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[debian-users:47672] Re: xkbの設定をコンソールに合わせるには
長南です。
梶川さんのメールより [debian-users:47667]
>
> ~/.Xmodmapに以下の記述をし、
>
> clear control
> keycode 130 = F1
> keycode 126 = Control_L
> add control = Control_L
>
> 設定したとおりのkeysymがxevで表示されるのは確認できました。
> しかし、apple+control+F1は効きません。
>
> もちろんappleはAlt_Lになっています。
一筋縄ではいきませんね。私は Mac ユーザではないので、試したくても
試せませんし、ろくな考えも浮かばないのですが、以下のようなことを
調べてみたらどうでしょうか。
1) Control-Alt-F1 以外のキーの組合せも試してみる(たとえば、
Control-C とか、Emacs の M-q とか、その他思いつくものを)。
それで、どのキーがうまく働いていないか、特定できないでしょうか。
# もっとも、xev で正しい keysym が表示されるのなら、意味が
# ないような気もしますけれど。
# Control、Alt、Fn がそれぞれ単独(ってことはないか)または
# ほかの組合せできちんと働くとすると、Control-Alt-Fn の
# 組合せを X server が何故か認識しないということになりそう
# ですが、どうしてなんだろう。
2) XkbdDisable を有効にした場合と、無効にした場合とで、keycode と
keysym の組合せが、どんなふうに違うかを確認する。
3) XF86Config-4 で「Option "XkbModel" "macintosh_old"」
とのことでした。釈迦に説法でしょうが、Machintosh のキーボード
にもいろいろあるんでしょう。ほかのモデルを試してみたら。
4) まさかとは思いますが、Control-Alt-Fn が無効になっていないか。
XF86Config(-4) で "DontVTSwitch というオプションを使うと、
Control-Alt-Fn が使えなくなるそうです(man XF86Config-4 かな)。
5) これもまさかですが、そもそも仮想端末(と言うんでしたっけ)が
使用できないようになっていないか。/etc/inittab を見るか、
ps ax をやってみれば、わかると思います。コンソールから
Alt-Fn でもよいでしょうし。
6) xmodmap -pm で現在の modifier map がどうなっているか調べる。
たとえば、私のところでは次のようになります(Default 状態)。
$ xmodmap -pm
xmodmap: up to 2 keys per modifier, (keycodes in parentheses):
shift Shift_L (0x32), Shift_R (0x3e)
lock Caps_Lock (0x42)
control Control_L (0x25), Control_R (0x6d)
mod1 Alt_L (0x40), Alt_R (0x71)
mod2 Num_Lock (0x4d)
mod3
mod4
mod5 Scroll_Lock (0x4e)
参考にはならないでしょうが、おまけです。
当方ではこんなふうにしたところ、左 Shift と左 Control がたしかに
入れ換わりました。ただし、gdm のログイン画面では、まだ Shift は
Shift、Control は Control のままです。考えてみれば、~/.Xmodmap
をまだ読んでいないのですから、当り前ですね。
$ cat .Xmodmap
clear Control
clear Shift
keycode 37 = Shift_L
keycode 50 = Control_L
add shift = Shift_L Shift_R
add control = Control_L Control_R
--
長南洋一