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[debian-users:57783] Re: CLI (Xwindowなし) で日本語のかな入力



佐藤です。

先ほど確かめてみたところ、下に書いたことが不正確だったことに気づきました。

vimを明示的にインストールする前には、/usr/bin/viは/etc/alternatives/viを
経由して/usr/bin/vim.tinyにリンクされていました。この時点では/usr/bin/
vimはまだ存在しません。

apt-get install vim

の操作を行うと、実際にはvim.basicというプログラムがインストールされると
ともに、/usr/bin/vimが出現し、これと/usr/bin/viはどちらも (/etc/
alternatives/viやvimを経由して) /usr/bin/vim.basicにリンクされるようにな
っていました。vimだけではなくviとして起動しても、日本語変換が正常に行え
るようになっています。

機能の違いは、プログラム本体のvim.tinyとvim.basicの違いによるものなので
しょう。


ということで、訂正させてください。



>佐藤です。
>
>この点はちょっとわかりにくいのですが、vimもviもプログラムの実体は同じで、
>ただどの名前で呼び出されたかによって挙動が変化するようになっています。
>
>実際、
>
>ls -al /etc/alternatives/v*
>
>を実行してみると、viもvimも/usr/bin/vim.basicにリンクされていることがわ
>かります。
>
>おそらく、明示的に
>
>apt-get install vim
>
>でインストール操作をしないと、上記のようなリンクが作成されず、vim自体の
>機能が制限されたまま、従来のviとして動作するということなのではないかと思
>います(わざわざ制限する必要があるのかどうかはよくわかりませんが)。
>
>それで、上記のインストール操作を行ってから、viとしてではなく、明示的に
>
>vim
>
>として起動して、日本語入力を試してみてください。ついでですが、このvimの
>バージョンは7.4.576と表示されました。