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[debian-users:10164] Re: libc6 と libc6-dev
むつみです。
Ryoichi Furukawa <furukawa@xxxxxxxxxxxxxxxxxxx> さんは
Subject: [debian-users:10159] libc6 と libc6-dev
Message-ID: <3659045E350.26DAFURUKAWA@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
において言いました
>> こんにちは。古川です。
>>
>> 初めてポスト致します。どうぞ、よろしくお願いします。
>> 樽石さんの書かれた、
>>
>> > 1) install 時に hamm-jp の wcsmbs パッチ付の libc6 をインストールする。
>> > 2) install 後、 Access で local(hamm-jp) を指定しない。
>> > 3) ここで、 libc6-dev をインストールしようとするとこの libc6-dev は
>> > 本家側の libc6 に依存するが、その情報は availavle でないので
>> > 依存関係エラーとなる。
>>
>> に似ていると思います。「availavleでない」の意味が分からないので、
>> 本当に同じ現象かどうか分かりません。でも、初心者ながら、「競合」と
>> いうよりは、「依存関係エラー」というほうが正しいような気がします。
依存関係のエラーは依存関係のエラーなんですが、その起った原因は、
操作ミスです。パッケージングの問題ではありませんし、CD-ROM の問題でも
ありません。
#まあ、それを誘発する原因が CD-ROM 側にあるのかもしれないけど、そこま
#では確認してません。
樽石さんの書いたことを補足すると、
0) Hamm JP には libc6 の wcsmbs まわりを拡張したのも
(libc6_2.0.7t-1.wcsmbs.4.1.deb) が含まれている。
1) で、これをインストールしたとする。
2) dselect でインストールもとを選択する時、local の指定をしなかったと
する。すると、Hamm JP のある場所は dselect から見えなくなる(Hamm JP
はなかったことになる)つなり、Hamm JP に含まれていたパッケージは
availavle (←読んで字のごとくな意味です。わからなければ辞書ぐらい引
きましょう ;-)じゃない状態になります。
3) この状態で、libc6-dev をインストールしようとする。すると、(Hamm JP
のものではなく)本家の方の libc6-dev が選択されることになる。このパッ
ケージは、Depends: libc6 (=2.0.7t-1) であるが、既に、この時点で
Hamm JP から libc6_2.0.7t-1.wcsmbs.4.1 がインストールされており、
dselect の中では、どうやっても、この条件を満たすことができなくなる。
ってことです。
要するに、Hamm JP から libc6 を入れたのであれば、Hamm JP から
libc6-dev を入れなきゃダメ。同様に、本家から libc6 を入れてある状態な
ら、本家の方から libc6-dev を入れなきゃダメだってことです。
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From Nagoya
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