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Re: Sarge Release Notes - Call to update translations
小林です。
昨日また色々と変更があり、原文が r1.36 まで上がっていました。
> 小林さん:
> > - <sect id="newinst"><heading>What's New in the Installation System?</heading>
> > + <sect id="newdistro"><heading>What's new in the distribution?</heading>
> >
> >
> > +<![ %sparc [
> > + <sect id="sparc_kbd"><heading>Issues with keyboards on &arch-title;</heading>
r1.33 → r1.36 で加えられた変更のうち、
この辺りの、自分が担当していた箇所についてのものを翻訳しました。
査読・マージをよろしくお願いいたします。
# 原文の最終バージョンはいつになるのでしょうね。あまりギリギリだと……。
添付ファイルは、
* 前回の翻訳に武井さん・武藤さん・いまいさんから受けた指摘を修正として
取り込むパッチ
* さらにそれに以下の r1.33 → r1.36 (の一部) の変更を加えるパッチ
です。
--
|: Noritada KOBAYASHI
|: Dept. of General Systems Studies,
|: Graduate School of Arts and Sciences, Univ. of Tokyo
|: E-mail: nori1@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx (preferable)
|: nori@xxxxxxxxxxxxxxxxxxx
-----
- <sect1 id="volatile"><heading>New service debian-volatile</heading>
-
+ <sect1 id="volatile"><heading>New service debian-volatile</heading>
+
(変更なし)
- please see the archive's <url id="&url-debian-volatile"
+ please see the archive's <url id="&url-debian-volatile"
name="web page">.</p>
(変更なし)
+ <sect1 id="non-us"><heading>non-us being phased out</heading>
+ <sect1 id="non-us"><heading>廃止へと向かう non-us</heading>
+ <p>For the &releasename; release most cryptographic packages that were
+ formerly in the non-us part of the archive, have been moved into the
+ regular archive. Currently only a few packages are left in the main
+ and non-free sections of the non-us archive. If you have lines referring
+ to non-us in your <file>/etc/apt/sources.list</file>, you may want to
+ check if they can be removed. Chances are that non-us will be discontinued
+ completely in the near future.</p>
+
+ </sect1>
+
+<p>以前アーカイブの non-us
+の部分に入っていた暗号ツールのパッケージの大部分は、
+&releasename; リリースでは通常のアーカイブへと移動しています。
+現在では、non-us アーカイブの main セクションと non-free セクションに、
+ほんのわずかのパッケージが残っているのみです。
+<file>/etc/apt/sources.list</file> に non-us に関する行がある場合は、
+それらが削除されていないか確認してください。
+おそらく、近い将来に non-us は完全に廃止されるでしょう。</p>
+
+ </sect1>
+
<p>Some of the new features in the installation system include
+ improved hardware detection, support for booting off USB flash devices,
+ the use of <prgn>aptitude</prgn> to install packages during configuration
+ of the base system, and support for the <prgn>XFS</prgn> file system,
+ <prgn>RAID</prgn> and <prgn>LVM</prgn> (logical volume management).</p>
+<p>インストールシステムの新しい機能としては、
+ハードウェア検出機能の改善、USB
+フラッシュデバイスからの起動のサポート、
+基本システム設定時のパッケージインストールにおける
+<prgn>aptitude</prgn> の利用、そして <prgn>XFS</prgn>
+ファイルシステムや <prgn>RAID</prgn>、<prgn>LVM</prgn>
+(論理ボリューム管理ツール) のサポートなどが挙げられます。</p>
- <p>For full details of the new Debian installation system, users
+ <p>For full details on the new Debian installation system, users
-<p>Debian の新しいインストールシステムの全詳細については、
+<p>Debian の新しいインストールシステムに関する全詳細については、
+ <p>For the &arch-title; architecture, a special set of installation
+ floppy disk images, "speakup", is available for the blind.
+ These images have a special kernel that supports braille displays.
+ A complete list of supported models may be found in the brltty
+ documentation.</p>
+<p>&arch-title; アーキテクチャについては、
+目の不自由なかたは、"speakup"
+という特別なインストール用フロッピーディスクイメージ一式を利用できます。
+これらのイメージは、
+点字ディスプレイをサポートする特別なカーネルを使用しています。
+brltty の文書から入手できます。</p>
- <chapt id="installing"><heading>New installs</heading>
+ <chapt id="installing"><heading>New installations</heading>
(変更なし)
+ <p>The old &debian; installation system called
+ <prgn>boot-floppies</prgn> has been replaced by a new componentized and
+ more powerful installation system called <prgn>debian-installer</prgn>.</p>
+<p><prgn>boot-floppies</prgn> と呼ばれる &debian;
+の古いインストールシステムは、
+<prgn>debian-installer</prgn>
+と呼ばれる、新しくコンポーネント化されたより強力な
+インストールシステムに置き換えられました。</p>
+ <p>The installer offers a variety of installation methods. Which methods
+ are available to install your system depends on your architecture.</p>
+<p>このインストーラを使うと様々なインストール方法を利用できます。
+それらの方法はアーキテクチャに依存し、
+システムにインストールするのに利用できます。</p>
<p>If you are making a new installation of Debian, you should read
the Installation Guide, which is available on the Official CD at:
<example>
/doc/install/manual/<var>language</var>/index.html
</example>
- or on the Internet at: <url id="&url-install-manual;">.</p>
+ or on the Internet from the <url id="&url-install-manual;"
+ name="&releasename; release pages">.</p>
<p>Debian を新たにインストールしようとしている人は、
インストールガイドを読みましょう。
-公式 CD の次の場所にあります。
+公式 CD なら
<example>
/doc/install/manual/<var>language</var>/index.html
</example>
-インターネットからならこちらです: <url id="&url-install-manual;"></p>
+で、あるいはインターネットなら <url id="&url-install-manual;"
+name="&releasename; リリースのページ">から、入手できます。</p>
+<![ %available-2.6 [
+ <p>The installation system uses a 2.4 series kernel by default.
+ Installation using a 2.6 based kernel is also possible for
+ &arch-title;. For more details on how to use this please consult the
+ Installation Guide.</p>
+]]>
+<![ %available-2.6 [
+<p>インストールシステムでは、2.4
+系のカーネルがデフォルトで使われます。
+&arch-title; では、2.6
+ベースのカーネルを使ったインストールも可能です。
+詳細な利用方法は、インストールガイドを参照してください。</p>
+]]>
+<![ %alpha [
+ <p>The new installer can only be used to install on alpha systems which
+ support the SRM console. Be sure to switch your system to SRM before
+ starting the installation. If your machine supports only the AlphaBIOS/ARC
+ console, you can still install sarge using a (minimal) &oldreleasename;
+ installation and a subsequent upgrade. For more information about the
+ different consoles please read the references on the
+ <url id="http://www.debian.org/ports/alpha" name="Debian alpha port web pages">.
+ </p>
+]]>
+<![ %alpha [
+<p>新しいインストーラは、SRM コンソールをサポートする alpha
+システムでのみ使用できます。
+インストールを始める前には、必ずシステムを SRM
+に切り替えてください。マシンが AlphaBIOS/ARC
+コンソールしかサポートしていない場合は、&oldreleasename;
+を (最小限だけ) インストールしてからアップグレードすることで sarge
+をインストールできます。
+コンソールの違いに関するさらに詳しい情報は、
+<url id="http://www.debian.org/ports/alpha"
+name="Debian alpha 移植版のウェブページ">の参考資料を参照してください。</p>
+]]>
Index: ja/release-notes.ja.sgml
===================================================================
--- ja/release-notes.ja.sgml (revision 129)
+++ ja/release-notes.ja.sgml (working copy)
@@ -124,7 +124,7 @@
自動検知サポートが改良され、Xinerama や
3D アクセラレーションといった先進的な技術によりよく対応しています。</p>
-<p>&debian; は、この新しいリリースにおいて GNOME 2.6 や KDE 3.2 を含んでおり、
+<p>&debian; は、この新しいリリースにおいて GNOME 2.8 や KDE 3.3 を含んでおり、
以前より一層デスクトップ指向になりました。また OpenOffice.org 1.1 を、
完全なオフィススイートとして初めて取り入れています。
その他、生産性を向上させるツールとしては、Evolution
@@ -133,7 +133,7 @@
このリリースに収録されています。</p>
<p>公式の &debian; ディストリビューションは、
-現在は 13 枚のバイナリ CD と、
+現在は 13 〜 15 枚のバイナリ CD (アーキテクチャに依存) と、
ほぼ同数のソース CD のかたちで提供されています。
今では DVD 版のディストリビューションも利用可能となっています。</p>
@@ -260,14 +260,14 @@
<p>最初の問題は、例えば SunBlade
システムにおいて使われている Sun の USB キーボードに関してです。
デフォルトの 2.4 系カーネルを使ってインストールすると、
-インストーラは、これらを標準の Sun キーボードと誤って「認識」します。
+インストーラは、これらを標準の Sun キーボードと「誤認識」します。
回避方法はインストールガイドに記されています (上のリンク先の、
『Debian Installer の使用法』の章を参照してください)。</p>
<p>第二の問題はカーネル関連です。
2.6 系のカーネルは異なる入力層を利用し、
すべてのキーボードを「通常の」 PC キーボードのように見せます。
-つまり、2.4 系カーネルをもったインストーラを起動し、
+つまり、2.4 系カーネルでインストーラを起動し、
Sun キーボードや USB キーボード用にそのカーネルを設定してから、
後になって (専門的な方法で) 2.6 系のカーネルを新システム用に選択すると、
きっと再起動後にキーボードが動作しなくなって終わってしまうでしょう。</p>
Index: ja/release-notes.ja.sgml
===================================================================
--- ja/release-notes.ja.sgml (revision 130)
+++ ja/release-notes.ja.sgml (working copy)
@@ -156,6 +156,20 @@
name="ウェブページ">を参照してください。</p>
</sect1>
+
+ <sect1 id="non-us"><heading>廃止へと向かう non-us</heading>
+
+<p>以前アーカイブの non-us
+の部分に入っていた暗号ツールのパッケージの大部分は、
+&releasename; リリースでは通常のアーカイブへと移動しています。
+現在では、non-us アーカイブの main セクションと non-free セクションに、
+ほんのわずかのパッケージが残っているのみです。
+<file>/etc/apt/sources.list</file> に non-us に関する行がある場合は、
+それらが削除されていないか確認してください。
+おそらく、近い将来に non-us は完全に廃止されるでしょう。</p>
+
+ </sect1>
+
</sect>
<sect id="newinst"><heading>インストールシステムの最新情報</heading>
@@ -169,14 +183,15 @@
その他の翻訳も進行中で、&releasename;
のポイントリリースで追加されるかもしれません。</p>
-<p>インストールシステムの新しい機能としては、USB
-フラッシュデバイスからの起動をサポート、
-ファーストステージでのパッケージインストールに
-<prgn>aptitude</prgn> を選択、<prgn>XFS</prgn>
-ファイルシステムと <prgn>LVM</prgn>
-(ボリューム管理ツール) のサポートなどが挙げられます。</p>
+<p>インストールシステムの新しい機能としては、
+ハードウェア検出機能の改善、USB
+フラッシュデバイスからの起動のサポート、
+基本システム設定時のパッケージインストールにおける
+<prgn>aptitude</prgn> の利用、そして <prgn>XFS</prgn>
+ファイルシステムや <prgn>RAID</prgn>、<prgn>LVM</prgn>
+(論理ボリューム管理ツール) のサポートなどが挙げられます。</p>
-<p>Debian の新しいインストールシステムの全詳細については、
+<p>Debian の新しいインストールシステムに関する全詳細については、
一枚目の CD に含まれているか、または<url id="&url-install-manual;"
name="リリースページ">から入手できる Debian
インストールガイドを読むようおすすめします。
@@ -187,71 +202,68 @@
<![ %i386 [
-<p>様々な「フレーバー」を持ったカーネルイメージが使えます。
-各フレーバーは、それぞれ異なったハードウェア構成をサポートします。
-&arch-title; で使える
-&debian; &release; のフレーバーは以下の通りです。</p>
-
- <p>
- <taglist>
- <tag>vanilla</tag>
-<item><p>Debian の標準カーネルパッケージに入っているものです。
-Linux でサポートされているほとんどすべてのドライバが、
-モジュールとして組み込まれています。
-これにはネットワークデバイス、SCSI デバイス、
-サウンドカード、Video4Linux デバイスなどが含まれます。
-`vanilla' フレーバーは、1 枚の boot ディスク、1 枚の root ディスク、
-2 枚の driver ディスクからなります。</p></item>
-
- <tag>speakup</tag>
-<item><p>これは上の vanilla カーネルとほとんど同じですが、
-点字ディスプレイをサポートしています。
+<p>&arch-title; アーキテクチャについては、
+目の不自由なかたは、"speakup"
+という特別なインストール用フロッピーディスクイメージ一式を利用できます。
+これらのイメージは、
+点字ディスプレイをサポートする特別なカーネルを使用しています。
サポートされているモデルの完全な一覧は、
-brltty の文書から入手できます。このフレーバーは、
-1 枚の boot ディスク、1 枚の root ディスク、1 枚の driver
-フロッピーディスクイメージからなります。</p></item>
+brltty の文書から入手できます。</p>
- </taglist>
-<!-- FJP: I feel the info about floppies should be removed from this table as
- floppies are no longer the most used installation method. -->
-
-<p>これらのフレーバーにおけるカーネルの設定ファイルは、
-それぞれのディレクトリに `kernel-config' という名前で置いてあります。
-
]]>
<!-- FJP: Maybe a short description of available installation methods could be
added here: floppy, CD (netinst/business-card/full set), netboot,
hd-media, USB-stick. -->
-<![ %available-2.6 [
-<p>&arch-title; では、
-2.6 系カーネルを使ったインストールも可能です。
-詳細な利用方法は、インストールガイドを参照してください。</p>
-]]>
-
</sect>
</chapt>
<chapt id="installing"><heading>新たにインストールする</heading>
+<p><prgn>boot-floppies</prgn> と呼ばれる &debian;
+の古いインストールシステムは、
+<prgn>debian-installer</prgn>
+と呼ばれる、新しくコンポーネント化されたより強力な
+インストールシステムに置き換えられました。</p>
+
+<p>このインストーラを使うと様々なインストール方法を利用できます。
+それらの方法はアーキテクチャに依存し、
+システムにインストールするのに利用できます。</p>
+
<p>Debian を新たにインストールしようとしている人は、
インストールガイドを読みましょう。
-公式 CD の次の場所にあります。
+公式 CD なら
<example>
/doc/install/manual/<var>language</var>/index.html
</example>
-インターネットからならこちらです: <url id="&url-install-manual;"></p>
+で、あるいはインターネットなら <url id="&url-install-manual;"
+name="&releasename; リリースのページ">から、入手できます。</p>
-<p><prgn>boot-floppies</prgn> と呼ばれる &debian;
-の古いインストールシステムは、
-<prgn>debian-installer</prgn>
-と呼ばれる、新しくコンポーネント化されたより強力な
-インストールシステムに置き換えられました。</p>
+<![ %available-2.6 [
+<p>インストールシステムでは、2.4
+系のカーネルがデフォルトで使われます。
+&arch-title; では、2.6
+ベースのカーネルを使ったインストールも可能です。
+詳細な利用方法は、インストールガイドを参照してください。</p>
+]]>
+<![ %alpha [
+<p>新しいインストーラは、SRM コンソールをサポートする alpha
+システムでのみ使用できます。
+インストールを始める前には、必ずシステムを SRM
+に切り替えてください。マシンが AlphaBIOS/ARC
+コンソールしかサポートしていない場合は、&oldreleasename;
+を (最小限だけ) インストールしてからアップグレードすることで sarge
+をインストールできます。
+コンソールの違いに関するさらに詳しい情報は、
+<url id="http://www.debian.org/ports/alpha"
+name="Debian alpha 移植版のウェブページ">の参考資料を参照してください。</p>
+]]>
+
<![ %sparc [
<sect id="sparc_kbd"><heading>&arch-title; のキーボードに関する問題</heading>