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Re: [debian-devel:11484] Re: Debian packages from JP Project /byJPmembers
- From: Taketoshi Sano <kgh12351@nifty.ne.jp>
- Subject: Re: [debian-devel:11484] Re: Debian packages from JP Project /byJPmembers
- Date: Fri, 28 Jan 2000 11:45:14 +0900
- X-Dispatcher: imput version 991025(IM133)
- X-fingerprint: DA 00 13 8C 49 BB 60 BE A4 54 3D AF 2E CE 28 DD
- X-ML-Info: If you have a question, send e-mail with the body"help" (without quotes) to the address jp-policy-ctl@debian.or.jp;help=<mailto:jp-policy-ctl@debian.or.jp?body=help>
- X-ML-Name: jp-policy
- X-MLServer: fml [fml 3.0A#2]; post only (only members can post)
- X-Sender: Taketoshi Sano <xlj06203@nifty.ne.jp>
- References: <87d7qom2z5.wl@localhost><20000127200746K.maehara@smtp12.odn.ne.jp><20000128101956Q.xlj06203@xlj06203.nifty.ne.jp>
- Message-Id: <20000128114514P.xlj06203@xlj06203.nifty.ne.jp>
- X-Mail-Count: 00176
- X-Mailer: Mew version 1.94.1 on Emacs 20.5 / Mule 4.0 (HANANOEN)
佐野@浜松です。
In <20000128101956Q.xlj06203@xlj06203.nifty.ne.jp>,
at Fri, 28 Jan 2000 11:38:45 +0900,
on [debian-devel:11484] Re: Debian packages from JP Project /byJP members,
Taketoshi Sano <kgh12351@nifty.ne.jp> さん writes:
> 佐野@浜松です。
>
> jp-project に振ります。
失敗。jp-policy だっけ。以下転送。
> # 前原さん、Wnn/kinput 関係の交渉、御苦労さまでした。
>
> # ところで以前の話ですが、http://www.debian.org/Bugs/db/pa/l<package>.html
> # や http://bugs.debian.org/<package> (実体は同じ) よりも
> # http://www.debian.org/Bugs/ の下のほうの検索ページでパッケージ名を
> # 入れて検索したほうが、より新しいレポートを見ることができますね。
> # つい最近そのことに気がつきました。
>
> 最初に香田さんのメールから。
>
> In <20000127133012K.kohda@pm.tokushima-u.ac.jp>,
> at Date: Thu, 27 Jan 2000 13:27:24 +0900,
> on Subject: [debian-devel:11472] Re: Debian packages from JP Project / byJP members,
> Atsuhito Kohda <kohda@pm.tokushima-u.ac.jp> writes:
>
> > From: Taketoshi Sano <kgh12351@nifty.ne.jp>
>
> > > とすると、potato に入った分と potato-jp に残っている分の数が
> > > 一応わかるのですが、その数値でいうと potato: 240, potato-jp: 160 でした。
> > > 実際には上記のように potato-jp には漏れが 2 つあるので、potato-jp: 162 ですね。
> > >
> > > 約 3:2 ってところかな。 woody ではすくなくとも 3:1 くらいになるように、
> > > もっとドンドン upload できるような環境 (New Maintainer ReOpen とか) を
> > > 働きかけていきたいところです。
>
> > (JP メンバの packages in potato):(potato-jp) の意味なら、
> > それが 3:2 から 3:1 になったら何故「ドンドン upload できるような環境」と
> > 結論できるのか理解できません。
>
> 以前、「何故 JP から Debian への contribution が進まないのか」について
> 議論していた時、「Debian の側の受け入れ体制にも問題がある」という意見を
> 出されていませんでしたか ?
>
> 現状では New Maintainer Team が機能していないので、
> 「受け入れ体制には問題がありまくり」なんですが、このへんが
> 解決されて、もっとスムーズに参加できるようになれば (とはいえ
> 5 月〜 6 月の「大量登録シーズン」にうまく間に合った人のなかには
> アメリカやヨーロッパからの参加希望者に比べても相当優遇されて
> 処理された例もあるような気もするが) 「Debian の側に問題があるから
> contribution が進まない」という理由は消えるはずですよね。
>
> もし「contribution が進まない」原因が主に「Debian の側の問題」に
> あったのなら、それが解消されれば「ドンドン upload が進んで、ついでに
> JP を経由せずに直接 Debian に ITP / upload する例も増えて、上の比率の
> うち、左辺の絶対数がもっとドンドン増加しても良いはず」ということです。
>
> # 右から左へ移動すれば右は減少しますが、新しく右に追加されるものも
> # あるでしょうから、右辺の絶対数を (無理に) 減らすべきという考えでは
> # 無いです。最初から左辺に追加される例が増えて、自然に右辺が (ある程度)
> # 減っていくのなら別に困ったことではないはず。おそらく新規参加者は
> # まず右に追加するほうを選ぶだろうから、右がゼロになることは無いと
> # 思いますが、既に official メンバーになっている参加者はいきなり左に
> # 追加していくでしょうから、official メンバーが増えていけば、ある程度は
> # 自然に減っていくでしょう。
>
> JP Project は「日本に Debian を流行らせよう」という組織であって、
> 「Debian をベースに、日本向けのローカルディストリビューションを作ろう」
> という組織ではありませんから、もともと Debian への contribution が
> 目的であって、JP Package の収集と配布は単なる通過点です。
>
> パッケージ開発だけが目的なら、JP をパスして最初から Debian だけに
> 参加するというのもアリだと思うし、ITP も upload も Debian だけで
> やってしまっても、特に問題は無いと思っています。
>
> 私の考えでは、JP に参加するメリットは
>
> 「日本のユーザーからの声が集まりやすい」(debian-users@JP の効果)
>
> 「日本語の理解できる人間が多く、英語 <-> 日本語の翻訳作業を
> ガンガン進めるには都合がいい」 (debian-doc@JP,debian-www@JP の効果)
>
> 「開発に必要な情報を日本語で読める」(debian-devel@JP の効果)
>
> といったあたりでしょう。あと、Debian の www 翻訳作業は各国語別に
> 1, 2 名の「代表者」を決めて、チーム体制でやることになっている
> らしいので、日本語翻訳をやろうとしたら Debian の www list だけじゃ
> なくて JP の www チームにも参加して、現在の代表者である前原さん
> (と遠藤さんもかな) と一緒に作業しないといけません。これは
> 「Debian の作業をするために、JP に参加することが必然となる」例ですね。
>
> > むしろ、意味があるとしたら
> > (JP メンバのパッケージ in potato):(all packages in potato)
> > の変動じゃないでしょうか?
> >
> > # (JP メンバのパッケージ in potato):(potato-jp)
> > # なら無限大にだってすぐできると思うけど、それが
> > # 嬉しいことだろうか。。。
>
> 下の比率を無理に∞にすること (つまり potato-jp をゼロにするって
> ことですよね) に意味が無いのと同様、上の比率にも意味がありません。
>
> 上の比率を無理に∞にするということは、イコール Debian から fork して
> 別のディストリビューションを (しかもすべて fork したパッケージで)
> 作るということです。それは JP Project の目的と一致しないでしょう。
>
> そうではなくて、自然な意味での比率 (無理に目標とする数値に
> するのではなく) ということなら、どちらにもそれなりの意味は
> あるでしょう。上の比率は
>
> (JP にも参加している Debian メンバ):(すべての Debian メンバ)
>
> となるのが自然でしょうね。とはいえ、人によってたくさんのパッケージを
> 集めるのが趣味な場合と、パッケージ開発より文書の作成や翻訳に関心の
> ある人や ftp admin などの裏方的作業に興味のある人もいるだろうから、
> 一概には言えませんが。
>
> # 新規パッケージを持っていくだけじゃなくて、既にあるパッケージを
> # 引き継いでいくことによってもこの比率は増えていきます。
> # (パッケージを分割することによってもすこしは増える)
>
> 下の比率は、個人的な考えですが、おそらく 4:1 〜 5:1 くらいに
> 落ちつくのがひとつの理想かな、と。
> 私も experimental-jp に入れてもらってるものがいくつかありますし、
> bug-ja などの JP 固有のパッケージもあるので、無理にゼロにすべき
> という考えは持っていないです。
>
> 現在の Debian の Sponsor 制度を活用するという前提で考えても、
> 自分にとってよくわからないパッケージは、なるべく JP である程度
> 検証されたものを持っていくほうがスポンサーの立場としては安心できる
> ような気がしますし。
>
> > # ちょっとメール読めなくなるので反応できません。
>
> せっかく作ったのだから、できるだけ jp-policy も活用してください。
> こういう「技術的では無い話題」には、そちらのほうが向いていると
> 思います。
>
> # 例のスクリプトのアルゴリズムに関する話題とかなら -devel で
> # やるべきですが。
>
> In <20000127200746K.maehara@smtp12.odn.ne.jp>,
> at Date: Thu, 27 Jan 2000 20:16:01 +0900,
> on Subject: [debian-devel:11480] Re: Debian packages from JP Project / byJP members,
> Keita Maehara <maehara@debian.org> writes:
>
> > From: Yasuhiro TAKE <take@debian.or.jp>
> > Subject: [debian-devel:11479] Re: Debian packages from JP Project / by JP members
> > Date: Thu, 27 Jan 2000 15:41:48 +0900
> >
> > > 「パッケージを作って、それのスポンサー求めたら? そういう方法で
> > > アップロードしてくれれば、New Maintainer が open したとき、
> > > あんたのことはよきにはからうぜよ ^^;」
> > > みたいな内容のがあったと思います。(自信無し)
> >
> > ありましたね。
>
> 最近見たような気がします。
>
> > > # 僕もそうするべきなのか、それともこの reply は「やる気の?ある奴を
> > > # いれてやるよ」っていう意味でいってるのか?
>
> なんかせっかく正式参加したのに、ちっとも活動しないメンバーがいたとかで
> 高い国際電話をかけて個人の時間を潰して作業していた New Maintainer Team の
> Motivation を下げた例が過去にあったみたいですね。そういうところから、
> まずはパッケージを作れるスキルと意欲があることを提示してほしい、という話に
> つながっていったのではないかと.
>
> > 最初はゲリラ的に始まった sponsor 制度ですが、今後の新しいメンテナの
> > 受け入れは、それをベースにしていこうという案が有力のようです。
> >
> > http://www.debian.org/Lists-Archives/debian-project-9910/msg00003.html
> >
> > 今のうちに sponsor 経由でパッケージを Debian に提供しておけば、その
> > プロセスを経験している分だけ、他の人より早くメンテナになれるかも、と
> > いう予想はできますね。
>
> 既に BTS からのメールを受け取ったりしてるわけですから、「実績」として
> 提示するには充分なものになると思います。(sponsored applicant)
>
> > > # 後者なら、devel@org で ITP することでもアピールになる?かな?
> >
> > Debian JP が果たしてきた「練習」的なプロセスが、Debian で採用されるかも
> > しれないわけですから、すでにオフィシャルメンテナになっている JP メンバ
> > (*)をどんどん利用して :)、いきなり Debian のほうで ITP するといったこと
> > ももっと増えていいと思います。
> >
> > (*)別に JP メンバである必要はありませんが、JP から持っていくパッケージは
> > やはり日本語関連のものが多いので、必然的に sponsor は JP メンバになる
> > ことが多いでしょう。
>
> 同感です。JP は「関門」では無いのですから、別に「必ず通過しなければ
> ならない」ということではありません。自信があれば最初から Debian に
> upload してしまっても問題無いと思います。
>
> # でもやっぱり練習したい、という気持はあったので、私も最初の upload は
> # JP の experimental に出しましたけどね。だから「練習台」としての JP
> # Package は今後も存続して欲しいという気持と、そこだけに滞留してしまって
> # 「Debian を流行らせよう」という JP の目的を失って欲しくないという気持の
> # 両方がある。
>
> --
> Taketoshi Sano: <sano@debian.org>,<sano@debian.or.jp>,<kgh12351@nifty.ne.jp>
>
>