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[debian-users:05348] Re: What you expect is not always what you get. (was Re: about SCSI HDD)
いはら@くらしき作陽大学です。
Ken Nakagaki <kenn@xxxxxxxxxxxxxxxxx>さんの書き込み、中々考え
させられました。
> jr5pdx@debian.or.jp says:
> = 全てのリソースは、freeであると同時にabsolutely no warrantyです。
この表示「absolutely no warranty」というのは、実にアメリカ社会的ですよ
ね。アメリカのようにすぐに訴訟に持ち込まれて大変な目に会う社会では
絶対に必要な言辞だと思います。
> というか、DebianのCD-ROMの場合、提供されるのは「ソフトウェア
> 商品」ではなくて、「ソフトウェアをAs Is で焼き込むサービス」
> ですよね。これはUUやLJの付録だろうと、Laser5やHypercoreの商
> 品だろうと基本的に同じでしょう。
ここは、とても難しい所だと思います。店頭に並んで、何らかの利潤を
追求しているものである限り、「ソフトウェア商品」になっちゃうんじ
ゃないでしょうか?その商品を購買者がどういうつもりで買うかまでは
「知ったこっちゃ無い」でいいと思いますが、例えば、Laser5のLJの付
録と単独商品では値段が違うわけです(かなり)。おそらく、マニュア
ルやパッケージがくってると思うんですが、それにしても高い。購買者
が、こちらのほうが新しくって、安心して使えると期待するのは、そん
なに過剰期待だとは思わないんですが、どうでしょう?日本の場合、期
待に反したからといって訴訟なんてせちがらいことする人はほとんどい
ないという実状と、この実に親切なMLの存在とを考慮すると、私の場合
ちょっと首を傾げたくなるところがあります。
> 「自分が何を買おうとしているのか」つまり、自分がどういったも
> のに対して対価を支払おうとしているのか、お金を出す代わりに何
> を手に入れようとしているのかを自分自身でちゃんと理解せずに、
> 消費行動に走ると言うのが根本的な問題ですよね。
かしこい消費者たれ!というのは、理屈では分かるんですが、どうも
消費に関してそんなに賢くなれない(賢くあろうとすると買えないよ
ーな気もします)と思います。ソフトウェアパッケージの場合、特に
中身が分からないし難しいですよね。
> そういう意味では、DebianのCD-ROMは、InfomagicのCD-ROMのタイ
> トルとしてよく書いてあるように``Developer's resources''だと
> 私は思っています。この点、同じ「Linux」の「CD-ROM」だからと
> いって、RedHatやTurbo とは全くコンセプトが違うものだと理解す
> るべきでしょう。
TurboLinuxは、ちょっと参りました。びんぼー人の戯言かもしれませ
んが。
> = 強制はされませんが、できる人が、できることを、できるだけやったら
> = いいんじゃないでしょうか?
> = そういう意味で、人が増えるのはよいことだと思います。
>
> しかし、「人が増える」のと、「底上げがなされる」「層が厚くな
> る」というのとはまた別の話だといえます。この点を見過ごすと、
> 「『拡大』するも『発展』無し」ということになります。
私は、Linuxを使う人が所謂Developerに限定されるとか、古い言い方で
は、PowerUserに限定されるべきだとは思わないんですが....色々な使
い手がいる方がいいと思うのですが。そういう意味で、使う人が増える
という「限定」のついていない言い方のほうが好きです。
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