging commands, and certain predefined variables
are also available.-->
<prgn>dpkg-gencontrol</prgn>、<prgn>dpkg-genchanges</prgn> 及び
- <prgn>dpkg-source</prgn> がコントロールファイルを生成するとき、
- 出力に書きこむ前に変数置換を行います。
+ <prgn>dpkg-source</prgn> は、コントロールファイルを生成するとき、
+ 出力に書きこむ前に変数置換を行ないます。
変数置換は <tt>${<var>変数名</var>}</tt> の書式を持ちます。
オプションであるファイルの <file>debian/substvars</file>
中に使用する変数置換定義を記載します。
@@ -3297,7 +3320,7 @@
<file>files.new</file>-->
これはアップロードされるソースパッケージに含めるべきではありません。
そして、それら (およびすべてのバックアップファイルと一時ファイル、例えば、<file>files.new</file>
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
<file>files.new</file> is used as a temporary file by
<prgn>dpkg-gencontrol</prgn> and
@@ -3309,7 +3332,7 @@
<prgn>dpkg-distaddfile</prgn> が一時的なファイルとして使います。
エラーが起こったときに壊れたファイルをそのまま残しておかないようにするため、新しいバージョンの <tt>files</tt>
を一旦このファイルに書き出し、その後でファイル名を変えます。
- </footnote><!-- ) should be removed by the
+ </p></footnote><!-- ) should be removed by the
<tt>clean</tt> target. It may also be wise to
ensure a fresh start by emptying or removing it at the
start of the <tt>binary</tt> target.-->
@@ -3370,9 +3393,9 @@
と呼び、<em>コントロールファイル</em> 中に記載されています。
コントロールファイルはソースパッケージ、バイナリパッケージ、および
<file>.changes</file> で使われており、
- インストールとファイルのアップロードを制御します<footnote>
+ インストールとファイルのアップロードを制御します<footnote><p>
<prgn>dpkg</prgn> の内部データベースも類似したフォーマットになっています。
- </footnote> 。
+ </p></footnote> 。
</p>
<sect id="controlsyntax">
@@ -3391,10 +3414,10 @@
paragraph refers to the source package, and later paragraphs
refer to binary packages generated from the source.)-->
コントロールファイルは、一つまたはそれ以上のフィールドの段落から成ります
- <footnote><!--
+ <footnote><p><!--
The paragraphs are also sometimes referred to as stanzas.-->
この段落はしばしば連 (stanza) と呼ばれます。
- </footnote> 。段落は、空白行で区切られます。
+ </p></footnote> 。段落は、空白行で区切られます。
いくつかのコントロールファイルは一つの段落しか持てませんが、複数の段落を持つことができるコントロールファイルもあります。
その場合には、通常、各段落は、それぞれ違うパッケージに対する記述になっています
(例えば、ソースパッケージでは第一段落はソースパッケージを指し、以降のパッケージはそこから作成されたバイナリパッケージ群を指します)。
@@ -3404,10 +3427,11 @@
Each paragraph consists of a series of data fields; each
field consists of the field name, followed by a colon and
then the data/value associated with that field. It ends at
- the end of the line. Horizontal whitespace (spaces and
- tabs) may occur immediately before or after the value and is
- ignored there; it is conventional to put a single space
- after the colon. For example, a field might be:
+ the end of the (logical) line. Horizontal whitespace
+ (spaces and tabs) may occur immediately before or after the
+ value and is ignored there; it is conventional to put a
+ single space after the colon. For example, a field might
+ be:
<example compact="compact">
Package: libc6
</example>
@@ -3415,7 +3439,8 @@
<tt>libc6</tt>.-->
一つ一つの段落は、フィールドと値の連続したものです。
個々のフィールドは、名前とそれに続くコロンと値によって構成されます。
- そして、行末が終りです。水平方向に連続する空白 (スペースとタブ)
+ そして、(論理的な) 行末が終りです。水平方向に連続する空白
+ (スペースとタブ)
は値の前後に入れることもできますが、その場合は無視されます;
慣習として、コロンの後に一つの空白を入れます。
例えば、フィールドは以下のようなものです。
@@ -3426,23 +3451,24 @@
</p>
<p><!--
- Some fields' values may span several lines; in this case
+ Many fields' values may span several lines; in this case
each continuation line <em>must</em> start with a space or
tab. Any trailing spaces or tabs at the end of individual
lines of a field value are ignored.-->
- いくつかのフィールドは、複数行で構成されることもあります;
+ 多くのフィールドが、複数行で構成されています;
この場合、継続行は、空白かタブで始まらなければ <em>なりません</em>。
フィールドの行の最後に続く空白やタブは全て無視されます。
</p>
<p><!--
- Except where otherwise stated only a single line of data is
- allowed and whitespace is not significant in a field body.
- Whitespace may never appear inside names (of packages,
- architectures, files or anything else), version numbers or
- in between the characters of multi-character version
- relationships.-->
- 明記されている場合を除いて、フィールドの本体は一行のデータのみが許されており、空白は意味を持ちません。
+ In fields where it is specified that lines may not wrap,
+ only a single line of data is allowed and whitespace is not
+ significant in a field body. Whitespace must not appear
+ inside names (of packages, architectures, files or anything
+ else) or version numbers, or between the characters of
+ multi-character version relationships.
+ -->
+ 改行を許さないと明示的に書かれているフィールドでは、フィールドの本体には一行のデータのみが許されており、空白は意味を持ちません。
空白は、 名前 (パッケージやアーキテクチャ、ファイル、その他)
やバージョン番号、複数のキャラクタのバージョン関係の中には、絶対にあってはいけません。
</p>
@@ -3613,7 +3639,7 @@
separated just like the fields in the control file of
a binary package. The fields are listed below; their
syntax is described above, in <ref id="pkg-controlfields">.-->
- このファイルはいくつかの、バイナリパッケージのフィールド同様に認識去れ、分離されるフィールドを含みます。
+ このファイルは、バイナリパッケージのフィールド同様に認識され、分離される一連のフィールドを含みます。
含まれるフィールドを以下に示します。またフィールドの書式は前に
<ref id="pkg-controlfields"> で説明されています。
<list compact="compact">
@@ -3731,13 +3757,14 @@
number in parentheses.-->
バイナリパッケージなかのコントロールファイルの中
(または、<file>Packages</file> ファイルの中)
- では、バージョン番号が括弧に入って続くことになっています
- <footnote>
+ では、バージョン番号がかっこに入って続くことになっています
+ <footnote><p>
<!--
It is customary to leave a space after the package name
if a version number is specified.-->
もしバージョンナンバーが指定されているなら、通常パッケージの名前の後に一つの空白を残します。
- </footnote>。<!-- This version number may be omitted (and is, by
+ </p></footnote>。
+ <!-- This version number may be omitted (and is, by
<prgn>dpkg-gencontrol</prgn>) if it has the same value as
the <tt>Version</tt> field of the binary package in
question. The field itself may be omitted from a binary
@@ -3776,7 +3803,7 @@
に規定されている文法のミスによって、全てのフィールドが
email アドレスとして適用されなくなります;
このフィールドをアドレスとして使用するプログラムは、これをチェックして、必要であれば修正しなければいけません
- (例えば、名前を括弧のなかに入れて最後尾に移動し、 email
+ (例えば、名前をかっこのなかに入れて最後尾に移動し、 email
アドレスを前の方に持ってきます)。
</p>
</sect1>
@@ -3785,14 +3812,15 @@
<heading><tt>Uploaders</tt></heading>
<p><!--
- List of the names and email addresses of
- co-maintainers of the package, if any. If the package
- has other maintainers beside the one named in the <qref
- id="f-Maintainer">Maintainer field</qref>, their
+ List of the names and email addresses of co-maintainers of
+ the package, if any. If the package has other maintainers
+ beside the one named in the
+ <qref id="f-Maintainer">Maintainer field</qref>, their
names and email addresses should be listed here. The
format is the same as that of the Maintainer tag, and
- multiple entries should be comma separated. This is an
- optional field.
+ multiple entries should be comma separated. Currently,
+ this field is restricted to a single line of data. This
+ is an optional field.
-->
パッケージの共同メンテナがいる場合、その人の名前と email
アドレスの一覧です。もし、パッケージに <qref
@@ -3800,7 +3828,9 @@
に記載した以外のメンテナがいる場合、その人たちの名前と email
アドレスをここに記載します。
書式はメンテナタグのものと同じであり、複数のエントリはコンマ ","
- で区切ります。このフィールドはオプションです。
+ で区切ります。
+ 現時点では、このフィールドはデータ一行のみに制限されています。
+ このフィールドはオプションです。
</p>
<p><!--
Any parser that interprets the Uploaders field in
@@ -3816,12 +3846,12 @@
present.-->
<file>debian/control</file> ファイルの Uploaders
フィールドを解釈するパーザは、この行が複数に渡ることを許容すべきです
- <footnote>
+ <footnote><p>
<file>debian/control</file> の Uploaders
フィールドを複数行に展開されることを許す変更が予定されており
(他の制御ファイルではこの予定はありません)、複数行の
Uploaders フィールドの解釈は将来必須になります。
- </footnote>。Uploaders
+ </p></footnote>。Uploaders
中の改行は意味を持たず、改行がない場合と同じものとして解釈されます。
</p>
</sect1>
@@ -3958,10 +3988,10 @@
あらゆるアーキテクチャにおいて正常にコンパイルできなければなりませんが、
生成されたバイナリパッケージは、アーキテクチャ独立なものではなく、
作成時に指定したアーキテクチャがなんであれ、
- そのアーキテクチャ専用の (依存した) ものとなります <footnote>
+ そのアーキテクチャ専用の (依存した) ものとなります <footnote><p>
これが最もよく使われる設定で、また <tt>Architecture: all</tt>
ではない新規パッケージで推奨される設定です。
- </footnote>。
+ </p></footnote>。
</p>
<p><!--
Specifying a list of architectures indicates that the source
@@ -3972,10 +4002,10 @@
for new packages.
</footnote>-->
アーキテクチャが列挙されている場合、ソースはアーキテクチャ依存としてビルドされることを示しており、列挙されたアーキテクチャでのみ動作します
- <footnote>
+ <footnote><p>
これはプログラムに移植性がない少数の場合で使われる設定です。
新規パッケージでは、普通は使うべきではありません。
- </footnote>。
+ </p></footnote>。
</p>
<p><!--
@@ -4014,8 +4044,8 @@
it is still possible). The other possible value is <tt>no</tt>,
which is the same as not having the field at all.-->
<tt>yes</tt> とセットしてあった場合、<prgn>dpkg</prgn>
- と <prgn>dselect</prgn> は、このパッケージの削除を行いません
- (更新と置き換えとは出来ます)。
+ と <prgn>dselect</prgn> は、このパッケージの削除を行ないません
+ (更新と置きかえは可能です)。
<tt>no</tt> の場合は、このフィールドを持っていない場合と同じです。
</p>
</sect1>
@@ -4080,7 +4110,7 @@
3 つの数字が一般的なバージョンとしての意味を持ちます。
この数字を 3 つにするか 4
つ全てを使ってバージョンを規定するかは、オプション
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--In the past, people specified the full version number
in the Standards-Version field, for example "2.3.0.0".
Since minor patch-level changes don't introduce new
@@ -4094,7 +4124,7 @@
厳格なポリシーをゆるめて最初の 3 つの数字、この例では "2.3.0"
でバージョンを示すようにしたほうが、より良いだろうと思われるからです。
ただし、4 つ使いたければ使ってもかまいません。
- </footnote> です。
+ </p></footnote> です。
</p>
</sect1>
@@ -4176,9 +4206,9 @@
if there is no <var>epoch</var> then colons are not
allowed.-->
<var>upstream_version</var> は英数字
- <footnote>
+ <footnote><p>
英数字は <tt>A-Za-z0-9</tt> のみです。
- </footnote>
+ </p></footnote>
と文字 <tt>.</tt> <tt>+</tt>
<tt>-</tt> <tt>:</tt> (ピリオド、プラス、ハイフン、コロン)
だけから構成されており、数字で始まるようにすべきです。
@@ -4273,7 +4303,7 @@
sort earlier than all the non-letters.-->
最初に、比較対象となる2つの文字列の中で、全て非数字で構成される最初の部分を決定します。
両方の文字列に対する、この数字でない部分
- (そのうちの一つは空であっても構いません) を辞書順で比較します。
+ (そのうちの一つは空であってもかまいません) を辞書順で比較します。
もし違いが見つかれば、それを返します。
ここでの辞書順とは、すべての文字が非文字より先に来る様に修正した
ASCII 順です。
@@ -4384,14 +4414,14 @@
character. These are rendered as blank lines. This is the
<em>only</em> way to get a blank line<footnote> -->
空白とドット ('.') のみからなる行は、空行として表示されます。
- これは空行を表示させる<em>唯一の</em>手段です<footnote><!--
+ これは空行を表示させる<em>唯一の</em>手段です<footnote><p><!--
Completely empty lines will not be rendered as blank lines.
Instead, they will cause the parser to think you're starting
a whole new record in the control file, and will therefore
likely abort with an error.-->
完全な空の行は空白としては処理されず、パーザにコントロールファイルの新しいレコードを開始するものとして解釈されます。
このため、詳細説明中に空白行を入れると、普通はエラーで異常終了します。
- </footnote><!--.-->。
+ </p></footnote><!--.-->。
</item>
<item><!--
Those containing a space, a full stop and some more characters.
@@ -4441,7 +4471,7 @@
<file>.changes</file> ファイルか changelog の解析出力には、
このパッケージがインストールされていた、またはこれからインストールされるディストリビューションの名前が空白で区切られて含まれます。
有効なディストリビューション名はアーカイブメンテナが決定します。
- <footnote><!--
+ <footnote><p><!--
Current distribution names are:-->
現在、ディストリビューションの取り得る値は
<taglist compact="compact">
@@ -4462,7 +4492,7 @@
このディストリビューションに変更が加えられるときは、リリース番号が増えます
(例えば、1.2r1 は 1.2r2 になり、1.2r3になります)。
</item>
- <tag><em>unstable</em></tag>
+ <tag><em>unstable (不安定版)</em></tag>
<item><!--
This distribution value refers to the
<em>developmental</em> part of the Debian
@@ -4471,12 +4501,12 @@
<em>unstable</em> directory tree. Download from
this distribution at your own risk.-->
このディストリビューションは、Debian
- の配布ツリーの中で、開発中のものであるということを示します。
- 新しいパッケージおよびパッケージの最新のバージョン、バグフィックスが含まれます。
+ の配布ツリーの中で、<em>開発中</em> のものであるということを示します。
+ 新しいパッケージおよびパッケージの最新のバージョン、バグフィックスは、この <em>unstable</em> ディレクトリに収録されます。
個人の責任においてダウンロードしてください。
</item>
- <tag><em>testing</em></tag>
+ <tag><em>testing (テスト版)</em></tag>
<item><!--
This distribution value refers to the
<em>testing</em> part of the Debian distribution
@@ -4488,7 +4518,7 @@
possible to upload packages directly to
<em>testing</em>.-->
このディストリビューション名は Debian のディストリビューションのうち、
- <em>テスト</em> 中の部分を示します。
+ <em>テスト (testing)</em> 中の部分を示します。
このディストリビューションでは unstable
ディストリビューションからのパッケージを、unstable
中で大きな問題が発生しないことを確認する短い猶予期間をおいて、受け入れます。
@@ -4497,7 +4527,7 @@
パッケージを直接 <em>testing</em> にアップロードすることはできません。
</item>
- <tag><em>frozen</em></tag>
+ <tag><em>frozen (フリーズ版)</em></tag>
<item><!--
From time to time, the <em>testing</em>
distribution enters a state of "code-freeze" in
@@ -4513,7 +4543,7 @@
この段階の詳細はリリースマネージャが決定します。
</item>
- <tag><em>experimental</em></tag>
+ <tag><em>experimental (試験版)</em></tag>
<item><!--
The packages with this distribution value are
deemed by their maintainers to be high
@@ -4524,11 +4554,11 @@
Debian distribution tree. Download at your own
risk.-->
このディストリビューションのパッケージは、メンテナから、ハイリスクであると宣言されています。
- 初期のβ版や開発中のパッケージで、多くのソースコードから構成されている開発中のパッケージや、試してほしいと思っているけれども
+ 初期のβ版や開発中のパッケージなど、多くのソースコードから構成されている開発中のパッケージや、試してほしいと思っているけれども
Debian の他の ディストリビューションに含まれるほどの完成度ではないものが含まれています。
これらのディストリビューションからダウンロードするときは自分で判断を行ってください。
</item>
- </taglist>
+ </taglist></p>
<p>
<!-- You should list <em>all</em> distributions that the
@@ -4598,7 +4628,7 @@
たいてい <tt>low</tt>、<tt>medium</tt> と <tt>high</tt>
(大文字と小文字は区別されません)
のうちの一つのキーワードから成ります。
- 空白で区切られたコメント (たいてい括弧にはいっています)
+ 空白で区切られたコメント (たいていかっこにはいっています)
がオプションとしてつくこともあります。例えば:
<example>
Urgency: low (HIGH for users of diversions)
@@ -4695,11 +4725,11 @@
The syntax is a list of binary packages separated by
commas.-->
その書式は、コンマで区切られた
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
A space after each comma is conventional.-->
慣行上、コンマの後には空白を入れます。
- </footnote> バイナリパッケージのリストです。
+ </p></footnote> バイナリパッケージのリストです。
<!--Currently the packages must be separated using
only spaces in the <file>.changes</file> file.-->
現在は、<file>.changes</file>
@@ -4744,7 +4774,7 @@
のある行にはフィールドの内容は記述できません。
引き続く残りの部分には 1 つのファイルにつき一行の内容が記されます。
このとき各行は 1
- つの空白文字でインデントされ、フィールドの各副フィールドが空白で区切られて続きます。
+ つの空白文字でインデントされ、フィールドの各サブフィールドが空白で区切られて続きます。
</p>
<p><!--
@@ -4757,12 +4787,12 @@
ファイルの各々について、MD5
チェックサム、サイズ、ファイル名が記されます。
この diff ファイルは、ソースパッケージの変更分
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
That is, the parts which are not the <tt>.dsc</tt>.-->
つまり、tar ファイルに無い部分のうちで、<tt>.dsc</tt>
ファイル以外の部分のことです。
- </footnote> <!--The exact forms of the filenames are described
+ </p></footnote> <!--The exact forms of the filenames are described
in <ref id="pkg-sourcearchives">.-->
です。ファイル名などの項目についての正確な書式は、
<ref id="pkg-sourcearchives"> をごらんください。
@@ -4833,8 +4863,7 @@
<p><!--
A space-separated list of bug report numbers that the upload
governed by the .changes file closes.-->
- 空白で区切られた、.changes
- ファイルの指定によりアップロードで閉じられるバグレポート番号のリストです。
+ .changes ファイルでの変更/修正により、アップロードで閉じられるバグレポート番号を、空白で区切って列挙します。
</p>
</sect1>
@@ -4957,7 +4986,7 @@
<p><!--
Additionally, packages interacting with users using
<tt>debconf</tt> in the <prgn>postinst</prgn> script should
- install a <prgn>config</prgn> script in the control are,
+ install a <prgn>config</prgn> script in the control area,
see <ref id="maintscriptprompt"> for details.-->
さらに、<prgn>postinst</prgn> 中で <tt>debconf</tt>
を用いてユーザとの対話を行うパッケージでは、コントロールエリア内に
@@ -5036,7 +5065,7 @@
もし、一回目の呼び出しが失敗した、または何らかの理由によって途中で中止した場合、
二回目の呼び出しでは一回目で実行し残したものを単に実行し、
もし何もかもうまくいったなら成功ステータスで終了するようにすべき
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
This is so that if an error occurs, the user interrupts
<prgn>dpkg</prgn> or some other unforeseen circumstance
@@ -5046,7 +5075,7 @@
これがそうあるべきなのは、ユーザからの <prgn>dpkg</prgn>
への割り込みや、他の予測できない状況が発生した際に
<prgn>dpkg</prgn> が処理を再実行しようとした場合、ひどく壊れたパッケージを残さないようにするためです。
- </footnote>
+ </p></footnote>
です。
</p>
</sect>
@@ -5075,7 +5104,7 @@
<p><!--
Each script must return a zero exit status for
success, or a nonzero one for failure, since the package
- management system looks for the exit stats of these scripts
+ management system looks for the exit status of these scripts
and determines what action to take next based on that datum.-->
各スクリプトは成功の場合には終了ステータスを 0 に、失敗の場合には
0 でない値にして帰ってください。これは、
@@ -5266,17 +5295,17 @@
specified, call, for each such package:-->
もし、その衝突するパッケージに依存するパッケージがあり、
<tt>--auto-deconfigure</tt> が指定されているならば、
- 該当の各パッケージについて、次の呼び出しを行います。
+ 該当の各パッケージについて、次の呼び出しを行ないます。
<example compact="compact">
<var>deconfigured's-prerm</var> deconfigure \
- in-favour <var>package-being-installed</var> <var>version</var> \
- removing <var>conflicting-package</var> <var>version</var>
+ in-favour <var>package-being-installed</var> <var>version</var> \
+ removing <var>conflicting-package</var> <var>version</var>
</example>
<!-- Error unwind:-->このときのエラー回復は
<example compact="compact">
<var>deconfigured's-postinst</var> abort-deconfigure \
- in-favour <var>package-being-installed-but-failed</var> <var>version</var> \
- removing <var>conflicting-package</var> <var>version</var>
+ in-favour <var>package-being-installed-but-failed</var> <var>version</var> \
+ removing <var>conflicting-package</var> <var>version</var>
</example>
<!-- The deconfigured packages are marked as
requiring configuration, so that if
@@ -5291,12 +5320,11 @@
<example compact="compact">
<var>conflictor's-prerm</var> remove \
in-favour <var>package</var> <var>new-version</var>
- <var>conflictor's-prerm</var> remove in-favour <var>package</var> <var>new-version</var>
</example>
<!-- Error unwind:-->このときのエラー回復は
<example compact="compact">
<var>conflictor's-postinst</var> abort-remove \
- in-favour <var>package</var> <var>new-version</var>
+ in-favour <var>package</var> <var>new-version</var>
</example>
です。
</item>
@@ -5310,15 +5338,12 @@
<example compact="compact">
<var>new-preinst</var> upgrade <var>old-version</var>
</example>
- <example>
-<var>new-postrm</var> abort-upgrade <var>old-version</var>
- </example>
<!--
If this fails, we call:
-->
これらが失敗した場合、
<example>
-<var>old-postinst</var> abort-upgrade <var>old-version</var>
+<var>new-postrm</var> abort-upgrade <var>old-version</var>
</example>
を呼びます。
<enumlist>
@@ -5328,7 +5353,7 @@
-->
これが正常終了する場合、次に
<example>
-<var>new-postinst</var> abort-upgrade <var>new-version</var>
+<var>old-postinst</var> abort-upgrade <var>new-version</var>
</example><!--
is called. If this works, then the old version
is in an "Installed" state, or else it is left
@@ -5371,7 +5396,7 @@
a "Config Files" state.
-->
です。これが正常終了しない場合、パッケージは
- "Half-Installed" 状態で残っており、この修正には再インストールが必要になります。
+ "Half-Installed" 状態で残っており、この修正には再インストールが必要になります。
正常終了した場合には、パッケージは "Config Files"
状態になっています。
<item>
@@ -5484,7 +5509,7 @@
<enumlist>
<item>
<!-- If the package is being upgraded, call-->
- もし、パッケージがアップグレードされている最中なら、次の呼び出しを行います。
+ もし、パッケージがアップグレードされている最中なら、次の呼び出しを行ないます。
<example compact="compact">
<var>old-postrm</var> upgrade <var>new-version</var>
</example>
@@ -5520,7 +5545,7 @@
"Half-Installed" 状態で残っています。
これが正常終了した場合、dpkg は次に、
<example compact="compact">
-<var>new-postinst</var> abort-upgrade <var>new-version</var>
+<var>old-postinst</var> abort-upgrade <var>new-version</var>
</example><!--
If this fails, the old version is in an
"Unpacked" state.
@@ -5542,7 +5567,7 @@
がさらに先に進むと、エラーがあった場合にもこのポイントより前には戻りません。
この場合、パッケージが非常に悪い状態で残り、
これをきれいにするためには、再インストールを成功させる必要があります。
- ですが、ここが <prgn>dpkg</prgn> は戻ることのできない作業を始める時です。
+ ですが、ここは <prgn>dpkg</prgn> が戻ることのできない作業を始める時です。
</p>
</item>
<item>
@@ -5553,11 +5578,11 @@
</item>
<item>
<!-- The new file list replaces the old.-->
- ファイルリストが、古いものから新しいものに置き換えられます。
+ ファイルリストが、古いものから新しいものに置きかえられます。
</item>
<item>
<!-- The new maintainer scripts replace the old.-->
- 新しいメンテナスクリプトで、古いものを置き換えます。
+ 新しいメンテナスクリプトで、古いものを置きかえます。
</item>
<item>
@@ -5570,7 +5595,7 @@
そのようなパッケージそれぞれに対して、
<enumlist>
<item>
- <prgn>dpkg</prgn> <!-- calls:-->は次の呼び出しを行います。
+ <prgn>dpkg</prgn> <!-- calls:-->は次の呼び出しを行ないます。
<example compact="compact">
<var>disappearer's-postrm</var> disappear \
<var>overwriter</var> <var>overwriter-version</var>
@@ -5692,23 +5717,17 @@
this old argument behavior is handled by your postinst script.
</p>
</footnote> -->
- If there is no most recently configured version
- <prgn>dpkg</prgn> will pass a null argument; older versions
- of dpkg may pass <tt><unknown></tt> (including the
- angle brackets) in this case. Even older ones do not pass a
- second argument at all, under any circumstances.
もし最近設定されたバージョン (上の呼び出しの
<var>most-recently-configured-version</var>) が存在しなければ、
- <prgn>dpkg</prgn> は引数にとして何も渡しません。
- <footnote>
- 歴史に関する注記:とても古い (1997 以前の) バージョンの
+ <prgn>dpkg</prgn> は引数として何も渡しません。
+ <footnote><p>
+ 歴史に関する注記:とても古い (1997 年以前の) バージョンの
<prgn>dpkg</prgn> では、この場合に <tt><unknown></tt>
を (不等号も含めて) 渡していました。
更に古いものでは、どのような状況においても二番目の引数として何も渡しませんでした。
そこまで古い dpkg のバージョンを用いたアップグレードは、仮に
postinst スクリプト中でその場合の引数の処理が考慮されていたとしても、そのほかの理由もあって動くとは期待できません。
- <prgn>dpkg</prgn> は、
- </footnote>。
+ </p></footnote>。
</p>
</sect>
@@ -5725,7 +5744,7 @@
</p>
<p><!--
If prerm fails during replacement due to conflict-->
- もし、prerm が競合 (conflict) のために置き換えに失敗する場合、
+ もし、prerm が競合 (conflict) のために置きかえに失敗する場合、
<example>
<var>conflictor's-postinst</var> abort-remove \
in-favour <var>package</var> <var>new-version</var>
@@ -5757,6 +5776,12 @@
<var>postrm</var> remove
</example>
</p>
+ <p><!--
+ If it fails, there's no error unwind, and the package is in
+ an "Half-Installed" state.-->
+ 失敗した場合にエラーを巻き戻す方法はありません。パッケージは
+ "Half-Installed" 状態となっています。
+ </p>
</item>
<item>
<p><!--
@@ -5776,24 +5801,6 @@
もないのであれば、削除 (remove) と完全削除 (purge) には
<prgn>dpkg</prgn> の状態以外に違いが無いので、自動的に完全削除されることに注意してください。
</p>
- <p><!--
- If something fails, the following is done for error
- rewind:
- -->
- もし上記がうまくいかない場合、エラー回復のため以下を実行します。
- <example>
-<var>postinst</var> abort-remove
- </example>
- </p>
- <p><!--
- If the error unwind fails, the package is in an
- "Half-Installed" state, or else it remains "Installed"
- - even though all the files may have been deleted..
- -->
- このエラー回復に失敗した場合、パッケージは "Half-Installed"
- になるか、"Installed" 状態のままになるかのいずれかです。
- 但し、"Installed" 状態でもすべてのファイルが削除済みである可能性があります。
- </p>
</item>
<item>
<p><!--
@@ -5814,14 +5821,11 @@
</example>
</p>
<p><!--
- If this fails, the package remains in and "Installed'
- state -- even though by this point the files are all
- gone, and the conffiles may have been deleted.
+ If this fails, the package remains in and "Config-Files"
+ state.
-->
- これが失敗した場合、パッケージは "Installed"
+ これが失敗した場合、パッケージは "Config-Files"
状態のままになっています。
- 但し、この時点ではファイルがすべて削除されていて、conffile
- も削除済みである可能性があります。
</p>
</item>
<item>
@@ -5862,7 +5866,7 @@
<tt>Suggests</tt>、<tt>Pre-Depends</tt>、<tt>Build-Depends</tt> 及び
<tt>Build-Depends-Indep</tt> の各コントロールファイルフィールド
(他のパッケージに依存関係がある場合に宣言するフィールド)
- 内に記述するパッケージ名は、代替パッケージ名の一覧でも構いません。
+ 内に記述するパッケージ名は、代替パッケージ名の一覧でもかまいません。
代替パッケージ名は、 垂直バーシンボル <tt>|</tt> (パイプシンボル)
で区切って書きます。
この場合、任意の代替パッケージの一つがインストールされていればこの部分の依存関係は満たされているものと判断されます。
@@ -5876,7 +5880,7 @@
list below followed by a version number, in the format
described in <ref id="f-Version">.-->
<tt>Provides</tt> 以外のすべてのフィールドでは、パッケージ名ごとにそのバージョンを指定することができます。
- その指定は、各パッケージ名の後に続く括弧の中で行なわれ、その括弧の中には、下記の一覧で示される (バージョン番号の)
+ その指定は、各パッケージ名の後に続くかっこの中で行なわれ、そのかっこの中には、下記の一覧で示される (バージョン番号の)
関係を表す記号と、それに続いて <ref id="f-Version">
で記載された書式に従ったバージョン番号を、記述します。
</p>
@@ -6055,7 +6059,7 @@
有効です。この依存関係の宣言は、依存関係を満たさないパッケージが、
未設定な状態でシステム中にインストールされることを妨げません。
すでに依存関係が満たされ、正しくインストールされているパッケージを、
- 依存関係の満たされていない、または満たせ得ないような別のバージョンのパッケージで置き換えることもできます。
+ 依存関係の満たされていない、または満たせ得ないような別のバージョンのパッケージで置きかえることもできます。
この場合は、未設定のまま (設定しようとするとエラーが返りますので)
ですので、当然正しく動作しないでしょう。
必要に応じ、パッケージが展開されていない場合にも部分的に有効な
@@ -6256,7 +6260,7 @@
依存関係のレベルを選択するにあたって、そのパッケージの機能において依存パッケージの機能がどの程度重要なのかを考えるべきです。
あるパッケージが、重要度の異なるいくつかの部品から構成されているとします。
そのとき、その各部品のなかでも重要度の高いものが必要とするようなパッケージを
- <tt>Depends</tt> として並べ挙げるべきです。
+ <tt>Depends</tt> として列挙すべきです。
そのほかの部分が必要とするパッケージは、その部品の相対的な重要性にしたがって Suggests なり、Recommends として参照されることになります。
</p>
@@ -6290,7 +6294,7 @@
the installed package is <tt>Essential</tt>, but the new
package is not.-->
このようなパッケージをインストールするには、もう一方のパッケージをまず削除しなければいけません。
- 実際の動作としては、インストールしようとしているパッケージに、システム上にあるパッケージを置き換える (<ref id="replaces"> 参照)
+ 実際の動作としては、インストールしようとしているパッケージに、システム上にあるパッケージを置きかえる (<ref id="replaces"> 参照)
ようにマークが付けられている場合、システムにインストールされているパッケージに選択を解除するようマークが付けられている場合、また両方のパッケージに
<tt>Essential</tt> という宣言がされている場合は、
<prgn>dpkg</prgn> は、競合関係の原因となっているパッケージを自動的に削除します。
@@ -6448,7 +6452,7 @@
overwrite files in certain other packages, or completely
replace other packages. The <tt>Replaces</tt> control file
field has these two distinct purposes.-->
- パッケージが、他の特定のパッケージのファイルを上書きする、または他のパッケージを完全に置き換えることを宣言することができます。
+ パッケージが、他の特定のパッケージのファイルを上書きする、または他のパッケージを完全に置きかえることを宣言することができます。
コントロールファイルの <tt>Replaces</tt>
フィールドは、異なった状況下で作用する二つの異なった目的を持っています。
</p>
@@ -6472,7 +6476,7 @@
will no longer be listed as "owned" by the old package.-->
但しここで、上書きするパッケージが上書きしようとしているファイルを
<tt>Replaces (置換)</tt> すると宣言していた場合、<prgn>dpkg</prgn>
- はその処理を実行し、古いパッケージ中のファイルを新しいファイルと置き換えます。
+ はその処理を実行し、古いパッケージ中のファイルを新しいファイルと置きかえます。
そのファイルは古いパッケージの所有リストからは削除されます。
</p>
@@ -6494,7 +6498,7 @@
package.
</p>
</footnote>-->
- このようにして、パッケージが完全に置き換えられてしまったときは、
+ このようにして、パッケージが完全に置きかえられてしまったときは、
<prgn>dpkg</prgn> はそのパッケージが持っているファイルが無く、
『消えてしまった』と考えます。この場合、「必要とされていない」
(削除の選択がされた) および「インストールされていない」
@@ -6559,7 +6563,7 @@
can be a virtual package, so for example, all mail
transport agents (MTAs) would have the following fields in
their control files:-->
- この場合、置換することを指定されたパッケージは仮想パッケージでも構いません。
+ この場合、置換することを指定されたパッケージは仮想パッケージでもかまいません。
例えば、各メール送信エージェント (MTA) はコントロールファイル中に下記のように記述することで
<example compact="compact">
Provides: mail-transport-agent
@@ -6642,7 +6646,6 @@
中のターゲットを起動するために満たされていなければいけません
<footnote>
<p>
- If you make "build-arch" or "binary-arch", you need
"build-arch" または "binary-arch" を作成する場合には、
Build-Depends が必要です。"build-indep" または
"binary-indep" を作成する場合には、Build-Depends
@@ -6763,7 +6766,7 @@
という名称のパッケージに収録します。ここで
<file><var>soversion</var></file> の部分は、共有ライブラリの .so
ファイル名のバージョン番号部分です
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
The soname is the shared object name: it's the thing
that has to match exactly between building an executable
@@ -6777,7 +6780,7 @@
例えば、ライブラリの .so ファイル名が
<file>libfoo.so.6</file> ならば、パッケージ名は
<file>libfoo6</file> になります。
- </footnote><!--.
+ </p></footnote><!--.
Alternatively, if it would be confusing to directly append
<var>soversion</var> to <var>libraryname</var> (e.g. because
<var>libraryname</var> itself ends in a number), you may use
@@ -6799,8 +6802,8 @@
clashes if you try to install different versions of the
combined shared libraries package).-->
一つのソースツリーから複数の共有ライブラリをビルドする場合には、.so
- ファイル名を一括して変えるようにする<footnote><P>
- これは、このまとめた共有ライブラリ群の複数バージョンを同時にインストールする際に、ファイル名が衝突しないようにするためです</P></footnote>
+ ファイル名を一括して変えるようにする<footnote><p>
+ これは、このまとめた共有ライブラリ群の複数バージョンを同時にインストールする際に、ファイル名が衝突しないようにするためです</p></footnote>
ことで、複数の共有ライブラリを一つのパッケージにまとめられます。
</p>
@@ -6818,9 +6821,9 @@
<file>/usr/share/</file><var>package-name</var>.
-->
もし、パッケージがユーザの手によって起動する必要はないが、パッケージの動作に必要なランタイムサポートプログラムを収録している場合、そのプログラムは
- それがバイナリ形式である場合、<file>/usr/lib</file>
- 以下のサブディレクトリに置くべきあり、できれば
- <file>/usr/lib/</file><var>package-name</var> が良いでしょう。
+ それがバイナリ形式であるならば、<file>/usr/lib</file>
+ 以下のサブディレクトリに置くべきであり、できれば
+ <file>/usr/lib/</file><var>package-name</var> に置くのが良いでしょう。
もしそのプログラムがアーキテクチャ非依存である場合には、適切な場所は
<file>/usr/share</file> 以下であり、できれば
<file>/usr/share/</file><var>package-name</var> が良いでしょう。
@@ -6893,7 +6896,7 @@
<prgn>ldconfig</prgn> が実行されるまでの間にダイナミックリンカ
(例えば、<prgn>ld.so</prgn> や <prgn>ld-linux.so.*</prgn>)
がそのライブラリを見つけることができるようにするため
- <footnote>
+ <footnote><p>
パッケージ管理システムでは、<file>.deb</file>
ファイル中でのライブラリは、それへのシンボリックリンクが置かれるより先に置かれていることを要求しています。
これは、<prgn>dpkg</prgn> が (古いバージョンのライブラリを指すシンボリックリンクを上書きすることによって)
@@ -6905,7 +6908,7 @@
ある種の (reiserfs のような) ファイルシステムはファイルを作る順番が問題にならないように、ファイルを並び換えます。
リリース 1.7.0 以降、パッケージ作成時に <prgn>dpkg</prgn>
が自動的にファイルそれ自身を並び換えるようになるので、このファイルを作る順序に配慮するという件は重要ではなくなっています。
- </footnote>
+ </p></footnote>
です。
</p>
@@ -6926,14 +6929,14 @@
</footnote>-->
ダイナミックリンカの標準のディレクトリ (現在は <file>/usr/lib</file> と
<file>/lib</file> です)、または <file>/etc/ld.so.conf</file>
- に列挙されたディレクトリ <footnote>
+ に列挙されたディレクトリ <footnote><p>
これは、現在下記です。
<list compact="compact">
<item>/usr/local/lib</item>
<item>/usr/lib/libc5-compat</item>
<item>/lib/libc5-compat</item>
</list>
- </footnote>
+ </p></footnote>
<!--
must use <prgn>ldconfig</prgn> to update the shared library
system. -->
@@ -6965,7 +6968,7 @@
<tt>configure</tt> として呼ばれた場合、スクリプトで
<prgn>ldconfig</prgn> を呼ばなければいけません。
<prgn>postinst</prgn> スクリプトではそれ以外の際に
- <prgn>ldconfig</prgn> を呼んでも構いません。
+ <prgn>ldconfig</prgn> を呼んでもかまいません。
</item>
<item><prgn>postrm</prgn> スクリプトが、最初の引数を
<tt>remove</tt> として呼ばれた場合、スクリプトで
@@ -7001,7 +7004,7 @@
<p>postrm, on the other hand, is called with the "remove"
argument just after the files are removed, so this is the
proper time to call "ldconfig" to notify the system of the
- fact shared libraries from the package are removed.
+ fact that the shared libraries from the package are removed.
The postrm can be called at several other times. At the
time of "postrm purge", "postrm abort-install", or "postrm
abort-upgrade", calling "ldconfig" is useless because the
@@ -7022,13 +7025,13 @@
が新しいファイルがディスクに置かれたことを保証してから呼ばれます。
従って、ldconfig を無条件に postinst
中で呼ぶことは完全に安全ですし、パッケージでは引数をチェックしないで単に
- postinst 中で lsconfig を記載しても問題ありません。
+ postinst 中で ldconfig を記載しても問題ありません。
postinst はアップグレード失敗の際の復旧作業でも呼ぶことができます。
これは新しいファイルのどれかがアンパックされる前に実行されますので、
この時点で "ldconfig" を呼ぶことは無意味です。
</p><p>
- 削除しようとしているパッケージの場合には、prerm
- が当該パッケージのファイルがそのままの状態で呼ばれますから、
+ 削除しようとしているパッケージの場合には、
+ 当該パッケージのファイルがそのままの状態で prerm が呼ばれますから、
"ldconfig" を呼ぶことは無意味です。prerm
が呼ばれるもう一つの場合はアップグレードで、
この場合旧パッケージのファイルがディスクにある状態で呼ばれますから
@@ -7061,7 +7064,7 @@
install several versions of the shared library without
getting filename clashes.-->
パッケージに共有ライブラリを用いるランタイムサポートプログラムが含まれる場合、それを共有ライブラリパッケージに収録してはいけません。
- これを行うと、複数バージョンの共有ライブラリをファイル名衝突なしにインストールすることができなくなります。
+ これを行うと、複数バージョンの共有ライブラリをファイル名の衝突なしにインストールすることができなくなります。
</p>
<p><!--
@@ -7380,7 +7383,7 @@
ファイルは一時的に作成されたビルドディレクトリ中のコントロールファイル領域ににコピーされ、
<file>shlibs</file> という名が付けられます。
これらのファイルはパッケージに含まれる共有ライブラリの詳細情報を提供します
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
An example may help here. Let us say that the
source package <tt>foo</tt> generates two binary
@@ -7431,7 +7434,7 @@
はビルドディレクトリに個々のバイナリパッケージすべての
<tt>shlibs</tt>
ファイルがインストールされてから実行する必要があります。
- </footnote>。
+ </p></footnote>。
</p>
</item>
@@ -7479,7 +7482,7 @@
you can use a command such as:-->
<file>debian/rules</file> ファイル中に
<qref id="pkg-dpkg-shlibdeps"><prgn>dpkg-shlibdeps</prgn></qref>
- への呼出し処理を置いてください。バイナリだけを含んだパッケージ
+ への呼び出し処理を置いてください。バイナリだけを含んだパッケージ
(つまり、スクリプトを含まない) の場合、次のコマンドが使えます。
<example compact="compact">
dpkg-shlibdeps debian/tmp/usr/bin/* debian/tmp/usr/sbin/* \
@@ -7488,7 +7491,7 @@
<!--Otherwise, you will need to explicitly list the compiled
binaries and libraries.<footnote>-->
それ以外の場合には、コンパイルされるバイナリとライブラリを明示的に列挙する
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
If you are using <tt>debhelper</tt>, the
<prgn>dh_shlibdeps</prgn> program will do this work for
@@ -7497,7 +7500,7 @@
<tt>debhelper</tt> を使っているなら、これは
<prgn>dh_shlibdeps</prgn> プログラムを使っておこなえます。
このプログラムは複数のバイナリパッケージの場合でも正しく処理します。
- </footnote> 必要があります。
+ </p></footnote> 必要があります。
</p>
<p><!--
@@ -7510,7 +7513,7 @@
ファイル中に依存関係の情報を挿入します。
この情報は後で <prgn>dpkg-gencontrol</prgn> が使います。
これが正しく処理されるよう、<tt>Depends</tt> フィールドに
- <tt>${shlib:Depends}</tt> 変数を置かなければならないでしょう。
+ <tt>${shlibs:Depends}</tt> 変数を置かなければならないでしょう。
</p>
<p><!--
@@ -7534,7 +7537,7 @@
For more details on this and other options, see <manref
name="dpkg-shlibdeps" section="1">.-->
複数のバイナリパッケージを生成する場合には、
- <prgn>dpkg-shlibdeps</prgn> をコンパイルされたバイナリ及び共有ファイルを含む各パッケージ毎に実行する必要があります。
+ <prgn>dpkg-shlibdeps</prgn> をコンパイルされたバイナリ及び共有ファイルを含むパッケージ毎に実行する必要があります。
この場合、個別の <file>substvars</file> ファイルを指定するため
<tt>dpkg</tt> ユーティリティの <tt>-T</tt>
オプションを使う必要が出てくるでしょう。
@@ -7598,13 +7601,13 @@
ファイル名にはダイナミックリンカに認識されるライブラリ名と厳密に一致した名前を与えなければいけません。
これは通常、<tt><var>name</var>.so.<var>major-version</var></tt>
という形式で、ここでの例では <tt>libz.so.1</tt>
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--This can be determined using the command-->
これは以下のコマンドで判定できます。
<example compact="compact">
objdump -p /usr/lib/libz.so.1.1.3 | grep SONAME
</example>
- </footnote> です。
+ </p></footnote> です。
<!-- The version part is the part which comes after
<tt>.so.</tt>, so in our case, it is <tt>1</tt>.-->
バージョン部は <tt>.so.</tt> の後に来ている部分で、ここの例では
@@ -7677,13 +7680,13 @@
もう一つの方法として、<file>debian/rules</file> から制御領域に直接
<file>debian/shlibs</file> をまったく使わずに <file>shlibs</file>
を作成するやり方
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
This is what <prgn>dh_makeshlibs</prgn> in the
<tt>debhelper</tt> suite does.-->
これは <tt>debhelper</tt> ツール群の <prgn>dh_makeshlibs</prgn>
で行われている方法です。
- </footnote>
+ </p></footnote>
もあります。
<!-- since the <file>debian/shlibs</file> file itself is ignored by
<prgn>dpkg-shlibdeps</prgn>.-->
@@ -7842,7 +7845,7 @@
configuration files for applications are stored in
the user's home directory are relaxed. It is
recommended that such files start with the
- '<tt>.</tt>.' character (a "dot file"), and if an
+ '<tt>.</tt>' character (a "dot file"), and if an
application needs to create more than one dot file
then the preferred placement is in a subdirectory
with a name starting with a '.' character, (a "dot
@@ -8084,7 +8087,7 @@
<file>/usr/local</file>
ディレクトリ自身と、パッケージによって作成されたそのサブディレクトリは、標準設定のパーミッションとして
2775 (group 書き込み許可、group id セット)
- を、そしてオーナーとしては <tt>root.staff</tt>
+ を、そしてオーナとしては <tt>root.staff</tt>
を設定しておくべきです。
</p>
</sect1>
@@ -8525,7 +8528,7 @@
<!-- cause the configuration to be reloaded if the
service supports this, otherwise restart the
service. -->
- サービスが設定の再読み込みに対応しているならば再読み込みを行います。
+ サービスが設定の再読み込みに対応しているならば再読み込みを行ないます。
対応していないなら再起動します。
</item>
</taglist>
@@ -8553,7 +8556,7 @@
<tt>start</tt>
オプション付きで実行された場合の動作に慎重さが要求されます。
逆に起動していないのに
- <tt>stop</tt> オプション付きで実行された際には、他のユーザープロセスを落さないようにしなくてはなりません。
+ <tt>stop</tt> オプション付きで実行された際には、他のユーザプロセスを落さないようにしなくてはなりません。
これを実現するのに通常最良の方法は
<prgn>start-stop-daemon</prgn> を用いるようにすることです。
</p>
@@ -8567,7 +8570,7 @@
もしサービスが設定を自動的に再読み込みするような場合 (例えば
<prgn>cron</prgn> などで)、<file>init.d</file>
スクリプトに付けられた <tt>reload</tt> オプションは、
- 再読み込みに成功したかのように振舞う必要があります。
+ 再読み込みに成功したかのように振る舞う必要があります。
</p>
<p><!--
@@ -8612,7 +8615,7 @@
特に <file>/etc/init.d/<var>package</var></file>
スクリプト自体も通常 <tt>conffile</tt> ですので、
パッケージが削除されても、上記オプションが指定されて完全削除されていない場合ではスクリプトはシステムに残ったままになっています。
- このため、次のように <tt>test</tt> 文をスクリプトの先頭におくべきです。
+ このため、次のように <tt>test</tt> 文をスクリプトの先頭に置くべきです。
<example compact="compact">
test -f <var>program-executed-later-in-script</var> || exit 0
</example></p>
@@ -8750,9 +8753,9 @@
<file>/etc/runlevel.conf</file> if the <tt>file-rc</tt> method
is being used.-->
デフォルトでは、<prgn>update-rc.d</prgn>
- はマルチユーザー状態の各ランレベル (2,3,4,5)
+ はマルチユーザ状態の各ランレベル (2,3,4,5)
にて各種サービスを開始させ、
- halt(0)、シングルユーザー(1)、リブート(6)
+ halt(0)、シングルユーザ(1)、リブート(6)
の各ランレベルでは停止するようにします。
システムの管理者は、シンボリックリンクによる管理がなされている場合には
<file>/etc/rc<var>n</var>.d</file>
@@ -8897,7 +8900,7 @@
<file>/etc/rc.boot</file> なるディレクトリが昔は存在しましたが、
<ref id="/etc/init.d"> でも記載した通り、<file>/etc/rcS.d</file>
から <file>/etc/init.d</file>
- 内のファイルへのリンクに置き換えることが強く推奨されています。
+ 内のファイルへのリンクに置きかえることが強く推奨されています。
パッケージが <file>/etc/rc.boot</file>
にファイルを置くことは許されていません。
</p><!-- file-rc 採用時のやり方と記載が矛盾するが、不問 -->
@@ -9117,7 +9120,7 @@
<p><!--
For example, stopping the printer daemon will like
- like this:-->
+ this:-->
プリンタデーモンを止める時の出力を例にすると、次のようになります。
<example compact="compact">
Stopping printer spooler: lpd.
@@ -9242,7 +9245,7 @@
により自動的に実行されます。
このファイルも設定ファイルとして扱わなければいけません
(注記:この <file>/etc/cron.d</file> の中のエントリは
- <prgn>anacron</prgn> では処理されないので、ここにおくジョブはシステムが停止しているときには行う必要がないものに限られます)。
+ <prgn>anacron</prgn> では処理されないので、ここに置くジョブはシステムが停止しているときには行う必要がないものに限られます)。
</p>
<p><!--
The scripts or crontab entries in these directories should
@@ -9619,7 +9622,7 @@
プログラムが通常環境変数の設定に依存する場合、環境変数が設定されていなかった場合に妥当な標準設定値を使うように修正するようにすべきです。
これがもし容易に行えないようなら (例えば non-free
プログラムでソースコードがない場合など)
- プログラムは環境変数を設定して元のプログラムを呼び出すようなラッパスクリプトに置き換えておかなければいけません。
+ プログラムは環境変数を設定して元のプログラムを呼び出すようなラッパスクリプトに置きかえておかなければいけません。
</p>
<p><!--
@@ -9867,7 +9870,7 @@
i386 および恐らく他のいくつかのアーキテクチャでは共有ライブラリ中に位置依存のコードを含めることは許されていません。
</p>
<p><!--
- Position independent code may have s performance penalty,
+ Position independent code may have a performance penalty,
especially on <tt>i386</tt>. However, in most cases the
speed penalty must be measured against the memory wasted on
the few architectures where non position independent code is
@@ -9960,7 +9963,7 @@
にリロケーション処理に必要のないシンボルのみを削除するように指示します)
ダイナミックリンクの際に使用するシンボルは別の
ELF オブジェクトにあるので、共有ライブラリは strip
- されても完全に機能 <footnote>
+ されても完全に機能 <footnote><p>
<!--
You might also want to use the options
<tt>--remove-section=.comment</tt> and
@@ -9971,7 +9974,7 @@
と <tt>--remove-section=.note</tt>
を共有ライブラリと実行ファイルに、<tt>--strip-debug</tt>
をスタティックライブラリに指定することも検討に値するでしょう。
- </footnote> します。
+ </p></footnote> します。
</p>
<p>
@@ -9998,10 +10001,10 @@
(バイナリや他のパッケージからリンクされることを想定していない)
ものは、<file>/usr/lib</file>
ディレクトリのサブディレクトリにインストールすべきです。
- このようなファイルは通常の共有ライブラリに適用される規則に沿わなくとも構いませんが、
+ このようなファイルは通常の共有ライブラリに適用される規則に沿わなくともかまいませんが、
実行可能ビットを立ててインストールしてはいけないこと、及び
strip すべきこと、の二つの規則は守る必要があります
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
A common example are the so-called "plug-ins",
internal shared objects that are dynamically loaded by
@@ -10010,7 +10013,7 @@
(内部で使う共有オブジェクトで、プログラム内から
<manref name="dlopen" section="3">
を使って動的に読み込まれるもの) です。
- </footnote>。
+ </p></footnote>。
</p>
<p><!--
@@ -10025,7 +10028,7 @@
他のパッケージのバイナリとリンクしても良い共有ライブラリを含むが、
<em>やむを得ない</em> 理由でそれを <file>/usr/lib</file>
にインストールできない場合は、共有ライブラリを <file>/usr/lib</file>
- 以下のサブディレクトリにインストールしても構いません。
+ 以下のサブディレクトリにインストールしてもかまいません。
この場合、<file>/etc/ld.so.conf</file>
に当該ディレクトリをパッケージの <prgn>postinst</prgn> で追加し、
<prgn>postrm</prgn> で削除するようにする必要があります。
@@ -10054,7 +10057,7 @@
を含むファイルを検索することができます。
また、<tt>libltdl</tt> を使うプログラムでは、<prgn>libtool</prgn>
の使用は <em>必須</em>
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
Although <prgn>libtool</prgn> is fully capable of
linking against shared libraries which don't have
@@ -10079,7 +10082,7 @@
もある程度は同様の拡張がなされていますが) <file>.la</file>
ファイルの削除後に導き出せる保証のないようなライブラリ間の依存関係に関する情報を
<file>.la</file> ファイル中に保存するようになっています。
- </footnote>
+ </p></footnote>
です。
</p>
@@ -10168,7 +10171,7 @@
symbolic link to any POSIX compatible shell, if <tt>echo
-n</tt> does not generate a newline.<footnote> -->
標準のシェルインタープリタは <file>/bin/sh</file> です。これは
- <tt>echo -n</tt>で改行を挿入することがないような <footnote>
+ <tt>echo -n</tt>で改行を挿入することがないような <footnote><p>
<!--
Debian policy specifies POSIX behavior for
<file>/bin/sh</file>, but <tt>echo -n</tt> has widespread
@@ -10186,7 +10189,7 @@
の動作は規定されてはいますが、
この規定への準拠は必須とはされていないため、ここでは明示的に追加します。
また、噂では LSB ではどちらにせよ必須となるとのことですので。
- </footnote>
+ </p></footnote>
POSIX
互換なシェルのどれかへのシンボリックリンクになっている場合があります。
<!--
@@ -10363,10 +10366,10 @@
パッケージが base
システムに含まれていない特殊なデバイスファイルを必要とする場合には、
<prgn>postinst</prgn> スクリプト中でユーザに許可を問い合わせた後
- <prgn>MAKEDEV</prgn> を呼び出してください<footnote>
+ <prgn>MAKEDEV</prgn> を呼び出してください<footnote><p>
この問い合わせは (低プライオリティの) debconf
メッセージまたは echo (printf) 文で行うことができます。
- </footnote>
+ </p></footnote>
。
</p>
@@ -10431,7 +10434,7 @@
not interchangeable concepts. Almost all
<tt>conffiles</tt> are configuration files, but many
configuration files are not <tt>conffiles</tt>.-->
- この二つの違いは重要で、置き換え可能な概念ではありません。
+ この二つの違いは重要で、置きかえ可能な概念ではありません。
ほとんどすべての <tt>conffiles</tt> は設定ファイルですが、
多くの設定ファイルは <tt>conffiles</tt> ではありません。</p>
<p>
@@ -10516,7 +10519,7 @@
correctly, no package may contain or make hard links to
conffiles.-->
パッケージの conffile にハードリンクを張ることは、ローカルで加えた変更を正しく残せなくなるため、許されていません
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
Rationale: There are two problems with hard links.
The first is that some editors break the link while
@@ -10529,7 +10532,7 @@
知らない間に二つのファイルのリンクが切られ、別なものになってしまうことがあります。
第二に、<prgn>dpkg</prgn> が <tt>conffile</tt>
のアップグレード時にリンクを切ってしまうかもしれません。
- </footnote>。
+ </p></footnote>。
</p>
<p><!--
@@ -10573,7 +10576,7 @@
than that done (semi-)automatically by the
<prgn>postinst</prgn> script.-->
スクリプトはパッケージに設定しうるすべてのオプションを設定しなければならないわけではなく、
- 与えられたシステムでパッケージが動作するために必要な設定だけを行えば構いません。
+ 与えられたシステムでパッケージが動作するために必要な設定だけを行えばかまいません。
理想的なことを言えば、システム管理者が <prgn>postinst</prgn> で (半)
自動的に行われた設定以外のことを行う必要がないのが、あるべき姿です。
</p>
@@ -10988,9 +10991,9 @@
they can do this by using <prgn>dpkg-statoverride</prgn>, as
described below.<footnote>-->
システム管理者がローカルなセキュリティの方針に合わせるため、
- 各バイナリのパーミッションを変えてパッケージを再設定する枠組にしても構いません。
+ 各バイナリのパーミッションを変えてパッケージを再設定する枠組にしてもかまいません。
その場合は、以下で記載の通り <prgn>dpkg-statoverride</prgn>
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
Ordinary files installed by <prgn>dpkg</prgn> (as
opposed to <tt>conffile</tt>s and other similar objects)
@@ -11010,7 +11013,7 @@
<prgn>dpkg-statoverride</prgn>
についての記述を忘れずに入れるようにしてください。この機能が
Debian に加わってまだそれほど経っていないので、多分まだあまり知られていません。
- </footnote> を使うことができます。
+ </p></footnote> を使うことができます。
<!--
Another method you should consider is to create a group for
people allowed to use the program(s) and make any setuid
@@ -11049,7 +11052,7 @@
the <prgn>postinst</prgn> is to be preferred if it is
possible, otherwise a pre-dependency will be needed on the
<tt>adduser</tt> package.)-->
- 静的に割り当てられた id が必要な場合、base
+ 静的に割り当てられた id が必要な場合、<tt>base-passwd</tt>
システムの管理者にユーザあるいはグループ ID の割り当てを求めます。
割り当てられるまでパッケージをリリースすることはできません。
このようなユーザやグループが割り当てられたらならば、パッケージは当該
@@ -11078,12 +11081,12 @@
<prgn>postinst</prgn> script (again, the latter is to be
preferred if it is possible).-->
第二の方法は、プログラムが実行時にグループ名から uid、gid
- を決定するもので、ID は動的に
- <footnote>
+ を決定するようにするもので、ID は動的に
+ <footnote><p>
訳注:ここでの動的、はインストール時ホスト毎に、の意。
- </footnote>
+ </p></footnote>
割り当てられます。この場合、<prgn>debian-devel</prgn>
- で討議を行い、また <package/base-passwd/
+ で討議を行ない、また <package/base-passwd/
のメンテナにその名前が一意であること、静的に ID
を割り当てたほうが望ましいということがないか、の二点を問い合わせて、その後適切なユーザ名あるいはグループ名を選ぶべきです。
これらの確認がすんだ後パッケージの <prgn>preinst</prgn> か
@@ -11121,7 +11124,7 @@
and <tt>suidunregister</tt> should now be simply removed
from the maintainer scripts.-->
<prgn>dpkg-statoverride</prgn> は廃止になった
- <tt>suidmanager</tt> パッケージを置き換えるものです。
+ <tt>suidmanager</tt> パッケージを置きかえるものです。
以前 <tt>suidmanager</tt> を使っていたパッケージは
<tt>Conflicts: suidmanager (<< 0.50)</tt> (または
<tt>(<< 0.52)</tt> の) 競合関係指定エントリを追加すべきです。
@@ -11229,7 +11232,7 @@
で提供される文字列の一つを使うべきです。この文字列は、
<tt><var>os</var>-<var>arch</var></tt> という書式になっています。
OS が Linux である場合には、OS 部分は省略されることがあります
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--Currently, the strings are:
i386 ia64 alpha amd64 armeb arm hppa m32r m68k mips
mipsel powerpc ppc64 s390 s390x sh3 sh3eb sh4 sh4eb
@@ -11376,7 +11379,7 @@
に設定例としてエントリを挿入したい場合には、対象となるエントリは最初に一つだけのコメントキャラクタ
(<tt>#</tt>) を置いてください。
そのように書かれた行は <prgn>update-inetd</prgn> からは『ユーザによってコメントアウトされた行』
- と扱われ、変更されたりパッケージ更新時に有効化されたりすることはありません。
+ として扱われ、変更されたりパッケージ更新時に有効化されたりすることはありません。
</p>
</sect>
@@ -11497,12 +11500,12 @@
<tt>editor</tt> and <tt>pager</tt>, nor is it required for a
package to provide such virtual packages.<footnote>-->
パッケージは <tt>editor</tt> や <tt>pager</tt> に依存する必要はなく
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
The Debian base system already provides an editor and a
pager program,-->
Debian 基本システムが editor と pager プログラムを提供しています。
- </footnote>
+ </p></footnote>
、パッケージからこの二つの仮想パッケージを提供する必要もありません。
</p>
</sect>
@@ -11673,9 +11676,9 @@
FHS に記載の通り、メールスプールは <file>/var/mail</file>
であり、メールを送るインターフェースプログラムは
<file>/usr/sbin/sendmail</file> です。
- 以前のシステムではメールスプールは物理的に
+ 以前のシステムでは、メールスプールは物理的に
<file>/var/spool/mail</file>
- に置かれているが、すべてのメールスプールのアクセスは
+ に置き、すべてのメールスプールのアクセスを
<file>/var/mail</file>
シンボリックリンクを介して行っていた場合もありました。
メールスプールは基本システム (Base System) の
@@ -11698,27 +11701,27 @@
によるロックはドットファイルによるロックと併用しなければなりません。
デッドロックを避けるため、プログラムではまず
<tt>fcntl()</tt> を使って、その次にドットファイルロックを使うか、二つのロックをブロックしないやり方
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!-- If it is not possible to establish both locks, the
system shouldn't wait for the second lock to be
established, but remove the first lock, wait a (random)
time, and start over locking again.-->
二つのロックが取得できない場合には、システムは二つ目のロックが取得できるまで待つのではなく、
最初のロックを解放して、乱数で決定した時間だけ待ち、再度ロックの取得をおこなうようにしてください。
- </footnote>
+ </p></footnote>
で使うべきです。<!--. Using the functions <tt>maillock</tt> and
<tt>mailunlock</tt> provided by the
<tt>liblockfile*</tt><footnote>
<p>
<tt>liblockfile</tt> version >>1.01</p>
</footnote> packages is the recommended way to realize this. -->
- <tt>liblockfile*</tt>パッケージ <footnote>
+ <tt>liblockfile*</tt>パッケージ <footnote><p>
<p><!--
You will need to depend on <tt>liblockfile1
(>>1.01)</tt> to use these functions.-->
これらの関数を使うには、<tt>liblockfile1 (>>1.01)</tt>
への依存を指定する必要があります。
- </footnote>
+ </p></footnote>
に含まれる <tt>maillock</tt> と <tt>mailunlock</tt>
を使うのが上記を実現するお勧めのやり方です。
</p>
@@ -11772,7 +11775,7 @@
<prgn>newaliases</prgn> プログラムを同梱していなければなりませんが
古い MTA パッケージにはこれがないものもありますので、たとえ
<prgn>newaliases</prgn> が見つからなくてもプログラムが落ちな
- いようにしなければするべきです。また、このため全 MTA
+ いようにするべきです。また、このため全 MTA
パッケージは <tt>mail-transport-agent</tt> 仮想パッケージに対して
<tt>Provides</tt>、<tt>Conflicts</tt> と <tt>Replaces</tt>
の三つの関連性の定義をコントロールフィールド中で行う必要があります。
@@ -11940,7 +11943,7 @@
provide the virtual package <tt>xserver</tt>.<footnote>-->
X サーバを提供するパッケージ、言い換えると直接または間接に実際の入力機器と表示ハードウェアを操作するパッケージはコントロールファイル中に仮想パッケージ
<tt>xserver</tt>を提供することを
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
This implements current practice, and provides an
actual policy for usage of the <tt>xserver</tt>
@@ -11958,7 +11961,7 @@
仮想パッケージを提供すべきです。<tt>Xvfb</tt>、<tt>Xnest</tt>、
<tt>Xprt</tt>
のようなものは仮想パッケージを提供すべきではありません。
- </footnote> 宣言すべきです。
+ </p></footnote> 宣言すべきです。
</p>
</sect1>
@@ -12104,7 +12107,7 @@
Packages that provide fonts for the X Window
System<footnote>-->
X ウィンドウシステムのフォント
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
For the purposes of Debian Policy, a "font for the X
Window System" is one which is accessed via X protocol
@@ -12120,7 +12123,7 @@
展開用のものやその他の目的で使うものはここの分類には含めません。
但し、そのようなフォントを X
ウィンドウシステムで使えるようにするツールは、このフォントポリシーに従う必要があります。
- </footnote> を提供するパッケージでは <!--
+ </p></footnote> を提供するパッケージでは <!--
must do a number of things to ensure that they are both
available without modification of the X or font server
configuration, and that they do not corrupt files used by
@@ -12149,7 +12152,7 @@
を問題のフォントパッケージに指定してください。
パッケージからフォントパッケージに対して Depend
を指定してはいけません
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
This is because the X server may retrieve fonts
from the local file system or over the network
@@ -12161,7 +12164,7 @@
サーバはローカルのファイルシステムとネットワーク越しの X
フォントサーバの両方からフォントを得ることができるからです。
Debian パッケージシステムはローカルのファイルシステムを管理する能力しかありません。
- </footnote> 。
+ </p></footnote> 。
</item>
<item>
@@ -12349,10 +12352,10 @@
<prgn>postrm</prgn> (for all arguments except
<tt>upgrade</tt>) scripts.-->
一つまたは複数の <file>fonts.scale</file>
- ファイルを収録するフォントパッケージでは、フォントをインストールした各ディレクトリで
+ ファイルを収録するフォントパッケージでは、フォントをインストールした各ディレクトリで、
+ <prgn>update-fonts-dir</prgn> を <em>実行する前</em> に
<prgn>update-fonts-scale</prgn> を当該ディレクトリに対して
- <prgn>update-fonts-dir</prgn>
- を <em>実行する前</em> に実行しなければいけません。
+ 実行しなければいけません。
この実行の起動は <prgn>postinst</prgn> (全引数で) と
<prgn>postrm</prgn> (<tt>upgrade</tt> 以外の引数で)
の両方で行わなければいけません。
@@ -12445,7 +12448,7 @@
X リソースを使ったプログラムの設定も
<file>/etc/X11/Xresources/</file>
に置くパッケージと同じ名前のファイルを用意することで
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
Note that this mechanism is not the same as using
app-defaults; app-defaults are tied to the client
@@ -12455,7 +12458,7 @@
この機構は app-defaults とは同じではないことに注意してください。
app-defaults はローカルファイルシステムのクライアントバイナリと結びついていますが、
X リソースは X サーバに格納され、すべての接続されるクライアントに適用されます。
- </footnote>
+ </p></footnote>
サポートされています。このファイルは、<tt>conffile</tt>
であるとの属性を設定するか、設定ファイルとして扱わなければいけません。
<!--
@@ -12507,7 +12510,7 @@
<p>
The installation of files into subdirectories
of <file>/usr/X11R6/include/X11/</file> and
- <file>/usr/X11R6/lib/X11/</file> now prohibited;
+ <file>/usr/X11R6/lib/X11/</file> is now prohibited;
package maintainers should determine if subdirectories of
<file>/usr/lib/</file> and <file>/usr/share/</file> can be used
instead.
@@ -12556,6 +12559,7 @@
<file>/usr/lib/X11/</file> に関連ファイルをインストールすべきです。
但し、これを行う場合には、パッケージは
<tt>x11-common (>= 1:7.0.0)</tt><footnote>
+ <p>
これらのライブラリは、以前はシンボリックリンクでした。しかし、
<tt>X11R7</tt> で、<tt>/usr/include/X11</tt> と
<tt>/usr/lib/X11</tt> が本物のディレクトリになったため、
@@ -12564,6 +12568,7 @@
です。<tt>x11-common (>= 1:7.0.0) </tt>
が、上記ディレクトリがシンボリックリンクではなく、
本物のディレクトリであることを保証するパッケージです。
+ </p>
</footnote> に先行依存しなければいけません。
</p>
</sect1>
@@ -12576,13 +12581,13 @@
<em>Programs that require the non-DFSG-compliant OSF/Motif or
OpenMotif libraries</em><footnote>-->
<em>DFSG 非互換の OSF/Motif または OpenMotif ライブラリ</em>
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
OSF/Motif and OpenMotif are collectively referred to as
"Motif" in this policy document.-->
このポリシー文書では OSF/Motif と OpenMotif をあわせて
Motif と呼んでいます。
- </footnote><!--
+ </p></footnote><!--
should be compiled against and tested with LessTif (a free
re-implementation of Motif) instead. If the maintainer
judges that the program or programs do not work
@@ -12734,7 +12739,7 @@
なんとなれば誰でも <file>.deb</file>
ファイルをダウンロードしてきて中身を読むことができますから、読み込み不可のファイルを使っても無意味なためです。
また、読み込み不可のファイルを作らないことは
- set-id されたプログラムをたくさん作る必要がなくなることを意味しますし、引いてはセキュリティホールのリスクを減らすことにもなります。
+ set-id されたプログラムをたくさん作る必要がなくなることを意味しますし、それによりセキュリティホールのリスクを減らすことにもなります。
</p>
<p>
@@ -12766,7 +12771,7 @@
-->
マニュアルは <prgn>nroff</prgn> 形式で <file>/usr/share/man</file>
の適切な場所にインストールするべきです。また、セクションは
- 1 から 9 までのみをつかうべきです (詳しくは FHS 参照)。
+ 1 から 9 までのみを使うべきです (詳しくは FHS 参照)。
フォーマット済みの cat
形式のマニュアルをインストールしてはいけません。
</p>
@@ -12802,7 +12807,7 @@
バグトラッキングシステムにバグとして報告すべきです
(自分で報告しておく、という処理でもかまいません)。
適切なマニュアルが収録されるまではバグ報告を閉じないでください。
- <footnote>
+ <footnote><p>
マニュアルページを書くことはそんなに難しくありません。<url
id="http://www.schweikhardt.net/man_page_howto.html"
name="Man-Page-HOWTO"> や、<manref name="man" section="7">
@@ -12810,7 +12815,7 @@
で作成されるサンプルを見てみてください。ヘルパープログラムの
<prgn>help2man</prgn> や、<file>/usr/share/doc/man-db/examples</file>
ディレクトリも参考になります。
- </footnote>
+ </p></footnote>
</p>
<p>
@@ -12855,11 +12860,11 @@
<file>.so</file>
機能を使うよりもシンボリックリンクを使う方が望ましいやり方です。
ただ、上流のソースが <file>.so</file>
- <footnote>
+ <footnote><p>
訳注:共有ライブラリとは関係がなく、nroff の .so コマンドのこと。
- </footnote>
+ </p></footnote>
を使っている場合、それをあえてシンボリックリンクへ変更する必要はありません。
- それが余程簡単でないかぎり行わないでください。
+ それがよほど簡単でないかぎり行わないでください。
man のディレクトリではハードリンクを作成すべきではありません。
また、<file>.so</file>
命令の中に絶対パスのファイル名を書くべきではありません。マニュアルの
@@ -12870,7 +12875,7 @@
をファイルシステム中で使っていない場合、<prgn>man</prgn>
があなたの man ページの別名を man
ページのヘッダだけの情報から見つけることを
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
Supporting this in <prgn>man</prgn> often requires
unreasonable processing time to find a manual page or to
@@ -12883,7 +12888,7 @@
ファイルシステムに残した方がいい情報を man
のデータベースに持ち上げることでもあります。
このため、このサポートは非推奨にして、将来削除します。
- </footnote> 期待するべきではありません。
+ </p></footnote> 期待するべきではありません。
</p>
</sect>
@@ -12929,7 +12934,7 @@
どのセクションにするかは、自分のシステムの
<file>/usr/share/info/dir</file>
を見て最もふさわしいものを選んでください。
- 適当なものが見付からない場合は新しいセクションを作成してください。
+ 適当なものが見つからない場合は新しいセクションを作成してください。
<tt>--section</tt>
オプションは二つの引数を取ることに注意してください。
最初の引数は存在しているセクションと一致させる正規表現
@@ -13011,10 +13016,10 @@
<file>/usr/share/doc/<var>package</var></file>.-->
パッケージは、動作のために <file>/usr/share/doc/</file>
以下のファイルが存在することを要求していてはいけません。
- <footnote>
+ <footnote><p>
システム管理者が、プログラムが動かなくなることなく、
<file>/usr/share/doc</file> 中のファイルを消せるべきです。
- </footnote>
+ </p></footnote>
プログラムから参照されるが、同時に単独のドキュメントとしても役に立つようなファイルは
<file>/usr/share/<var>package</var>/</file> 以下にインストールして、
<file>/usr/share/doc/<var>package</var></file>
@@ -13041,21 +13046,12 @@
<file>/usr/share/doc/<var>package</var></file> が、
<file>/usr/share/doc</file> 以下に置かれている他のディレクトリへのシンボリックリンクとすることは、
この両方のパッケージが同じソースから作成されたもので、かつ前者から後者へ Depends が指定されているときのみ許されています <footnote>
- <p><!--
- Please note that this does not override the section on
- changelog files below, so the file
- <file>/usr/share/<var>package</var>/changelog.Debian.gz</file>
- must refer to the changelog for the current version of
- <var>package</var> in question. In practice, this means
- that the sources of the target and the destination of the
- symlink must be the same (same source package and
- version).
- -->
+ <p>
この規定は以下に記載した changelog
ファイルの節の規定に優先するものではありません。つまり、
<file>/usr/share/<var>package</var>/changelog.Debian.gz</file>
ファイルは、対象となる <var>package (パッケージ)</var>
- の現在のバージョンの changelog を射していなければなりません。
+ の現在のバージョンの changelog を指していなければなりません。
実際には、この場合は上記の場合の後者の元ファイルと、シンボリックリンクの指す先は同じ
(同じソースパッケージとバージョンのため) になるでしょう。
</p>
@@ -13074,14 +13070,14 @@
<file>/usr/share/doc/<var>package</var></file>
に変更になっており、パッケージはディレクトリ
<file>/usr/doc/<var>package</var></file> に文書を置いてはいけません
- <footnote><!--
+ <footnote><p><!--
At this phase of the transition, we no longer require a
symbolic link in <file>/usr/doc/</file>. At a later point,
policy shall change to make the symbolic links a bug.-->
移行の現在の時点では、<file>/usr/doc/</file>
へのシンボリックリンクはもはや必要としていません。
将来は、シンボリックリンクの作成はバグとなるようポリシーが変更されるでしょう。
- </footnote>。
+ </p></footnote>。
</p>
</sect>
@@ -13104,7 +13100,7 @@
<file>/usr/share/doc/<var>appropriate-package</var></file> or
its subdirectories.-->
パッケージに各種書式に変換可能なマークアップ形式の詳細文書が付属している場合は、バイナリパッケージには可能なかぎり HTML 形式のものを
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!-- The rationale: The important thing here is that HTML
docs should be available in <em>some</em> package, not
necessarily in the main binary package, though. -->
@@ -13112,7 +13108,7 @@
形式の文書が一連のパッケージの <em>いずれかに</em>
パッケージに収録されているようにすべきだということです。
主バイナリパッケージ自体に収録されている必要はありません。
- </footnote> <file>/usr/share/doc/<var>package</var></file>、
+ </p></footnote> <file>/usr/share/doc/<var>appropriate-package</var></file>、
およびそのサブディレクトリにインストールしてください。
</p>
@@ -13137,9 +13133,9 @@
<file>/usr/share/doc/<var>package</var>/copyright</file>
に収録されていなければいけません。
このファイルは圧縮されていたり、シンボリックリンクであったりしてはいけません
- <footnote>
+ <footnote><p>
訳注:本節後半の GPL ほかの項参照
- </footnote>。
+ </p></footnote>。
</p>
<p>
<!-- In addition, the copyright file must say where the upstream
@@ -13295,7 +13291,7 @@
changelog ファイルが HTML 形式で配布されているならば
<file>/usr/share/doc/<var>package</var>/changelog.html.gz</file>
という名称で参照できるようにすべきで
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
Rationale: People should not have to look in places for
upstream changelogs merely because they are given
@@ -13303,7 +13299,7 @@
原則の解説: 元が別の名前だからとか HTML
形式だからといって、上流の changelog
を参照するのに二カ所を見なければならないようにすべきではありません。
- </footnote>
+ </p></footnote>
、<file>changelog.gz</file> はプレーンテキスト形式として、例えば
<tt>lynx -dump -nolist</tt> で HTML ファイルから作成すべきです。
上流の changelog
@@ -13399,13 +13395,13 @@
package files and installing and removing them on Unix
systems.<footnote>-->
<prgn>dpkg</prgn> はバイナリファイルを作成し、Unix システムにそれをインストールしたり削除したりするための一群のプログラム
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
<prgn>dpkg</prgn> is targeted primarily at Debian
GNU/Linux, but may work on or be ported to other
systems.-->
<prgn>dpkg</prgn> は第一に Debian GNU/Linux を対象として作られているものではありますが、他のシステムでの動作や移植は可能です。
- </footnote>です。
+ </p></footnote>です。
</p>
<p><!--
@@ -13445,7 +13441,7 @@
usage of the package building and installation tools. It
should therefore be read in conjunction with those programs'
man pages.-->
- このマニュアルでは、パッケージ作成ツールやインストールツールのオプションや使い方についての詳しい説明は行いません。
+ このマニュアルでは、パッケージ作成ツールやインストールツールのオプションや使い方についての詳しい説明は行ないません。
それらのプログラムの man ページと一緒に読んで下さい。
</p>
@@ -13482,7 +13478,7 @@
Debian パッケージの作成と維持に非常に便利なツールとして
<prgn>debmake</prgn> パッケージをお勧めします。
ツールや例は有用ではありますが、読んで従うべき文書としての Policy
- Manual や Programer's Manual の代わりにはなりません。
+ Manual や Programmer's Manual の代わりにはなりません。
</p>
</appendix>
@@ -13533,7 +13529,7 @@
<prgn>dpkg-deb</prgn> and invoke that instead with the same
arguments.)-->
バイナリパッケージファイルの操作はすべて <prgn>dpkg-deb</prgn>
- で行います。この <prgn>dpkg-deb</prgn>
+ で行ないます。この <prgn>dpkg-deb</prgn>
はパッケージフォーマットを理解する唯一のプログラムです。
(<prgn>dpkg-deb</prgn> は必要に応じて <prgn>dpkg</prgn>
から呼び出されます。<prgn>dpkg</prgn> は依頼されたオプションが
@@ -13569,7 +13565,7 @@
and gid/groupname mappings for the users and groups being
used should be the same on the system where the package is
built and the one where it is installed.-->
- 現在のバージョンの <prgn>dpkg</prgn> では、 ユーザーとグループに用いる
+ 現在のバージョンの <prgn>dpkg</prgn> では、 ユーザとグループに用いる
uid/username、gid/groupname の 対応はパッケージが作られたシステムとインストールされるシステムとで同じにすべきです
</p>
@@ -13682,7 +13678,7 @@
<ref id="binarycontrolfiles">.-->
このファイルには <prgn>dpkg</prgn>
が使う鍵となる情報が書かれています。
- このファイルによりパッケージ名とバージョンの指定や、パッケージに関する説明のユーザーへの提供、
+ このファイルによりパッケージ名とバージョンの指定や、パッケージに関する説明のユーザへの提供、
他のパッケージとの関連の指定などを行ないます。
See <ref id="sourcecontrolfiles"> と
<ref id="binarycontrolfiles"> を見て下さい。
@@ -13735,7 +13731,7 @@
controlling terminal and can interact with the user.
See <ref id="controllingterminal">.
-->
- 管理スクリプトは制御端末で実行されることが保証されており、ユーザーと対話することができます。
+ 管理スクリプトは制御端末で実行されることが保証されており、ユーザと対話することができます。
<ref id="controllingterminal"> を参照ください。
</p>
</item>
@@ -13938,7 +13934,7 @@
と、もし必要なら
<file>.diff.gz</file> がカレントディレクトリに作られます。
<prgn>dpkg-source</prgn> は最初にソースツリーに clean
- を行いません。必要な場合は別にやっておく必要があります。
+ を行ないません。必要な場合は別にやっておく必要があります。
</p>
<p><!--
@@ -13974,7 +13970,7 @@
built or unbuilt source directory. It may be invoked with
no arguments; useful arguments include:-->
このコマンドは、通常、すでに構築されている、あるいは未構築のソースディレクトリのトップレベルで手動で実行します。
- 引数なしで呼び出しても構いません。よく使う引数は次の通りです。
+ 引数なしで呼び出してもかまいません。よく使う引数は次の通りです。
<taglist compact="compact">
<tag><tt>-uc</tt>, <tt>-us</tt></tag>
<item>
@@ -14061,12 +14057,12 @@
<prgn>dpkg-deb/</prgn>.-->
これは通常、パッケージが構築されている一時的なディレクトリツリー中のファイルやディレクトリの許可属性や所有権を設定したあと、パッケージが
<prgn>dpkg-deb</prgn> を用いて構築される直前に
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
This is so that the control file which is produced has
the right permissions-->
これは、作成されるコントロールファイルが、正しい許可属性を持つようにするためです。
- </footnote> 行なわれます
+ </p></footnote> 行なわれます
</p>
<p><!--
@@ -14212,13 +14208,14 @@
It can say in its <file>debian/rules</file>:-->
例えば、依存関係を必要 (depend) とする主要部と、依存関係として
"Recommendation" のみを必要とするオプション部を生成するパッケージでは、これらの二種類の依存関係を二つの異なったフィールドとして分離します
- <footnote>
+ <footnote><p>
これを書いている時点で、このような例としては <package/xmms/
パッケージがあります。xmms 実行形式には Depends
が使われており、プラグインには Recommends が、また unzip
が提供する更に必須性の薄い機能については Suggests
が使われています。
- </footnote>。この場合、<file>debian/rules</file>では以下のように書きます。
+ </p></footnote>。この場合、<file>debian/rules</file>
+ では以下のように書きます。
<example><!--
dpkg-shlibdeps -dDepends <var>program anotherprogram ...</var> \
-dRecommends <var>optionalpart anotheroptionalpart</var>-->
@@ -14501,7 +14498,7 @@
It is possible to use a different format to the standard
one, by providing a parser for the format you wish to
use.-->
- 使用したい書式のパーサを用意することで、標準的でない書式を使用することが可能です。
+ 使用したい書式のパーザを用意することで、標準的でない書式を使用することが可能です。
</p>
<p><!--
@@ -14512,10 +14509,10 @@
parentheses should be the name of the format. For
example, you might say:-->
<tt>dpkg-parsechangelog</tt>
- にそのパーサを実行させるためには、そのファイルの最後の 40
+ にそのパーザを実行させるためには、そのファイルの最後の 40
行のある行を Perl の正規表現でマッチさせなければいけません:
<tt>\schangelog-format:\s+([0-9a-z]+)\W</tt>
- 括弧内はフォーマット名でなければいけません。
+ かっこ内はフォーマット名でなければいけません。
例えば、以下のようなものです。
<example>
@@@ changelog-format: joebloggs @@@
@@ -14538,9 +14535,9 @@
もしそのような行があった場合、<tt>dpkg-parsechangelog</tt>
は、<file>/usr/lib/dpkg/parsechangelog/<var>format-name</var></file>
か、<file>/usr/local/lib/dpkg/parsechangelog/<var>format-name</var></file>
- にパーサを探しにいきます。
+ にパーザを探しにいきます。
それが見つからない場合や実行形式のプログラムでなかった場合はエラーになります。
- デフォルトのchangelog 書式は <tt>dpkg</tt> で、そのパーサは
+ デフォルトのchangelog 書式は <tt>dpkg</tt> で、そのパーザは
<tt>dpkg</tt> パッケージに収録されています。
</p>
@@ -14558,7 +14555,7 @@
after</em> <var>version</var>, and it should then be an
error for <var>version</var> not to be present in the
changelog.-->
- パーサはファイルの最初に changelog
+ パーザはファイルの最初に changelog
が標準入力でオープンされた時に実行されます。
そして、必要な情報を決定するためにファイルを読みこみ
(場合によってはファイルを探しもします)、
@@ -14645,7 +14642,7 @@
the output. The parser should not attempt to synthesize
it or find it from other sources.-->
changelog フォーマットが日付やパッケージ名に関する情報を含んでいないときは、これらの情報は出力から削除されなければなりません。
- パーサはそれらの情報を調合してはいけません。
+ パーザはそれらの情報を調合してはいけません。
または、他のソースからそれらの情報を見つけてきてはいけません。
</p>
@@ -14660,7 +14657,7 @@
<p><!--
A changelog parser may not interact with the user at
all.-->
- changelog パーサはユーザとの対話的処理を一切行ってはなりません。
+ changelog パーザはユーザとの対話的処理を一切行ってはなりません。
</p></sect2>
</sect1>
@@ -14903,30 +14900,30 @@
<p><!--
The source package may not contain any hard links-->
ソースパッケージには、ハードリンク
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
This is not currently detected when building source
packages, but only when extracting
them.-->
現在、ソースパッケージの構築中にハードリンクは検出されません。
ソースパッケージの展開時にのみ検出されます。
- </footnote>
- <footnote>
+ </p></footnote>
+ <footnote><p>
<!--
Hard links may be permitted at some point in the
future, but would require a fair amount of
work.-->
将来、ハードリンクが認められるかもしれませんが、それにはとても多くの作業が必要となります。
- </footnote>
+ </p></footnote>
<!--, device special files, sockets or setuid or
setgid files.-->
デバイスファイル、ソケットファイル、及び setuid や setgid
されたファイル
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
Setgid directories are allowed.-->
setgid されたディレクトリは認められています。
- </footnote> が含まれていてはいけません。
+ </p></footnote> が含まれていてはいけません。
</p>
<p><!--
@@ -14967,7 +14964,7 @@
<p><!--
Removing files, directories or symlinks.-->
ファイル、ディレクトリ、シンボリックリンクの削除
- <footnote>
+ <footnote><p>
<!--
Renaming a file is not treated specially - it is
seen as the removal of the old file (which
@@ -14978,7 +14975,7 @@
つまり、古いファイルの削除(dpkg-source
によって警告が発せられるか、無視されます)
と新しいファイルの作成の組み合わせとして扱われます。
- </footnote> 。
+ </p></footnote> 。
</p>
</item>
<item>
@@ -15279,7 +15276,7 @@
<prgn>dpkg</prgn> は、それぞれの設定ファイルについて、パッケージに含まれているものが現在のバージョン
(つまり、今アップグレードしようとしている)
のパッケージに最初に含まれていたものと同一のものであるかをチェックします。
- 同時に、現在のバージョンのパッケージで最初に提供されていたものと、現在システムにインストールされているものとの比較も行います。
+ 同時に、現在のバージョンのパッケージで最初に提供されていたものと、現在システムにインストールされているものとの比較も行ないます。
</p>
<p><!--
@@ -15349,7 +15346,7 @@
<!-- <sect><heading>Fully-featured maintainer script configuration
handling-->
- <sect><heading>管理スクリプトによる設定の取扱い
+ <sect><heading>管理スクリプトによる設定の取り扱い
</heading>
<p><!--
@@ -15414,7 +15411,7 @@
を使うことになっており、そうすることが適切な場合、パッケージのインストール後に
postinst スクリプトから実行されます。この
<file><var>package</var>config</file>
- プログラムは、ユーザに問合せることなしに既存の設定を上書きしてはいけません。
+ プログラムは、ユーザに問い合わせることなしに既存の設定を上書きしてはいけません。
もし、そのプログラムが (後に再設定行う場合ではなく)
初めてセットアップする場合には、そのプログラムは設定ファイルが存在するかどうかをチェックしなければいけません。
そして上書きするためには、dpkg に <tt>--force</tt>
@@ -15503,7 +15500,7 @@
This can be used locally to override a package's version of a
file, or by one package to override another's version (or
provide a wrapper for it).-->
- この方法は、あるパッケージに含まれるファイルをローカルに入れ替える場合や、あるパッケージが別のパッケージに含まれるファイルを置き換える
+ この方法は、あるパッケージに含まれるファイルをローカルに入れ替える場合や、あるパッケージが別のパッケージに含まれるファイルを置きかえる
(または、そのプログラムのラッパーを 提供する) 場合に利用できます。
</p>
@@ -15562,7 +15559,7 @@
<p><!--
The postrm has to do the reverse:-->
- postrm の場合はちょうどこの逆を行います。
+ postrm の場合はちょうどこの逆を行ないます。
<example>
if [ remove = "$1" ]; then
dpkg-divert --package smailwrapper --remove --rename \