河村です。
という実験をされてみてはいかがでしょうか. そして, よく言われることです が, エラーメッセージは正確に引用しましょう... # 近々 535 に woody をインストールすることになりそうなので, 興味あります.
8bppで800x600を表示しようとすると、縦縞表示になり何がなんだか分からない 画面になります。640x480も駄目です。ドライバをvesaにすると、上の1/5が表示 できず、下のほうに折り返したような変な表示になり、やはりうまくありません。 正直、kdeの問題かもしれないと思ったのですが、結論から言うとXの方の問題だっ たようです。 さくっと言うと、xserver-xfree86(4.1.0) をアンインストールし xserver-svga(3.3.6)を入れて、インストール中のdebconfの画面でちゃら ちゃらっと設定するだけで、一瞬で解決してしまいました。 当然、サーバは3.3.6ですが、ちゃんと800x600 16bppでkdeが立ち上がりました。 一応、アクセラレーションも効いているようです。 xfree86のMLのログにも、マシンは違うもののcyber9320を4.1.0にて使用 しようとしたら、画面が縦縞になって表示されないとか、全く表示されない という問題が報告されています。 3.3.2の頃に既に800x600でVRAM1MBではチップの仕様上、アクセラレーションが 効かないだとか、普通にレジスタを叩くだけではメモリが不足しているので立ち 上がらないなどという問題が報告されており、3.3.3になってから、アクセラレー ションの問題はともかく、800x600 16bppでの表示が出来るようになっています。 また、4.0.0の段階ではcyber9320は未サポートで、4.1.0では一応サポートに 追加になったけど、上記のxfree86のMLサイトでは4.2.0の方を薦める記述が ありますが、だからといってうまく動いたという記述は見当たりませんでした。 現在、debianでの4.2.0は、debianのX開発者サイト「The X Strike Force」 にてパッケージの開発が進行中で、sid対応のパッケージが既にアップされています。 ただ、sid対応なので、実験すべきかどうか、非常に迷っているのが正直なところです。 もし、試してみる元気がおありなら、 The X Strike Force - http://people.debian.org/~branden/ を覗いてみて下さい。APTからのインストールにも対応しています。 本当は、アンチエイリアスもやりたかったので、Ver.4系のXを入れたかったんですが、 (その前にTP535には荷が重過ぎるという話もあるが)今のところ、3.3.6を使えば とりあえずお手軽に立ち上げができるというのは間違いでは有りません。 ----------------------------------- 河 村 益 成 ( Masunari Kawamura ) e-mail: masunari@xxxxxxxxxxxxxxxx -----------------------------------