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[debian-users:19617] Re: boot-floppies について



In message <000801bf486f$17d0e8c0$a228bfd2@xxxxxxxxxxxxxxx>
on Fri, Dec 17, 1999 at 06:14:22PM +0900
you Hiroyuki Terada <buaax100@xxxxxxxxxxxxxxxx> wrote:
 |僕の作りたいディスクはインストールしたあ
 |とで、カーネルの再構築などをしたあとにLinuxを起動するためのディスクを作る方
 |法です。

 それは他にもフォローがあるかと思うので、別の方法を示します。

 単に、FDから起動したいというのであれば、カーネルをFDに置くのでは
なく、FDにはLILOをインストールして、HDD上にあるカーネルをブートす
るという方法はどうでしょう?これならFDを読む時間は一瞬なので遅いと
嘆くことはないでしょう。

 具体的には、FDをext2形式でファイルシステムを作り、/mntにマウント
します。

    # superformat /dev/fd0 hd
    # mke2fs -c /dev/fd0
    # moount -t ext2 /dev/fd0 /mnt

 次に、FDに以下の内容のlilo.confファイルを作ります(ルートパティ
ションはSCSIの最初のデバイスの最初のパーティションと仮定します)。

    boot=/dev/fd0
    root=/dev/sda1
    install=/boot/boot.b
    map=/boot/map
    vga=normal
    delay=20

    image=/vmlinuz
            label=Linux
            read-only

 各行頭に空白は入れないで下さいね;-)。

 それから、LILOをFDにインストールします。

    # lilo -C /mnt/lilo.conf
    # sync

 以上でおしまいです。あとは、FDを入れてリブートして下さい。

 ついでに、カーネルをFDにコピーして、FDのlilo.confに次の内容を入
れてからliloをFDにインストールすれば、HDD上のカーネルとFD上のカー
ネルを切替えて使うことができます。

    image=/mnt/vmlinuz.fd
            label=Linux.fd
            read-only

 参考になれば。


川藤