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[debian-devel:17429] Re: upstream で開発が終了しているパッケージのバグについて



On Sat, Sep 27, 2008 at 11:13:21PM +0900, Tatsuya Kinoshita wrote:
> On September 27, 2008, [debian-devel:17427],
> osamu (at debian.org) wrote:
> 
> > >   pending: 修正予定、もうしばらく待ってね
> > 最後の意味が違います。

たしかに「最後の説明はニュアンスが違う受け取り方をされかねません」
といったほうが良かったですね。

> > >   pending: 修正済、unstableはもうしばらく待ってね
> > 
> > つまりパッケージとしては未修正だが、メンテナンスのVCSかexperimentalで修正済。
> > 
> > 具体的に何らかの修正が実行されていないといけません。

以上の私のコメントは英語のpendingの通常の使い方にもとづいています。
「修正予定」と言うのはどこまでアクションがあっての「予定」かが不明瞭です。

> 修正目処がついた時点でも間違いではないと思います。

「目処」ですか?

通常BTSにパッチが上げられバグ解決の「目処」があるからといって「pending」
にはしません。その時点では「patch」タグを使います。そのパッチを使った
パッケージをメンテナが作って有効と確認された時点で「pending」です。

> とはいえ、おっしゃるとおり、debian/changelogへのバグクローズの記入・
> VCSでのコミットの時点でpendingにするのがよく使われる方法ですね。

ちなみに Devloper's referenceをみてみました:

If you have fixed a bug in your local copy, or if a fix has been
committed to the CVS repository, you may tag the bug as pending to let
people know that the bug is corrected and that it will be closed with
the next upload (add the closes: in the changelog). This is particularly
useful if you are several developers working on the same package. 

確かに、experimentalに上げなくてもlocalで良いのですね。
 
「修正予定」や「目処がつく」と言う日本語の意味をどう考えるかにもよりますが、
「If you have found a possible way to fix...」ではなく、やはり
「If you have fixed ...」ですので何らかの修正が具体的に完了し「修正済」
である必要があります。「予定」や「目処」はニュアンス的に弱いと考えます。

青木