Re: Bug#JP/1023: Debian-JP maintainer is not accepted

[Masayuki Hatta <masayuki-h@geocities.co.jp>]

八田(ま)です。

From: Atsuhito Kohda <kohda@nsx.pm.tokushima-u.ac.jp>
Subject: Re: Bug#JP/1023: Debian-JP maintainer is not accepted
Date: Wed, 06 Oct 1999 14:39:15 +0900

kohda> > これも、別に新しいメンバの参加を拒んでいる人なんかいないと思うのですが…

ちなみに、新規メンバの参加拒むようなら New Maintainers' Guide なんか
訳さないです ^^;;; あれも、敷居を下げたくて訳しました。
私自身も文系の人間ですし。

kohda> ここですが、参加を拒んでると言ってるのでなく JP パッケージ
kohda> に何らかの条件付けるのは、参加の推進に無用な障害になる
kohda> のを心配してます。基本的に何でも良いから好きに活動して
kohda> もらってそのうち Debian メンバになってもらえば良いと
kohda> 思ってます。

確かに、最初からやたらうるさいことを言ってせっかくのモチベーションを
そぐようなことはしたくありませんが、しかし、少なくとも DFSG や
フリーソフトウェアの理念くらいは理解した上で、というのは順当な「ハードル」
だとは思われませんか？

# もしこれらを理解しているのであれば、ライセンス確認の重要性とか
# 自ずと分かると思うんですけれど…

kohda> # 甘い言葉で勧誘して Debian developer に仕立て上げる(^^；

これはおっしゃるとおりですね :-)
ただ、Debian JP の、あるいは Debian の目的は一応理解してもらいたいです。
もちろん徐々に、でいいわけですが。

kohda> 極端なこと言えば JP パッケージをどうするか、というこの
kohda> 議論でさえ JP オンリーなメンバに無用な不安与えてる気が
kohda> してるのですが。。。

これはおかしいと思います。議論は大いにすべきですし、そもそも
JP パッケージは最終的に全て Debian 本体に併合されるというのは
もともとの Debian JP の方針で、それを先だっての議論で再確認したのに
過ぎないのでは？ですから、たとえ現在 JP にあるパッケージでも品質を
高める(べく努力する)のは当然のことだと思うのですが…

# 暇が許す限り、というのは言うまでもないですね ^^;;;
# ただし、管理する暇もなければ誰かに頼むとか、orphan するとか、いくつも
# 道はありますよね。大事なのはよりよいシステムを作るという一点で、
# それが至上目標なわけですから。一人で抱え込んでいてもなにも進展しない。
# そもそもそれがフリーソフトウェアのいいところだと認識しているのですが。

kohda> 「結局 Vine とかとおんなじにしたいのですか？」というのは
kohda> JP パッケージ＝究極の日本語化＝Vine てことですか？

いえ(いやそうなのかな)、JP パッケージというか、Debian JP で独立する方向ならば、
それはどこまでいっても Vine のように add-on でしかありませんね、ということです。
私はそういうのはイヤなので(こう書くと何か Vine をけなしているようですが、
そうじゃなくて、方法論が違うということです。で、私は今までの Debian JP 的
マージ追求路線が好きというだけです)、もし所期の目的を変えて Debian JP が
独立の道を選択するならば、私は抜ける、と。

いずれにせよ私の誤解ですね。すみません。
ちなみに前にも書きましたが、アナウンスがまずかったというのは同感です。
もう少し書きようがあったでしょうが、それはもはや過去のことなので
何度も蒸し返しても仕方がないというのが私のスタンスです。

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八田 真行 <masayuki-h@geocities.co.jp>