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[debian-users:51441] Re: exim4にて、ポート番号を25番以外でSMTP-Authするには?



  こんばんは。寺崎です。

At Sun, 14 Dec 2008 11:15:12 +0900,
SHIMIZU wrote:
> 次のような意味に解釈しました:
> Eximのパッケージがupgradeされるときに、exim4.conf.templateもupgradeさ
> れるかもしれない。そのときに、exim4.conf.templateを(たとえ、1個の変数に
> 値を与えるだけでも)ローカルにカスタマイズしていると、面倒になる。そこで、
> exim4.conf.localmacrosを使うと便利だ。

  そうですね。私もそう解釈します。つまりは exim4.conf.localmacros を
option の設定に使用しようと思った理由だった、ということですね。

> ローカルに変数の値を(再)定義する際にexim4.conf.localmacrosを使うという、
> 私の設定の仕方は、想定外の使い方なのかもしれませんね。となると、寺崎さ
> んは、以下のような設定をしたい場合に、どのようにしておられますか?(私は、

  パッケージで用意されている方法は使っていません。
/etc/exim4/exim4.conf を用意して、そっちを直接いじってます。

パッケージの方法でやる場合なら /etc/exim4/conf.d/ 以下のファイルを
使う分割設定にしている場合と exim4.conf.template を使う単一設定に
している場合と2種類ありますね。

  単一設定なら CHECK_RCPT_REVERSE_DNS などの exim4.conf.template の
中で .ifdef や .ifndef のあとに書かれていて exim4.conf.localmacros
で設定することが想定されているものは当然、 exim4.conf.localmacros に
書けば良いと思います。

その他の delay_warning などの option は exim4.conf.template に
書くことが想定されているように思います。もちろん upgrade のときに
面倒になりますけれど、それは単一設定がそうなのだから仕方がない、
ということなのでしょう。 README.Debian.gz の 2.1.1.1. に分割設定と
単一設定の長所と短所が書いてありますね。そこでも単一設定の短所と
して書かれていますし。

  main の option を設定する以外には exim4.conf.template をいじる
ことはない、という場合に限定すると exim4.conf.localmacros に
書いてしまう、というのはもしかすると悪くないやり方なのかも
しれません。

そのようなイレギュラーなことはしたくない、だけど upgrade 時の
面倒もなるべく避けたいという場合には分割設定を使いましょう
ということになるのではないでしょうか。

  分割設定ならば CHECK_RCPT_REVERSE_DNS などは
/etc/exim4/conf.d/main/000_localmacros などに書く。
option は /etc/exim4/conf.d/main/02_exim4-config_options に
書く、ということになるのではないでしょうか。
-- 
Akihiro Terasaki