[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]
[debian-users:38732] Re: can't read Japanese on cd-rom
すがのです。
At Mon, 10 Nov 2003 02:21:19 +0900,
Akira Kitada wrote:
> > > ls /cdrom | nkf -e
> > >
> > > としてみると一部間違った日本語になっていますが
-snip-
> "システムコール"というファイル名が
> "システムビール"と表示されたりしてます。
> "システム", "ール"自体はあっているというわけです。
UNIXは小文字を好む文化ですので、パソコン文化にありがちな大文字ばかりの
ファイルネームを嫌います。
そういうわけで、パソコン文化にあったものをUNIXで読めるようにするソフト
ウェアは、大文字も小文字として変換してしまうことがままあるようです。
で、man mountを見てみると、
map=n[ormal] / map=o[ff] / map=a[corn]
Rock Ridge 拡張がされていないボリュームに対して normal が
指定されると、ファイル名の大文字が小文字の ASCII にマップ
され、最後の `;1' は削除され、`;' はすべて `.' に変換され
る。 map=off が指定されると、ファイル名の変換は行わない。
norock を 見 よ。 デ フォルトは map=normal。 map=acorn は
map=normal と似ているが、Acorn 拡張があればそれを適 用 す
る。
なんてのが書いてあります。
カタカナの「コ」はSJISでは\203Rなわけですが、これが小文字変換されると
\203rになってしまうわけです。
\203rはカタカナの「ビ」ですので、「システムコール」が「システムビール」
になるわけですね。
同様の現象は lha for UNIX でもありました。
SJISのファイル名がアーカイブ中に存在すると、小文字変換されて文字がおか
しくなって悩みましたねえ。
「インストール」が「ツンベトール」になったりして、少々笑いましたが。
--
狐志庵
Sugano Yoshihisa(E) <mailto:koshian@xxxxxxxxxxx>
Website: <http://www.misao.gr.jp/~koshian/>
PGP fingerprint [6367 2352 3995 214E B954 A1FE 33D9 C918 606F 7C15]