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[debian-devel:11502] Re: b-f (boot-floppies) devel (Re: Re: [A)
吉山@品川(復活)です。
From: Taketoshi Sano <kgh12351@xxxxxxxxxxx>
Subject: [debian-devel:11491] b-f (boot-floppies) devel (Re: Re: [A)
Date: Sat, 29 Jan 2000 09:56:04 +0900
> 佐野@浜松です。
>
> In article <200001191521.AAA02641@xxxxxxxxxxxxx>,
> at Thu, 20 Jan 2000 00:21:59 +0900,
> yosshy@xxxxxxxxxxxxx さん writes:
>
> > > > jfbterm の seg fault は term.c の
> > > これの原因がわからんです。
> > chroot() の後ですか?
> chroot() というのは ? jfbterm のコードには無さそうな。
単に
> root image を loop device 経由でマウントしてそこに chroot して
という意味です。jfbterm 内の話ではなく…
> テストした時もそうでしたが、フロッピーから起動した時も同じ症状
> だったと思います。確実な証拠は見つけてませんが、libc を objdump して
> リストを見比べてみるとなんとなく getpwuid あたりは違いがありそうな
> 気がしたので、library reduction の影響を強く疑っています。
boot-floppies/root*.sh が root image を作る時に libc の slim 化を行
うので、この時に jfbterm も検査の対象に含める(検査時に所定の場所に
binary を移す)と、jfbterm の実行に必要な関数は含めてもらえます。
> # CDROM ベースとかになれば、reduction する必要も無くなって
> # libc をそのまま入れられるんだろうな。ついでに locale data とかも。
# X環境まで入っちゃいますけどね。
# 最初の CD-ROM にどれだけ *.deb を入れるかにも依りますが。
> > オリジナルである KON では、起動時にログイン情報を
> > /var/tmp/utmp 辺りに残す作業を行っていました(インストーラ向けの
> > MINIKON にはなかったはず)。KON から生まれた jfbterm が同様の事を
> > やっていても不思議ではありません。minijfbterm を作るのも手です。
>
> jfbterm の term.c で getpwuid を使うのは、まさにそれ (utmp に
> 記録を残す) のためのようです。setutent() とか pututline() とか
> 使ってますから。
> minijfbterm は、あってもいいかもしれませんが、時間が無いから
> できれば普通のプログラムと共通のバイナリで済ませたいですね。
可能ですが、binary 中に不要な部分がある事になるのと、他で使わない
getpwuid() を含めることになるので、結果的に jfbterm と libc の双方がで
かくなります。これはダイエットに苦しむ installer では致命的な問題になっ
てしまいます。
> dbootstrap は slang と newt みたいですね。newt がマルチバイト文字に
> 対応してくれたら、文字化けもしなくなるんじゃないかという気がするんで
> すが、それ以前に single byte な文字でも、表示ウィンドウの幅が指定さ
> れていると後が切れたり、妙にすきまが空いたりと、指定された文字列の長
> さに合わせて表示幅を調整するという芸当ができないような雰囲気です。そ
> のへんがきちんと実装されていれば、「地道に調整」しなくても OK になる
> んじゃないかなという気がするんですが、よくわかってないです。
なるほど。
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吉山あきら (yosshy@debian.or.jp)
今月の一言「ネット社会に国会はいらない」