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[debian-devel:14380] Re: groff Japanese support breaks PS output for latin2



どうも。久保田です。

ためしに、コマンドオプションを追加してみました。
groff のソースはまったくもって分からないので、device という
変数の定義をまねして eucmode という変数を追加し、-T を受け付ける
getopt_long すべてに --eucmode というオプションを追加する、という
方法を用いました。src/include/eucmac.h では、デバイスが nippon
または eucmode が有効なときに EUC 文字の判別を行うようにしました。

http://www.debian.or.jp/~kubota/packages/groff

に置きました。
(const char * device の定義が2ヶ所に存在するのが謎...)


At Wed, 11 Jul 2001 10:25:32 +0900,
Fumitoshi UKAI <ukai@debian.or.jp> wrote:

> 実際にこういうコマンドでいいかどうかはまだ検討しないといけませんが
> 例えば
>  .x-encoding EUC-JP
> とすると 以後 EUC-JPで扱うようになるとか。

そうですね。じつは、将来構想の UTF-8 groff のなかで、それに似た
ものを導入しようという話があります。いまのところ、troff コア
部分は UTF-8 のみを受け付けるようになり、pre/postprocessor が
エンコーディング変換を担当するということになっています。
(いまのところ、MIME ヘッダ形式と Emacs 形式のエンコーディング
指定を受け入れるような形を考えています。

ad-hoc な解としては、コマンドオプションでも roff command でも
どちらでもいいと思います。(ただ私がやると、らくなほう、つまり
コマンドオプションになりますが。)

上記のコマンドオプションでも、--enc EUC-JP とかいうふうに
指定するようにすると、もうちょっと将来性のある解になるかも
しれません。ただ、groff の今後がどうなるかはまったく未知数なので、
あまり将来性を考えても仕方がないかもしれません。

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久保田智広 Tomohiro KUBOTA <kubota@debian.org>
http://www.debian.or.jp/~kubota/
"Introduction to I18N"  http://www.debian.org/doc/manuals/intro-i18n/