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Re: bug(1)
鍋谷です。
返事が遅くなりました。皆さん、チェックありがとうございます。
ほぼ、みなさんの意見に従う形にしたつもりです。
From: nakano@xxxxxxxxxxxxxxxx (NAKANO Takeo)
Date: Fri, 6 Nov 1998 22:40:04 +0900
> 中野です。 マイナーな部分だけですが、気付いたところを。
>
> <19981106211306W.nhide@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>の記事において
> nabetani@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxさんは書きました。
>
> > > DESCRIPTION
> > > bug will figure out what the current version of the pack-
> > > age with the bug is on your system. If the package is not
> > > installed then a generic bug report will be generated.
> > 説明
> > bug は、現在自分のマシンにインストールされているバグのある
> > パッケージのバージョンが何かを調べる。そのパッケージがイン
> > ストールされていない場合は、一般的なバグ報告を生成する。
>
> 「bug は、(コマンドラインで指定した)バグ入りパッケージの、現在の
> システムにおけるバージョンを調べる。」
From: mkojima@xxxxxxxxxxxx (Motoyasu KOJIMA)
Date: Sat, 7 Nov 1998 00:19:38 +0900
>
> 小島基靖と申します.
>
> bug は,システム上で不具合のあるパッケージのバージョンを調べる.
「 bug は、コマンドラインで指定したバグのあるパッケージの、現在の
システムにおけるバージョンを調べる。そのパッケージがインストー
ルされていない場合は、バグ報告の雛型のみを生成する。」
でどうでしょう。
> >> > > Since bug could include sensitive system information in a
> >> > > bug report when run as root it will not allow being run as
> >> > > root. Also the return address for e-mail should be a regu-
> >> > > lar username on a system and not root.
> >> > bug を root 権限で実行するとバグレポートに危険なシステム情
> >> > 報を含めることが可能となるため、 bug はroot権限での実行 を
> >> > 許さない。また電子メールの返信用アドレスはシステム上の正規
> >> > のユーザ名にすべきであり、root にしてはいけない。
> >>
> >> 「bug を root 権限で実行すると、システムに関する危険な情報が
> >> バグレポートに含まれてしまう可能性があるため、〜」
> >>
> >> # regular は「通常の」とどっちが実情に近いでしょう?
>
> bug は,メールアドレスとして,username@ '/etc/mailname' を自動生成し
> 送信します.ですから,regular username は,Internet E-mail address の
> 一部です.というわけで,'正規の' で正しいです.
root に対する「一般ユーザ」という対比で用いられていますので、
素直に「一般ユーザ」としようと思いますが、いかがでしょう?
大阪大学理学研究科物理学専攻 博士後期課程1年 大坪研究室(06-850-5346)
鍋谷 栄展 nabetani@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
.\"WORD: bug tracking system バグ追跡システム
.\"WORD: bug report バグ報告
.TH BUG 1 "1997" "Debian/GNU Linux" "Debian ユーティリティ" \" -*- nroff -*-
.SH 名前
bug \- Debian バグ追跡システムにバグを報告する
.SH 書式
\fBbug\fP [ \fBoptions\fP ] packagename [\fBtext\fP] ...
.br
.SH 説明
.B bug
は、コマンドラインで指定したバグのあるパッケージの、現在のシステム
におけるバージョンを調べる。そのパッケージがインストールされていな
い場合は、バグ報告の雛型のみを生成する。
.PP
コマンドラインから問題点の説明を与え、かつ Subject を
.I -s
オプションによって与えた場合、
.B bug
はバッチモードで動作し、正しい書式に従ったバグ報告を
.B submit@bugs.debian.org
に送信する(
.I -j
オプションが与えられた場合は、
.B submit@bugs.debian.or.jp
に送信する)。
.PP
コマンドラインから問題点の説明を入力しなかった場合は、エディタ(
.B $VISUAL
もしくは
.B $EDITOR
環境変数、又はデフォルトの
.BR editor(1)
)が起動され、送信用のバグ報告文に説明を入力する。バグ報告文に変更が
なかった場合は、バグ報告を送信しない。
.PP
.B bug
はシステム情報をバグ報告に含めて、メンテナーがトラブルシューティン
グを行いやすいようにする。
.PP
.B bug
を root 権限で実行すると、システムに関する危険な情報がバグ報告に含
まれてしまう可能性があるため、
.B bug
はroot権限での実行を許さない。また電子メールの返信用アドレスはシス
テム上の一般ユーザ名にすべきであり、root にしてはいけない。
.PP
バグ情報は Debian バグ追跡システム(Debian Bug Tracking System)によ
って処理される。このデータベースは
.BR http://www.debian.org/Bugs/
または
.BR http://www.debian.or.jp/Bugs/
で参照できる。バグが解決された時点でその通知が報告者に送られる。
.SH オプション
.TP
.I -c
バグ報告に指定したパッケージの設定ファイル(群)を含めない。
.TP
.I -s text
バグ報告の Subject を指定する。これが指定されない場合、bug は問題
の簡単な説明を尋ねてくる。
.TP
.I -f
.I packagename
はパッケージに付属するファイル名であり、
.B bug
はこれを検索する。
.TP
.I -q
"quiet"バグ報告を提出する。(記録を残すのみ。電子メールは誰にも転送
されない。)
.TP
.I -m
"maintonly"バグ報告を提出する。メンテナーのみに送り、メーリングリス
トに送らない。
.TP
.I -d
デバッグモード。バグ追跡システムに電子メールを送らない。かわりに
postmaster@localhost に送る。
.TP
.I -p
print。
バグ報告を送らず、かわりに標準出力に書き出す。これをファイルにリダ
イレクトすることができる。
.TP
.I -z
設定ファイルの圧縮(空行とコメントの削除)を行わない。
.TP
.I -x
バグ報告の提出者に CC(Carbon Copy) を送らない。
.TP
.I -H "special_header"
生成したメールにカスタムヘッダを追加する。このオプションを複数指定
することにより、複数のカスタムヘッダを追加できる。
.TP
.I -j
バグ報告を Debian JP Proejct バグ追跡システムに送る。
.TP
.I -h, --help
使用方法を表示する。
.SH 著者
Christoph Lameter <clameter@debian.org>.
Modified by Nicol疽 Lichtmaier <nick@debian.org>
Japanese Extended by Yoshiaki Yanagiahra <yochi@debian.or.jp>