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[debian-users:56114] Re: GPLライセンスなソフトウェアの出力結果はGPLで保護される?
mejikoです。返信有難う御座います。また、誤解を招くような表現をしてしまい
申し訳ありませんでした。
2012-05-03 (木) の 14:35 +0900 に Munesato Nakada さんは書きました:
> > ・printf関数やInclude文、main関数(たとえば「printf("HelloWorld");」、
> > 「int main(void)」「#include <stdio.h>」など)など、「GPLなソフトウェア
> > のソースコードそのもの」が出力に含めば、GPLの保護下に置かれる。
>
> 例示された内容があまり適切でないのかもしれませんが、
> 特定のライセンスで保護されたソフトウェアの中から、ある一行だけを
> 抜き出して「ソフトウェアの表現」という観点で、同一性を主張できるかは
> 微妙だ、と個人的には思います。
> 一連の処理の流れに独自性が認められることが必要だと思います。
アドバイスありがとうございます。
もしかしたらあまりこの意味を理解していないのかもしれませんが………。
単なる一行だけならまだしも、bisonのように本体の本質部であるパーサーまる
ごとコピーして出力しているようなら、出力されたものに対して「出力したもの
はbisonの二次的著作物だから、GPLを適用しなさい」と言えます。(最近のバー
ジョンでは例外事項付きなので問題はないが)
さすがに「printf("HelloWorld");」「int main(void)」という一文だけを見て
同一性や独立性を主張できるかというは微妙ですね。そもそもプログラミング言
語そのものや、ありふれた表現とみなされるものは著作権上の保護下におかれま
せんし。(日本では)
私がGPLのFAQを読む限りでは、そのソフトウェアを構成する本質部にあたる
「ソースコード」そのものが出力にコピーされた時のみ、GPLの保護下に置かれ
ると見えますが……。
つまりこのケースだと、printfで出力される「HelloWorld」などの文字列などは
「ソフトウェアの出力」(printfの出力と共に、そのソフトウェアのソースコー
ド全体も出力される仕様になっているのなら別)なのでGPLの保護下に置かれな
いという事になりますね……。はい。
いずれ英語に自信がついたら、FSFに質問してみようと思います。