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[debian-users:15221] Re: cracklib issue report
佐野@浜松です。
In <14128.25290.87079.89620K@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>,
at Date: Thu, 06 May 1999 00:24:58 +0900,
mizuhara@xxxxxxxxxxxxxx writes:
> At Tue, 4 May 1999 00:21:45 +0900,
> Taketoshi Sano <xlj06203@xxxxxxxxxxx> wrote:
> > 関連する資料を探してみました。
>
> 佐野さん、詳細な解説ありがとうございます。
いえ、水原さんは既に御存知だったかもしれませんが、
users ML では他の方も御覧になっているでしょうから、
「ポリシーの紹介」と「資料 (のありか) の紹介」という意味も
含めてメールを出した次第です。# お役に立てばさいわい。
> ただ、私がまだ疑問に思っているのは、なぜ /etc/init.d/sendmail から
> /etc/rc?.d/ 以下へのシンボリックリンクが purge しないと削除されないのか、
> という点です。
>
> /etc/rc?.d/ 以下からのシンボリックリンクは実行バイナリが削除された時点で
> 意味がなくなりますし、その実体は /etc/init.d/ 以下に存在するわけですから
> 設定を残しておくという意味もないと思います。
これも水原さんは御存知だと思うのですが、「シンボリックリンク」の
存在や、その名前そのものが「設定」の一部だという見方もできます。
例えば、私は Slink に移行してから xdm のパッケージをインストールするのを
やめてしまったのですが、hamm までは xbase の一部に含まれていたので
システムに xdm コマンドも存在していました。で、標準では /etc/X11 以下の
設定ファイルで「xdm を動かすかどうか」を決めていたわけですが、私は bo で
Slackware から移行した時に「run level で xdm の On/Off を決める」という
方法に慣れていたので、自分でリンクの名前を変更して「run level 4,5 で xdm を
実行、run level 2, 3 ではコンソールログイン」という設定にしていました。
また、現在使っている例だと linux_logo は標準だと 50番台の、途中で実行される
ように指定されていますが、私は後から実行される他のスクリプトのメッセージで
スクロールアウトされてしまうのが気に入らなくて、linuxlogo の起動順を最後
(S99) に変更しています。(これは update-rc.d を使ったかも)
ということで、「/etc/rc?.d 以下のシンボリックリンク」に関しても、
やはり私は「設定ファイル」の一部だと思います。また、これらが
削除されない理由は「[debian-users:15180] conffiles」に書いたのと
同じだろうと考えています。
# 以上は、あくまで私個人の考えです。
> > # Slink になって sendmail から exim に移行する人が増えたようだと、
> > # 既に BTS に登録されていたりするかもしれません。要確認。
>
> 調べてみました。Bug #33602 で報告されていますね。
> 今年の2月22日にリリースされた 8.9.3-2 (unstable) で解決されており、
> /usr/doc/sendmail の有無で sendmail パッケージがインストールされているか
> 否かを判断するようになったようです。
あ、なるほど。その手があったか。そのほうが簡単に (/etc/init.d/sendmail を
一箇所変更するだけ) 解決できてスマートですね。
どうも情報ありがとうございました。
# パッケージ数が増えたせいで、BTS のリストも重くって
# 見るのにかなり時間がかかりますね。
# 「セクション別に分割」を提案してみるべきでしょうか ?
# もし提案するとしたらどこでしょう ? debian-www ? それとも
# とりあえず debian-devel ? (無論どちらも @lists.debian.org は前提として)
--
#わたしのおうちは浜松市、「夜のお菓子」で有名さ。
<xlj06203@xxxxxxxxxxx> : Taketoshi Sano (佐野 武俊)