[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]
Re: develnews #3 (2/6) 翻訳
小林です。
From: "ishii kazuo"
Subject: develnews #3 (2/6) 翻訳
Date: Mon, 31 Dec 2007 13:20:42 +0900
> 石井一夫です。 #3の担当分をお送りします。
> よろしくお願いします。
お疲れ様です。
> 6. Fonts review updatesについて、希望者がいなければ
> やっておきます。月曜日にでも出します。
ありがとうございます。
> Mark easy bugs to let new contributors help you
> -----------------------------------------------
> 新しい貢献者が、あなたを助けられるよう、易しいバグをマークしよう
> -----------------------------------------------
これはよく言われることなのですが、you をそのまま「あなた」と訳すと不自
然な日本語になりがちです (他にも、ユーザを対象とした文での users など
もそうかもしれません)。完全に無視するか主語を変えて訳すかは場合によっ
て異なるのですが、今回は例えばこんな感じはどうでしょうか?
新しい貢献者に助けてもらえるよう、易しいバグをマークしよう
また、この後でも同様ですが、「新しい」は「新参の」「新入りの」「新人の」
でもいいかもしれません。これは好みなのでお任せします。;-)
> Lucas Nussbaum discussed in his blog how Debian could be more friendly
> towards new contributors[3]. He also created a new wiki page[4]:
> http://wiki.debian.org/HelpDebian/Start
> Lucas
> Nussbaumは、彼のブログで、Debianプロジェクトが、新しい貢献者に、いかにより親切になれるかについて議論しました[3]。彼はまた、このために新しいwikiページも作りました[4]。
> http://wiki.debian.org/HelpDebian/Start
翻訳自体には指摘すべき点はまったくないのですが、
細かな点をいくつか述べてみます。
* これは習慣なのでそのうち慣れてくると思いますが、
英単語の前後にスペースを入れるのをお忘れなく。;-)
* URL 参照「[3]」の大括弧が全角になってしまっているようです。
* 最初の文は読点を入れすぎではないでしょうか。
極端な話、
「彼のブログで」の後の読点以外は取ってしまっても問題ないと思います。;-)
> Another important point in his proposal is to mark easy bugs with a
> special tag so that new contributors can do real and useful work that
> gets quickly integrated. See the explanation on this page:
> http://wiki.debian.org/qa.debian.org/GiftTag
> -- Raphaël Hertzog
> [3] http://www.lucas-nussbaum.net/blog/?p=268
> [4] http://www.lucas-nussbaum.net/blog/?p=269
> 彼の提案のもう一つの重要な点は、新しい貢献者が本当に有用な仕事ができ、素早く総合化されるよう、易しいバグを特別なタグでマークすることです。このページ上の説明を見てください。
> http://wiki.debian.org/qa.debian.org/GiftTag
> -Raphaël Hertzog
> [3]http://www.lucas-nussbaum.net/blog/?p=268
> [4] http://www.lucas-nussbaum.net/blog/?p=269
特に書かれているわけではありませんが、
so that 以降に書かれているマーキングの背景はこんなところでないでしょうか。
* やるべき作業、潰すべきバグが山のようにあることは、
バグ報告システムを見れば分かる。
バグ報告システムには、バグの大まかな重要度も示されている。
しかし、新たに貢献を始めたいという人には、
どれが簡単で重要なのか分かりにくい。
* 新たに貢献を始めたいというモチベーションのある人には、とりあえず、
すぐにその結果が Debian のシステムに取り込まれる (gets integrated) ような
簡単で重要なものをやってもらうと、
さらにモチベーションを上げて他の作業へと足を進めてもらえるはずだ。
(real には (おそらく本来の意味が転じてだと思いますが)
「本質的」「重要」というような意味もあるようです。)
ということで、so that 以降の訳の案としては:
すぐに取り込まれる重要で有用な作業を新しい貢献者ができるよう
あと、on の訳だと思いますが、「ページ上の」の「上」は取り除くか「内」
に変えたほうが日本語としては自然かもしれません。
--
|: Noritada KOBAYASHI
|: Dept. of General Systems Studies,
|: Graduate School of Arts and Sciences, Univ. of Tokyo
|: E-mail: nori1@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx (preferable)
|: nori@xxxxxxxxxxxxxxxxxxx
|: Key fingerprint = AB26 9533 81DA 997B 3C06 4380 19BB ADA0 695C 9F53