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[debian-devel:13082] Re: jgroff patch handling on latin1 (Re: linuxdoc-tools: no Korean .txt output!)



  吉山@品川です。

On Mon, 16 Oct 2000 09:57:30 +0900
Tomohiro KUBOTA <tkubota@xxxxxxxxxxx> wrote:

> 久保田です。
> 
> 重大な設計ミスがありました。
> 日本語のロケールは、ja_JP.eucJP かもしれないし、
> ja_JP.UTF-8 かもしれません。groff は、どちらでも動くように
> できていないといけません。(あるいは、ja_JP.SJIS とかのロケールが
> 追加されたら、それでも動かなければなりません)。重要な点は、
> 同一のマシン、同一の構成において、LANG などの環境変数を変える
> だけで動作が切り変わらないといけないということです。
> 
> ところが、/usr/share/man/ja/* にあるマニュアルページは、
> 特定の文字コードで書かれています。今のところ、それは
> EUC-JP です。
> 
> LANG=ja_JP.UTF-8 な状態で setlocale(LC_ALL,""); すると、
> fgetwc() にしろ、mbstowcs() にしろ、入力を UTF-8 だと思って
> しまいます。
> 
> 解決法としては、
> 
> (1) groff に、ロケールとは独立に入力文字コードを指定する
>     コマンドオプションを追加する。
> 
> (2) man-db を、groff を起動するときにソースの文字コードを
>     指定するコマンドオプションを指定するように改造する。
> 
> (3) 以下のどちらかを選択し、Debian Policy に載せる。
>     (3a) 各言語ごとに、マニュアルページはどの文字コードで書くか
>          についてのガイドラインを定める。(実質的には現状を
>          追認する形になる)。
>     (3b) すべてのマニュアルページは UTF-8 で書くこととする。
> 
> というふうなことになると思います。groff が出力する文字コードは、
> ロケール依存でいいと思います。

  「Linux における日本語ロケールに関する指針」に従うべきと考えます。
  こういう時のために定められたガイドラインです。

see http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/Japanese-Locale-Policy.txt

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吉山あきら (yosshy@debian.or.jp)