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[debian-users:26016] Re: Samba over subnet
Naoto Shimazaki さん
こんにちは。
ご説明ありがとうございます。
> > +--------+ +---------+
> > | Mucho | | Linux1 |
> > +----+---+192.168.1.1 +----+----+ 192.168.1.12
> > | |
> > -------+------+----------------+-----------+------- 192.168.1.0/24
> > | |
> > +----+----+192.168.1.16 +-----+-----+192.168.1.3
> > | Linux2 | | YAMAHA |
> > +----+----+192.168.122.201 +-----------+
> > |
> > ------+-------+---------------------- 192.168.122.0/24
> > |
> > +---+---+192.168.122.101
> > | Win95 |
> > +-------+
> 上記 192.168.1.0/24 に接続するノードは何であれリダイレクトに
> 頼るルーティングを行うことは好ましくありません。
> つまり、Mucho, Linux1, YAMAHA の経路表には 192.168.122.0/24 への
> ゲートウェイが 192.168.1.16 であることが書かれているべきです。
まず、192.168.1.0/24上には、他にもWin95,98などがたくさんつながっていま
す。これらのルーティングテーブルは、どうすればよいのでしょうか? 通常
DHCPから渡されるのは、Default Routeだけではないのでしょうか? 詳細のル
ーティングを渡す方法があれば、教えていただきたいのですが。…
また、確かにリダイレクトにMuchoなりを経由するのは無駄なようですが、これ
は最初のパケットだけであり、ルートが解決した後は、直に192.168.1.16に行き
ますから、さほどの問題にはならないと思います。逆に、ルートやIPを変更し
た場合に、即座に変更が反映され、ネットワーク全体の管理を考えると、そのほ
うが良いと判断しています。
ちなみに、次のTracerouteの結果を見ていただければわかりますが、一度目は、
YAMAHAを経由していますが、二度目は直接Linux2に行っているのがわかります。
(YAMAHAをDefaultGatewayとした場合の結果です)
debian:/# traceroute 192.168.122.201
traceroute to 192.168.122.201 (192.168.122.201), 30 hops max, 40 byte
packets
1 yamaha.tmoco.jp (192.168.1.3) 1.853 ms 1.213 ms 1.191 ms
2 192.168.122.201 (192.168.122.201) 1.513ms 0.165 ms 0.159 ms
Debian:/# traceroute 192.168.122.201
traceroute to 192.168.122.201 (192.168.122.201), 30 hops max, 40 byte
packets
1 192.168.122.201 (192.168.122.201) 0.22 ms 0.17 ms 0.159 ms
> YAMAHA には適切な経路が設定してあって、YAMAHA から Linux1 に
> リダイレクトが出ている、もしくは黙って YAMAHA から Linux2 に
> パケットが転送されているのではありませんか?
説明の仕方が悪かったようです。YAMAHAをDefault Gatewayに変更し、Linux1上
で、
route add default gw 192.168.1.3 metric 2
を実行するように、/etc/network/interfaces を書き換えます。
YAMAHAのrouteは、次のとおりです。
ip route default gateway 192.168.1.1 metric 2
ip route 192.168.160.0/24 gateway 192.168.1.2 metric 3
ip route 192.168.166.0/24 gateway 192.168.1.2 metric 3
ip route 192.168.122.0/24 gateway 192.168.1.16 metric 2
こうしてやると、192.168.122.201宛てのパケットは、YAMAHAから192.168.1.16
へ渡され、上記のtracerouteの結果のようになります。ですから、当然YAMAHAか
らLinux2にパケットは転送されます。
問題となっているのは、MuchoをDefault Gatewayとし、Linux1上で、
route add default gw 192.168.1.1 metric 2
を実行するように、/etc/network.interfaces を書き変えます。
Muchoのrouteは、次のとおりです。
default HSD 15 50
1:192.168.122.0 255.255.255.0 (192.168.122.0) 192.168.1.16 2 50
2:192.168.160.0 255.255.255.0 (192.168.160.0) 192.168.1.2 2 50
3:192.168.166.0 255.255.255.0 (192.168.166.0) 192.168.1.2 2 50
このときの、Linux1からのtracerouteの結果が下記です。
debian:/# traceroute 192.168.122.201
traceroute to 192.168.122.201 (192.168.122.201), 30 hops max, 40 byte
packets
1 mucho.tmo.co.jp (192.168.1.1) 4.229 ms 2.28 ms 2.299 ms
2 192.168.122.201 (192.168.122.201) 6.478 ms 3.142 ms 4.535 ms
debian:/# traceroute 192.168.122.201
traceroute to 192.168.122.201 (192.168.122.201), 30 hops max, 40 byte
packets
1 192.168.122.201 (192.168.122.201) 0.221 ms 0.179 ms 0.153 ms
> Linux1 起動直後と、Traceroute で 192.168.122.201 へ到達できた
> 直後の経路表を比べてみて下さい。192.168.122.201 へのホストルートが
> 追加されていれば、YAMAHA からリダイレクトが出ています。
route -v のことでしょうか? これには追加されないと思います。
route -C で確認すると、当然
192.168.1.16 が 192.168.122.201 への中継点として表示されます。
> YAMAHA の経路表を確認して下さい。192.168.122.0/24 への経路が
> 書かれているはずです。
上にも述べましたように、YAMAHA, Mucho双方のケースにおいて、経路は明確に
書いています。
> Mucho で時間がかかる理由は依然不明ですが、そもそも、
> Linux1 から Mucho や YAMAHA を経由すること自体 Linux1 の
> 経路表設定が好ましくないと理解して下さい。
経由という意味が良くわかりませんが、最初に書きましたように、Default
GatewayがSubnet内のすべてのルーティングを掌握することはいけないことなん
でしょうか?現実的に、数十台、多い場合は百台以上端末すべてにrouteを設定
するほうが、非現実的であると思うのですが。
いかがでしょうか?
野村
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