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[debian-users:54011] Re: USB接続のHDDなどのパーミッションが変更できない



楠根です。

(2010/03/27 21:14), Adachi Junichi さんは書きました:
> sambaには
> map archive
> というパラメータがあって、

ありますが、これは、
 FAT 系 filesystem に存在する属性情報を UNIX 系 filesystem の属性フラグに保存する
という機能ですね。

安達さんが要求している機能はこれとは逆の、
 UNIX 系 filesystem に存在する属性情報を FAT 系 filesystem の属性フラグに保存する
という動作ではないでしょうか?

また、前者は Linux 等で(Samba を用いて)「提供する」サーバ側機能の設定であって、
自ホスト上で利用するための動作ではありませんよね。
もちろん自ホスト上の Samba へ SMB を使って接続することは可能ですが、
上記の設定を用いてできることは FAT 系属性の操作であり、実行属性は関係ありませんね。

> でもローカルなファイルシステムのvfatマウントでは
> 別のところに設定があるようなのですが、
> その場所がわからないでいます。

「別のところに設定がある」という情報がどこかから得られたのですか?
私は聞いたことがないです。比較的簡単に実装できそうなのであり得る話ではありますが。

また、map archive の機能とご所望の機能は前述の通りそもそも逆の動作なので、
「Samba では smb.conf で設定するがローカルなファイルシステムのvfatマウントでは云々」
という話ではないように思います。もう一度よく考えて下さい。

ちなみに、FAT 系 filesystem の mount では showexec という option が利用できます。
ファイル名により実行属性を決定する動作となりますが、
恐らく変換規則はご希望の動作要件を満たすものではないように思います。


他 OS でどう見えるか等気にしないのであれば、
vfat でなく ext3 等で format すればよいと思います。
他 OS で全く読めないのが困るのであれば、umsdos という手もありますね。
LFN の扱いは VFAT と互換性はないのでファイル名はかわってしまいますが。
# VFAT 実装時に、umsdos と統合すればいいのに…と思った記憶があります。
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Takeshi Kusune <kusune@xxxxxxxxxxxxxx>