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[debian-users:28379] Re: 赤外線通信について
- From: knok@xxxxxxxxxxxxx (NOKUBI Takatsugu)
- Subject: [debian-users:28379] Re: 赤外線通信について
- Date: Tue, 15 May 2001 09:59:22 +0900
- X-authentication-warning: ns1.eal.or.jp: Host puti.eal.or.jp [211.7.33.2] claimed to be puti
- X-ml-info: If you have a question, send e-mail with the body "help" (without quotes) to the address debian-users-ctl@debian.or.jp; help=<mailto:debian-users-ctl@debian.or.jp?body=help>
- X-ml-name: debian-users
- X-mlserver: fml [fml 3.0pl#17]; post only (only members can post)
- Message-id: <200105150059.JAA26467@xxxxxxxxxxxxx>
- X-mail-count: 28379
- X-mailer: mnews [version 1.22] 1999-12/19(Sun)
<002101c0dc8b$6e874ea0$9afaa8c0@takanori>の記事において
murakawa@xxxxxxxxxxxxxさんは書きました。
>> 私は今、Cのプログラムを作成し、LinuxとポケットPCで
>> 赤外線通信し、データのやり取りを行おうとしています。
ポケットPCはいわゆる Windows CE マシンでしょうか? 以下そうだと仮定し
て...
Windows CE では IrDA による赤外線通信をサポートしています。おそらく
murakawa さんが利用しているのも、その機能でしょう。これは、IrCOMM と呼
ばれるプロトコルを用いています。
>> 赤外線通信用ポートは、シリアルポートに接続し
>> 使用することで、赤外線通信用ポートに変換することのできる
>> コネクタを使用しています。
>> 要するに赤外線通信が、シリアルポートを使用して
>> できるというものです。
>>
>> これを使用すれば、シリアルポートを通常どおりオープンし、
>> 読み込み、書込みをするだけで赤外線通信が可能だと聞きました。
これはあまり正確な記述ではありません。正確には、IrDA の物理層(IrPHY)
が利用可能になるだけです。確かに同じ赤外線通信用コネクタ(IrDA dongle
と呼ばれます)同士で通信すれば、その接続先の serial port を利用して通常
の serial port と同じように扱うことができるのですが、IrCOMM による通信
を行なうためには、もっと何層もの protocol layer を処理する必要がありま
す。
Linux では IrCOMM を含んだ IrDA のかなりの protocol を support して
いるので、それらを組み込めばポケット PC との通信が行なえるようになるで
しょう。
詳細は、http://mobilix.org/ にある Infrared HOWTO や irda-common
package に附属のドキュメントなどを参考にしてみて下さい。それらを読んで
みてわからないことがあれば、また質問してみて下さい。
--
野首 貴嗣
E-mail: knok@xxxxxxxxxxxxx