[debian-users:10184] Re: libc6 と libc6-dev

[Masato Taruishi <taru@xxxxxxxxxxxxx>]

樽石です。

At Mon, 23 Nov 1998 15:44:38 +0900,
Ryoichi Furukawa <furukawa@xxxxxxxxxxxxxxxxxxx> wrote:

> 初めてポスト致します。どうぞ、よろしくお願いします。

よろしくお願いします。

> この現象の対処方法があるのでしたら、私も知りたいです。

えーと、この現象が先の通りだと言う証拠はまだないのですが
仮にそうだとして説明すると

まず、この問題の発生の可能性は

1. AI ムック 214 or hamm-jp official 3 CD set
   を先のメールで書いたような事を行った場合。

2. Debian 2.0 + Debian-JP package archives
   を使っていて、 Debian-JP の libc6 をインストール
   し、あとは Debian2.0 の CD-ROM を使う場合。

があげられます。(1) ですが、これは Access で CD-ROM を
選択すれば普通は local も自動的に取得するようになるはず
なのですが、もし、なんら特殊な事もしないのになったとしたら
それは、なにかしらシステム側に問題がある可能性も否めない
ことになります。ただ、少なくとも僕が AI ムックや hamm-jp
official CD set のテストをしていた時、そして今みたかぎり
は CD のディレクトリ構成等に問題があるような部分は発見
できなかったので、少なくとも再現できる手順等を示していただ
かないことにはこちらとしてもどうすることもできません。

とりあえず、状況を確認する方法は、その現象が発生する場合の
libc6 と libc6-dev のインストールバージョンと利用可能
(available)バージョン、そして、
/var/lib/dpkg/methods/disk/shvar.cdrom のファイルの
中身が必要です。

インストールバージョン等の情報は
dselect の Inst.ver と Avail.ver の列が対応します。

(2) でこの問題が発生した場合は、Debian と
Debian-JP のパッケージをなんらかの方法で
一元管理する方法をとらないことには dselect 
で libc6 の問題を回避する方法はありません。

ただ、基本的に依存関係エラー (dependency problem)
は単なる依存関係エラーであって、依存関係を解決
すれば OK です。パッケージの情報をみながら
そのパッケージの依存情報を自分で解決して適切
なパッケージを dpkg で手動でインストールすれば
解決できます。

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Masato Taruishi <taruis-m@xxxxxxxxxxxxx> | University of Electro Comunications
                <taru@debian.or.jp>      |   Department of Computer Science
                <taru@xxxxxxxxxxxxx>     |              Junior
http://www.sunicom.co.jp/~taruisma/      |      Chofu city Tokyo, JAPAN  
   Key fingerprint = 49 46 74 E1 8D D1 EB 56  8D CA 2A 20 14 9E A9 25