[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]
Re: Revision of JP Project Regulation
- From: Tomohiro KUBOTA <tkubota@riken.go.jp>
- Subject: Re: Revision of JP Project Regulation
- Date: Tue, 06 Mar 2001 17:00:19 +0900
- X-ML-Info: If you have a question, send e-mail with the body"help" (without quotes) to the address jp-policy-ctl@debian.or.jp;help=<mailto:jp-policy-ctl@debian.or.jp?body=help>
- X-ML-Name: jp-policy
- X-MLServer: fml [fml 3.0pl#17]; post only (only members can post)
- References: <20010304212401J.kgh12351@kgh12351.nifty.ne.jp>
- Message-Id: <87snkrjpik.wl@surfchem0.riken.go.jp>
- X-Mail-Count: 00248
- User-Agent: Wanderlust/1.1.1 (Purple Rain) EMY/1.13.8 (Tastes differ) FLIM/1.13.2 (Kasanui) APEL/10.2 Emacs/20.7 (i386-debian-linux-gnu) MULE/4.1 (AOI)
久保田です。
At Sun, 04 Mar 2001 21:24:01 +0900,
Taketoshi Sano <kgh12351@nifty.ne.jp> wrote:
> まだ実際の運用テストを行なっていませんが、ひとまず
> 投票ロボットシステムも稼働できたということで、次の
> ステップに進みたいと思います。
作業、おつかれさまです。
まだじっくりと検討していないのですが、全般的には良い変更ばかりだと
思います。
ML 参加者を「準会員」とするかどうか、ですが、
> 存続意見)
> いつでも「ユーザー」=「開発者」になれる、という点が Debian の
> 良さであり、残しておいてもっと PR (自動的に準会員になるという
> ことを ML subscribe 時にはっきりとわかるよう告知) するべきでは
> ないか。
この場合、
1. "「ユーザー」と「開発者」の区別があいまいであるということが
Debian の「良さ」である" という認識は、私たちの共通認識とすることが
できるかどうか。
2. 1.が満たされたとして、それをアピールしていくべきかどうか。
3. 2.が満たされたとして、そのアピールしていく手段として、ML の
参加者を「準会員」と規定し (現行はじつはそうなのですが)、
なんらかの「活動」を求めるべきかどうか。
という条件が満たされる必要があります。私は 1 および 2 に対しては
積極的に賛成、3 についてはどちらでもよいという考えです。
ただし、それは、「本会の趣旨を理解し積極的に活動に寄与すること」の
具体的内容によります。(というか、「会則」には具体的内容は載せない
でしょうから、「具体的な運用によります」と答えるほうが正確かも
しれません)。
つまり、私が心配するのは、「あなたがたは現在すでに Debian JP Project
の準会員であって、"本会の趣旨を理解し積極的に活動に寄与する" 義務が
あります」なんて告知を出そうものなら、びっくりして ML をやめていく
人がいるのではないかということです。もちろん、過剰な義務を課して
やめざるをえない人を出すのは論外ですが、誤解を招いて結果的にやめていく
人が出るのも避けなければなりません。というのは、それは「Debian の
普及」という、「良さのアピール」よりももっと大切な目的に反するからです。
つまり、
> 公開 ML はすべて Web 経由でも読めるから、どうしても嫌なら
> ML には参加しない、という選択肢もある
という選択肢が現実のものとなってはならない、ということです。
たとえば debian-users は、言うまでもなく、「無料で受けられるユーザー
サポート」ではなく、「ユーザー同士が互いに情報交換し、互いに助け合う場」
ですよね。また、実際にはギブアンドテイクの意識を持っていても、最初の
うちはふつう、ギブの機会になかなか恵まれない、あるいは機会があっても
それを見つけることができない、ということがありますが、それを問題に
するつもりなんてないですよね。こういった次元の話なら、私は賛成です。
これを超えるような運用、あるいは、参加者たちがそう感じるような運用は、
避けるべき。
この点に賛同が得られないのなら、私は「準会員」規定の削除を提案します。
---
久保田智広 Tomohiro KUBOTA <kubota@debian.org>
http://surfchem0.riken.go.jp/~kubota/
リニューアル中: "Introduction to I18N"
http://www.debian.org/doc/manuals/intro-i18n/