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[debian-users:38753] Re: can't read Japanese on cd-rom
北田です。
On Mon, Nov 10, 2003 at 07:43:30PM +0900, Sugano Yoshihisa wrote:
> UNIXは小文字を好む文化ですので、パソコン文化にありがちな大文字ばかりの
> ファイルネームを嫌います。
>
> そういうわけで、パソコン文化にあったものをUNIXで読めるようにするソフト
> ウェアは、大文字も小文字として変換してしまうことがままあるようです。
>
> で、man mountを見てみると、
>
> map=n[ormal] / map=o[ff] / map=a[corn]
> Rock Ridge 拡張がされていないボリュームに対して normal が
> 指定されると、ファイル名の大文字が小文字の ASCII にマップ
> され、最後の `;1' は削除され、`;' はすべて `.' に変換され
> る。 map=off が指定されると、ファイル名の変換は行わない。
> norock を 見 よ。 デ フォルトは map=normal。 map=acorn は
> map=normal と似ているが、Acorn 拡張があればそれを適 用 す
> る。
>
> なんてのが書いてあります。
>
> カタカナの「コ」はSJISでは\203Rなわけですが、これが小文字変換されると
> \203rになってしまうわけです。
> \203rはカタカナの「ビ」ですので、「システムコール」が「システムビール」
> になるわけですね。
>
> 同様の現象は lha for UNIX でもありました。
> SJISのファイル名がアーカイブ中に存在すると、小文字変換されて文字がおか
> しくなって悩みましたねえ。
> 「インストール」が「ツンベトール」になったりして、少々笑いましたが。
>
なるほど、勉強になりました。
しかし、そうなるとvfatでwindowsの領域をマウントする際には
全くそのような現象が起きないということに疑問がでてきます。
すがのさんがおっしゃられていることは
「パソコン文化にあったものをUNIXで読めるようにするソフト」 ,
つまり、ここではnkfに限ったお話しということでしょうか。
mount -t iso9660 -o iocharset=euc-jp,codepage=932 /dev/hdc /cdrom
と指定してもeucに変換されないというのはどうも納得がいきません。
マウントした時点ですがのさんがおっしゃられているような現象が起きれば
まだ気が済むのですが。