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[debian-devel:14467] Re: potato -> woody and locale-{ja,ko,zh,vi}



久保田です。

At Sun, 5 Aug 2001 12:57:04 +0900,
Junichi Uekawa <dancer@xxxxxxxxxxxxx> wrote:

> 将来にわたってlibcに,Conflicts:, Replaces:, Provides: を
> 追加するよりも,locale-* を空のパッケージにしたほうが良いように思われます.

将来にわたって glibc (locales) に Conflicts: などを追加する、という
ことは、とくに問題ないと思います。実際、さまざまなパッケージが、
すでに存在しない過去のパッケージに対する Conflicts: などの依存関係を
持っています。

この手段は、私はあくまで、locales、locale-{ja,ko,vi,zh} パッケージの
メンテナの間で合意に達することができなかった場合の、最後の手段だと
考えています。

> あと,むしろ,locale-jaがあるなら,
> /etc/locale.gen をdivertして,ja_JP.EUC-JPなどを
> 追加した /etc/locale.gen を使う,などという便利パッケージとして利用した方が
> 後々良いように思われるのですが,
> いかがでしょうか.

/etc/locale.gen をいじるのなら、task-japanese パッケージか、
locales パッケージか、language-env パッケージか、くらいが
候補になってくると思います。

language-env でやるのなら、ルート権限が使える postinst や
debconf でやるしかないですが、setuid root を使うという裏技も
あります。これだと、選択した言語に必要なロケールを情報として
すでに持っているので、追加質問なしでできます。ただ、
セキュリティホールを作りそうなので、やりたくないですが。
どなたか、セキュリティホールのない安全なロケール設定スクリプトを
作ってもらえれば、それをとりこむのは OK です。

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久保田智広 Tomohiro KUBOTA <kubota@debian.org>
http://www.debian.or.jp/~kubota/
"Introduction to I18N"  http://www.debian.org/doc/manuals/intro-i18n/