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Re: [po4a] po4a: po/pod/ja.po
やまだです。
On 2016/05/07 1:20, victory wrote:
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:20
msgid ""
"Colon-separated list of files that should not be included by \\input and "
"\\include."
msgstr ""
"\\input や \\include で取り込むべきでないファイルのカンマ区切りリストです。"
Colon-separated listなわけだが
直します。
"\\input や \\include で取り込むべきでないファイルのコロン区切りリストです。"
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:29
msgid "B<% po4a: command> I<command1> B<alias> I<command2>"
msgstr "B<% po4a: command> I<command1> B<alias> I<command2>"
自分ならB<% po4a: command> I<コマンド1> B<alias> I<コマンド2>
のようにするけど
そのようにします。(前の翻訳者がこうした理由は不明)
msgstr "B<% po4a: command> I<コマンド1> B<alias> I<コマンド2>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:30
msgid ""
"Indicates that the arguments of the I<command1> command should be treated as "
"the arguments of the I<command2> command."
msgstr ""
"I<コマンド1> コマンドの引数が、I<コマンド2> コマンドの引数であるかのように扱"
"うことを示します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:31
msgid "B<% po4a: command> I<command1> I<parameters>"
msgstr "B<% po4a: command> I<コマンド1> I<パラメータ>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:32
msgid ""
"This permit to describe in detail the parameters of the I<command1> "
"command. This information will be used to check the number of arguments and "
"their types."
msgstr ""
"I<コマンド1> コマンドのパラメータの詳細を記述できます。この情報を、引数の数と"
"型をチェックするのに使用します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:33
msgid "You can precede the I<command1> command by"
msgstr "I<コマンド1> コマンドの前に置けます。"
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:42
#, no-wrap
msgid ""
"This indicates that the chapter command has two parameters: an optional\n"
"(short title) and a mandatory one, which must both be translated.\n"
"If you want to specify that the href command has two mandatory parameters,\n"
"that you don't want to translate the URL (first parameter), and that you\n"
"don't want this command to be separated from its paragraph (which allow\n"
"the translator to move the link in the sentence), you can use:\n"
" % po4a: command -href {}{_}\n"
"\n"
msgstr ""
"これは、chapter コマンドには二つのパラメータ (任意の短いタイトルと\n"
"必須のもの) があり、どちらも訳さなければならないことを表しています。\n"
"href コマンドに二つ必須パラメータがあり、URL (第 1 パラメータ) を\n"
"訳したくなく、さらに、(文の中で翻訳者がリンクを移動できるように)\n"
"このコマンドを段落から分離したくない場合、以下のようになります:\n"
" % po4a: command -href {}{_}\n"
"\n"
()の範囲が違うけどいいのか?
直します。
"これは、chapter コマンドには二つのパラメータがあり、両方とも翻訳の必要が\n"
"あることを示します: オプション (短いタイトル) と必須のもの。\n"
"href コマンドには二つの必須パラメータがあり、URL (第 1 パラメータ) を\n"
"訳したくなく、さらに、(文の中で翻訳者がリンクを移動できるように)\n"
"このコマンドを段落から分離したくない場合、以下のようになります:\n"
" % po4a: command -href {}{_}\n"
"\n"
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:46
msgid ""
"As for the commands, I<env> can be preceded by a plus (+) to indicate that "
"the \\begin command must be translated with all its arguments."
msgstr ""
"command と同様に、I<env> の前にプラス (+) を付けて、その \\begin コマンドはす"
"べての引数を翻訳しなければならないということを表します。"
引数込みで、ということであって
引数自体を翻訳しなければならない、というわけではない
んだと思う
直します。
"command と同様に、I<env> の前にプラス (+) を付けると、その \\begin コマンドは"
"すべての引数と一緒に翻訳されることを表します。"
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:51
msgid ""
"The notion of environment is expended to the type displayed in the PO file. "
"This can be used to split on \"\\\\\\\\\" in the first mandatory argument of "
"the title command. In this case, the environment is title{#1}."
msgstr ""
"環境の概念を PO ファイルに表示された型に拡張します。これは title コマンドの先"
"頭の必須引数を \"\\\\\\\\\" で分割するのに使用できます。この場合、環境は "
"title{#1} になります。"
expandではなくexpendなんで
POファイルに表示される型に使われる
直します。
"環境の概念は PO ファイルに表示される型に使われます。これは title コマンドの先"
"頭の必須引数を \"\\\\\\\\\" で分割するのに使用できます。この場合、環境は "
"title{#1} になります。"
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:75
msgid ""
"If a function is defined in %translate_buffer_env for the current "
"environment, this function will be used to translate the buffer instead of "
"translate_buffer()."
msgstr ""
"現在の環境の %translate_buffer_env で関数が定義されると、この関数を "
"translate_buffer() に代わって、バッファを翻訳するのに使用します。"
translate_buffer() に代えてこの関数を
直します。
"現在の環境の %translate_buffer_env で関数が定義されると、translate_buffer() "
"に代えてこの関数がバッファの翻訳に使用されます。"
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:103
msgid "It was tested on a book and with the Python documentation."
msgstr "Python ドキュメントの本でテストしました。"
本とpython別でしょ
直します。
msgstr "本と Python ドキュメントでテストされました。"
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:7
msgid ""
"If a paragraph contains a line starting by a space (or tabulation), this "
"paragraph won't be rewrapped."
msgstr ""
"段落がスペース (やタブ文字) で始まる場合は、この段落に対して、さらなる改行は"
"行いません。"
newlineと区別したいところ
こうですか? (rewrap = 行の折り返し)
"段落がスペース (やタブ文字) で始まる行を含む場合は、この段落は再度行の折り返"
"しをしません。"
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:14
msgid "Specify how tabulations shall be handled. The I<mode> can be any of:"
msgstr ""
"タブ文字をどのように扱うのかを指定します。I<mode> は以下を指定できます:"
には
直します。
"タブ文字をどのように扱うのかを指定します。I<mode> には以下を指定できます:"
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:25
msgid ""
"The following example parses a list of paragraphs beginning with \"<p>\". "
"For the sake of simplicity, we assume that the document is well formatted, i."
"e. that '<p>' tags are the only tags present, and that this tag is at the "
"very beginning of each paragraph."
msgstr ""
"以下の例は、\"<p>\" で始まる段落のリストをパースします。簡単にするために、ド"
"キュメントは整形されている、言い換えると、'<p>' タグのみが現れ、各段落はこの"
"タグで必ず始まるとみなします。"
現れるタグは'<p>'だけだ
指摘箇所の前後も含めて直します。
"以下の例は、\"<p>\" で始まる段落のリストをパースします。簡単にするために、ド"
"キュメントは整形されている、すなわち、現れるタグは '<p>' のみで、各段落はこの"
"タグで必ず始まると仮定します。"
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:61
msgid ""
"Filename where we should write the output PO file, containing the strings "
"extracted from the input document."
msgstr ""
"書き出すべき出力 PO ファイル (入力ドキュメントから抽出した文字列) のファイル"
"名です。"
直します。
"入力ドキュメントから抽出した文字列を含む、書き出すべき出力 PO ファイルのファ"
"イル名です。"
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:90
msgid "This function returns a non-null integer on error."
msgstr "この関数は、エラー時には非 null の数値を返します。"
数値の時点でnullじゃなくね?
直します。
msgstr "この関数は、エラー時に null 以外の数値を返します。"
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:105
msgid "Mandatory arguments:"
msgstr "与える引数:"
直します。
msgstr "必須の引数:"
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:136
msgid ""
"It will use the output charset specified in the command line. If it wasn't "
"specified, it will use the input PO's charset, and if the input PO has the "
"default \"CHARSET\", it will return the input document's charset, so that no "
"encoding is performed."
msgstr ""
"コマンドラインで指定した出力文字セットが使われます。指定しない場合で、入力 "
"PO ファイルに デフォルトの \"CHARSET\" がある場合は、入力 PO ファイルの文字"
"セットを使用します。エンコーディングが与えられなかった場合は、入力ドキュメン"
"トの文字セットを返します。"
最後が訳されていないようだが
全体がおかしいようなので、全体を直します。
"コマンドラインで指定した出力文字セットが使われます。指定しない場合は、入力 "
"PO ファイルの文字セットを使用します。入力 PO ファイルにデフォルトの "
"\"CHARSET\" がある場合は、入力ドキュメントの文字セットを返します。そして、エ"
"ンコーディングは行われません。"
#: lib/Locale/Po4a/Wml.pm:12
#, no-wrap
msgid ""
" Martin Quinson (mquinson#debian.org)\n"
" Noriada Kobayashi <nori1@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>\n"
"\n"
msgstr ""
" Martin Quinson (mquinson#debian.org)\n"
" 小林 儀匡 <nori1@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>\n"
"\n"
原文tが足りてなくね?
そうですね。
@@ -11936,8 +11928,8 @@ msgid ""
#: lib/Locale/Po4a/Xhtml.pm:9
msgid ""
"Include files specified by an include SSI (Server Side Includes) element (e."
"g. <!--#include virtual=\"/foo/bar.html\" -->)."
msgstr ""
-"SSI (サーバサイドインクルード) 要素でインクルードする、インクルードファイルを"
-"指定します。(例: <!--#include virtual=\"/foo/bar.html\" -->)"
+"SSI (サーバサイドインクルード) 要素でインクルードする、ンクルードファイルを指"
+"定します。(例: <!--#include virtual=\"/foo/bar.html\" -->)"
直します。
"インクルード SSI (サーバサイドインクルード) 要素で指定されるインクルードファ"
"イル (例: <!--#include virtual=\"/foo/bar.html\" -->)。"
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:55
msgid ""
"Space-separated list of tags which should be treated as placeholders. "
"Placeholders do not break the sequence, but the content of placeholders is "
"translated separately."
msgstr ""
"プレースフォルダとして扱いたいタグの空白区切りリストです。プレースフォルダは"
"改行しませんが、プレースフォルダの内容は別に翻訳することになります。"
前方にもあった気がするが
プレースホルダー
holdをフォ表記しないでしょ普通
直します。
"プレースホルダとして扱われるべきタグの空白区切りリストです。プレースホルダは"
"シーケンスを改行しませんが、プレースホルダの内容は別々に翻訳されます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:56
msgid ""
"The location of the placeholder in its block will be marked with a string "
"similar to:"
msgstr ""
"そのブロック内のプレースホルダの場所は、以下のような文字列で印が付きます:"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:81
msgid "Tags should be translated as placeholders."
msgstr "プレースホルダとして翻訳されるべきタグです。"
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:60
msgid ""
"Space separated list of tags that the module should not try to set by "
"default in any category."
msgstr ""
"モジュールがデフォルトで、いずれのカテゴリでも設定しようとするべきでないタグ"
"の、空白区切りリストです。"
デフォルトのモジュールの話? 違うの?
全体を直します。
"デフォルトではいずれのカテゴリにも設定しようとするべきではないモジュールのタ"
"グの空白区切りリストです。"
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:72
msgid ""
"The default categories for tags that are not in any of the translated, "
"untranslated, break, inline, or placeholder."
msgstr ""
"タグのデフォルトカテゴリは、translated, untranslated, break, inline, "
"placeholder のいずれでもありません。"
関係代名詞ガン無視かよ
直します。
"translated、untranslated、break、inline、または placeholder のいずれでもない"
"タグのデフォルトカテゴリ。"
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:105
msgid ""
"It says if this is a breaking tag class. A non-breaking (inline) tag is one "
"that can be taken as part of the content of another tag. It can take the "
"values false (0), true (1) or undefined. If you leave this undefined, "
"you'll have to define the f_breaking function that will say whether a "
"concrete tag of this class is a breaking tag or not."
msgstr ""
"改行するタグクラスであることを指定します。改行しない (インライン) タグは、別"
"のタグの内容の一部として取られるものです。値は偽 (0)、真 (1)、未定義のいずれ"
"かを取ります。未定義のままにすると、このクラスの具体的なタグが、タグを改行す"
"るかどうかを指定するため、f_breaking 関数を定義しなければなりません。"
タグを改行するかどうかはタグが指定するのね
直します。
"改行タグクラスかどうかを示します。非改行 (インライン) タグは、別のタグの内容"
"の一部とすることができるものです。これは、偽 (0) または真 (1) の値、または未"
"定義を取ることができます。これを未定義のままにしておくと、このクラスの具体的"
"なタグが改行タグかどうかを返す f_breaking 関数を定義しなければなりません。"
* 差分
diff --git a/po4a/po4a/po/pod/ja.po b/po4a/po4a/po/pod/ja.po
index 1f8f512..0440f6f 100644
--- a/po4a/po4a/po/pod/ja.po
+++ b/po4a/po4a/po/pod/ja.po
@@ -10014,7 +10014,7 @@ msgid ""
"Colon-separated list of files that should not be included by \\input and "
"\\include."
msgstr ""
-"\\input や \\include で取り込むべきでないファイルのコンマ区切りリストです。"
+"\\input や \\include で取り込むべきでないファイルのコロン区切りリストです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:24
@@ -10043,7 +10043,7 @@ msgstr ""
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:29
msgid "B<% po4a: command> I<command1> B<alias> I<command2>"
-msgstr "B<% po4a: command> I<command1> B<alias> I<command2>"
+msgstr "B<% po4a: command> I<コマンド1> B<alias> I<コマンド2>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:30
@@ -10051,13 +10051,13 @@ msgid ""
"Indicates that the arguments of the I<command1> command should be treated as "
"the arguments of the I<command2> command."
msgstr ""
-"I<command1> コマンドの引数が、I<command2> コマンドの引数であるかのように扱う"
-"ことを示します。"
+"I<コマンド1> コマンドの引数が、I<コマンド2> コマンドの引数であるかのように扱"
+"うことを示します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:31
msgid "B<% po4a: command> I<command1> I<parameters>"
-msgstr "B<% po4a: command> I<command1> I<parameters>"
+msgstr "B<% po4a: command> I<コマンド1> I<パラメータ>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:32
@@ -10066,13 +10066,13 @@ msgid ""
"command. This information will be used to check the number of arguments and "
"their types."
msgstr ""
-"I<command1> コマンドのパラメータの詳細を記述できます。この情報を、引数の数と"
+"I<コマンド1> コマンドのパラメータの詳細を記述できます。この情報を、引数の数と"
"型をチェックするのに使用します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:33
msgid "You can precede the I<command1> command by"
-msgstr "I<command1> コマンドの前に置けます。"
+msgstr "I<コマンド1> コマンドの前に置けます。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:34
@@ -10171,9 +10171,9 @@ msgid ""
" % po4a: command -href {}{_}\n"
"\n"
msgstr ""
-"これは、chapter コマンドには二つのパラメータ (任意の短いタイトルと\n"
-"必須のもの) があり、どちらも訳さなければならないことを表しています。\n"
-"href コマンドに二つ必須パラメータがあり、URL (第 1 パラメータ) を\n"
+"これは、chapter コマンドには二つのパラメータがあり、両方とも翻訳の必要が\n"
+"あることを示します: オプション (短いタイトル) と必須のもの。\n"
+"href コマンドには二つの必須パラメータがあり、URL (第 1 パラメータ) を\n"
"訳したくなく、さらに、(文の中で翻訳者がリンクを移動できるように)\n"
"このコマンドを段落から分離したくない場合、以下のようになります:\n"
" % po4a: command -href {}{_}\n"
@@ -10236,8 +10236,8 @@ msgid ""
"As for the commands, I<env> can be preceded by a plus (+) to indicate that "
"the \\begin command must be translated with all its arguments."
msgstr ""
-"command と同様に、I<env> の前にプラス (+) を付けて、その \\begin コマンドはす"
-"べての引数を翻訳しなければならないということを表します。"
+"command と同様に、I<env> の前にプラス (+) を付けると、その \\begin コマンドは"
+"すべての引数と一緒に翻訳されることを表します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:47
@@ -10279,7 +10279,7 @@ msgid ""
"This can be used to split on \"\\\\\\\\\" in the first mandatory argument of "
"the title command. In this case, the environment is title{#1}."
msgstr ""
-"環境の概念を PO ファイルに表示された型に拡張します。これは title コマンドの先"
+"環境の概念は PO ファイルに表示される型に使われます。これは title コマンドの先"
"頭の必須引数を \"\\\\\\\\\" で分割するのに使用できます。この場合、環境は "
"title{#1} になります。"
@@ -10434,8 +10434,8 @@ msgid ""
"environment, this function will be used to translate the buffer instead of "
"translate_buffer()."
msgstr ""
-"現在の環境の %translate_buffer_env で関数が定義されると、この関数を "
-"translate_buffer() に代わって、バッファを翻訳するのに使用します。"
+"現在の環境の %translate_buffer_env で関数が定義されると、translate_buffer() "
+"に代えてこの関数がバッファの翻訳に使用されます。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:76
@@ -10619,7 +10619,7 @@ msgstr "このモジュールはもっとテストが必要です。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:103
msgid "It was tested on a book and with the Python documentation."
-msgstr "Python ドキュメントの本でテストしました。"
+msgstr "本と Python ドキュメントでテストされました。"
#. type: =head1
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:104 lib/Locale/Po4a/Xml.pm:151
@@ -10756,8 +10756,8 @@ msgid ""
"If a paragraph contains a line starting by a space (or tabulation), this "
"paragraph won't be rewrapped."
msgstr ""
-"段落がスペース (やタブ文字) で始まる場合は、この段落に対して、さらなる改行は"
-"行いません。"
+"段落がスペース (やタブ文字) で始まる行を含む場合は、この段落は再度行の折り返"
+"しをしません。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:10
@@ -10790,7 +10790,7 @@ msgstr "B<tabs=>I<mode>"
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:14
msgid "Specify how tabulations shall be handled. The I<mode> can be any of:"
msgstr ""
-"タブ文字をどのように扱うのかを指定します。I<mode> は以下を指定できます:"
+"タブ文字をどのように扱うのかを指定します。I<mode> には以下を指定できます:"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:15
@@ -11040,8 +11040,8 @@ msgid ""
"very beginning of each paragraph."
msgstr ""
"以下の例は、\"<p>\" で始まる段落のリストをパースします。簡単にするために、ド"
-"キュメントは整形されている、言い換えると、'<p>' タグのみが現れ、各段落はこの"
-"タグで必ず始まるとみなします。"
+"キュメントは整形されている、すなわち、現れるタグは '<p>' のみで、各段落はこの"
+"タグで必ず始まると仮定します。"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:26
@@ -11328,8 +11328,8 @@ msgid ""
"Filename where we should write the output PO file, containing the strings "
"extracted from the input document."
msgstr ""
-"書き出すべき出力 PO ファイル (入力ドキュメントから抽出した文字列) のファイル"
-"名です。"
+"入力ドキュメントから抽出した文字列を含む、書き出すべき出力 PO ファイルのファ"
+"イル名です。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:62
@@ -11507,7 +11507,7 @@ msgstr ""
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:90
msgid "This function returns a non-null integer on error."
-msgstr "この関数は、エラー時には非 null の数値を返します。"
+msgstr "この関数は、エラー時に null 以外の数値を返します。"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:92
@@ -11590,7 +11590,7 @@ msgstr "translate($$$)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:105
msgid "Mandatory arguments:"
-msgstr "与える引数:"
+msgstr "必須の引数:"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:107
@@ -11748,10 +11748,10 @@ msgid ""
"default \"CHARSET\", it will return the input document's charset, so that no "
"encoding is performed."
msgstr ""
-"コマンドラインで指定した出力文字セットが使われます。指定しない場合で、入力 "
-"PO ファイルに デフォルトの \"CHARSET\" がある場合は、入力 PO ファイルの文字"
-"セットを使用します。エンコーディングが与えられなかった場合は、入力ドキュメン"
-"トの文字セットを返します。"
+"コマンドラインで指定した出力文字セットが使われます。指定しない場合は、入力 "
+"PO ファイルの文字セットを使用します。入力 PO ファイルにデフォルトの "
+"\"CHARSET\" がある場合は、入力ドキュメントの文字セットを返します。そして、エ"
+"ンコーディングは行われません。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:137
@@ -11940,8 +11940,8 @@ msgid ""
"Include files specified by an include SSI (Server Side Includes) element (e."
"g. <!--#include virtual=\"/foo/bar.html\" -->)."
msgstr ""
-"SSI (サーバサイドインクルード) 要素でインクルードする、ンクルードファイルを指"
-"定します。(例: <!--#include virtual=\"/foo/bar.html\" -->)"
+"インクルード SSI (サーバサイドインクルード) 要素で指定されるインクルードファ"
+"イル (例: <!--#include virtual=\"/foo/bar.html\" -->)。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xhtml.pm:10
@@ -12354,8 +12354,8 @@ msgid ""
"Placeholders do not break the sequence, but the content of placeholders is "
"translated separately."
msgstr ""
-"プレースフォルダとして扱いたいタグの空白区切りリストです。プレースフォルダは"
-"改行しませんが、プレースフォルダの内容は別に翻訳することになります。"
+"プレースホルダとして扱われるべきタグの空白区切りリストです。プレースホルダは"
+"シーケンスを改行しませんが、プレースホルダの内容は別々に翻訳されます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:56
@@ -12363,7 +12363,7 @@ msgid ""
"The location of the placeholder in its block will be marked with a string "
"similar to:"
msgstr ""
-"そのブロック内のプレースフォルダの場所は、以下のような文字列で印が付きます:"
+"そのブロック内のプレースホルダの場所は、以下のような文字列で印が付きます:"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:57
@@ -12386,8 +12386,8 @@ msgid ""
"Space separated list of tags that the module should not try to set by "
"default in any category."
msgstr ""
-"モジュールがデフォルトで、いずれのカテゴリでも設定しようとするべきでないタグ"
-"の、空白区切りリストです。"
+"デフォルトではいずれのカテゴリにも設定しようとするべきではないモジュールのタ"
+"グの空白区切りリストです。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:61
@@ -12439,8 +12439,8 @@ msgid ""
"The default categories for tags that are not in any of the translated, "
"untranslated, break, inline, or placeholder."
msgstr ""
-"タグのデフォルトカテゴリは、translated, untranslated, break, inline, "
-"placeholder のいずれでもありません。"
+"translated、untranslated、break、inline、または placeholder のいずれでもない"
+"タグのデフォルトカテゴリ。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:73
@@ -12485,7 +12485,7 @@ msgstr "I<p>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:81
msgid "Tags should be translated as placeholders."
-msgstr "プレースフォルダとして訳されるべきタグです。"
+msgstr "プレースホルダとして翻訳されるべきタグです。"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:83
@@ -12709,10 +12709,10 @@ msgid ""
"you'll have to define the f_breaking function that will say whether a "
"concrete tag of this class is a breaking tag or not."
msgstr ""
-"改行するタグクラスであることを指定します。改行しない (インライン) タグは、別"
-"のタグの内容の一部として取られるものです。値は偽 (0)、真 (1)、未定義のいずれ"
-"かを取ります。未定義のままにすると、このクラスの具体的なタグが、タグを改行す"
-"るかどうかを指定するため、f_breaking 関数を定義しなければなりません。"
+"改行タグクラスかどうかを示します。非改行 (インライン) タグは、別のタグの内容"
+"の一部とすることができるものです。これは、偽 (0) または真 (1) の値、または未"
+"定義を取ることができます。これを未定義のままにしておくと、このクラスの具体的"
+"なタグが改行タグかどうかを返す f_breaking 関数を定義しなければなりません。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:106
* 本体
# Copyright (C) 2004-2012 Software in the Public Interest
# KURASAWA Nozomu <nabetaro@debian.or.jp>, 2010.
# Takuma Yamada <tyamada@xxxxxxxxxxxxxxxx>, 2016.
#
msgid ""
msgstr ""
"Project-Id-Version: po4a\n"
"Report-Msgid-Bugs-To: po4a-devel@lists.alioth.debian.org\n"
"POT-Creation-Date: 2015-08-28 19:05+0200\n"
"PO-Revision-Date: 2016-05-16 19:14+0900\n"
"Last-Translator: Takuma Yamada <tyamada@xxxxxxxxxxxxxxxx>\n"
"Language-Team: Japanese <debian-japanese@lists.debian.org>\n"
"Language: ja\n"
"MIME-Version: 1.0\n"
"Content-Type: text/plain; charset=UTF-8\n"
"Content-Transfer-Encoding: 8bit\n"
"Plural-Forms: nplurals=1; plural=0;\n"
"X-Generator: Gtranslator 2.91.6\n"
# TRANSLATORS: put here the language code of your language
#. type: Attribute 'xml:lang' of: <refentry>
#: share/doc/po4a-build.xml:1 share/doc/po4aman-display-po.xml:1
#: share/doc/po4apod-display-po.xml:1
msgid "en"
msgstr "ja"
#. type: Content of: <refentry><refentryinfo>
#: share/doc/po4a-build.xml:2
msgid "<productname>po4a-build</productname> <productnumber/>"
msgstr "<productname>po4a-build</productname> <productnumber/>"
#. type: Content of: <refentry><refnamediv><refname>
#: share/doc/po4a-build.xml:3 share/doc/po4a-build.xml:7
msgid "po4a-build"
msgstr "po4a-build"
#. type: Content of: <refentry><refmeta><manvolnum>
#: share/doc/po4a-build.xml:4 share/doc/po4aman-display-po.xml:4
#: share/doc/po4apod-display-po.xml:4
msgid "1"
msgstr "1"
#. type: Content of: <refentry><refmeta><refmiscinfo>
#: share/doc/po4a-build.xml:5 share/doc/po4a-build.xml:6
msgid "PO4A"
msgstr "PO4A"
#. type: Content of: <refentry><refnamediv><refpurpose>
#: share/doc/po4a-build.xml:8
msgid "build translated documentation"
msgstr "翻訳済みドキュメントのビルド"
#. type: Content of: <refentry><refsynopsisdiv><cmdsynopsis>
#: share/doc/po4a-build.xml:9
msgid ""
"<command>po4a-build</command> <group> <arg choice='plain'><option>-f</"
"option></arg> <arg choice='plain'><option>--file</option></arg> "
"<replaceable> FILE</replaceable> </group> <arg><option>--pot-only</option></"
"arg>"
msgstr ""
"<command>po4a-build</command> <group> <arg choice='plain'><option>-f</"
"option></arg> <arg choice='plain'><option>--file</option></arg> "
"<replaceable> FILE</replaceable> </group> <arg><option>--pot-only</option></"
"arg>"
#. type: Content of: <refentry><refsynopsisdiv><cmdsynopsis>
#: share/doc/po4a-build.xml:10
msgid ""
"<command>po4a-build</command> <group> <arg choice='plain'><option>-?</"
"option></arg> <arg choice='plain'><option>-h</option></arg> <arg "
"choice='plain'><option>--help</option></arg> <arg choice='plain'><option>--"
"version</option></arg> </group>"
msgstr ""
"<command>po4a-build</command> <group> <arg choice='plain'><option>-?</"
"option></arg> <arg choice='plain'><option>-h</option></arg> <arg "
"choice='plain'><option>--help</option></arg> <arg choice='plain'><option>--"
"version</option></arg> </group>"
#. type: =head1
#: share/doc/po4a-build.xml:11 share/doc/po4aman-display-po.xml:11
#: share/doc/po4apod-display-po.xml:11 po4a:5 po4a:10 po4a-gettextize:6
#: po4a-normalize:5 po4a-translate:6 po4a-updatepo:6 scripts/msguntypot:5
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:3 lib/Locale/Po4a/BibTeX.pm:3
#: lib/Locale/Po4a/Chooser.pm:3 lib/Locale/Po4a/Common.pm:3
#: lib/Locale/Po4a/Dia.pm:3 lib/Locale/Po4a/Docbook.pm:3
#: lib/Locale/Po4a/Guide.pm:3 lib/Locale/Po4a/Halibut.pm:3
#: lib/Locale/Po4a/Ini.pm:3 lib/Locale/Po4a/KernelHelp.pm:3
#: lib/Locale/Po4a/LaTeX.pm:3 lib/Locale/Po4a/Man.pm:3 lib/Locale/Po4a/Po.pm:9
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:7 lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:3 lib/Locale/Po4a/TeX.pm:3
#: lib/Locale/Po4a/Texinfo.pm:3 lib/Locale/Po4a/Text.pm:3
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:3 lib/Locale/Po4a/Wml.pm:3
#: lib/Locale/Po4a/Xhtml.pm:3 lib/Locale/Po4a/Xml.pm:3
msgid "DESCRIPTION"
msgstr "説明"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:12
msgid ""
"<command>po4a-build</command> is intended to make it as easy to produce "
"translated documentation as it can be to produce the current untranslated "
"content."
msgstr ""
"<command>po4a-build</command> は、未訳を提供するのと同じ簡単さで、翻訳済みド"
"キュメントを提供できるようにすることを意図しています。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:13
msgid ""
"When <command>po4a</command> prepares the translated content as POD or "
"DocBook XML, the final documentation can then be built using <command>po4a-"
"build</command>. Both the untranslated and translated content is built as a "
"single process, updating the POT files at the same time."
msgstr ""
"<command>po4a</command> が POD や DocBook XML として翻訳済み内容を用意する"
"と、<command>po4a-build</command> を使用して最終ドキュメントをビルドできま"
"す。未訳と翻訳済みの両方の内容は一度の処理でビルドされ、併せて同時に POT ファ"
"イルの更新も行われます。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:14
msgid ""
"Existing build instructions are replaced by a single call to <command>po4a-"
"build</command> and a simple configuration file is used to tell "
"<command>po4a-build</command> how to build each element and which binary "
"packages will include the translated and untranslated content."
msgstr ""
"既存のビルド手順は <command>po4a-build</command> の一回の呼び出しに置き換えら"
"れます。<command>po4a-build</command> が参照するシンプルな設定ファイルが使用"
"され、その中には各要素をビルドする方法や、翻訳済みと未訳の内容をインクルード"
"するバイナリパッケージの指定が記述されます。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:15
msgid ""
"Once built, the content will be in package-specific directories beneath the "
"<option>BASEDIR</option> specified in the configuration file. For a binary "
"package foo, with translations into German and French, this would result in:"
msgstr ""
"ビルドされた内容は、設定ファイルで指定された <option>BASEDIR</option> の下の"
"パッケージ固有のディレクトリに置かれます。バイナリパッケージ foo にドイツ語と"
"フランス語の翻訳がある場合、以下のような結果になります:"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><programlisting>
#: share/doc/po4a-build.xml:16
#, no-wrap
msgid ""
"BASEDIR/foo/man/man1/foo.1\n"
"BASEDIR/foo/man/de/man1/foo.1\n"
"BASEDIR/foo/man/fr/man1/foo.1\n"
" "
msgstr ""
"BASEDIR/foo/man/man1/foo.1\n"
"BASEDIR/foo/man/de/man1/foo.1\n"
"BASEDIR/foo/man/fr/man1/foo.1\n"
" "
#. type: Content of: <refentry><refsect1><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:17
msgid ""
"This makes it easy to include all the generated content into the binary "
"package with a single install location:"
msgstr ""
"これにより、同じ位置にインストールするバイナリパッケージに生成した内容をすべ"
"て収録するのが簡単になります:"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><programlisting>
#: share/doc/po4a-build.xml:18
#, no-wrap
msgid ""
"doc/foo/man/* ./usr/share/man/\n"
"doc/foo/html/* ./usr/share/doc/foo/\n"
" "
msgstr ""
"doc/foo/man/* ./usr/share/man/\n"
"doc/foo/html/* ./usr/share/doc/foo/\n"
" "
#. type: Content of: <refentry><refsect1><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:19
msgid ""
"This rule will not need to be updated when new translations are added and "
"adding a second binary package (bar) allows the content for that package to "
"kept separate."
msgstr ""
"新しい翻訳を追加する際にこの規則を更新する必要はなく、別個のバイナリパッケー"
"ジ (bar) を追加することによってそのパッケージの内容を分けておくことが可能とな"
"ります。"
#. type: =head2
#: share/doc/po4a-build.xml:20 doc/po4a-build.conf.5.pod:8 doc/po4a.7.pod:37
msgid "Supported formats"
msgstr "サポートするフォーマット"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><refsect2><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:21
msgid ""
"Currently, <command>po4a-build</command> supports the following combinations:"
msgstr ""
"現在、<command>po4a-build</command> は以下の組み合わせをサポートしています:"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><refsect2><orderedlist><listitem><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:22
msgid "DocBook XML for section 1."
msgstr "セクション 1 用 DocBook XML。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><refsect2><orderedlist><listitem><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:23
msgid "DocBook XML for section 3."
msgstr "セクション 3 用 DocBook XML。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><refsect2><orderedlist><listitem><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:24
msgid "DocBook XML for HTML."
msgstr "HTML 用 DocBook XML。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><refsect2><orderedlist><listitem><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:25
msgid "POD for section 1."
msgstr "セクション 1 用 POD。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><refsect2><orderedlist><listitem><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:26
msgid "POD for section 3."
msgstr "セクション 3 用 POD。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><refsect2><orderedlist><listitem><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:27
msgid "POD for section 5."
msgstr "セクション 5 用 POD。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><refsect2><orderedlist><listitem><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:28
msgid "POD for section 7."
msgstr "セクション 7 用 POD。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><refsect2><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:29
msgid ""
"All supported formats, in all supported combinations, can be handled in a "
"single <filename>po4a-build.conf</filename> configuration file and in a "
"single call to <command>po4a-build</command>. See "
"<citerefentry><refentrytitle>po4a-build.conf</refentrytitle><manvolnum>5</"
"manvolnum></citerefentry>."
msgstr ""
"対応しているあらゆるフォーマットにおいて、サポートするあらゆる組み合わせを単"
"一の設定ファイル <filename>po4a-build.conf</filename> で指示し、ただ "
"<command>po4a-build</command> を呼び出すだけで処理させられます。"
"<citerefentry><refentrytitle>po4a-build.conf</refentrytitle><manvolnum>5</"
"manvolnum></citerefentry> を参照してください。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><title>
#: share/doc/po4a-build.xml:30
msgid "CONFIGURATION"
msgstr "設定"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:31
msgid ""
"<command>po4a-build</command> uses a default configuration file, "
"<filename>po4a-build.conf</filename> which should be in the top level "
"directory of your package VCS. (Use the <option>-f</option> option to "
"specify a different file.) See <citerefentry><refentrytitle>po4a-build.conf</"
"refentrytitle><manvolnum>5</manvolnum></citerefentry>."
msgstr ""
"<command>po4a-build</command> は、パッケージの VCS 最上位ディレクトリに置か"
"れるべき <filename>po4a-build.conf</filename> をデフォルト設定ファイルとして"
"使用します (ほかのファイルを使用するには <option>-f</option> オプションを使用"
"してください)。<citerefentry><refentrytitle>po4a-build.conf</"
"refentrytitle><manvolnum>5</manvolnum></citerefentry> を参照してください。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><example><title>
#: share/doc/po4a-build.xml:32
msgid "example configuration file"
msgstr "設定例のファイル"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><example><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:33
msgid "An example configuration file is available at:"
msgstr "設定例が書かれたファイルは以下の場所にインストールされています:"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><example><programlisting>
#: share/doc/po4a-build.xml:34
#, no-wrap
msgid ""
"/usr/share/doc/po4a/examples/po4a-build.conf.example\n"
" "
msgstr ""
"/usr/share/doc/po4a/examples/po4a-build.conf.example\n"
" "
#. type: Content of: <refentry><refsect1><example>
#: share/doc/po4a-build.xml:35
msgid "<placeholder type=\"programlisting\" id=\"0\"/>"
msgstr "<placeholder type=\"programlisting\" id=\"0\"/>"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><refsect2><title>
#: share/doc/po4a-build.xml:36
msgid "configuration file layout"
msgstr "設定ファイルのレイアウト"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><refsect2><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:37
msgid ""
"The configuration file consists of several sections, general, XML/XSL "
"support, POD support and HTML support."
msgstr ""
"設定ファイルは、全般、XML/XSL サポート、POD サポート、HTML サポートの節で構成"
"されます。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><refsect2><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:38
msgid ""
"General includes the name and location of the po4a config file (probably "
"best to leave this as <filename>po4a.config</filename>), the po directory "
"containing the documentation PO files (often <filename>doc/po</filename>), "
"the full name of the POT file used to create the translations, the BASEDIR "
"for the generated output, whether the package contains manpages in section 3 "
"rather than just section 1 and the names of the binary packages which are to "
"contain the generated output."
msgstr ""
"全般には、po4a 設定ファイルの名前や位置 (<filename>po4a.config</filename> の"
"ままにしておくのが最善でしょう) や、ドキュメントの PO ファイルがある po ディ"
"レクトリ (通常は <filename>doc/po</filename>)、翻訳を作成する POT ファイルの"
"フルネーム、生成物を出力する BASEDIR、パッケージの manpage をセクション 1 で"
"はなくてセクション 3 に格納するかどうか、生成物を格納するバイナリパッケージ名"
"が含まれます。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><refsect2><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:39
msgid ""
"XML/XSL support includes specifying which of the binary packages use XSL "
"support in the XMLPACKAGES variable, the top level DocBook file to pass to "
"<command>xsltproc</command> and the location of the XML or DocBook files. "
"The XSLFILE can be overridden, if necessary."
msgstr ""
"XML/XSL サポートには、XMLPACKAGES 変数により XSL サポートを使うバイナリパッ"
"ケージの指定や、<command>xsltproc</command> に渡す最上位の DocBook ファイル、"
"XML や DocBook ファイルの位置が含まれます。必要なら XSLFILE を上書きできま"
"す。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><refsect2><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:40
msgid ""
"POD support includes specifying which of the binary packages use POD support "
"in the PODPACKAGES variable and the full name of the POD file."
msgstr ""
"POD サポートには、PODPACKAGES 変数により POD サポートを使うバイナリパッケージ"
"の指定や、POD ファイルのフルネームが含まれます。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><refsect2><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:41
msgid ""
"HTML support specifies the subdirectory to create below BASEDIR for the "
"untranslated and translated HTML content and the DocBook file to generate "
"the HTML. The HTMLXSL file can be overridden, if necessary."
msgstr ""
"HTML サポートでは、BASEDIR 以下に作成する未訳と翻訳済みの HTML 内容のサブディ"
"レクトリや、HTML を生成する DocBook ファイルを指定します。必要なら HTMLXSL を"
"上書きできます。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><title>
#: share/doc/po4a-build.xml:42
msgid "COMMANDS"
msgstr "コマンド"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><variablelist><varlistentry><term>
#: share/doc/po4a-build.xml:43
msgid "<option>--pot-only</option>"
msgstr "<option>--pot-only</option>"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><variablelist><varlistentry><listitem><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:44
msgid ""
"Only updates the POT file(s). <option>--pot-only</option> is intended to "
"support packages including all POT files in the package source. Packages "
"using Autotools can easily add the POT file via EXTRA_DIST but packages just "
"using a Makefile or certain VCS build helpers can find it awkward to add the "
"POT file (which is a generated file) without putting the POT file into the "
"VCS. To avoid this ugly and unnecessary work, <command>po4a-build</command> "
"can update the POT file(s) at the start of the build, so that <command>dpkg-"
"source</command> includes them into the source tarball."
msgstr ""
"POT ファイルの更新のみ行います。<option>--pot-only</option> は、パッケージ"
"ソースにある全 POT ファイルを収録するパッケージをサポートすることを意図してい"
"ます。Autotools を使用したパッケージは、EXTRA_DIST により POT ファイルを簡単"
"に追加できますが、単に Makefile を使用したり、特定の VCS ヘルパーを使用した"
"パッケージは、VCS に POT ファイルを追加せずに (生成した) POT ファイルを追加す"
"るのは厄介であることがわかります。面倒で不要な作業を避けるために、"
"<command>po4a-build</command> はビルド開始時に POT ファイルを更新できるように"
"なっていて、<command>dpkg-source</command> がそれらをソース tarball に収録し"
"ます。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><variablelist><varlistentry><example><title>
#: share/doc/po4a-build.xml:45
msgid "svn-buildpackage example"
msgstr "svn-buildpackage の例"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><variablelist><varlistentry><example><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:46
msgid ""
"<command>svn-buildpackage</command> has explicit support for this kind of "
"addition, using the <option>useNativeDist</option> SVN property and the "
"<option>native-dist</option> Make target."
msgstr ""
"<command>svn-buildpackage</command> は、SVN 属性の <option>useNativeDist</"
"option> や Make ターゲットの <option>native-dist</option> を使用して、この種"
"の追加を明示的にサポートしています。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><variablelist><varlistentry><example><programlisting>
#: share/doc/po4a-build.xml:47
#, no-wrap
msgid ""
"# adds the POT file to the source tarball\n"
"native-dist: Makefile\n"
"\tpo4a-build --pot-only\n"
" "
msgstr ""
"# POT ファイルをソース tarball に追加\n"
"native-dist: Makefile\n"
"\tpo4a-build --pot-only\n"
" "
#. type: Content of: <refentry><refsect1><variablelist><varlistentry><example><programlisting>
#: share/doc/po4a-build.xml:48
#, no-wrap
msgid ""
"$ svn propset useNativeDist 1 debian\n"
" "
msgstr ""
"$ svn propset useNativeDist 1 debian\n"
" "
#. type: Content of: <refentry><refsect1><variablelist><varlistentry><example>
#: share/doc/po4a-build.xml:49
msgid ""
"<placeholder type=\"programlisting\" id=\"0\"/> <placeholder type="
"\"programlisting\" id=\"1\"/>"
msgstr ""
"<placeholder type=\"programlisting\" id=\"0\"/> <placeholder type="
"\"programlisting\" id=\"1\"/>"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><variablelist><varlistentry><term>
#: share/doc/po4a-build.xml:50
msgid "<option>-h</option>|<option>--help</option>"
msgstr "<option>-h</option>|<option>--help</option>"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><variablelist><varlistentry><listitem><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:51 share/doc/po4a-build.xml:53
msgid "print the usage message and exit."
msgstr "使用方法のメッセージを表示して終了します。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><variablelist><varlistentry><term>
#: share/doc/po4a-build.xml:52
msgid "<option>--version</option>"
msgstr "<option>--version</option>"
#. type: =head1
#: share/doc/po4a-build.xml:54 share/doc/po4aman-display-po.xml:15
#: share/doc/po4apod-display-po.xml:13 po4a:20 po4a:93 po4a-gettextize:13
#: po4a-normalize:9 po4a-translate:9 po4a-updatepo:11
msgid "OPTIONS"
msgstr "オプション"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><variablelist><varlistentry><term>
#: share/doc/po4a-build.xml:55
msgid ""
"<option>-f</option>|<option>--file</option><replaceable> FILE</replaceable>"
msgstr ""
"<option>-f</option>|<option>--file</option><replaceable> FILE</replaceable>"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><variablelist><varlistentry><listitem><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:56
msgid ""
"Override the <command>po4a-build</command> default configuration file "
"(<filename>po4a-build.conf</filename>) and supply your own."
msgstr ""
"<command>po4a-build</command> は、デフォルトの設定ファイル (<filename>po4a-"
"build.conf</filename>) の代わりにオプションで指定したファイルを使用します。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><title>
#: share/doc/po4a-build.xml:57
msgid "Author"
msgstr "著者"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:58
msgid ""
"<command>po4a-build</command> was written by Neil Williams "
"<email>codehelp@debian.org</email>."
msgstr ""
"<command>po4a-build</command> は Neil Williams <email>codehelp@debian.org</"
"email> によって書かれました。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><para>
#: share/doc/po4a-build.xml:59
msgid ""
"This manual page was written by Neil Williams <email>codehelp@debian.org</"
"email>"
msgstr ""
"このマニュアルページは Neil Williams <email>codehelp@debian.org</email> に"
"よって書かれました"
#. type: Content of: <refentry><refentryinfo>
#: share/doc/po4aman-display-po.xml:2
msgid "<date>2006-04-08</date>"
msgstr "<date>2006-04-08</date>"
#. type: Content of: <refentry><refmeta><refentrytitle>
#: share/doc/po4aman-display-po.xml:3
msgid "PO4AMAN-DISPLAY-PO"
msgstr "PO4AMAN-DISPLAY-PO"
#. type: Content of: <refentry><refmeta><refmiscinfo>
#: share/doc/po4aman-display-po.xml:5
msgid "2006-04-08"
msgstr "2006-04-08"
#. type: Content of: <refentry><refmeta><refmiscinfo>
#: share/doc/po4aman-display-po.xml:6 share/doc/po4aman-display-po.xml:7
#: share/doc/po4apod-display-po.xml:6 share/doc/po4apod-display-po.xml:7
msgid "Po4a Tools"
msgstr "Po4a Tools"
#. type: Content of: <refentry><refnamediv><refname>
#: share/doc/po4aman-display-po.xml:8
msgid "po4aman-display-po"
msgstr "po4aman-display-po"
#. type: Content of: <refentry><refnamediv><refpurpose>
#: share/doc/po4aman-display-po.xml:9
msgid "display a translated man page according to a PO"
msgstr "PO により翻訳された man ページを表示する"
#. type: Content of: <refentry><refsynopsisdiv><cmdsynopsis>
#: share/doc/po4aman-display-po.xml:10
msgid ""
"<command>po4aman-display-po</command> <arg choice='plain'><option>-p</"
"option> </arg> <arg choice='plain'><replaceable>PO_FILE</replaceable></arg> "
"<arg choice='opt'><arg choice='plain'><option>-m</option> </arg><arg "
"choice='plain'><replaceable>MASTER_FILE</replaceable></arg></arg> <arg "
"choice='opt'><arg choice='plain'><option>-o</option> </arg><arg "
"choice='plain'><replaceable>PO4A_OPT</replaceable></arg></arg>"
msgstr ""
"<command>po4aman-display-po</command> <arg choice='plain'><option>-p</"
"option> </arg> <arg choice='plain'><replaceable>PO_FILE</replaceable></arg> "
"<arg choice='opt'><arg choice='plain'><option>-m</option> </arg><arg "
"choice='plain'><replaceable>MASTER_FILE</replaceable></arg></arg> <arg "
"choice='opt'><arg choice='plain'><option>-o</option> </arg><arg "
"choice='plain'><replaceable>PO4A_OPT</replaceable></arg></arg>"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><para>
#: share/doc/po4aman-display-po.xml:12
msgid ""
"<command>po4aman-display-po</command> can be used by a translator who wants "
"to check how the man page being translated in a PO will be displayed."
msgstr ""
"<command>po4aman-display-po</command> は、PO で翻訳された man ページがどのよ"
"うに表示されるのかを翻訳者が確認するのに使用できます。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><para>
#: share/doc/po4aman-display-po.xml:13
msgid ""
"The manual page must be in one of the formats supported by the po4a's "
"<emphasis remap='I'>man</emphasis> module. The manual page can be provided "
"on the command line, or installed on the system."
msgstr ""
"マニュアルページは、po4a の <emphasis remap='I'>man</emphasis> モジュールでサ"
"ポートされたフォーマットのどれかでなければなりません。マニュアルページは、コ"
"マンドライン上で指定したものか、システムにインストールされているものが提供さ"
"れます。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><para>
#: share/doc/po4aman-display-po.xml:14
msgid ""
"Manual pages generated from other formats, like DocBook or POD, are not "
"supported. See <citerefentry><refentrytitle>po4apod-display-po</"
"refentrytitle><manvolnum>1</manvolnum></citerefentry> for an equivalent "
"supporting <emphasis remap='I'>POD</emphasis> documents."
msgstr ""
"DocBook や POD など、ほかのフォーマットから生成したマニュアルページはサポート"
"していません。同じように <emphasis remap='I'>POD</emphasis> ドキュメントをサ"
"ポートする <citerefentry><refentrytitle>po4apod-display-po</"
"refentrytitle><manvolnum>1</manvolnum></citerefentry> を参照してください。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><variablelist><varlistentry><term>
#: share/doc/po4aman-display-po.xml:16 share/doc/po4apod-display-po.xml:14
msgid "<option>-p </option><replaceable>PO_FILE</replaceable>"
msgstr "<option>-p </option><replaceable>PO_FILE</replaceable>"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><variablelist><varlistentry><listitem><para>
#: share/doc/po4aman-display-po.xml:17 share/doc/po4apod-display-po.xml:15
msgid "The PO file containing the translations."
msgstr "翻訳を収録している PO ファイル。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><variablelist><varlistentry><term>
#: share/doc/po4aman-display-po.xml:18
msgid "<option>-m </option><replaceable>MASTER_FILE</replaceable>"
msgstr "<option>-m </option><replaceable>MASTER_FILE</replaceable>"
#. .br
#. type: Content of: <refentry><refsect1><variablelist><varlistentry><listitem><para>
#: share/doc/po4aman-display-po.xml:19
msgid ""
"The original man page. It can be the absolute or relative path to the "
"original man page (gzipped or not), the name the man page or the name and "
"section of the man page (using the man.section format). When the master "
"document is not provided with the <option>-m</option> option, "
"<command>po4aman-display-po</command> tries to find the original man page "
"based on the line reference of the first string in the PO."
msgstr ""
"オリジナルの man ページです。オリジナル man ページ (gzip 圧縮または非圧縮) へ"
"の絶対パスか相対パスを指定し、man ページの名前か、man ページの名前とセクショ"
"ン (man.section 形式を使用) で指定します。マスタードキュメントが <option>-m</"
"option> オプションで与えられない場合、<command>po4aman-display-po</command> "
"は PO の最初の文字列の行参照からオリジナルの man ページを探そうとします。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><variablelist><varlistentry><term>
#: share/doc/po4aman-display-po.xml:20 share/doc/po4apod-display-po.xml:18
msgid "<option>-o </option><replaceable>PO4A_OPT</replaceable>"
msgstr "<option>-o </option><replaceable>PO4A_OPT</replaceable>"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><variablelist><varlistentry><listitem><para>
#: share/doc/po4aman-display-po.xml:21 share/doc/po4apod-display-po.xml:19
msgid ""
"Some options to pass to <citerefentry><refentrytitle>po4a-translate</"
"refentrytitle><manvolnum>1</manvolnum></citerefentry>."
msgstr ""
"<citerefentry><refentrytitle>po4a-translate</refentrytitle><manvolnum>1</"
"manvolnum></citerefentry> に渡すオプション。"
#. type: =head1
#: share/doc/po4aman-display-po.xml:22 share/doc/po4apod-display-po.xml:20
#: po4a:23 po4a:178 po4a-gettextize:46 po4a-normalize:25 po4a-translate:47
#: po4a-updatepo:49 scripts/msguntypot:29 lib/Locale/Po4a/Chooser.pm:7
#: lib/Locale/Po4a/Dia.pm:12 lib/Locale/Po4a/Docbook.pm:10
#: lib/Locale/Po4a/Guide.pm:10 lib/Locale/Po4a/Halibut.pm:14
#: lib/Locale/Po4a/Ini.pm:8 lib/Locale/Po4a/KernelHelp.pm:7
#: lib/Locale/Po4a/LaTeX.pm:8 lib/Locale/Po4a/Man.pm:107
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:36 lib/Locale/Po4a/TeX.pm:115
#: lib/Locale/Po4a/Texinfo.pm:9 lib/Locale/Po4a/Xhtml.pm:15
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:155
msgid "SEE ALSO"
msgstr "関連項目"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><para>
#: share/doc/po4aman-display-po.xml:23
msgid ""
"<citerefentry> <refentrytitle>po4apod-display-po</"
"refentrytitle><manvolnum>1</manvolnum> </citerefentry>"
msgstr ""
"<citerefentry> <refentrytitle>po4apod-display-po</"
"refentrytitle><manvolnum>1</manvolnum> </citerefentry>"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><title>
#: share/doc/po4aman-display-po.xml:24 share/doc/po4apod-display-po.xml:22
msgid "AUTHOR"
msgstr "著者"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><para>
#: share/doc/po4aman-display-po.xml:25
msgid "Thomas Huriaux"
msgstr "Thomas Huriaux"
#. type: Content of: <refentry><refentryinfo>
#: share/doc/po4apod-display-po.xml:2
msgid "<date>2009-03-16</date>"
msgstr "<date>2009-03-16</date>"
#. type: Content of: <refentry><refmeta><refentrytitle>
#: share/doc/po4apod-display-po.xml:3
msgid "PO4APOD-DISPLAY-PO"
msgstr "PO4APOD-DISPLAY-PO"
#. type: Content of: <refentry><refmeta><refmiscinfo>
#: share/doc/po4apod-display-po.xml:5
msgid "2009-03-16"
msgstr "2009-03-16"
#. type: Content of: <refentry><refnamediv><refname>
#: share/doc/po4apod-display-po.xml:8
msgid "po4apod-display-po"
msgstr "po4apod-display-po"
#. type: Content of: <refentry><refnamediv><refpurpose>
#: share/doc/po4apod-display-po.xml:9
msgid "man display of a translated POD file according to a PO"
msgstr "PO により翻訳済みの POD ファイルの man ページを表示"
#. type: Content of: <refentry><refsynopsisdiv><cmdsynopsis>
#: share/doc/po4apod-display-po.xml:10
msgid ""
"<command>po4apod-display-po</command> <arg choice='plain'><option>-p </"
"option></arg> <arg choice='plain'><replaceable>PO_FILE</replaceable></arg> "
"<arg choice='plain'><option>-m </option></arg> <arg "
"choice='plain'><replaceable>POD_FILE</replaceable></arg> <arg "
"choice='opt'><arg choice='plain'><option>-o </option></arg><arg "
"choice='plain'><replaceable>PO4A_OPT</replaceable></arg></arg>"
msgstr ""
"<command>po4apod-display-po</command> <arg choice='plain'><option>-p </"
"option></arg> <arg choice='plain'><replaceable>PO_FILE</replaceable></arg> "
"<arg choice='plain'><option>-m </option></arg> <arg "
"choice='plain'><replaceable>POD_FILE</replaceable></arg> <arg "
"choice='opt'><arg choice='plain'><option>-o </option></arg><arg "
"choice='plain'><replaceable>PO4A_OPT</replaceable></arg></arg>"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><para>
#: share/doc/po4apod-display-po.xml:12
msgid ""
"<command>po4apod-display-po</command> can be used by a translator who wants "
"to check how the man page, generated from a POD file, being translated in a "
"PO will be displayed. Generally, POD file is only available in source "
"package or embedded in Perl script."
msgstr ""
"<command>po4apod-display-po</command> は、PO で翻訳し、POD ファイルから生成し"
"た man ページがどのように表示されるかを翻訳者が確認するのに使用できます。一般"
"的に、POD ファイルはソースパッケージや Perl スクリプト内部に埋め込まれていま"
"す。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><variablelist><varlistentry><term>
#: share/doc/po4apod-display-po.xml:16
msgid "<option>-m </option><replaceable>POD_FILE</replaceable>"
msgstr "<option>-m </option><replaceable>POD_FILE</replaceable>"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><variablelist><varlistentry><listitem><para>
#: share/doc/po4apod-display-po.xml:17
msgid "The original POD file used by po4a to generate PO file."
msgstr "po4a が PO ファイルを生成するのに使用するオリジナル POD ファイルです。"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><para>
#: share/doc/po4apod-display-po.xml:21
msgid ""
"<citerefentry> <refentrytitle>po4aman-display-po</"
"refentrytitle><manvolnum>1</manvolnum> </citerefentry>"
msgstr ""
"<citerefentry> <refentrytitle>po4aman-display-po</"
"refentrytitle><manvolnum>1</manvolnum> </citerefentry>"
#. type: Content of: <refentry><refsect1><para>
#: share/doc/po4apod-display-po.xml:23
msgid "Florentin Duneau"
msgstr "Florentin Duneau"
#. type: =head1
#: po4a:1 po4a-gettextize:1 po4a-normalize:1 po4a-translate:1 po4a-updatepo:1
#: scripts/msguntypot:1 doc/po4a-build.conf.5.pod:1 doc/po4a.7.pod:1
#: doc/po4a-runtime.7.pod:1 lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:1
#: lib/Locale/Po4a/BibTeX.pm:1 lib/Locale/Po4a/Chooser.pm:1
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:1 lib/Locale/Po4a/Dia.pm:1
#: lib/Locale/Po4a/Docbook.pm:1 lib/Locale/Po4a/Guide.pm:1
#: lib/Locale/Po4a/Halibut.pm:1 lib/Locale/Po4a/Ini.pm:1
#: lib/Locale/Po4a/KernelHelp.pm:1 lib/Locale/Po4a/LaTeX.pm:1
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:1 lib/Locale/Po4a/Po.pm:1 lib/Locale/Po4a/Pod.pm:1
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:1 lib/Locale/Po4a/TeX.pm:1
#: lib/Locale/Po4a/Texinfo.pm:1 lib/Locale/Po4a/Text.pm:1
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:1 lib/Locale/Po4a/Wml.pm:1
#: lib/Locale/Po4a/Xhtml.pm:1 lib/Locale/Po4a/Xml.pm:1
msgid "NAME"
msgstr "名前"
#. type: textblock
#: po4a:2
msgid "po4a - update both the PO files and translated documents in one shot"
msgstr "po4a - PO ファイルと翻訳済みドキュメントの両方を一括更新"
#. type: =head1
#: po4a:3 po4a-gettextize:3 po4a-normalize:3 po4a-translate:3 po4a-updatepo:3
#: scripts/msguntypot:3 lib/Locale/Po4a/Po.pm:3 lib/Locale/Po4a/Pod.pm:3
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:24
msgid "SYNOPSIS"
msgstr "書式"
#. type: textblock
#: po4a:4
msgid "B<po4a> [I<options>] I<config_file>"
msgstr "B<po4a> [I<options>] I<config_file>"
#. type: textblock
#: po4a:6 po4a-gettextize:7 po4a-normalize:6 po4a-translate:7 po4a-updatepo:7
#: doc/po4a.7.pod:4 lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:4 lib/Locale/Po4a/BibTeX.pm:4
#: lib/Locale/Po4a/Dia.pm:4 lib/Locale/Po4a/Docbook.pm:4
#: lib/Locale/Po4a/Guide.pm:4 lib/Locale/Po4a/Halibut.pm:4
#: lib/Locale/Po4a/LaTeX.pm:4 lib/Locale/Po4a/Man.pm:4
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:4 lib/Locale/Po4a/TeX.pm:4
#: lib/Locale/Po4a/Texinfo.pm:4 lib/Locale/Po4a/Text.pm:4
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:4 lib/Locale/Po4a/Wml.pm:4
#: lib/Locale/Po4a/Xhtml.pm:4 lib/Locale/Po4a/Xml.pm:4
msgid ""
"The po4a (PO for anything) project goal is to ease translations (and more "
"interestingly, the maintenance of translations) using gettext tools on areas "
"where they were not expected like documentation."
msgstr ""
"po4a (PO for anything) プロジェクトは、gettext ツールが想定していないドキュメ"
"ントのような領域で翻訳をしやすくすること (またより興味深いのは、翻訳文の保守"
"がしやすくなること) を目標にしています。"
#. type: textblock
#: po4a:7
msgid ""
"The B<po4a> program is useful if you want to avoid calling L<po4a-"
"gettextize(1)>, L<po4a-updatepo(1)>, and L<po4a-translate(1)> in complex "
"Makefiles when you have multiple files to translate, different format, or "
"need to specify different options for different documents."
msgstr ""
"B<po4a> プログラムは、翻訳対象が複数だったり、フォーマットが異なったり、ド"
"キュメントごとに異なるオプションを指定する必要がある場合に、L<po4a-"
"gettextize(1)>, L<po4a-updatepo(1)>, L<po4a-translate(1)> を複雑な Makefile "
"で呼ばなくてすむようになります。"
#. type: =head1
#: po4a:8 doc/po4a.7.pod:5
msgid "Table of content"
msgstr "目次"
#. type: textblock
#: po4a:9 doc/po4a.7.pod:6
msgid "This document is organized as follow:"
msgstr "このドキュメントは以下のような構成となっています:"
#. type: =head1
#: po4a:11 po4a:26
msgid "INTRODUCTION"
msgstr "概要"
#. type: =head1
#: po4a:12 po4a:33
msgid "CONFIGURATION FILE SYNTAX"
msgstr "設定ファイルの書式"
#. type: =head2
#: po4a:13 po4a:36
msgid "Specifying the template languages"
msgstr "テンプレート言語の指定"
#. type: =head2
#: po4a:14 po4a:41
msgid "Specifying the paths to translator inputs"
msgstr "翻訳者入力ファイルのパス指定"
#. type: =head2
#: po4a:15 po4a:51
msgid "Autodetection of the paths and languages"
msgstr "パスや言語の自動検出"
#. type: =head2
#: po4a:16 po4a:56
msgid "Specifying the documents to translate"
msgstr "翻訳するドキュメントの指定"
#. type: =head2
#: po4a:17 po4a:73
msgid "Specifying options for the modules"
msgstr "モジュールオプションの指定"
#. type: =head2
#: po4a:18 po4a:80
msgid "Specifying aliases"
msgstr "エイリアスの指定"
#. type: =head2
#: po4a:19 po4a:87
msgid "Split mode"
msgstr "分割モード"
#. type: =head2
#: po4a:21 po4a:160
msgid "EXAMPLE"
msgstr "例"
#. type: =head1
#: po4a:22 po4a:175
msgid "SHORTCOMINGS"
msgstr "欠点"
#. type: =head1
#: po4a:24 po4a:180 po4a-gettextize:48 po4a-normalize:27 po4a-translate:49
#: po4a-updatepo:51 scripts/msguntypot:32 doc/po4a-build.conf.5.pod:103
#: doc/po4a.7.pod:275 doc/po4a-runtime.7.pod:43 lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:32
#: lib/Locale/Po4a/BibTeX.pm:11 lib/Locale/Po4a/Chooser.pm:12
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:28 lib/Locale/Po4a/Dia.pm:14
#: lib/Locale/Po4a/Docbook.pm:12 lib/Locale/Po4a/Guide.pm:12
#: lib/Locale/Po4a/Halibut.pm:16 lib/Locale/Po4a/Ini.pm:10
#: lib/Locale/Po4a/KernelHelp.pm:9 lib/Locale/Po4a/LaTeX.pm:10
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:109 lib/Locale/Po4a/Po.pm:95
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:38 lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:52
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:117 lib/Locale/Po4a/Texinfo.pm:11
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:34 lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:150
#: lib/Locale/Po4a/Wml.pm:11 lib/Locale/Po4a/Xhtml.pm:17
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:157
msgid "AUTHORS"
msgstr "著者"
#. type: =head1
#: po4a:25 po4a:182 po4a-gettextize:50 po4a-normalize:29 po4a-translate:51
#: po4a-updatepo:53 scripts/msguntypot:34 lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:34
#: lib/Locale/Po4a/BibTeX.pm:13 lib/Locale/Po4a/Chooser.pm:14
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:30 lib/Locale/Po4a/Dia.pm:16
#: lib/Locale/Po4a/Docbook.pm:14 lib/Locale/Po4a/Guide.pm:14
#: lib/Locale/Po4a/Halibut.pm:18 lib/Locale/Po4a/Ini.pm:12
#: lib/Locale/Po4a/KernelHelp.pm:11 lib/Locale/Po4a/LaTeX.pm:12
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:111 lib/Locale/Po4a/Pod.pm:40
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:57 lib/Locale/Po4a/TeX.pm:119
#: lib/Locale/Po4a/Texinfo.pm:13 lib/Locale/Po4a/Text.pm:36
#: lib/Locale/Po4a/Wml.pm:13 lib/Locale/Po4a/Xhtml.pm:19
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:159
msgid "COPYRIGHT AND LICENSE"
msgstr "著作権とライセンス"
#. type: textblock
#: po4a:27
msgid ""
"The B<po4a> program is in charge of updating both the PO files (to sync them "
"to the original documents) and the translated documents (to sync them to the "
"PO files). The main point is to make the use of po4a easier without having "
"to remember of the command line options."
msgstr ""
"B<po4a> プログラムは、(オリジナルドキュメントと同期を取る) PO ファイルと (PO "
"ファイルと同期を取る) 翻訳済みドキュメントの双方の更新を担当しています。主な"
"目的は、コマンドラインオプションを覚えておかなくても簡単に po4a を使用できる"
"ようにすることです。"
#. type: textblock
#: po4a:28
msgid ""
"It also allows you to mix documents having different formats into the same "
"POT file so that you can have only one such file per project."
msgstr ""
"また、異なるフォーマットが混在したドキュメントを同じ POT ファイルにでき、プロ"
"ジェクトごとに一つのファイルで管理できます。"
#. type: textblock
#: po4a:29
msgid ""
"This behaviour can be mimicked by the other tools of the po4a suite (for "
"example with Makefiles), but it is rather difficult to do, and exhausting to "
"redo the same complicated Makefiles for each project using po4a."
msgstr ""
"こういったことは、po4a スイートのほかのツールを (例えば Makefile とともに) 用"
"いても同様にできますが、少々難しくなります。po4a を使用しているプロジェクトご"
"とに、そのような複雑な Makefile を何度も作成するのは大変です。"
#. type: textblock
#: po4a:30
msgid ""
"The dataflow can be summarized as follow. Any changes to the master document "
"will be reflected in the PO files, and all changes to the PO files (either "
"manual or caused by previous step) will be reflected in translation "
"documents."
msgstr ""
"以下にデータフローをまとめました。マスタードキュメントの変更を PO ファイルに"
"反映し、PO ファイルの変更を (手での修正でも前述のステップでも) 翻訳済みドキュ"
"メントに反映します。"
#. type: verbatim
#: po4a:31
#, no-wrap
msgid ""
" master document --> PO files --> translations\n"
"\n"
msgstr ""
" マスタードキュメント --> PO ファイル --> 翻訳\n"
"\n"
#. type: textblock
#: po4a:32
msgid ""
"The dataflow cannot be inversed in this tool, and changes in translations "
"are overwritten by the content of the PO files. As a matter of fact, this "
"tool cannot be used to convert existing translations to the po4a system. For "
"that task, please refer to L<po4a-gettextize(1)>."
msgstr ""
"このツールでは、データフローを逆にはできません。また、翻訳ファイルに対して変"
"更しても、PO ファイルの内容で上書きされます。つまり、実のところ、このツールで"
"は既存の翻訳を po4a システムに変換できないのです。このような用途には、L<po4a-"
"gettextize(1)> を参照してください。"
#. type: textblock
#: po4a:34
msgid ""
"The (mandatory) argument is the path to the configuration file to use. Its "
"syntax aims at being simple and close to the configuration files used by the "
"intl-tools projects."
msgstr ""
"(必須の) 引数は、使用する設定ファイルのパスです。この文法は単純であることを目"
"指しており、intl-tools プロジェクトで使う設定ファイルに似ています。"
#. type: textblock
#: po4a:35
msgid ""
"Comments in this files are noted by the char '#'. It comments everything "
"until the end of the line. Lines can be continued by escaping the end of "
"line. All non blank lines must begin with a [] command, followed by its "
"arguments. (sound difficult said that way, but it is rather easy, I hope ;)"
msgstr ""
"このファイルでは、'#' に続けてコメントを記述でき、行末までをすべてコメントに"
"します。行末をエスケープして、行をつなげることもできます。空行でない行は [] "
"コマンドで始め、引数が続かなければなりません (こういうと難しく聞こえますが、"
"思ったより簡単だと思います ;) )。"
#. type: textblock
#: po4a:37 po4a:42
msgid ""
"B<Note:> It is recommended to use B<[po_directory]> rather than "
"B<[po4a_langs]> and B<[po4a_paths]>. See section B<Autodetection of the "
"paths and languages> below."
msgstr ""
"B<注意:> B<[po4a_langs]> と B<[po4a_paths]> よりも B<[po_directory]> の使用を"
"お勧めします。後述する B<パスや言語の自動検出> を参照してください。"
#. type: textblock
#: po4a:38
msgid ""
"This is an optional command that can simplify the whole config file, and "
"will make it more scalable. You have to specify a list of the languages in "
"which you want to translate the documents. This is as simple as:"
msgstr ""
"これは設定ファイル全体を単純にし、より柔軟にするオプションコマンドです。ド"
"キュメントを翻訳したい言語のリストを指定しなければなりません。これは、以下の"
"ように単純です:"
#. type: verbatim
#: po4a:39
#, no-wrap
msgid ""
" [po4a_langs] fr de\n"
"\n"
msgstr ""
" [po4a_langs] fr de\n"
"\n"
#. type: textblock
#: po4a:40
msgid ""
"This will enable you to expand B<$lang> to all the specified languages in "
"the rest of the config file."
msgstr ""
"設定ファイルの残りの部分で B<$lang> を指定した言語に展開するようになります。"
#. type: textblock
#: po4a:43
msgid ""
"First, you have to specify where the translator input files (i.e. the files "
"used by translators to do their job) are located. It can be done by such a "
"line:"
msgstr ""
"まず、翻訳者入力ファイル (翻訳者が自分の作業に使用するファイル) の位置を指定"
"する必要があります。以下のような行で行います:"
#. type: verbatim
#: po4a:44
#, no-wrap
msgid ""
" [po4a_paths] doc/l10n/project.doc.pot \\\n"
" fr:doc/l10n/fr.po de:doc/l10n/de.po\n"
"\n"
msgstr ""
" [po4a_paths] doc/l10n/project.doc.pot \\\n"
" fr:doc/l10n/fr.po de:doc/l10n/de.po\n"
"\n"
#. type: textblock
#: po4a:45
msgid ""
"The command is thus B<[po4a_paths]>. The first argument is the path to the "
"POT file to use. All subsequent arguments are of the self-explanatory form:"
msgstr ""
"コマンドは、したがって B<[po4a_paths]> です。第一引数は、使用する POT ファイ"
"ルのパスです。以降の引数はすべて自明の形式です:"
#. type: verbatim
#: po4a:46
#, no-wrap
msgid ""
" <lang>:<path to the PO file for this lang>\n"
"\n"
msgstr ""
" <言語>:<この言語の PO ファイルへのパス>\n"
"\n"
#. type: textblock
#: po4a:47 po4a:69
msgid ""
"If you've defined the template languages, you can rewrite the line above "
"this way:"
msgstr ""
"テンプレート言語を定義していれば、前述の行は以下のようにも書き直せます:"
#. type: verbatim
#: po4a:48
#, no-wrap
msgid ""
" [po4a_paths] doc/l10n/project.doc.pot $lang:doc/l10n/$lang.po\n"
"\n"
msgstr ""
" [po4a_paths] doc/l10n/project.doc.pot $lang:doc/l10n/$lang.po\n"
"\n"
#. type: textblock
#: po4a:49
msgid ""
"You can also use B<$master> to refer to the document filename. In this case, "
"B<po4a> will use a split mode: one POT and one PO (for each language) will "
"be created for each document specified in the B<po4a> configuration file. "
"See the B<Split mode> section."
msgstr ""
"ドキュメントのファイル名を参照するのに B<$master> も使用できます。この場合、"
"B<po4a> は分割モードとなり、B<po4a> の設定ファイルで指定した各ドキュメントに"
"ついて、POT ファイルと (言語ごとの) PO ファイルを一つずつ作成します。B<分割"
"モード> 節を参照してください。"
#. type: verbatim
#: po4a:50
#, no-wrap
msgid ""
" [po4a_paths] doc/$master/$master.pot $lang:doc/$master/$lang.po\n"
"\n"
msgstr ""
" [po4a_paths] doc/$master/$master.pot $lang:doc/$master/$lang.po\n"
"\n"
#. type: textblock
#: po4a:52
msgid ""
"Another command can be used to specify the name of a directory where the PO "
"and POT files are located. When it is used, B<po4a> will detect the POT "
"file as the only F<*.pot> file from the specified directory. B<po4a> will "
"also use the list of F<*.po> files to define the list of languages (by "
"stripping out the extension). These languages will be used for the "
"substitution of the B<$lang> variable in the rest of the configuration file."
msgstr ""
"PO ファイルや POT ファイルの位置をディレクトリの名前で指定するために使用する"
"別のコマンドがあります。これを使用すると、B<po4a> は、指定したディレクトリに"
"ある F<*.pot> ファイルのみを POT ファイルとして検出します。また B<po4a> は、"
"F<*.po> ファイルのリストを言語のリストとして (拡張子を除いて) 定義します。こ"
"の言語は、設定ファイルの残りの部分で B<$lang> 変数を置換するのに使用されま"
"す。"
#. type: textblock
#: po4a:53
msgid ""
"This command should not be used together with the B<[po4a_langs]> or "
"B<[po4a_paths]> commands."
msgstr ""
"このコマンドは、B<[po4a_langs]> コマンドや B<[po4a_paths]> コマンドと同時に使"
"用するべきではありません。"
#. type: textblock
#: po4a:54
msgid ""
"When using this command, you have to create an empty POT file on the first "
"invocation of B<po4a> to let it know the name of the POT file."
msgstr ""
"このコマンドを使用する際、POT ファイルの名前を知らせるため、B<po4a> の初回起"
"動時に空の POT ファイルを作る必要があります。"
#. type: verbatim
#: po4a:55
#, no-wrap
msgid ""
" [po_directory] po4a/po/\n"
"\n"
msgstr ""
" [po_directory] po4a/po/\n"
"\n"
#. type: textblock
#: po4a:57
msgid ""
"You now naturally have to specify which documents are translated, their "
"format, and where to put the translations. It can be made by such lines:"
msgstr ""
"さて、当たり前ですが、翻訳対象のドキュメントやそのフォーマット、翻訳の置き場"
"所を指定しなければなりません。以下の行のように指定できます:"
#. type: verbatim
#: po4a:58
#, no-wrap
msgid ""
" [type: sgml] doc/my_stuff.sgml fr:doc/fr/mon_truc.sgml \\\n"
" de:doc/de/mein_kram.sgml\n"
" [type: pod] script fr:doc/fr/script.1 de:doc/de/script.1 \\\n"
" add_fr:doc/l10n/script.fr.add\n"
"\n"
msgstr ""
" [type: sgml] doc/my_stuff.sgml fr:doc/fr/mon_truc.sgml \\\n"
" de:doc/de/mein_kram.sgml\n"
" [type: pod] script fr:doc/fr/script.1 de:doc/de/script.1 \\\n"
" add_fr:doc/l10n/script.fr.add\n"
"\n"
#. type: textblock
#: po4a:59
msgid ""
"This should be rather self-explanatory also. Note that in the second case, "
"F<doc/l10n/script.fr.add> is an addendum to add to the French version of "
"this document. Please refer to L<po4a(7)> for more information about the "
"addenda."
msgstr ""
"これもまたかなり自己説明的だと思います。二番目のケースでは、F<doc/l10n/"
"script.fr.add> は、このドキュメントのフランス語版に追加する追加内容です。追加"
"内容についての詳細情報は L<po4a(7)> を参照してください。"
#. type: textblock
#: po4a:60
msgid "More formally, the format is:"
msgstr "もっと形式張って言うと、フォーマットは以下のようになります:"
#. type: verbatim
#: po4a:61
#, no-wrap
msgid ""
" [type: <format>] <master_doc> (<lang>:<localized_doc>)* \\\n"
" (add_<lang>:<modifier>*<addendum_path>)*\n"
"\n"
msgstr ""
" [type: <format>] <master_doc> (<lang>:<localized_doc>)* \\\n"
" (add_<lang>:<modifier>*<addendum_path>)*\n"
"\n"
#. type: textblock
#: po4a:62
msgid ""
"If there is no modifier, I<addendum_path> is a path to an addendum. "
"Modifiers are"
msgstr ""
"修飾子がない場合、I<addendum_path> は追加内容へのパスになります。修飾子は以下"
"になります。"
#. type: =item
#: po4a:63
msgid "B<?>"
msgstr "B<?>"
#. type: textblock
#: po4a:64
msgid "Include I<addendum_path> if this file does exist, otherwise do nothing."
msgstr ""
"ファイルが存在する場合 I<addendum_path> を含めます。なければ何もしません。"
#. type: =item
#: po4a:65
msgid "B<@>"
msgstr "B<@>"
#. type: textblock
#: po4a:66
msgid ""
"I<addendum_path> is not a regular addendum but a file containg a list of "
"addenda, one by line. Each addendum may be preceded by modifiers."
msgstr ""
"I<addendum_path> は通常の追加内容ファイルではなく、追加内容ファイルのリスト "
"(1 行 1 ファイル) です。各追加内容ファイルの前に修飾子を追加できます。"
#. type: =item
#: po4a:67
msgid "B<!>"
msgstr "B<!>"
#. type: textblock
#: po4a:68
msgid ""
"I<addendum_path> is discarded, it is not loaded and will not be loaded by "
"any further addendum specification."
msgstr ""
"I<addendum_path> は読み込まれません。また、その他の追加内容で読み込まれるよう"
"に指定してあっても読み込まれません。"
#. type: verbatim
#: po4a:70
#, no-wrap
msgid ""
" [type: pod] script $lang:doc/$lang/script.1 \\\n"
" add_fr:doc/l10n/script.fr.add\n"
"\n"
msgstr ""
" [type: pod] script $lang:doc/$lang/script.1 \\\n"
" add_fr:doc/l10n/script.fr.add\n"
"\n"
#. type: textblock
#: po4a:71
msgid ""
"If all the languages had addenda with similar paths, you could also write "
"something like:"
msgstr ""
"すべての言語が同様のパスで追加内容を持っていた場合、以下のようにも書くことが"
"できます:"
#. type: verbatim
#: po4a:72
#, no-wrap
msgid ""
" [type: pod] script $lang:doc/$lang/script.1 \\\n"
" add_$lang:doc/l10n/script.$lang.add\n"
"\n"
msgstr ""
" [type: pod] script $lang:doc/$lang/script.1 \\\n"
" add_$lang:doc/l10n/script.$lang.add\n"
"\n"
#. type: textblock
#: po4a:74
msgid ""
"B<po4a> accepts options that will be passed to the module. These options are "
"module specific and are specified with the B<-o> switch."
msgstr ""
"B<po4a> はモジュールに渡すオプションを受け付けます。渡すオプションはモジュー"
"ル固有で、B<-o> スイッチにより指定されます。"
#. type: textblock
#: po4a:75
msgid ""
"If you need a specific option for one of the document you want to translate, "
"you can also specify it in the configuration file. Options are introduced by "
"the B<opt> keyword. The argument of the B<opt> keyword must be quoted with "
"double quotes if it contains a space (e.g. if you specify multiple options, "
"or an option with an argument). You can also specify options that will only "
"apply to a specific language by using the B<opt_>I<lang> keyword."
msgstr ""
"翻訳したいドキュメントの一つに特定のオプションが必要な場合、設定ファイルで指"
"定することもできます。オプションは B<opt> キーワードで表します。B<opt> キー"
"ワードの引数は、空白を含む場合 (複数のオプションを指定する場合や、引数を取る"
"オプションの場合など)、ダブルクォートで囲まなければなりません。"
"B<opt_>I<lang> キーワードを使用して、特定の言語だけにオプションを指定すること"
"もできます。"
#. type: verbatim
#: po4a:76
#, no-wrap
msgid ""
"Here is an example:\n"
" [type:man] data-05/test2_man.1 $lang:tmp/test2_man.$lang.1 \\\n"
" opt:\"-k 75\" opt_it:\"-L UTF-8\" opt_fr:-v\n"
"\n"
msgstr ""
"例を示します:\n"
" [type:man] data-05/test2_man.1 $lang:tmp/test2_man.$lang.1 \\\n"
" opt:\"-k 75\" opt_it:\"-L UTF-8\" opt_fr:-v\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: po4a:77
#, no-wrap
msgid ""
"Arguments may contain spaces if you use single quotes or escaped double\n"
"quotes:\n"
" [po4a_alias:man] man opt:\"-o \\\"mdoc=NAME,SEE ALSO\\\" -k 20\"\n"
"\n"
msgstr ""
"シングルクォートまたはエスケープしたダブルクォートを使うと、引数に\n"
"空白を含めることができます:\n"
" [po4a_alias:man] man opt:\"-o \\\"mdoc=NAME,SEE ALSO\\\" -k 20\"\n"
"\n"
#. type: textblock
#: po4a:78
msgid ""
"If you want to specify the same options for many documents, you may want to "
"use an alias (see the B<Specifying aliases> section below)."
msgstr ""
"たくさんのドキュメントで同じオプションを指定したい場合は、エイリアスを利用で"
"きます (以下の B<エイリアスの指定> 節を参照してください)。"
#. type: verbatim
#: po4a:79
#, no-wrap
msgid ""
"You can also set options for all the documents specified in the\n"
"configuration file:\n"
" [options] opt:\"...\" opt_fr:\"...\"\n"
"\n"
msgstr ""
"設定ファイルの中で、すべてのドキュメントに対するオプションの指定も\n"
"できます:\n"
" [options] opt:\"...\" opt_fr:\"...\"\n"
"\n"
#. type: textblock
#: po4a:81
msgid ""
"If you must specify the same options for multiple files, you may be "
"interested in defining a module alias. This can be done this way:"
msgstr ""
"複数のファイルに同じオプションを指定しなければならない場合は、モジュールエイ"
"リアスを定義すると便利です。以下のようにしてください:"
#. type: verbatim
#: po4a:82
#, no-wrap
msgid ""
" [po4a_alias:test] man opt:\"-k 21\" opt_es:\"-o debug=splitargs\"\n"
"\n"
msgstr ""
" [po4a_alias:test] man opt:\"-k 21\" opt_es:\"-o debug=splitargs\"\n"
"\n"
#. type: textblock
#: po4a:83
msgid ""
"This defines a module alias named B<test>, based on the B<man> module, with "
"the B<-k 21> applied to all the languages and with B<-o debug=splitargs> "
"applied to the Spanish translation."
msgstr ""
"この例では B<man> モジュールを元にした B<test> というモジュールエイリアスを定"
"義し、全言語に B<-k 21> を適用し、スペイン語の翻訳には B<-o debug=splitargs> "
"を適用します。"
#. type: textblock
#: po4a:84
msgid "This module alias can then be use like a regular module:"
msgstr "定義したモジュールエイリアスは、通常のモジュールと同様に使用できます:"
#. type: verbatim
#: po4a:85
#, no-wrap
msgid ""
" [type:test] data-05/test2_man.1 $lang:tmp/test2_man.$lang.1 \\\n"
" opt_it:\"-L UTF-8\" opt_fr:-v\n"
"\n"
msgstr ""
" [type:test] data-05/test2_man.1 $lang:tmp/test2_man.$lang.1 \\\n"
" opt_it:\"-L UTF-8\" opt_fr:-v\n"
"\n"
#. type: textblock
#: po4a:86
msgid "Note that you can specify additional options on a per file basis."
msgstr "ファイルごとの追加オプションも指定できることに注意してください。"
#. type: textblock
#: po4a:88
msgid ""
"The split mode is used when B<$master> is used in the B<[po4a_paths]> line."
msgstr "B<[po4a_paths]> 行に B<$master> を使うと分割モードになります。"
#. type: textblock
#: po4a:89
msgid ""
"When the split mode is used, a temporary big POT and temporary big POs are "
"used. This permits to share the translations between all the POs."
msgstr ""
"分割モードを使用する際、一時的に大きな POT ファイルと大きな PO ファイルを使用"
"します。これにより、すべての PO 間で翻訳を共有できます。"
#. type: textblock
#: po4a:90
msgid ""
"If two POs have different translations for the same string, B<po4a> will "
"mark this string as fuzzy and will submit both translations in all the POs "
"which contain this string. Then, when a translator updates the translation "
"and removes the fuzzy tag in one PO, the translation of this string will be "
"updated in every POs automatically."
msgstr ""
"二つの PO で同じ文字列に対して異なる翻訳がされている場合、B<po4a> はその文字"
"列を fuzzy としてマークし、その文字列を持つすべての PO に両方の訳を出力しま"
"す。その場合、翻訳者は訳を更新し、一つの PO から fuzzy タグを取り除くと、この"
"文字列の訳はすべての PO で自動的に更新されます。"
#. type: textblock
#: po4a:91
msgid ""
"If there are name conflicts because several files have the same filename, "
"the name of the master file can be specified by adding a C<master:"
"file=>I<name> option:"
msgstr ""
"同一のファイル名が存在するため競合を起こす場合、次のように C<master:"
"file=>I<name> オプションを追加してマスターファイル名を指定できます:"
#. type: verbatim
#: po4a:92
#, no-wrap
msgid ""
" [po4a_langs] de fr ja\n"
" [po4a_paths] l10n/po/$master.pot $lang:l10n/po/$master.$lang.po\n"
" [type: xml] foo/gui.xml $lang:foo/gui.$lang.xml master:file=foo-gui\n"
" [type: xml] bar/gui.xml $lang:bar/gui.$lang.xml master:file=bar-gui\n"
"\n"
msgstr ""
" [po4a_langs] de fr ja\n"
" [po4a_paths] l10n/po/$master.pot $lang:l10n/po/$master.$lang.po\n"
" [type: xml] foo/gui.xml $lang:foo/gui.$lang.xml master:file=foo-gui\n"
" [type: xml] bar/gui.xml $lang:bar/gui.$lang.xml master:file=bar-gui\n"
"\n"
#. type: =item
#: po4a:94 po4a-translate:28
msgid "B<-k>, B<--keep>"
msgstr "B<-k>, B<--keep>"
#. type: textblock
#: po4a:95 po4a-translate:29
msgid ""
"Minimal threshold for translation percentage to keep (i.e. write) the "
"resulting file (default: 80). I.e. by default, files have to be translated "
"at at least 80% to get written."
msgstr ""
"生成するファイルを維持する (つまり書き出す) 翻訳率のしきい値 (デフォルト: "
"80)。言い換えると、デフォルトでは、書き出されるために少なくとも 80% は翻訳さ"
"れていなければならないということです。"
#. type: =item
#: po4a:96 po4a-gettextize:28 po4a-normalize:15 po4a-translate:32
#: po4a-updatepo:28
msgid "B<-h>, B<--help>"
msgstr "B<-h>, B<--help>"
#. type: textblock
#: po4a:97 po4a-gettextize:29 po4a-normalize:16 po4a-translate:33
#: po4a-updatepo:29
msgid "Show a short help message."
msgstr "短いヘルプメッセージを表示します。"
#. type: =item
#: po4a:98 po4a-gettextize:18 po4a-normalize:21 po4a-translate:18
#: po4a-updatepo:16
msgid "B<-M>, B<--master-charset>"
msgstr "B<-M>, B<--master-charset>"
#. type: textblock
#: po4a:99
msgid ""
"Charset of the files containing the documents to translate. Note that all "
"master documents must use the same charset for now. This is a known "
"limitation, and we are working on solving this."
msgstr ""
"翻訳するドキュメントを含むファイルの文字セットです。すべてのマスタードキュメ"
"ントが、同じ文字セットを使用していなければならないことに注意してください。こ"
"れは既知の制限で、これを解消しようと作業をしています。"
#. type: =item
#: po4a:100 po4a-gettextize:22 po4a-translate:22
msgid "B<-L>, B<--localized-charset>"
msgstr "B<-L>, B<--localized-charset>"
#. type: textblock
#: po4a:101
msgid ""
"Charset of the files containing the localized documents. Note that all "
"translated documents will use the same charset for now. This is a known "
"limitation, and we are working on solving this."
msgstr ""
"地域化したドキュメントを含むファイルの文字セットです。すべての翻訳済みドキュ"
"メントが、同じ文字セットを使用することに注意してください。これは既知の制限"
"で、これを解消しようと作業をしています。"
#. type: =item
#: po4a:102 po4a-translate:14
msgid "B<-A>, B<--addendum-charset>"
msgstr "B<-A>, B<--addendum-charset>"
#. type: textblock
#: po4a:103 po4a-translate:15
msgid ""
"Charset of the addenda. Note that all the addenda should be in the same "
"charset."
msgstr ""
"追加内容の文字セットです。追加内容では、すべて同じ文字セットを使用することに"
"注意してください。"
#. type: =item
#: po4a:104 po4a-gettextize:32 po4a-normalize:23 po4a-translate:36
#: po4a-updatepo:32
msgid "B<-V>, B<--version>"
msgstr "B<-V>, B<--version>"
#. type: textblock
#: po4a:105 po4a-gettextize:33 po4a-normalize:24 po4a-translate:37
#: po4a-updatepo:33
msgid "Display the version of the script and exit."
msgstr "スクリプトのバージョンを表示して終了します。"
#. type: =item
#: po4a:106 po4a-gettextize:34 po4a-translate:38 po4a-updatepo:34
msgid "B<-v>, B<--verbose>"
msgstr "B<-v>, B<--verbose>"
#. type: textblock
#: po4a:107 po4a-gettextize:35 po4a-translate:39 po4a-updatepo:35
msgid "Increase the verbosity of the program."
msgstr "プログラムの冗長度を上げます。"
#. type: =item
#: po4a:108
msgid "B<-q>, B<--quiet>"
msgstr "B<-q>, B<--quiet>"
#. type: textblock
#: po4a:109
msgid "Decrease the verbosity of the program."
msgstr "プログラムの冗長度を下げます。"
#. type: =item
#: po4a:110 po4a-gettextize:36 po4a-translate:40 po4a-updatepo:36
msgid "B<-d>, B<--debug>"
msgstr "B<-d>, B<--debug>"
#. type: textblock
#: po4a:111 po4a-gettextize:37 po4a-translate:41 po4a-updatepo:37
msgid "Output some debugging information."
msgstr "デバッグ情報を出力します。"
#. type: =item
#: po4a:112 po4a-gettextize:26 po4a-normalize:10 po4a-translate:26
#: po4a-updatepo:20
msgid "B<-o>, B<--option>"
msgstr "B<-o>, B<--option>"
#. type: textblock
#: po4a:113 po4a-gettextize:27 po4a-normalize:11 po4a-translate:27
msgid ""
"Extra option(s) to pass to the format plugin. Specify each option in the "
"'I<name>B<=>I<value>' format. See the documentation of each plugin for more "
"information about the valid options and their meanings."
msgstr ""
"フォーマットプラグインに渡す追加オプションです。各オプション"
"は、'I<name>B<=>I<value>' のフォーマットで指定してください。有効なオプション"
"やその意味の詳細は、各プラグインのドキュメントを参照してください。"
#. type: =item
#: po4a:114
msgid "B<-f>, B<--force>"
msgstr "B<-f>, B<--force>"
#. type: textblock
#: po4a:115
msgid ""
"Always generate the POT and PO files, even if B<po4a> considers it is not "
"necessary."
msgstr ""
"生成の必要はないと B<po4a> が判断した場合でも、常に POT ファイルと PO ファイ"
"ルを生成します。"
#. type: textblock
#: po4a:116
msgid ""
"The default behavior (when B<--force> is not specified) is the following:"
msgstr "デフォルトの動作 (B<--force> を指定しない場合) は以下のようになります:"
#. type: textblock
#: po4a:117
msgid ""
"If the POT file already exists, it is regenerated if a master document or "
"the configuration file is more recent. The POT file is also written in a "
"temporary document and B<po4a> verifies that the changes are really needed."
msgstr ""
"POT ファイルが存在する場合、マスタードキュメントや設定ファイルの方が新しけれ"
"ば、再生成します。POT ファイルが一時ドキュメントに書き出され、変更が本当に必"
"要かどうか B<po4a> が検証も行います。"
#. type: textblock
#: po4a:118
msgid ""
"Also, a translation is regenerated only if its master document, the PO file, "
"one of its addenda or the configuration file is more recent. To avoid "
"trying to regenerate translations which do not pass the threshold test (see "
"B<--keep>), a file with the F<.po4a-stamp> extension can be created (see B<--"
"stamp>)."
msgstr ""
"また、マスタードキュメント、PO ファイル、追加内容のどれか、設定ファイルのいず"
"れかが翻訳より新しい場合にのみ、翻訳を再生成します。しきい値に達しない翻訳を"
"再生成しないように (B<--keep> を参照)、F<.po4a-stamp> 拡張子を持つファイルを"
"作成します (B<--stamp> を参照)。"
#. type: textblock
#: po4a:119
msgid ""
"If a master document includes files, you should use the B<--force> flag "
"because the modification time of these included files are not taken into "
"account."
msgstr ""
"マスタードキュメントがファイルをインクルードする場合、インクルードするファイ"
"ルの更新時刻は考慮されないため、B<--force> フラグを使用するべきです。"
#. type: textblock
#: po4a:120
msgid ""
"The PO files are always re-generated based on the POT with B<msgmerge -U>."
msgstr "PO ファイルは、常に POT を元に B<msgmerge -U> で再生成されます。"
#. type: =item
#: po4a:121
msgid "B<--stamp>"
msgstr "B<--stamp>"
#. type: textblock
#: po4a:122
msgid ""
"Tells B<po4a> to create stamp files when a translation is not generated "
"because it does not reach the threshold. These stamp files are named "
"according to the expected translated document, with the F<.po4a-stamp> "
"extension."
msgstr ""
"翻訳が閾値に到達せず生成されないとき、B<po4a> にスタンプファイルを作成するよ"
"うに指示します。このスタンプファイルは翻訳済みドキュメントが期待する名前に "
"F<.po4a-stamp> 拡張子をつけた名前となります。"
#. type: textblock
#: po4a:123
msgid ""
"Note: This only activates the creation of the F<.po4a-stamp> files. The "
"stamp files are always used if they exist, and they are removed with B<--rm-"
"translations> or when the file is finally translated."
msgstr ""
"注意: これは F<.po4a-stamp> ファイルの作成を行うだけです。スタンプファイルは"
"存在すれば使用され、B<--rm-translations> を指定した場合や、最終的にファイルの"
"翻訳が完了した場合に削除されます。"
#. type: =item
#: po4a:124
msgid "B<--no-translations>"
msgstr "B<--no-translations>"
#. type: textblock
#: po4a:125
msgid ""
"Do not generate the translated documents, only update the POT and PO files."
msgstr ""
"翻訳済みドキュメントを生成せず、POT ファイルや PO ファイルの更新のみ行いま"
"す。"
#. type: =item
#: po4a:126
msgid "B<--rm-translations>"
msgstr "B<--rm-translations>"
#. type: textblock
#: po4a:127
msgid "Remove the translated files (implies B<--no-translations>)."
msgstr "翻訳済みファイルを削除します (B<--no-translations> を暗に意味します)。"
#. type: =item
#: po4a:128
msgid "B<--no-backups>"
msgstr "B<--no-backups>"
#. type: textblock
#: po4a:129 po4a:131
msgid ""
"This flag does nothing since 0.41, and may be removed in later releases."
msgstr ""
"このフラグは 0.41 から何もしなくなりました。また今後のリリースで削除される可"
"能性があります。"
#. type: =item
#: po4a:130
msgid "B<--rm-backups>"
msgstr "B<--rm-backups>"
#. type: =item
#: po4a:132
msgid "B<--translate-only> I<translated-file>"
msgstr "B<--translate-only> I<translated-file>"
#. type: textblock
#: po4a:133
msgid ""
"Translate only the specified file. It may be useful to speed up processing "
"if a configuration file contains a lot of files. Note that this option does "
"not update PO and POT files. This option can be used multiple times."
msgstr ""
"指定したファイルに対する翻訳のみ行います。設定ファイル内にファイルがたくさん"
"指定されている場合、処理の高速化に役立つことでしょう。このオプションは、PO "
"ファイルと POT ファイルの更新を行わないことに注意してください。このオプション"
"は複数回指定できます。"
#. type: =item
#: po4a:134
msgid "B<--variable> I<var>B<=>I<value>"
msgstr "B<--variable> I<var>B<=>I<value>"
#. type: textblock
#: po4a:135
msgid ""
"Define a variable that will be expanded in the B<po4a> configuration file. "
"Every occurrence of I<$(var)> will be replaced by I<value>. This option can "
"be used multiple times."
msgstr ""
"B<po4a> 設定ファイル内で展開する変数を定義します。現れるすべての I<$(var)> "
"は、I<value> に置換されます。このオプションは複数回使用できます。"
#. type: =item
#: po4a:136
msgid "B<--srcdir> I<SRCDIR>"
msgstr "B<--srcdir> I<SRCDIR>"
#. type: textblock
#: po4a:137
msgid ""
"Set the base directory for all input documents specified in the B<po4a> "
"configuration file."
msgstr ""
"B<po4a> 設定ファイルで指定されたすべての入力ドキュメントに対するベースディレ"
"クトリを指定します。"
#. type: =item
#: po4a:138
msgid "B<--destdir> I<DESTDIR>"
msgstr "B<--destdir> I<DESTDIR>"
#. type: textblock
#: po4a:139
msgid ""
"Set the base directory for all the output documents specified in the B<po4a> "
"configuration file."
msgstr ""
"B<po4a> 設定ファイルで指定されたすべての出力ドキュメントに対するベースディレ"
"クトリを指定します。"
#. type: =head2
#: po4a:140
msgid "OPTIONS WHICH MODIFY POT HEADER"
msgstr "POT ヘッダを変更するオプション"
#. type: =item
#: po4a:141 po4a-updatepo:38 lib/Locale/Po4a/Po.pm:14
#| msgid "B<porefs> I<type>[,B<wrap>|B<nowrap>]"
msgid "B<--porefs> I<type>[,B<wrap>|B<nowrap>]"
msgstr "B<--porefs> I<type>[,B<wrap>|B<nowrap>]"
#. type: textblock
#: po4a:142 po4a-updatepo:39 lib/Locale/Po4a/Po.pm:15
msgid ""
"Specify the reference format. Argument I<type> can be one of B<none> to not "
"produce any reference, B<noline> to not specify the line number (more "
"accurately all line numbers are replaced by 1), B<counter> to replace line "
"number by an increasing counter, and B<full> to include complete references."
msgstr ""
"リファレンスフォーマットを指定します。引数 I<type> は、いずれのリファレンスも"
"提供しない B<none>、行番号を明示しない B<noline> (正確には行番号が 1 に置換さ"
"れます)、行番号をカウントアップする B<counter>、完全なリファレンスを含む "
"B<full> のいずれかを指定できます。"
#. type: textblock
#: po4a:143 po4a-updatepo:40 lib/Locale/Po4a/Po.pm:16
msgid ""
"Argument can be followed by a comma and either B<wrap> or B<nowrap> "
"keyword. References are written by default on a single line. The B<wrap> "
"option wraps references on several lines, to mimic B<gettext> tools "
"(B<xgettext> and B<msgmerge>). This option will become the default in a "
"future release, because it is more sensible. The B<nowrap> option is "
"available so that users who want to keep the old behavior can do so."
msgstr ""
"引数にはコンマを続けた後に B<wrap> または B<nowrap> キーワードのどちらかを付"
"けられます。デフォルトでは、リファレンスは 1 行で書き出されます。B<wrap> オプ"
"ションは、B<gettext> ツール (B<xgettext> や B<msgmerge>) のようにリファレンス"
"を複数行に折り返します。こちらのオプションの方がより気が利いているため、将来"
"のリリースでデフォルトとなります。元の挙動のままにしておきたいユーザは、"
"B<nowrap> オプションを使用できます。"
#. type: =item
#: po4a:144 po4a-gettextize:38 po4a-updatepo:41 lib/Locale/Po4a/Po.pm:17
msgid "B<--msgid-bugs-address> I<email@address>"
msgstr "B<--msgid-bugs-address> I<email@address>"
#. type: textblock
#: po4a:145 po4a-gettextize:39 po4a-updatepo:42 lib/Locale/Po4a/Po.pm:18
msgid ""
"Set the report address for msgid bugs. By default, the created POT files "
"have no Report-Msgid-Bugs-To fields."
msgstr ""
"msgid のバグレポートを送るアドレスをセットします。デフォルトでは、生成した "
"POT ファイルに Report-Msgid-Bugs-To フィールドはありません。"
#. type: =item
#: po4a:146 po4a-gettextize:40 po4a-updatepo:43 lib/Locale/Po4a/Po.pm:19
msgid "B<--copyright-holder> I<string>"
msgstr "B<--copyright-holder> I<string>"
#. type: textblock
#: po4a:147 po4a-gettextize:41 po4a-updatepo:44 lib/Locale/Po4a/Po.pm:20
msgid ""
"Set the copyright holder in the POT header. The default value is \"Free "
"Software Foundation, Inc.\""
msgstr ""
"POT ヘッダの著作権者 (copyright holder) をセットします。デフォルト値は "
"\"Free Software Foundation, Inc.\" です。"
#. type: =item
#: po4a:148 po4a-gettextize:42 po4a-updatepo:45 lib/Locale/Po4a/Po.pm:21
msgid "B<--package-name> I<string>"
msgstr "B<--package-name> I<string>"
#. type: textblock
#: po4a:149 po4a-gettextize:43 po4a-updatepo:46 lib/Locale/Po4a/Po.pm:22
msgid "Set the package name for the POT header. The default is \"PACKAGE\"."
msgstr ""
"POT ヘッダのパッケージ名をセットします。デフォルト値は \"PACKAGE\" です。"
#. type: =item
#: po4a:150 po4a-gettextize:44 po4a-updatepo:47 lib/Locale/Po4a/Po.pm:23
msgid "B<--package-version> I<string>"
msgstr "B<--package-version> I<string>"
#. type: textblock
#: po4a:151 po4a-gettextize:45 po4a-updatepo:48 lib/Locale/Po4a/Po.pm:24
msgid "Set the package version for the POT header. The default is \"VERSION\"."
msgstr ""
"POT ヘッダのパッケージバージョンをセットします。デフォルト値は \"VERSION\" で"
"す。"
#. type: =head2
#: po4a:152
msgid "OPTIONS TO MODIFY PO FILES"
msgstr "PO ファイルを変更するオプション"
#. type: =item
#: po4a:153 po4a-updatepo:26
msgid "B<--msgmerge-opt> I<options>"
msgstr "B<--msgmerge-opt> I<options>"
#. type: textblock
#: po4a:154 po4a-updatepo:27
#| msgid "Extra options for B<msgmerge>."
msgid "Extra options for B<msgmerge>(1)."
msgstr "B<msgmerge>(1) 用の追加オプションです。"
#. type: textblock
#: po4a:155
msgid "Note: B<$lang> will be extended to the current language."
msgstr "注意: B<$lang> は現在の言語へ展開されます。"
#. type: =item
#: po4a:156 po4a-updatepo:22
msgid "B<--no-previous>"
msgstr "B<--no-previous>"
#. type: textblock
#: po4a:157 po4a-updatepo:23
msgid ""
"This option removes B<--previous> from the options passed to B<msgmerge>. "
"This permits to support versions of B<gettext> earlier than 0.16."
msgstr ""
"このオプションは、B<msgmerge> に渡すオプションから B<--previous> を削除しま"
"す。これにより 0.16 より前の B<gettext> をサポートできます。"
#. type: =item
#: po4a:158 po4a-updatepo:24
msgid "B<--previous>"
msgstr "B<--previous>"
#. type: textblock
#: po4a:159 po4a-updatepo:25
msgid ""
"This option adds B<--previous> to the options passed to B<msgmerge>. It "
"requires B<gettext> 0.16 or later, and is activated by default."
msgstr ""
"このオプションは、B<msgmerge> に渡すオプションに B<--previous> を追加します。"
"B<gettext> 0.16 以降が必要で、デフォルトで有効です。"
#. type: textblock
#: po4a:161
msgid ""
"Let's assume you maintain a program named B<foo> which has a man page F<man/"
"foo.1> which naturally is maintained in English only. Now you as the "
"upstream or downstream maintainer want to create and maintain the "
"translation. First you need to create the POT file necessary to send to "
"translators using L<po4a-gettextize(1)>."
msgstr ""
"あなたは B<foo> というプログラムを保守しており、そのプログラムには当然のよう"
"に英語のみで書かれている F<man/foo.1> という man ページがあると仮定しましょ"
"う。今、上流ないし下流のメンテナとしてのあなたは、翻訳を作成し、保守したいと"
"考えています。まず、L<po4a-gettextize(1)> を使用して、翻訳者に送るために必要"
"な POT ファイルを作成する必要があります。"
#. type: textblock
#: po4a:162
msgid "So for our case we would call"
msgstr "この場合、以下のように実行します"
#. type: verbatim
#: po4a:163
#, no-wrap
msgid ""
" cd man && po4a-gettextize -f man -m foo.1 -p foo.pot\n"
"\n"
msgstr ""
" cd man && po4a-gettextize -f man -m foo.1 -p foo.pot\n"
"\n"
#. type: textblock
#: po4a:164
msgid ""
"You would then send this file to the appropriate language lists or offer it "
"for download somewhere on your website."
msgstr ""
"次にこのファイルを、適切な言語のメーリングリストに送るか、ダウンロードできる"
"ようウェブサイトのどこかに用意することになります。"
#. type: textblock
#: po4a:165
msgid ""
"Now let's assume you received three translations before your next release: "
"F<de.po> (including an addendum F<de.add>), F<sv.po> and F<pt.po>. Since "
"you don't want to change your F<Makefile>(s) whenever a new translation "
"arrives you can use B<po4a> with an appropriate configuration file in your "
"F<Makefile>. Let's call it F<po4a.cfg>. In our example it would look like "
"the following:"
msgstr ""
"ここで、次のリリースまでの間に、F<de.po> (追加内容 F<de.add> を含む)、F<sv."
"po>、F<pt.po> の三つの翻訳を受け取ったとしましょう。新しい翻訳が届くたびに、"
"F<Makefile> を変更したくはありません。この場合、適切な設定ファイルを用意した "
"B<po4a> を F<Makefile> 内で使用できます。これを F<po4a.cfg> と呼びましょう。"
"先ほどの例は、以下のようになります:"
#. type: verbatim
#: po4a:166
#, no-wrap
msgid ""
" [po_directory] man/po4a/po/\n"
"\n"
msgstr ""
" [po_directory] man/po4a/po/\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: po4a:167
#, no-wrap
msgid ""
" [type: man] man/foo.1 $lang:man/translated/$lang/foo.1 \\\n"
" add_$lang:?man/po4a/add_$lang/$lang.add opt:\"-k 80\"\n"
"\n"
msgstr ""
" [type: man] man/foo.1 $lang:man/translated/$lang/foo.1 \\\n"
" add_$lang:?man/po4a/add_$lang/$lang.add opt:\"-k 80\"\n"
"\n"
#. type: textblock
#: po4a:168
msgid ""
"In this example we assume that your generated man pages (and all PO and "
"addenda files) should be stored in F<man/translated/$lang/> (respectively in "
"F<man/po4a/po/> and F<man/po4a/add_$lang/>) below the current directory. In "
"our example the F<man/po4a/po/> directory would include F<de.po>, F<pt.po> "
"and F<sv.po>, and the F<man/po4a/add_de/> directory would include F<de.add>."
msgstr ""
"この例では、生成した man ページ (とすべての PO ファイルと追加内容ファイル) "
"は、カレントディレクトリ以下の F<man/translated/$lang/> (それぞれ F<man/"
"po4a/po/> と F<man/po4a/add_$lang/>) に格納するとします。この例では、F<man/"
"po4a/po/> に F<de.po>, F<pt.po>, F<sv.po> があり、F<man/po4a/add_de/> ディレ"
"クトリに F<de.add> があります。"
#. type: textblock
#: po4a:169
msgid ""
"Note the use of the modifier B<?> as only the German translation (F<de.po>) "
"is accompanied by an addendum."
msgstr ""
"ドイツ語翻訳 (F<de.po>) にだけ追加内容が伴っているので、修飾子 B<?> を使って"
"いる点に注意してください。"
#. type: textblock
#: po4a:170
msgid ""
"To actually build the translated man pages you would then (once!) add the "
"following line in the B<build> target of the appropriate F<Makefile>:"
msgstr ""
"実際に翻訳済み man ページをビルドするには、適切な F<Makefile> のB<ビルド> "
"ターゲットに次の行を (一度だけ!) 追加します:"
#. type: verbatim
#: po4a:171
#, no-wrap
msgid ""
" po4a po4a.cfg\n"
"\n"
msgstr ""
" po4a po4a.cfg\n"
"\n"
#. type: textblock
#: po4a:172
msgid ""
"Once this is set up you don't need to touch the F<Makefile> when a new "
"translation arrives, i.e. if the French team sends you F<fr.po> and F<fr."
"add> then you simply drop them respectively in F<man/po4a/po/> and F<man/"
"po4a/add_fr/> and the next time the programm is build the French translation "
"is automatically build as well in F<man/translated/fr/>."
msgstr ""
"一度この設定をしておけば、新しい翻訳が届いても F<Makefile> に触れる必要はあり"
"ません。言い換えると、フランス語チームが F<fr.po> と F<fr.add> を送って来た時"
"に、それぞれ F<man/po4a/po/> と F<man/po4a/add_fr/> へ単に置くだけだというこ"
"とです。次回のプログラムビルド時に、フランス語の翻訳が F<man/translated/fr/> "
"に自動的にビルドされます。"
#. type: textblock
#: po4a:173
msgid ""
"Note that you still need an appropriate target to install localized manual "
"pages with English ones."
msgstr ""
"英語のマニュアルページと翻訳されたマニュアルページを同時にインストールするた"
"めに、適切なターゲットが必要なことに注意してください。"
#. type: verbatim
#: po4a:174
#, no-wrap
msgid ""
"Finally if you do not store generated files into your version control system,\n"
"you will need a line in your B<clean> target as well:\n"
" -rm -rf man/translated\n"
"\n"
msgstr ""
"最後に、生成したファイルをバージョン管理システムに格納したくなければ、\n"
"B<clean> ターゲットに以下のような行が必要になるでしょう:\n"
" -rm -rf man/translated\n"
"\n"
#. type: textblock
#: po4a:176
msgid "Duplicates some code with the B<po4a->I<*> programs."
msgstr "いくつかのコードは B<po4a->I<*> プログラムと重複しています。"
#. type: textblock
#: po4a:177
msgid "Patch welcome ;)"
msgstr "パッチを歓迎します ;)"
#. type: textblock
#: po4a:179
msgid ""
"L<po4a-build(1)>, L<po4a-gettextize(1)>, L<po4a-normalize(1)>, L<po4a-"
"translate(1)>, L<po4a-updatepo(1)>, L<po4a-build.conf(5)>, L<po4a(7)>"
msgstr ""
"L<po4a-build(1)>, L<po4a-gettextize(1)>, L<po4a-normalize(1)>, L<po4a-"
"translate(1)>, L<po4a-updatepo(1)>, L<po4a-build.conf(5)>, L<po4a(7)>"
#. type: verbatim
#: po4a:181 po4a-gettextize:49 po4a-normalize:28 po4a-translate:50
#: po4a-updatepo:52 lib/Locale/Po4a/Man.pm:110
#, no-wrap
msgid ""
" Denis Barbier <barbier@xxxxxxxxxxx>\n"
" Nicolas François <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>\n"
" Martin Quinson (mquinson#debian.org)\n"
"\n"
msgstr ""
" Denis Barbier <barbier@xxxxxxxxxxx>\n"
" Nicolas François <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>\n"
" Martin Quinson (mquinson#debian.org)\n"
"\n"
#. type: textblock
#: po4a:183 po4a-gettextize:51 po4a-normalize:30 po4a-translate:52
#: po4a-updatepo:54
msgid "Copyright 2002-2012 by SPI, inc."
msgstr "Copyright 2002-2012 by SPI, inc."
#. type: textblock
#: po4a:184 po4a-gettextize:52 po4a-normalize:31 po4a-translate:53
#: po4a-updatepo:55 scripts/msguntypot:36 lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:36
#: lib/Locale/Po4a/BibTeX.pm:15 lib/Locale/Po4a/Chooser.pm:16
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:32 lib/Locale/Po4a/Dia.pm:18
#: lib/Locale/Po4a/Docbook.pm:16 lib/Locale/Po4a/Guide.pm:16
#: lib/Locale/Po4a/Ini.pm:14 lib/Locale/Po4a/KernelHelp.pm:13
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:113 lib/Locale/Po4a/Pod.pm:42
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:59 lib/Locale/Po4a/TeX.pm:121
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:38 lib/Locale/Po4a/Wml.pm:15
#: lib/Locale/Po4a/Xhtml.pm:21 lib/Locale/Po4a/Xml.pm:161
msgid ""
"This program is free software; you may redistribute it and/or modify it "
"under the terms of GPL (see the COPYING file)."
msgstr ""
"本プログラムはフリーソフトウェアです。GPL の条項に基づき再頒布と変更を行うこ"
"とができます (COPYING ファイルを参照してください)。"
#. type: textblock
#: po4a-gettextize:2
msgid ""
"po4a-gettextize - convert an original file (and its translation) to a PO file"
msgstr "po4a-gettextize - オリジナルファイル (とその翻訳) を PO ファイルに変換"
#. type: textblock
#: po4a-gettextize:4
msgid ""
"B<po4a-gettextize> B<-f> I<fmt> B<-m> I<master.doc> [B<-l> I<XX.doc>] B<-p> "
"I<XX.po>"
msgstr ""
"B<po4a-gettextize> B<-f> I<fmt> B<-m> I<master.doc> [B<-l> I<XX.doc>] B<-p> "
"I<XX.po>"
#. type: textblock
#: po4a-gettextize:5
msgid "(I<XX.po> is the output, all others are inputs)"
msgstr "(I<XX.po> は出力ファイル。その他すべては入力ファイル)"
#. type: textblock
#: po4a-gettextize:8
msgid ""
"The B<po4a-gettextize> script is in charge of converting documentation files "
"to PO files. If you start a new translation, B<po4a-gettextize> will "
"extract the translatable strings from the documentation file and write a POT "
"file from it."
msgstr ""
"B<po4a-gettextize> スクリプトは、ドキュメントファイルから PO ファイルへの変換"
"を担当します。翻訳を新しく始める際には、B<po4a-gettextize> は翻訳可能な文字列"
"をドキュメントファイルから抽出し、POT ファイルを書き出します。"
#. type: textblock
#: po4a-gettextize:9
msgid ""
"If you already have a translated file, B<po4a-gettextize> will try to "
"extract the translations it contains and put them in place in the written PO "
"file. Be warned that very few intelligence is used in this process: the Nth "
"string of the translated file is supposed to be the translation of the Nth "
"string in the original. If it's not the case, you're dead. That's why it is "
"very important that both files share exactly the same structure."
msgstr ""
"すでに翻訳したファイルがある場合、B<po4a-gettextize> はそこに含まれている翻訳"
"の抽出を行い、PO ファイルの書き出しを試みます。この処理を何も考えずに行っては"
"いけません。翻訳済みファイルの N 番目の文字列はオリジナルの N 番目の文字列と"
"対応することを想定しています。そうでなければご愁傷様。このため、両方のファイ"
"ルが同じ構造を共有することが非常に重要なのです。"
#. type: textblock
#: po4a-gettextize:10
msgid ""
"However, B<po4a-gettextize> will diagnose your death by detecting any "
"desynchronisation between files, and reporting where they occur. In that "
"case, you should edit manually the files to solve the reported disparity. "
"Even if no error were reported, you should check carefully that the "
"generated PO file is correct (i.e. that each msgstr is the translation of "
"the associated msgid, and not the one before or after)."
msgstr ""
"しかし、B<po4a-gettextize> は、ファイル間の不整合を検出し、何が起きたのか報告"
"することで翻訳の抽出時に起きた問題を診断します。この場合、報告された不一致を"
"解決するため、ファイルを手で編集することになります。エラーを報告しなくても、"
"生成した PO ファイルが正しいかどうか (言い換えると、各 msgstr がそれぞれ "
"msgid に対応する翻訳となっていて、前後にずれていないか)、注意深くチェックする"
"べきです。"
#. type: textblock
#: po4a-gettextize:11
msgid ""
"Even if the script manages to do its job without any apparent problem, it "
"still marks all extracted translations as fuzzy, to make sure that the "
"translator will have a look at them, and detect any remaining problem."
msgstr ""
"このスクリプトを実行した際に何も問題が起きなかったとしても、抽出されたすべて"
"の翻訳結果には fuzzy とマークします。そうすることで、翻訳者がそれらを見て、残"
"りの問題を検出できるようにします。"
#. type: textblock
#: po4a-gettextize:12
msgid ""
"If the master document has non-ASCII characters, the new generated PO file "
"will be in UTF-8, in order to allow non-standard characters in a culture "
"independent way. Else (if the master document is completely in ASCII), the "
"generated PO will use the encoding of the translated input document."
msgstr ""
"マスタードキュメントに非 ASCII 文字が含まれる場合、文化に依存せず非標準文字を"
"許容できるように、生成した PO ファイルは UTF-8 となります。そうでない場合 (マ"
"スタードキュメントが完全に ASCII の場合)、生成した PO ファイルは、入力された"
"翻訳ドキュメントのエンコーディングを使用します。"
#. type: =item
#: po4a-gettextize:14 po4a-normalize:19 po4a-translate:10 po4a-updatepo:12
msgid "B<-f>, B<--format>"
msgstr "B<-f>, B<--format>"
#. type: textblock
#: po4a-gettextize:15 po4a-normalize:20 po4a-translate:11 po4a-updatepo:13
msgid ""
"Format of the documentation you want to handle. Use the B<--help-format> "
"option to see the list of available formats."
msgstr ""
"扱うドキュメントのフォーマットです。有効なフォーマットの一覧を見るには、B<--"
"help-format> オプションを使用してください。"
#. type: =item
#: po4a-gettextize:16 po4a-translate:16 po4a-updatepo:14
msgid "B<-m>, B<--master>"
msgstr "B<-m>, B<--master>"
#. type: textblock
#: po4a-gettextize:17
msgid ""
"File containing the master document to translate. You can use this option "
"multiple times if you want to gettextize multiple documents."
msgstr ""
"翻訳するマスタードキュメントのファイルです。複数のドキュメントを gettext 化す"
"る場合は、このオプションを複数回使用してください。"
#. type: textblock
#: po4a-gettextize:19 po4a-normalize:22 po4a-translate:19
msgid "Charset of the file containing the document to translate."
msgstr "翻訳するドキュメントファイルの文字セットです。"
#. type: =item
#: po4a-gettextize:20 po4a-translate:20
msgid "B<-l>, B<--localized>"
msgstr "B<-l>, B<--localized>"
#. type: textblock
#: po4a-gettextize:21
msgid ""
"File containing the localized (translated) document. If you provided "
"multiple master files, you may wish to provide multiple localized file by "
"using this option more than once."
msgstr ""
"地域化 (翻訳済み) ドキュメントのファイル。マスターに複数のファイルを指定する"
"場合、このオプションを複数回使って、複数の地域化ファイルを指定してください。"
#. type: textblock
#: po4a-gettextize:23 po4a-translate:23
msgid "Charset of the file containing the localized document."
msgstr "地域化ドキュメントファイルの文字セットです。"
#. type: =item
#: po4a-gettextize:24 po4a-translate:24 po4a-updatepo:18
msgid "B<-p>, B<--po>"
msgstr "B<-p>, B<--po>"
#. type: textblock
#: po4a-gettextize:25
msgid ""
"File where the message catalog should be written. If not given, the message "
"catalog will be written to the standard output."
msgstr ""
"メッセージカタログが書き出されるファイルです。与えられない場合、メッセージカ"
"タログを標準出力に書き出します。"
#. type: =item
#: po4a-gettextize:30 po4a-normalize:17 po4a-translate:34 po4a-updatepo:30
msgid "B<--help-format>"
msgstr "B<--help-format>"
#. type: textblock
#: po4a-gettextize:31 po4a-normalize:18 po4a-translate:35 po4a-updatepo:31
msgid "List the documentation formats understood by po4a."
msgstr "po4a が理解できるドキュメントフォーマットの一覧を表示します。"
#. type: textblock
#: po4a-gettextize:47
msgid ""
"L<po4a-normalize(1)>, L<po4a-translate(1)>, L<po4a-updatepo(1)>, L<po4a(7)>"
msgstr ""
"L<po4a-normalize(1)>, L<po4a-translate(1)>, L<po4a-updatepo(1)>, L<po4a(7)>"
#. type: textblock
#: po4a-normalize:2
msgid ""
"po4a-normalize - normalize a documentation file by parsing it in po4a, and "
"writing it back"
msgstr ""
"po4a-normalize - ドキュメントファイルを po4a でパースしてから書き戻すことで正"
"規化"
#. type: textblock
#: po4a-normalize:4
msgid "B<po4a-normalize> B<-f> I<fmt> I<master.doc>"
msgstr "B<po4a-normalize> B<-f> I<fmt> I<master.doc>"
#. type: textblock
#: po4a-normalize:7
msgid ""
"The B<po4a-normalize> script is a debugging tool used to make sure that po4a "
"don't change the document when it's not supposed to. Only use it if you're "
"developing a new module, or if you doubt the sanity of the tools."
msgstr ""
"B<po4a-normalize> スクリプトは、po4a が想定外の変更をドキュメントに行っていな"
"いことを確認するデバッグツールです。新しいモジュールを開発しているときや、"
"ツールの健全性が疑わしいときにのみ使用してください。"
#. type: textblock
#: po4a-normalize:8
msgid ""
"The generated document will be written to F<po4a-normalize.output> while the "
"generated PO file will be written to F<po4a-normalize.po>. No way to change "
"that ;)"
msgstr ""
"生成したドキュメントは F<po4a-normalize.output> に書き出され、生成した PO は "
"F<po4a-normalize.po> に書き出されます。変更する方法はありません ;)"
#. type: =item
#: po4a-normalize:12
msgid "B<-b>, B<--blank>"
msgstr "B<-b>, B<--blank>"
#. type: textblock
#: po4a-normalize:13
msgid ""
"Create an blank translated document. The generated translated document will "
"be generated assuming all messages are translated by a space or new line."
msgstr ""
"空の翻訳済みドキュメントを作成します。生成した翻訳済みドキュメントは、すべて"
"のメッセージが空白や改行で翻訳されていると見なして生成されます。"
#. type: textblock
#: po4a-normalize:14
msgid ""
"This is useful to check what parts of the document cannot be translated."
msgstr ""
"これは、ドキュメントのどの部分が翻訳できないかチェックするのに便利です。"
#. type: textblock
#: po4a-normalize:26
msgid ""
"L<po4a-gettextize(1)>, L<po4a-translate(1)>, L<po4a-updatepo(1)>, L<po4a(7)>"
msgstr ""
"L<po4a-gettextize(1)>, L<po4a-translate(1)>, L<po4a-updatepo(1)>, L<po4a(7)>"
#. type: textblock
#: po4a-translate:2
msgid "po4a-translate - convert a PO file back to documentation format"
msgstr "po4a-translate - PO ファイルをドキュメントフォーマットへ変換"
#. type: textblock
#: po4a-translate:4
msgid ""
"B<po4a-translate> B<-f> I<fmt> B<-m> I<master.doc> B<-p> I<XX.po> B<-l> I<XX."
"doc>"
msgstr ""
"B<po4a-translate> B<-f> I<fmt> B<-m> I<master.doc> B<-p> I<XX.po> B<-l> I<XX."
"doc>"
#. type: textblock
#: po4a-translate:5
msgid "(I<XX.doc> is the output, all others are inputs)"
msgstr "(I<XX.doc> は出力ファイル。その他すべては入力ファイル)"
#. type: textblock
#: po4a-translate:8
msgid ""
"The B<po4a-translate> script is in charge of converting the translation "
"(which was done in a PO file) back into the documentation format. The "
"provided PO file should be the translation of the POT file which was "
"produced by L<po4a-gettextize(1)>."
msgstr ""
"B<po4a-translate> スクリプトは、(PO ファイルで行われた) 翻訳から元のドキュメ"
"ントフォーマットへの変換を担当します。与える PO ファイルは、L<po4a-"
"gettextize(1)> で得た POT ファイルを翻訳したものであるべきです。"
#. type: =item
#: po4a-translate:12
msgid "B<-a>, B<--addendum>"
msgstr "B<-a>, B<--addendum>"
#. type: textblock
#: po4a-translate:13
msgid ""
"Add a file to the resulting file (to put translator's name or a section "
"\"About this translation\", for example). The first line of the file to "
"insert should be a PO4A header indicating where it should be added (see "
"section B<HOWTO add extra text to translations> in L<po4a(7)>)."
msgstr ""
"生成するファイルに追加するファイル (例えば、翻訳者名や「この翻訳について」"
"節) です。挿入するファイルの先頭行は、追加する位置を指定する PO4A ヘッダです "
"(L<po4a(7)> の B<翻訳におまけのテキストを追加するには> 節を参照してくださ"
"い)。"
#. type: textblock
#: po4a-translate:17
msgid "File containing the master document to translate."
msgstr "翻訳するマスタードキュメントのファイルです。"
#. type: textblock
#: po4a-translate:21
msgid "File where the localized (translated) document should be written."
msgstr "書き出される地域化 (翻訳済み) ドキュメントのファイルです。"
#. type: textblock
#: po4a-translate:25
msgid "File from which the message catalog should be read."
msgstr "メッセージカタログとして読み込むファイルです。"
#. type: =item
#: po4a-translate:30
msgid "B<-w>, B<--width>"
msgstr "B<-w>, B<--width>"
#. type: textblock
#: po4a-translate:31
msgid "Column at which we should wrap the resulting file."
msgstr "結果のファイルの改行幅です。"
#. type: =head1
#: po4a-translate:42
msgid "Adding content (beside translations) to generated files"
msgstr "生成されたファイルへの (翻訳以外の) 内容の追加"
#. type: textblock
#: po4a-translate:43
msgid ""
"To add some extra content to the generated document beside what you "
"translated (like the name of the translator, or a \"About this translation\" "
"section), you should use the B<--addendum> option."
msgstr ""
"生成されるドキュメントに翻訳以外の内容 (翻訳者名や「この翻訳について」節な"
"ど) を追加するには、B<--addendum> オプションを使用してください。"
#. type: textblock
#: po4a-translate:44
msgid ""
"The first line of the addendum must be a header indicating where to put it "
"in the document (it can be before or after a given part of the document). "
"The rest of the file will be added verbatim to the resulting file without "
"further processing."
msgstr ""
"追加内容の最初の行は、ドキュメントのどこに配置するかを指定するヘッダでなけれ"
"ばなりません (ドキュメント内の任意の部分の前後を指定できます)。 ファイルの残"
"りの部分は、さらに処理することなく、結果のファイルにそのまま追加されます。"
#. type: textblock
#: po4a-translate:45
msgid ""
"Note that if po4a-translate fails to add one of the given files, it discards "
"the whole translation (because the missing file could be the one indicating "
"the author, what would prevent the users to contact him to report bugs in "
"the translation)."
msgstr ""
"指定したファイルに追加できないものがあった場合、po4a-translate は翻訳全体を破"
"棄することに注意してください (見つからないファイルは作者を示すものかも知れ"
"ず、翻訳のバグ報告をしたいユーザの妨げになるからです)。"
#. type: textblock
#: po4a-translate:46
msgid ""
"The header has a pretty rigid syntax. For more information on how to use "
"this feature and how it works, please refer to the L<po4a(7)> man page."
msgstr ""
"ヘッダにはかなり厳密な文法があります。この機能の使い方や動作の概要は、"
"L<po4a(7)> man ページを参照してください。"
#. type: textblock
#: po4a-translate:48
msgid ""
"L<po4a-gettextize(1)>, L<po4a-normalize(1)>, L<po4a-updatepo(1)>, L<po4a(7)>"
msgstr ""
"L<po4a-gettextize(1)>, L<po4a-normalize(1)>, L<po4a-updatepo(1)>, L<po4a(7)>"
#. type: textblock
#: po4a-updatepo:2
msgid "po4a-updatepo - update the translation (in PO format) of documentation"
msgstr "po4a-updatepo - ドキュメントの (PO フォーマットの) 翻訳を更新"
#. type: textblock
#: po4a-updatepo:4
msgid "B<po4a-updatepo> B<-f> I<fmt> (B<-m> I<master.docE>)+ (B<-p> I<XX.po>)+"
msgstr ""
"B<po4a-updatepo> B<-f> I<fmt> (B<-m> I<master.docE>)+ (B<-p> I<XX.po>)+"
#. type: textblock
#: po4a-updatepo:5
msgid "(I<XX.po> are the outputs, all others are inputs)"
msgstr "(I<XX.po> は出力ファイル。その他すべては入力ファイル)"
#. type: textblock
#: po4a-updatepo:8
msgid ""
"The B<po4a-updatepo> script is in charge of updating PO files to make them "
"reflect the changes made to the original documentation file. For that, it "
"converts the documentation file to a POT file, and call L<msgmerge(1)> on "
"this new POT and on the provided PO files."
msgstr ""
"B<po4a-updatepo> スクリプトは、PO ファイルの更新を担当し、オリジナルドキュメ"
"ントのファイルに行われた変更を反映します。そのため、ドキュメントファイルを "
"POT ファイルに変換し、L<msgmerge(1)> を呼び出して、この新しい POT ファイルを "
"PO ファイルに適用します。"
#. type: textblock
#: po4a-updatepo:9
msgid ""
"It is possible to give more than one PO file (if you want to update several "
"languages at once), and several documentation files (if you want to store "
"the translations of several documents in the same PO file)."
msgstr ""
"複数の PO ファイルと (複数の言語を一度に更新する場合)、あるいは複数の文書ファ"
"イル (複数のドキュメントの翻訳を同じ PO ファイルに格納したい場合) を指定する"
"こともできます。"
#. type: textblock
#: po4a-updatepo:10
msgid ""
"If the master document has non-ASCII characters, it will convert the PO "
"files to UTF-8 (if they weren't already), in order to allow non-standard "
"characters in a culture independent way."
msgstr ""
"マスタードキュメントが非 ASCII 文字の場合、文化に依存せず非標準文字を許容でき"
"るように、PO ファイルを UTF-8 に変換します (まだ変換していない場合)。"
#. type: textblock
#: po4a-updatepo:15
msgid "File(s) containing the master document to translate."
msgstr "翻訳するマスタードキュメントを含むファイルです。"
#. type: textblock
#: po4a-updatepo:17
msgid ""
"Charset of the files containing the document to translate. Note that all "
"files must have the same charset."
msgstr ""
"翻訳するドキュメントを含むファイルの文字セットです。すべてのファイルが、同じ"
"文字セットを使用していなければならないことに注意してください。"
#. type: textblock
#: po4a-updatepo:19
msgid ""
"PO file(s) to update. If these files do not exist, they are created by "
"B<po4a-updatepo>."
msgstr ""
"更新する PO ファイルです。ファイルが存在しない場合、B<po4a-updatepo> が作成し"
"ます。"
#. type: textblock
#: po4a-updatepo:21
msgid ""
"Extra option(s) to pass to the format plugin and other po4a internal "
"module. Specify each option in the 'I<name>B<=>I<value>' format. See the "
"documentation of each plugin for more information about the valid options "
"and their meanings."
msgstr ""
"フォーマットプラグインやその他の po4a 内部モジュールに渡す追加オプションで"
"す。各オプションは、'I<name>B<=>I<value>' フォーマットで指定してください。有"
"効なオプションやそれらの意味の詳細は、各プラグインのドキュメントを参照してく"
"ださい。"
#. type: textblock
#: po4a-updatepo:50
msgid ""
"L<po4a-gettextize(1)>, L<po4a-normalize(1)>, L<po4a-translate(1)>, L<po4a(7)>"
msgstr ""
"L<po4a-gettextize(1)>, L<po4a-normalize(1)>, L<po4a-translate(1)>, L<po4a(7)>"
#. type: textblock
#: scripts/msguntypot:2
msgid "msguntypot - update PO files when a typo is fixed in POT file"
msgstr "msguntypot - POT ファイルのタイプミス修正時に PO ファイルを更新"
#. type: textblock
#: scripts/msguntypot:4
msgid "B<msguntypot> B<-o> I<old_pot> B<-n> I<new_pot> I<pofiles> ..."
msgstr "B<msguntypot> B<-o> I<old_pot> B<-n> I<new_pot> I<pofiles> ..."
#. type: textblock
#: scripts/msguntypot:6
msgid ""
"When you fix a trivial error which surely doesn't affect translations (e.g. "
"a typo) in a POT file, you should unfuzzy the corresponding msgstr in the "
"translated PO files to avoid so extra work to the translators."
msgstr ""
"POT ファイルにおいて、翻訳にまったく影響を与えない些細なエラー (例: タイプミ"
"ス) を修正した際は、翻訳者に余計な作業をさせないように、翻訳した PO ファイル"
"の対応する msgstr の fuzzy を外すべきです。"
#. type: textblock
#: scripts/msguntypot:7
msgid ""
"This task is difficult and error prone when done manually, and this tool is "
"there to help doing so correctly. You just need to provide the two versions "
"of the POT file: before the edition and after as marked in the above "
"synopsis, and it all becomes automatic."
msgstr ""
"この作業を手で行うのは難しく、誤りが混入する傾向にあります。このツールはそれ"
"を正しく行う手助けをします。必要なのは、上記の書式にある前の版と後の版の POT "
"ファイル二つだけで、後はすべて自動的に行います。"
#. type: =head1
#: scripts/msguntypot:8
msgid "HOW TO USE IT"
msgstr "使用方法"
#. type: textblock
#: scripts/msguntypot:9
msgid ""
"In short, when you discover a typo in one of your [english] message, do the "
"following:"
msgstr ""
"簡単に言うと、あなたの「英語の」メッセージにタイプミスを見つけたら、以下のよ"
"うにしてください:"
#. type: =item
#: scripts/msguntypot:10 scripts/msguntypot:19
msgid "- Regenerate your POT and PO files."
msgstr "- POT ファイルと PO ファイルを再生成します。"
#. type: verbatim
#: scripts/msguntypot:11
#, no-wrap
msgid ""
" make -C po/ update-po # for message program translations\n"
" debconf-updatepo # for debconf translations\n"
" po4a po4a.conf # for po4a based documentation translations\n"
"\n"
msgstr ""
" make -C po/ update-po # メッセージプログラム翻訳用\n"
" debconf-updatepo # debconf 翻訳用\n"
" po4a po4a.conf # po4a ベースのドキュメント翻訳用\n"
"\n"
#. type: textblock
#: scripts/msguntypot:12
msgid ""
"or something else, depending on your project's building settings. You know "
"how to make sure your POT an PO files are uptodate, don't you??"
msgstr ""
"などですが、プロジェクトでのビルド方法によります。あなたは POT や PO ファイル"
"を確実に最新にする方法を知っているはずです。違いますか?"
#. type: =item
#: scripts/msguntypot:13
msgid "- Make a copy of your POT file."
msgstr "- POT ファイルのコピーを作成します。"
#. type: verbatim
#: scripts/msguntypot:14
#, no-wrap
msgid ""
" cp myfile.pot myfile.pot.orig\n"
"\n"
msgstr ""
" cp myfile.pot myfile.pot.orig\n"
"\n"
#. type: =item
#: scripts/msguntypot:15
msgid "- Make a copy of all your files."
msgstr "- 全ファイルをコピーします。"
#. type: verbatim
#: scripts/msguntypot:16
#, no-wrap
msgid ""
" mkdir po_fridge; cp *.po po_fridge\n"
"\n"
msgstr ""
" mkdir po_fridge; cp *.po po_fridge\n"
"\n"
#. type: =item
#: scripts/msguntypot:17
msgid "- Fix your typo."
msgstr "- タイプミス修正。"
#. type: textblock
#: scripts/msguntypot:18
msgid "$EDITOR the_file_in_which_there_is_a_typo"
msgstr "$EDITOR the_file_in_which_there_is_a_typo"
#. type: textblock
#: scripts/msguntypot:20
msgid "See above."
msgstr "上記を参照してください。"
#. type: textblock
#: scripts/msguntypot:21
msgid ""
"At this point, the typo fix fuzzied all the translations, and this "
"unfortunate change is the only one between the PO files of your main "
"directory and the one from the fridge. Here is how to solve this."
msgstr ""
"この時点で、タイプミスを修正することですべての翻訳が fuzzy となりますが、メイ"
"ンディレクトリの po ファイルと fridge に置いた PO ファイルとの不幸な変更は、"
"一つだけのはずです。これを以下の手順で解決します。"
#. type: =item
#: scripts/msguntypot:22
msgid "- Discard fuzzy translation, restore the ones from the fridge."
msgstr "- fuzzy な翻訳を捨てて、fridge から復元します。"
#. type: verbatim
#: scripts/msguntypot:23
#, no-wrap
msgid ""
" cp po_fridge/*.po .\n"
"\n"
msgstr ""
" cp po_fridge/*.po .\n"
"\n"
#. type: =item
#: scripts/msguntypot:24
msgid ""
"- Manually merge the PO files with the new POT file, but taking the useless "
"fuzzy into account."
msgstr ""
"- 意味のない fuzzy を考慮しつつ、PO ファイルと新しい POT ファイルの手動マー"
"ジ。"
#. type: verbatim
#: scripts/msguntypot:25
#, no-wrap
msgid ""
" msguntypot -o myfile.pot.orig -n myfile.pot *.po\n"
"\n"
msgstr ""
" msguntypot -o myfile.pot.orig -n myfile.pot *.po\n"
"\n"
#. type: =item
#: scripts/msguntypot:26
msgid "- Cleanups."
msgstr "- 後片付けをします。"
#. type: verbatim
#: scripts/msguntypot:27
#, no-wrap
msgid ""
" rm -rf myfile.pot.orig po_fridge\n"
"\n"
msgstr ""
" rm -rf myfile.pot.orig po_fridge\n"
"\n"
#. type: textblock
#: scripts/msguntypot:28
msgid ""
"You're done. The typo was eradicated from msgstr of both your POT and PO "
"files, and the PO files were not fuzzyied in the process. Your translators "
"love you already."
msgstr ""
"以上で完了です。POT ファイルと PO ファイルの双方の msgstr からタイプミスを根"
"絶しましたし、このプロセス中に PO ファイルは fuzzy になりませんでした。翻訳者"
"は、あなたを大好きなままでいてくれることでしょう。"
#. type: textblock
#: scripts/msguntypot:30
msgid ""
"Despite its name, this tool is not part of the gettext tool suite. It is "
"instead part of po4a. More precisely, it's a random Perl script using the "
"fine po4a modules. For more information about po4a, please see:"
msgstr ""
"その名前にもかかわらず、このツールは gettext ツールスイートの一部ではありませ"
"ん。po4a の一部です。もっと正確に言うと、これはすばらしい po4a モジュールを使"
"用する、不格好な Perl スクリプトです。po4a についての詳細情報は、以下を参照し"
"てください:"
#. type: textblock
#: scripts/msguntypot:31
msgid "L<po4a(7)>"
msgstr "L<po4a(7)>"
#. type: verbatim
#: scripts/msguntypot:33
#, no-wrap
msgid ""
" Martin Quinson (mquinson#debian,org)\n"
"\n"
msgstr ""
" Martin Quinson (mquinson#debian,org)\n"
"\n"
#. type: textblock
#: scripts/msguntypot:35 lib/Locale/Po4a/Common.pm:31
msgid "Copyright 2005 by SPI, inc."
msgstr "Copyright 2005 by SPI, inc."
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:2
msgid "po4a-build.conf - configuration file for building translated content"
msgstr "po4a-build.conf - 翻訳済み内容ビルド用設定ファイル"
#. type: =head1
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:3 doc/po4a.7.pod:3 doc/po4a-runtime.7.pod:3
msgid "Introduction"
msgstr "概要"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:4
msgid ""
"F<po4a-build.conf> describes how C<po4a-build> should build translated and "
"untranslated documentation from a set of untranslated source documents and "
"corresponding PO files."
msgstr ""
"F<po4a-build.conf> は、翻訳されていないソース群およびそれぞれに対応する PO "
"ファイルから翻訳済みと未訳のドキュメントをビルドする方法を記述します。"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:5
msgid ""
"All supported formats, in all supported combinations, can be handled in a "
"single F<po4a-build.conf> configuration file and in a single call to C<po4a-"
"build>. However, you can also choose to separate the F<po/> directories and "
"have one configuration file for each run. (Call C<po4a-build -f FILE> for "
"each one.)"
msgstr ""
"対応しているあらゆるフォーマットにおいて、サポートするあらゆる組み合わせは単"
"一の設定ファイル F<po4a-build.conf> で指示し、ただ C<po4a-build> を呼び出すだ"
"けで処理できます。しかし、F<po/> ディレクトリを分割し、各実行を一つの設定ファ"
"イルで扱うことも選択できます (それぞれ C<po4a-build -f FILE> を呼び出してくだ"
"さい)。"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:6
msgid ""
"Note that although F<po4a-build> includes support for adding gettext support "
"for translation of script output messages, F<po4a-build.conf> itself has no "
"bearing on such translations. F<po4a-build.conf> only relates to translating "
"static content like manpages."
msgstr ""
"F<po4a-build> にスクリプト出力メッセージ翻訳用の gettext サポート追加が含まれ"
"ているといっても、F<po4a-build.conf> 自体はそのような翻訳をサポートしていない"
"ことに注意してください。F<po4a-build.conf> は、manpage のような静的内容の翻訳"
"にのみ関係します。"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:7
msgid ""
"For F<po4a-build> support of runtime message translation, see L<po4a-"
"runtime(7)>."
msgstr ""
"ランタイムメッセージ翻訳の F<po4a-build> サポートについては、L<po4a-"
"runtime(7)> を参照してください。"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:9
msgid "Currently, C<po4a-build> supports the following combinations:"
msgstr "現在、C<po4a-build> は以下の組み合わせをサポートしています:"
#. type: =item
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:10
msgid "DocBook XML for sections 1 and 3"
msgstr "セクション 1, 3 用 DocBook XML"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:11
#| msgid ""
#| "Typically used for manpages for shell scripts or other interpreters that "
#| "do not have their own documentation format like POD. Suitable XML can be "
#| "generated directly from an existing manpage using C<doclifter> and C<po4a-"
#| "build> will then generate a POT file with no extra workload. The POT file "
#| "can then be offered for translation and the PO files added to the "
#| "relevant F<po/> directory. C<po4a-build> will then prepare not only the "
#| "untranslated manpage from the C<doclifter> XML but also use C<po4a> to "
#| "prepare translated XML from the PO files and then build translated "
#| "manpages from the XML."
msgid ""
"Typically used for manpages for shell scripts or other interpreters that do "
"not have their own documentation format like POD. Suitable XML can be "
"generated directly from an existing manpage using C<doclifter>(1) and C<po4a-"
"build> will then generate a POT file with no extra workload. The POT file "
"can then be offered for translation and the PO files added to the relevant "
"F<po/> directory. C<po4a-build> will then prepare not only the untranslated "
"manpage from the C<doclifter> XML but also use C<po4a> to prepare translated "
"XML from the PO files and then build translated manpages from the XML."
msgstr ""
"通常、POD のような独自のドキュメントフォーマットを持たないシェルスクリプトや"
"その他のインタプリタで利用されます。既存の manpage から C<doclifter>(1) を用"
"いて直接適合する XML を生成でき、余計な作業負荷もなく C<po4a-build> で POT "
"ファイルを生成できます。その生成した POT ファイルは翻訳用に提供でき、適切な "
"F<po/> ディレクトリに PO ファイルを配置できます。さらに、C<po4a-build> は "
"C<doclifter> XML による未訳 manpage だけでなく、C<PO4a> も利用して翻訳済み "
"XML を PO ファイルから生成し、その XML から翻訳済み manpage をビルドします。"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:12
msgid ""
"Manpages are generated using default support in docbook-xsl - the stylesheet "
"used can be overridden using the C<XSLFILE> setting in the C<po4a-build> "
"configuration file."
msgstr ""
"デフォルトでは docbook-xsl を用いて manpage を生成します。C<po4a-build> 設定"
"ファイルの C<XSLFILE> 設定を用いて使用するスタイルシートを上書きできます。"
#. type: =item
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:13
msgid "DocBook XML for HTML"
msgstr "HTML 用 DocBook XML"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:14
msgid ""
"The default stylesheet used to prepare the final HTML can be overridden "
"using the C<HTMLXSL> setting in the C<po4a-build> configuration file."
msgstr ""
"最終的に HTML を準備するスタイルシートは、デフォルトのままにしておけます。ま"
"た、C<po4a-build> 設定ファイルの C<HTMLXSL> 設定を用いて上書きできます。"
#. type: =item
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:15
msgid "POD for sections 1, 3, 5 and 7"
msgstr "セクション 1, 3, 5, 7 用 POD"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:16
msgid ""
"pod2man is used to convert POD content for each of the supported sections."
msgstr "サポートする各セクション用に POD 内容を pod2man で変換します。"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:17
msgid ""
"Use C<PODFILE> for section 1, C<PODMODULES> for section 3, C<POD5FILES> for "
"section 5 and C<POD7FILES> for section 7."
msgstr ""
"セクション 1 向けに C<PODFILE>、セクション 3 向けに C<PODMODULES>、セクショ"
"ン 5 向けに C<POD5FILES>、セクション 7 向けに C<POD7FILES> を使用してくださ"
"い。"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:18 doc/po4a-build.conf.5.pod:85
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:89
msgid ""
"For content in sections 5 or 7 (which tends to need a filename which is also "
"used for section 1 content), if the filename includes the 5 or 7 as part of "
"the filename, this (and any filename extension) will be automatically "
"stripped."
msgstr ""
"セクション 5、7 の内容のファイル名の一部に 5 や 7 が含まれる場合は、(セクショ"
"ン 1 の内容でも使われるファイル名にしなければならない傾向があるので) ファイル"
"名の拡張子と共に 5 や 7 が自動的に取り除かれます。"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:19
msgid "e.g. to prepare F</usr/share/man/man7/po4a.7.gz>:"
msgstr "例えば F</usr/share/man/man7/po4a.7.gz> を準備するには:"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:20 doc/po4a-build.conf.5.pod:90
#, no-wrap
msgid ""
" # POD files for section 7\n"
" POD7FILES=\"doc/po4a.7.pod\"\n"
"\n"
msgstr ""
" # セクション 7 用 POD\n"
" POD7FILES=\"doc/po4a.7.pod\"\n"
"\n"
#. type: =head1
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:21
msgid "File contents"
msgstr "ファイル内容"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:22
msgid "Configuration values can appear in any order in the configuration file."
msgstr "設定値は設定ファイル内でどのような順番でもかまいません。"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:23
msgid "Any content after a '#' is ignored."
msgstr "'#' 以降の内容を無視します。"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:24
msgid "Any value that would always be empty can be dropped from the file."
msgstr "常に空になる値は、ファイルから取り除けます。"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:25
msgid ""
"Some configuration fields are required - F<po4a-build> could end up with "
"nothing to do if required fields are empty."
msgstr ""
"設定フィールドのいくつかは必須です。必須フィールドを空にすると、F<po4a-"
"build> は何もせずに終わります。"
#. type: =item
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:26
msgid "CONFIG"
msgstr "CONFIG"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:27 doc/po4a-build.conf.5.pod:31
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:35 doc/po4a-build.conf.5.pod:39
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:43
msgid "Required."
msgstr "必須です。"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:28
msgid ""
"Name and location of the (temporary) C<po4a> configuration file that C<po4a-"
"build> will generate and maintain. This file does not need to live in your "
"version control system and can be safely cleaned up during the package build."
msgstr ""
"C<po4a-build> が生成して管理する (一時的な) C<po4a> 設定ファイルの名前と位置"
"です。このファイルは、バージョン管理システムの管理下にある必要はなく、パッ"
"ケージのビルドの過程で安全に削除できます。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:29
#, no-wrap
msgid ""
" # name and location of the config file\n"
" CONFIG=\"_build/po4a.config\"\n"
"\n"
msgstr ""
" # 設定ファイルの名前と位置\n"
" CONFIG=\"_build/po4a.config\"\n"
"\n"
#. type: =item
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:30
msgid "PODIR"
msgstr "PODIR"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:32
msgid ""
"Directory containing the PO files for ALL translations handled by this "
"configuration file. All strings will be merged into a POT file in this "
"directory and all PO files merged with that POT file. Any KEEP threshold "
"(see below) will be applied across all strings from all input files "
"specified in this file and all PO files in this directory. The directory "
"does not need to be called 'po'. Please note, however, that some statistic "
"tools expect the name to be 'po', therefor it is recommended to keep this "
"name."
msgstr ""
"この設定ファイルで扱うすべての翻訳用 PO ファイルを格納するディレクトリです。"
"文字列はすべてこのディレクトリにある POT ファイルにマージされ、全 PO ファイル"
"を この POT ファイルとマージします。KEEP 閾値 (後述) は、このファイルで指定し"
"た全入力ファイルの全文字列と、このディレクトリにある全 PO ファイルに適用され"
"ます。ディレクトリは 'po' と言う名前である必要はありません。しかし、いくつか"
"の統計ツールは名前が 'po' であることを求めています。したがって、この名前のま"
"まにすることが推奨されることに注意してください。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:33
#, no-wrap
msgid ""
" # po directory for manpages/docs\n"
" PODIR=\"po/pod\"\n"
"\n"
msgstr ""
" # manpage/doc 用 po ディレクトリ\n"
" PODIR=\"po/pod\"\n"
"\n"
#. type: =item
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:34
msgid "POTFILE"
msgstr "POTFILE"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:36
msgid ""
"Path to the POT file (relative to the location of this configuration file) "
"that will be generated, maintained and updated by C<po4a-build> for these "
"translations."
msgstr ""
"POT ファイルへのパス (この設定ファイルの位置からの相対パス) です。ここに対し"
"て C<po4a-build> が翻訳を生成し、保守や更新を行います。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:37
#, no-wrap
msgid ""
" # POT file path\n"
" POTFILE=\"po/pod/po4a-pod.pot\"\n"
"\n"
msgstr ""
" # POT ファイルのパス\n"
" POTFILE=\"po/pod/po4a-pod.pot\"\n"
"\n"
#. type: =item
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:38
msgid "BASEDIR"
msgstr "BASEDIR"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:40
msgid "Base directory for writing out the translated content."
msgstr "翻訳内容を書き出すベースディレクトリ。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:41
#, no-wrap
msgid ""
" # base directory for generated files, e.g. doc\n"
" BASEDIR=\"_build\"\n"
"\n"
msgstr ""
" # 生成したファイルのベースディレクトリ、例: doc\n"
" BASEDIR=\"_build\"\n"
"\n"
#. type: =item
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:42
msgid "BINARIES"
msgstr "BINARIES"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:44
msgid "Even if only one package is built, at least one value is required here."
msgstr "単一パッケージをビルドするとしても、少なくとも一つは値が必要です。"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:45
msgid ""
"The string itself is arbitrary but typically consists of the package name. "
"Generated content will then appear in subdirectories of F<BASEDIR/BINARIES>:"
msgstr ""
"この文字列は任意ですが、通常パッケージ名からできています。生成した内容は、以"
"下のように F<BASEDIR/BINARIES> のサブディレクトリに現れます:"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:46
#, no-wrap
msgid ""
" _build/po4a/man/man1/foo.1\n"
"\n"
msgstr ""
" _build/po4a/man/man1/foo.1\n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:47
msgid ""
"If the package builds more than one binary package (i.e. one source package "
"and multiple .deb or .rpm files), this field can help isolate content "
"intended for each target, making it easier to automate the build process."
msgstr ""
"複数のバイナリパッケージをビルドする場合 (つまり、一つのソースパッケージと複"
"数の .deb ファイルや .rpm ファイル)、このフィールドは各ターゲットを対象とした"
"内容を分離することで、ビルドプロセスの自動化を簡単にします。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:48
#, no-wrap
msgid ""
"Separate strings with a space.\n"
" \n"
msgstr ""
"空白で文字列を分割します。\n"
" \n"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:49
#, no-wrap
msgid ""
" # binary packages that will contain generated manpages\n"
" BINARIES=\"po4a\"\n"
"\n"
msgstr ""
" # 生成した manpage を含むバイナリパッケージ\n"
" BINARIES=\"po4a\"\n"
"\n"
#. type: =item
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:50
msgid "KEEP"
msgstr "KEEP"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:51
msgid ""
"Value to be passed directly to C<po4a -k> to specify the threshold for "
"correctly translated content before a particular translation is omitted from "
"the build. Leave empty or remove to use the default (80%) or specify zero to "
"force the inclusion of all content, even if completely untranslated."
msgstr ""
"特定の翻訳がビルドから除外される前に C<po4a -k> に直接渡される、正しく翻訳さ"
"れる内容の閾値です。空のままにしたり、削除したりするとデフォルト値 (80%) を使"
"用します。また、0 にすると、まったく訳されていなくても、強制的にすべての内容"
"を含めるようになります。"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:52
msgid ""
"For full control over such behaviour, consider carefully which files are "
"assigned to which F<po4a-build.conf> configuration file."
msgstr ""
"そのような挙動をすべて制御するために、どのファイルをどの F<po4a-build.conf> "
"設定ファイルに割り当てるかを慎重に決めてください。"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:53
msgid ""
"Note that having lots of files in one POT file can be more convenient for "
"translators, especially if files have strings in common. Conversely, POT "
"files with thousands of long strings are daunting for translators, leading "
"to long string freezes."
msgstr ""
"翻訳者にとっては POT ファイルにたくさんのファイルが含まれていると (特に共通す"
"る文字列が多いと) 都合がよいですが、逆に POT ファイルにたくさんの長い文字列が"
"あると、文字列の確定に時間がかかり、翻訳者の気力を奪ってしまうということに注"
"意してください。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:54
#, no-wrap
msgid ""
" # minimal threshold for translation percentage to keep\n"
" KEEP=\n"
"\n"
msgstr ""
" # 維持する翻訳率のしきい値\n"
" KEEP=\n"
"\n"
#. type: =item
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:55
msgid "XMLMAN1"
msgstr "XMLMAN1"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:56
msgid ""
"DocBook XML files to generate manpages in section 1. Separate filenames with "
"spaces. All files need to be in the XMLDIR directory."
msgstr ""
"セクション 1 の manpage を生成するための DocBook XML です。ファイル名は空白で"
"区切られます。すべてのファイルが、XMLDIR ディレクトリにある必要があります。"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:57
msgid ""
"It is common practice to fold multiple XML files into one book, in order to "
"provide a table of contents etc. If the book contains files also specified "
"in XMLMAN3, only specify the XML files for section 1 here, not the book "
"itself. If the book only contains content for this section, only specify the "
"book file."
msgstr ""
"目次などを提供するために、複数の XML ファイルを一つの book にまとめるのは一般"
"的な手法です。book に XMLMAN3 で指定したファイルも含む場合、book 自体ではな"
"く、セクション 1 の XML ファイルだけをここに指定してください。book にこのセク"
"ションの内容だけがある場合、book ファイルを指定してください。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:58
#, no-wrap
msgid ""
" # DocBook XML files for section 1\n"
" XMLMAN1=\"po4a-build.xml po4aman-display-po.xml po4apod-display-po.xml\"\n"
"\n"
msgstr ""
" # セクション 1 用 DocBook XML ファイル\n"
" XMLMAN1=\"po4a-build.xml po4aman-display-po.xml po4apod-display-po.xml\"\n"
"\n"
#. type: =item
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:59
msgid "XMLMAN3"
msgstr "XMLMAN3"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:60
msgid ""
"DocBook XML files to generate manpages in section 3. Separate filenames with "
"spaces. All files need to be in the XMLDIR directory."
msgstr ""
"セクション 3 の manpage を生成するための DocBook XML です。ファイル名は空白で"
"区切られます。すべてのファイルが、XMLDIR ディレクトリにある必要があります。"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:61
msgid ""
"It is common practice to fold multiple XML files into one book, in order to "
"provide a table of contents etc. If the book contains files also specified "
"in XMLMAN1, only specify the XML files for section 3 here, not the book "
"itself. If the book only contains content for this section, only specify the "
"book file."
msgstr ""
"目次などを提供するために、複数の XML ファイルを一つの book にまとめるのは、一"
"般的な手法です。book に XMLMAN1 で指定したファイルも含む場合、book 自体ではな"
"く、セクション 3 の XML ファイルだけをここに指定してください。book にこのセク"
"ションの内容だけがある場合、book ファイルを指定してください。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:62
#, no-wrap
msgid ""
" # DocBook XML files for section 3\n"
" XMLMAN3=\"\"\n"
"\n"
msgstr ""
" # セクション 3 用 DocBook XML manpage\n"
" XMLMAN3=\"\"\n"
"\n"
#. type: =item
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:63
msgid "XMLDIR"
msgstr "XMLDIR"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:64
msgid ""
"Location of all the DocBook XML files. Currently, C<po4a-build> expects to "
"be able to find all files listed in XMLMAN1 and XMLMAN3 by looking for *.xml "
"files in this directory."
msgstr ""
"すべての DocBook XML ファイルの場所です。現在 C<po4a-build> は、このディレク"
"トリにある *.xml ファイルを探すと XMLMAN1 と XMLMAN3 に列挙したすべてのファイ"
"ルが見つかることを期待しています。"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:65
msgid ""
"Must be specified if XMLMAN1 or XMLMAN3 are used. Paths are relative to the "
"location of the configuration file."
msgstr ""
"XMLMAN1 や XMLMAN3 を使用する場合、指定しなければなりません。設定ファイルの場"
"所からの相対パスです。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:66
#, no-wrap
msgid ""
" # location of the XML files\n"
" XMLDIR=\"share/doc/\"\n"
"\n"
msgstr ""
" # XML ファイルの場所\n"
" XMLDIR=\"share/doc/\"\n"
"\n"
#. type: =item
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:67
msgid "XMLPACKAGES"
msgstr "XMLPACKAGES"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:68
msgid "Which packages, out of the list in BINARIES, use XML source content."
msgstr ""
"BINARIES のリスト外で、どのパッケージが XML ソース内容を使用するかを指定しま"
"す。"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:69
msgid ""
"If any values are given in XMLMAN1 or XMLMAN3, a value must be given here as "
"well."
msgstr ""
"XMLMAN1 や XMLMAN3 で与えた値は、ここにも同様に与えなければなりません。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:70
#, no-wrap
msgid ""
" # binary packages using DocBook XML & xsltproc\n"
" XMLPACKAGES=\"po4a\"\n"
"\n"
msgstr ""
" # DocBook XML & xsltproc を使用するバイナリパッケージ\n"
" XMLPACKAGES=\"po4a\"\n"
"\n"
#. type: =item
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:71
msgid "DOCBOOKDIR"
msgstr "DOCBOOKDIR"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:72
msgid ""
"Similar to XMLDIR but only used to prepare the translated DocBook files. If "
"your package wants to use .sgml files, please discuss how these should be "
"built on the po4a-devel mailing list."
msgstr ""
"XMLDIR と同様ですが、翻訳された DocBook ファイルを準備するために使用します。"
"パッケージで .sgml ファイルを使用したい場合は、どのようにビルドするべきかを "
"po4a-devel メーリングリストで議論してください。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:73
#, no-wrap
msgid ""
" # pattern to find the .docbook files\n"
" DOCBOOKDIR=\"\"\n"
"\n"
msgstr ""
" # .docbook ファイルを検索するパターン\n"
" DOCBOOKDIR=\"\"\n"
"\n"
#. type: =item
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:74
msgid "XSLFILE"
msgstr "XSLFILE"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:75
msgid ""
"XSL stylesheet used to prepare the translated and untranslated content from "
"the DocBook XML files."
msgstr ""
"DocBook XML ファイルから翻訳済みおよび未訳の内容を用意するために使用される "
"XSL スタイルシートです。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:76
#, no-wrap
msgid ""
" # XSL file to use for DocBook XML\n"
" XSLFILE=\"http://docbook.sourceforge.net/release/xsl/current/manpages/docbook.xsl\"\n"
"\n"
msgstr ""
" # DocBook XML に使用する XSL ファイル\n"
" XSLFILE=\"http://docbook.sourceforge.net/release/xsl/current/manpages/docbook.xsl\"\n"
"\n"
#. type: =item
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:77
msgid "PODFILE"
msgstr "PODFILE"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:78
msgid ""
"POD files for generating manpage content in section 1. Separate POD files "
"with spaces. Paths, if used, need to be relative to the location of the "
"specified configuration file."
msgstr ""
"セクション 1 の manpage を生成するための POD ファイルです。POD ファイルを空白"
"で区切ります。使用する場合、設定ファイルの場所からの相対パスを指定する必要が"
"あります。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:79
#, no-wrap
msgid ""
" # POD files for section 1\n"
" PODFILE=\"po4a po4a-gettextize po4a-normalize scripts/msguntypot\"\n"
"\n"
msgstr ""
" # セクション 1 用 POD ファイル\n"
" PODFILE=\"po4a po4a-gettextize po4a-normalize scripts/msguntypot\"\n"
"\n"
#. type: =item
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:80
msgid "PODMODULES"
msgstr "PODMODULES"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:81
msgid ""
"Specialised support for Perl modules containing POD content - the module "
"name will be reconstructed from the path (so this should be the typical Perl "
"layout) and manpages are automatically put into section 3."
msgstr ""
"POD 内容を含む Perl モジュールに特化したサポートです。モジュール名はパスから"
"再構築されます (そのため一般的な Perl のレイアウトであるべきです)。また、"
"manpage を自動的にセクション 3 に配置します。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:82
#, no-wrap
msgid ""
" # POD files for section 3 - module names regenerated from the path\n"
" PODMODULES=\"lib/Locale/Po4a/*.pm\"\n"
"\n"
msgstr ""
" # セクション 3 用 POD ファイル - モジュール名はパスから再生成されます\n"
" PODMODULES=\"lib/Locale/Po4a/*.pm\"\n"
"\n"
#. type: =item
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:83
msgid "POD5FILES"
msgstr "POD5FILES"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:84
msgid ""
"Arbitrary POD content for use generating manpages for section 5. Paths, if "
"used, need to be relative to the location of the specified configuration "
"file."
msgstr ""
"セクション 5 の manpage を生成する任意の POD 内容です。使用する場合、設定ファ"
"イルの場所からの相対パスを指定する必要があります。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:86
#, no-wrap
msgid ""
" # POD files for section 5\n"
" POD5FILES=\"doc/po4a-build.conf.5.pod\"\n"
"\n"
msgstr ""
" # セクション 5 用 POD ファイル\n"
" POD5FILES=\"doc/po4a-build.conf.5.pod\"\n"
"\n"
#. type: =item
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:87
msgid "POD7FILES"
msgstr "POD7FILES"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:88
msgid ""
"Arbitrary POD content for use generating manpages for section 7. Paths, if "
"used, need to be relative to the location of the specified configuration "
"file."
msgstr ""
"セクション 7 の manpage を生成する任意の POD 内容です。使用する場合、設定ファ"
"イルの場所からの相対パスを指定する必要があります。"
#. type: =item
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:91
msgid "PODPACKAGES"
msgstr "PODPACKAGES"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:92
msgid ""
"Similar to XMLPACKAGES - any package expecting content to be built from POD "
"files needs to include a value in PODPACKAGES. Required if any values are "
"specified for PODFILE, PODMODULES, POD5FILES or POD7FILES."
msgstr ""
"XMLPACKAGES と同様です。内容を POD ファイルからビルドするパッケージは、"
"PODPACKAGES に値が含まれている必要があります。PODFILE、PODMODULES、"
"POD5FILES、POD7FILES に何か値を指定する場合必須です。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:93
#, no-wrap
msgid ""
" # binary packages using POD\n"
" PODPACKAGES=\"po4a\"\n"
"\n"
msgstr ""
" # POD を使用するバイナリパッケージ\n"
" PODPACKAGES=\"po4a\"\n"
"\n"
#. type: =item
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:94
msgid "HTMLDIR"
msgstr "HTMLDIR"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:95
msgid ""
"Subdirectory of BASEDIR to be used to output the untranslated and translated "
"HTML output."
msgstr "未訳と翻訳済みの HTML 出力を保存する BASEDIR のサブディレクトリです。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:96
#, no-wrap
msgid ""
" # HTML output (subdirectory of BASEDIR)\n"
" HTMLDIR=\"\"\n"
"\n"
msgstr ""
" # HTML 出力 (BASEDIR のサブディレクトリ)\n"
" HTMLDIR=\"\"\n"
"\n"
#. type: =item
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:97
msgid "HTMLFILE"
msgstr "HTMLFILE"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:98
msgid ""
"DocBook file to be converted to HTML (may be the same as one of the files in "
"XMLMAN1 or XMLMAN3). Sections are not relevant to HTML output, so feel free "
"to use the single book file here so that the HTML has a table of contents "
"etc."
msgstr ""
"HTML に変換される DocBook ファイルです (XMLMAN1 や XMLMAN3 にあるファイルと同"
"じかも)。セクションは HTML 出力と関連がないので、HTML に目次などを作るため、"
"気軽に単一 book ファイルを使用してください。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:99
#, no-wrap
msgid ""
" # HTML DocBook file\n"
" HTMLFILE=\"\"\n"
" \n"
msgstr ""
" # HTML DocBook ファイル\n"
" HTMLFILE=\"\"\n"
" \n"
#. type: =item
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:100
msgid "HTMLXSL"
msgstr "HTMLXSL"
#. type: textblock
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:101
msgid ""
"The default is to use a chunked XSL stylesheet. It is not currently "
"supported to use more than one stylesheet per HTML run."
msgstr ""
"chunk XSL スタイルシートを使用する際のデフォルト値です。現在、HTML の実行ごと"
"の、複数のスタイルシートの使用はサポートしていません。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:102
#, no-wrap
msgid ""
" # XSL file to use for HTML\n"
" HTMLXSL=\"http://docbook.sourceforge.net/release/xsl/current/html/chunk.xsl\"\n"
"\n"
msgstr ""
" # HTML に使用する XSL ファイル\n"
" HTMLXSL=\"http://docbook.sourceforge.net/release/xsl/current/html/chunk.xsl\"\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-build.conf.5.pod:104 doc/po4a-runtime.7.pod:44
#, no-wrap
msgid ""
" Neil Williams <linux@xxxxxxxxxxxxxx>\n"
"\n"
msgstr ""
" Neil Williams <linux@xxxxxxxxxxxxxx>\n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:2
msgid "po4a - framework to translate documentation and other materials"
msgstr "po4a - ドキュメントやその他の素材の翻訳フレームワーク"
#. type: =item
#: doc/po4a.7.pod:7
msgid "1 Why should I use po4a? What is it good for?"
msgstr "1 なぜ po4a を使うべきなのでしょうか? 何の役に立つのですか?"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:8
msgid ""
"This introducing chapter explains the motivation of the project and its "
"philosophy. You should read it first if you are in the process of evaluating "
"po4a for your own translations."
msgstr ""
"この導入の章では、プロジェクトの動機とその哲学について説明します。翻訳を行う"
"に当たって po4a を評価中であるなら、まずこの章を読んでください。"
#. type: =item
#: doc/po4a.7.pod:9
msgid "2 How to use po4a?"
msgstr "2 po4a の使い方は?"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:10 doc/po4a.7.pod:59
msgid ""
"This chapter is a sort of reference manual, trying to answer the users' "
"questions and to give you a better understanding of the whole process. This "
"introduces how to do things with po4a and serve as an introduction to the "
"documentation of the specific tools."
msgstr ""
"この章は、処理全体を理解していただけるようにユーザの質問に答える形のリファレ"
"ンスマニュアルの一種です。po4a をどのように使用するかを紹介し、特定のツールの"
"ドキュメントへの導入として役立ちます。"
#. type: =head2
#: doc/po4a.7.pod:11 doc/po4a.7.pod:66
msgid "HOWTO begin a new translation?"
msgstr "新規翻訳を始めるには?"
#. type: =head2
#: doc/po4a.7.pod:12 doc/po4a.7.pod:77
msgid "HOWTO change the translation back to a documentation file?"
msgstr "翻訳をドキュメントファイルに適用するには?"
#. type: =head2
#: doc/po4a.7.pod:13 doc/po4a.7.pod:82
msgid "HOWTO update a po4a translation?"
msgstr "po4a 翻訳を更新するには?"
#. type: =head2
#: doc/po4a.7.pod:14 doc/po4a.7.pod:88
msgid "HOWTO convert a pre-existing translation to po4a?"
msgstr "既存の訳を po4a にコンバートするには?"
#. type: =head2
#: doc/po4a.7.pod:15 doc/po4a.7.pod:122
msgid "HOWTO add extra text to translations (like translator's name)?"
msgstr "翻訳におまけのテキスト (翻訳者名など) を追加するには?"
#. type: =head2
#: doc/po4a.7.pod:16 doc/po4a.7.pod:173
msgid "HOWTO do all this in one program invocation?"
msgstr "一度のプログラム実行でこのすべてを行うには?"
#. type: =head2
#: doc/po4a.7.pod:17 doc/po4a.7.pod:177
msgid "HOWTO customize po4a?"
msgstr "po4a をカスタマイズするには?"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:18
#, no-wrap
msgid " \n"
msgstr " \n"
#. type: =item
#: doc/po4a.7.pod:19
msgid "3 How does it work?"
msgstr "3 どのように動作しますか?"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:20 doc/po4a.7.pod:183
msgid ""
"This chapter gives you a brief overview of the po4a internals, so that you "
"may feel more confident to help us maintaining and improving it. It may also "
"help you understanding why it does not do what you expected, and how to "
"solve your problems."
msgstr ""
"この章では、保守改良を自信を持って助けていただけるよう po4a 内部の概要を説明"
"します。また、なぜ思ったように動作しないか、どのように問題を解決すればいいか"
"を理解する助けになるかもしれません。"
#. type: =item
#: doc/po4a.7.pod:21
msgid "4 FAQ"
msgstr "4 FAQ"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:22 doc/po4a.7.pod:205
msgid ""
"This chapter groups the Frequently Asked Questions. In fact, most of the "
"questions for now could be formulated that way: \"Why is it designed this "
"way, and not that one?\" If you think po4a isn't the right answer to "
"documentation translation, you should consider reading this section. If it "
"does not answer your question, please contact us on the E<lt>po4a-"
"devel@lists.alioth.debian.orgE<gt> mailing list. We love feedback."
msgstr ""
"本章ではよく訊かれる質問を分類します。実際、以下のような形でほとんどの質問を"
"定型化できました。「なぜああではなく、このような設計をしたのですか?」 po4a が"
"ドキュメントを翻訳する正しい方法ではないと感じたら、この節を読むようにするべ"
"きです。あなたの疑問への答えにならないなら、E<lt>po4a-devel@xxxxxxxxxxxxx"
"debian.orgE<gt> メーリングリストで私たちにお問い合わせください。私たちは"
"フィードバックが大好きです。"
#. type: =item
#: doc/po4a.7.pod:23
msgid "5 Specific notes about modules"
msgstr "5 モジュール固有の記述"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:24
msgid ""
"This chapter presents the specificities of each module from the translator "
"and original author's point of view. Read this to learn the syntax you will "
"encounter when translating stuff in this module, or the rules you should "
"follow in your original document to make translators' life easier."
msgstr ""
"この章では、翻訳者とオリジナルの作者の視点で、それぞれのモジュールの仕様を示"
"しています。翻訳生活をより楽にするために、このモジュールで翻訳する際に遭遇す"
"る文法や、オリジナルのドキュメントが従わなければならないルールについて学ぶに"
"は、これをお読みください。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:25
msgid ""
"Actually, this section is not really part of this document. Instead, it is "
"placed in each module's documentation. This helps ensuring that the "
"information is up to date by keeping the documentation and the code together."
msgstr ""
"この節は実際には本ドキュメント本来の部分ではなく、各モジュールのドキュメント"
"にあります。これにより、ドキュメントとコードを共に保守し、確実に情報が最新と"
"なるのを助けます。"
#. type: =head1
#: doc/po4a.7.pod:26
msgid "Why should I use po4a? What it is good for?"
msgstr "なぜ po4a を使うべきなのでしょうか? 何の役に立つのですか?"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:27
msgid ""
"I like the idea of open-source software, making it possible for everybody to "
"access software and its source code. But being French, I'm well aware that "
"the licensing is not the only restriction to the openness of software: non-"
"translated free software is useless for non-English speakers, and we still "
"have some work to make it available to really everybody out there."
msgstr ""
"誰でもソフトウェアやそのソースコードにアクセスできるようにするオープンソース"
"の考え方が私は好きです。しかしフランス人であり、ソフトウェアのオープン度がラ"
"イセンスのみでないことをよく意識しています。翻訳されていないフリーソフトウェ"
"アは、非英語圏の人々には役に立たないのです。ですから本当に誰でも利用できるよ"
"うに、まだ作業を行っています。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:28
msgid ""
"The perception of this situation by the open-source actors did dramatically "
"improve recently. We, as translators, won the first battle and convinced "
"everybody of the translations' importance. But unfortunately, it was the "
"easy part. Now, we have to do the job and actually translate all this stuff."
msgstr ""
"オープンソース活動家のこの状況の認知度は、最近劇的に向上しました。翻訳者とし"
"て最初の戦いに勝利し、翻訳の重要性を周知できました。しかし残念ながら、これは"
"まだ簡単な部類でした。今度は、すべてを翻訳するよう作業しなければなりません。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:29
msgid ""
"Actually, open-source software themselves benefit of a rather decent level "
"of translation, thanks to the wonderful gettext tool suite. It is able to "
"extract the strings to translate from the program, present a uniform format "
"to translators, and then use the result of their works at run time to "
"display translated messages to the user."
msgstr ""
"実際には、オープンソースソフトウェア自身は、すばらしい gettext ツール群のおか"
"げでかなりきちんと翻訳の恩恵にあずかっています。これはプログラムから翻訳する"
"文字列を抽出し、翻訳者に決まった形で提供し、実行時には、作業の成果である翻訳"
"済みのメッセージをユーザに表示できます。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:30
#| msgid ""
#| "But the situation is rather different when it comes to documentation. Too "
#| "often, the translated documentation is not visible enough (not "
#| "distributed as a part of the program), only partial, or not up to date. "
#| "This last situation is by far the worst possible one. Outdated "
#| "translation can reveal worse than no translation at all to the users by "
#| "describing old program behavior which are not in use anymore."
msgid ""
"But the situation is rather different when it comes to documentation. Too "
"often, the translated documentation is not visible enough (not distributed "
"as a part of the program), only partial, or not up to date. This last "
"situation is by far the worst possible one. Outdated translation can turn "
"out to be worse than no translation at all to the users by describing old "
"program behavior which are not in use anymore."
msgstr ""
"しかし、ドキュメントに関しては状況が大きく異なります。あまりにも頻繁に、翻訳"
"されたドキュメントが十分見えるようになっていない (プログラムの一部として配布"
"されない)、一部しか訳されていない、更新されていないといったことが起きていま"
"す。最後の状況はあり得る中で最悪なものです。古い翻訳がもはや使われなくなった"
"古い動作を説明しているため、まったく翻訳されていない状況よりもひどい結果にな"
"ります。"
#. type: =head2
#: doc/po4a.7.pod:31
msgid "The problem to solve"
msgstr "解決すべき問題"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:32
msgid ""
"Translating documentation is not very difficult in itself. Texts are far "
"longer than the messages of the program and thus take longer to be achieved, "
"but no technical skill is really needed to do so. The difficult part comes "
"when you have to maintain your work. Detecting which parts did change and "
"need to be updated is very difficult, error-prone and highly unpleasant. I "
"guess that this explains why so much translated documentation out there are "
"outdated."
msgstr ""
"ドキュメントの翻訳は、本来そんなに難しくありません。テキストはプログラムの"
"メッセージよりもずっと長く、訳了するのに時間がかかりますが、技術スキルが本当"
"に必要というわけではないのです。難しい部分は成果物を保守しようとしたときに現"
"れます。変更箇所や更新すべき箇所を探し出すのは非常に難しく、誤りやすく、苦痛"
"をともなう作業です。世の中にこんなにも時代遅れなドキュメントが存在しているの"
"は、これが原因だと考えています。"
#. type: =head2
#: doc/po4a.7.pod:33
msgid "The po4a answers"
msgstr "po4a の回答"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:34
msgid ""
"So, the whole point of po4a is to make the documentation translation "
"I<maintainable>. The idea is to reuse the gettext methodology to this new "
"field. Like in gettext, texts are extracted from their original locations in "
"order to be presented in a uniform format to the translators. The classical "
"gettext tools help them updating their works when a new release of the "
"original comes out. But to the difference of the classical gettext model, "
"the translations are then re-injected in the structure of the original "
"document so that they can be processed and distributed just like the English "
"version."
msgstr ""
"そこで、po4a の核心は、ドキュメントの翻訳をI<保守できる>ようにすることです。"
"そのアイデアは、この新しい分野に gettext の方法論を再利用することです。"
"gettext のように、翻訳者に一様なフォーマットで提示するために、テキストはその"
"オリジナルの場所から抽出されます。オリジナルの新しいリリースが出てきた時に、"
"古典的な gettext ツールは翻訳者が翻訳を更新するのを手助けします。しかし、古典"
"的な gettext モデルとは異なり、翻訳はオリジナルドキュメントの構造に再度注入さ"
"れ、翻訳は英語バージョンと同じように処理や配布をすることができます。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:35
msgid ""
"Thanks to this, discovering which parts of the document were changed and "
"need an update becomes very easy. Another good point is that the tools will "
"make almost all the work when the structure of the original document gets "
"fundamentally reorganized and when some chapters are moved around, merged or "
"split. By extracting the text to translate from the document structure, it "
"also keeps you away from the text formatting complexity and reduces your "
"chances to get a broken document (even if it does not completely prevent you "
"to do so)."
msgstr ""
"このおかげで、ドキュメントのどこが変更され、修正する必要があるかを見つけるの"
"が、非常に簡単になりました。ほかの長所としては、オリジナルドキュメントの構造"
"が根本的に再編成されて、章が移動、結合、分割されたとしても、ほとんどすべての"
"作業をツールが行うということもあります。翻訳用にドキュメント構造からテキスト"
"を抽出することで複雑なテキストフォーマットに触らずに済み、ドキュメントを壊し"
"てしまう可能性を (完全になくすというわけには行きませんが) 低くできます。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:36
msgid ""
"Please also see the B<FAQ> below in this document for a more complete list "
"of the advantages and disadvantages of this approach."
msgstr ""
"このアプローチの利点と欠点のより詳しい一覧は、このドキュメントの後ろの "
"B<FAQ> を参照してください。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:38
msgid ""
"Currently, this approach has been successfully implemented to several kinds "
"of text formatting formats:"
msgstr ""
"現在、このアプローチで実装に成功しているのは、以下のテキスト整形フォーマット"
"です:"
#. type: =head3
#: doc/po4a.7.pod:39
msgid "man"
msgstr "man"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:40
msgid ""
"The good old manual pages' format, used by so much programs out there. The "
"po4a support is very welcome here since this format is somewhat difficult to "
"use and not really friendly to the newbies. The L<Locale::Po4a::Man(3pm)|"
"Man> module also supports the mdoc format, used by the BSD man pages (they "
"are also quite common on Linux)."
msgstr ""
"たくさんのプログラムで使われている、古き良きマニュアルページのフォーマットで"
"す。このフォーマットはいくらか難しく、初心者には本当に易しくないので po4a の"
"サポートは非常に歓迎されています。L<Locale::Po4a::Man(3pm)|Man> モジュール"
"は、BSD man ページ (Linux でも本当に一般的) で使用されている mdoc フォーマッ"
"トもサポートしています。"
#. type: =head3
#: doc/po4a.7.pod:41
msgid "pod"
msgstr "pod"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:42
msgid ""
"This is the Perl Online Documentation format. The language and extensions "
"themselves are documented that way, as well as most of the existing Perl "
"scripts. It makes easy to keep the documentation close to the actual code by "
"embedding them both in the same file. It makes programmer life easier, but "
"unfortunately, not the translator one."
msgstr ""
"Perl のオンラインドキュメントフォーマットです。言語や拡張機能自体が、既存の "
"Perl スクリプトと同じように記述されています。同じファイルに組み込んで、実際の"
"コードのそばにドキュメントを記述し保守しやすくしています。プログラマーの生活"
"は楽になりますが、残念ながら翻訳者の生活は楽にはなりません。"
#. type: =head3
#: doc/po4a.7.pod:43
msgid "sgml"
msgstr "sgml"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:44
msgid ""
"Even if somewhat superseded by XML nowadays, this format is still used "
"rather often for documents which are more than a few screens long. It allows "
"you to make complete books. Updating the translation of so long documents "
"can reveal to be a real nightmare. B<diff> reveals often useless when the "
"original text was re-indented after update. Fortunately, po4a can help you "
"in that process."
msgstr ""
"最近はいくらか XML に取って代わられましたが、このフォーマットは数画面以上の長"
"いドキュメントでまだかなり頻繁に使用されます。これで完全な本を作ることができ"
"ます。あまりにもドキュメントが長いため、翻訳を更新するのはまさしく悪夢といえ"
"ます。また、オリジナルドキュメントを更新すると、インデントが再構成されるた"
"め、B<diff> もあまり役に立ちません。幸い、po4a はこの処理でも助けになります。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:45
msgid ""
"Currently, only the DebianDoc and DocBook DTD are supported, but adding "
"support to a new one is really easy. It is even possible to use po4a on an "
"unknown SGML DTD without changing the code by providing the needed "
"information on the command line. See L<Locale::Po4a::Sgml(3pm)> for details."
msgstr ""
"現在、DebianDoc と DocBook DTD のみサポートしていますが、新しくサポートするも"
"のを追加するのは、本当に簡単です。また、コマンドラインに必要な情報を与え、"
"コードを変更せずに未知の SGML DTD を po4a で使用することもできます。詳細は "
"L<Locale::Po4a::Sgml(3pm)> を参照してください。"
#. type: =head3
#: doc/po4a.7.pod:46
msgid "TeX / LaTeX"
msgstr "TeX / LaTeX"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:47
msgid ""
"The LaTeX format is a major documentation format used in the Free Software "
"world and for publications. The L<Locale::Po4a::LaTeX(3pm)|LaTeX> module "
"was tested with the Python documentation, a book and some presentations."
msgstr ""
"LaTeX フォーマットはフリーソフトウェア界や出版界で使われている有名なフォー"
"マットです。L<Locale::Po4a::LaTeX(3pm)|LaTeX> モジュールは Python のドキュメ"
"ントや書籍、各種発表でテストされています。"
#. type: =head3
#: doc/po4a.7.pod:48
msgid "texinfo"
msgstr "texinfo"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:49
msgid ""
"All the GNU documentation is written in this format (that's even one of the "
"requirement to become an official GNU project). The support for L<Locale::"
"Po4a::Texinfo(3pm)|Texinfo> in po4a is still at the beginning. Please "
"report bugs and feature requests."
msgstr ""
"GNU のドキュメントはすべてこのフォーマットで書かれています (公式 GNU プロジェ"
"クトになる必要条件の一つです)。po4a のL<Locale::Po4a::Texinfo(3pm)|Texinfo> "
"サポートは始まったばかりです。バグ報告や機能のリクエストをお願いします。"
#. type: =head3
#: doc/po4a.7.pod:50
msgid "xml"
msgstr "xml"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:51
msgid "The XML format is a base format for many documentation formats."
msgstr "XML フォーマットは多くのドキュメントフォーマットの基礎になっています。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:52
msgid ""
"Currently, the DocBook DTD is supported by po4a. See L<Locale::Po4a::"
"Docbook(3pm)> for details."
msgstr ""
"現在、po4a では DocBook の DTD をサポートしています。詳細は、L<Locale::Po4a::"
"Docbook(3pm)> を参照してください。"
#. type: =head3
#: doc/po4a.7.pod:53
msgid "others"
msgstr "その他"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:54
msgid ""
"Po4a can also handle some more rare or specialized formats, such as the "
"documentation of compilation options for the 2.4.x kernels or the diagrams "
"produced by the dia tool. Adding a new one is often very easy and the main "
"task is to come up with a parser of your target format. See L<Locale::Po4a::"
"TransTractor(3pm)> for more information about this."
msgstr ""
"po4a は、カーネル 2.4.x のコンパイルオプションのドキュメントや、dia ツールで"
"使用する図といった、もっとレアだったり特殊なフォーマットもサポートしていま"
"す。新しいものを追加するのは非常に簡単で、目標フォーマットのパーサを追加する"
"のが主なタスクとなっています。この詳細情報は L<Locale::Po4a::"
"TransTractor(3pm)> を参照してください。"
#. type: =head2
#: doc/po4a.7.pod:55
msgid "Unsupported formats"
msgstr "サポート外のフォーマット"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:56
msgid ""
"Unfortunately, po4a still lacks support for several documentation formats."
msgstr ""
"残念ながら、po4a はいくつかのドキュメントフォーマットのサポートを欠いていま"
"す。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:57
msgid ""
"There is a whole bunch of other formats we would like to support in po4a, "
"and not only documentation ones. Indeed, we aim at plugging all \"market "
"holes\" left by the classical gettext tools. It encompass package "
"descriptions (deb and rpm), package installation scripts questions, package "
"changelogs, and all specialized file formats used by the programs such as "
"game scenarios or wine resource files."
msgstr ""
"ドキュメントだけではなく、po4a でサポートしたいほかのフォーマットがたくさんあ"
"ります。まさしく私たちは、古典的な gettext ツールが残した「市場の穴」を埋める"
"のを目標としています。そこには、パッケージの説明 (deb や rpm) や、パッケージ"
"のインストールスクリプトの質問、パッケージの changelog、ゲームのシナリオや "
"wine リソースファイルといったプログラムが使用するすべての特殊ファイルが含まれ"
"ます。"
#. type: =head1
#: doc/po4a.7.pod:58
msgid "How to use po4a?"
msgstr "po4a の使い方は?"
#. type: =head2
#: doc/po4a.7.pod:60
msgid "Graphical overview"
msgstr "概要図"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:61
msgid ""
"The following schema gives an overview of the process of translating "
"documentation using po4a. Do not be afraid by its apparent complexity, it "
"comes from the fact that the I<whole> process is represented here. Once you "
"converted your project to po4a, only the right part of the graphic is "
"relevant."
msgstr ""
"以下の図は po4a を用いたドキュメント翻訳過程の概要です。複雑になってしまいま"
"したが、おじけづかないでください。処理の I<全体> を表そうとして、このように"
"なってしまいました。いったんプロジェクトを po4a に変換すると図の右の部分のみ"
"が関係します。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:62
msgid ""
"Note that F<master.doc> is taken as an example for the documentation to be "
"translated and F<translation.doc> is the corresponding translated text. The "
"suffix could be F<.pod>, F<.xml>, or F<.sgml> depending on its format. Each "
"part of the picture will be detailed in the next sections."
msgstr ""
"翻訳する文書の例として F<master.doc> をとり、対応する翻訳済み文書を "
"F<translation.doc> とします。拡張子は、フォーマットにより F<.pod>, F<.xml>, "
"F<.sgml> となります。図の各部の詳細は、次の節で説明します。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:63
#, no-wrap
msgid ""
" master.doc\n"
" |\n"
" V\n"
" +<-----<----+<-----<-----<--------+------->-------->-------+\n"
" : | | :\n"
"{translation} | { update of master.doc } :\n"
" : | | :\n"
" XX.doc | V V\n"
"(optional) | master.doc ->-------->------>+\n"
" : | (new) |\n"
" V V | |\n"
" [po4a-gettextize] doc.XX.po--->+ | |\n"
" | (old) | | |\n"
" | ^ V V |\n"
" | | [po4a-updatepo] |\n"
" V | | V\n"
" translation.pot ^ V |\n"
" | | doc.XX.po |\n"
" | | (fuzzy) |\n"
" { translation } | | |\n"
" | ^ V V\n"
" | | {manual editing} |\n"
" | | | |\n"
" V | V V\n"
" doc.XX.po --->---->+<---<---- doc.XX.po addendum master.doc\n"
" (initial) (up-to-date) (optional) (up-to-date) \n"
" : | | |\n"
" : V | |\n"
" +----->----->----->------> + | |\n"
" | | |\n"
" V V V\n"
" +------>-----+------<------+\n"
" |\n"
" V\n"
" [po4a-translate]\n"
" |\n"
" V\n"
" XX.doc\n"
" (up-to-date)\n"
"\n"
msgstr ""
" master.doc\n"
" |\n"
" V\n"
" +<-----<----+<-----<-----<--------+------->-------->-------+\n"
" : | | :\n"
" {翻訳} | { master.doc の更新 } :\n"
" : | | :\n"
" XX.doc | V V\n"
"(オプション) | master.doc ->-------->------>+\n"
" : | (新) |\n"
" V V | |\n"
" [po4a-gettextize] doc.XX.po--->+ | |\n"
" | (旧) | | |\n"
" | ^ V V |\n"
" | | [po4a-updatepo] |\n"
" V | | V\n"
" translation.pot ^ V |\n"
" | | doc.XX.po |\n"
" | | (fuzzy) |\n"
" { 翻訳 } | | |\n"
" | ^ V V\n"
" | | {手動編集} |\n"
" | | | |\n"
" V | V V\n"
" doc.XX.po --->---->+<---<---- doc.XX.po addendum master.doc\n"
" (初期) (最新化) (オプション) (最新化) \n"
" : | | |\n"
" : V | |\n"
" +----->----->----->------> + | |\n"
" | | |\n"
" V V V\n"
" +------>-----+------<------+\n"
" |\n"
" V\n"
" [po4a-translate]\n"
" |\n"
" V\n"
" XX.doc\n"
" (最新化)\n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:64
msgid ""
"On the left part, the conversion of a translation not using po4a to this "
"system is shown. On the top of the right part, the action of the original "
"author is depicted (updating the documentation). The middle of the right "
"part is where the automatic actions of po4a are depicted. The new material "
"are extracted, and compared against the exiting translation. Parts which "
"didn't change are found, and previous translation is used. Parts which where "
"partially modified are also connected to the previous translation, but with "
"a specific marker indicating that the translation must be updated. The "
"bottom of the figure shows how a formatted document is built."
msgstr ""
"左側で、po4a を使用していない翻訳のこのシステムへの変換を表します。右側の先頭"
"でオリジナルの作者の行動 (ドキュメントの更新) を描いています。右側の中盤で "
"po4a が自動で行う動作を描いています。新しい要素を抽出し、既存の翻訳と比較して"
"います。変更のなかった部分には以前の翻訳を使います。一部変更がある部分には、"
"以前の翻訳を使いますが、翻訳を更新する必要があるというマークが付きます。図の"
"下部は、整形済みドキュメントがどのように組み立てられるかを示しています。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:65
msgid ""
"Actually, as a translator, the only manual operation you have to do is the "
"part marked {manual editing}. Yeah, I'm sorry, but po4a helps you "
"translate. It does not translate anything for you..."
msgstr ""
"実際には、翻訳者として唯一手で操作しなければならないのは {手動編集} と印が付"
"いている部分です。あぁ申し訳ありません。po4a は翻訳の助けにはなりますが、翻訳"
"をしてくれるわけではありません……"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:67
msgid ""
"This section presents the needed steps required to begin a new translation "
"with po4a. The refinements involved in converting an existing project to "
"this system are detailed in the relevant section."
msgstr ""
"この節では、po4a で新しく翻訳を始めるのに必要な手順を説明します。既存プロジェ"
"クトをこのシステムに変換する方法は、関連する節で詳しく取り扱います。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:68
msgid ""
"To begin a new translation using po4a, you have to do the following steps:"
msgstr "po4a を用いて新しく翻訳を始めるには、以下の手順を行う必要があります:"
#. type: =item
#: doc/po4a.7.pod:69 doc/po4a.7.pod:73 doc/po4a.7.pod:102 doc/po4a.7.pod:104
#: doc/po4a.7.pod:106 doc/po4a.7.pod:108 doc/po4a.7.pod:110 doc/po4a.7.pod:113
#: doc/po4a.7.pod:115 lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:7
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:9 lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:12
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:14 lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:106
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:108 lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:110
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:121 lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:123
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:125 lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:142
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:144 lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:146
msgid "-"
msgstr "-"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:70
msgid ""
"Extract the text which have to be translated from the original E<lt>F<master."
"doc>E<gt> document into a new translation template E<lt>F<translation."
"pot>E<gt> file (the gettext format). For that, use the B<po4a-gettextize> "
"program this way:"
msgstr ""
"オリジナルの E<lt>F<master.doc>E<gt> ドキュメントから、翻訳するテキストを新し"
"い翻訳テンプレート E<lt>F<translation.pot>E<gt> ファイル (gettext フォーマッ"
"ト) に抽出します。これには B<po4a-gettextize> プログラムを以下のように使いま"
"す:"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:71
#, no-wrap
msgid ""
" $ po4a-gettextize -f <format> -m <master.doc> -p <translation.pot>\n"
"\n"
msgstr ""
" $ po4a-gettextize -f <format> -m <master.doc> -p <translation.pot>\n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:72
msgid ""
"E<lt>I<format>E<gt> is naturally the format used in the F<master.doc> "
"document. As expected, the output goes into F<translation.pot>. Please "
"refer to L<po4a-gettextize(1)> for more details about the existing options."
msgstr ""
"E<lt>I<format>E<gt> は、当然 F<master.doc> ドキュメントで使用されるフォーマッ"
"トです。予想されたように、出力は F<translation.pot> になります。既存のオプ"
"ションの詳細は L<po4a-gettextize(1)> を参照してください。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:74
msgid ""
"Actually translate what should be translated. For that, you have to rename "
"the POT file for example to F<doc.XX.po> (where I<XX> is the ISO639 code of "
"the language you are translating to, e.g. B<fr> for French), and edit the "
"resulting file. It is often a good idea to not name the file F<XX.po> to "
"avoid confusion with the translation of the program messages, but this your "
"call. Don't forget to update the PO file headers, they are important."
msgstr ""
"翻訳すべき箇所を実際に翻訳してください。これには POT ファイルの名前を例えば "
"F<doc.XX.po> (I<XX> は翻訳する ISO639 の言語コードで、例えばフランス語なら "
"B<fr>) と変更し、そのファイルを編集します。プログラムのメッセージに対する翻訳"
"と混同しないように、F<XX.po> と言う名前を付けないようにするのが良い方法です"
"が、これはあなた次第です。PO ファイルのヘッダの編集を忘れないでください。これ"
"が重要です。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:75
msgid ""
"The actual translation can be done using the Emacs' or Vi's PO mode, "
"Lokalize (KDE based), Gtranslator (GNOME based) or whichever program you "
"prefer to use for them (e.g. Virtaal)."
msgstr ""
"実際の翻訳には、Emacs や Vi の PO mode、Lokalize (KDE ベース)、Gtranslator "
"(GNOME ベース)、その他 (例えば Virtaal) より、あなたが作業しやすいものを使う"
"ことができます。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:76
msgid ""
"If you wish to learn more about this, you definitively need to refer to the "
"gettext documentation, available in the B<gettext-doc> package."
msgstr ""
"翻訳作業について詳しく学びたい場合は、間違いなく B<gettext-doc> パッケージに"
"ある gettext のドキュメントを参照する必要があります。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:78
msgid ""
"Once you're done with the translation, you want to get the translated "
"documentation and distribute it to users along with the original one. For "
"that, use the L<po4a-translate(1)> program like that (where I<XX> is the "
"language code):"
msgstr ""
"翻訳を完了したら、翻訳されたドキュメントを取得し、オリジナルのものと一緒にユーザに提供したいと思います。そのために、以下のように L<po4a-translate(1)> プログ"
"ラムを使用してください (I<XX> の箇所は言語コードです):"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:79
#, no-wrap
msgid ""
" $ po4a-translate -f <format> -m <master.doc> -p <doc.XX.po> -l <XX.doc>\n"
"\n"
msgstr ""
" $ po4a-translate -f <format> -m <master.doc> -p <doc.XX.po> -l <XX.doc>\n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:80
msgid ""
"As before, E<lt>I<format>E<gt> is the format used in the F<master.doc> "
"document. But this time, the PO file provided with the B<-p> flag is part of "
"the input. This is your translation. The output goes into F<XX.doc>."
msgstr ""
"先ほどと同様に、E<lt>I<format>E<gt> は F<master.doc> ドキュメントで使用してい"
"るフォーマットです。しかし今度は、B<-p> フラグで指定する PO ファイルが入力部"
"にあります。これはあなたが翻訳したものです。F<XX.doc> に出力します。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:81
msgid "Please refer to L<po4a-translate(1)> for more details."
msgstr "詳細は L<po4a-translate(1)> を参照してください。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:83
msgid ""
"To update your translation when the original F<master.doc> file has changed, "
"use the L<po4a-updatepo(1)> program like that:"
msgstr ""
"オリジナルの F<master.doc> ファイルが変更された時に翻訳を更新するには、"
"L<po4a-updatepo(1)> を以下のように使用します:"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:84
#, no-wrap
msgid ""
" $ po4a-updatepo -f <format> -m <new_master.doc> -p <old_doc.XX.po>\n"
"\n"
msgstr ""
" $ po4a-updatepo -f <format> -m <new_master.doc> -p <old_doc.XX.po>\n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:85
msgid "(Please refer to L<po4a-updatepo(1)> for more details)"
msgstr "(詳細は L<po4a-updatepo(1)> を参照してください)"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:86
msgid ""
"Naturally, the new paragraph in the document won't get magically translated "
"in the PO file with this operation, and you'll need to update the PO file "
"manually. Likewise, you may have to rework the translation for paragraphs "
"which were modified a bit. To make sure you won't miss any of them, they are "
"marked as \"fuzzy\" during the process and you have to remove this marker "
"before the translation can be used by B<po4a-translate>. As for the initial "
"translation, the best is to use your favorite PO editor here."
msgstr ""
"当然のことながら、この操作でドキュメントの新しい段落が魔法のように PO ファイ"
"ルで翻訳されているということはありません。PO ファイルを手で更新する必要があり"
"ます。さらに、少し変更された段落のために翻訳を手直しする必要があります。変更"
"された段落を見逃さないように、処理中に \"fuzzy\" マーカが付けられるので、"
"B<po4a-translate> でその翻訳を処理する前に、のマーカを消さなければなりませ"
"ん。最初の翻訳と同様に、作業しやすい PO エディタを使うのがベストです。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:87
msgid ""
"Once your PO file is up-to-date again, without any untranslated or fuzzy "
"string left, you can generate a translated documentation file, as explained "
"in the previous section."
msgstr ""
"未訳部や fuzzy な部分を取り除いて PO ファイルを再度最新にしたら、前節で説明し"
"たように翻訳済みドキュメントファイルを生成できます。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:89
msgid ""
"Often, you used to translate manually the document happily until a major "
"reorganization of the original F<master.doc> document happened. Then, after "
"some unpleasant tries with B<diff> or similar tools, you want to convert to "
"po4a. But of course, you don't want to loose your existing translation in "
"the process. Don't worry, this case is also handled by po4a tools and is "
"called gettextization."
msgstr ""
"オリジナルの F<master.doc> ドキュメントが大きく再編成されるまでは、手で翻訳す"
"るのに不満はなかったでしょう。B<diff> のようなツールがうまくいかなくなったか"
"ら po4a に乗り換えようとしているのだと思います。もちろん、この処理で既存の翻"
"訳を失いたくはありません。ご心配なく。この場合も po4a では扱えます。これを "
"gettext 化と呼びます。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:90
msgid ""
"The key here is to have the same structure in the translated document and in "
"the original one so that the tools can match the content accordingly."
msgstr ""
"ここで重要なのは、翻訳とオリジナルが同一の構造になっていることで、ツールがそ"
"れぞれの内容を対応付けられることです。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:91
msgid ""
"If you are lucky (i.e., if the structures of both documents perfectly "
"match), it will work seamlessly and you will be set in a few seconds. "
"Otherwise, you may understand why this process has such an ugly name, and "
"you'd better be prepared to some grunt work here. In any case, remember that "
"it is the price to pay to get the comfort of po4a afterward. And the good "
"point is that you have to do so only once."
msgstr ""
"あなたがツイていれば (つまり両方のドキュメントの構造が完全に一致するとか)、"
"シームレスに一瞬で完了します。そうでなければ、この手順になぜこんなひどい名前"
"が付いているのか理解するでしょう。とはいえこんなひどい作業でも準備しておくに"
"越したことはありません。いずれにしろ、po4a で後々楽になるために支払う価値があ"
"ると思ってください。ありがたいことに一回だけやればいいのです。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:92
msgid ""
"I cannot emphasis this too much. In order to ease the process, it is thus "
"important that you find the exact version which were used to do the "
"translation. The best situation is when you noted down the VCS revision used "
"for the translation and you didn't modify it in the translation process, so "
"that you can use it."
msgstr ""
"改めて強調します。処理を容易にするために、翻訳を行うために使用された正確な"
"バージョンを見つけることはとても重要です。翻訳に使った VCS のリビジョンを記録"
"していて、さらに翻訳の過程でそれを変更していないならばベストな状況です。そう"
"なら、そのリビジョンを使うことができます。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:93
msgid ""
"It won't work well when you use the updated original text with the old "
"translation. It remains possible, but is harder and really should be avoided "
"if possible. In fact, I guess that if you fail to find the original text "
"again, the best solution is to find someone to do the gettextization for you "
"(but, please, not me ;)."
msgstr ""
"更新されたオリジナルテキストを古い翻訳と一緒に使用するのはうまくいきません。"
"そういったこともできますが、本当に大変で、できれば避けた方がいいでしょう。事"
"実上、もう一度オリジナルテキストを見つけられないなら、一番いいのはあなたのた"
"めに gettext 化してくれる人を見つけることでしょう。(あ、いや、私じゃないです"
"よ ;)"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:94
msgid ""
"Maybe I'm too dramatic here. Even when things go wrong, it remains ways "
"faster than translating everything again. I was able to gettextize the "
"existing French translation of the Perl documentation in one day, even "
"though things B<did> went wrong. That was more than two megabytes of text, "
"and a new translation would have lasted months or more."
msgstr ""
"おそらくドラマチックすぎるでしょうが、何か問題があるとしても、すべてをもう一"
"度翻訳し直すよりは速いと思います。既存の Perl ドキュメントフランス語訳を "
"gettext 化するのに、問題も B<ありました> が 1 日でできました。これは 2MB のテ"
"キストで、新規に翻訳するには数ヶ月を要したでしょう。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:95
msgid ""
"Let me explain the basis of the procedure first and I will come back on "
"hints to achieve it when the process goes wrong. To ease comprehension, "
"let's use above example once again."
msgstr ""
"ではまず、手順の基本を説明します。それから何か問題があれば戻ってきてヒントを"
"示したいと思います。理解しやすいように、もう一度上記の例を使用しましょう。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:96
msgid ""
"Once you have the old F<master.doc> again which matches with the translation "
"F<XX.doc>, the gettextization can be done directly to the PO file F<doc.XX."
"po> without manual translation of F<translation.pot> file:"
msgstr ""
"翻訳した F<XX.doc> に対応する古い F<master.doc> を用意できたら、"
"F<translation.pot> ファイルを手で訳さなくても PO ファイル F<doc.XX.po> を直"
"接 gettext 化できます:"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:97
#, no-wrap
msgid ""
" $ po4a-gettextize -f <format> -m <old_master.doc> -l <XX.doc> -p <doc.XX.po>\n"
"\n"
msgstr ""
" $ po4a-gettextize -f <format> -m <old_master.doc> -l <XX.doc> -p <doc.XX.po>\n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:98
msgid ""
"When you're lucky, that's it. You converted your old translation to po4a and "
"can begin with the updating task right away. Just follow the procedure "
"explained a few section ago to synchronize your PO file with the newest "
"original document, and update the translation accordingly."
msgstr ""
"ツイているならこれで完了です。古い翻訳を po4a に変換し、すぐに更新タスクを行"
"えます。数節前に説明した、最新のオリジナルドキュメントと PO ファイルの同期を"
"取る手順に従い、翻訳を更新してください。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:99
msgid ""
"Please note that even when things seem to work properly, there is still room "
"for errors in this process. The point is that po4a is unable to understand "
"the text to make sure that the translation match the original. That's why "
"all strings are marked as \"fuzzy\" in the process. You should check each of "
"them carefully before removing those markers."
msgstr ""
"うまくいっているように見えても、この処理に誤りの入り込む余地があることに注意"
"してください。ポイントは、po4a がオリジナルと翻訳が一致しているかどうかを理解"
"できないということです。この処理の結果、すべての文字列に \"fuzzy\" マークが付"
"いてしまうのはこういうわけです。マーカを削除する前に、注意してチェックする必"
"要があります。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:100
msgid ""
"Often the document structures don't match exactly, preventing B<po4a-"
"gettextize> from doing its job properly. At that point, the whole game is "
"about editing the files to get their damn structures matching."
msgstr ""
"しばしば、ドキュメント構造が完全には一致せず、B<po4a-gettextize> が正常に機能"
"しません。この時点で、ゲームはその腐った構造をすりあわせていく作業がすべてに"
"なります。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:101
msgid ""
"It may help to read the section B<Gettextization: how does it work?> below. "
"Understanding the internal process will help you to make this work. The good "
"point is that B<po4a-gettextize> is rather verbose about what went wrong "
"when it happens. First, it pinpoints where in the documents the structures' "
"discrepancies are. You will learn the strings that don't match, their "
"positions in the text, and the type of each of them. Moreover, the PO file "
"generated so far will be dumped to F<gettextization.failed.po>."
msgstr ""
"後にある B<gettext 化: どのように動作しますか?> 節を読むと参考になると思いま"
"す。内部処理を理解することは、この作業の助けになります。B<po4a-gettextize> の"
"利点は、何か問題が発生すると、詳しく教えてくれることです。まず、ドキュメント"
"に構造上の食い違いがある場合、その箇所を指摘します。これで一致しない文字列"
"や、テキスト中の箇所、それらの型が分かります。さらに、そこまでで生成した PO "
"ファイルは F<gettextization.failed.po> に書き出してあります。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:103
msgid ""
"Remove all extra parts of the translations, such as the section in which you "
"give the translator name and thank every people who contributed to the "
"translation. Addenda, which are described in the next section, will allow "
"you to re-add them afterward."
msgstr ""
"翻訳者名や、翻訳に貢献した人々への謝辞といった、翻訳で追加した箇所を取り除い"
"てください。次節で説明する追加内容に後で改めて追加できます。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:105
msgid ""
"Do not hesitate to edit both the original and the translation. The most "
"important thing is to get the PO file. You will be able to update it "
"afterward. That being said, editing the translation should be preferred when "
"both are possible since it makes things easier when the gettextization is "
"done."
msgstr ""
"遠慮なくオリジナルと翻訳の両方を編集してください。最も重要なのは PO ファイル"
"を手に入れることです。更新は後でできます。どちらも可能であれば、gettext 化の"
"完了後に楽になるよう、前述のように翻訳側を編集するとよいでしょう。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:107
msgid ""
"If needed, kill some parts of the original if they happen to not be "
"translated. When synchronizing the PO with the document afterward, they will "
"come back from themselves."
msgstr ""
"必要に応じて、一部が翻訳されない問題が起きたら、そのオリジナルの一部を消して"
"ください。後で PO をドキュメントと同期すると、それらが復活するでしょう。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:109
msgid ""
"If you changed the structure a bit (to merge two paragraphs, or split "
"another one), undo those changes. If there are issues in the original, you "
"should inform the original author. Fixing them in your translation only "
"fixes them for a part of the community. And moreover, it's impossible when "
"using po4a ;)"
msgstr ""
"構造を少しだけ変えた (二つの段落をまとめたとか、一つの段落を分けたとか) のな"
"ら、その変更を元に戻してください。オリジナルに問題があるなら、オリジナルの作"
"者に連絡するべきでしょう。あなたの翻訳の中だけを修正することは、コミュニティ"
"の一部だけのための修正です。さらにいえば、po4a を使用する限り不可能です ;)"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:111
msgid ""
"Sometimes, the paragraph content does match, but their types don't. Fixing "
"it is rather format-dependant. In POD and man, it often comes from the fact "
"that one of the two contains a line beginning with a white space where the "
"other doesn't. In those formats, such paragraph cannot be wrapped and thus "
"become a different type. Just remove the space and you are fine. It may also "
"be a typo in the tag name."
msgstr ""
"時には、段落の内容は一致するけれども、型があわない場合があります。その修正法"
"はフォーマットに依存します。POD や man では、片方の行は空白で始まっているの"
"に、もう片方はそうではない、ということが実際にあります。こういったフォーマッ"
"トでは、そのような段落は改行できず、別の型となります。そのようなときは空白を"
"削除してください。おそらくタグ名のタイプミスでしょう。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:112
#| msgid ""
#| "Likewise, two paragraphs may get merged together in POD when the "
#| "separating line contains some spaces, or when there is no empty line "
#| "before the =item line and the content of the item."
msgid ""
"Likewise, two paragraphs may get merged together in POD when the separating "
"line contains some spaces, or when there is no empty line between the =item "
"line and the content of the item."
msgstr ""
"同様に、POD では、分割行に空白が入っていたり、=item 行と item の内容の間に空"
"行がない場合、二つの段落を一つにまとめてしまいます。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:114
msgid ""
"Sometimes, there is a desynchronization between the files, and the "
"translation is attached to the wrong original paragraph. It is the sign that "
"the real problem was before in the files. Check F<gettextization.failed.po> "
"to see when the desynchronization begins, and fix it there."
msgstr ""
"時々、ファイル間で同期が取れておらず、翻訳が間違った段落に割り当てられること"
"があります。これはファイルに以前から問題があったことを示しています。"
"F<gettextization.failed.po> をチェックして、同期が取れない箇所を探し、修正し"
"てください。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:116
msgid ""
"Sometimes, you get the strong feeling that po4a ate some parts of the text, "
"either the original or the translation. F<gettextization.failed.po> "
"indicates that both of them where gently matching, and then the "
"gettextization fails because it tried to match one paragraph with the one "
"after (or before) the right one, as if the right one disappeared. Curse po4a "
"as I did when it first happened to me. Generously."
msgstr ""
"時々、po4a がオリジナルや翻訳のテキスト部分を、食べてしまったと強く思うかもし"
"れません。F<gettextization.failed.po> に緩く一致した箇所が、どちらも記録され"
"ます。その後、前後の正しいものと一致するかを試して gettext 化は失敗し、正しい"
"ものが見えなくなります。初めて私の身に起きたとき私がしたように、po4a を盛大に"
"罵ってください。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:117
msgid ""
"This unfortunate situation happens when the same paragraph is repeated over "
"the document. In that case, no new entry is created in the PO file, but a "
"new reference is added to the existing one instead."
msgstr ""
"この不幸な状況は、同じ段落がドキュメント中で繰り返されているときに起こりま"
"す。この場合、PO ファイルに新しいエントリは追加されませんが、既存のエントリに"
"参照が追加されます。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:118
#| msgid ""
#| "So, when the same paragraph appears twice in the original but both are "
#| "not translated in the exact same way each time, you will get the feeling "
#| "that a paragraph of the original disappeared. Just kill the new "
#| "translation. If you prefer to kill the first translation instead when it "
#| "was actually better, remove the second one from where it is and put it in "
#| "place of the first one."
msgid ""
"So, when the same paragraph appears twice in the original but both are not "
"translated in the exact same way each time, you will get the feeling that a "
"paragraph of the original disappeared. Just kill the new translation. If you "
"prefer to kill the first translation instead when the second one was "
"actually better, remove the second one from where it is and put the first "
"one in the place of the second one."
msgstr ""
"そのため、オリジナルに同じ段落が二回現れ、しかし両方がまったく同じに訳されな"
"かった場合、オリジナルの段落が消えたと感じるでしょう。この場合は単に、新しい"
"翻訳を消してください。二番目の翻訳の方が質が良いので一番目の翻訳を消したい場"
"合は、二番目の翻訳がある位置から削除し、一番目の翻訳の位置に追加してくださ"
"い。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:119
msgid ""
"In the contrary, if two similar but different paragraphs were translated in "
"the exact same way, you will get the feeling that a paragraph of the "
"translation disappeared. A solution is to add a stupid string to the "
"original paragraph (such as \"I'm different\"). Don't be afraid, those "
"things will disappear during the synchronization, and when the added text is "
"short enough, gettext will match your translation to the existing text "
"(marking it as fuzzy, but you don't really care since all strings are fuzzy "
"after gettextization)."
msgstr ""
"反対に、二つの似て非なる段落が全く同じように翻訳されていると、翻訳した段落が"
"消えてしまったように感じることでしょう。その場合は、無駄な文字列をオリジナル"
"の段落に追加すると解決します (\"I'm different\" など)。これは同期の際に消えま"
"すが、気にしないでください。追加したテキストが十分短ければ、gettext はその翻"
"訳と既存のテキストをマッチします。(fuzzy にしますが、gettext 化した後は、すべ"
"ての文字列が fuzzy になるので気にすることはありません)"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:120
msgid ""
"Hopefully, those tips will help you making your gettextization work and "
"obtain your precious PO file. You are now ready to synchronize your file and "
"begin your translation. Please note that on large text, it may happen that "
"the first synchronization takes a long time."
msgstr ""
"うまくいけば、以上の小技は gettext 化作業を助け、貴重な PO ファイルが得られる"
"でしょう。ファイルの同期や、翻訳を始める準備ができています。大きなテキストの"
"場合、最初の同期に時間がかかる場合があることに注意してください。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:121
msgid ""
"For example, the first B<po4a-updatepo> of the Perl documentation's French "
"translation (5.5 Mb PO file) took about two days full on a 1Ghz G5 "
"computer. Yes, 48 hours. But the subsequent ones only take a dozen of "
"seconds on my old laptop. This is because the first time, most of the msgid "
"of the PO file don't match any of the POT file ones. This forces gettext to "
"search for the closest one using a costly string proximity algorithm."
msgstr ""
"例えば、初めてフランス語版 Perl ドキュメント (5.5 MB の PO ファイル) に "
"B<po4a-updatepo> を実行したとき、1GHz G5 コンピュータでまるまる 2 日かかりま"
"した。ええ、48 時間です。しかしその後は、私の古いノートパソコンで十数秒しかか"
"かりません。これは初回の実行で、PO ファイルのほとんどの msgid が POT ファイル"
"のものと一致しなかったからです。このため gettext は、もっとも近いものを探すの"
"に、実行コストの高い文字列近接アルゴリズムを使わなくてはなりません。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:123
msgid ""
"Because of the gettext approach, doing this becomes more difficult in po4a "
"than it was when simply editing a new file along the original one. But it "
"remains possible, thanks to the so-called B<addenda>."
msgstr ""
"gettext アプローチのため、po4a でのテキストの追加は単にオリジナルのものにそっ"
"て新しいファイルを編集するよりも難しくなっています。しかし、いわゆる B<追加内"
"容> のおかげで追加できます。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:124
msgid ""
"It may help the comprehension to consider addenda as a sort of patches "
"applied to the localized document after processing. They are rather "
"different from the usual patches (they have only one line of context, which "
"can embed Perl regular expression, and they can only add new text without "
"removing any), but the functionalities are the same."
msgstr ""
"追加内容を、処理後のローカライズしたドキュメントに適用するパッチの類として見"
"なすとわかりやすいでしょう。通常のパッチとはかなり異なっています (1 行だけの"
"文章、Perl の正規表現を埋め込み、削除できず新しいテキストの追加のみ) が、実用"
"上は同じです。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:125
msgid ""
"Their goal is to allow the translator to add extra content to the document "
"which is not translated from the original document. The most common usage is "
"to add a section about the translation itself, listing contributors and "
"explaining how to report bug against the translation."
msgstr ""
"目的は、オリジナルドキュメントにない内容を翻訳済みドキュメントに追加できるよ"
"うにすることです。よくある使用法は、翻訳自体に関する節や、貢献者リスト、翻訳"
"についてのバグレポートのしかたを追加することです。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:126
msgid ""
"An addendum must be provided as a separate file. The first line constitutes "
"a header indicating where in the produced document they should be placed. "
"The rest of the addendum file will be added verbatim at the determined "
"position of the resulting document."
msgstr ""
"追加内容は別個のファイルで提供されなければなりません。最初の行では、生成した"
"ドキュメントのどこに配置するかのヘッダを記述します。追加内容ファイルの残り"
"は、結果のドキュメントの決まった場所にそのまま追加されます。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:127
msgid ""
"The header has a pretty rigid syntax: It must begin with the string B<PO4A-"
"HEADER:>, followed by a semi-colon (B<;>) separated list of "
"I<key>B<=>I<value> fields. White spaces ARE important. Note that you cannot "
"use the semi-colon char (B<;>) in the value, and that quoting it doesn't "
"help."
msgstr ""
"ヘッダには、以下のようにかなり厳密な文法があります。B<PO4A-HEADER:> で始めな"
"ければならず、セミコロン (B<;>) 区切りの I<key>B<=>I<value> フィールドが続き"
"ます。空白が重要です。値にはセミコロン (B<;>) を使えません。引用符で囲んでも"
"使えないことに注意してください。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:128
msgid ""
"Again, it sounds scary, but the examples given below should help you to find "
"how to write the header line you need. To illustrate the discussion, assume "
"we want to add a section called \"About this translation\" after the \"About "
"this document\" one."
msgstr ""
"また恐ろしげに聞こえますが、以下の例は、必要なヘッダ行の記述法を見つける手助"
"けになるでしょう。議論の前提として、\"About this document\" 節の後に \"About "
"this translation\" 節を追加することとします。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:129
msgid "Here are the possible header keys:"
msgstr "以下に有効なヘッダキーを挙げます:"
#. type: =item
#: doc/po4a.7.pod:130
msgid "B<position> (mandatory)"
msgstr "B<position> (必須)"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:131
msgid ""
"a regexp. The addendum will be placed near the line matching this regexp. "
"Note that we're speaking about the translated document here, not the "
"original. If more than a line match this expression (or none), the addition "
"will fail. It is indeed better to report an error than inserting the "
"addendum at the wrong location."
msgstr ""
"正規表現です。追加内容をこの正規表現でマッチした行のそばに配置します。ここで"
"はオリジナルドキュメントではなく、翻訳済みドキュメントについて説明しているこ"
"とに注意してください。この正規表現にマッチする行が複数ある (もしくはない) 場"
"合、追加に失敗します。実際のところ、追加内容を間違った場所に挿入してしまうよ"
"り、エラーを報告した方がよいでしょう。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:132
msgid ""
"This line is called I<position point> in the following. The point where the "
"addendum is added is called I<insertion point>. Those two points are near "
"one from another, but not equal. For example, if you want to insert a new "
"section, it is easier to put the I<position point> on the title of the "
"preceding section and explain po4a where the section ends (remember that "
"I<position point> is given by a regexp which should match a unique line)."
msgstr ""
"以下この行をI<目印>と呼びます。追加内容を追加するポイントをI<追加位置>と呼び"
"ます。この二つのポイントはお互い近くにありますが、同じではありません。例え"
"ば、新しい節を挿入する場合、I<目印>を前節のタイトルとして、po4a にはその節の"
"最後に挿入するよう指示するのが簡単です (I<目印>は特定の行がマッチするような正"
"規表現で表すことを覚えておいてください)。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:133
msgid ""
"The localization of the I<insertion point> with regard to the I<position "
"point> is controlled by the B<mode>, B<beginboundary> and B<endboundary> "
"fields, as explained below."
msgstr ""
"I<目印>に対するI<追加位置>の地域化は、以下で説明する B<mode>, "
"B<beginboundary>, B<endboundary> の各フィールドで制御します。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:134
msgid "In our case, we would have:"
msgstr "この場合、以下のようになります:"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:135
#, no-wrap
msgid ""
" position=<title>About this document</title>\n"
"\n"
msgstr ""
" position=<title>About this document</title>\n"
"\n"
#. type: =item
#: doc/po4a.7.pod:136
msgid "B<mode> (mandatory)"
msgstr "B<mode> (必須)"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:137
msgid ""
"It can be either the string B<before> or B<after>, specifying the position "
"of the addendum, relative to the I<position point>."
msgstr ""
"B<before> か B<after> という文字が入り、I<目印>からの追加内容の位置を指定しま"
"す。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:138
msgid ""
"Since we want the new section to be placed below the one we are matching, we "
"have:"
msgstr "新しい節をマッチした箇所の次に配置したい場合、以下のようにします:"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:139
#, no-wrap
msgid ""
" mode=after\n"
"\n"
msgstr ""
" mode=after\n"
"\n"
#. type: =item
#: doc/po4a.7.pod:140
msgid ""
"B<beginboundary> (used only when B<mode=after>, and mandatory in that case)"
msgstr "B<beginboundary> (B<mode=after> の時のみ使用。この場合必須)"
#. type: =item
#: doc/po4a.7.pod:141
msgid "B<endboundary> (idem)"
msgstr "B<endboundary> (同上)"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:142
msgid "regexp matching the end of the section after which the addendum goes."
msgstr "追加内容を後ろに続ける節の最後にマッチする正規表現です。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:143
msgid ""
"When B<mode=after>, the I<insertion point> is after the I<position point>, "
"but not directly after! It is placed at the end of the section beginning at "
"the I<position point>, i.e., after or before the line matched by the I<???"
">B<boundary> argument, depending on whether you used B<beginboundary> or "
"B<endboundary>."
msgstr ""
"B<mode=after> の場合、I<追加位置>はI<目印>の後になりますが、すぐ後ではありま"
"せん! I<追加位置>で始まる節の終わりになります。つまり、B<beginboundary> と "
"B<endboundary> のどちらを指定したのかにより、それぞれの引数にマッチした場所の"
"前、後に置かれます。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:144
msgid ""
"In our case, we can choose to indicate the end of the section we match by "
"adding:"
msgstr "この場合、以下のように追加して節の終わりに一致するように指定できます:"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:145
#, no-wrap
msgid ""
" endboundary=</section>\n"
"\n"
msgstr ""
" endboundary=</section>\n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:146
msgid "or to indicate the beginning of the next section by indicating:"
msgstr "また、以下のようにして次の節の直前を指定できます:"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:147
#, no-wrap
msgid ""
" beginboundary=<section>\n"
"\n"
msgstr ""
" beginboundary=<section>\n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:148
msgid ""
"In both case, our addendum will be placed after the B<E<lt>/sectionE<gt>> "
"and before the B<E<lt>sectionE<gt>>. The first one is better since it will "
"work even if the document gets reorganized."
msgstr ""
"どちらの場合でも、B<E<lt>/sectionE<gt>> の後で B<E<lt>sectionE<gt>> の前に追"
"加内容を配置します。ドキュメントが再構成されても動作するので、前者の方がいい"
"でしょう。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:149
msgid ""
"Both forms exist because documentation formats are different. In some of "
"them, there is a way to mark the end of a section (just like the B<E<lt>/"
"sectionE<gt>> we just used), while some other don't explicitly mark the end "
"of section (like in man). In the former case, you want to make a I<boundary> "
"matching the I<end of a section>, so that the I<insertion point> comes after "
"it. In the latter case, you want to make a I<boundary> matching the "
"I<beginning of the next section>, so that the I<insertion point> comes just "
"before it."
msgstr ""
"どちらの形態もあるのは、異なるドキュメントフォーマットがあるからです。その中"
"には (使用したばかりの B<E<lt>/sectionE<gt>> のような) 節の終わりを示すもの、"
"(man のような) 節の終わりを明確に示さないものがあります。前者では、"
"I<boundary> がI<節の最後>にマッチするので、I<追加位置>はその後になります。後"
"者では、I<boundary> がI<次節の先頭>にマッチするので、I<追加位置>はその前にな"
"ります。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:150
msgid ""
"This can seem obscure, but hopefully, the next examples will enlighten you."
msgstr "これは分かりにくいですが、次の例でよく分かると思います。"
#. type: =item
#: doc/po4a.7.pod:151
msgid ""
"To sum up the example we used so far, in order to add a section called "
"\"About this translation\" after the \"About this document\" one in a SGML "
"document, you can use either of those header lines:"
msgstr ""
"今まで説明したことをまとめると、SGML ドキュメントの \"About this document\" "
"の後に \"About this translation\" を追加するには、以下のヘッダ行のどちらかを"
"使用できます:"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:152
#, no-wrap
msgid ""
" PO4A-HEADER: mode=after; position=About this document; endboundary=</section>\n"
" PO4A-HEADER: mode=after; position=About this document; beginboundary=<section>\n"
"\n"
msgstr ""
" PO4A-HEADER: mode=after; position=About this document; endboundary=</section>\n"
" PO4A-HEADER: mode=after; position=About this document; beginboundary=<section>\n"
"\n"
#. type: =item
#: doc/po4a.7.pod:153
msgid "If you want to add something after the following nroff section:"
msgstr "以下の nroff 節の後に何か追加したいとします:"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:154
#, no-wrap
msgid ""
" .SH \"AUTHORS\"\n"
"\n"
msgstr ""
" .SH \"AUTHORS\"\n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:155
msgid ""
"you should put a B<position> matching this line, and a B<beginboundary> "
"matching the beginning of the next section (i.e., B<^\\.SH>). The addendum "
"will then be added B<after> the I<position point> and immediately B<before> "
"the first line matching the B<beginboundary>. That is to say:"
msgstr ""
"この行とマッチする B<position>、そして次節の先頭 (すなわち、B<^\\.SH>) とマッ"
"チする B<beginboundary> を入れるべきです。追加内容は、I<目印>のB<後>そして "
"B<beginboundary> とマッチする最初の行のすぐB<前>に追加されます。以下のように"
"なります:"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:156
#, no-wrap
msgid ""
" PO4A-HEADER:mode=after;position=AUTHORS;beginboundary=\\.SH\n"
"\n"
msgstr ""
" PO4A-HEADER:mode=after;position=AUTHORS;beginboundary=\\.SH\n"
"\n"
#. type: =item
#: doc/po4a.7.pod:157
msgid ""
"If you want to add something into a section (like after \"Copyright Big Dude"
"\") instead of adding a whole section, give a B<position> matching this "
"line, and give a B<beginboundary> matching any line."
msgstr ""
"節全体を追加するのではなく、節の内部 (\"Copyright Big Dude\" の後など) に何か"
"追加したい場合、この行とマッチする B<position>、および任意の行とマッチする "
"B<beginboundary> を指定します。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:158
#, no-wrap
msgid ""
" PO4A-HEADER:mode=after;position=Copyright Big Dude, 2004;beginboundary=^\n"
"\n"
msgstr ""
" PO4A-HEADER:mode=after;position=Copyright Big Dude, 2004;beginboundary=^\n"
"\n"
#. type: =item
#: doc/po4a.7.pod:159
msgid ""
"If you want to add something at the end of the document, give a B<position> "
"matching any line of your document (but only one line. Po4a won't proceed if "
"it's not unique), and give an B<endboundary> matching nothing. Don't use "
"simple strings here like B<\"EOF\">, but prefer those which have less chance "
"to be in your document."
msgstr ""
"ドキュメントの最後に何か追加したい場合、B<position> はドキュメントの任意の行 "
"(しかし 1 行のみ。ユニークでないと po4a は処理しません) にマッチするように与"
"え、B<endboundary> は何もマッチしないように与えます。B<\"EOF\"> のような単純"
"な文字列を使用せず、ドキュメントにたまたま含まれているものを使用してくださ"
"い。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:160
#, no-wrap
msgid ""
" PO4A-HEADER:mode=after;position=<title>About</title>;beginboundary=FakePo4aBoundary\n"
"\n"
msgstr ""
" PO4A-HEADER:mode=after;position=<title>About</title>;beginboundary=FakePo4aBoundary\n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:161
msgid ""
"In any case, remember that these are regexp. For example, if you want to "
"match the end of a nroff section ending with the line"
msgstr ""
"いずれの場合にも、正規表現であることを忘れないでください。例えば、次の行で終"
"わっている nroff 節の最後にマッチしたい場合を考えます。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:162
#, no-wrap
msgid ""
" .fi\n"
"\n"
msgstr ""
" .fi\n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:163
msgid ""
"don't use B<.fi> as B<endboundary>, because it will match with \"the[ fi]le"
"\", which is obviously not what you expect. The correct B<endboundary> in "
"that case is: B<^\\.fi$>."
msgstr ""
"B<endboundary> として B<.fi> を使用しないでください。明らかに想定していない "
"\"the[ fi]le\" にもマッチしてしまいます。この場合の正しい B<endboundary> は "
"B<^\\.fi$> です。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:164
msgid ""
"If the addendum doesn't go where you expected, try to pass the B<-vv> "
"argument to the tools, so that they explain you what they do while placing "
"the addendum."
msgstr ""
"追加内容が想定通りにうまく動作しない場合、B<-vv> 引数をツールに渡してみてくだ"
"さい。追加内容を配置する際の挙動を表示してくれます。"
#. type: =head3
#: doc/po4a.7.pod:165
msgid "More detailed example"
msgstr "もっと詳細な例"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:166
msgid "Original document (POD formatted):"
msgstr "オリジナルドキュメント (POD フォーマット):"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:167
#, no-wrap
msgid ""
" |=head1 NAME\n"
" |\n"
" |dummy - a dummy program\n"
" |\n"
" |=head1 AUTHOR\n"
" |\n"
" |me\n"
"\n"
msgstr ""
" |=head1 NAME\n"
" |\n"
" |dummy - a dummy program\n"
" |\n"
" |=head1 AUTHOR\n"
" |\n"
" |me\n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:168
msgid ""
"Then, the following addendum will ensure that a section (in French) about "
"the translator is added at the end of the file. (in French, \"TRADUCTEUR\" "
"means \"TRANSLATOR\", and \"moi\" means \"me\")"
msgstr ""
"そして、以下の追加内容は、(フランス語で)「翻訳者について」節をファイルの最後"
"に追加します。(フランス語の \"TRADUCTEUR\" は \"TRANSLATOR\"、\"moi\" は \"me"
"\" の意味です)"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:169
#, no-wrap
msgid ""
" |PO4A-HEADER:mode=after;position=AUTEUR;beginboundary=^=head\n"
" |\n"
" |=head1 TRADUCTEUR\n"
" |\n"
" |moi\n"
"\n"
msgstr ""
" |PO4A-HEADER:mode=after;position=AUTEUR;beginboundary=^=head\n"
" |\n"
" |=head1 TRADUCTEUR\n"
" |\n"
" |moi\n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:170
msgid ""
"In order to put your addendum before the AUTHOR, use the following header:"
msgstr "AUTHOR の前に追加内容を追加するには、以下のヘッダを使用してください:"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:171
#, no-wrap
msgid ""
" PO4A-HEADER:mode=after;position=NOM;beginboundary=^=head1\n"
"\n"
msgstr ""
" PO4A-HEADER:mode=after;position=NOM;beginboundary=^=head1\n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:172
msgid ""
"This works because the next line matching the B<beginboundary> /^=head1/ "
"after the section \"NAME\" (translated to \"NOM\" in French), is the one "
"declaring the authors. So, the addendum will be put between both sections."
msgstr ""
"これは、\"NAME\" 節 (フランス語では \"NOM\") の後にある B<beginboundary> /"
"^=head1/ にマッチした次の行が作者を定義している、ということで動作します。その"
"ため、両方の節の間に追加内容が挿入されます。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:174
msgid ""
"The use of po4a proved to be a bit error prone for the users since you have "
"to call two different programs in the right order (B<po4a-updatepo> and then "
"B<po4a-translate>), each of them needing more than 3 arguments. Moreover, it "
"was difficult with this system to use only one PO file for all your "
"documents when more than one format was used."
msgstr ""
"po4a を使うことは、それぞれ 3 つ以上の引数が必要な二つの異なるプログラムを"
"ユーザが正しい順番 (B<po4a-updatepo> のあとに B<po4a-translate>) で実行しなけ"
"ればならないということで、少々誤る傾向にあるということがわかりました。その"
"上、複数のフォーマットが使われているすべてのドキュメントを一つだけの PO ファ"
"イルにするのは、このシステムでは難しいことでした。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:175
msgid ""
"The L<po4a(1)> program was designed to solve those difficulties. Once your "
"project is converted to the system, you write a simple configuration file "
"explaining where your translation files are (PO and POT), where the original "
"documents are, their formats and where their translations should be placed."
msgstr ""
"この難しさを解消するために L<po4a(1)> プログラムは設計されました。一度このシ"
"ステムに移行してしまえば、簡単な設定ファイルに翻訳用ファイル (po と pot) の位"
"置、原版の位置や形式、翻訳版の位置を記述するシンプルな設定ファイルを書くこと"
"になります。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:176
msgid ""
"Then, calling po4a(1) on this file ensures that the PO files are "
"synchronized against the original document, and that the translated document "
"are generated properly. Of course, you will want to call this program twice: "
"once before editing the PO file to update them and once afterward to get a "
"completely updated translated document. But you only need to remember one "
"command line."
msgstr ""
"それから、このファイルで po4a(1) を呼ぶことで、PO ファイルがオリジナルドキュ"
"メントに対して同期が取れており、翻訳済みドキュメントが適切に生成されることを"
"保証できます。もちろん、このプログラムを二度呼んでもかまいません。一度目は編"
"集前に PO ファイルを更新するために、二度目はその後で、完璧に更新された翻訳済"
"みドキュメントを得るために。しかし、覚えておく必要があるのはただ一つのコマン"
"ドラインだけです。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:178
msgid ""
"po4a modules have options (specified with the B<-o> option) that can be used "
"to change the module behavior."
msgstr ""
"po4a モジュールには、モジュールの挙動を変更するオプション (B<-o> オプションで"
"指定) があります。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:179
msgid ""
"It is also possible to customize a module or new / derivative / modified "
"modules by putting a module in F<lib/Locale/Po4a/>, and adding F<lib> to the "
"paths specified by the PERLLIB or PERL5LIB environment. For example:"
msgstr ""
"モジュールを F<lib/Locale/Po4a/> に置いて、PERLLIB や PERL5LIB 環境変数で指定"
"されるパスに F<lib> に追加することで、モジュールをカスタマイズしたり、新規 / "
"派生 / 変更することができます。例えば:"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:180
#, no-wrap
msgid ""
" PERLLIB=$PWD/lib po4a --previous po4a/po4a.cfg\n"
"\n"
msgstr ""
" PERLLIB=$PWD/lib po4a --previous po4a/po4a.cfg\n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:181
msgid "Note: the actual name of the lib directory is not important."
msgstr "注: lib ディレクトリの実際の名前は重要ではありません。"
#. type: =head1
#: doc/po4a.7.pod:182
msgid "How does it work?"
msgstr "どのように動作しますか?"
#. type: =head2
#: doc/po4a.7.pod:184
msgid "What's the big picture here?"
msgstr "この大きな絵はなんですか?"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:185
msgid ""
"The po4a architecture is object oriented (in Perl. Isn't that neat?). The "
"common ancestor to all parser classes is called TransTractor. This strange "
"name comes from the fact that it is at the same time in charge of "
"translating document and extracting strings."
msgstr ""
"po4a のアーキテクチャはオブジェクト指向です (Perl で。イケてる?)。すべての"
"パーサクラス共通の派生元は、TransTractor と呼ばれています。このヘンな名前は、"
"ドキュメントの翻訳と文字列の抽出を同時に行うところから付けられています。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:186
msgid ""
"More formally, it takes a document to translate plus a PO file containing "
"the translations to use as input while producing two separate outputs: "
"Another PO file (resulting of the extraction of translatable strings from "
"the input document), and a translated document (with the same structure than "
"the input one, but with all translatable strings replaced with content of "
"the input PO). Here is a graphical representation of this:"
msgstr ""
"もっと形式張っていうと、入力として翻訳するドキュメントと翻訳が入っている PO "
"ファイルを取り、結果を以下の二つに分けて出力します。別の PO ファイル (入力ド"
"キュメントから翻訳可能な文字列を抽出した結果) と、翻訳済みドキュメント (入力"
"したファイルと同じ構造ですが、翻訳可能な文字列は入力 PO ファイルの内容で置換"
"されているファイル) です。以下に図示します:"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:187
#, no-wrap
msgid ""
" Input document --\\ /---> Output document\n"
" \\ TransTractor:: / (translated)\n"
" +-->-- parse() --------+\n"
" / \\\n"
" Input PO --------/ \\---> Output PO\n"
" (extracted)\n"
"\n"
msgstr ""
" 入力ドキュメント-\\ /---> 出力ドキュメント\n"
" \\ TransTractor:: / (翻訳済み)\n"
" +-->-- parse() --------+\n"
" / \\\n"
" 入力 PO ---------/ \\---> 出力 PO\n"
" (抽出済み)\n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:188
msgid ""
"This little bone is the core of all the po4a architecture. If you omit the "
"input PO and the output document, you get B<po4a-gettextize>. If you provide "
"both input and disregard the output PO, you get B<po4a-translate>."
msgstr ""
"この小さな骨状の絵は、po4a アーキテクチャのすべてのコアを表しています。入力 "
"PO や出力ドキュメントを省略すると、B<po4a-gettextize> になります。両方の入力"
"を行い、出力 PO を無視すると、B<po4a-translate> になります。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:189
msgid ""
"TransTractor::parse() is a virtual function implemented by each module. Here "
"is a little example to show you how it works. It parses a list of "
"paragraphs, each of them beginning with B<E<lt>pE<gt>>."
msgstr ""
"TransTractor::parse() は各モジュールで実装されている仮想関数です。どのように"
"動作するかを説明するのに、簡単なサンプルがあります。これは、先頭に "
"B<E<lt>pE<gt>> が付いた段落のリストをパースします。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:190
#, no-wrap
msgid ""
" 1 sub parse {\n"
" 2 PARAGRAPH: while (1) {\n"
" 3 $my ($paragraph,$pararef,$line,$lref)=(\"\",\"\",\"\",\"\");\n"
" 4 $my $first=1;\n"
" 5 while (($line,$lref)=$document->shiftline() && defined($line)) {\n"
" 6 if ($line =~ m/<p>/ && !$first--; ) {\n"
" 7 $document->unshiftline($line,$lref);\n"
" 8\n"
" 9 $paragraph =~ s/^<p>//s;\n"
" 10 $document->pushline(\"<p>\".$document->translate($paragraph,$pararef));\n"
" 11\n"
" 12 next PARAGRAPH;\n"
" 13 } else {\n"
" 14 $paragraph .= $line;\n"
" 15 $pararef = $lref unless(length($pararef));\n"
" 16 }\n"
" 17 }\n"
" 18 return; # Did not got a defined line? End of input file.\n"
" 19 }\n"
" 20 } \n"
"\n"
msgstr ""
" 1 sub parse {\n"
" 2 PARAGRAPH: while (1) {\n"
" 3 $my ($paragraph,$pararef,$line,$lref)=(\"\",\"\",\"\",\"\");\n"
" 4 $my $first=1;\n"
" 5 while (($line,$lref)=$document->shiftline() && defined($line)) {\n"
" 6 if ($line =~ m/<p>/ && !$first--; ) {\n"
" 7 $document->unshiftline($line,$lref);\n"
" 8\n"
" 9 $paragraph =~ s/^<p>//s;\n"
" 10 $document->pushline(\"<p>\".$document->translate($paragraph,$pararef));\n"
" 11\n"
" 12 next PARAGRAPH;\n"
" 13 } else {\n"
" 14 $paragraph .= $line;\n"
" 15 $pararef = $lref unless(length($pararef));\n"
" 16 }\n"
" 17 }\n"
" 18 return; # Did not got a defined line? End of input file.\n"
" 19 }\n"
" 20 } \n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:191
msgid ""
"On line 6, we encounter B<E<lt>pE<gt>> for the second time. That's the "
"signal of the next paragraph. We should thus put the just obtained line back "
"into the original document (line 7) and push the paragraph built so far into "
"the outputs. After removing the leading B<E<lt>pE<gt>> of it on line 9, we "
"push the concatenation of this tag with the translation of the rest of the "
"paragraph."
msgstr ""
"6 行目で、2 度目の B<E<lt>pE<gt>> に遭遇します。それは次の段落のシグナルで"
"す。そこで、得られた行をオリジナルドキュメントに戻し (7 行目)、これまでに生成"
"された段落を出力に押し出します。9 行目でそれの先頭の B<E<lt>pE<gt>> を削除し"
"た後、このタグと段落の残りの翻訳を連結して押し出します。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:192
msgid ""
"This translate() function is very cool. It pushes its argument into the "
"output PO file (extraction) and returns its translation as found in the "
"input PO file (translation). Since it's used as part of the argument of "
"pushline(), this translation lands into the output document."
msgstr ""
"translate() 関数はとてもクールです。引数を出力 PO ファイルに渡して (抽出)、入"
"力 PO ファイルで見つかった翻訳を返します (翻訳)。pushline() の引数の一部で使"
"用するため、この翻訳が出力ドキュメントに定着します。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:193
msgid ""
"Isn't that cool? It is possible to build a complete po4a module in less than "
"20 lines when the format is simple enough..."
msgstr ""
"クールじゃないですか? 十分シンプルなフォーマットなら、完全な po4a のモジュー"
"ルを 20 行以下で作成できます……"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:194
msgid ""
"You can learn more about this in L<Locale::Po4a::TransTractor(3pm)|Locale::"
"Po4a::TransTractor(3pm)>."
msgstr ""
"L<Locale::Po4a::TransTractor(3pm)|Locale::Po4a::TransTractor(3pm)> で、これに"
"ついてもっと知ることができます。"
#. type: =head2
#: doc/po4a.7.pod:195
msgid "Gettextization: how does it work?"
msgstr "gettext 化: どのように動作しますか?"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:196
msgid ""
"The idea here is to take the original document and its translation, and to "
"say that the Nth extracted string from the translation is the translation of "
"the Nth extracted string from the original. In order to work, both files "
"must share exactly the same structure. For example, if the files have the "
"following structure, it is very unlikely that the 4th string in translation "
"(of type 'chapter') is the translation of the 4th string in original (of "
"type 'paragraph')."
msgstr ""
"ここでの考え方は、オリジナルドキュメントとその翻訳を取り、翻訳から抽出した N "
"番目の文字列は、オリジナルから抽出した N 番目の文字列の翻訳であるということで"
"す。動作するには、双方のファイルの構造がまったく同じでなければなりません。例"
"えば、ファイルが以下の構造を持つ場合、残念ながら翻訳の 4 番目の文字列 (型が"
"「章」) は、オリジナルの 4 番目の文字列 (型が「段落」) の翻訳だということはま"
"ずあり得ません。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:197
#, no-wrap
msgid ""
" Original Translation\n"
"\n"
msgstr ""
" オリジナル 翻訳\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:198
#, no-wrap
msgid ""
" chapter chapter\n"
" paragraph paragraph\n"
" paragraph paragraph\n"
" paragraph chapter\n"
" chapter paragraph\n"
" paragraph paragraph\n"
"\n"
msgstr ""
" 章 章\n"
" 段落 段落\n"
" 段落 段落\n"
" 段落 章\n"
" 章 段落\n"
" 段落 段落\n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:199
msgid ""
"For that, po4a parsers are used on both the original and the translation "
"files to extract PO files, and then a third PO file is built from them "
"taking strings from the second as translation of strings from the first. In "
"order to check that the strings we put together are actually the "
"translations of each other, document parsers in po4a should put information "
"about the syntactical type of extracted strings in the document (all "
"existing ones do so, yours should also). Then, this information is used to "
"make sure that both documents have the same syntax. In the previous example, "
"it would allow us to detect that string 4 is a paragraph in one case, and a "
"chapter title in another case and to report the problem."
msgstr ""
"そのため、ファイルを抽出する際、オリジナルファイルからの場合も翻訳ファイルか"
"らの場合も po4a のパーサを使い、二つ目から抽出した文字列を一つ目から抽出した"
"文字列の翻訳として第三の PO ファイルを構成します。出力した文字列が実際にそれ"
"ぞれの翻訳となっているかをチェックするために、po4a のドキュメントパーサは、ド"
"キュメントから抽出した文字列の構文タイプ情報を出力すべきです (既存のものはす"
"べてそうしますし、あなたのものもそうするべきです)。さらにその情報を、双方のド"
"キュメントが同じ構文であるかどうかを確認するのに使用します。先の例では、4 番"
"目の文字列は片方では段落ですが、もう一方では章見出しであることを検出し、問題"
"を報告できます。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:200
msgid ""
"In theory, it would be possible to detect the problem, and resynchronize the "
"files afterward (just like B<diff> does). But what we should do of the few "
"strings before desynchronizations is not clear, and it would produce bad "
"results some times. That's why the current implementation don't try to "
"resynchronize anything and verbosely fail when something goes wrong, "
"requiring manual modification of files to fix the problem."
msgstr ""
"理論上、問題を検出した後でファイルを (ちょうど B<diff> がするように) 再同期す"
"ることは可能です。しかし、非同期の前にある、再同期するべき文字列は明確ではな"
"く、何度もまずい結果に終わるでしょう。以上が、何かまずい場合、現在の実装では"
"再同期を行わず、失敗について詳しく出力する理由です。問題の修正にはファイルの"
"手修正が必要です。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:201
msgid ""
"Even with these precautions, things can go wrong very easily here. That's "
"why all translations guessed this way are marked fuzzy to make sure that the "
"translator reviews and checks them."
msgstr ""
"これだけ用心していても、この部分は非常に間違いやすいです。そのため、このよう"
"に推測された翻訳すべてを fuzzy とマークし、翻訳者によりレビューと確認を行うよ"
"うにしています。"
#. type: =head2
#: doc/po4a.7.pod:202
msgid "Addendum: How does it work?"
msgstr "追加内容: どのように動作しますか?"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:203
msgid ""
"Well, that's pretty easy here. The translated document is not written "
"directly to disk, but kept in memory until all the addenda are applied. The "
"algorithms involved here are rather straightforward. We look for a line "
"matching the position regexp, and insert the addendum before it if we're in "
"B<mode=before>. If not, we search for the next line matching the boundary "
"and insert the addendum after this line if it's an B<endboundary> or before "
"this line if it's a B<beginboundary>."
msgstr ""
"さて、これはかなり簡単です。すべての追加内容が適用されるまで、翻訳済みドキュ"
"メントは、直接ディスクに書かれていませんが、メモリに保管されています。ここに"
"関わるアルゴリズムはかなり率直です。position 正規表現にマッチする行を探し、"
"B<mode=before> の場合はその前に追加内容を挿入します。そうでなければ、"
"boundary にマッチする次の行を探し、それが B<endboundary> の場合はその行の後"
"に、B<beginboundary> の場合はその行の前に追加内容を挿入します。"
#. type: =head1
#: doc/po4a.7.pod:204
msgid "FAQ"
msgstr "FAQ"
#. type: =head2
#: doc/po4a.7.pod:206
msgid "Why to translate each paragraph separately?"
msgstr "なぜ段落ごとに分割して翻訳するのでしょうか?"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:207
msgid ""
"Yes, in po4a, each paragraph is translated separately (in fact, each module "
"decides this, but all existing modules do so, and yours should also). There "
"are two main advantages to this approach:"
msgstr ""
"はい、po4a は段落ごとに区切って翻訳しています (実際、その決定は各モジュールで"
"行っていますが、既存のモジュールは全てそうなっています。また、自作モジュール"
"でも通常はそのようにすべきでしょう)。この方法には二つの主な利点があります:"
#. type: =item
#: doc/po4a.7.pod:208 doc/po4a.7.pod:210 doc/po4a.7.pod:213 doc/po4a.7.pod:215
#: doc/po4a.7.pod:217 doc/po4a.7.pod:254 doc/po4a.7.pod:256 doc/po4a.7.pod:258
#: doc/po4a.7.pod:260 doc/po4a.7.pod:262 doc/po4a.7.pod:264 doc/po4a.7.pod:268
#: doc/po4a.7.pod:270 doc/po4a.7.pod:272 lib/Locale/Po4a/Man.pm:99
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:101 lib/Locale/Po4a/Man.pm:103
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:105 lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:36
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:41 lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:44
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:48
msgid "*"
msgstr "*"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:209
msgid ""
"When the technical parts of the document are hidden from the scene, the "
"translator can't mess with them. The fewer markers we present to the "
"translator the less error he can do."
msgstr ""
"場面からドキュメントの技術的な部分を隠すと、翻訳者はそこに干渉することができ"
"ません。翻訳者に提示するタグなどの目印が少なければ少ないほど、間違いにくくな"
"ります。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:211
msgid ""
"Cutting the document helps in isolating the changes to the original "
"document. When the original is modified, finding what parts of the "
"translation need to be updated is eased by this process."
msgstr ""
"ドキュメントを切るのは、オリジナルドキュメントの変更点を隔離する助けになりま"
"す。オリジナルが変更されたとき、このプロセスにより、翻訳のどの部分が更新が必"
"要なのかを探しやすくなります。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:212
msgid ""
"Even with these advantages, some people don't like the idea of translating "
"each paragraph separately. Here are some of the answers I can give to their "
"fear:"
msgstr ""
"以上の利点をもってしても、段落ごとに区切って翻訳するというアイディアが気に入"
"らない人はいます。彼らが恐れていることに対して、以下のように、いくつか回答を"
"用意しています:"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:214
msgid ""
"This approach proved successfully in the KDE project and allows people there "
"to produce the biggest corpus of translated and up to date documentation I "
"know."
msgstr ""
"このアプローチは、KDE プロジェクトで成功が実証されました。またそこで翻訳の巨"
"大なコーパスを作成し、私の知る限りドキュメントを更新しています。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:216
msgid ""
"The translators can still use the context to translate, since the strings in "
"the PO file are in the same order than in the original document. Translating "
"sequentially is thus rather comparable whether you use po4a or not. And in "
"any case, the best way to get the context remains to convert the document to "
"a printable format since the text formatting ones are not really readable, "
"IMHO."
msgstr ""
"翻訳者は翻訳の際に、PO ファイル内の文字列がオリジナルドキュメントと同じ順番で"
"あるため、まだ文脈を利用できます。そのため、po4a を使う使わないにかかわらず、"
"順番通り訳していくのはかなり比較しやすいです。いずれの場合でも、これは私見で"
"すが、書式付きテキストは、真に読みやすいわけではないので、印刷可能なフォー"
"マットにドキュメントを変換できる状態にしておくのが、文脈を把握する最善の方法"
"だと思います。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:218
msgid ""
"This approach is the one used by professional translators. I agree, that "
"they have somewhat different goals than open-source translators. The "
"maintenance is for example often less critical to them since the content "
"changes rarely."
msgstr ""
"このアプローチは、プロの翻訳者が採用しています。確かに、彼らはオープンソース"
"翻訳者とは多少異なる目標を持っています。例えば、内容が変更されるのはまれなの"
"で、保守がそれほど重要というわけではありません。"
#. type: =head2
#: doc/po4a.7.pod:219
msgid "Why not to split on sentence level (or smaller)?"
msgstr "文レベル (またはそれ以下) で分割しないのはなぜですか?"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:220
msgid ""
"Professional translator tools sometimes split the document at the sentence "
"level in order to maximize the reusability of previous translations and "
"speed up their process. The problem is that the same sentence may have "
"several translations, depending on the context."
msgstr ""
"プロ仕様の翻訳ツールは、ドキュメントを文レベルで分割し、以前の翻訳を最大限再"
"利用し、作業のスピードアップを図るものがあります。これは、同じ文が文脈によっ"
"ては異なる翻訳になる場合に問題になります。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:221
msgid ""
"Paragraphs are by definition longer than sentences. It will hopefully ensure "
"that having the same paragraph in two documents will have the same meaning "
"(and translation), regardless of the context in each case."
msgstr ""
"段落は、その定義上、文よりも長いです。これにより、二つのドキュメントの同じ段"
"落は、それぞれの文脈に関係なく、同じ意味 (と翻訳) になることが、おそらく保証"
"できるでしょう。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:222
msgid ""
"Splitting on smaller parts than the sentence would be B<very bad>. It would "
"be a bit long to explain why here, but interested reader can refer to the "
"L<Locale::Maketext::TPJ13(3pm)|Locale::Maketext::TPJ13(3pm)> man page (which "
"comes with the Perl documentation), for example. To make short, each "
"language has its specific syntactic rules, and there is no way to build "
"sentences by aggregating parts of sentences working for all existing "
"languages (or even for the 5 of the 10 most spoken ones, or even less)."
msgstr ""
"文よりも小さい単位で分割するのは、B<非常にまずい>でしょう。なぜまずいのかは、"
"ここで説明するには少々長いので、興味のある方は、例えば L<Locale::Maketext::"
"TPJ13(3pm)|Locale::Maketext::TPJ13(3pm)> の man ページ (Perl のドキュメントに"
"同梱) を参照してください。短くするにしろ、各言語は特定の構文規則を持ち、既存"
"の全言語で (話者の多い 10 言語のうち 5 言語やそれ以下でも) 機能するように文の"
"一部を集めて文を組み立てる方法はありません。"
#. type: =head2
#: doc/po4a.7.pod:223
#| msgid ""
#| "Why not put the original as comment along with translation (or other way "
#| "around)?"
msgid ""
"Why not put the original as comment along with translation (or the other way "
"around)?"
msgstr ""
"オリジナルをコメントとして翻訳中 (やその他のところ) につけないのはなぜですか?"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:224
msgid ""
"At the first glance, gettext doesn't seem to be adapted to all kind of "
"translations. For example, it didn't seemed adapted to debconf, the "
"interface all Debian packages use for their interaction with the user during "
"installation. In that case, the texts to translate were pretty short (a "
"dozen lines for each package), and it was difficult to put the translation "
"in a specialized file since it has to be available before the package "
"installation."
msgstr ""
"一見したところ、gettext はすべての種類の翻訳に適合できるようには見えません。"
"例えば、debconf (すべての Debian パッケージが使用する、インストール時の対話イ"
"ンターフェース) には適合できるようには見えませんでした。この場合、翻訳するテ"
"キストはかなり短く (パッケージごとに 1 ダース)、パッケージのインストール前に"
"使用可能でなければならないため、特殊なファイルに翻訳を翻訳を置くことは困難で"
"した。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:225
msgid ""
"That's why the debconf developer decided to implement another solution, "
"where translations are placed in the same file than the original. This is "
"rather appealing. One would even want to do this for XML, for example. It "
"would look like that:"
msgstr ""
"これが debconf の開発者が翻訳を元と同じファイルに配置する別のソリューションの"
"実装を決めた理由です。これはかなり魅力的です。例えば、XML のためにこうしたい"
"と思う人さえいます。次のようになります:"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:226
#, no-wrap
msgid ""
" <section>\n"
" <title lang=\"en\">My title</title>\n"
" <title lang=\"fr\">Mon titre</title>\n"
"\n"
msgstr ""
" <section>\n"
" <title lang=\"en\">My title</title>\n"
" <title lang=\"fr\">Mon titre</title>\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:227
#, no-wrap
msgid ""
" <para>\n"
" <text lang=\"en\">My text.</text>\n"
" <text lang=\"fr\">Mon texte.</text>\n"
" </para>\n"
" </section>\n"
"\n"
msgstr ""
" <para>\n"
" <text lang=\"en\">My text.</text>\n"
" <text lang=\"fr\">Mon texte.</text>\n"
" </para>\n"
" </section>\n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:228
msgid ""
"But it was so problematic that a PO-based approach is now used. Only the "
"original can be edited in the file, and the translations must take place in "
"PO files extracted from the master template (and placed back at package "
"compilation time). The old system was deprecated because of several issues:"
msgstr ""
"しかしこれには問題があるため、現在は PO ベースのアプローチを採用しています。"
"ファイルではオリジナルしか編集できず、翻訳はマスターテンプレートから抽出した "
"PO ファイルに置かなければなりません (そしてパッケージコンパイル時に配置しま"
"す)。この古いシステムは以下のいくつかの理由で非推奨です:"
#. type: =item
#: doc/po4a.7.pod:229
msgid "* maintenance problems"
msgstr "* 保守の問題"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:230
msgid ""
"If several translators provide a patch at the same time, it gets hard to "
"merge them together."
msgstr ""
"複数の翻訳者が同時にパッチを提供した場合、それらをマージするのは大変です。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:231
msgid ""
"How will you detect changes to the original, which need to be applied to the "
"translations? In order to use diff, you have to note which version of the "
"original you translated. I.e., you need a PO file in your file ;)"
msgstr ""
"翻訳を適用する必要のある、オリジナルからの変更をどのように検出したらよいで"
"しょう? diff を使用するには、どの版を元にして翻訳を行ったか記しておかねばなり"
"ません。言い換えると、あなたのファイルには PO ファイルが必要です ;)"
#. type: =item
#: doc/po4a.7.pod:232
msgid "* encoding problems"
msgstr "* エンコーディングの問題"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:233
msgid ""
"This solution is viable when only European languages are involved, but the "
"introduction of Korean, Russian and/or Arab really complicate the picture. "
"UTF could be a solution, but there are still some problems with it."
msgstr ""
"この解は、ヨーロッパの言語だけが関わる場合には有効ですが、韓国語、ロシア語、"
"アラビア語 (訳注: もちろん日本語も) の導入は、本当に構図を複雑にします。UTF "
"は解になり得ますが、まだ問題があります。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:234
msgid ""
"Moreover, such problems are hard to detect (i.e., only Korean readers will "
"detect that the encoding of Korean is broken [because of the Russian "
"translator])"
msgstr ""
"さらに、この問題を検出するのが難しいのです (言い換えると、「ロシア語の翻訳者"
"のせいで」韓国語のエンコードが壊れていることを検出するのは、韓国人の読者のみ"
"です)。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:235
msgid "gettext solves all those problems together."
msgstr "gettext はこの問題をすべて解決します。"
#. type: =head2
#: doc/po4a.7.pod:236
msgid "But gettext wasn't designed for that use!"
msgstr "しかし、gettext はこんな用途向けには設計されていません!"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:237
msgid ""
"That's true, but until now nobody came with a better solution. The only "
"known alternative is manual translation, with all the maintenance issues."
msgstr ""
"そうですね。しかし現在のところ他にもっといい方法がないのです。唯一の代替手段"
"が手動翻訳であり、それには保守の問題があります。"
#. type: =head2
#: doc/po4a.7.pod:238
msgid "What about the other translation tools for documentation using gettext?"
msgstr "gettext を使ったドキュメント翻訳ツールは他に何がありますか?"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:239
msgid "As far as I know, there are only two of them:"
msgstr "知る限りでは、以下の二つしかありません:"
#. type: =item
#: doc/po4a.7.pod:240
msgid "B<poxml>"
msgstr "B<poxml>"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:241
msgid ""
"This is the tool developed by KDE people to handle DocBook XML. AFAIK, it "
"was the first program to extract strings to translate from documentation to "
"PO files, and inject them back after translation."
msgstr ""
"KDE の人たちが DocBook XML を扱うために開発したツールです。知る限りでは、ド"
"キュメントから PO ファイルへ翻訳する文字列を抽出し、翻訳後に注入する初めての"
"プログラムです。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:242
msgid ""
"It can only handle XML, and only a particular DTD. I'm quite unhappy with "
"the handling of lists, which end in one big msgid. When the list become big, "
"the chunk becomes harder to shallow."
msgstr ""
"これは XML のみ、さらに特定の DTD のみを扱えます。リストが一つの大きな msgid "
"になってしまうため、私はリストの扱いにかなり不満があります。リストが大きくな"
"ると、ひとかたまりの構造をつかみにくくなります。"
#. type: =item
#: doc/po4a.7.pod:243
msgid "B<po-debiandoc>"
msgstr "B<po-debiandoc>"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:244
msgid ""
"This program done by Denis Barbier is a sort of precursor of the po4a SGML "
"module, which more or less deprecates it. As the name says, it handles only "
"the DebianDoc DTD, which is more or less a deprecated DTD."
msgstr ""
"Denis Barbier によって作られたこのプログラムは、多少の異論があるとはいえ "
"po4a SGML モジュールの先駆けといえます。名前の通り、少々非推奨の DTD である "
"DebianDoc DTD のみを扱います。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:245
msgid ""
"The main advantages of po4a over them are the ease of extra content addition "
"(which is even worse there) and the ability to achieve gettextization."
msgstr ""
"以上に対する po4a の主な利点は、簡単に内容を追加できること (欠点かもしれませ"
"んが) と、gettext 化が簡単なことです。"
#. type: =head2
#: doc/po4a.7.pod:246
msgid "Educating developers about translation"
msgstr "翻訳についての開発者教育"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:247
msgid ""
"When you try to translate documentation or programs, you face three kinds of "
"problems; linguistics (not everybody speaks two languages), technical "
"(that's why po4a exists) and relational/human. Not all developers understand "
"the necessity of translating stuff. Even when good willed, they may ignore "
"how to ease the work of translators. To help with that, po4a comes with lot "
"of documentation which can be referred to."
msgstr ""
"ドキュメントやプログラムの翻訳を行う際、3 つの問題に行き当たります。言語につ"
"いて (皆が二つの言語で話せるわけではありません)、技術について (po4a が存在す"
"る理由です)、人との連携についてです。すべての開発者が、翻訳の必要性について理"
"解しているわけではありません。立派な意志があったとしても、翻訳者が作業しやす"
"いやり方を無視する可能性もあります。これを補助するのに、po4a は参照可能なたく"
"さんのドキュメントを用意しています。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:248
msgid ""
"Another important point is that each translated file begins with a short "
"comment indicating what the file is, how to use it. This should help the "
"poor developers flooded with tons of files in different languages they "
"hardly speak, and help them dealing correctly with it."
msgstr ""
"その他の重要な点として、このファイルが何で、どのように使用するのか、を示す短"
"いコメントで、各翻訳済みファイルが始まるということがあります。これは、話すの"
"も困難な言語の洪水におぼれている哀れな開発者を助け、ファイルを正しく扱う助け"
"となるはずです。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:249
msgid ""
"In the po4a project, translated documents are not source files anymore. "
"Since SGML files are habitually source files, it's an easy mistake. That's "
"why all files present this header:"
msgstr ""
"po4a プロジェクトでは、翻訳済みドキュメントはもうソースファイルではありませ"
"ん。SGML ファイルが慣習的にソースファイルであるためによくある誤解です。これ"
"が、すべてのファイルに以下のヘッダを表示する理由です:"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:250
#, no-wrap
msgid ""
" | *****************************************************\n"
" | * GENERATED FILE, DO NOT EDIT * \n"
" | * THIS IS NO SOURCE FILE, BUT RESULT OF COMPILATION *\n"
" | *****************************************************\n"
" |\n"
" | This file was generated by po4a-translate(1). Do not store it (in VCS,\n"
" | for example), but store the PO file used as source file by po4a-translate. \n"
" |\n"
" | In fact, consider this as a binary, and the PO file as a regular source file:\n"
" | If the PO gets lost, keeping this translation up-to-date will be harder ;)\n"
"\n"
msgstr ""
" | *****************************************************\n"
" | * GENERATED FILE, DO NOT EDIT * \n"
" | * THIS IS NO SOURCE FILE, BUT RESULT OF COMPILATION *\n"
" | *****************************************************\n"
" |\n"
" | This file was generated by po4a-translate(1). Do not store it (in VCS,\n"
" | for example), but store the PO file used as source file by po4a-translate. \n"
" |\n"
" | In fact, consider this as a binary, and the PO file as a regular source file:\n"
" | If the PO gets lost, keeping this translation up-to-date will be harder ;)\n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:251
msgid ""
"Likewise, gettext's regular PO files only need to be copied to the F<po/> "
"directory. But B<this is not the case of the ones manipulated by po4a>. The "
"major risk here is that a developer erases the existing translation of his "
"program with the translation of his documentation. (Both of them can't be "
"stored in the same PO file, because the program needs to install its "
"translation as an mo file while the documentation only uses its translation "
"at compile time). That's why the PO files produced by the po-debiandoc "
"module contain the following header:"
msgstr ""
"同様に、gettext の通常の PO ファイルは、F<po/> ディレクトリにコピーされる必要"
"があるだけです。しかし、B<これは po4a によって操作されたものに当てはまりませ"
"ん>。ここには、開発者が、ドキュメントの翻訳が存在する場合に、プログラム側の翻"
"訳を削除してしまうという、大きな危険があります (双方を同じ PO ファイルに納め"
"ることはできません。これは、ドキュメントはコンパイル時にのみ翻訳が必要である"
"のに対して、プログラムは翻訳を mo ファイルとしてインストールしなければならな"
"いからです)。以上が、po-debiandoc モジュールが以下のヘッダをつけて PO ファイ"
"ルを提供する理由です:"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:252
#, no-wrap
msgid ""
" #\n"
" # ADVISES TO DEVELOPERS:\n"
" # - you do not need to manually edit POT or PO files.\n"
" # - this file contains the translation of your debconf templates.\n"
" # Do not replace the translation of your program with this !!\n"
" # (or your translators will get very upset)\n"
" #\n"
" # ADVISES TO TRANSLATORS:\n"
" # If you are not familiar with the PO format, gettext documentation \n"
" # is worth reading, especially sections dedicated to this format.\n"
" # For example, run:\n"
" # info -n '(gettext)PO Files'\n"
" # info -n '(gettext)Header Entry'\n"
" #\n"
" # Some information specific to po-debconf are available at\n"
" # /usr/share/doc/po-debconf/README-trans\n"
" # or http://www.debian.org/intl/l10n/po-debconf/README-trans\n"
" #\n"
"\n"
msgstr ""
" #\n"
" # ADVISES TO DEVELOPERS:\n"
" # - you do not need to manually edit POT or PO files.\n"
" # - this file contains the translation of your debconf templates.\n"
" # Do not replace the translation of your program with this !!\n"
" # (or your translators will get very upset)\n"
" #\n"
" # ADVISES TO TRANSLATORS:\n"
" # If you are not familiar with the PO format, gettext documentation \n"
" # is worth reading, especially sections dedicated to this format.\n"
" # For example, run:\n"
" # info -n '(gettext)PO Files'\n"
" # info -n '(gettext)Header Entry'\n"
" #\n"
" # Some information specific to po-debconf are available at\n"
" # /usr/share/doc/po-debconf/README-trans\n"
" # or http://www.debian.org/intl/l10n/po-debconf/README-trans\n"
" #\n"
"\n"
#. type: =head2
#: doc/po4a.7.pod:253
msgid "SUMMARY of the advantages of the gettext based approach"
msgstr "gettext ベースアプローチの利点まとめ"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:255
msgid ""
"The translations are not stored along with the original, which makes it "
"possible to detect if translations become out of date."
msgstr ""
"翻訳はオリジナルと一緒に保存されません。その翻訳が古くなった場合、検出するこ"
"とが可能となります。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:257
msgid ""
"The translations are stored in separate files from each other, which "
"prevents translators of different languages from interfering, both when "
"submitting their patch and at the file encoding level."
msgstr ""
"翻訳は互いに別々のファイルに格納され、異なる言語の翻訳者がパッチの提供やエン"
"コードレベルの干渉を、互いに受けないようにします。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:259
msgid ""
"It is based internally on B<gettext> (but B<po4a> offers a very simple "
"interface so that you don't need to understand the internals to use it). "
"That way, we don't have to re-implement the wheel, and because of their wide "
"use, we can think that these tools are more or less bug free."
msgstr ""
"内部的には B<gettext> をベースにしています (が、B<po4a> は非常にシンプルなイ"
"ンターフェースを提供するので、内部で使用していることを理解する必要はありませ"
"ん)。そんなところで車輪の再発明をする必要はなく、これは広く用いられているの"
"で、バグに悩まされることはないと考えていいでしょう。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:261
msgid ""
"Nothing changed for the end-user (beside the fact translations will "
"hopefully be better maintained). The resulting documentation file "
"distributed is exactly the same."
msgstr ""
"エンドユーザにとっては何も変化ありません (願わくば翻訳がよりよく保守されるよ"
"うになる、という事実は置いておいて)。出来上がりの配布されるファイルはまったく"
"同じです。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:263
msgid ""
"No need for translators to learn a new file syntax and their favorite PO "
"file editor (like Emacs' PO mode, Lokalize or Gtranslator) will work just "
"fine."
msgstr ""
"翻訳者は、新しいファイルの文法を学習する必要はなく、好みの PO ファイルエディ"
"タ (Emacs の PO mode や、Lokalize、Gtranslator など) でうまく動作します。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:265
msgid ""
"gettext offers a simple way to get statistics about what is done, what "
"should be reviewed and updated, and what is still to do. Some example can be "
"found at those addresses:"
msgstr ""
"gettext は、完了しているもの (t)、レビューや更新が必要なもの (f)、そしてまだ"
"翻訳作業が残っているもの (u) について、統計を取得する簡単な方法を提供していま"
"す。以下のアドレスでいくつか例を見つけることができます:"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:266
#, no-wrap
msgid ""
" - http://kv-53.narod.ru/kaider1.png\n"
" - http://www.debian.org/intl/l10n/\n"
"\n"
msgstr ""
" - http://kv-53.narod.ru/kaider1.png\n"
" - http://www.debian.org/intl/l10n/\n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:267
msgid ""
"But everything isn't green, and this approach also has some disadvantages we "
"have to deal with."
msgstr ""
"しかし、すべて問題ないわけではありません。このアプローチには対処するべき欠点"
"もあります。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:269
msgid "Addenda are... strange at the first glance."
msgstr "追加内容は……一見して、変です。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:271
msgid ""
"You can't adapt the translated text to your preferences, like splitting a "
"paragraph here, and joining two other ones there. But in some sense, if "
"there is an issue with the original, it should be reported as a bug anyway."
msgstr ""
"翻訳したテキストを、段落をここで分割する、二つの段落を片方に結合するといっ"
"た、あなたの好みに合わせることができません。しかし、オリジナルに問題があるの"
"であれば、とりあえずバグとして報告すべきだ、という意見もあります。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:273
msgid ""
"Even with an easy interface, it remains a new tool people have to learn."
msgstr "簡単なインターフェースですが、学習が必要な新しいツールのままです。"
#. type: textblock
#: doc/po4a.7.pod:274
msgid ""
"One of my dreams would be to integrate somehow po4a to Gtranslator or "
"Lokalize. When an SGML file is opened, the strings are automatically "
"extracted. When it's saved a translated SGML file can be written to disk. "
"If we manage to do an MS Word (TM) module (or at least RTF) professional "
"translators may even use it."
msgstr ""
"私の夢の一つは Gtranslator や Lokalize に何らかの形で統合することです。SGML "
"ファイルを開くと、文字列を自動的に抽出します。保存すると、翻訳済み SGML ファ"
"イルをディスクに書き込みます。MS Word (TM) モジュール (少なくとも RTF) でこれ"
"ができれば、プロの翻訳家もこれを使ってくれるかも知れません。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a.7.pod:276
#, no-wrap
msgid ""
" Denis Barbier <barbier,linuxfr.org>\n"
" Martin Quinson (mquinson#debian.org)\n"
"\n"
msgstr ""
" Denis Barbier <barbier,linuxfr.org>\n"
" Martin Quinson (mquinson#debian.org)\n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a-runtime.7.pod:2
msgid "po4a-runtime - po4a and runtime gettext translation without Autotools"
msgstr "po4a-runtime - po4a と Autotools を使用しないランタイム gettext 翻訳"
#. type: textblock
#: doc/po4a-runtime.7.pod:4
msgid ""
"With F<po4a-build>, F<po4a> also includes support for adding translation of "
"runtime script output messages using gettext but without requiring the "
"package to adopt Autotools and the typical F<./configure> process."
msgstr ""
"F<po4a-build> を併用することにより F<po4a> は gettext を用いたランタイム出力"
"メッセージの翻訳もサポートしますが、Autotools および標準的な F<./configure> "
"プロセスを採用する場合には po4a-build パッケージは必要ありません。"
#. type: textblock
#: doc/po4a-runtime.7.pod:5
msgid ""
"Using example F<Makefile> snippets, packages can harness F<intltool> with "
"minimal effort."
msgstr ""
"サンプルの F<Makefile> コードを用いると、最小限の労力でパッケージから "
"F<intltool> を利用できます。"
#. type: =head1
#: doc/po4a-runtime.7.pod:6
msgid "Layout"
msgstr "レイアウト"
#. type: textblock
#: doc/po4a-runtime.7.pod:7
msgid ""
"Documentation translation should NOT use the same F<po/> directory as the "
"runtime translation. Whilst runtime translation can use directories other "
"than F<po/>, it is usually easiest to go with the convention."
msgstr ""
"ドキュメントの翻訳は、ランタイム翻訳と同じ F<po/> ディレクトリを使用するべき"
"ではありません。ランタイム翻訳は F<po/> と異なるディレクトリを使用できます"
"が、通常この慣習に従っておくのが一番簡単です。"
#. type: =head1
#: doc/po4a-runtime.7.pod:8
msgid "Multiple languages"
msgstr "複数の言語"
#. type: textblock
#: doc/po4a-runtime.7.pod:9
msgid ""
"Just a word on packages that use scripts in multiple programming languages. "
"A common mix is Perl and shell. Note bene: gettext WILL get confused and "
"omit strings from one or other language unless file extensions are used for "
"whichever is the least problematic language."
msgstr ""
"これは、複数のプログラム言語のスクリプトを用いたパッケージという意味です。よ"
"くあるのが Perl とシェルの混在です。注意: ファイルの拡張子がほとんど問題のな"
"いものである場合を除き、gettext は混乱してしまい、どちらかの言語を取り除いて"
"しまうでしょう。"
#. type: textblock
#: doc/po4a-runtime.7.pod:10
msgid ""
"When using multiple languages, experiment with various settings in F<po/"
"Makevars> until you get all the strings you need in the POT file."
msgstr ""
"複数の言語を使用する際、POT ファイルに必要な文字列がすべて取得できるまで、"
"F<po/Makevars> で各種設定を実験してください。"
#. type: textblock
#: doc/po4a-runtime.7.pod:11
msgid ""
"In particular, specifying two languages in F<po/Makevars> can be "
"problematic. Instead of:"
msgstr ""
"具体的には、F<po/Makevars> に二つの言語を指定すると、問題となる可能性がありま"
"す。こうしないでください:"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-runtime.7.pod:12
#, no-wrap
msgid ""
" # Don't do this:\n"
" XGETTEXT_OPTIONS = -L Perl -L Shell --from-code=iso-8859-1\n"
"\n"
msgstr ""
" # このようにしてはいけません:\n"
" XGETTEXT_OPTIONS = -L Perl -L Shell --from-code=iso-8859-1\n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a-runtime.7.pod:13
msgid ""
"Consider renaming (or providing symlink(s) for) all files for one of the "
"languages involved and omitting the explicit -L options. The file extension "
"only needs to exist during the time that F<po/POTFILES.in> is being "
"processed."
msgstr ""
"翻訳の対象となる言語の一つについて、その言語の全ファイルの名前を変える (また"
"はシンボリックリンクを作成する) ことか、-L オプション による明示の省略を検討"
"してください。ファイルの拡張子は F<po/POTFILES.in> が処理されている間のみ存在"
"する必要があります。"
#. type: textblock
#: doc/po4a-runtime.7.pod:14
#| msgid ""
#| "The --keywords option can also be useful - see the xgettext documentation."
msgid ""
"The --keywords option can also be useful - see the B<xgettext>(1) "
"documentation."
msgstr ""
"--keywords オプションも便利です - B<xgettext>(1) のドキュメントをご覧くださ"
"い。"
#. type: =head1
#: doc/po4a-runtime.7.pod:15
msgid "Populating po/"
msgstr "po/ への移行"
#. type: textblock
#: doc/po4a-runtime.7.pod:16
msgid ""
"So, create your top level F<po/> directory and then use the example files in "
"F</usr/share/doc/po4a/examples/> to populate it."
msgstr ""
"つまり、トップレベルの F<po/> ディレクトリを作成し、F</usr/share/doc/po4a/"
"examples/> にあるサンプルファイルを、移動してください。"
#. type: =item
#: doc/po4a-runtime.7.pod:17
msgid "LINGUAS"
msgstr "LINGUAS"
#. type: textblock
#: doc/po4a-runtime.7.pod:18
#| msgid ""
#| "Must exist, even if empty. Consists of a list of translations - each line "
#| "not starting with a '#' must match an existing PO file. e.g. if "
#| "F<LINGUAS> contains a single line, 'fr', an F<fr.po> file must exist "
#| "alongside the F<LINGUAS> file."
msgid ""
"Must exist, even if empty. Consists of a list of translations - each line "
"not starting with a '#' must match an existing PO file. E.g. if F<LINGUAS> "
"contains a single line, 'fr', an F<fr.po> file must exist alongside the "
"F<LINGUAS> file."
msgstr ""
"空だったとしても存在しなければなりません。翻訳のリストでできており、'#' で始"
"まらない各行は、存在する PO ファイルに一致しなければなりません。例えば、"
"F<LINGUAS> に 'fr' とだけ書かれていれば、F<fr.po> ファイルが F<LINGUAS> ファ"
"イルと同じディレクトリになければなりません。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-runtime.7.pod:19
#, no-wrap
msgid ""
" $ cat po/LINGUAS\n"
" cs\n"
" de\n"
" fr\n"
" $\n"
"\n"
msgstr ""
" $ cat po/LINGUAS\n"
" cs\n"
" de\n"
" fr\n"
" $\n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a-runtime.7.pod:20
msgid ""
"By convention, the F<LINGUAS> file is sorted alphabetically but that is a "
"manual process."
msgstr ""
"慣例により、F<LINGUAS> ファイルはアルファベット順にソートされていますが、それ"
"手作業です。"
#. type: =item
#: doc/po4a-runtime.7.pod:21
msgid "POTFILES.in"
msgstr "POTFILES.in"
#. type: textblock
#: doc/po4a-runtime.7.pod:22
msgid ""
"The list of files containing the messages that need to be translated at "
"runtime - i.e. your scripts. If you've used the top level F<po/> directory, "
"the paths should be relative to the top level directory, not the F<po/> "
"directory itself."
msgstr ""
"ランタイム (つまりスクリプト内) で翻訳される必要があるメッセージを持つファイ"
"ルリストです。トップレベル F<po/> ディレクトリを使用する場合、パスは F<po/> "
"ディレクトリそのものではなく、トップレベルディレクトリからの相対パスにしてく"
"ださい。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-runtime.7.pod:23
#, no-wrap
msgid ""
" $ ls -l\n"
" myscript.pl\n"
" another.pl\n"
" foo/support.pl\n"
" po/\n"
" po/POTFILES.in\n"
" $ cat po/POTFILES.in\n"
" myscript.pl\n"
" another.pl\n"
" foo/support.pl\n"
" $\n"
"\n"
msgstr ""
" $ ls -l\n"
" myscript.pl\n"
" another.pl\n"
" foo/support.pl\n"
" po/\n"
" po/POTFILES.in\n"
" $ cat po/POTFILES.in\n"
" myscript.pl\n"
" another.pl\n"
" foo/support.pl\n"
" $\n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a-runtime.7.pod:24
msgid ""
"Note that it is explicitly supported that the scripts themselves can contain "
"strings for both runtime and documentation translation, e.g. using gettext "
"functions for runtime and embedded POD content for documentation. So it is "
"not a problem to have the same file listed in F<po/POTFILES.in> and F<doc/"
"po4a-build.conf>"
msgstr ""
"ランタイムの翻訳とドキュメントの翻訳の両方を含むスクリプト (例: ランタイムに "
"gettext を使用し、ドキュメントに埋め込み POD 内容を含む) は、明らかにサポート"
"されるということに注意してください。そのため、F<po/POTFILES.in> と F<doc/"
"po4a-build.conf> に、同じファイルがリストされていても問題ありません。"
#. type: =item
#: doc/po4a-runtime.7.pod:25
msgid "Makevars-perl.example"
msgstr "Makevars-perl.example"
#. type: textblock
#: doc/po4a-runtime.7.pod:26
msgid ""
"If your scripts are in Perl, copy this example file as F<po/Makevars> and "
"edit it to suit."
msgstr ""
"スクリプトが Perl の場合、このサンプルファイルを F<po/Makevars> としてコピー"
"し、適合するように編集してください。"
#. type: =item
#: doc/po4a-runtime.7.pod:27
msgid "Makevars-shell.example"
msgstr "Makevars-shell.example"
#. type: textblock
#: doc/po4a-runtime.7.pod:28
msgid ""
"If your scripts are in shell, copy this example file as F<po/Makevars> and "
"edit it to suit."
msgstr ""
"スクリプトがシェルの場合、このサンプルファイルを F<po/Makevars> としてコピー"
"し、適合するように編集してください。"
#. type: =item
#: doc/po4a-runtime.7.pod:29
msgid "po4a-build.make"
msgstr "po4a-build.make"
#. type: textblock
#: doc/po4a-runtime.7.pod:30
msgid ""
"Copy this example file as F<po/Makefile> - it shouldn't need editing but you "
"may want to keep it updated against F</usr/share/doc/po4a/examples/po4a-"
"build.make> as it may need to be updated within po4a releases as the "
"underlying intltool support changes. (The file itself was generated from "
"another project using Autotools and intltool.)"
msgstr ""
"このサンプルファイルを F<po/Makefile> としてコピーしてください。編集する必要"
"はないはずですが、根底にある inittool サポートの変更によって po4a のリリース"
"で更新される必要があるかもしれないので、F</usr/share/doc/po4a/examples/po4a-"
"build.make> に対して更新を維持した方がいいです (このファイル自体は Autotools "
"や intltool を用いた別プロジェクトで生成されます)。"
#. type: =head1
#: doc/po4a-runtime.7.pod:31
msgid "Building"
msgstr "ビルド"
#. type: textblock
#: doc/po4a-runtime.7.pod:32
msgid ""
"These snippets need to be added to your top level Makefile or whatever other "
"method you use to prepare your sources for distribution."
msgstr ""
"これらのスニペットは、最上位の Makefile、または配付のためのソースを準備するた"
"めに使用する方法のどこかに組み込む必要があります。"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-runtime.7.pod:33
#, no-wrap
msgid ""
" clean:\n"
"\t$(MAKE) -C po/ clean\n"
"\n"
msgstr ""
" clean:\n"
"\t$(MAKE) -C po/ clean\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-runtime.7.pod:34
#, no-wrap
msgid ""
" install:\n"
"\t$(MAKE) -C po/ install DESTDIR=$(DESTDIR)\n"
"\n"
msgstr ""
" install:\n"
"\t$(MAKE) -C po/ install DESTDIR=$(DESTDIR)\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: doc/po4a-runtime.7.pod:35
#, no-wrap
msgid ""
" dist:\n"
"\t$(MAKE) -C po/ pot\n"
"\n"
msgstr ""
" dist:\n"
"\t$(MAKE) -C po/ pot\n"
"\n"
#. type: textblock
#: doc/po4a-runtime.7.pod:36
msgid ""
"(In an Autotools project, this would happen automatically by simply adding "
"F<po> to the C<SUBDIRS> value in F<Makefile.am>.)"
msgstr ""
"(Autotools プロジェクトでは、F<Makefile.am> の C<SUBDIRS> に F<po> を追加する"
"だけで、自動的にこうなります)"
#. type: =head1
#: doc/po4a-runtime.7.pod:37
msgid "Maintenance"
msgstr "保守"
#. type: textblock
#: doc/po4a-runtime.7.pod:38
msgid ""
"Runtime translation isn't quite as easy as F<po4a-build> in that adding a "
"new translation does require editing F<po/LINGUAS>, but apart from that, "
"updating translations is merely a case of replacing the relevant PO file "
"with the new version."
msgstr ""
"新しい翻訳を加える際には、F<po/LINGUAS> の編集が必要なので、ランタイムの翻訳"
"は F<po4a-build> とまったく同じように簡単とは言えません。しかしそれは別にし"
"て、翻訳の更新は PO ファイルを新しいバージョンに置き換えるだけに過ぎません。"
#. type: textblock
#: doc/po4a-runtime.7.pod:39
msgid ""
"Depending on how you prepare your source tarball, you may also need to list "
"new PO files in the F<MANIFEST> file or add to the script(s) that prepare "
"the tarball. (That also applies to F<po4a-build>.)"
msgstr ""
"ソースアーカイブを準備する方法に応じて、F<MANIFEST> ファイルに新しい PO ファ"
"イルをリストしたり、アーカイブを準備するスクリプトに追加したりする必要がある"
"でしょう。(これは F<po4a-build> にも適用されます)。"
#. type: textblock
#: doc/po4a-runtime.7.pod:40
msgid "Any F<*.mo> or F<*.gmo> files in F<po/> can be deleted / cleaned up."
msgstr "F<po/> にある F<*.mo> や F<*.gmo> はすべて削除されます。"
#. type: =head1
#: doc/po4a-runtime.7.pod:41
msgid "Copyright"
msgstr "著作権"
#. type: textblock
#: doc/po4a-runtime.7.pod:42
msgid ""
"Whilst the example files are part of the po4a project, you are free to use, "
"modify and distribute them in your own projects without needing to refer "
"back to po4a or list the po4a team in your own copyright notices, in the "
"same manner as other build tools like Automake itself. If you want to "
"mention po4a, that is fine too."
msgstr ""
"サンプルファイルは po4a プロジェクトの一部ですが、Automake 自体のようなほかの"
"ビルドツールと同様に、著作権表示で po4a を参照したり、po4a チームを列挙したり"
"せずに、あなたのプロジェクトで自由に使用、変更、頒布できます。po4a に言及して"
"くださるなら、それもまたすばらしいと思います。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:2
msgid "Locale::Po4a::AsciiDoc - convert AsciiDoc documents from/to PO files"
msgstr "Locale::Po4a::AsciiDoc - PO ファイルと AsciiDoc ドキュメントの変換"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:5
msgid ""
"Locale::Po4a::AsciiDoc is a module to help the translation of documentation "
"in the AsciiDoc format."
msgstr ""
"Locale::Po4a::AsciiDoc は、AsciiDoc フォーマットのドキュメントを翻訳するのを"
"助けるモジュールです。"
#. type: =head1
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:6 lib/Locale/Po4a/BibTeX.pm:7
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:34 lib/Locale/Po4a/Po.pm:13
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:7 lib/Locale/Po4a/TeX.pm:11
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:8 lib/Locale/Po4a/Wml.pm:7
#: lib/Locale/Po4a/Xhtml.pm:6 lib/Locale/Po4a/Xml.pm:9
msgid "OPTIONS ACCEPTED BY THIS MODULE"
msgstr "このモジュールで使用できるオプション"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:7 lib/Locale/Po4a/Man.pm:35
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:12 lib/Locale/Po4a/Text.pm:9
#: lib/Locale/Po4a/Xhtml.pm:7 lib/Locale/Po4a/Xml.pm:11
msgid "These are this module's particular options:"
msgstr "以下は、このモジュール固有のオプションです:"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:8 lib/Locale/Po4a/TeX.pm:21
msgid "B<definitions>"
msgstr "B<definitions>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:9 lib/Locale/Po4a/TeX.pm:22
msgid ""
"The name of a file containing definitions for po4a, as defined in the "
"B<INLINE CUSTOMIZATION> section. You can use this option if it is not "
"possible to put the definitions in the document being translated."
msgstr ""
"B<インラインカスタマイズ> 節で定義されるような、po4a 用の定義を含むファイル名"
"です。翻訳されるドキュメントに定義を置けない場合、このオプションを利用できま"
"す。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:10
msgid ""
"In a definitions file, lines must not start by two slashes, but directly by "
"B<po4a:>."
msgstr ""
"定義ファイルでは、行は二つのスラッシュではなく直接 B<po4a:> で開始しなくては"
"なりません。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:11
msgid "B<entry>"
msgstr "B<entry>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:12
msgid ""
"Space-separated list of attribute entries you want to translate. By "
"default, no attribute entries are translatable."
msgstr ""
"翻訳したい属性エントリの空白区切りリストです。デフォルトでは、翻訳する属性エ"
"ントリはありません。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:13
msgid "B<macro>"
msgstr "B<macro>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:14
msgid "Space-separated list of macro definitions."
msgstr "マクロ定義の空白区切りリストです。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:15
msgid "B<style>"
msgstr "B<style>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:16
msgid "Space-separated list of style definitions."
msgstr "スタイル定義の空白区切りリストです。"
#. type: =head1
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:17 lib/Locale/Po4a/TeX.pm:27
msgid "INLINE CUSTOMIZATION"
msgstr "インラインカスタマイズ"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:18
msgid ""
"The AsciiDoc module can be customized with lines starting by B<//po4a:>. "
"These lines are interpreted as commands to the parser. The following "
"commands are recognized:"
msgstr ""
"AsciiDoc モジュールは、B<% po4a:> で始まる行によりカスタマイズできます。この"
"行はパーサにコマンドとして解釈されます。以下のコマンドを認識します:"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:19
msgid "B<//po4a: macro >I<name>B<[>I<attribute list>B<]>"
msgstr "B<//po4a: macro >I<name>B<[>I<attribute list>B<]>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:20
msgid ""
"This permits to describe in detail the parameters of a B<macro>; I<name> "
"must be a valid macro name, and it ends with an underscore if the target "
"must be translated."
msgstr ""
"B<macro> パラメータの詳細を記述できます。I<name> は有効なマクロ名でなければな"
"らず、ターゲットを翻訳しなければならない場合、アンダースコアで終わらなければ"
"なりません。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:21
msgid ""
"The I<attribute list> argument is a comma separated list which contains "
"informations about translatable arguments. This list contains either "
"numbers, to define positional parameters, or named attributes."
msgstr ""
"I<attribute list> 引数は、翻訳できる引数のコンマ区切りリストです。このリスト"
"には、位置パラメータを定義する数値か、属性名のどちらでも指定できます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:22
msgid ""
"If a plus sign (B<+>) is prepended to I<name>, then the macro and its "
"arguments are translated as a whole. There is no need to define attribute "
"list in this case, but brackets must be present."
msgstr ""
"I<name> の前にプラス記号 (B<+>) をつけると、マクロとその引数全体が翻訳対象に"
"なります。この場合、属性リストの定義は不要ですが、角カッコは必要です。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:23
msgid "B<//po4a: style >B<[>I<attribute list>B<]>"
msgstr "B<//po4a: style >B<[>I<attribute list>B<]>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:24
msgid ""
"This permits to describe in detail which attributes of a style must be "
"translated."
msgstr ""
"翻訳されなければならないスタイルの属性を詳細に記述することを可能にします。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:25
msgid ""
"The I<attribute list> argument is a comma separated list which contains "
"informations about translatable arguments. This list contains either "
"numbers, to define positional parameters, or named attributes. The first "
"attribute is the style name, it will not be translated."
msgstr ""
"I<attribute list> 引数は、翻訳できる引数のコンマ区切りリストです。このリスト"
"には、位置パラメータを定義する数値か、属性名のどちらでも指定できます。先頭の"
"属性はスタイル名で、翻訳対象になりません。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:26
msgid ""
"If a plus sign (B<+>) is prepended to the style name, then the attribute "
"list is translated as a whole. There is no need to define translatable "
"attributes."
msgstr ""
"スタイル名の前にプラス記号 (B<+>) をつけると、属性リスト全体が翻訳対象になり"
"ます。翻訳する属性の定義は不要です。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:27
msgid ""
"If a minus sign (B<->) is prepended to the style name, then this attribute "
"is not translated."
msgstr ""
"スタイル名の前にマイナス記号 (B<->) をつけると、この属性は翻訳対象外になりま"
"す。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:28
msgid "B<//po4a: entry >I<name>"
msgstr "B<//po4a: entry >I<name>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:29
msgid ""
"This declares an attribute entry as being translatable. By default, they "
"are not translated."
msgstr "翻訳する属性エントリを定義します。デフォルトでは翻訳しません。"
#. type: =head1
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:30 lib/Locale/Po4a/BibTeX.pm:9
#: lib/Locale/Po4a/Dia.pm:10 lib/Locale/Po4a/Docbook.pm:7
#: lib/Locale/Po4a/Guide.pm:7 lib/Locale/Po4a/Halibut.pm:7
#: lib/Locale/Po4a/KernelHelp.pm:5 lib/Locale/Po4a/Man.pm:96
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:9 lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:34
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:101 lib/Locale/Po4a/Texinfo.pm:7
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:32 lib/Locale/Po4a/Wml.pm:9
#: lib/Locale/Po4a/Xhtml.pm:12 lib/Locale/Po4a/Xml.pm:149
msgid "STATUS OF THIS MODULE"
msgstr "このモジュールの状態"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:31
msgid "Tested successfully on simple AsciiDoc files."
msgstr "シンプルな AsciiDoc ファイルでのテストが成功しています。"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:33
#, no-wrap
msgid ""
" Nicolas François <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>\n"
" Denis Barbier <barbier@xxxxxxxxxxx>\n"
"\n"
msgstr ""
" Nicolas François <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>\n"
" Denis Barbier <barbier@xxxxxxxxxxx>\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/AsciiDoc.pm:35
#, no-wrap
msgid ""
" Copyright 2005-2008 by Nicolas FRANÇOIS <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>.\n"
" Copyright 2012 by Denis BARBIER <barbier@xxxxxxxxxxx>.\n"
"\n"
msgstr ""
" Copyright 2005-2008 by Nicolas FRANÇOIS <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>.\n"
" Copyright 2012 by Denis BARBIER <barbier@xxxxxxxxxxx>.\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/BibTeX.pm:2
msgid "Locale::Po4a::BibTeX - convert BibTeX documents from/to PO files"
msgstr "Locale::Po4a::BibTeX - PO ファイルと BibTeX ドキュメントの変換"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/BibTeX.pm:5
msgid ""
"Locale::Po4a::BibTeX is a module to help the translation of bibliographies "
"in the BibTeX format into other [human] languages."
msgstr ""
"Locale::Po4a::BibTeX は、BibTeX フォーマットの参考文献をほかの [自然] 言語へ"
"翻訳するのを助けるモジュールです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/BibTeX.pm:6
msgid "Fields values are extracted and proposed for translation."
msgstr "翻訳用にフィールドの値を抽出し提案します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/BibTeX.pm:8 lib/Locale/Po4a/Wml.pm:8
msgid "NONE."
msgstr "なし。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/BibTeX.pm:10
msgid "It is a very simple module, but still young."
msgstr "非常にシンプルなモジュールですが、まだ枯れていません。"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/BibTeX.pm:12 lib/Locale/Po4a/Halibut.pm:17
#: lib/Locale/Po4a/LaTeX.pm:11 lib/Locale/Po4a/TeX.pm:118
#: lib/Locale/Po4a/Texinfo.pm:12 lib/Locale/Po4a/Text.pm:35
#, no-wrap
msgid ""
" Nicolas François <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>\n"
"\n"
msgstr ""
" Nicolas François <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/BibTeX.pm:14
#, no-wrap
msgid ""
" Copyright 2006 by Nicolas FRANÇOIS <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>.\n"
"\n"
msgstr ""
" Copyright 2006 by Nicolas FRANÇOIS <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>.\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Chooser.pm:2
msgid "Locale::Po4a::Chooser - manage po4a modules"
msgstr "Locale::Po4a::Chooser - po4a モジュール管理"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Chooser.pm:4
#| msgid ""
#| "Locale::Po4a::Chooser is a module to manage po4a modules. Previously, all "
#| "po4a binaries used to know all po4a modules (pod, man, sgml, etc). This "
#| "made the addition of a new module boring, to make sure the documentation "
#| "is synchronized in all modules, and that each of them can access the new "
#| "module."
msgid ""
"Locale::Po4a::Chooser is a module to manage po4a modules. Previously, all "
"po4a binaries used to know all po4a modules (pod, man, sgml, etc). This made "
"the addition of a new module boring, because you had to make sure that the "
"documentation is synchronized in all modules, and that each of them can "
"access the new module."
msgstr ""
"Locale::Po4a::Chooser は po4a モジュールを管理するモジュールです。以前は、す"
"べての po4a バイナリがすべての po4a モジュール (pod, man, sgml など) を知って"
"いました。このため、全モジュールがドキュメントの同期を確実に取っていなくては"
"ならなかったり、すべてのモジュールが新しいモジュールにアクセスできるようにし"
"なければならず、新しいモジュールを追加するのはうんざりするような作業でした。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Chooser.pm:5
msgid ""
"Now, you just have to call the Locale::Po4a::Chooser::new() function, "
"passing the name of module as argument."
msgstr ""
"現在では Locale::Po4a::Chooser::new() 関数にモジュール名を引数として渡して呼"
"ぶだけです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Chooser.pm:6
msgid ""
"The function Locale::Po4a::Chooser::list() lists the available formats, and "
"exits with the value passed as argument. So, we call Locale::Po4a::Chooser::"
"list(0) when requested for the list of formats, and Locale::Po4a::Chooser::"
"list(1) when passed an invalid format name."
msgstr ""
"Locale::Po4a::Chooser::list() 関数は利用可能なフォーマットを示し、そして引数"
"として渡された値を返して終了します。そのため、フォーマットのリストを要求され"
"た場合は Locale::Po4a::Chooser::list(0) を呼び出し、渡されたフォーマットの名"
"前が無効である場合には Locale::Po4a::Chooser::list(1) を呼び出します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Chooser.pm:8
msgid "About po4a:"
msgstr "po4a については以下を参照してください:"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Chooser.pm:9
msgid ""
"L<Locale::Po4a::Po(3pm)>, L<Locale::Po4a::TransTractor(3pm)>, L<po4a(7)|"
"po4a.7>"
msgstr ""
"L<Locale::Po4a::Po(3pm)>, L<Locale::Po4a::TransTractor(3pm)>, L<po4a(7)|"
"po4a.7>"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Chooser.pm:10
msgid "About modules:"
msgstr "モジュールについては以下を参照してください:"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Chooser.pm:11
msgid ""
"L<Locale::Po4a::Dia(3pm)>, L<Locale::Po4a::Docbook(3pm)>, L<Locale::Po4a::"
"Guide(3pm)>, L<Locale::Po4a::Halibut(3pm)>, L<Locale::Po4a::Ini(3pm)>, "
"L<Locale::Po4a::KernelHelp(3pm)>, L<Locale::Po4a::LaTeX(3pm)>, L<Locale::"
"Po4a::Man(3pm)>, L<Locale::Po4a::Pod(3pm)>, L<Locale::Po4a::Sgml(3pm)>, "
"L<Locale::Po4a::TeX(3pm)>, L<Locale::Po4a::Texinfo(3pm)>, L<Locale::Po4a::"
"Text(3pm)>, L<Locale::Po4a::Wml(3pm)>. L<Locale::Po4a::Xhtml(3pm)>, "
"L<Locale::Po4a::Xml(3pm)>, L<Locale::Po4a::Wml(3pm)>."
msgstr ""
"L<Locale::Po4a::Dia(3pm)>, L<Locale::Po4a::Docbook(3pm)>, L<Locale::Po4a::"
"Guide(3pm)>, L<Locale::Po4a::Halibut(3pm)>, L<Locale::Po4a::Ini(3pm)>, "
"L<Locale::Po4a::KernelHelp(3pm)>, L<Locale::Po4a::LaTeX(3pm)>, L<Locale::"
"Po4a::Man(3pm)>, L<Locale::Po4a::Pod(3pm)>, L<Locale::Po4a::Sgml(3pm)>, "
"L<Locale::Po4a::TeX(3pm)>, L<Locale::Po4a::Texinfo(3pm)>, L<Locale::Po4a::"
"Text(3pm)>, L<Locale::Po4a::Wml(3pm)>. L<Locale::Po4a::Xhtml(3pm)>, "
"L<Locale::Po4a::Xml(3pm)>, L<Locale::Po4a::Wml(3pm)>."
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Chooser.pm:13 lib/Locale/Po4a/KernelHelp.pm:10
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:96 lib/Locale/Po4a/Pod.pm:39
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:56
#, no-wrap
msgid ""
" Denis Barbier <barbier@xxxxxxxxxxx>\n"
" Martin Quinson (mquinson#debian.org)\n"
"\n"
msgstr ""
" Denis Barbier <barbier@xxxxxxxxxxx>\n"
" Martin Quinson (mquinson#debian.org)\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Chooser.pm:15
#| msgid "Copyright 2002,2003,2004,2005 by SPI, inc."
msgid "Copyright 2002,2003,2004,2005,2014 by SPI, inc."
msgstr "Copyright 2002,2003,2004,2005,2014 by SPI, inc."
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:2
msgid "Locale::Po4a::Common - common parts of the po4a scripts and utils"
msgstr "Locale::Po4a::Common - po4a スクリプトの共通部分とユーティリティ"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:4
msgid ""
"Locale::Po4a::Common contains common parts of the po4a scripts and some "
"useful functions used along the other modules."
msgstr ""
"Locale::Po4a::Common には、po4a スクリプトの共通部分とほかのモジュールで使用"
"する便利な関数が含まれています。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:5
msgid ""
"In order to use Locale::Po4a programatically, one may want to disable the "
"use of Text::WrapI18N, by writing e.g."
msgstr ""
"Locale::Po4a をプログラム内で使用するには、以下のように記述して、Text::"
"WrapI18N を無効にできます"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:6
#, no-wrap
msgid ""
" use Locale::Po4a::Common qw(nowrapi18n);\n"
" use Locale::Po4a::Text;\n"
"\n"
msgstr ""
" use Locale::Po4a::Common qw(nowrapi18n);\n"
" use Locale::Po4a::Text;\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:7
msgid "instead of:"
msgstr "以下の代わりに:"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:8
#, no-wrap
msgid ""
" use Locale::Po4a::Text;\n"
"\n"
msgstr ""
" use Locale::Po4a::Text;\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:9
msgid ""
"Ordering is important here: as most Locale::Po4a modules themselves load "
"Locale::Po4a::Common, the first time this module is loaded determines "
"whether Text::WrapI18N is used."
msgstr ""
"この順番は重要です。ほとんどの Locale::Po4a モジュールは、自分自身で Locale::"
"Po4a::Common を読み込んでおり、このモジュールの初回読み込み時に、Text::"
"WrapI18N を使用するように決定しているためです。"
#. type: =head1
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:10
msgid "FUNCTIONS"
msgstr "関数"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:11
msgid "Showing output messages"
msgstr "出力メッセージの表示"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:12
msgid "show_version($)"
msgstr "show_version($)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:13
msgid ""
"Shows the current version of the script, and a short copyright message. It "
"takes the name of the script as an argument."
msgstr ""
"スクリプトのバージョンを表示し、簡単な著作権表示を行います。スクリプト名を引"
"数として受け付けます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:14
msgid "wrap_msg($@)"
msgstr "wrap_msg($@)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:15
msgid ""
"This function displays a message the same way than sprintf() does, but wraps "
"the result so that they look nice on the terminal."
msgstr ""
"この関数は sprintf() と同じ方法でメッセージを表示しますが、端末で見た目がよい"
"ように折り返します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:16
msgid "wrap_mod($$@)"
msgstr "wrap_mod($$@)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:17
msgid ""
"This function works like wrap_msg(), but it takes a module name as the first "
"argument, and leaves a space at the left of the message."
msgstr ""
"この関数は wrap_msg() と同じように動作しますが、第一引数にモジュール名を取"
"り、そして、メッセージの左側にあるスペースを残します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:18
msgid "wrap_ref_mod($$$@)"
msgstr "wrap_ref_mod($$$@)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:19
msgid ""
"This function works like wrap_msg(), but it takes a file:line reference as "
"the first argument, a module name as the second one, and leaves a space at "
"the left of the message."
msgstr ""
"この関数は wrap_msg() と同じように動作しますが、第一引数に file:line の参照"
"を、第二引数にモジュール名を取り、メッセージの左側にあるスペースを残します。"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:20
msgid "Wrappers for other modules"
msgstr "ほかのモジュールのラッパー"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:21
msgid "Locale::Gettext"
msgstr "Locale::Gettext"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:22
msgid ""
"When the Locale::Gettext module cannot be loaded, this module provide dummy "
"(empty) implementation of the following functions. In that case, po4a "
"messages won't get translated but the program will continue to work."
msgstr ""
"Locale::Gettext モジュールが読み込めない場合、このモジュールは以下の関数のダ"
"ミー (空) の実装を提供します。この場合、po4a でメッセージは翻訳されませんが、"
"プログラムは動作を継続します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:23
msgid ""
"If Locale::gettext is present, this wrapper also calls "
"setlocale(LC_MESSAGES, \"\") so callers don't depend on the POSIX module "
"either."
msgstr ""
"Locale::gettext が有効なら、このラッパーは setlocale(LC_MESSAGES, \"\") を呼"
"び出し、呼び出し元が POSIX モジュールのいずれにも依存しないようにします。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:24
msgid "bindtextdomain($$)"
msgstr "bindtextdomain($$)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:25
msgid "textdomain($)"
msgstr "textdomain($)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:26
msgid "gettext($)"
msgstr "gettext($)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:27
msgid "dgettext($$)"
msgstr "dgettext($$)"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Common.pm:29 lib/Locale/Po4a/Dia.pm:15
#: lib/Locale/Po4a/Docbook.pm:13 lib/Locale/Po4a/Guide.pm:13
#, no-wrap
msgid ""
" Jordi Vilalta <jvprat@xxxxxxxxx>\n"
"\n"
msgstr ""
" Jordi Vilalta <jvprat@xxxxxxxxx>\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Dia.pm:2
msgid "Locale::Po4a::Dia - convert uncompressed Dia diagrams from/to PO files"
msgstr "Locale::Po4a::Dia - PO ファイルと非圧縮 Dia ダイアグラムの変換"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Dia.pm:5
msgid ""
"Locale::Po4a::Dia is a module to help the translation of diagrams in the "
"uncompressed Dia format into other [human] languages."
msgstr ""
"Locale::Po4a::Dia は、非圧縮 Dia フォーマットの図をほかの [自然] 言語へ翻訳す"
"るのを助けるモジュールです。"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Dia.pm:6
#, no-wrap
msgid ""
"You can get Dia (the graphical editor for these diagrams) from:\n"
" http://www.gnome.org/projects/dia/\n"
"\n"
msgstr ""
"Dia (ダイアグラム用グラフィカルエディタ) は以下から取得できます:\n"
" http://www.gnome.org/projects/dia/\n"
"\n"
#. type: =head1
#: lib/Locale/Po4a/Dia.pm:7
msgid "TRANSLATING WITH PO4A::DIA"
msgstr "PO4A::DIA での翻訳"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Dia.pm:8
msgid ""
"This module only translates uncompressed Dia diagrams. You can save your "
"uncompressed diagrams with Dia itself, unchecking the \"Compress diagram "
"files\" at the \"Save Diagram\" dialog."
msgstr ""
"このモジュールでは、非圧縮 Dia ダイアグラムしか翻訳できません。\"Save Diagram"
"\" ダイアログにある \"Compress diagram files\" のチェックを外すと、Dia はダイ"
"アグラムを非圧縮で保存できます。"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Dia.pm:9
#, no-wrap
msgid ""
"Another way is to uncompress the dia files from command line with:\n"
" gunzip < original.dia > uncompressed.dia\n"
"\n"
msgstr ""
"ほかには、以下のコマンドラインで dia ファイルを伸長できます:\n"
" gunzip < original.dia > uncompressed.dia\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Dia.pm:11
msgid ""
"This module is fully functional, as it relies in the L<Locale::Po4a::Xml> "
"module. This only defines the translatable tags (E<lt>dia:stringE<gt>), and "
"filters the internal strings (the content of the E<lt>dia:diagramdataE<gt> "
"tag), not interesting for translation."
msgstr ""
"このモジュールは、全機能を L<Locale::Po4a::Xml> に依存しています。これは、"
"翻訳可能タグ (E<lt>dia:stringE<gt>) の定義と内部文字列 (E<lt>dia:"
"diagramdataE<gt> タグの内容) のフィルタリングだけを行い、翻訳のために興味深い"
"ものではありません。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Dia.pm:13 lib/Locale/Po4a/Docbook.pm:11
#: lib/Locale/Po4a/Guide.pm:11 lib/Locale/Po4a/Xhtml.pm:16
msgid ""
"L<Locale::Po4a::TransTractor(3pm)>, L<Locale::Po4a::Xml(3pm)>, L<po4a(7)|"
"po4a.7>"
msgstr ""
"L<Locale::Po4a::TransTractor(3pm)>, L<Locale::Po4a::Xml(3pm)>, L<po4a(7)|"
"po4a.7>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Dia.pm:17 lib/Locale/Po4a/Guide.pm:15
msgid "Copyright (c) 2004 by Jordi Vilalta <jvprat@xxxxxxxxx>"
msgstr "Copyright (c) 2004 by Jordi Vilalta <jvprat@xxxxxxxxx>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Docbook.pm:2
msgid "Locale::Po4a::Docbook - convert DocBook XML documents from/to PO files"
msgstr "Locale::Po4a::Docbook - PO ファイルと DocBook XML ドキュメントの変換"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Docbook.pm:5
msgid ""
"Locale::Po4a::Docbook is a module to help the translation of DocBook XML "
"documents into other [human] languages."
msgstr ""
"Locale::Po4a::Docbook は、DocBook XML ドキュメントをほかの [自然] 言語へ翻訳"
"するのを助けるモジュールです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Docbook.pm:6
msgid ""
"Please note that this module is still under heavy development, and not "
"distributed in official po4a release since we don't feel it to be mature "
"enough. If you insist on trying, check the CVS out."
msgstr ""
"このモジュールは、まだ激しい開発中で、開発者はまだ十分に成熟したと感じていな"
"いため、公式 po4a リリースで配布されていないことに注意してください。どうして"
"も試したければ、CVS からチェックアウトしてください。(訳注: 現在は公式 po4a リ"
"リースで配布されています)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Docbook.pm:8 lib/Locale/Po4a/Guide.pm:8
#: lib/Locale/Po4a/Xhtml.pm:13
msgid ""
"This module is fully functional, as it relies in the L<Locale::Po4a::Xml> "
"module. This only defines the translatable tags and attributes."
msgstr ""
"このモジュールは、全機能を L<Locale::Po4a::Xml> に依存しています。ここでは、"
"翻訳できるタグと属性を定義しているだけです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Docbook.pm:9
msgid ""
"The only known issue is that it doesn't handle entities yet, and this "
"includes the file inclusion entities, but you can translate most of those "
"files alone (except the typical entities files), and it's usually better to "
"maintain them separated."
msgstr ""
"確認されている課題は、エンティティをまだ扱えないということだけです。これには"
"ファイルをインクルードするエンティティが含まれますが、ファイル単体での翻訳は"
"行えます (典型的なエンティティファイルは除く)。通常は分割されている方がメンテ"
"ナンスしやすいです。"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Docbook.pm:15
#, no-wrap
msgid ""
" Copyright (c) 2004 by Jordi Vilalta <jvprat@xxxxxxxxx>\n"
" Copyright (c) 2007-2009 by Nicolas François <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>\n"
"\n"
msgstr ""
" Copyright (c) 2004 by Jordi Vilalta <jvprat@xxxxxxxxx>\n"
" Copyright (c) 2007-2009 by Nicolas François <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Guide.pm:2
msgid "Locale::Po4a::Guide - convert Guide XML documents from/to PO files"
msgstr "Locale::Po4a::Guide - PO ファイルと Guide XML ドキュメントの変換"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Guide.pm:5
msgid ""
"Locale::Po4a::Guide is a module to help in the translation of the Gentoo "
"Linux documentation in the Guide XML format into other [human] languages."
msgstr ""
"Locale::Po4a::Guide は、Guide XML フォーマットの Gentoo Linux ドキュメントを"
"ほかの [自然] 言語へ翻訳するのを助けるモジュールです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Guide.pm:6
msgid ""
"This format is documented here: http://www.gentoo.org/doc/en/xml-guide.xml"
msgstr ""
"このフォーマットは以下で説明しています: http://www.gentoo.org/doc/en/xml-"
"guide.xml"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Guide.pm:9
msgid ""
"The only known issue is that it doesn't include files with the <include href="
"\"...\"> tag, but you can translate all those files alone, and it's usually "
"better to have them separated."
msgstr ""
"確認されている課題は、<include href=\"...\"> タグでインクルードできないことで"
"す。ファイル単体での翻訳は行えます。通常は分割されている方がやりやすいです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Halibut.pm:2
msgid ""
"Locale::Po4a::Halibut - convert Halibut documents and derivates from/to PO "
"files"
msgstr ""
"Locale::Po4a::Halibut - PO ファイルと Halibut ドキュメントや派生物の変換"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Halibut.pm:5
msgid ""
"Locale::Po4a::Halibut is a module to help the translation of Halibut "
"documents into other [human] languages."
msgstr ""
"Locale::Po4a::Halibut は、Halibut ドキュメントをほかの [自然] 言語へ翻訳する"
"のを助けるモジュールです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Halibut.pm:6
msgid ""
"This module contains the definitions of common Halibut commands and "
"environments."
msgstr ""
"このモジュールには、共通した Halibut コマンドや環境の定義が含まれています。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Halibut.pm:8 lib/Locale/Po4a/Texinfo.pm:8
msgid "This module is still beta. Please send feedback and feature requests."
msgstr ""
"このモジュールはベータ版です。フィードバックや機能要望をお送りください。"
#. type: =head1
#: lib/Locale/Po4a/Halibut.pm:9
msgid "CAVEAT"
msgstr "警告"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Halibut.pm:10
msgid ""
"Some constructs are badly supported. The known ones are documented below."
msgstr ""
"いくつかの構造をうまくサポートできていません。既知のものを以下に述べます。"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/Halibut.pm:11
msgid "Verbatim blocks"
msgstr "Verbatim ブロック"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Halibut.pm:12
#, no-wrap
msgid ""
" \\c foo\n"
" \\c bar\n"
"\n"
msgstr ""
" \\c foo\n"
" \\c bar\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Halibut.pm:13
msgid ""
"The verbatim block is not considered as a whole. Each line will be "
"translated separately."
msgstr ""
"verbatim ブロックは全体をまとめて認識できません。行ごとに分割して翻訳すること"
"になります。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Halibut.pm:15 lib/Locale/Po4a/LaTeX.pm:9
#: lib/Locale/Po4a/Texinfo.pm:10
msgid ""
"L<Locale::Po4a::TeX(3pm)|Locale::Po4a::TeX>, L<Locale::Po4a::"
"TransTractor(3pm)|Locale::Po4a::TransTractor>, L<po4a(7)|po4a.7>"
msgstr ""
"L<Locale::Po4a::TeX(3pm)|Locale::Po4a::TeX>, L<Locale::Po4a::"
"TransTractor(3pm)|Locale::Po4a::TransTractor>, L<po4a(7)|po4a.7>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Halibut.pm:19
msgid ""
"Copyright 2004-2008 by Nicolas FRANÇOIS <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>."
msgstr ""
"Copyright 2004-2008 by Nicolas FRANÇOIS <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>."
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Halibut.pm:20 lib/Locale/Po4a/LaTeX.pm:14
#: lib/Locale/Po4a/Texinfo.pm:15
msgid ""
"This program is free software; you may redistribute it and/or modify it "
"under the terms of GPL (see COPYING file)."
msgstr ""
"本プログラムはフリーソフトウェアです。GPL の条項に基づき再頒布と変更を行うこ"
"とができます (COPYING ファイルを参照してください)。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Ini.pm:2
msgid "Locale::Po4a::Ini - convert INI files from/to PO files"
msgstr "Locale::Po4a::Ini - PO ファイルと INI ファイルの変換"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Ini.pm:4
msgid ""
"Locale::Po4a::Ini is a module to help the translation of INI files into "
"other [human] languages."
msgstr ""
"Locale::Po4a::Ini は、INI ファイルをほかの [自然] 言語へ翻訳するのを助けるモ"
"ジュールです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Ini.pm:5
msgid ""
"The module searches for lines of the following format and extracts the "
"quoted text:"
msgstr ""
"このモジュールは、以下のフォーマットの行を探し、クォートされたテキストを抽出"
"します:"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Ini.pm:6
msgid "identificator=\"text than can be translated\""
msgstr "識別子=\"翻訳可能テキスト\""
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Ini.pm:7
msgid "NOTE: If the text is not quoted, it will be ignored."
msgstr "注意: テキストをクォートしていないと、無視されます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Ini.pm:9
msgid "L<Locale::Po4a::TransTractor(3pm)>, L<po4a(7)|po4a.7>"
msgstr "L<Locale::Po4a::TransTractor(3pm)>, L<po4a(7)|po4a.7>"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Ini.pm:11
#, no-wrap
msgid ""
" Razvan Rusu <rrusu@xxxxxxxxxxxxxxx>\n"
" Costin Stroie <cstroie@xxxxxxxxxxxxxxx>\n"
"\n"
msgstr ""
" Razvan Rusu <rrusu@xxxxxxxxxxxxxxx>\n"
" Costin Stroie <cstroie@xxxxxxxxxxxxxxx>\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Ini.pm:13
msgid "Copyright 2006 by BitDefender"
msgstr "Copyright 2006 by BitDefender"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/KernelHelp.pm:2
msgid ""
"Locale::Po4a::KernelHelp - convert kernel configuration help from/to PO files"
msgstr "Locale::Po4a::KernelHelp - PO ファイルとカーネル設定ヘルプの変換"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/KernelHelp.pm:4
msgid ""
"Locale::Po4a::KernelHelp is a module to help the translation of "
"documentation for the Linux kernel configuration options into other [human] "
"languages."
msgstr ""
"Locale::Po4a::KernelHelp は、Linux カーネル設定オプションのドキュメントをほか"
"の [自然] 言語へ翻訳するのを助けるモジュールです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/KernelHelp.pm:6
msgid ""
"This module is just written, and needs more tests. Most of the needed work "
"will concern the tools used to parse this file (and configure the kernel), "
"so that they accept to read the documentation from another (translated) "
"file."
msgstr ""
"このモジュールはただ書いただけで、より多くのテストが必要です。ドキュメントを"
"別の (翻訳した) ファイルから読むのに必要な作業は、ほとんどこのファイルをパー"
"ス (してカーネルを設定) するのに使用するツールに関係があります。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/KernelHelp.pm:8
msgid ""
"L<Pod::Parser>, L<Locale::Po4a::Man(3pm)>, L<Locale::Po4a::Pod(3pm)>, "
"L<Locale::Po4a::TransTractor(3pm)>, L<po4a(7)|po4a.7>"
msgstr ""
"L<Pod::Parser>, L<Locale::Po4a::Man(3pm)>, L<Locale::Po4a::Pod(3pm)>, "
"L<Locale::Po4a::TransTractor(3pm)>, L<po4a(7)|po4a.7>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/KernelHelp.pm:12 lib/Locale/Po4a/Pod.pm:41
msgid "Copyright 2002 by SPI, inc."
msgstr "Copyright 2002 by SPI, inc."
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/LaTeX.pm:2
msgid ""
"Locale::Po4a::LaTeX - convert LaTeX documents and derivates from/to PO files"
msgstr "Locale::Po4a::LaTeX - PO ファイルと LaTeX ドキュメントや派生物の変換"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/LaTeX.pm:5
msgid ""
"Locale::Po4a::LaTeX is a module to help the translation of LaTeX documents "
"into other [human] languages. It can also be used as a base to build modules "
"for LaTeX-based documents."
msgstr ""
"Locale::Po4a::LaTeX は、LaTeX ドキュメントをほかの [自然] 言語へ翻訳するのを"
"助けるモジュールです。LaTeX を元にしたドキュメント用モジュールを作成するベー"
"スにもなります。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/LaTeX.pm:6
msgid ""
"This module contains the definitions of common LaTeX commands and "
"environments."
msgstr ""
"このモジュールには、共通した LaTeX コマンドや環境の定義が含まれています。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/LaTeX.pm:7
msgid ""
"See the L<Locale::Po4a::TeX(3pm)|Locale::Po4a::TeX> manpage for the list of "
"recognized options."
msgstr ""
"認識するオプションの一覧は L<Locale::Po4a::TeX(3pm)|Locale::Po4a::TeX> man "
"ページを参照してください。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/LaTeX.pm:13 lib/Locale/Po4a/TeX.pm:120
msgid ""
"Copyright 2004, 2005 by Nicolas FRANÇOIS <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>."
msgstr ""
"Copyright 2004, 2005 by Nicolas FRANÇOIS <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>."
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:2
msgid "Locale::Po4a::Man - convert manual pages from/to PO files"
msgstr "Locale::Po4a::Man - PO ファイルと man ページの変換"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:5
msgid ""
"Locale::Po4a::Man is a module to help the translation of documentation in "
"the nroff format (the language of manual pages) into other [human] languages."
msgstr ""
"Locale::Po4a::Man は、nroff フォーマット (man ページの言語) のドキュメントを"
"ほかの [自然] 言語へ翻訳するのを助けるモジュールです。"
#. type: =head1
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:6
msgid "TRANSLATING WITH PO4A::MAN"
msgstr "PO4A::MAN での翻訳"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:7
msgid ""
"This module tries pretty hard to make translator's life easier. For that, "
"the text presented to translators isn't a verbatim copy of the text found in "
"the man page. Indeed, the cruder parts of the nroff format are hidden, so "
"that translators can't mess up with them."
msgstr ""
"このモジュールは、翻訳者を楽にするためにちょっと面倒な動作をします。 というの"
"は、翻訳者に提供されたテキストは、man ページに現れるテキストの逐語コピーでは"
"ないということです。実際に、nroff フォーマットの生の部分は隠され、翻訳者がそ"
"れにより混乱しなくてすみます。"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:8
msgid "Text wrapping"
msgstr "テキストの折り返し"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:9
msgid ""
"Unindented paragraphs are automatically rewrapped for the translator. This "
"can lead to some minor difference in the generated output, since the "
"rewrapping rules used by groff aren't very clear. For example, two spaces "
"after a parenthesis are sometimes preserved."
msgstr ""
"インデントされていない段落は、翻訳者向けに自動的に折り返し直します。groff で"
"使用される折り返し直すルールはあまり明確ではないため、これで生成した出力は多"
"少差異が発生します。例えば、丸括弧の後の二つの空白が、しばしば保持されます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:10
msgid ""
"Anyway, the difference will only be about the position of the extra spaces "
"in wrapped paragraph, and I think it's worth."
msgstr ""
"いずれにしろ、違いは折り返した段落にある余分な空白の位置についてのみとなるで"
"しょう。そしてそこに価値があると思います。"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:11
msgid "Font specification"
msgstr "フォント指定"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:12
msgid ""
"The first change is about font change specifications. In nroff, there are "
"several ways to specify if a given word should be written in small, bold or "
"italics. In the text to translate, there is only one way, borrowed from the "
"POD (Perl online documentation) format:"
msgstr ""
"最初の変更は、フォントの変更仕様についてです。nroff には、与えられた単語を縮"
"小、太字、斜体で書くべきかどうかを指定する方法が複数あります。翻訳するテキス"
"トには、POD (Perl online documentation) フォーマットから借りてきた、以下の一"
"つの方法しかありません:"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:13
msgid "IE<lt>textE<gt> -- italic text"
msgstr "IE<lt>textE<gt> -- イタリックテキスト"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:14
msgid "equivalent to \\fItext\\fP or \".I text\""
msgstr "\\fItext\\fP や \".I text\" と等価"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:15
msgid "BE<lt>textE<gt> -- bold text"
msgstr "BE<lt>textE<gt> -- 太字テキスト"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:16
msgid "equivalent to \\fBtext\\fP or \".B text\""
msgstr "\\fBtext\\fP や \".B text\" と等価"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:17
msgid "RE<lt>textE<gt> -- roman text"
msgstr "RE<lt>textE<gt> -- 通常テキスト"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:18
msgid "equivalent to \\fRtext\\fP"
msgstr "\\fRtext\\fP と等価"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:19
msgid "CWE<lt>textE<gt> -- constant width text"
msgstr "CWE<lt>textE<gt> -- 等幅テキスト"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:20
msgid "equivalent to \\f(CWtext\\fP or \".CW text\""
msgstr "\\f(CWtext\\fP や \".CW text\" と等価"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:21
msgid ""
"Remark: The CW face is not available for all groff devices. It is not "
"recommended to use it. It is provided for your convenience."
msgstr ""
"所見: CW フェイスはどの groff デバイスでも有効というわけではありません。使用"
"はお奨めしません。利便性のために提供しています。"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:22
msgid "Automatic characters transliteration"
msgstr "自動文字列変換"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:23
msgid ""
"Po4a automatically transliterate some characters to ease the translation or "
"the review of the translation. Here is the list of the transliterations:"
msgstr ""
"po4a は、翻訳や翻訳のレビューが簡単になるように、特定の文字を自動的に変換し"
"ます。以下に変換する文字を列挙します:"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:24
msgid "hyphens"
msgstr "ハイフン"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:25
msgid ""
"Hyphens (-) and minus signs (\\-) in man pages are all transliterated as "
"simple dashes (-) in the PO file. Then all dash are transliterated into "
"roff minus signs (\\-) when the translation is inserted into the output "
"document."
msgstr ""
"man ページ中のハイフン (-) とマイナス記号 (\\-) を、PO ファイル内ではシンプル"
"なダッシュ(-) に変換します。さらに出力ドキュメントに訳を挿入する際に、すべて"
"のダッシュを roff のマイナス記号 (\\-) に変換します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:26
msgid ""
"Translators can force an hyphen by using the roff glyph '\\[hy]' in their "
"translations."
msgstr "翻訳者は、自分の翻訳内では roff グリフ '\\[hy]' の使用を押し通せます。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:27
msgid "non-breaking spaces"
msgstr "非改行スペース"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:28
msgid ""
"Translators can use non-breaking spaces in their translations. These non-"
"breaking spaces (0xA0 in latin1) will be transliterated into a roff non-"
"breaking space ('\\ ')."
msgstr ""
"翻訳者は、非改行スペースを翻訳内で使用できます。非改行スペース (latin1 では "
"0xA0) を roff 非改行スペース ('\\ ') に変換します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:29
msgid "quotes transliterations"
msgstr "引用符の変換"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:30
msgid "`` and '' are respectively tranliterated into \\*(lq and \\*(rq."
msgstr "`` と '' を、それぞれ \\*(lq と \\*(rq に変換します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:31
msgid ""
"To avoid these transliterations, translators can insert a zero width roff "
"character (i.e., using `\\&` or '\\&' respectively)."
msgstr ""
"変換しないようにするには、翻訳者は幅なし roff 文字を挿入してください (例: そ"
"れぞれ `\\&` や '\\&' とします)。"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:32
msgid "Putting 'E<lt>' and 'E<gt>' in translations"
msgstr "翻訳内に 'E<lt>' や 'E<gt>' を書く方法"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:33
msgid ""
"Since these chars are used to delimit parts under font modification, you "
"can't use them verbatim. Use EE<lt>ltE<gt> and EE<lt>gtE<gt> instead (as in "
"POD, one more time)."
msgstr ""
"こういった文字はフォント変更の区切り文字として使われるので、そのままでは使用"
"できません。(POD のようにもう一度) 代わりに EE<lt>ltE<gt> や EE<lt>gtE<gt> を"
"使用してください。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:36 lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:8
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:13
msgid "B<debug>"
msgstr "B<debug>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:37 lib/Locale/Po4a/TeX.pm:14
msgid ""
"Activate debugging for some internal mechanisms of this module. Use the "
"source to see which parts can be debugged."
msgstr ""
"このモジュールの内部メカニズムのデバッグ機能を有効にします。どの部分でデバッ"
"グできるか確認するには、ソースを利用してください。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:38 lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:10
msgid "B<verbose>"
msgstr "B<verbose>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:39
msgid "Increase verbosity."
msgstr "プログラムの冗長度を上げます。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:40
msgid "B<groff_code>"
msgstr "B<groff_code>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:41
msgid ""
"This option permits to change the behavior of the module when it encounter "
"a .de, .ie or .if section. It can take the following values:"
msgstr ""
"このオプションは、.de、.ie または .if 節があった場合のモジュールの振る舞いを"
"変更できます。以下の値を取ることができます:"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:42 lib/Locale/Po4a/Xml.pm:22
msgid "I<fail>"
msgstr "I<fail>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:43
msgid ""
"This is the default value. The module will fail when a .de, .ie or .if "
"section is encountered."
msgstr ""
"これはデフォルト値です。.de、.ie または .if 節がある場合、モジュールは失敗し"
"ます。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:44
msgid "I<verbatim>"
msgstr "I<verbatim>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:45
msgid ""
"Indicates that the .de, .ie or .if sections must be copied as is from the "
"original to the translated document."
msgstr ""
".de、.ie または .if 節は、オリジナルから翻訳済みドキュメントへそのままコピー"
"する必要があることを示します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:46
msgid "I<translate>"
msgstr "I<translate>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:47
msgid ""
"Indicates that the .de, .ie or .if sections will be proposed for the "
"translation. You should only use this option if a translatable string is "
"contained in one of these section. Otherwise, I<verbatim> should be "
"preferred."
msgstr ""
".de、.ie または .if 節は翻訳するように提案されることを表します。それらの節"
"に、翻訳可能な文字列が含まれている場合にのみ、このオプションを指定するべきで"
"す。そうでなければ、I<verbatim> を選択するべきです。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:48
msgid "B<generated>"
msgstr "B<generated>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:49
msgid ""
"This option specifies that the file was generated, and that po4a should not "
"try to detect if the man pages was generated from another format. This "
"permits to use po4a on generated man pages. This option does not take any "
"argument."
msgstr ""
"このオプションは、ファイルが生成されたこと、そして、po4a が man ページが別の"
"形式から生成されたかどうかを検出しようとしないことを指定します。man ページを"
"生成するのに po4a を使用することが可能となります。このオプションは、いずれの"
"引数も取りません。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:50
msgid "B<mdoc>"
msgstr "B<mdoc>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:51
msgid "This option is only useful for mdoc pages."
msgstr "このオプションは mdoc ページでのみ有用です。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:52
msgid ""
"It selects a stricter support of the mdoc format by telling po4a not to "
"translate the 'NAME' section. mdoc pages whose 'NAME' section is translated "
"won't generate any header or footer."
msgstr ""
"'NAME' 節の翻訳を行わないように po4a に伝えることで mdoc 形式の厳密なサポート"
"を選択します。'NAME' 節が翻訳された mdoc ページは、任意のヘッダやフッタを生成"
"しません。"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:53
#, no-wrap
msgid ""
"According to the groff_mdoc page, the NAME, SYNOPSIS and DESCRIPTION\n"
"sections are mandatory.\n"
"There are no known issues with translated SYNOPSIS or DESCRIPTION section,\n"
"but you can also specify these sections this way:\n"
" -o mdoc=NAME,SYNOPSIS,DESCRIPTION\n"
"\n"
msgstr ""
"groff_mdoc ページによると、NAME, SYNOPSIS, DESCRIPTION 節は\n"
"必須です。\n"
"SYNOPSIS, DESCRIPTION 節を翻訳することによる問題は知られていませんが、\n"
"以下のようにも指定できます:\n"
" -o mdoc=NAME,SYNOPSIS,DESCRIPTION\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:54
#, no-wrap
msgid ""
"This mdoc issue can also be solved with an addendum like this one:\n"
" PO4A-HEADER:mode=before;position=^.Dd\n"
" .TH DOCUMENT_TITLE 1 \"Month day, year\" OS \"Section Name\"\n"
"\n"
msgstr ""
"この mdoc の問題は、以下のように追加内容を使用して解決することもできます:\n"
" PO4A-HEADER:mode=before;position=^.Dd\n"
" .TH DOCUMENT_TITLE 1 \"Month day, year\" OS \"Section Name\"\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:55
msgid ""
"The following options permit to specify the behavior of a new macro (defined "
"with a .de request), or of a macro not supported by po4a. They take as "
"argument a comma-separated list of macros. For example:"
msgstr ""
"以下のオプションにより、新しいマクロ (.de 要求で定義される) や、po4a がサポー"
"トしていないマクロの振る舞いを指定できます。コンマで区切ったマクロのリストを"
"引数に取ります。以下の例のようになります:"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:56
#, no-wrap
msgid ""
" -o noarg=FO,OB,AR -o translate_joined=BA,ZQ,UX\n"
"\n"
msgstr ""
" -o noarg=FO,OB,AR -o translate_joined=BA,ZQ,UX\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:57
msgid ""
"Note: if a macro is not supported by po4a and if you consider that it is a "
"standard roff macro, you should submit it to the po4a development team."
msgstr ""
"注: po4a にサポートされていないマクロがあって、それが標準 roff マクロと考えら"
"れる場合は、それを po4a 開発チームに提出してください。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:58 lib/Locale/Po4a/Xml.pm:68
msgid "B<untranslated>"
msgstr "B<untranslated>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:59
msgid ""
"B<untranslated> indicates that this macro (at its arguments) don't have to "
"be translated."
msgstr ""
"B<untranslated> は、この (引数に指定された) マクロを翻訳する必要はないと指定"
"します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:60
msgid "B<noarg>"
msgstr "B<noarg>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:61
msgid ""
"B<noarg> is like B<untranslated>, except that po4a will verify that no "
"argument is added to this macro."
msgstr ""
"B<noarg> は、B<untranslated> と同様ですが、このマクロに引数が追加されていない"
"ことを、po4a が確認するところが異なります。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:62
msgid "B<translate_joined>"
msgstr "B<translate_joined>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:63
msgid ""
"B<translate_joined> indicates that po4a must propose to translate the "
"arguments of the macro."
msgstr ""
"B<translate_joined> は、po4a がそのマクロの引数を翻訳しなければならないと指定"
"します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:64
msgid "B<translate_each>"
msgstr "B<translate_each>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:65
msgid ""
"With B<translate_each>, the arguments will also be proposed for the "
"translation, except that each one will be translated separately."
msgstr ""
"B<translate_each> を使っても、引数を翻訳するよう指定しますが、それぞれ別々に"
"翻訳するようになるところが異なります。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:66 lib/Locale/Po4a/TeX.pm:15
msgid "B<no_wrap>"
msgstr "B<no_wrap>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:67
msgid ""
"This option takes as argument a list of comma-separated couples I<begin>:"
"I<end>, where I<begin> and I<end> are commands that delimit the begin and "
"end of a section that should not be rewrapped."
msgstr ""
"このオプションは、コンマで区切った I<begin>:I<end> のリストを引数に取ります。"
"ここで、I<begin> と I<end> は、折り返し直すべきでない節の始めと終わりを区切る"
"コマンドです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:68
msgid ""
"Note: no test is done to ensure that an I<end> command matches its I<begin> "
"command; any ending command stop the no_wrap mode. If you have a I<begin> "
"(respectively I<end>) macro that has no I<end> (respectively I<begin>), you "
"can specify an existing I<end> (like fi) or I<begin> (like nf) as a "
"counterpart. These macros (and their arguments) wont be translated."
msgstr ""
"注意: I<end> コマンドが I<begin> コマンドと一致するかどうかのテストはしませ"
"ん。終了コマンドがあればそこで no_wrap モードは終了します。対応する I<end> が"
"ない I<begin> マクロや対応する I<begin> がない I<end> マクロがある場合、既存"
"の I<end> (fi など) や I<begin> (nf など) を対応するものとして指定できます。"
"これらのマクロ (とその引数) は翻訳されません。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:69 lib/Locale/Po4a/Xml.pm:51
msgid "B<inline>"
msgstr "B<inline>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:70
msgid ""
"This option specifies a list of comma-separated macros that must not split "
"the current paragraph. The string to translate will then contain I<foo E<lt>."
"bar baz quxE<gt> quux>, where I<bar> is the command that should be inlined, "
"and I<baz qux> its arguments."
msgstr ""
"このオプションは、段落を分けるべきでないコンマ区切りマクロのリストを指定しま"
"す。翻訳する文字列に I<foo E<lt>.bar baz quxE<gt> quux> が含まれるとき、"
"I<bar> がインラインにすべきコマンドで、I<baz qux> がその引数です。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:71
msgid "B<unknown_macros>"
msgstr "B<unknown_macros>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:72
msgid ""
"This option indicates how po4a should behave when an unknown macro is "
"found. By default, po4a fails with a warning. It can take the following "
"values: B<failed> (the default value), B<untranslated>, B<noarg>, "
"B<translate_joined>, or B<translate_each> (see above for an explanation of "
"these values)."
msgstr ""
"このオプションは、不明なマクロを検出した場合の po4a の挙動を指定します。デ"
"フォルトでは、po4a は警告を表示して失敗します。以下の値を取ることができます: "
"B<failed> (デフォルト値), B<untranslated>, B<noarg>, B<translate_joined>, "
"B<translate_each> (値の説明は上記参照)。"
#. type: =head1
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:73
msgid "AUTHORING MAN PAGES COMPLIANT WITH PO4A::MAN"
msgstr "PO4A::MAN 準拠の man ページの作成"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:74
msgid ""
"This module is still very limited, and will always be, because it's not a "
"real nroff interpreter. It would be possible to do a real nroff interpreter, "
"to allow authors to use all the existing macros, or even to define new ones "
"in their pages, but we didn't want to. It would be too difficult, and we "
"thought it wasn't necessary. We do think that if manpages' authors want to "
"see their productions translated, they may have to adapt to ease the work of "
"translators."
msgstr ""
"このモジュールは、真の nroff インタプリタでないので、まだ非常に制限があり解消"
"のめどは立ちません。既存のマクロがすべて使え、さらに新しいマクロを定義できる"
"ような真の nroff インタプリタであれば、制限を解消できたでしょうが、私たちはそ"
"うしませんでした。それは難しすぎましたし、必要でないと考えたのです。man ペー"
"ジの作者が、自身の創作物を翻訳したものを目にしたいのであれば、翻訳者にとって"
"作業しやすいように適合した方がいいと思います。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:75
msgid ""
"So, the man parser implemented in po4a have some known limitations we are "
"not really inclined to correct, and which will constitute some pitfalls "
"you'll have to avoid if you want to see translators taking care of your "
"documentation."
msgstr ""
"ですから、po4a で実装した man のパーサは、修正したいと思っていない既知の制限"
"があります。そして、これはいくつかの落とし穴を構成します。翻訳者にドキュメン"
"トの翻訳を維持して欲しかったら、回避する必要があります。"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:76
msgid "Don't program in nroff"
msgstr "nroff 内にプログラムを書かないでください"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:77
msgid ""
"nroff is a complete programming language, with macro definition, "
"conditionals and so on. Since this parser isn't a fully featured nroff "
"interpreter, it will fail on pages using these facilities (There are about "
"200 such pages on my box)."
msgstr ""
"nroff は、一つの完成したプログラミング言語です。マクロ定義や条件分岐等を備え"
"ています。このパーサはフル機能の nroff インタープリタではないので、これらの機"
"能を使ったページは失敗します (私の元に 200 ほどそのようなページがあります)。"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:78
msgid "Use the plain macro set"
msgstr "プレーンマクロセットを使用してください"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:79
msgid ""
"There are still some macros which are not supported by po4a::man. This is "
"only because I failed to find any documentation about them. Here is the list "
"of unsupported macros used on my box. Note that this list isn't exhaustive "
"since the program fails on the first encountered unsupported macro. If you "
"have any information about some of these macros, I'll happily add support "
"for them. Because of these macros, about 250 pages on my box are "
"inaccessible to po4a::man."
msgstr ""
"po4a::man がサポートしていないマクロはまだあります。これは単に、それについて"
"のドキュメントが見つからなかったからです。以下にサポートしていないマクロのリ"
"ストを掲げます。サポートされていないマクロが最初に出てきた時点で、プログラム"
"が失敗してしまいますので、このリストは完全ではないことに注意してください。こ"
"のマクロに関して何か情報がありましたら、ありがたくサポートに追加します。これ"
"らのマクロのために、私の機械にある 250 ページは po4a::man でアクセスできない"
"のです。"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:80
#, no-wrap
msgid ""
" .. .\" .AT .b .bank\n"
" .BE ..br .Bu .BUGS .BY\n"
" .ce .dbmmanage .do .En\n"
" .EP .EX .Fi .hw .i\n"
" .Id .l .LO .mf\n"
" .N .na .NF .nh .nl\n"
" .Nm .ns .NXR .OPTIONS .PB\n"
" .pp .PR .PRE .PU .REq\n"
" .RH .rn .S< .sh .SI\n"
" .splitfont .Sx .T .TF .The\n"
" .TT .UC .ul .Vb .zZ\n"
"\n"
msgstr ""
" .. .\" .AT .b .bank\n"
" .BE ..br .Bu .BUGS .BY\n"
" .ce .dbmmanage .do .En\n"
" .EP .EX .Fi .hw .i\n"
" .Id .l .LO .mf\n"
" .N .na .NF .nh .nl\n"
" .Nm .ns .NXR .OPTIONS .PB\n"
" .pp .PR .PRE .PU .REq\n"
" .RH .rn .S< .sh .SI\n"
" .splitfont .Sx .T .TF .The\n"
" .TT .UC .ul .Vb .zZ\n"
"\n"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:81
msgid "Hiding text from po4a"
msgstr "po4a から隠したいテキスト"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:82
msgid ""
"Sometimes, the author knows that some parts are not translatable, and should "
"not be extracted by po4a. For example, an option may accept an I<other> "
"argument, and I<other> may also appear as the last item of a list. In the "
"first case, I<other> should be not be translatable. And in the second case, "
"I<other> should be translated."
msgstr ""
"ときどき、筆者は、翻訳できず po4a により抽出すべきでない部分があることを認識"
"しています。例えば、あるオプションが引数として I<other> を受け入れてもよく、"
"さらに、リストの最後の項目としても I<other> が現れてよいとします。前者は、"
"I<other> を翻訳するべきではありません。そして、後者は I<other> を翻訳すべきで"
"す。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:83
msgid ""
"In such case, the author can avoid po4a to extract some strings, using some "
"special groff constructs:"
msgstr ""
"この場合、作者は、以下のような特殊な groff 構造を利用して、po4a がテキストを"
"抽出しないようにできます:"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:84
#, no-wrap
msgid ""
" .if !'po4a'hide' .B other\n"
"\n"
msgstr ""
" .if !'po4a'hide' .B other\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:85
msgid "(this will require the B<-o groff_code=verbatim> option)"
msgstr "(これには B<-o groff_code=verbatim> オプションが必要になります)"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:86
#, no-wrap
msgid ""
"A new macro can also be defined to automate this:\n"
" .de IR_untranslated\n"
" . IR \\\\$@\n"
" ..\n"
"\n"
msgstr ""
"これを自動化するのに、以下のような新しいマクロを定義することもできます:\n"
" .de IR_untranslated\n"
" . IR \\\\$@\n"
" ..\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:87 lib/Locale/Po4a/Man.pm:90
#, no-wrap
msgid ""
" .IR_untranslated \\-q \", \" \\-\\-quiet\n"
"\n"
msgstr ""
" .IR_untranslated \\-q \", \" \\-\\-quiet\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:88
msgid ""
"(this will require the options B<-o groff_code=verbatim> and B<-o "
"untranslated=IR_untranslated>; with this construct, the B<.if !'po4a'hide'> "
"conditional is not strictly needed since po4a will not parse the internal of "
"the macro definition)"
msgstr ""
"(この構造には、B<-o groff_code=verbatim> オプションと B<-o "
"untranslated=IR_untranslated> オプションが必要です。po4a はマクロ定義の内部を"
"パースする必要はないため、B<.if !'po4a'hide'> 条件文は、厳密には必要ありませ"
"ん)"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:89
#, no-wrap
msgid ""
"or using an alias:\n"
" .als IR_untranslated IR\n"
"\n"
msgstr ""
"または、以下のようにエイリアスを使用します:\n"
" .als IR_untranslated IR\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:91
msgid "(this will require the B<-o untranslated=als,IR_untranslated> option)"
msgstr ""
"(これには B<-o untranslated=als,IR_untranslated> オプションが必要になります)"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:92
msgid "Conclusion"
msgstr "結論"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:93
msgid ""
"To summarise this section, keep simple, and don't try to be clever while "
"authoring your man pages. A lot of things are possible in nroff, and not "
"supported by this parser. For example, don't try to mess with \\c to "
"interrupt the text processing (like 40 pages on my box do). Or, be sure to "
"put the macro arguments on the same line that the macro itself. I know that "
"it's valid in nroff, but would complicate too much the parser to be handled."
msgstr ""
"この節をまとめると、シンプルさを維持してください。そして、man ページを書く際"
"に巧妙なことをしようとしないでください。nroff では多くのことが可能ですが、こ"
"のパーサによってサポートされていません。例えば、テキスト処理を中断する \\c を"
"下手にいじろうとしないでください (私の元にある 40 ページのように)。また、マク"
"ロの引数はそのマクロと必ず同じ行に配置してください。それが nroff で有効だとい"
"うことは知っています。でも、パーサが扱うにはあまりに複雑すぎるのです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:94
msgid ""
"Of course, another possibility is to use another format, more translator "
"friendly (like POD using po4a::pod, or one of the XML familly like SGML), "
"but thanks to po4a::man it isn't needed anymore. That being said, if the "
"source format of your documentation is POD, or XML, it may be clever to "
"translate the source format and not this generated one. In most cases, po4a::"
"man will detect generated pages and issue a warning. It will even refuse to "
"process POD generated pages, because those pages are perfectly handled by "
"po4a::pod, and because their nroff counterpart defines a lot of new macros I "
"didn't want to write support for. On my box, 1432 of the 4323 pages are "
"generated from POD and will be ignored by po4a::man."
msgstr ""
"もちろん別の可能性として、もっと翻訳者に優しい (po4a::pod で使用する POD や、"
"SGML のような XML ファミリーなど) 別のフォーマットを使用することが挙げられま"
"す。しかし po4a::man のおかげで、もう必要ありません。そうはいっても、あなたの"
"ドキュメントのソースフォーマットが POD や XML の場合、生成物ではなくソース"
"フォーマットを翻訳する方が賢いでしょう。多くの場合、po4a::man は生成された"
"ページを検出し、警告を出します。po4a::pod がそのページを完璧に扱え、その対応"
"する nroff では、サポートするように書きたくない新しいマクロが多く定義されてい"
"るため、POD が生成したページを処理するのを、拒否することさえあります。私の機"
"械では、1432/4323 ページが POD から生成され、po4a::man に無視されます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:95
msgid ""
"In most cases, po4a::man will detect the problem and refuse to process the "
"page, issuing an adapted message. In some rare cases, the program will "
"complete without warning, but the output will be wrong. Such cases are "
"called \"bugs\" ;) If you encounter such case, be sure to report this, along "
"with a fix when possible..."
msgstr ""
"多くの場合、po4a::man は問題を検出し、適合するメッセージを出力して、ページの"
"処理を拒否します。まれなケースでは、プログラムが警告なく完了したのに、出力が"
"誤っている場合があります。そのような場合は、\"バグ\"と呼びます ;) そのような"
"場合は、可能であれば直し方とともに、ぜひ報告してください……"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:97
msgid "This module can be used for most of the existing man pages."
msgstr "既存の man ページの大半に、このモジュールを使用できます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:98
msgid "Some tests are regularly run on Linux boxes:"
msgstr "以下の複数のテストを Linux 機で定期的に実行しています:"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:100
msgid ""
"one third of the pages are refused because they were generated from another "
"format supported by po4a (e.g. POD or SGML)."
msgstr ""
"全 man ページの 1/3 は、po4a でサポートされている別のフォーマット (例: POD "
"や SGML) から生成されたため拒否されます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:102
msgid ""
"10% of the remaining pages are rejected with an error (e.g. a groff macro is "
"not supported)."
msgstr ""
"残りのページの 10% はエラーで通りません (例: groff マクロがサポートされていな"
"いなど)。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:104
msgid ""
"Then, less than 1% of the pages are accepted silently by po4a, but with "
"significant issues (i.e. missing words, or new words inserted)"
msgstr ""
"そして、1% に満たないページは po4a は何も言いませんが、重要な問題 (言い換える"
"と、単語が消えていたり、新しい単語が挿入されたりします) があります。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:106
msgid ""
"The other pages are usually handled without differences more important than "
"spacing differences or line rewrapped (font issues in less than 10% of the "
"processed pages)."
msgstr ""
"その他のページは、通常、空白のみの差異や行の折り返しなどよりも、もっと重要な"
"差異がないとして扱われます (フォントの問題は処理したページの 10% 以下です)。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:108
msgid ""
"L<Locale::Po4a::Pod(3pm)>, L<Locale::Po4a::TransTractor(3pm)>, L<po4a(7)|"
"po4a.7>"
msgstr ""
"L<Locale::Po4a::Pod(3pm)>, L<Locale::Po4a::TransTractor(3pm)>, L<po4a(7)|"
"po4a.7>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Man.pm:112
msgid "Copyright 2002-2008 by SPI, inc."
msgstr "Copyright 2002-2008 by SPI, inc."
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:2
msgid "Locale::Po4a::Po - PO file manipulation module"
msgstr "Locale::Po4a::Po - PO file 操作モジュール"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:4
#, no-wrap
msgid ""
" use Locale::Po4a::Po;\n"
" my $pofile=Locale::Po4a::Po->new();\n"
"\n"
msgstr ""
" use Locale::Po4a::Po;\n"
" my $pofile=Locale::Po4a::Po->new();\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:5
#, no-wrap
msgid ""
" # Read PO file\n"
" $pofile->read('file.po');\n"
"\n"
msgstr ""
" # Read PO file\n"
" $pofile->read('file.po');\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:6
#, no-wrap
msgid ""
" # Add an entry\n"
" $pofile->push('msgid' => 'Hello', 'msgstr' => 'bonjour',\n"
" 'flags' => \"wrap\", 'reference'=>'file.c:46');\n"
"\n"
msgstr ""
" # Add an entry\n"
" $pofile->push('msgid' => 'Hello', 'msgstr' => 'bonjour',\n"
" 'flags' => \"wrap\", 'reference'=>'file.c:46');\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:7
#, no-wrap
msgid ""
" # Extract a translation\n"
" $pofile->gettext(\"Hello\"); # returns 'bonjour'\n"
"\n"
msgstr ""
" # Extract a translation\n"
" $pofile->gettext(\"Hello\"); # returns 'bonjour'\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:8
#, no-wrap
msgid ""
" # Write back to a file\n"
" $pofile->write('otherfile.po');\n"
"\n"
msgstr ""
" # Write back to a file\n"
" $pofile->write('otherfile.po');\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:10
msgid ""
"Locale::Po4a::Po is a module that allows you to manipulate message catalogs. "
"You can load and write from/to a file (which extension is often I<po>), you "
"can build new entries on the fly or request for the translation of a string."
msgstr ""
"Locale::Po4a::Po はメッセージカタログを操作できるようにするモジュールです。"
"ファイル (通常 I<po> という拡張子) を読み書きし、新しいエントリをその場で作成"
"したり、文字列の翻訳要求があったときに作成できます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:11
#| msgid ""
#| "For a more complete description of message catalogs in the PO format and "
#| "their use, please refer to the documentation of the gettext program."
msgid ""
"For a more complete description of message catalogs in the PO format and "
"their use, please refer to the info documentation of the gettext program "
"(node \"`PO Files\"')."
msgstr ""
"PO フォーマットのメッセージカタログやその使い方に関する完全な説明は、gettext "
"プログラム (\"`PO ファイル\"' ノード) のドキュメントを参照してください。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:12
msgid ""
"This module is part of the po4a project, which objective is to use PO files "
"(designed at origin to ease the translation of program messages) to "
"translate everything, including documentation (man page, info manual), "
"package description, debconf templates, and everything which may benefit "
"from this."
msgstr ""
"このモジュールは po4a プロジェクトの一部です。このプロジェクトは (元々プログ"
"ラムのメッセージを簡単に訳せるように設計された) PO ファイルを用い、すべてを翻"
"訳するのを目標にしています。すべてというのは、(man ページ、info マニュアルと"
"いった) ドキュメント、パッケージの説明、debconf テンプレート、そしてこの恩恵"
"を受けられるだろうすべてものです。"
#. type: =head1
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:25
#| msgid "Functions about whole message catalogs"
msgid "Functions concerning entire message catalogs"
msgstr "メッセージカタログ全体に関わる関数"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:26
msgid "new()"
msgstr "new()"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:27
msgid ""
"Creates a new message catalog. If an argument is provided, it's the name of "
"a PO file we should load."
msgstr ""
"新規メッセージカタログを作成します。引数を指定した場合、読み込む PO ファイル"
"の名前として扱います。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:28 lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:73
msgid "read($)"
msgstr "read($)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:29
msgid ""
"Reads a PO file (which name is given as argument). Previously existing "
"entries in self are not removed, the new ones are added to the end of the "
"catalog."
msgstr ""
"(引数で与えた) PO ファイルを読み込みます。すでに読み込んだ既存エントリは削除"
"しません。新しいものはカタログの最後に追加します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:30 lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:76
msgid "write($)"
msgstr "write($)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:31
msgid "Writes the current catalog to the given file."
msgstr "与えられたファイルに現在のカタログを書き込みます。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:32
msgid "write_if_needed($$)"
msgstr "write_if_needed($$)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:33
msgid ""
"Like write, but if the PO or POT file already exists, the object will be "
"written in a temporary file which will be compared with the existing file to "
"check if the update is needed (this avoids to change a POT just to update a "
"line reference or the POT-Creation-Date field)."
msgstr ""
"write と同様ですが、PO ファイルや POT ファイルがすでに存在している場合、オブ"
"ジェクトを一時ファイルに書き出し、既存のファイルを比較して更新が必要かどうか"
"チェックします (これにより、行参照や POT-Creation-Date フィールドの更新しかな"
"い更新を防ぎます)。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:34
msgid "gettextize($$)"
msgstr "gettextize($$)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:35
msgid ""
"This function produces one translated message catalog from two catalogs, an "
"original and a translation. This process is described in L<po4a(7)|po4a.7>, "
"section I<Gettextization: how does it work?>."
msgstr ""
"この関数は、オリジナルと翻訳済みの二つのカタログから、一つの翻訳済みメッセー"
"ジカタログを生成します。この処理は、L<po4a(7)|po4a.7> の I<gettext 化: どのよ"
"うに動作しますか?> 節で解説します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:36
msgid "filter($)"
msgstr "filter($)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:37
msgid ""
"This function extracts a catalog from an existing one. Only the entries "
"having a reference in the given file will be placed in the resulting catalog."
msgstr ""
"この関数は、既存のものからカタログを抽出します。与えたファイルへの参照がある"
"エントリのみが、結果のカタログに抽出されます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:38
msgid ""
"This function parses its argument, converts it to a Perl function "
"definition, evals this definition and filters the fields for which this "
"function returns true."
msgstr ""
"この関数は、引数をパースし、Perl の関数定義に変換し、この定義を評価し、この関"
"数が true を返すフィールドのみをフィルタします。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:39
msgid "I love Perl sometimes ;)"
msgstr "私はときどき Perl が好きです ;)"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:40
msgid "to_utf8()"
msgstr "to_utf8()"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:41
msgid ""
"Recodes to UTF-8 the PO's msgstrs. Does nothing if the charset is not "
"specified in the PO file (\"CHARSET\" value), or if it's already UTF-8 or "
"ASCII."
msgstr ""
"PO の msgstr を UTF-8 に再コード化します。PO ファイルで文字セット "
"(\"CHARSET\" の値) が指定されていない場合、すでに UTF-8 の場合、あるいは "
"ASCII の場合には何もしません。"
#. type: =head1
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:42
msgid "Functions to use a message catalog for translations"
msgstr "翻訳にメッセージカタログを使用する関数"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:43
msgid "gettext($%)"
msgstr "gettext($%)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:44
msgid ""
"Request the translation of the string given as argument in the current "
"catalog. The function returns the original (untranslated) string if the "
"string was not found."
msgstr ""
"現在のカタログから、引数で与えた文字列の翻訳を取得します。文字列が見つからな"
"かった場合、この関数はオリジナル (未翻訳) の文字列を返します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:45
msgid ""
"After the string to translate, you can pass a hash of extra arguments. Here "
"are the valid entries:"
msgstr ""
"翻訳する文字列の後に、追加引数のハッシュを渡せます。以下のエントリが有効です:"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:46 lib/Locale/Po4a/Po.pm:76
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:114 lib/Locale/Po4a/Xml.pm:14
msgid "B<wrap>"
msgstr "B<wrap>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:47
msgid ""
"boolean indicating whether we can consider that whitespaces in string are "
"not important. If yes, the function canonizes the string before looking for "
"a translation, and wraps the result."
msgstr ""
"文字列中の空白は重要でないとして扱うかどうかを示す真偽値です。yes ならば、こ"
"の関数は、翻訳を探す前の文字列を納め、結果を折り返します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:48 lib/Locale/Po4a/Po.pm:79
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:116
msgid "B<wrapcol>"
msgstr "B<wrapcol>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:49 lib/Locale/Po4a/Po.pm:80
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:117
msgid "the column at which we should wrap (default: 76)."
msgstr "改行を行う幅です (デフォルト: 76)。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:50
msgid "stats_get()"
msgstr "stats_get()"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:51
msgid ""
"Returns statistics about the hit ratio of gettext since the last time that "
"stats_clear() was called. Please note that it's not the same statistics than "
"the one printed by msgfmt --statistic. Here, it's statistics about recent "
"usage of the PO file, while msgfmt reports the status of the file. Example "
"of use:"
msgstr ""
"前回 stats_clear() が呼ばれたときからの gettext のヒット率統計を返します。"
"msgfmt --statistic が表示する統計とは、異なることにご注意ください。msgfmt は"
"ファイルの状態をレポートしますが、ここでは PO ファイルの最近の利用についての"
"統計です。以下に使い方の例を示します:"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:52
#, no-wrap
msgid ""
" [some use of the PO file to translate stuff]\n"
"\n"
msgstr ""
" [翻訳する際の PO ファイルの使用例]\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:53
#, no-wrap
msgid ""
" ($percent,$hit,$queries) = $pofile->stats_get();\n"
" print \"So far, we found translations for $percent\\% ($hit of $queries) of strings.\\n\";\n"
"\n"
msgstr ""
" ($percent,$hit,$queries) = $pofile->stats_get();\n"
" print \"So far, we found translations for $percent\\% ($hit of $queries) of strings.\\n\";\n"
"\n"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:54
msgid "stats_clear()"
msgstr "stats_clear()"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:55
msgid "Clears the statistics about gettext hits."
msgstr "gettext のヒットに関する統計をクリアします。"
#. type: =head1
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:56
msgid "Functions to build a message catalog"
msgstr "メッセージカタログを生成する関数"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:57
msgid "push(%)"
msgstr "push(%)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:58
msgid ""
"Push a new entry at the end of the current catalog. The arguments should "
"form a hash table. The valid keys are:"
msgstr ""
"現在のカタログの最後に新しいエントリを追加します。引数は、ハッシュテーブルの"
"形である必要があります。有効なキーは以下の通りです:"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:59
msgid "B<msgid>"
msgstr "B<msgid>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:60
msgid "the string in original language."
msgstr "オリジナル言語の文字列。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:61
msgid "B<msgstr>"
msgstr "B<msgstr>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:62
msgid "the translation."
msgstr "翻訳。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:63
msgid "B<reference>"
msgstr "B<reference>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:64
msgid ""
"an indication of where this string was found. Example: file.c:46 (meaning in "
"'file.c' at line 46). It can be a space-separated list in case of multiple "
"occurrences."
msgstr ""
"この文字列がどこにあったかを示します。例えば、file.c:46 ('file.c' の 46 行"
"目) といった具合です。複数ある場合は、空白区切りのリストとなります。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:65 lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:118
msgid "B<comment>"
msgstr "B<comment>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:66
msgid ""
"a comment added here manually (by the translators). The format here is free."
msgstr "手で (翻訳者が) 追加したコメントです。フォーマットは自由です。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:67
msgid "B<automatic>"
msgstr "B<automatic>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:68
msgid ""
"a comment which was automatically added by the string extraction program. "
"See the B<--add-comments> option of the B<xgettext> program for more "
"information."
msgstr ""
"文字列抽出プログラムが自動的に追加したコメントです。詳細は、B<xgettext> プロ"
"グラムの B<--add-comments> オプションを参照してください。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:69
msgid "B<flags>"
msgstr "B<flags>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:70
msgid "space-separated list of all defined flags for this entry."
msgstr "このエントリで定義するフラグのスペース区切りリストです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:71
msgid ""
"Valid flags are: B<c-text>, B<python-text>, B<lisp-text>, B<elisp-text>, "
"B<librep-text>, B<smalltalk-text>, B<java-text>, B<awk-text>, B<object-"
"pascal-text>, B<ycp-text>, B<tcl-text>, B<wrap>, B<no-wrap> and B<fuzzy>."
msgstr ""
"有効なフラグは、B<c-text>, B<python-text>, B<lisp-text>, B<elisp-text>, "
"B<librep-text>, B<smalltalk-text>, B<java-text>, B<awk-text>, B<object-"
"pascal-text>, B<ycp-text>, B<tcl-text>, B<wrap>, B<no-wrap>, B<fuzzy> です。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:72
msgid "See the gettext documentation for their meaning."
msgstr "それぞれの意味については gettext のドキュメントを参照してください。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:73
msgid "B<type>"
msgstr "B<type>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:74
msgid ""
"this is mostly an internal argument: it is used while gettextizing "
"documents. The idea here is to parse both the original and the translation "
"into a PO object, and merge them, using one's msgid as msgid and the other's "
"msgid as msgstr. To make sure that things get ok, each msgid in PO objects "
"are given a type, based on their structure (like \"chapt\", \"sect1\", \"p\" "
"and so on in DocBook). If the types of strings are not the same, that means "
"that both files do not share the same structure, and the process reports an "
"error."
msgstr ""
"これはほとんど内部引数で、ドキュメントを gettext 化する際に使用します。ここで"
"の考え方は、オリジナルと翻訳の両方を PO オブジェクトに入れるためパースし、片"
"方の msgid を msgid に、もう一方の msgid を msgstr としてマージする、というも"
"のです。確実にうまく処理するように、PO オブジェクトの各 msgid は、その構造 "
"(DocBook では \"chapt\", \"sect1\", \"p\" など) から type を与えられます。文"
"字列の type が一致しない場合、双方のファイルが同じ構造を共有していないことに"
"なり、プロセスはエラーを通知します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:75
msgid ""
"This information is written as automatic comment in the PO file since this "
"gives to translators some context about the strings to translate."
msgstr ""
"この情報は、文字列を翻訳する際に文脈情報を翻訳者に与えるため、PO ファイルの自"
"動コメントに書き込まれます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:77
msgid ""
"boolean indicating whether whitespaces can be mangled in cosmetic "
"reformattings. If true, the string is canonized before use."
msgstr ""
"化粧をする再フォーマットによってホワイトスペースをめちゃめちゃにするかどうか"
"を示す真偽値です。true ならば、文字列は使用前に正規化されます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:78
msgid ""
"This information is written to the PO file using the B<wrap> or B<no-wrap> "
"flag."
msgstr ""
"この情報は、PO ファイルに B<wrap> フラグや B<no-wrap> フラグを用いて書き込ま"
"れます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:81
msgid "This information is not written to the PO file."
msgstr "この情報は PO ファイルに書き込まれません。"
#. type: =head1
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:82
msgid "Miscellaneous functions"
msgstr "その他の関数"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:83
msgid "count_entries()"
msgstr "count_entries()"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:84
msgid "Returns the number of entries in the catalog (without the header)."
msgstr "カタログ内のエントリ数 (ヘッダ含まず) を返します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:85
msgid "count_entries_doc()"
msgstr "count_entries_doc()"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:86
msgid ""
"Returns the number of entries in document. If a string appears multiple "
"times in the document, it will be counted multiple times"
msgstr ""
"ドキュメント内のエントリ数を返します。ある文字列がドキュメント内に複数回現れ"
"る場合、複数回カウントします"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:87
msgid "msgid($)"
msgstr "msgid($)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:88
msgid "Returns the msgid of the given number."
msgstr "与えた数の msgid が返ります。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:89
msgid "msgid_doc($)"
msgstr "msgid_doc($)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:90
msgid "Returns the msgid with the given position in the document."
msgstr "ドキュメント内の、与えられた位置の msgid を返します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:91
msgid "get_charset()"
msgstr "get_charset()"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:92
msgid ""
"Returns the character set specified in the PO header. If it hasn't been set, "
"it will return \"CHARSET\"."
msgstr ""
"PO ヘッダで指定した 文字セットを返します。設定されていない場合、 \"CHARSET\" "
"を返します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:93
msgid "set_charset($)"
msgstr "set_charset($)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Po.pm:94
msgid ""
"This sets the character set of the PO header to the value specified in its "
"first argument. If you never call this function (and no file with a "
"specified character set is read), the default value is left to \"CHARSET\". "
"This value doesn't change the behavior of this module, it's just used to "
"fill that field in the header, and to return it in get_charset()."
msgstr ""
"PO ヘッダの文字セットに、第一引数に指定した値を設定します。この関数が呼ばれな"
"い場合 (かつ文字セットを指定したファイルが読み込まれない場合)、デフォルト値"
"は \"CHARSET\" のままになります。この値は、このモジュールの振る舞いを変更せ"
"ず、ヘッダのそのフィールドに設定するためだけに使用し、get_charset() にその値"
"を返します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:2
msgid "Locale::Po4a::Pod - convert POD data from/to PO files"
msgstr "Locale::Po4a::Pod - PO ファイルと POD データの変換"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:4
#, no-wrap
msgid ""
" use Locale::Po4a::Pod;\n"
" my $parser = Locale::Po4a::Pod->new (sentence => 0, width => 78);\n"
"\n"
msgstr ""
" use Locale::Po4a::Pod;\n"
" my $parser = Locale::Po4a::Pod->new (sentence => 0, width => 78);\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:5
#, no-wrap
msgid ""
" # Read POD from STDIN and write to STDOUT.\n"
" $parser->parse_from_filehandle;\n"
"\n"
msgstr ""
" # Read POD from STDIN and write to STDOUT.\n"
" $parser->parse_from_filehandle;\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:6
#, no-wrap
msgid ""
" # Read POD from file.pod and write to file.txt.\n"
" $parser->parse_from_file ('file.pod', 'file.txt');\n"
"\n"
msgstr ""
" # Read POD from file.pod and write to file.txt.\n"
" $parser->parse_from_file ('file.pod', 'file.txt');\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:8
msgid ""
"Locale::Po4a::Pod is a module to help the translation of documentation in "
"the POD format (the preferred language for documenting Perl) into other "
"[human] languages."
msgstr ""
"Locale::Po4a::Pod は、POD フォーマット (Perl のドキュメント用に用意された言"
"語) のドキュメントをほかの [自然] 言語へ翻訳するのを助けるモジュールです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:10
msgid ""
"I think that this module is rock stable, and there is only one known bug "
"with F</usr/lib/perl5/Tk/MainWindow.pod> (and some other pages, see below) "
"which contains:"
msgstr ""
"このモジュールは岩のように安定していると思いますが、F</usr/lib/perl5/Tk/"
"MainWindow.pod> (とその他のページ。以下参照) には、たった一つ以下のような既知"
"のバグがあります:"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:11
#, no-wrap
msgid ""
" C<\" #n\">\n"
"\n"
msgstr ""
" C<\" #n\">\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:12
msgid ""
"Lack of luck, in the po4a version, this was split on the space by the "
"wrapping. As result, in the original version, the man page contains"
msgstr ""
"残念ながら、po4a のバージョンでは、折り返しにより空白で分割されてしまいまし"
"た。その結果、オリジナルバージョンでは、man に以下を含みます"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:13
#, no-wrap
msgid ""
" \" #n\"\n"
"\n"
msgstr ""
" \" #n\"\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:14
msgid "and mine contains"
msgstr "私のところでは以下を含みます"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:15
#, no-wrap
msgid ""
" \"\" #n\"\"\n"
"\n"
msgstr ""
" \"\" #n\"\"\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:16
msgid "which is logic since CE<lt>foobarE<gt> is rewritten \"foobar\"."
msgstr ""
"このロジックにより CE<lt>foobarE<gt> が \"foobar\" に書き換えられてしまいま"
"す。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:17
msgid ""
"Complete list of pages having this problem on my box (from 564 pages; note "
"that it depends on the chosen wrapping column): /usr/lib/perl5/Tk/MainWindow."
"pod /usr/share/perl/5.8.0/overload.pod /usr/share/perl/5.8.0/pod/perlapi."
"pod /usr/share/perl/5.8.0/pod/perldelta.pod /usr/share/perl/5.8.0/pod/"
"perlfaq5.pod /usr/share/perl/5.8.0/pod/perlpod.pod /usr/share/perl/5.8.0/pod/"
"perlre.pod /usr/share/perl/5.8.0/pod/perlretut.pod"
msgstr ""
"私のところで問題のあるページの完全なリストです (564 ページから。折り返す桁の"
"選択に依存することに注してください)。 /usr/lib/perl5/Tk/MainWindow.pod /usr/"
"share/perl/5.8.0/overload.pod /usr/share/perl/5.8.0/pod/perlapi.pod /usr/"
"share/perl/5.8.0/pod/perldelta.pod /usr/share/perl/5.8.0/pod/perlfaq5.pod /"
"usr/share/perl/5.8.0/pod/perlpod.pod /usr/share/perl/5.8.0/pod/perlre.pod /"
"usr/share/perl/5.8.0/pod/perlretut.pod"
#. type: =head1
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:18
msgid "INTERNALS"
msgstr "内部構造"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:19
msgid ""
"As a derived class from Pod::Parser, Locale::Po4a::Pod supports the same "
"methods and interfaces. See L<Pod::Parser> for all the details; briefly, "
"one creates a new parser with C<< Locale::Po4a::Pod->new() >> and then calls "
"either parse_from_filehandle() or parse_from_file()."
msgstr ""
"Pod::Parser の派生クラスと同様に、Locale::Po4a::Pod は同じメソッドとインター"
"フェースをサポートしています。すべての詳細は L<Pod::Parser> を参照してくださ"
"い。簡単に言うと、C<< Locale::Po4a::Pod->new() >> で新しいパーサを作成し、"
"parse_from_filehandle() と parse_from_file() のどちらかを呼び出します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:20
msgid ""
"new() can take options, in the form of key/value pairs, that control the "
"behavior of the parser. The recognized options common to all Pod::Parser "
"children are:"
msgstr ""
"new() はキーと値の組の形のオプションを取り、パーサの振る舞いを制御できます。"
"認識する以下のオプションは、Pod::Parser のすべての派生クラスで共通です:"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:21
msgid "B<alt>"
msgstr "B<alt>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:22
msgid ""
"If set to a true value, selects an alternate output format that, among other "
"things, uses a different heading style and marks B<=item> entries with a "
"colon in the left margin. Defaults to false."
msgstr ""
"真の値に設定した場合、代替出力フォーマットを選択します。とりわけ、見出しに異"
"なるスタイルを使い、左マージンとコロンで B<=item> エントリをマークします。デ"
"フォルトは false です。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:23
msgid "B<code>"
msgstr "B<code>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:24
msgid ""
"If set to a true value, the non-POD parts of the input file will be included "
"in the output. Useful for viewing code documented with POD blocks with the "
"POD rendered and the code left intact."
msgstr ""
"真の値に設定した場合、入力ファイルの非 POD 部を出力に含めます。POD ブロックで"
"説明されているコードを、コードが損なわれないままに POD をレンダリングして表示"
"するのに便利です。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:25 lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:16
msgid "B<indent>"
msgstr "B<indent>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:26
msgid ""
"The number of spaces to indent regular text, and the default indentation for "
"B<=over> blocks. Defaults to 4."
msgstr ""
"通常のテキストをインデントする空白の数で、B<=over> ブロックに対するデフォルト"
"のインデントです。デフォルトは 4 です。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:27
msgid "B<loose>"
msgstr "B<loose>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:28
msgid ""
"If set to a true value, a blank line is printed after a B<=head1> heading. "
"If set to false (the default), no blank line is printed after B<=head1>, "
"although one is still printed after B<=head2>. This is the default because "
"it's the expected formatting for manual pages; if you're formatting "
"arbitrary text documents, setting this to true may result in more pleasing "
"output."
msgstr ""
"真の値に設定した場合、空行を B<=head1> 見出しの後に出力します。偽の値に設定し"
"た場合 (デフォルト)、B<=head2> の後には空行を出力しますが、B<=head1> の後に空"
"行を出力しません。マニュアルページが期待している形式であるため、これをデフォ"
"ルトとしています。テキストドキュメントを任意に整形する場合、真に設定すると、"
"より満足する出力結果になるでしょう。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:29
msgid "B<quotes>"
msgstr "B<quotes>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:30
msgid ""
"Sets the quote marks used to surround CE<lt>> text. If the value is a "
"single character, it is used as both the left and right quote; if it is two "
"characters, the first character is used as the left quote and the second as "
"the right quote; and if it is four characters, the first two are used as the "
"left quote and the second two as the right quote."
msgstr ""
"CE<lt>> テキストを囲むために使用される引用符を設定します。値が 1 文字の場合、"
"左右の引用符の両方として使用されます。2 文字の場合、最初の文字を左引用符と"
"し、次の文字を右引用符として使用されます。4 文字の場合、最初の 2 文字を左引用"
"符とし、次の 2 文字を右引用符として使用されます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:31
msgid ""
"This may also be set to the special value B<none>, in which case no quote "
"marks are added around CE<lt>> text."
msgstr ""
"ここには特殊な値 B<none> も設定できます。この場合、CE<lt>> テキストのまわりに"
"引用符を追加しません。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:32
msgid "B<sentence>"
msgstr "B<sentence>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:33
msgid ""
"If set to a true value, Locale::Po4a::Pod will assume that each sentence "
"ends in two spaces, and will try to preserve that spacing. If set to false, "
"all consecutive whitespace in non-verbatim paragraphs is compressed into a "
"single space. Defaults to true."
msgstr ""
"値を true とすると、Locale::Po4a::Pod は各文が二つの空白で終わると仮定し、そ"
"の空白を保持しようとします。値を false とすると、非逐語段落にある連続した空白"
"すべてを一つの空白に圧縮します。デフォルトは true です。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:34
msgid "B<width>"
msgstr "B<width>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:35
msgid ""
"The column at which to wrap text on the right-hand side. Defaults to 76."
msgstr "テキストを折り返す右端の文字数です。デフォルトは 76 です。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Pod.pm:37
msgid ""
"L<Pod::Parser>, L<Locale::Po4a::Man(3pm)>, L<Locale::Po4a::"
"TransTractor(3pm)>, L<po4a(7)|po4a.7>"
msgstr ""
"L<Pod::Parser>, L<Locale::Po4a::Man(3pm)>, L<Locale::Po4a::"
"TransTractor(3pm)>, L<po4a(7)|po4a.7>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:2
msgid "Locale::Po4a::Sgml - convert SGML documents from/to PO files"
msgstr "Locale::Po4a::Sgml - PO ファイルと SGML ドキュメントの変換"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:5
msgid ""
"Locale::Po4a::Sgml is a module to help the translation of documentation in "
"the SGML format into other [human] languages."
msgstr ""
"Locale::Po4a::Sgml は、SGML フォーマットのドキュメントをほかの [自然] 言語へ"
"翻訳するのを助けるモジュールです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:6
#| msgid ""
#| "This module uses B<nsgmls> to parse the SGML files. Make sure it is "
#| "installed. Also make sure that the DTD of the SGML files are installed "
#| "in the system."
msgid ""
"This module uses B<nsgmls>(1) to parse the SGML files. Make sure it is "
"installed. Also make sure that the DTD of the SGML files are installed in "
"the system."
msgstr ""
"このモジュールは SGML ファイルのパースに B<nsgmls>(1) を利用します。必ずイン"
"ストールしてください。また、SGML ファイルの DTD を、システムに必ずインストー"
"ルしてください。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:9
msgid ""
"Space separated list of keywords indicating which part you want to debug. "
"Possible values are: tag, generic, entities and refs."
msgstr ""
"デバッグしたい場所を示す空白区切りのキーワードリストを表示します。取り得る値"
"は、tag, generic, entities, refs です。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:11
msgid "Give more information about what's going on."
msgstr "どのように実行しているかのより詳細な情報を出力します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:12 lib/Locale/Po4a/TeX.pm:58
msgid "B<translate>"
msgstr "B<translate>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:13
msgid ""
"Space separated list of extra tags (beside the DTD provided ones) whose "
"content should form an extra msgid."
msgstr ""
"内容が追加 msgid の形になる追加タグ (DTD で規定されているもの以外) の空白区切"
"りリストです。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:14
msgid "B<section>"
msgstr "B<section>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:15
msgid ""
"Space separated list of extra tags (beside the DTD provided ones) "
"containing other tags, some of them being of category B<translate>."
msgstr ""
"B<translate> カテゴリ内のほかのタグを中に含む追加タグ (DTD の範囲外) の空白区"
"切りリストです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:17
msgid "Space separated list of tags which increase the indentation level."
msgstr "インデントレベルを増やすタグの空白区切りリストです。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:18 lib/Locale/Po4a/TeX.pm:23
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:17
msgid "B<verbatim>"
msgstr "B<verbatim>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:19
msgid ""
"The layout within those tags should not be changed. The paragraph won't get "
"wrapped, and no extra indentation space or new line will be added for "
"cosmetic purpose."
msgstr ""
"そのタグのレイアウトは変更されません。段落は折り返されず、インデントのための"
"空白は追加されず、見栄えのための空行追加もされません。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:20
msgid "B<empty>"
msgstr "B<empty>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:21
msgid "Tags not needing to be closed."
msgstr "閉じる必要のないタグです。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:22
msgid "B<ignore>"
msgstr "B<ignore>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:23
msgid ""
"Tags ignored and considered as plain char data by po4a. That is to say that "
"they can be part of an msgid. For example, E<lt>bE<gt> is a good candidate "
"for this category since putting it in the translate section would create "
"msgids not being whole sentences, which is bad."
msgstr ""
"無視され、po4a がただの文字列として扱うタグです。つまり、msgid の一部として扱"
"えます。例えば、E<lt>bE<gt> はこのカテゴリの良い例です。E<lt>bE<gt> が翻訳セ"
"クションに入ってしまうと、文全体が入った msgid が作られなくなってしまいます。"
"これはまずいです。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:24 lib/Locale/Po4a/Xml.pm:41
msgid "B<attributes>"
msgstr "B<attributes>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:25
msgid ""
"A space separated list of attributes that need to be translated. You can "
"specify the attributes by their name (for example, \"lang\"), but you can "
"also prefix it with a tag hierarchy, to specify that this attribute will "
"only be translated when it is into the specified tag. For example: "
"E<lt>bbbE<gt>E<lt>aaaE<gt>lang specifies that the lang attribute will only "
"be translated if it is in an E<lt>aaaE<gt> tag, which is in a E<lt>bbbE<gt> "
"tag. The tag names are actually regular expressions so you can also write "
"things like E<lt>aaa|bbbbE<gt>lang to only translate lang attributes that "
"are in an E<lt>aaaE<gt> or a E<lt>bbbE<gt> tag."
msgstr ""
"翻訳する必要のある属性の空白区切りリストです。属性を名前 (例: \"lang\") で指"
"定できますが、特定のタグの中にあるときだけこの属性を翻訳するように、タグ階層"
"を前につけることもできます。例えば、E<lt>bbbE<gt>E<lt>aaaE<gt>lang は、"
"E<lt>bbbE<gt> タグの中にある E<lt>aaaE<gt> タグの中にある場合に、lang 属性を"
"翻訳するということを示しています。タグ名は、実際には正規表現ですから、"
"E<lt>aaa|bbbbE<gt>lang のように書いた場合は、E<lt>aaaE<gt> タグか "
"E<lt>bbbE<gt> タグの中にある lang 属性のみを翻訳できます。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:26
msgid "B<qualify>"
msgstr "B<qualify>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:27
msgid ""
"A space separated list of attributes for which the translation must be "
"qualified by the attribute name. Note that this setting automatically adds "
"the given attribute into the 'attributes' list too."
msgstr ""
"翻訳が属性名で修飾しなければならない属性の空白区切りのリストです。この設定に"
"与えた属性は、自動的に 'attributes' リストにも追加されることに注意してくださ"
"い。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:28
msgid "B<force>"
msgstr "B<force>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:29
msgid ""
"Proceed even if the DTD is unknown or if nsgmls finds errors in the input "
"file."
msgstr ""
"DTD が分からない場合や nsgmls が入力ファイルでエラーを検出する場合のいずれで"
"も処理します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:30
msgid "B<include-all>"
msgstr "B<include-all>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:31
msgid ""
"By default, msgids containing only one entity (like '&version;') are skipped "
"for the translator comfort. Activating this option prevents this "
"optimisation. It can be useful if the document contains a construction like "
"\"<title>Á</title>\", even if I doubt such things to ever happen..."
msgstr ""
"デフォルトでは、('&version;' のような) エンティティを一つだけ含む msgid は、"
"翻訳者の便宜のためスキップします。このオプションを有効にすると、この最適化を"
"行わなくなります。これは、\"<title>Á</title>\" のような構造を含むド"
"キュメントには便利です。とはいえ、そのようなことがそんなにあるかは疑わしいで"
"す……"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:32
msgid "B<ignore-inclusion>"
msgstr "B<ignore-inclusion>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:33
msgid ""
"Space separated list of entities that won't be inlined. Use this option "
"with caution: it may cause nsgmls (used internally) to add tags and render "
"the output document invalid."
msgstr ""
"インラインにしたくないエンティティの空白区切りリストです。このオプションは注"
"意して使用してください。nsgmls (内部で使用) がタグを追加し、無効な出力ドキュ"
"メントを表示する原因になる可能性があります。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:35
msgid ""
"The result is perfect. I.e., the generated documents are exactly the same. "
"But there are still some problems:"
msgstr ""
"結果は完璧です。言い換えると生成したドキュメントは完全に一致しています。しか"
"し、まだ以下のような問題があります:"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:37
msgid ""
"The error output of nsgmls is redirected to /dev/null, which is clearly bad. "
"I don't know how to avoid that."
msgstr ""
"nsgmls のエラー出力を /dev/null にリダイレクトしています。明らかにまずいので"
"すが、どのように回避したらよいのかがわかりません。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:38
msgid ""
"The problem is that I have to \"protect\" the conditional inclusions (i.e. "
"the C<E<lt>! [ %foo [> and C<]]E<gt>> stuff) from nsgmls. Otherwise nsgmls "
"eats them, and I don't know how to restore them in the final document. To "
"prevent that, I rewrite them to C<{PO4A-beg-foo}> and C<{PO4A-end}>."
msgstr ""
"問題は、nsgmls から条件付き取り込み (つまり C<E<lt>! [ %foo [> and "
"C<]]E<gt>> のようなもの) を \"保護\" しなければならないということです。そうし"
"ないと、nsgmls が展開してしまい、最終ドキュメントで復元する方法がわかりませ"
"ん。これを防ぐために、私は C<{PO4A-beg-foo}> と C<{PO4A-end}> に書き直しまし"
"た。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:39
#| msgid ""
#| "The problem with this is that the C<{PO4A-end}> and such I add are valid "
#| "in the document (not in a E<lt>pE<gt> tag or so)."
msgid ""
"The problem with this is that the C<{PO4A-end}> and such I add are invalid "
"in the document (not in a E<lt>pE<gt> tag or so)."
msgstr ""
"これの問題は、C<{PO4A-end}> などと私が追加するものが、(E<lt>pE<gt> タグ内など"
"と違って) ドキュメント内で無効であることです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:40
msgid ""
"Everything works well with nsgmls's output redirected that way, but it will "
"prevent us from detecting that the document is badly formatted."
msgstr ""
"nsgmls の出力を前述の方法でリダイレクトしてしまえば、すべてうまくいきますが、"
"それによって、ドキュメントのフォーマットが間違っていることを検出できなくなっ"
"てしまいます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:42
msgid ""
"It does work only with the DebianDoc and DocBook DTD. Adding support for a "
"new DTD should be very easy. The mechanism is the same for every DTD, you "
"just have to give a list of the existing tags and some of their "
"characteristics."
msgstr ""
"DebianDoc DTD と DocBook DTD でのみ動作します。新しい DTD のサポートを追加す"
"るのは非常に簡単でしょう。仕組みはすべての DTD で同じで、既存のタグのリストと"
"その特徴を与えるだけです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:43
msgid ""
"I agree, this needs some more documentation, but it is still considered as "
"beta, and I hate to document stuff which may/will change."
msgstr ""
"確かに、もっとドキュメントの記述が必要です。しかし、これはまだベータ版です"
"し、変わることが予想されるものの記述を行うのがイヤなのです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:45
msgid ""
"Warning, support for DTDs is quite experimental. I did not read any "
"reference manual to find the definition of every tag. I did add tag "
"definition to the module 'till it works for some documents I found on the "
"net. If your document use more tags than mine, it won't work. But as I said "
"above, fixing that should be quite easy."
msgstr ""
"警告: DTD のサポートは非常に実験的です。すべてのタグの定義を見つけるのに、リ"
"ファレンスマニュアルを読んだわけではありません。ネットで見つかるドキュメント"
"で動作するように、このモジュールにタグの定義を追加しました。あなたのドキュメ"
"ントが私のよりも多くの種類のタグを使用している場合、動作しないでしょう。しか"
"し前述の通り、修正は非常に簡単です。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:46
msgid ""
"I did test DocBook against the SAG (System Administrator Guide) only, but "
"this document is quite big, and should use most of the DocBook specificities."
msgstr ""
"DocBook のテストは SAG (System Administrator Guide) でのみ行いましたが、この"
"ドキュメントは非常に大きく、DocBook の仕様のほとんどを使用していると考えてい"
"ます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:47
msgid ""
"For DebianDoc, I tested some of the manuals from the DDP, but not all yet."
msgstr ""
"DebianDoc に対しては、DDP にあるマニュアルでテストをしています。しかしまだ、"
"すべてではありません。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:49
msgid ""
"In case of file inclusion, string reference of messages in PO files (i.e. "
"lines like C<#: en/titletoc.sgml:9460>) will be wrong."
msgstr ""
"ファイルの取り込みを行う場合、PO ファイルにあるメッセージの参照文字列 (例: "
"C<#: en/titletoc.sgml:9460> のような行) は誤りが発生するでしょう。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:50
msgid ""
"This is because I preprocess the file to protect the conditional inclusion "
"(i.e. the C<E<lt>! [ %foo [> and C<]]E<gt>> stuff) and some entities (like "
"&version;) from nsgmls because I want them verbatim to the generated "
"document. For that, I make a temp copy of the input file and do all the "
"changes I want to this before passing it to nsgmls for parsing."
msgstr ""
"これにより、生成したドキュメントでは、条件付き取り込み (例; the C<E<lt>! "
"[ %foo [> and C<]]E<gt>> など) やいくつかのエンティティ (&version; のような) "
"がそのまま扱われてほしいので、nsgmls から保護するため前処理を行うことになりま"
"す。そこで、入力ファイルの一時コピーを作成し、nsgmls に渡してパースする前に、"
"それらすべてを変更します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:51
msgid ""
"So that it works, I replace the entities asking for a file inclusion by the "
"content of the given file (so that I can protect what needs to be in a "
"subfile also). But nothing is done so far to correct the references (i.e., "
"filename and line number) afterward. I'm not sure what the best thing to do "
"is."
msgstr ""
"こうするためには、与えられたファイルの内容により、ファイルの取り込みを確認し"
"ながらエンティティを置換します (サブファイルでも必要とあらば保護できるよう"
"に)。ですが今のところ、後で参照 (例えばファイル名や行番号) を修正するというこ"
"とは行いません。どのようにするのが正しいのか、私にはよくわかりません。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:53
msgid ""
"This module is an adapted version of sgmlspl (SGML postprocessor for the "
"SGMLS and NSGMLS parsers) which was:"
msgstr ""
"このモジュールは、以下の方による sgmlspl (SGMLS パーサや NSGMLS パーサの "
"SGML ポストプロセッサ) の適合版です:"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:54
#, no-wrap
msgid ""
" Copyright (c) 1995 by David Megginson <dmeggins@xxxxxxxxxxxxxxx>\n"
"\n"
msgstr ""
" Copyright (c) 1995 by David Megginson <dmeggins@xxxxxxxxxxxxxxx>\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:55
msgid "The adaptation for po4a was done by:"
msgstr "po4a への適合は以下のメンバーが行いました:"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Sgml.pm:58
#, no-wrap
msgid ""
" Copyright (c) 1995 by David Megginson <dmeggins@xxxxxxxxxxxxxxx>\n"
" Copyright 2002, 2003, 2004, 2005 by SPI, inc.\n"
"\n"
msgstr ""
" Copyright (c) 1995 by David Megginson <dmeggins@xxxxxxxxxxxxxxx>\n"
" Copyright 2002, 2003, 2004, 2005 by SPI, inc.\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:2
msgid ""
"Locale::Po4a::TeX - convert TeX documents and derivates from/to PO files"
msgstr "Locale::Po4a::TeX - PO ファイルと TeX ドキュメントや派生物の変換"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:5
msgid ""
"Locale::Po4a::TeX is a module to help the translation of TeX documents into "
"other [human] languages. It can also be used as a base to build modules for "
"TeX-based documents."
msgstr ""
"Locale::Po4a::TeX は、TeX ドキュメントをほかの [自然] 言語へ翻訳するのを助け"
"るモジュールです。TeX を元にしたドキュメント用モジュールを作成するベースにも"
"なります。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:6
msgid ""
"Users should probably use the LaTeX module, which inherite from the TeX "
"module and contains the definitions of common LaTeX commands."
msgstr ""
"ユーザは、TeX モジュールから継承し、一般的な LaTeX コマンドを定義してある、"
"LaTeX モジュールを使用するべきです。"
#. type: =head1
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:7
msgid "TRANSLATING WITH PO4A::TEX"
msgstr "PO4A::TEX での翻訳"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:8
msgid ""
"This module can be used directly to handle generic TeX documents. This will "
"split your document in smaller blocks (paragraphs, verbatim blocks, or even "
"smaller like titles or indexes)."
msgstr ""
"このモジュールは、一般的な TeX ドキュメントを直接扱えます。ドキュメントを小さ"
"なブロック (段落、verbatim ブロック、タイトルやインデックスのような同等の小さ"
"な部位) に分割します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:9 lib/Locale/Po4a/Xml.pm:8
msgid ""
"There are some options (described in the next section) that can customize "
"this behavior. If this doesn't fit to your document format you're "
"encouraged to write your own module derived from this, to describe your "
"format's details. See the section B<WRITING DERIVATE MODULES> below, for "
"the process description."
msgstr ""
"振る舞いをカスタマイズできるような、(次節で説明する) オプションがあります。あ"
"なたのドキュメントフォーマットに合わない場合は、フォーマットの詳細に合わせ"
"て、迷わず派生し作成してください。その方法は、以下にある「派生モジュールの作"
"成」節を参照してください。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:10
msgid ""
"This module can also be customized by lines starting with \"% po4a:\" in the "
"TeX file. These customizations are described in the B<INLINE CUSTOMIZATION> "
"section."
msgstr ""
"このモジュールは、TeX ファイル中の \"% po4a:\" で始まる行でもカスタマイズでき"
"ます。このカスタマイズについては、B<インラインカスタマイズ> 節で説明します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:16
msgid "Comma-separated list of environments which should not be re-wrapped."
msgstr "改行を行うべきでない環境のコンマ区切りリストです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:17
msgid ""
"Note that there is a difference between verbatim and no_wrap environments. "
"There is no command and comments analysis in verbatim blocks."
msgstr ""
"verbatim 環境と no_wrap 環境には違いがあることに注意してください。verbatim ブ"
"ロックを解析する、コマンドやコメントはありません。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:18 lib/Locale/Po4a/TeX.pm:25
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:54
msgid ""
"If this environment was not already registered, po4a will consider that this "
"environment does not take any parameters."
msgstr ""
"この環境がすでに登録されていない場合、po4a は、この環境がパラメータを何も取ら"
"ないとみなすでしょう。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:19
msgid "B<exclude_include>"
msgstr "B<exclude_include>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:20
msgid ""
"Colon-separated list of files that should not be included by \\input and "
"\\include."
msgstr ""
"\\input や \\include で取り込むべきでないファイルのコロン区切りリストです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:24
msgid "Comma-separated list of environments which should be taken as verbatim."
msgstr "verbatim として扱うべき環境のコンマ区切りリストです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:26
msgid ""
"Using these options permits to override the behaviour of the commands "
"defined in the default lists."
msgstr ""
"以上のオプションは、デフォルトのリストで定義されているコマンドの振る舞いを上"
"書きできます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:28
msgid ""
"The TeX module can be customized with lines starting by B<% po4a:>. These "
"lines are interpreted as commands to the parser. The following commands are "
"recognized:"
msgstr ""
"TeX モジュールは、B<% po4a:> で始まる行によりカスタマイズできます。この行は"
"パーサにコマンドとして解釈されます。以下のコマンドを認識します:"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:29
msgid "B<% po4a: command> I<command1> B<alias> I<command2>"
msgstr "B<% po4a: command> I<コマンド1> B<alias> I<コマンド2>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:30
msgid ""
"Indicates that the arguments of the I<command1> command should be treated as "
"the arguments of the I<command2> command."
msgstr ""
"I<コマンド1> コマンドの引数が、I<コマンド2> コマンドの引数であるかのように扱"
"うことを示します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:31
msgid "B<% po4a: command> I<command1> I<parameters>"
msgstr "B<% po4a: command> I<コマンド1> I<パラメータ>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:32
msgid ""
"This permit to describe in detail the parameters of the I<command1> "
"command. This information will be used to check the number of arguments and "
"their types."
msgstr ""
"I<コマンド1> コマンドのパラメータの詳細を記述できます。この情報を、引数の数と"
"型をチェックするのに使用します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:33
msgid "You can precede the I<command1> command by"
msgstr "I<コマンド1> コマンドの前に置けます。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:34
msgid "an asterisk (B<*>)"
msgstr "アスタリスク (B<*>)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:35
msgid ""
"po4a will extract this command from paragraphs (if it is located at the "
"beginning or the end of a paragraph). The translators will then have to "
"translate the parameters that are marked as translatable."
msgstr ""
"po4a は (段落の先頭や末尾にある場合) 段落からこのコマンドを抽出します。ですか"
"ら、翻訳者は、翻訳可能であるとマークされたパラメータを翻訳するべきです。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:36
msgid "a plus (B<+>)"
msgstr "プラス (B<+>)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:37
msgid ""
"As for an asterisk, the command will be extracted if it appear at an "
"extremity of a block, but the parameters won't be translated separately. "
"The translator will have to translate the command concatenated to all its "
"parameters. This permits to keep more context, and is useful for commands "
"with small words in parameter, which can have multiple meanings (and "
"translations)."
msgstr ""
"アスタリスクのように、コマンドは、ブロックの端に現れる場合に抽出しますが、パ"
"ラメータを分割して翻訳することはしません。翻訳者はこのパラメータすべてを結合"
"したコマンドを翻訳しなければなりません。このため、文脈を保持し、複数の意味 "
"(と翻訳) を持つ、短い単語のパラメータを持つコマンドに対して便利です。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:38
msgid ""
"Note: In this case you don't have to specify which parameters are "
"translatable, but po4a must know the type and number of parameters."
msgstr ""
"注意: この場合、翻訳可能なパラメータを指定する必要はありませんが、po4a がパラ"
"メータの型と数を知らねばなりません。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:39
msgid "a minus (B<->)"
msgstr "マイナス (B<->)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:40
msgid ""
"In this case, the command won't be extracted from any block. But if it "
"appears alone on a block, then only the parameters marked as translatable "
"will be presented to the translator. This is useful for font commands. "
"These commands should generally not be separated from their paragraph (to "
"keep the context), but there is no reason to annoy the translator with them "
"if a whole string is enclosed in such a command."
msgstr ""
"この場合、コマンドは、いずれのブロックからも抽出しません。しかし、ブロック内"
"に一つしかないときだけ、翻訳可能とマークしたパラメータを翻訳者に提示します。"
"これは font コマンドに対して便利です。こういったコマンドは、(文脈を保持するた"
"め) 一般的に段落から切り離すべきではありませんが、文字列全体がそういったコマ"
"ンドになっている場合は、切り離さずにいて、翻訳者をいらつかせる理由はありませ"
"ん。"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:41
#, no-wrap
msgid ""
"The I<parameters> argument is a set of [] (to indicate an optional\n"
"argument) or {} (to indicate a mandatory argument).\n"
"You can place an underscore (_) between these brackets to indicate that\n"
"the parameter must be translated. For example:\n"
" % po4a: command *chapter [_]{_}\n"
"\n"
msgstr ""
"I<parameters> 引数は、[] (任意オプション) のセットか、\n"
"{} (必須オプション) のセットです。\n"
"括弧の間にアンダースコア (_) を配置し、パラメータを訳さなければならない\n"
"ことを指定できます。以下のようになります:\n"
" % po4a: command *chapter [_]{_}\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:42
#, no-wrap
msgid ""
"This indicates that the chapter command has two parameters: an optional\n"
"(short title) and a mandatory one, which must both be translated.\n"
"If you want to specify that the href command has two mandatory parameters,\n"
"that you don't want to translate the URL (first parameter), and that you\n"
"don't want this command to be separated from its paragraph (which allow\n"
"the translator to move the link in the sentence), you can use:\n"
" % po4a: command -href {}{_}\n"
"\n"
msgstr ""
"これは、chapter コマンドには二つのパラメータがあり、両方とも翻訳の必要が\n"
"あることを示します: オプション (短いタイトル) と必須のもの。\n"
"href コマンドには二つの必須パラメータがあり、URL (第 1 パラメータ) を\n"
"訳したくなく、さらに、(文の中で翻訳者がリンクを移動できるように)\n"
"このコマンドを段落から分離したくない場合、以下のようになります:\n"
" % po4a: command -href {}{_}\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:43
msgid ""
"In this case, the information indicating which arguments must be translated "
"is only used if a paragraph is only composed of this href command."
msgstr ""
"この場合、翻訳するべき引数を示す情報は、この href コマンドだけからなる段落の"
"場合にのみ使用されます。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:44
msgid "B<% po4a: environment> I<env> I<parameters>"
msgstr "B<% po4a: environment> I<env> I<parameters>"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:45
#, no-wrap
#| msgid ""
#| "This permits to define the parameters accepted by the I<env> environment.\n"
#| "This information is latter used to check the number of arguments of the\n"
#| "\\begin command, and permit to specify which one must be translated.\n"
#| "The syntax of the I<parameters> argument is the same as described for the\n"
#| "commands.\n"
#| "The first parameter of the \\begin command is the name of the environment.\n"
#| "This parameter must not be specified in the list of parameters. Here are\n"
#| "some examples:\n"
#| " % po4a: environment multicols {}\n"
#| " % po4a: environment equation\n"
#| "\n"
msgid ""
"This permits to define the parameters accepted by the I<env> environment.\n"
"This information is latter used to check the number of arguments of the\n"
"\\begin command, and permit to specify which one must be translated.\n"
"The syntax of the I<parameters> argument is the same as described for the\n"
"??? commands.\n"
"The first parameter of the \\begin command is the name of the environment.\n"
"This parameter must not be specified in the list of parameters. Here are\n"
"some examples:\n"
" % po4a: environment multicols {}\n"
" % po4a: environment equation\n"
"\n"
msgstr ""
"これは I<env> 環境が受け取るパラメータを定義できます。\\begin コマンドの\n"
"引数の個数をチェックするのに後でこの情報を利用し、翻訳すべきものを指定\n"
"できます。I<parameters> 引数の構文は ??? command で説明したものと同じです。\n"
"\\begin コマンドの第 1 引数は環境の名前です。このパラメータは、パラメータ\n"
"のリストに指定してはいけません。以下にいくつか例を示します:\n"
" % po4a: environment multicols {}\n"
" % po4a: environment equation\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:46
msgid ""
"As for the commands, I<env> can be preceded by a plus (+) to indicate that "
"the \\begin command must be translated with all its arguments."
msgstr ""
"command と同様に、I<env> の前にプラス (+) を付けると、その \\begin コマンドは"
"すべての引数と一緒に翻訳されることを表します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:47
msgid "B<% po4a: separator> I<env> B<\">I<regex>B<\">"
msgstr "B<% po4a: separator> I<env> B<\">I<regex>B<\">"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:48
msgid ""
"Indicates that an environment should be split according to the given regular "
"expression."
msgstr "与えた正規表現により環境が分割されることを示します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:49
msgid ""
"The regular expression is delimited by quotes. It should not create any "
"backreference. You should use (?:) if you need a group. It may also need "
"some escapes."
msgstr ""
"正規表現は、引用符で区切られます。後方参照は作られません。グループが必要な場"
"合は (?:) を使用してください。また、エスケープする必要があるでしょう。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:50
msgid ""
"For example, the LaTeX module uses the \"(?:&|\\\\\\\\)\" regular expression "
"to translate separately each cell of a table (lines are separated by '\\\\' "
"and cells by '&')."
msgstr ""
"例えば、LaTeX モジュールは \"(?:&|\\\\\\\\)\" という正規表現を、表の各セル "
"(行を '\\\\' で区切り、セルを '&' で区切る) を別個に翻訳するために使用しま"
"す。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:51
msgid ""
"The notion of environment is expended to the type displayed in the PO file. "
"This can be used to split on \"\\\\\\\\\" in the first mandatory argument of "
"the title command. In this case, the environment is title{#1}."
msgstr ""
"環境の概念は PO ファイルに表示される型に使われます。これは title コマンドの先"
"頭の必須引数を \"\\\\\\\\\" で分割するのに使用できます。この場合、環境は "
"title{#1} になります。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:52
msgid "B<% po4a: verbatim environment> I<env>"
msgstr "B<% po4a: verbatim environment> I<env>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:53
msgid ""
"Indicate that I<env> is a verbatim environment. Comments and commands will "
"be ignored in this environment."
msgstr ""
"I<env> が verbatim 環境であることを示します。この環境では、コメントとコマンド"
"は無視されます。"
#. type: =head1
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:55 lib/Locale/Po4a/Xml.pm:82
msgid "WRITING DERIVATE MODULES"
msgstr "派生モジュールの作成"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:56
msgid "B<pre_trans>"
msgstr "B<pre_trans>"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:57
msgid "B<post_trans>"
msgstr "B<post_trans>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:59
msgid ""
"Wrapper around Transtractor's translate, with pre- and post-processing "
"filters."
msgstr ""
"Transtractor の translate 関数のラッパーで、前処理や後処理のフィルタになりま"
"す。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:60
msgid ""
"Comments of a paragraph are inserted as a PO comment for the first "
"translated string of this paragraph."
msgstr ""
"段落のコメントを、その段落の最初の翻訳文字列の PO コメントに挿入します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:61
msgid "B<get_leading_command>($buffer)"
msgstr "B<get_leading_command>($buffer)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:62
msgid "This function returns:"
msgstr "この関数は以下のものを返します:"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:63 lib/Locale/Po4a/TeX.pm:90
msgid "A command name"
msgstr "コマンド名"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:64
msgid ""
"If no command is found at the beginning of the given buffer, this string "
"will be empty. Only commands that can be separated are considered. The "
"%separated_command hash contains the list of these commands."
msgstr ""
"与えられたバッファの先頭にコマンドが見つからない場合、この文字列は空になりま"
"す。分割できるコマンドのみであることが考えられます。%separated_command ハッ"
"シュには、これらのコマンドのリストが含まれています。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:65 lib/Locale/Po4a/TeX.pm:91
msgid "A variant"
msgstr "派生"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:66
msgid ""
"This indicates if a variant is used. For example, an asterisk (*) can be "
"added at the end of sections command to specify that they should not be "
"numbered. In this case, this field will contain \"*\". If there is no "
"variant, the field is an empty string."
msgstr ""
"派生が使われるかを示します。例えば、番号付けされるべきではないことを指定する"
"のに、アスタリスク (*) を section コマンドの最後に追加できます。この場合、"
"フィールドは \"*\" を含むでしょう。派生がなければ、このフィールドは空文字列と"
"なります。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:67
msgid "An array of tuples (type of argument, argument)"
msgstr "タプル (引数の型と引数) の配列"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:68
msgid ""
"The type of argument can be either '{' (for mandatory arguments) or '[' (for "
"optional arguments)."
msgstr ""
"引数の型は '{' (必須引数) や '[' (オプション引数) のどちらでも可能です。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:69
msgid "The remaining buffer"
msgstr "残りのバッファ"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:70
msgid ""
"The rest of the buffer after the removal of this leading command and its "
"arguments. If no command is found, the original buffer is not touched and "
"returned in this field."
msgstr ""
"先頭からコマンドやその引数を取り去った後の、バッファの残りです。コマンドがな"
"ければ、元のバッファに手をつけず、このフィールドに返ります。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:71
msgid "B<get_trailing_command>($buffer)"
msgstr "B<get_trailing_command>($buffer)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:72
msgid ""
"The same as B<get_leading_command>, but for commands at the end of a buffer."
msgstr ""
"B<get_leading_command> と同じですが、バッファの後ろからコマンドを取ります。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:73
msgid "B<translate_buffer>"
msgstr "B<translate_buffer>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:74
msgid ""
"Recursively translate a buffer by separating leading and trailing commands "
"(those which should be translated separately) from the buffer."
msgstr ""
"前後に付けられた (分割して翻訳すべき) コマンドで区切られたバッファを、再帰的"
"に翻訳します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:75
msgid ""
"If a function is defined in %translate_buffer_env for the current "
"environment, this function will be used to translate the buffer instead of "
"translate_buffer()."
msgstr ""
"現在の環境の %translate_buffer_env で関数が定義されると、translate_buffer() "
"に代えてこの関数がバッファの翻訳に使用されます。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:76
msgid "B<read>"
msgstr "B<read>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:77
msgid "Overload Transtractor's read"
msgstr "Transtractor の読み込みで上書きします。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:78
msgid "B<read_file>"
msgstr "B<read_file>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:79
msgid ""
"Recursively read a file, appending included files which are not listed in "
"the @exclude_include array. Included files are searched using the "
"B<kpsewhich> command from the Kpathsea library."
msgstr ""
"再帰的にファイルを読み込み、@exclude_include 配列にリストされていない取り込み"
"ファイルを追加します。取り込みファイルを、B<kpsewhich> コマンドを使用して、"
"Kpathsea ライブラリから探します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:80
msgid ""
"Except from the file inclusion part, it is a cut and paste from "
"Transtractor's read."
msgstr ""
"ファイル取り込み部を除いて、Transtractor の read からカット & ペーストしたも"
"のです。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:81
msgid "B<parse_definition_file>"
msgstr "B<parse_definition_file>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:82
msgid ""
"Subroutine for parsing a file with po4a directives (definitions for new "
"commands)."
msgstr ""
"po4a ディレクティブがあるファイルのパース用サブルーチンです (新しいコマンドを"
"定義します)。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:83
msgid "B<parse_definition_line>"
msgstr "B<parse_definition_line>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:84
msgid "Parse a definition line of the form \"% po4a: \"."
msgstr "\"% po4a: \" の形の定義行をパースします。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:85
msgid "See the B<INLINE CUSTOMIZATION> section for more details."
msgstr "詳細は、B<インラインカスタマイズ> 節を参照してください。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:86
msgid "B<is_closed>"
msgstr "B<is_closed>"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:87
msgid "B<docheader>"
msgstr "B<docheader>"
#. type: =head1
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:88 lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:91
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:112
msgid "INTERNAL FUNCTIONS used to write derivated parsers"
msgstr "派生パーサ作成時に使用する内部関数"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:89
msgid ""
"Command and environment functions take the following arguments (in addition "
"to the $self object):"
msgstr ""
"コマンド関数と環境関数は、($self オブジェクトに加えて) 以下の引数を取ります:"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:92
msgid "An array of (type, argument) tuples"
msgstr "(型、引数の) タプルの配列"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:93
msgid "The current environment"
msgstr "現在の環境"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:94
msgid ""
"The first 3 arguments are extracted by get_leading_command or "
"get_trailing_command."
msgstr ""
"先頭の 3 つの引数は get_leading_command や get_trailing_command で抽出されま"
"す。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:95
msgid ""
"Command and environment functions return the translation of the command with "
"its arguments and a new environment."
msgstr ""
"コマンド関数や環境関数は、引数や新しい環境でのコマンドの翻訳を返します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:96
msgid ""
"Environment functions are called when a \\begin command is found. They are "
"called with the \\begin command and its arguments."
msgstr ""
"環境関数は \\begin コマンドが見つかると呼ばれます。これらは \\begin コマンド"
"とその引数により呼ばれます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:97
msgid ""
"The TeX module only proposes one command function and one environment "
"function: generic_command and generic_environment."
msgstr ""
"TeX モジュールは一つのコマンド関数と一つの環境関数しか提案しません。"
"generic_command と generic_environment です。"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:98
#, no-wrap
msgid ""
"generic_command uses the information specified by\n"
"register_generic_command or by adding definition to the TeX file:\n"
" % po4a: command I<command1> I<parameters>\n"
"\n"
msgstr ""
"generic_command は、register_generic_command や\n"
"TeX ファイルへの追加定義で指定した情報を使用します:\n"
" % po4a: command I<command1> I<parameters>\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:99
#, no-wrap
msgid ""
"generic_environment uses the information specified by\n"
"register_generic_environment or by adding definition to the TeX file:\n"
" % po4a: environment I<env> I<parameters>\n"
"\n"
msgstr ""
"generic_environment は、register_generic_environment や\n"
"TeX ファイルへの追加定義で指定した情報を使用します:\n"
" % po4a: environment I<env> I<parameters>\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:100
msgid ""
"Both functions will only translate the parameters that were specified as "
"translatable (with a '_'). generic_environment will append the name of the "
"environment to the environment stack and generic_command will append the "
"name of the command followed by an identifier of the parameter (like {#7} or "
"[#2])."
msgstr ""
"どちらの関数も、翻訳可能であると ('_' で) 指定したパラメータのみを翻訳しま"
"す。generic_environment は環境スタックに環境名を追加し、generic_command は、"
"({#7} や [#2] のような) パラメータの識別子が続くコマンド名を追加します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:102
msgid "This module needs more tests."
msgstr "このモジュールはもっとテストが必要です。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:103
msgid "It was tested on a book and with the Python documentation."
msgstr "本と Python ドキュメントでテストされました。"
#. type: =head1
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:104 lib/Locale/Po4a/Xml.pm:151
msgid "TODO LIST"
msgstr "TODO リスト"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:105
msgid "Automatic detection of new commands"
msgstr "新しいコマンドの自動検出"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:106
msgid ""
"The TeX module could parse the newcommand arguments and try to guess the "
"number of arguments, their type and whether or not they should be translated."
msgstr ""
"TeX モジュールは、newcommand の引数をパースし、引数の数や型、翻訳するべきか否"
"かを推測できるはずです。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:107
msgid "Translation of the environment separator"
msgstr "環境セパレータの翻訳"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:108
msgid ""
"When \\item is used as an environment separator, the item argument is "
"attached to the following string."
msgstr ""
"\\item が環境セパレータとして使われている場合、item の引数は続く文字列にア"
"タッチされます。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:109
msgid "Some commands should be added to the environment stack"
msgstr "いくつかのコマンドを環境スタックに追加するべき"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:110
msgid ""
"These commands should be specified by couples. This could allow to specify "
"commands beginning or ending a verbatim environment."
msgstr ""
"これらのコマンドは組で指定するべきです。verbatim 環境の開始または終了のコマン"
"ドを指定できます。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:111
msgid "Others"
msgstr "その他"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:112
msgid "Various other points are tagged TODO in the source."
msgstr "ソースの様々なほかの場所に TODO タグが付いています。"
#. type: =head1
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:113
msgid "KNOWN BUGS"
msgstr "既知のバグ"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:114
msgid "Various points are tagged FIXME in the source."
msgstr "ソースの様々な場所に FIXME タグが付いています。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TeX.pm:116
msgid ""
"L<Locale::Po4a::LaTeX(3pm)|Locale::Po4a::LaTeX>, L<Locale::Po4a::"
"TransTractor(3pm)|Locale::Po4a::TransTractor>, L<po4a(7)|po4a.7>"
msgstr ""
"L<Locale::Po4a::LaTeX(3pm)|Locale::Po4a::LaTeX>, L<Locale::Po4a::"
"TransTractor(3pm)|Locale::Po4a::TransTractor>, L<po4a(7)|po4a.7>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Texinfo.pm:2
msgid ""
"Locale::Po4a::Texinfo - convert Texinfo documents and derivates from/to PO "
"files"
msgstr ""
"Locale::Po4a::Texinfo - PO ファイルと Texinfo ドキュメントや派生物の変換"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Texinfo.pm:5
msgid ""
"Locale::Po4a::Texinfo is a module to help the translation of Texinfo "
"documents into other [human] languages."
msgstr ""
"Locale::Po4a::Texinfo は、Texinfo ドキュメントをほかの [自然] 言語へ翻訳する"
"のを助けるモジュールです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Texinfo.pm:6
msgid ""
"This module contains the definitions of common Texinfo commands and "
"environments."
msgstr ""
"このモジュールには、一般的な Texinfo コマンドや環境の定義が含まれています。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Texinfo.pm:14
msgid ""
"Copyright 2004-2007 by Nicolas FRANÇOIS <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>."
msgstr ""
"Copyright 2004-2007 by Nicolas FRANÇOIS <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>."
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:2
msgid "Locale::Po4a::Text - convert text documents from/to PO files"
msgstr "Locale::Po4a::Text - PO ファイルとテキストドキュメントの変換"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:5
msgid ""
"Locale::Po4a::Text is a module to help the translation of text documents "
"into other [human] languages."
msgstr ""
"Locale::Po4a::Text は、テキストドキュメントをほかの [自然] 言語へ翻訳するのを"
"助けるモジュールです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:6
msgid ""
"Paragraphs are split on empty lines (or lines containing only spaces or "
"tabulations)."
msgstr "段落は空行 (またはスペースやタブ文字しかない行) で区切られます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:7
msgid ""
"If a paragraph contains a line starting by a space (or tabulation), this "
"paragraph won't be rewrapped."
msgstr ""
"段落がスペース (やタブ文字) で始まる行を含む場合は、この段落は再度行の折り返"
"しをしません。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:10
msgid "B<nobullets>"
msgstr "B<nobullets>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:11
msgid "Deactivate detection of bullets."
msgstr "箇条書きの検出を無効にします。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:12
msgid ""
"By default, when a bullet is detected, the bullet paragraph is not "
"considered as a verbatim paragraph (with the no-wrap flag in the PO file), "
"but the module rewraps this paragraph in the generated PO file and in the "
"translation."
msgstr ""
"箇条書きの点を検出すると、その段落は逐語的な段落として見なされません (PO ファ"
"イルの中で no-wrap フラグが立ちます) が、生成した PO ファイルや翻訳の中で、モ"
"ジュールがこの段落を折り返します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:13
msgid "B<tabs=>I<mode>"
msgstr "B<tabs=>I<mode>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:14
msgid "Specify how tabulations shall be handled. The I<mode> can be any of:"
msgstr ""
"タブ文字をどのように扱うのかを指定します。I<mode> には以下を指定できます:"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:15
msgid "B<split>"
msgstr "B<split>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:16
msgid "Lines with tabulations introduce breaks in the current paragraph."
msgstr "現在の段落内でタブ文字のある行は、改行されます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:18
msgid "Paragraph containing tabulations will not be re-wrapped."
msgstr "タブ文字を含む段落は、改行しません。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:19
msgid "By default, tabulations are considered as spaces."
msgstr "デフォルトではタブ文字を空白として認識します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:20
msgid "B<breaks=>I<regex>"
msgstr "B<breaks=>I<regex>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:21
msgid ""
"A regular expression matching lines which introduce breaks. The regular "
"expression will be anchored so that the whole line must match."
msgstr ""
"改行を表す行にマッチする正規表現です。行全体にマッチするように、正規表現は固"
"定されます。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:22
msgid "B<debianchangelog>"
msgstr "B<debianchangelog>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:23
msgid ""
"Handle the header and footer of released versions, which only contain non "
"translatable informations."
msgstr ""
"翻訳しない情報しか含まない、リリースバージョンのヘッダやフッタを扱います。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:24
msgid "B<fortunes>"
msgstr "B<fortunes>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:25
msgid ""
"Handle the fortunes format, which separate fortunes with a line which "
"consists in '%' or '%%', and use '%%' as the beginning of a comment."
msgstr ""
"fortunes のフォーマットを扱います。これは、'%' や '%%' からなる行で fortunes "
"を区切り、コメントの開始として '%%' を使用します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:26
msgid "B<markdown>"
msgstr "B<markdown>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:27
msgid "Handle some special markup in Markdown-formatted texts."
msgstr "Markdown フォーマットテキストの特殊なマークアップを扱います。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:28
msgid "B<asciidoc>"
msgstr "B<asciidoc>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:29
msgid "Handle documents in the AsciiDoc format."
msgstr "AsciiDoc フォーマットを扱います。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:30
msgid "B<control>[B<=>I<taglist>]"
msgstr "B<control>[B<=>I<taglist>]"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:31
msgid ""
"Handle control files. A comma-separated list of tags to be translated can "
"be provided."
msgstr ""
"control ファイルを扱います。翻訳するタグのリストをコンマ区切りで指定できま"
"す。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:33
msgid "Tested successfully on simple text files and NEWS.Debian files."
msgstr ""
"シンプルなテキストファイルと NEWS.Debian ファイルでのテストが成功しています。"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Text.pm:37
#, no-wrap
msgid ""
" Copyright 2005-2008 by Nicolas FRANÇOIS <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>.\n"
"\n"
msgstr ""
" Copyright 2005-2008 by Nicolas FRANÇOIS <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>.\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:2
msgid "Locale::Po4a::TransTractor - generic trans(lator ex)tractor."
msgstr "Locale::Po4a::TransTractor - 汎用翻訳抽出機構"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:5
msgid ""
"This class is the ancestor of every po4a parser used to parse a document, to "
"search translatable strings, to extract them to a PO file and to replace "
"them by their translation in the output document."
msgstr ""
"このクラスは、翻訳可能な文字列を検索するためのドキュメントのパース、PO ファイ"
"ルへの抽出、出力したドキュメントへの翻訳した文字列の置換に使用する、すべての "
"po4a パーサの祖先になります。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:6
msgid "More formally, it takes the following arguments as input:"
msgstr "もっと形式張って言うと、入力として以下の引数を取ります:"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:8
msgid "a document to translate;"
msgstr "翻訳するドキュメント"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:10
msgid "a PO file containing the translations to use."
msgstr "翻訳に使用する PO ファイル"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:11
msgid "As output, it produces:"
msgstr "以下を出力します:"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:13
msgid ""
"another PO file, resulting of the extraction of translatable strings from "
"the input document;"
msgstr "入力ドキュメントから翻訳可能な文字列を抽出した、別の PO ファイル。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:15
msgid ""
"a translated document, with the same structure than the one in input, but "
"with all translatable strings replaced with the translations found in the PO "
"file provided in input."
msgstr ""
"入力したものと同じ構造で、入力した PO ファイルにある翻訳で翻訳可能な文字列を"
"置換した、翻訳済みドキュメント。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:16
msgid "Here is a graphical representation of this:"
msgstr "これを視覚的に表すと次のようになります:"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:17
#, no-wrap
msgid ""
" Input document --\\ /---> Output document\n"
" \\ / (translated)\n"
" +-> parse() function -----+\n"
" / \\\n"
" Input PO --------/ \\---> Output PO\n"
" (extracted)\n"
"\n"
msgstr ""
" 入力ドキュメント-\\ /---> 出力ドキュメント\n"
" \\ / (翻訳済)\n"
" +-> parse() 関数 ---------+\n"
" / \\\n"
" 入力 PO --------/ \\---> 出力 PO\n"
" (抽出済)\n"
"\n"
#. type: =head1
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:18
msgid "FUNCTIONS YOUR PARSER SHOULD OVERRIDE"
msgstr "個別のパーサでオーバーライドするべき関数"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:19
msgid "parse()"
msgstr "parse()"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:20
msgid ""
"This is where all the work takes place: the parsing of input documents, the "
"generation of output, and the extraction of the translatable strings. This "
"is pretty simple using the provided functions presented in the section "
"B<INTERNAL FUNCTIONS> below. See also the B<SYNOPSIS>, which presents an "
"example."
msgstr ""
"ここに、入力ドキュメントのパース、出力の生成、翻訳可能文字列の抽出といった、"
"すべての動作を定義しています。後述する B<内部関数> 節で説明する提供された関数"
"を使用するのはかなり簡単です。サンプル付きの B<書式> も参照してください。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:21
msgid ""
"This function is called by the process() function below, but if you choose "
"to use the new() function, and to add content manually to your document, you "
"will have to call this function yourself."
msgstr ""
"この関数は後述の process() 関数から呼ばれますが、new() 関数を使用してドキュメ"
"ントに内容を手で追加するのを選んだ場合、この関数自体を呼ばねばなりません。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:22
msgid "docheader()"
msgstr "docheader()"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:23
msgid ""
"This function returns the header we should add to the produced document, "
"quoted properly to be a comment in the target language. See the section "
"B<Educating developers about translations>, from L<po4a(7)|po4a.7>, for what "
"it is good for."
msgstr ""
"この関数は、ターゲットの言語でコメントにするために適切にクォートした、生成し"
"たドキュメントに追加するべきヘッダを返します。この何がよいのかは、L<po4a(7)|"
"po4a.7> の B<翻訳についての開発者教育> 節を参照してください。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:25
msgid ""
"The following example parses a list of paragraphs beginning with \"<p>\". "
"For the sake of simplicity, we assume that the document is well formatted, i."
"e. that '<p>' tags are the only tags present, and that this tag is at the "
"very beginning of each paragraph."
msgstr ""
"以下の例は、\"<p>\" で始まる段落のリストをパースします。簡単にするために、ド"
"キュメントは整形されている、すなわち、現れるタグは '<p>' のみで、各段落はこの"
"タグで必ず始まると仮定します。"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:26
#, no-wrap
msgid ""
" sub parse {\n"
" my $self = shift;\n"
"\n"
msgstr ""
" sub parse {\n"
" my $self = shift;\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:27
#, no-wrap
msgid ""
" PARAGRAPH: while (1) {\n"
" my ($paragraph,$pararef)=(\"\",\"\");\n"
" my $first=1;\n"
" my ($line,$lref)=$self->shiftline();\n"
" while (defined($line)) {\n"
" if ($line =~ m/<p>/ && !$first--; ) {\n"
" # Not the first time we see <p>.\n"
" # Reput the current line in input,\n"
" # and put the built paragraph to output\n"
" $self->unshiftline($line,$lref);\n"
"\n"
msgstr ""
" PARAGRAPH: while (1) {\n"
" my ($paragraph,$pararef)=(\"\",\"\");\n"
" my $first=1;\n"
" my ($line,$lref)=$self->shiftline();\n"
" while (defined($line)) {\n"
" if ($line =~ m/<p>/ && !$first--; ) {\n"
" # Not the first time we see <p>.\n"
" # Reput the current line in input,\n"
" # and put the built paragraph to output\n"
" $self->unshiftline($line,$lref);\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:28
#, no-wrap
msgid ""
" # Now that the document is formed, translate it:\n"
" # - Remove the leading tag\n"
" $paragraph =~ s/^<p>//s;\n"
"\n"
msgstr ""
" # Now that the document is formed, translate it:\n"
" # - Remove the leading tag\n"
" $paragraph =~ s/^<p>//s;\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:29
#, no-wrap
msgid ""
" # - push to output the leading tag (untranslated) and the\n"
" # rest of the paragraph (translated)\n"
" $self->pushline( \"<p>\"\n"
" . $document->translate($paragraph,$pararef)\n"
" );\n"
"\n"
msgstr ""
" # - push to output the leading tag (untranslated) and the\n"
" # rest of the paragraph (translated)\n"
" $self->pushline( \"<p>\"\n"
" . $document->translate($paragraph,$pararef)\n"
" );\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:30
#, no-wrap
msgid ""
" next PARAGRAPH;\n"
" } else {\n"
" # Append to the paragraph\n"
" $paragraph .= $line;\n"
" $pararef = $lref unless(length($pararef));\n"
" }\n"
"\n"
msgstr ""
" next PARAGRAPH;\n"
" } else {\n"
" # Append to the paragraph\n"
" $paragraph .= $line;\n"
" $pararef = $lref unless(length($pararef));\n"
" }\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:31
#, no-wrap
msgid ""
" # Reinit the loop\n"
" ($line,$lref)=$self->shiftline();\n"
" }\n"
" # Did not get a defined line? End of input file.\n"
" return;\n"
" }\n"
" }\n"
"\n"
msgstr ""
" # Reinit the loop\n"
" ($line,$lref)=$self->shiftline();\n"
" }\n"
" # Did not get a defined line? End of input file.\n"
" return;\n"
" }\n"
" }\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:32
msgid ""
"Once you've implemented the parse function, you can use your document class, "
"using the public interface presented in the next section."
msgstr ""
"parse 関数を実装したら、次節で説明するパブリックインターフェースを用いて "
"document クラスを使用できます。"
#. type: =head1
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:33
msgid "PUBLIC INTERFACE for scripts using your parser"
msgstr "パーサで使用するスクリプトのパブリックインターフェース"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:34
msgid "Constructor"
msgstr "コンストラクタ"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:35
msgid "process(%)"
msgstr "process(%)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:36
msgid ""
"This function can do all you need to do with a po4a document in one "
"invocation. Its arguments must be packed as a hash. ACTIONS:"
msgstr ""
"この関数は、po4a ドキュメントで行うのに必要なすべてを、一度の実行で行います。"
"引数はハッシュとしてパックしなくてはなりません。動作は以下のようになります:"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:37
msgid "a."
msgstr "a."
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:38
msgid "Reads all the PO files specified in po_in_name"
msgstr "po_in_name で指定したすべての PO ファイルの読み込み"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:39
msgid "b."
msgstr "b."
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:40
msgid "Reads all original documents specified in file_in_name"
msgstr "file_in_name で指定したすべてのオリジナルドキュメントの読み込み"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:41
msgid "c."
msgstr "c."
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:42
msgid "Parses the document"
msgstr "ドキュメントのパース"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:43
msgid "d."
msgstr "d."
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:44
msgid "Reads and applies all the addenda specified"
msgstr "指定したすべての追加内容の読み込みと適用"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:45
msgid "e."
msgstr "e."
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:46
msgid "Writes the translated document to file_out_name (if given)"
msgstr "翻訳したドキュメントの file_out_name への書き出し (与えられた場合)"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:47
msgid "f."
msgstr "f."
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:48
msgid "Writes the extracted PO file to po_out_name (if given)"
msgstr "抽出した PO ファイルの po_out_name への書き出し (与えられた場合)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:49
msgid "ARGUMENTS, beside the ones accepted by new() (with expected type):"
msgstr "new() で受け付けるもの以外の引数 (と想定する型):"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:50
msgid "file_in_name (@)"
msgstr "file_in_name (@)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:51
msgid "List of filenames where we should read the input document."
msgstr "読み込むべき入力ドキュメントのファイル名のリストです。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:52
msgid "file_in_charset ($)"
msgstr "file_in_charset ($)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:53
msgid ""
"Charset used in the input document (if it isn't specified, it will try to "
"detect it from the input document)."
msgstr ""
"入力ドキュメントで使用している文字セットです (指定しない場合、入力ドキュメン"
"トから検出しようとします)。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:54
msgid "file_out_name ($)"
msgstr "file_out_name ($)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:55
msgid "Filename where we should write the output document."
msgstr "書き出すべき出力ドキュメントのファイル名です。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:56
msgid "file_out_charset ($)"
msgstr "file_out_charset ($)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:57
msgid ""
"Charset used in the output document (if it isn't specified, it will use the "
"PO file charset)."
msgstr ""
"出力ドキュメントで使用する文字セットです (指定しない場合、PO ファイルの文字"
"セットを使用します)。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:58
msgid "po_in_name (@)"
msgstr "po_in_name (@)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:59
msgid ""
"List of filenames where we should read the input PO files from, containing "
"the translation which will be used to translate the document."
msgstr ""
"読み込むべき入力 PO ファイル (ドキュメントの翻訳に使用する翻訳) のファイル名"
"のリストです。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:60
msgid "po_out_name ($)"
msgstr "po_out_name ($)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:61
msgid ""
"Filename where we should write the output PO file, containing the strings "
"extracted from the input document."
msgstr ""
"入力ドキュメントから抽出した文字列を含む、書き出すべき出力 PO ファイルのファ"
"イル名です。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:62
msgid "addendum (@)"
msgstr "addendum (@)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:63
msgid "List of filenames where we should read the addenda from."
msgstr "読み込むべき追加内容のファイル名のリストです。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:64
msgid "addendum_charset ($)"
msgstr "addendum_charset ($)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:65
msgid "Charset for the addenda."
msgstr "追加内容の文字セット"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:66
msgid "new(%)"
msgstr "new(%)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:67
msgid "Create a new po4a document. Accepted options (but be in a hash):"
msgstr ""
"新規 po4a ドキュメントを作成します。以下のオプションを受け取ります (ただし、"
"ハッシュであること):"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:68
msgid "verbose ($)"
msgstr "verbose ($)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:69
msgid "Sets the verbosity."
msgstr "冗長表示を有効にします。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:70
msgid "debug ($)"
msgstr "debug ($)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:71
msgid "Sets the debugging."
msgstr "デバッグを有効にします。"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:72
msgid "Manipulating document files"
msgstr "ドキュメントファイルの操作"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:74
msgid ""
"Add another input document at the end of the existing one. The argument is "
"the filename to read."
msgstr ""
"別の入力ドキュメントを既存のドキュメントの後ろに追加します。引数は読み込む"
"ファイル名です。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:75
msgid ""
"Please note that it does not parse anything. You should use the parse() "
"function when you're done with packing input files into the document."
msgstr ""
"パースは一切行わないことに注意してください。入力ファイルがドキュメントに格納"
"した時点で parse() 関数を使用するべきです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:77
msgid "Write the translated document to the given filename."
msgstr "与えたファイル名で翻訳済みドキュメントを書き出します。"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:78
msgid "Manipulating PO files"
msgstr "PO ファイルの操作"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:79
msgid "readpo($)"
msgstr "readpo($)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:80
msgid ""
"Add the content of a file (which name is passed as argument) to the existing "
"input PO. The old content is not discarded."
msgstr ""
"既存の入力 PO に、(引数で渡した名前の) ファイルの内容を追加します。古い内容は"
"破棄されません。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:81
msgid "writepo($)"
msgstr "writepo($)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:82
msgid "Write the extracted PO file to the given filename."
msgstr "抽出した PO ファイルを与えたファイル名で書き出します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:83
msgid "stats()"
msgstr "stats()"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:84
msgid ""
"Returns some statistics about the translation done so far. Please note that "
"it's not the same statistics than the one printed by msgfmt --statistic. "
"Here, it's stats about recent usage of the PO file, while msgfmt reports the "
"status of the file. It is a wrapper to the Locale::Po4a::Po::stats_get "
"function applied to the input PO file. Example of use:"
msgstr ""
"現在までに翻訳した内容に関する統計を返します。msgfmt --statistic が出力する統"
"計とは同じとは限らないことに注意してください。ここでは、PO ファイルの最新の使"
"用法についての統計ですが、msgfmt が報告するのは、ファイルの状態についてです。"
"これは、Locale::Po4a::Po::stats_get 関数を入力した PO ファイルに適用するラッ"
"パーです。サンプルは以下のようになります:"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:85
#, no-wrap
msgid ""
" [normal use of the po4a document...]\n"
"\n"
msgstr ""
" [po4a ドキュメントの通常の使用...]\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:86
#, no-wrap
msgid ""
" ($percent,$hit,$queries) = $document->stats();\n"
" print \"We found translations for $percent\\% ($hit from $queries) of strings.\\n\";\n"
"\n"
msgstr ""
" ($percent,$hit,$queries) = $document->stats();\n"
" print \"We found translations for $percent\\% ($hit from $queries) of strings.\\n\";\n"
"\n"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:87
msgid "Manipulating addenda"
msgstr "追加内容の操作"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:88
msgid "addendum($)"
msgstr "addendum($)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:89
msgid ""
"Please refer to L<po4a(7)|po4a.7> for more information on what addenda are, "
"and how translators should write them. To apply an addendum to the "
"translated document, simply pass its filename to this function and you are "
"done ;)"
msgstr ""
"追加内容とは何か、や、翻訳者はどのように書いたらよいのかといった情報は、"
"L<po4a(7)|po4a.7> を参照してください。翻訳したドキュメントに追加内容を適用す"
"るには、この関数に単純にファイル名を渡し、実行するだけです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:90
msgid "This function returns a non-null integer on error."
msgstr "この関数は、エラー時に null 以外の数値を返します。"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:92
msgid "Getting input, providing output"
msgstr "入力と出力"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:93
msgid ""
"Four functions are provided to get input and return output. They are very "
"similar to shift/unshift and push/pop. The first pair is about input, while "
"the second is about output. Mnemonic: in input, you are interested in the "
"first line, what shift gives, and in output you want to add your result at "
"the end, like push does."
msgstr ""
"入力を受け付け、出力を返す関数を 4 つ用意しています。これらは shift/unshift "
"や push/pop とよく似ています。最初の組は入力用、後の組は出力用です。入力では "
"shift がするように最初の行を扱い、出力では push がするように、結果の最後に追"
"加すると覚えればいいでしょう。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:94
msgid "shiftline()"
msgstr "shiftline()"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:95
msgid ""
"This function returns the next line of the doc_in to be parsed and its "
"reference (packed as an array)."
msgstr ""
"この関数は、パースする doc_in の次の行とその参照を (配列にパックして) 返しま"
"す。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:96
msgid "unshiftline($$)"
msgstr "unshiftline($$)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:97
msgid "Unshifts a line of the input document and its reference."
msgstr "入力ドキュメントの行とその参照を unshift します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:98
msgid "pushline($)"
msgstr "pushline($)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:99
msgid "Push a new line to the doc_out."
msgstr "doc_out に新しい行を挿入します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:100
msgid "popline()"
msgstr "popline()"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:101
msgid "Pop the last pushed line from the doc_out."
msgstr "doc_out から最後に push した行を pop します。"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:102
msgid "Marking strings as translatable"
msgstr "文字列を翻訳可能としてマーク"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:103
msgid "One function is provided to handle the text which should be translated."
msgstr "翻訳するべきテキストを扱う関数を一つ用意しています。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:104
msgid "translate($$$)"
msgstr "translate($$$)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:105
msgid "Mandatory arguments:"
msgstr "必須の引数:"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:107
msgid "A string to translate"
msgstr "翻訳する文字列"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:109
msgid "The reference of this string (i.e. position in inputfile)"
msgstr "この文字列の参照 (言い換えると、入力ファイルの場所)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:111
msgid ""
"The type of this string (i.e. the textual description of its structural "
"role; used in Locale::Po4a::Po::gettextization(); see also L<po4a(7)|"
"po4a.7>, section B<Gettextization: how does it work?>)"
msgstr ""
"文字列の型 (つまり構造上の役割をテキストで説明したもの。Locale::Po4a::Po::"
"gettextization() で使用します。 L<po4a(7)|po4a.7> の B<gettext 化: どのように"
"動作しますか?> 節も参照してください)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:112
msgid ""
"This function can also take some extra arguments. They must be organized as "
"a hash. For example:"
msgstr ""
"この関数は、いくつか追加引数を取れます。ハッシュとしてまとめなければなりませ"
"ん。例えば:"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:113
#, no-wrap
msgid ""
" $self->translate(\"string\",\"ref\",\"type\",\n"
" 'wrap' => 1);\n"
"\n"
msgstr ""
" $self->translate(\"string\",\"ref\",\"type\",\n"
" 'wrap' => 1);\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:115
msgid ""
"boolean indicating whether we can consider that whitespaces in string are "
"not important. If yes, the function canonizes the string before looking for "
"a translation or extracting it, and wraps the translation."
msgstr ""
"文字列中の空白が重要でないとして扱うかどうかを示す真偽値です。重要でない場"
"合、この関数は、翻訳を探したり抽出したりする前の文字列を納め、翻訳を折り返し"
"ます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:119
msgid "an extra comment to add to the entry."
msgstr "エントリに追加するコメント"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:120
msgid "Actions:"
msgstr "動作:"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:122
msgid "Pushes the string, reference and type to po_out."
msgstr "文字列、参照、型を po_out に push します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:124
msgid ""
"Returns the translation of the string (as found in po_in) so that the parser "
"can build the doc_out."
msgstr ""
"パーサが doc_out をビルドできるように、文字列の翻訳 (po_in に見つかったもの) "
"を返します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:126
msgid ""
"Handles the charsets to recode the strings before sending them to po_out and "
"before returning the translations."
msgstr ""
"文字列を po_out に送る前や翻訳を返す前に、文字列を再コード化する文字セットを"
"扱います。"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:127
msgid "Misc functions"
msgstr "その他の関数"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:128
msgid "verbose()"
msgstr "verbose()"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:129
msgid ""
"Returns if the verbose option was passed during the creation of the "
"TransTractor."
msgstr "TransTractor の生成時に verbose オプションが渡された場合、返します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:130
msgid "debug()"
msgstr "debug()"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:131
msgid ""
"Returns if the debug option was passed during the creation of the "
"TransTractor."
msgstr "TransTractor の生成時に debug オプションが渡された場合、返します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:132
msgid "detected_charset($)"
msgstr "detected_charset($)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:133
msgid ""
"This tells TransTractor that a new charset (the first argument) has been "
"detected from the input document. It can usually be read from the document "
"header. Only the first charset will remain, coming either from the process() "
"arguments or detected from the document."
msgstr ""
"これは、入力ドキュメントから新しい文字セット (第一引数) を検出したと、"
"TransTractor に伝えます。通常、ドキュメントのヘッダから読むことができます。"
"process() の引数から来たものとドキュメントから検出したもののうち、最初の文字"
"セットのみが対象となります。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:134
msgid "get_out_charset()"
msgstr "get_out_charset()"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:135
msgid ""
"This function will return the charset that should be used in the output "
"document (usually useful to substitute the input document's detected charset "
"where it has been found)."
msgstr ""
"この関数は、出力ドキュメントで使用する文字セットを返します (入力ドキュメント"
"の検出した (その場所にあった) 文字セットを置き換えるのに便利です)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:136
msgid ""
"It will use the output charset specified in the command line. If it wasn't "
"specified, it will use the input PO's charset, and if the input PO has the "
"default \"CHARSET\", it will return the input document's charset, so that no "
"encoding is performed."
msgstr ""
"コマンドラインで指定した出力文字セットが使われます。指定しない場合は、入力 "
"PO ファイルの文字セットを使用します。入力 PO ファイルにデフォルトの "
"\"CHARSET\" がある場合は、入力ドキュメントの文字セットを返します。そして、エ"
"ンコーディングは行われません。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:137
msgid "recode_skipped_text($)"
msgstr "recode_skipped_text($)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:138
msgid ""
"This function returns the recoded text passed as argument, from the input "
"document's charset to the output document's one. This isn't needed when "
"translating a string (translate() recodes everything itself), but it is when "
"you skip a string from the input document and you want the output document "
"to be consistent with the global encoding."
msgstr ""
"この関数は、引数で渡したテキストを、入力ドキュメントの文字セットから、出力ド"
"キュメントの文字セットへ、再コード化して返します。これは、文字列を翻訳する際"
"には必要ありませんが (translate() は、自分ですべて再コード化します)、入力ド"
"キュメントからの文字列をスキップし、出力ドキュメントを共通のエンコードで一致"
"させたい場合に必要です。"
#. type: =head1
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:139
msgid "FUTURE DIRECTIONS"
msgstr "将来の方向性"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:140
msgid ""
"One shortcoming of the current TransTractor is that it can't handle "
"translated document containing all languages, like debconf templates, or ."
"desktop files."
msgstr ""
"現在の TransTractor の欠点の一つに、(debconf テンプレートや、.desktop ファイ"
"ルのような) すべての言語を含む翻訳済みドキュメントを扱えないというものがあり"
"ます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:141
msgid "To address this problem, the only interface changes needed are:"
msgstr ""
"この問題に対処するには、以下のようにインターフェースのみを変更することが必要"
"です:"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:143
msgid "take a hash as po_in_name (a list per language)"
msgstr "po_in_name (言語ごとのリスト) としてハッシュを取ります"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:145
msgid "add an argument to translate to indicate the target language"
msgstr "対象言語を示すための翻訳する引数を追加します"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:147
msgid ""
"make a pushline_all function, which would make pushline of its content for "
"all language, using a map-like syntax:"
msgstr ""
"以下の map のような書式を使用する、全言語の内容に対する pushline のような、"
"pushline_all 関数を作成します:"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:148
#, no-wrap
msgid ""
" $self->pushline_all({ \"Description[\".$langcode.\"]=\".\n"
" $self->translate($line,$ref,$langcode)\n"
" });\n"
"\n"
msgstr ""
" $self->pushline_all({ \"Description[\".$langcode.\"]=\".\n"
" $self->translate($line,$ref,$langcode)\n"
" });\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:149
msgid "Will see if it's enough ;)"
msgstr "これで十分だといいのですが ;)"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/TransTractor.pm:151
#, no-wrap
msgid ""
" Denis Barbier <barbier@xxxxxxxxxxx>\n"
" Martin Quinson (mquinson#debian.org)\n"
" Jordi Vilalta <jvprat@xxxxxxxxx>\n"
"\n"
msgstr ""
" Denis Barbier <barbier@xxxxxxxxxxx>\n"
" Martin Quinson (mquinson#debian.org)\n"
" Jordi Vilalta <jvprat@xxxxxxxxx>\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Wml.pm:2
msgid ""
"Locale::Po4a::Wml - convert WML (web markup language) documents from/to PO "
"files"
msgstr ""
"Locale::Po4a::Wml - PO ファイルと WML (web markup language) ドキュメントの変"
"換"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Wml.pm:5
msgid ""
"Locale::Po4a::Wml is a module to help the translation of WML documents into "
"other [human] languages. Do not mixup the WML we are speaking about here "
"(web markup language) and the WAP crap used on cell phones."
msgstr ""
"Locale::Po4a::Wml は、wml ドキュメントをほかの [自然] 言語へ翻訳するのを助け"
"るモジュールです。ここでいう WML (web markup language) と携帯電話で使用する "
"WAP のアレとを混同しないでください。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Wml.pm:6
msgid ""
"Please note that this module relies upon the Locale::Po4a::Xhtml module, "
"which also relies upon the Locale::Po4a::Xml module. This means that all "
"tags for web page expressions are assumed to be written in the XHTML syntax."
msgstr ""
"このモジュールは、Locale::Po4a::Xml モジュールに依存している Locale::Po4a::"
"Xhtml モジュールに依存していることに注意してください。これは、ウェブページを"
"表現するすべてのタグは、XHTML 構文で書かれることを仮定するということです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Wml.pm:10
msgid ""
"This module works for some simple documents, but is still young. Currently, "
"the biggest issue of the module is probably that it cannot handle documents "
"that contain non-XML inline tags such as <email \"foo@example.org\">, which "
"are often defined in the WML. Improvements will be added in the future "
"releases."
msgstr ""
"このモジュールは、シンプルなドキュメントで動作していますが、まだ若いです。現"
"在のところ、モジュールのもっとも大きな問題は、<email \"foo@example.org\"> の"
"ような WML で定義してある、非 XML のインラインタグを含むドキュメントを扱えな"
"いということだと思われます。今後のリリースで改良が加えられるでしょう。"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Wml.pm:12
#, no-wrap
msgid ""
" Martin Quinson (mquinson#debian.org)\n"
" Noriada Kobayashi <nori1@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>\n"
"\n"
msgstr ""
" Martin Quinson (mquinson#debian.org)\n"
" 小林 儀匡 <nori1@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Wml.pm:14
#, no-wrap
msgid ""
" Copyright 2005 by SPI, inc.\n"
"\n"
msgstr ""
" Copyright 2005 by SPI, inc.\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xhtml.pm:2
msgid "Locale::Po4a::Xhtml - convert XHTML documents from/to PO files"
msgstr "Locale::Po4a::Xhtml - PO ファイルと XHTML ドキュメントの変換"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xhtml.pm:5
msgid ""
"Locale::Po4a::Xhtml is a module to help the translation of XHTML documents "
"into other [human] languages."
msgstr ""
"Locale::Po4a::Xhtml は、XHTML ドキュメントをほかの [自然] 言語へ翻訳するのを"
"助けるモジュールです。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xhtml.pm:8
msgid "B<includessi>[B<=>I<rootpath>]"
msgstr "B<includessi>[B<=>I<rootpath>]"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xhtml.pm:9
msgid ""
"Include files specified by an include SSI (Server Side Includes) element (e."
"g. <!--#include virtual=\"/foo/bar.html\" -->)."
msgstr ""
"インクルード SSI (サーバサイドインクルード) 要素で指定されるインクルードファ"
"イル (例: <!--#include virtual=\"/foo/bar.html\" -->)。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xhtml.pm:10
msgid "B<Note:> You should use it only for static files."
msgstr "B<注意:> 静的ファイルに対してのみ使用するべきです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xhtml.pm:11
msgid ""
"An additional I<rootpath> parameter can be specified. It specifies the root "
"path to find files included by a B<virtual> attribute."
msgstr ""
"さらに I<rootpath> パラメータを指定できます。これは、B<virtual> 属性でインク"
"ルードされるファイルを探すルートパスを指定します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xhtml.pm:14
msgid ""
"\"It works for me\", which means I use it successfully on my personal Web "
"site. However, YMMV: please let me know if something doesn't work for you. "
"In particular, tables are getting no testing whatsoever, as we don't use "
"them."
msgstr ""
"「私のところでは動作しています」というのは、私の個人 Web サイトでは、うまく使"
"えているということです。しかし、効果は人によって異なり、うまく動かない場合は"
"私に教えてください。特に、表は私たちが使っていないため、まったくテストしてい"
"ません。"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Xhtml.pm:18
#, no-wrap
msgid ""
" Yves Rütschlé <po4a@xxxxxxxxxxxx>\n"
" Nicolas François <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>\n"
"\n"
msgstr ""
" Yves Rütschlé <po4a@xxxxxxxxxxxx>\n"
" Nicolas François <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Xhtml.pm:20
#, no-wrap
msgid ""
" Copyright (c) 2004 by Yves Rütschlé <po4a@xxxxxxxxxxxx>\n"
" Copyright (c) 2007-2008 by Nicolas François <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>\n"
"\n"
msgstr ""
" Copyright (c) 2004 by Yves Rütschlé <po4a@xxxxxxxxxxxx>\n"
" Copyright (c) 2007-2008 by Nicolas François <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:2
msgid ""
"Locale::Po4a::Xml - convert XML documents and derivates from/to PO files"
msgstr "Locale::Po4a::Xml - PO ファイルと XML ドキュメントや派生物の変換"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:5
msgid ""
"Locale::Po4a::Xml is a module to help the translation of XML documents into "
"other [human] languages. It can also be used as a base to build modules for "
"XML-based documents."
msgstr ""
"Locale::Po4a::Xml は、XML ドキュメントをほかの [自然] 言語へ翻訳するのを助け"
"るモジュールです。XML を元にしたドキュメント用モジュールを作成するベースにも"
"なります。"
#. type: =head1
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:6
msgid "TRANSLATING WITH PO4A::XML"
msgstr "PO4A::XML での翻訳"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:7
msgid ""
"This module can be used directly to handle generic XML documents. This will "
"extract all tag's content, and no attributes, since it's where the text is "
"written in most XML based documents."
msgstr ""
"このモジュールは、一般的な XML ドキュメントを直接扱うのに使用できます。ほとん"
"どの XML を元にしたドキュメントでは、タグの内容にテキストが書かれているため、"
"タグの内容を抽出し属性は抽出しません。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:10
msgid ""
"The global debug option causes this module to show the excluded strings, in "
"order to see if it skips something important."
msgstr ""
"グローバルデバッグオプションにより、このモジュールは何か重要なものをスキップ"
"していないか確認するように、除外した文字列を表示するようになります。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:12
msgid "B<nostrip>"
msgstr "B<nostrip>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:13
msgid "Prevents it to strip the spaces around the extracted strings."
msgstr "抽出した文字列の前後にある空白の除去を防ぎます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:15
#| msgid ""
#| "Canonizes the string to translate, considering that whitespaces are not "
#| "important, and wraps the translated document. This option can be "
#| "overridden by custom tag options. See the \"tags\" option below."
msgid ""
"Canonicalizes the string to translate, considering that whitespaces are not "
"important, and wraps the translated document. This option can be overridden "
"by custom tag options. See the \"tags\" option below."
msgstr ""
"翻訳する文字列を正規化し、空白は重要ではないとみなして、翻訳されたドキュメン"
"トに改行を差し込みます。このオプションは、カスタムタグオプションで上書きされ"
"ます。以下の \"tags\" オプションを参照してください。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:16
msgid "B<caseinsensitive>"
msgstr "B<caseinsensitive>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:17
msgid ""
"It makes the tags and attributes searching to work in a case insensitive "
"way. If it's defined, it will treat E<lt>BooKE<gt>laNG and "
"E<lt>BOOKE<gt>Lang as E<lt>bookE<gt>lang."
msgstr ""
"タグや属性の検索を、大文字小文字を意識せずに行います。これを定義すると、"
"E<lt>BooKE<gt>laNG や E<lt>BOOKE<gt>Lang は E<lt>bookE<gt>lang として扱いま"
"す。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:18
msgid "B<includeexternal>"
msgstr "B<includeexternal>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:19
msgid ""
"When defined, external entities are included in the generated (translated) "
"document, and for the extraction of strings. If it's not defined, you will "
"have to translate external entities separately as independent documents."
msgstr ""
"定義されていると、外部エンティティを生成した (翻訳済み) ドキュメントに含め、"
"文字列の抽出を行います。定義されていなければ、外部エンティティを独立したド"
"キュメントとして、別途翻訳する必要があります。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:20
msgid "B<ontagerror>"
msgstr "B<ontagerror>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:21
#| msgid ""
#| "This option defines the behavior of the module when it encounter a "
#| "invalid XML syntax (a closing tag which does not match the last opening "
#| "tag, or a tag's attribute without value). It can take the following "
#| "values:"
msgid ""
"This option defines the behavior of the module when it encounters invalid "
"XML syntax (a closing tag which does not match the last opening tag, or a "
"tag's attribute without value). It can take the following values:"
msgstr ""
"このオプションは、不正な XML 文法 (開始タグが見つからない終了タグや、値のない"
"タグの属性) があった場合のこのモジュールの振る舞いを定義します。以下の値があ"
"ります:"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:23
msgid "This is the default value. The module will exit with an error."
msgstr "デフォルト値です。エラーを表示して終了します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:24
msgid "I<warn>"
msgstr "I<warn>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:25
msgid "The module will continue, and will issue a warning."
msgstr "警告を表示して、処理を継続します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:26
msgid "I<silent>"
msgstr "I<silent>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:27
msgid "The module will continue without any warnings."
msgstr "何も警告を表示せず、処理を継続します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:28
msgid ""
"Be careful when using this option. It is generally recommended to fix the "
"input file."
msgstr ""
"このオプションを使用する場合は注意してください。通常、入力ファイルを修正する"
"のをお勧めします。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:29
msgid "B<tagsonly>"
msgstr "B<tagsonly>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:30
msgid ""
"Extracts only the specified tags in the \"tags\" option. Otherwise, it will "
"extract all the tags except the ones specified."
msgstr ""
"\"tags\" オプションで指定したタグしか抽出しません。もしくは、指定したタグを除"
"くすべてのタグを抽出します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:31
msgid "Note: This option is deprecated."
msgstr "注: このオプションは非推奨です。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:32
msgid "B<doctype>"
msgstr "B<doctype>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:33
msgid ""
"String that will try to match with the first line of the document's doctype "
"(if defined). If it doesn't, a warning will indicate that the document might "
"be of a bad type."
msgstr ""
"先頭行にあるドキュメントの doctype と (定義されていれば) マッチさせようとする"
"文字列。マッチしなければ、ドキュメントは不正なタイプと見なし警告します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:34
msgid "B<addlang>"
msgstr "B<addlang>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:35
msgid ""
"String indicating the path (e.g. E<lt>bbbE<gt>E<lt>aaaE<gt>) of a tag where "
"a lang=\"...\" attribute shall be added. The language will be defined as the "
"basename of the PO file without any .po extension."
msgstr ""
"lang=\"...\" 属性を追加するタグをパスで示した文字列です。言語は、PO ファイル"
"の .po 拡張子を除いた basename で定義されます。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:36
msgid "B<tags>"
msgstr "B<tags>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:37
msgid ""
"Space-separated list of tags you want to translate or skip. By default, the "
"specified tags will be excluded, but if you use the \"tagsonly\" option, the "
"specified tags will be the only ones included. The tags must be in the form "
"E<lt>aaaE<gt>, but you can join some (E<lt>bbbE<gt>E<lt>aaaE<gt>) to say "
"that the content of the tag E<lt>aaaE<gt> will only be translated when it's "
"into a E<lt>bbbE<gt> tag."
msgstr ""
"翻訳する、あるいは翻訳しないタグの空白区切りリストです。デフォルトでは、指定"
"したタグは除外されますが、\"tagsonly\" オプションを使用すると、指定したタグの"
"みを含めるようになります。タグは E<lt>aaaE<gt> の形でなければなりませんが、"
"E<lt>bbbE<gt> タグの中に入っているときのみ E<lt>aaaE<gt> タグの内容を翻訳した"
"い場合、つなげて書く (E<lt>bbbE<gt>E<lt>aaaE<gt>) ことができます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:38 lib/Locale/Po4a/Xml.pm:66
msgid ""
"You can also specify some tag options by putting some characters in front of "
"the tag hierarchy. For example, you can put 'w' (wrap) or 'W' (don't wrap) "
"to override the default behavior specified by the global \"wrap\" option."
msgstr ""
"タグ階層の前に文字を付けてタグのオプションを指定できます。例えば、'w' (改行) "
"や 'W' (改行なし) を付けて、グローバル \"wrap\" オプションで指定したデフォル"
"トの振る舞いを上書きできます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:39 lib/Locale/Po4a/Xml.pm:67
msgid "Example: WE<lt>chapterE<gt>E<lt>titleE<gt>"
msgstr "例: WE<lt>chapterE<gt>E<lt>titleE<gt>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:40
msgid ""
"Note: This option is deprecated. You should use the B<translated> and "
"B<untranslated> options instead."
msgstr ""
"注意: このオプションは非推奨です。代わりに B<translated> オプションや "
"B<untranslated> オプションを使用してください。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:42
#| msgid ""
#| "Space-separated list of tag's attributes you want to translate. You can "
#| "specify the attributes by their name (for example, \"lang\"), but you can "
#| "prefix it with a tag hierarchy, to specify that this attribute will only "
#| "be translated when it's into the specified tag. For example: "
#| "E<lt>bbbE<gt>E<lt>aaaE<gt>lang specifies that the lang attribute will "
#| "only be translated if it's into an E<lt>aaaE<gt> tag, and it's into a "
#| "E<lt>bbbE<gt> tag."
msgid ""
"Space-separated list of tag's attributes you want to translate. You can "
"specify the attributes by their name (for example, \"lang\"), but you can "
"prefix it with a tag hierarchy, to specify that this attribute will only be "
"translated when it's in the specified tag. For example: "
"E<lt>bbbE<gt>E<lt>aaaE<gt>lang specifies that the lang attribute will only "
"be translated if it's in an E<lt>aaaE<gt> tag, and it's in a E<lt>bbbE<gt> "
"tag."
msgstr ""
"翻訳する文字列を正規化し、空白は重要ではないとみなして、翻訳されたドキュメン"
"トに改行を差し込みます。このオプションは、カスタムタグオプションで上書きされ"
"ます。以下の \"tags\" オプションを参照してください。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:43
msgid "B<foldattributes>"
msgstr "B<foldattributes>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:44
msgid ""
"Do not translate attributes in inline tags. Instead, replace all attributes "
"of a tag by po4a-id=<id>."
msgstr ""
"インラインタグの中で翻訳しない属性です。そうでなければ、タグのすべての属性を "
"po4a-id=<id> 置換します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:45
msgid ""
"This is useful when attributes shall not be translated, as this simplifies "
"the strings for translators, and avoids typos."
msgstr ""
"これは、属性を翻訳しない場合、翻訳者向けに文字列を簡素化し、タイプミスを防ぎ"
"ます。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:46
msgid "B<customtag>"
msgstr "B<customtag>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:47
msgid ""
"Space-separated list of tags which should not be treated as tags. These "
"tags are treated as inline, and do not need to be closed."
msgstr ""
"タグとして扱いたくないタグの空白区切りリストです。このタグはインラインとして"
"扱われ、閉じる必要はありません。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:48
msgid "B<break>"
msgstr "B<break>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:49
msgid ""
"Space-separated list of tags which should break the sequence. By default, "
"all tags break the sequence."
msgstr ""
"改行するとして扱いたいタグの空白区切りリストです。デフォルトでは、すべてのタ"
"グに対して改行を行います。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:50 lib/Locale/Po4a/Xml.pm:53
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:58 lib/Locale/Po4a/Xml.pm:65
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:70
#| msgid ""
#| "The tags must be in the form <aaa>, but you can join some (<bbb><aaa>), "
#| "if a tag (<aaa>) should only be considered when it's into another tag "
#| "(<bbb>)."
msgid ""
"The tags must be in the form <aaa>, but you can join some (<bbb><aaa>), if a "
"tag (<aaa>) should only be considered when it's within another tag (<bbb>)."
msgstr ""
"タグは <aaa> の形でなければなりませんが、別のタグ (<bbb>) の中に入っていると"
"きにのみタグ (<aaa>) の内容を翻訳したい場合、つなげて書く (<bbb><aaa>) ことが"
"できます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:52
msgid ""
"Space-separated list of tags which should be treated as inline. By default, "
"all tags break the sequence."
msgstr ""
"インラインとして扱いたいタグの空白区切りリストです。デフォルトでは、すべての"
"タグに対して改行を行います。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:54
msgid "B<placeholder>"
msgstr "B<placeholder>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:55
msgid ""
"Space-separated list of tags which should be treated as placeholders. "
"Placeholders do not break the sequence, but the content of placeholders is "
"translated separately."
msgstr ""
"プレースホルダとして扱われるべきタグの空白区切りリストです。プレースホルダは"
"シーケンスを改行しませんが、プレースホルダの内容は別々に翻訳されます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:56
msgid ""
"The location of the placeholder in its block will be marked with a string "
"similar to:"
msgstr ""
"そのブロック内のプレースホルダの場所は、以下のような文字列で印が付きます:"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:57
#, no-wrap
msgid ""
" <placeholder type=\\\"footnote\\\" id=\\\"0\\\"/>\n"
"\n"
msgstr ""
" <placeholder type=\\\"footnote\\\" id=\\\"0\\\"/>\n"
"\n"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:59
msgid "B<nodefault>"
msgstr "B<nodefault>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:60
msgid ""
"Space separated list of tags that the module should not try to set by "
"default in any category."
msgstr ""
"デフォルトではいずれのカテゴリにも設定しようとするべきではないモジュールのタ"
"グの空白区切りリストです。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:61
msgid "B<cpp>"
msgstr "B<cpp>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:62
msgid ""
"Support C preprocessor directives. When this option is set, po4a will "
"consider preprocessor directives as paragraph separators. This is important "
"if the XML file must be preprocessed because otherwise the directives may be "
"inserted in the middle of lines if po4a consider it belong to the current "
"paragraph, and they won't be recognized by the preprocessor. Note: the "
"preprocessor directives must only appear between tags (they must not break a "
"tag)."
msgstr ""
"C プリプロセッサディレクティブをサポートします。このオプションをセットする"
"と、po4a はプリプロセッサディレクティブを段落区切りとして扱います。XML ファイ"
"ルが前処理 (preprocess) されなければならない場合に重要です。そうでなければ、"
"po4a が現在の段落に属すと見なせなければ、行の中にディレクティブを挿入する可能"
"性があり、これをプリプロセッサが認識できないからです。注意: プリプロセッサ"
"ディレクティブは、タグとタグの間にのみ現れなければなりません (タグを分断して"
"はなりません)。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:63
msgid "B<translated>"
msgstr "B<translated>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:64
msgid "Space-separated list of tags you want to translate."
msgstr "翻訳するタグの空白区切りリストです。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:69
msgid "Space-separated list of tags you do not want to translate."
msgstr "翻訳しないタグの空白区切りリストです。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:71
msgid "B<defaulttranslateoption>"
msgstr "B<defaulttranslateoption>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:72
msgid ""
"The default categories for tags that are not in any of the translated, "
"untranslated, break, inline, or placeholder."
msgstr ""
"translated、untranslated、break、inline、または placeholder のいずれでもない"
"タグのデフォルトカテゴリ。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:73
msgid "This is a set of letters:"
msgstr "以下の文字で設定します:"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:74
msgid "I<w>"
msgstr "I<w>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:75
msgid "Tags should be translated and content can be re-wrapped."
msgstr "翻訳し、内容を再改行するタグです。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:76
msgid "I<W>"
msgstr "I<W>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:77
msgid "Tags should be translated and content should not be re-wrapped."
msgstr "翻訳を行うが改行を行うべきでない内容のコンマ区切りリストです。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:78
msgid "I<i>"
msgstr "I<i>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:79
msgid "Tags should be translated inline."
msgstr "インラインで訳されるべきタグです。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:80
msgid "I<p>"
msgstr "I<p>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:81
msgid "Tags should be translated as placeholders."
msgstr "プレースホルダとして翻訳されるべきタグです。"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:83
msgid "DEFINE WHAT TAGS AND ATTRIBUTES TO TRANSLATE"
msgstr "翻訳するタグや属性の定義"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:84
msgid ""
"The simplest customization is to define which tags and attributes you want "
"the parser to translate. This should be done in the initialize function. "
"First you should call the main initialize, to get the command-line options, "
"and then, append your custom definitions to the options hash. If you want "
"to treat some new options from command line, you should define them before "
"calling the main initialize:"
msgstr ""
"最も簡単なカスタマイズとして、パーサに変換させたいタグや属性を定義できます。"
"これを初期化関数で行うべきです。まず、main 関数を呼び出し、コマンドラインオプ"
"ションを取得し、カスタム定義をオプションハッシュに追加します。コマンドライン"
"から新しいオプションを扱いたい場合は、main の初期化を呼び出す前に、以下のよう"
"に定義してください:"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:85
#, no-wrap
msgid ""
" $self->{options}{'new_option'}='';\n"
" $self->SUPER::initialize(%options);\n"
" $self->{options}{'_default_translated'}.=' <p> <head><title>';\n"
" $self->{options}{'attributes'}.=' <p>lang id';\n"
" $self->{options}{'_default_inline'}.=' <br>';\n"
" $self->treat_options;\n"
"\n"
msgstr ""
" $self->{options}{'new_option'}='';\n"
" $self->SUPER::initialize(%options);\n"
" $self->{options}{'_default_translated'}.=' <p> <head><title>';\n"
" $self->{options}{'attributes'}.=' <p>lang id';\n"
" $self->{options}{'_default_inline'}.=' <br>';\n"
" $self->treat_options;\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:86
msgid ""
"You should use the B<_default_inline>, B<_default_break>, "
"B<_default_placeholder>, B<_default_translated>, B<_default_untranslated>, "
"and B<_default_attributes> options in derivated modules. This allow users to "
"override the default behavior defined in your module with command line "
"options."
msgstr ""
"派生モジュール内では、B<_default_inline>, B<_default_break>, "
"B<_default_placeholder>, B<_default_translated>, B<_default_untranslated>, "
"B<_default_attributes> の各オプションを使用するべきです。このオプションは、"
"ユーザがコマンドラインオプションで、あなたのモジュールのデフォルトの挙動を"
"オーバーライドできます。"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:87
msgid "OVERRIDING THE found_string FUNCTION"
msgstr "found_string 関数の上書き"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:88
msgid ""
"Another simple step is to override the function \"found_string\", which "
"receives the extracted strings from the parser, in order to translate them. "
"There you can control which strings you want to translate, and perform "
"transformations to them before or after the translation itself."
msgstr ""
"その他の簡単なステップとしては、パーサから抽出した文字列を翻訳するために受け"
"取る \"found_string\" 関数の上書きがあります。そこでは、翻訳する文字列を制御"
"し、翻訳自体の前後での変換を行えます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:89
msgid ""
"It receives the extracted text, the reference on where it was, and a hash "
"that contains extra information to control what strings to translate, how to "
"translate them and to generate the comment."
msgstr ""
"抽出したテキスト、それがどこにあったかの参照位置、そして、どの文字列を翻訳す"
"るか、どのように翻訳するか、どのようにコメントを生成するか、といったことを制"
"御する追加情報を含むハッシュを受け取ります。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:90
msgid ""
"The content of these options depends on the kind of string it is (specified "
"in an entry of this hash):"
msgstr ""
"このオプションの内容は、(このハッシュのエントリで指定する) 文字列の種類に依存"
"します:"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:91
msgid "type=\"tag\""
msgstr "type=\"tag\""
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:92
msgid ""
"The found string is the content of a translatable tag. The entry "
"\"tag_options\" contains the option characters in front of the tag hierarchy "
"in the module \"tags\" option."
msgstr ""
"見つかった文字列は翻訳するタグの内容です。\"tag_options\" エントリにはモ"
"ジュールの \"tags\" オプションにあるタグ階層の直前のオプション文字を含みま"
"す。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:93
msgid "type=\"attribute\""
msgstr "type=\"attribute\""
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:94
msgid ""
"Means that the found string is the value of a translatable attribute. The "
"entry \"attribute\" has the name of the attribute."
msgstr ""
"検出した文字列が、翻訳可能な属性値であることを意味します。\"attribute\" エン"
"トリは、属性名を持っています。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:95
msgid ""
"It must return the text that will replace the original in the translated "
"document. Here's a basic example of this function:"
msgstr ""
"これは、翻訳済みドキュメントでオリジナルを置き換えるテキストを、返さなければ"
"なりません。以下に、この関数の基本的な例を示します:"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:96
#, no-wrap
msgid ""
" sub found_string {\n"
" my ($self,$text,$ref,$options)=@_;\n"
" $text = $self->translate($text,$ref,\"type \".$options->{'type'},\n"
" 'wrap'=>$self->{options}{'wrap'});\n"
" return $text;\n"
" }\n"
"\n"
msgstr ""
" sub found_string {\n"
" my ($self,$text,$ref,$options)=@_;\n"
" $text = $self->translate($text,$ref,\"type \".$options->{'type'},\n"
" 'wrap'=>$self->{options}{'wrap'});\n"
" return $text;\n"
" }\n"
"\n"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:97
msgid ""
"There's another simple example in the new Dia module, which only filters "
"some strings."
msgstr ""
"別のシンプルな例は、(いくつかの文字列のフィルタでしかない) 新しい Dia モ"
"ジュールにあります。"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:98
msgid "MODIFYING TAG TYPES (TODO)"
msgstr "タグタイプの変更 (TODO)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:99
#| msgid ""
#| "This is a more complex one, but it enables a (almost) total "
#| "customization. It's based in a list of hashes, each one defining a tag "
#| "type's behavior. The list should be sorted so that the most general tags "
#| "are after the most concrete ones (sorted first by the beginning and then "
#| "by the end keys). To define a tag type you'll have to make a hash with "
#| "the following keys:"
msgid ""
"This is a more complex one, but it enables a (almost) total customization. "
"It's based on a list of hashes, each one defining a tag type's behavior. The "
"list should be sorted so that the most general tags are after the most "
"concrete ones (sorted first by the beginning and then by the end keys). To "
"define a tag type you'll have to make a hash with the following keys:"
msgstr ""
"これはかなり複雑な部分ですが、全体のカスタマイズを行うことができます。それぞ"
"れタグタイプの振る舞いを定義したハッシュのリストを基にしています。このリスト"
"はソートされるべきであり、もっとも具体的なもの (beginning キーで始まり end "
"キーの順) の後に一般的なタグが来るようにします。タグタイプを定義するには、以"
"下のキーを持つハッシュを作成する必要があります:"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:100
msgid "B<beginning>"
msgstr "B<beginning>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:101
msgid "Specifies the beginning of the tag, after the \"E<lt>\"."
msgstr "\"E<lt>\" の後に、タグの始まりを指定します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:102
msgid "B<end>"
msgstr "B<end>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:103
msgid "Specifies the end of the tag, before the \"E<gt>\"."
msgstr "\"E<gt>\" の前に、タグの終わりを指定します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:104
msgid "B<breaking>"
msgstr "B<breaking>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:105
msgid ""
"It says if this is a breaking tag class. A non-breaking (inline) tag is one "
"that can be taken as part of the content of another tag. It can take the "
"values false (0), true (1) or undefined. If you leave this undefined, "
"you'll have to define the f_breaking function that will say whether a "
"concrete tag of this class is a breaking tag or not."
msgstr ""
"改行タグクラスかどうかを示します。非改行 (インライン) タグは、別のタグの内容"
"の一部とすることができるものです。これは、偽 (0) または真 (1) の値、または未"
"定義を取ることができます。これを未定義のままにしておくと、このクラスの具体的"
"なタグが改行タグかどうかを返す f_breaking 関数を定義しなければなりません。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:106
msgid "B<f_breaking>"
msgstr "B<f_breaking>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:107
msgid ""
"It's a function that will tell if the next tag is a breaking one or not. It "
"should be defined if the B<breaking> option is not."
msgstr ""
"次のタグが改行されているかどうかを調べる関数です。B<breaking> オプションが定"
"義されていなければ、定義する必要があります。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:108
msgid "B<f_extract>"
msgstr "B<f_extract>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:109
msgid ""
"If you leave this key undefined, the generic extraction function will have "
"to extract the tag itself. It's useful for tags that can have other tags or "
"special structures in them, so that the main parser doesn't get mad. This "
"function receives a boolean that says if the tag should be removed from the "
"input stream or not."
msgstr ""
"このキーを未定義にしておくと、汎用抽出関数はタグ自体を抽出しなければなりませ"
"ん。これは、内部に別のタグがある、または特殊な構造を持つタグにとって、メイン"
"のパーサがおかしくならないですみ、役に立ちます。この関数は、入力ストリームか"
"らタグを削除するかどうかを決める、真偽値を受け付けます。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:110
msgid "B<f_translate>"
msgstr "B<f_translate>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:111
msgid ""
"This function receives the tag (in the get_string_until() format) and "
"returns the translated tag (translated attributes or all needed "
"transformations) as a single string."
msgstr ""
"この関数は、タグを (get_string_until() のフォーマットで) 受け取り、変換タグ "
"(翻訳属性や変換が必要なすべて) を単一の文字列で返します。"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:113
msgid "WORKING WITH TAGS"
msgstr "タグに対する動作"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:114
msgid "get_path()"
msgstr "get_path()"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:115
msgid ""
"This function returns the path to the current tag from the document's root, "
"in the form E<lt>htmlE<gt>E<lt>bodyE<gt>E<lt>pE<gt>."
msgstr ""
"この関数は、ドキュメントのルートからの現在のタグのパスを、"
"E<lt>htmlE<gt>E<lt>bodyE<gt>E<lt>pE<gt> の形態で返します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:116
msgid ""
"An additional array of tags (without brackets) can be passed as argument. "
"These path elements are added to the end of the current path."
msgstr ""
"タグ (括弧なし) の追加配列を引数に渡せます。要素パスは現在のパスの最後に追加"
"されます。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:117
msgid "tag_type()"
msgstr "tag_type()"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:118
msgid ""
"This function returns the index from the tag_types list that fits to the "
"next tag in the input stream, or -1 if it's at the end of the input file."
msgstr ""
"この関数は、tag_types リストから、入力ストリームの次のタグに一致するもののイ"
"ンデックスを返します。入力ファイルの最後の場合は、-1 を返します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:119
msgid "extract_tag($$)"
msgstr "extract_tag($$)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:120
msgid ""
"This function returns the next tag from the input stream without the "
"beginning and end, in an array form, to maintain the references from the "
"input file. It has two parameters: the type of the tag (as returned by "
"tag_type) and a boolean, that indicates if it should be removed from the "
"input stream."
msgstr ""
"この関数は、入力ストリームから、開始部と終了部を除いた次のタグを、入力ファイ"
"ルからの参照を管理するため配列の形で返します。パラメータは以下の二つがありま"
"す。タグのタイプ (tag_type が返す形) と入力ストリームから削除するかどうかを指"
"定する真偽値です。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:121
msgid "get_tag_name(@)"
msgstr "get_tag_name(@)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:122
msgid ""
"This function returns the name of the tag passed as an argument, in the "
"array form returned by extract_tag."
msgstr ""
"この関数は、extract_tag が返した配列を引数で受け取り、受け取ったタグの名前を"
"返します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:123
msgid "breaking_tag()"
msgstr "breaking_tag()"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:124
msgid ""
"This function returns a boolean that says if the next tag in the input "
"stream is a breaking tag or not (inline tag). It leaves the input stream "
"intact."
msgstr ""
"この関数は、入力ストリームの次のタグが、改行タグかそうでない (インラインタ"
"グ) かを真偽値で返します。入力ストリームは変化しません。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:125
msgid "treat_tag()"
msgstr "treat_tag()"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:126
msgid ""
"This function translates the next tag from the input stream. Using each tag "
"type's custom translation functions."
msgstr ""
"この関数は入力ストリームから次のタグを翻訳します。タグタイプのカスタム翻訳関"
"数ごとに使用します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:127
msgid "tag_in_list($@)"
msgstr "tag_in_list($@)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:128
msgid ""
"This function returns a string value that says if the first argument (a tag "
"hierarchy) matches any of the tags from the second argument (a list of tags "
"or tag hierarchies). If it doesn't match, it returns 0. Else, it returns the "
"matched tag's options (the characters in front of the tag) or 1 (if that tag "
"doesn't have options)."
msgstr ""
"この関数は、第一引数 (タグ階層) が第二引数 (タグのリストやタグ階層) にあるタ"
"グと一致するかどうかの文字列の値を返します。一致しない場合、0 を返します。そ"
"うでない場合、一致したタグのオプション (タグの前の文字列) か 1 (オプションが"
"ない場合) を返します。"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:129
msgid "WORKING WITH ATTRIBUTES"
msgstr "属性に対する動作"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:130
msgid "treat_attributes(@)"
msgstr "treat_attributes(@)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:131
msgid ""
"This function handles the translation of the tags' attributes. It receives "
"the tag without the beginning / end marks, and then it finds the attributes, "
"and it translates the translatable ones (specified by the module option "
"\"attributes\"). This returns a plain string with the translated tag."
msgstr ""
"この関数は、タグの属性の翻訳を扱います。/ 終了マークで始まらないタグを受けと"
"り、属性を探し、翻訳可能のもの (モジュールオプション \"attributes\" で指定さ"
"れたもの) を翻訳します。翻訳済みタグのテキストを返します。"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:132
msgid "WORKING WITH THE MODULE OPTIONS"
msgstr "モジュールオプションに対する動作"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:133
msgid "treat_options()"
msgstr "treat_options()"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:134
msgid ""
"This function fills the internal structures that contain the tags, "
"attributes and inline data with the options of the module (specified in the "
"command-line or in the initialize function)."
msgstr ""
"この関数は、内部構造をモジュールのオプションの (コマンドラインや initialize "
"関数で指定した) タグ、属性、インラインデータで満たします。"
#. type: =head2
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:135
msgid "GETTING TEXT FROM THE INPUT DOCUMENT"
msgstr "入力ドキュメントからのテキスト取得"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:136
msgid "get_string_until($%)"
msgstr "get_string_until($%)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:137
msgid ""
"This function returns an array with the lines (and references) from the "
"input document until it finds the first argument. The second argument is an "
"options hash. Value 0 means disabled (the default) and 1, enabled."
msgstr ""
"この関数は入力ドキュメントから、第一引数に指定した文字列が見つかるまで、行 "
"(とその参照) を配列で返します。第二引数は、オプションのハッシュです。値が 0 "
"は無効を表し、1 は有効を表します。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:138
msgid "The valid options are:"
msgstr "以下のオプションが有効です:"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:139
msgid "B<include>"
msgstr "B<include>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:140
msgid "This makes the returned array to contain the searched text"
msgstr "検索したテキストを含む配列を返すようになります。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:141
msgid "B<remove>"
msgstr "B<remove>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:142
msgid "This removes the returned stream from the input"
msgstr "入力から返ったストリームを削除します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:143
msgid "B<unquoted>"
msgstr "B<unquoted>"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:144
msgid "This ensures that the searched text is outside any quotes"
msgstr "検索テキストが、クォート外にあることを保証します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:145
msgid "skip_spaces(\\@)"
msgstr "skip_spaces(\\@)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:146
msgid ""
"This function receives as argument the reference to a paragraph (in the "
"format returned by get_string_until), skips his heading spaces and returns "
"them as a simple string."
msgstr ""
"この関数は引数として段落の参照 (get_string_until が返すフォーマット) を受け取"
"り、先頭の空白をスキップし、単純な文字列として返します。"
#. type: =item
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:147
msgid "join_lines(@)"
msgstr "join_lines(@)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:148
msgid ""
"This function returns a simple string with the text from the argument array "
"(discarding the references)."
msgstr ""
"この関数は、属性の配列から、テキストのシンプルな文字列を返します (参照を廃"
"棄)。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:150
msgid "This module can translate tags and attributes."
msgstr "このモジュールはタグや属性を翻訳できます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:152
msgid "DOCTYPE (ENTITIES)"
msgstr "DOCTYPE (エンティティ)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:153
msgid ""
"There is a minimal support for the translation of entities. They are "
"translated as a whole, and tags are not taken into account. Multilines "
"entities are not supported and entities are always rewrapped during the "
"translation."
msgstr ""
"エンティティの翻訳は最小限しかサポートしていません。翻訳は全体が対象となり、"
"タグは考慮しません。複数行のエンティティはサポートしておらず、翻訳中ではエン"
"ティティは常に再度折り返されます。"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:154
msgid ""
"MODIFY TAG TYPES FROM INHERITED MODULES (move the tag_types structure inside "
"the $self hash?)"
msgstr ""
"継承モジュールでのタグタイプ変更 (tag_types 構造体を $self ハッシュ内に移動?)"
#. type: textblock
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:156
msgid ""
"L<Locale::Po4a::TransTractor(3pm)|Locale::Po4a::TransTractor>, L<po4a(7)|"
"po4a.7>"
msgstr ""
"L<Locale::Po4a::TransTractor(3pm)|Locale::Po4a::TransTractor>, L<po4a(7)|"
"po4a.7>"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:158
#, no-wrap
msgid ""
" Jordi Vilalta <jvprat@xxxxxxxxx>\n"
" Nicolas François <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>\n"
"\n"
msgstr ""
" Jordi Vilalta <jvprat@xxxxxxxxx>\n"
" Nicolas François <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>\n"
"\n"
#. type: verbatim
#: lib/Locale/Po4a/Xml.pm:160
#, no-wrap
msgid ""
" Copyright (c) 2004 by Jordi Vilalta <jvprat@xxxxxxxxx>\n"
" Copyright (c) 2008-2009 by Nicolas François <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>\n"
"\n"
msgstr ""
" Copyright (c) 2004 by Jordi Vilalta <jvprat@xxxxxxxxx>\n"
" Copyright (c) 2008-2009 by Nicolas François <nicolas.francois@xxxxxxxxxxxxxxx>\n"
"\n"
#~ msgid ""
#~ "You also have the Locale::Po4a::Chooser::list() function which lists the "
#~ "available formats and exits on the value passed as argument."
#~ msgstr ""
#~ "また、有効なフォーマットの一覧し、引数で渡す値を返す Locale::Po4a::"
#~ "Chooser::list() 関数もあります。"
#~ msgid "Locale::Po4a::Debconf - convert debconf templates from/to PO files"
#~ msgstr "Locale::Po4a::Debconf - PO ファイルと debconf テンプレートの変換"
#~ msgid ""
#~ "Locale::Po4a::Debconf is a module to help the translation of the debconf "
#~ "templates into other [human] languages."
#~ msgstr ""
#~ "Locale::Po4a::Debconf は、debconf テンプレートを他の [自然] 言語へ翻訳する"
#~ "のを助けるモジュールです。"
#~ msgid "Not tested."
#~ msgstr "未テストです。"
#~ msgid ""
#~ "DO NOT USE THIS MODULE TO PRODUCE TEMPLATES. It's only good to extract "
#~ "data."
#~ msgstr ""
#~ "「テンプレートを提供するためにこのモジュールを使用しないでください」抽出用"
#~ "にのみ使用するのがよいです。"
#~ msgid ""
#~ "This module is loosely inspired from both po-debconf and debconf code. "
#~ "The adaptation for po4a was done by:"
#~ msgstr ""
#~ "このモジュールは po-debconf と debconf のコードから漠然とひらめいたもので"
#~ "す。po4a への適合は以下のメンバーが行いました。"
#~ msgid ""
#~ " Martin Quinson (mquinson#debian.org)\n"
#~ "\n"
#~ msgstr ""
#~ " Martin Quinson (mquinson#debian.org)\n"
#~ "\n"
#~ msgid "Locale::Po4a::Html - convert HTML documents from/to PO files"
#~ msgstr "Locale::Po4a::Html - PO ファイルと HTML ドキュメントの変換"
#~ msgid ""
#~ "Locale::Po4a::Html is a module to help the translation of documentation "
#~ "in the HTML format into other [human] languages."
#~ msgstr ""
#~ "Locale::Po4a::Html は、HTML フォーマットのドキュメントを他の [自然] 言語へ"
#~ "翻訳するのを助けるモジュールです。"
#~ msgid ""
#~ "Please note that this module is not distributed with the main po4a "
#~ "archive because we don't feel it mature enough for that. If you insist on "
#~ "using it anyway, check it from the CVS out."
#~ msgstr ""
#~ "このモジュールは、まだ十分成熟していないため、メインの po4a アーカイブでは"
#~ "配布していません。どうしても試したければ、CVS からチェックアウトしてくださ"
#~ "い。"
#~ msgid ""
#~ " Laurent Hausermann <laurent@xxxxxxxxxxxxxx>\n"
#~ "\n"
#~ msgstr ""
#~ " Laurent Hausermann <laurent@xxxxxxxxxxxxxx>\n"
#~ "\n"
#~ msgid "Laurent Hausermann <laurent@xxxxxxxxxxxxxx>"
#~ msgstr "Laurent Hausermann <laurent@xxxxxxxxxxxxxx>"
#~ msgid ""
#~ "Locale::Po4a::NewsDebian - convert NEWS.Debian documents from/to PO files"
#~ msgstr ""
#~ "Locale::Po4a::NewsDebian - PO ファイルと NEWS.Debian ドキュメントの変換"
#~ msgid ""
#~ "Locale::Po4a::NewsDebian is a module to help the translation of the NEWS."
#~ "Debian files into other [human] languages. Those files are where "
#~ "maintainer are supposed to write the important news about their package."
#~ msgstr ""
#~ "Locale::Po4a::NewsDebian は、NEWS.Debian ファイルを他の [自然] 言語へ翻訳"
#~ "するのを助けるモジュールです。メンテナが自分のパッケージに関する重要な"
#~ "ニュースをこのファイルに書きます。"
#~ msgid ""
#~ "A finer split of the entries may be preferable (search for /^ */, for "
#~ "example), but this version is more robust and NEWS.Debian entries are not "
#~ "supposed to change that often."
#~ msgstr ""
#~ "エントリをもっとよく分割できれば望ましいのですが (例えば /^ */ を探すな"
#~ "ど)、このバージョンはもっと頑健で、NEWS.Debian のエントリは頻繁に変わらな"
#~ "いことを想定しています。"
#~ msgid ""
#~ "This module is loosely inspired from /usr/lib/dpkg/parsechangelog/debian, "
#~ "which is:"
#~ msgstr ""
#~ "このモジュールは、以下のような /usr/lib/dpkg/parsechangelog/debian から漠"
#~ "然とひらめいたものです。"
#~ msgid ""
#~ " Copyright (C) 1996 Ian Jackson. This is free software; see the GNU\n"
#~ " General Public Licence version 2 or later for copying conditions. "
#~ "There\n"
#~ " is NO warranty.\n"
#~ "\n"
#~ msgstr ""
#~ " Copyright (C) 1996 Ian Jackson. This is free software; see the GNU\n"
#~ " General Public Licence version 2 or later for copying conditions. "
#~ "There\n"
#~ " is NO warranty.\n"
#~ "\n"
#~ msgid ""
#~ " Copyright (c) 1996 by Ian Jackson.\n"
#~ " Copyright 2005 by SPI, inc.\n"
#~ "\n"
#~ msgstr ""
#~ " Copyright (c) 1996 by Ian Jackson.\n"
#~ " Copyright 2005 by SPI, inc.\n"
#~ "\n"
#~ msgid "B<porefs>"
#~ msgstr "B<porefs>"
--
Takuma Yamada