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[debian-users:19554] Re: Q:gpg の使用方法



佐野@浜松です。反応が遅くなっちゃいました。

In article <87iu2hmk1q.wl@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>,
  at Fri, 3 Dec 1999 00:36:36 +0900,
   on Re: Q:gpg の使用方法,
 kitame@xxxxxxxxxxxx (Takuo KITAME / 北目 拓郎) さん writes:

> >>>>> In article <19991201193421A.xlj06203@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>,
> >>>>> "TS" == Taketoshi Sano <xlj06203@xxxxxxxxxxx> <debian-users@debian.or.jp> wrote...
> 
> TS> ちゃんと "don't ask if this is a valid one" って書いてありますね。
> 
> TS> # man gpg の日本語訳があるといいですね。どこかに無いかな ?
> 
> ja.po なら...
>  http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/2548/gnupg.html

この前ちょっと試しに slink 環境で入れてみました。

# (potato の gpg を slink にも rebuild して入れてあったり)

 gpg -h でちゃんと日本語のヘルプメッセージが出ます。こんな感じ:

gpg (GnuPG) 1.0.0
Copyright (C) 1999 Free Software Foundation, Inc.
This program comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY.
This is free software, and you are welcome to redistribute it
under certain conditions. See the file COPYING for details.

サポートしているアルゴリズム:
Cipher: 3DES, CAST5, BLOWFISH, TWOFISH
Pubkey: ELG-E, DSA, ELG
Hash: MD5, SHA1, RIPEMD160

書式: gpg [options] [files]
署名、検証、暗号化、または 復号化
デフォルトの動作は入力データに依存

コマンド:
 
 -s, --sign [file]                署名を作成
     --clearsign [file]           クリア署名を作成
 -b, --detach-sign                分離署名を作成
 -e, --encrypt                    データを暗号化
 -c, --symmetric                  暗号化には対称暗号法のみを使用
     --store                      保存のみ
 -d, --decrypt                    データを復号化 (デフォルト)
     --verify                     署名を検証
     --list-keys                  鍵の一覧
     --list-sigs                  鍵と署名の一覧
     --check-sigs                 鍵の署名を検証
     --fingerprint                鍵と指紋の一覧
     --list-secret-keys           秘密鍵の一覧
     --gen-key                    新しい鍵ペアを作成
     --delete-key                 公開鍵リングから鍵を削除
     --sign-key                   鍵に署名
     --lsign-key                  ローカルにて鍵に署名
     --edit-key                   鍵への署名または編集
     --gen-revoke                 破棄証明書を作成
     --export                     鍵を書き出す
     --send-keys                  鍵サーバに鍵を登録
     --recv-keys                  鍵サーバーから鍵を読み込む
     --import                     鍵の読み込み/マージ
     --list-packets               パケット列のみの一覧
     --export-ownertrust          所有者を信用した値を書き出す
     --import-ownertrust          所有者を信用した値を読み込む
     --update-trustdb             信用データベースを更新
     --check-trustdb [NAMES]      信用データベースをチェック
     --fix-trustdb                壊れた信用データベースを修復
     --dearmor                    ファイルまたは標準入力の装甲除去
     --enarmor                    ファイルまたは標準入力の装甲化
     --print-md algo [files]      メッセージ要約を出力

オプション:
 
 -a, --armor                      アスキー形式の装甲を生成
 -r, --recipient NAME             NAME 用に暗号化
     --default-recipient NAME     デフォルトの受信者として NAME を用いる
     --default-recipient-self     デフォルトの受信者としてデフォルトの鍵を用いる
 -u, --local-user                 署名や復号に この user-id を用いる
 -z N                             圧縮レベルを N に設定する (0 は非圧縮)
     --textmode                   標準テキストモードを用いる
 -o, --output                     出力ファイルとして用いる
 -v, --verbose                    冗長
 -q, --quiet                      やや静か
     --no-tty                     端末を使用しない
     --force-v3-sigs              強制的に v3 署名する
     --force-mdc                  暗号化には常に MDC を使用
 -n, --dry-run                    全ての変更を用いない
     --batch                      バッチモード: 問い合わせを行わない
     --yes                        全ての質問に yes と見なす
     --no                         全ての質問に no と見なす
     --keyring                    鍵リングの一覧に この鍵を加える
     --secret-keyring             一覧に この秘密鍵リングを加える
     --default-key NAME           デフォルトの秘密鍵として NAME を用いる
     --keyserver HOST             鍵の検索に この鍵サーバを用いる
     --charset NAME               端末の文字コードを NAME に設定する
     --options                    ファイルからオプションを読み込む
     --debug                      デバッグフラグをセットする
     --debug-all                  全てのデバッグを有効にする
     --status-fd FD               この FD に状態を書き出す
     --no-comment                 コメントパケットを書き出さない
     --completes-needed           (デフォルトは 1)
     --marginals-needed           (デフォルトは 3)
     --load-extension FILE        拡張モジュール FILE を読みこむ
     --rfc1991                    RFC1991 に記述されたモードを用いる
     --openpgp                    全てのパケットと暗号と署名のオプションを OpenPGP の振る舞いに設定
     --s2k-mode N                 パスフレーズモード N を用いる
     --s2k-digest-algo NAME       パスフレーズにメッセージ要約アルゴリズム NAME を用いる
     --s2k-cipher-algo NAME       パスフレーズに暗号アルゴリズム NAME を用いる
     --cipher-algo NAME           暗号アルゴリズム NAME を用いる
     --digest-algo NAME           メッセージ要約アルゴリズム NAME を用いる
     --compress-algo NAME         圧縮アルゴリズム NAME を用いる
     --throw-keyid                暗号パケットの鍵 ID フィールドを送出する
 -N, --notation-data NAME=VALUE   この注釈データを用いる

例:

 -se -r Bob [file]          ユーザ Bob への署名と暗号化
 --clearsign [file]         クリア署名を生成
 --detach-sign [file]       分離署名を生成
 --list-keys [names]        鍵を表示
 --fingerprint [names]      指紋を表示

バグを見つけたら <gnupg-bugs@xxxxxxx> までレポートを送って下さい。

# 慣れるまでは、なかなか便利かもしれない。

情報提供、どうもありがとうございました。

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     # (わたしのおうちは浜松市、「夜のお菓子」で有名さ。)
    <xlj06203@xxxxxxxxxxx> : Taketoshi Sano (佐野 武俊)