[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[debian-users:53936] Re: Lenny SpamassassinにてWhitelist_fromがISO-2022-JPの時に効かない



  おはようございます。寺崎彰洋です。

# まず、本題とは関係ないことを少し。私は clamav関連のもの、
# アンチウイルスソフトをメール配送に関わらせていません。
# [53924] は間違いです。 ^^; 訂正でした。

At Fri, 19 Mar 2010 06:59:32 +0900,
吉村 広幸 <yoshimurah@xxxxxxxxxx> wrote:
> local.cf を一から作り直して試験したのですが、やはり期待した結果が得られず
> 困っていたところでした。上記3点とても参考になりました。ありがとうございます。
  local.cf を一から作り直してもダメで、さらに

At Thu, 18 Mar 2010 23:00:04 +0900,
長南洋一 <cyoichi@xxxxxxxxxxxxxxx> wrote:
> ところが、吉村さんのメールを見て、最近届いたメールマガジンを
> 見てみたら、X-Spam-Status: に USER_IN_WHITELIST が存在しません。

吉村さんだけの現象ではない、とのことなので調べてみました。

$ spamassassin -D < 53899 とすると

[22872] dbg: eval: all '*From' addrs: debian-users-admin@debian.or.jp !!9-9

こんな行がありました。どうやら From: のアドレスをきちんと取れていない
ようです。 spamassassin のバグですね。

私のところで USER_IN_WHITELIST がついていたのは
whitelist_from *@yoko.ac.jp
と設定して効かないので、「ああ、 From: じゃなくて Return-path: の方を
見るのね。」とか思ったんでしょうね、きっと。
whitelist_from *@debian.or.jp
と変更したのでついていた、と。メールのトラブルシューティングの
ときには、二つをきっちり区別しないといけない、ということでしょうか。

> X-Spam-Status: に USER_IN_WHITELIST が付いていたのは、2008 年
> 2 月 28 日 と 29 日の二通だけでした。ほかのメールマガジンには、
> まったく USER_IN_WHITELIST が付いていないのです。

  spamassassin をアップデートされて、それでバグにより
つかなくなった、ということでしょうか? 2009年だったら、そこで
lenny にしたんだろうな、と思うところなのですが。

> 自分のアドレスを whitelist_from に指定し、自分が debian-users
> ML に出したメールに対してspamassassin -t をやってみると、
> ちゃんと X-Spam-Status: に USER_IN_WHITELIST が付きます。

  「ML から送られてきたメールではなく、 Bcc とかで保存してある
メールに対してやった。 Return-path: に whitelist_from に
設定したアドレスがある。」ということでしょうか?

> 以上、わたしのところでは spamassassin がこんなふうに動作している
> という報告でした。

  ありがとうございます。役に立ちました。

# でも根本的には「whitelist を設定しないといけないような
# スパム判定ソフトを使いつづけるというのはどうなんだろう?」
# と個人的に思います。設定を見直して whitelist に頼らなくとも
# きちんとメールが配送されるようにしないといけないのでは、と。
# だって、 whitelist に登録してないところからスパムでない
# メールが来てもスパムと判定してしまう可能性がかなりある、
# とそういうことですよね? whitelist が必要だ、という状況は。
# 以上、独り言でした。
-- 
Akihiro Terasaki